JP2004320218A - 携帯端末装置及びコンテンツ配信サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】マナーモードに移行してもイヤフォンを使用せずにビデオコンテンツを鑑賞できる携帯端末装置及びコンテンツ配信サーバを提供すること。
【解決手段】ユーザが操作をするなどして携帯端末装置110がマナーモードに移行したら、ストリーミング再生手段にビデオデータバッファと音声データバッファからのデータ取り出しを停止させ、字幕付きビデオデータバッファからデータを取り出して字幕付きビデオデータを再生するように指示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末装置及びコンテンツ配信に関し、具体的には、ストリーミング再生機能を有する携帯端末装置、並びにライブ及びオンデマンド配信機能を有するコンテンツ配信サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に記載のとおり、近年、携帯端末装置で音声付きビデオデータ等のコンテンツを受信し、視聴することが可能になった。
一方、ユーザの居場所や状況によっては、着信音を発することが周囲の人の迷惑となる場合があるため、近年の携帯端末装置には、いわゆるマナーモードと呼ばれる着信モードが備えられている。マナーモードとは、映画館や電車内、会議中など着信音を発すると周囲の人の迷惑となる様な場合に使用される着信モードであり、着信音を発生しないものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−344910号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、マナーモードに設定されている場合でも、コンテンツの視聴には音声出力がなされてしまい、不都合が生じていた。この不都合を回避するため、イヤフォンを使用することもできるが、イヤフォンは携帯端末装置とは別に提供されていることがほとんどであり、携帯性が悪いという短所があった。
さらに、音声付ビデオデータ等のコンテンツを送信する場合には、音声送信に多くの帯域が必要とされていた。
上記従来技術に鑑みて、本発明は、音声を出力しなくてもコンテンツを視聴することのできる携帯端末装置及びコンテンツ配信サーバを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願第1の発明である携帯端末装置は、音声データを記憶する音声データ記憶手段と、ビデオデータを記憶するビデオデータ記憶手段と、音声データとビデオデータとを同期させて再生する再生手段とを備え、音声データとビデオデータを受信する受信手段と、自端末の使用が周囲の迷惑にならないようにするマナーモードに設定する設定手段と、音声データ記憶手段にある音声データをテキストデータに変換するテキストデータ化手段と、テキストデータとビデオデータ記憶手段にあるビデオデータとを合成して合成ビデオデータを作成する合成手段と、合成ビデオデータを記憶する合成データ記憶手段とを備え、設定手段により自端末がマナーモードに設定されている場合、再生手段は合成データ記憶手段にある合成ビデオデータを再生することを特徴とする。
【0006】
上記携帯端末装置は、テキストデータ化手段により変換されたテキストデータを字幕データに変換する字幕データ化手段を備え、合成手段は、字幕データとビデオデータ記憶手段にあるビデオデータとを合成して字幕付きビデオデータを作成し、合成データ記憶手段は字幕付きビデオデータを記憶することが好ましい。
さらに、上記設定手段によりマナーモードが解除された場合、テキストデータ化手段は動作を停止し、再生手段は合成データ記憶手段にあるデータを全て再生することが好ましい。
【0007】
また、本願第2の発明である携帯端末装置は、自端末の使用が周囲の迷惑にならないようにするマナーモードに設定する設定手段と、マナーモードに設定されている場合はテキスト及びビデオデータから構成されるコンテンツデータの配信を要求する要求手段と、テキスト及びビデオデータから構成されるコンテンツデータを受信する受信手段と、該受信したテキスト及びビデオデータを合成する合成手段と、該合成した合成データを再生する再生手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本願第3の発明である携帯端末装置は、自端末の使用が周囲の迷惑にならないようにするマナーモードに設定する設定手段と、マナーモードに設定されている場合は字幕付きビデオデータから構成されるコンテンツデータの配信を要求する要求手段と、字幕付きビデオデータから構成されるコンテンツデータを受信する受信手段と、該受信したコンテンツデータ再生する再生手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
さらに、本願第4の発明であるコンテンツ配信サーバは、音声データを記憶する音声データ記憶手段と、ビデオデータを記憶するビデオデータ記憶手段と、音声データをテキストデータに変換するテキストデータ化手段と、テキスト及びビデオデータから構成されるコンテンツの配信要求を受信する受信手段と、該配信要求を受信した場合、テキストデータとビデオデータ記憶手段にあるビデオデータとを合成して合成ビデオデータを作成する合成手段と、該合成ビデオデータを配信する配信手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
上記コンテンツ配信サーバは、テキストデータ化手段により変換されたテキストデータを字幕データに変換する字幕データ化手段と備え、受信手段が字幕付きビデオデータの配信要求を受信した場合は、合成手段は字幕データとビデオデータ記憶手段にあるビデオデータとを合成して字幕付きビデオデータを作成し、配信手段は、該字幕付きビデオデータを配信することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図面を参照しながら、本発明の第1〜第3の実施の形態を詳細に説明する。
(1)第1の実施の形態
以下、図1乃至図3を参照しながら本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。図2は本発明の実施の形態である携帯端末装置の全体構成を表すブロック図である。また、図3は本実施の形態の処理フローチャートである。
【0012】
(1−1)システム構成図の説明
図1を参照しながら、本発明の実施の形態であるコンテンツ配信システムの説明をする。携帯端末装置110は、コンテンツ配信サーバ108に視聴要求を出す。コンテンツ配信サーバ108は視聴要求を受信手段204より受け取り、データ記憶手段201に蓄積された各種データ(音声付きビデオデータ、字幕付きビデオデータ、音声データ、ビデオデータ、テキストデータ、字幕画像データのうちの少なくとも1つ、又は2つ以上を組合せたもの)を、配信制御手段202と送信手段203とにより携帯端末装置110に配信する。
【0013】
携帯端末装置110は後述する受信手段によりデータを受信し、メモリ25に蓄積する。メモリ25に一時的に蓄積することにより、例えば音声付きビデオデータを再生するような場合に、ビデオデータと音声データとの再生の同期がとれないといった受信が不安定な状況下でもある程度再生を維持できる。
携帯端末装置110のメモリ25にデータが記憶されると、再生手段(図2のCPU23,受話スピーカ20,着信音スピーカ22,LCD表示部26等)がメモリ25から蓄積された順に読み出し再生する。そして、再生中又は再生後に次の配信データを受信する。上記処理をコンテンツ配信サーバ108が配信を中止するか、あるいは、携帯端末装置110が受信を中止する要求を出すまで続ける。
【0014】
(1−2)携帯端末装置のブロック図の説明
図2は、本発明の実施の形態である携帯端末装置の全体構成を示すブロック図である。図示するように、本携帯端末装置はアンテナ1、スイッチ2、フィルタ3、アンプ4、ミキサ5、フィルタ6、ミキサ7、フィルタ8、アンプ9、フィルタ10、アンプ11、ミキサ12、アンプ13、シンセサイザ14、モデム15、フレ−ムプロセッサ16、コ−デック17、マイク18、アンプ19、受話スピ−カ20、アンプ21、着信音スピ−カ22、CPU(中央処理装置)23、操作部24、メモリ25、LCD表示部26、バイブレータ27を具備する。
【0015】
アンテナ1は基地局と交信するアンテナである。スイッチ2はアンテナ1の送/受切替用スイッチである。アンテナ1で受信された受信信号は、スイッチ2及びフィルタ3を通りアンプ4で増幅され、ミキサ5でシンセサイザ14の出力する周波数で第1周波数変換される。該変換された信号はフィルタ6を通過し、ミキサ7で第2周波数変換され、該変換された信号はフィルタ8を通り、アンプ9で増幅されモデム15で復調される。復調された受信信号はフレ−ムプロセッサ16でフレ−ム単位に処理され、コ−デック17でデコ−ドされアンプ19を介し受話スピ−カ20から音声として出力される。
【0016】
マイク18から入力された音声信号はコ−デック17でコ−ド化されフレ−ムプロセッサ16でフレ−ム単位に処理され、モデム15で変調される。変調された送信信号はアンプ13で増幅され、ミキサ12で出力周波数に変換され、アンプ(パワ−アンプ)11で増幅され、フィルタ10、スイッチ2及びアンテナ1を介して出力される。
【0017】
携帯端末装置110は常時、アンテナ1を通して基地局とコントロ−ルチャネルを介して交信し自分の居場所(サ−ビスエリア)をシステムに知らせている。CPU23はシンセサイザ14、モデム15、フレ−ムプロセッサ16、コ−デック17の制御及び操作部24からの信号により端末全体を制御する。着信音はアンプ21を介し着信音スピ−カ22から出力される。受話スピ−カ20用のアンプ19及び、着信音スピ−カ22用のアンプ21は共に増幅度を変えることができるアンプで、スピ−カ用のアンプ19,21の増幅度は操作部24から設定することが出来る。着信音スピ−カ22用のアンプ21の増幅度も同様である。
【0018】
操作部24は、テンキーその他機能キー等で構成されており、特定キーが押下された場合には、その旨を通知する信号をCPU23に送る。
メモリ25には音声データ、ビデオデータ、テキストデータ、字幕画像データ等の各種データを記憶することができ、操作部24によって所定のコンテンツの再生操作が行われた場合には、CPU23がメモリ25から該当データを読出して所定の処理を実行する。
例えば、通常モードに設定されていた場合に、ユーザによって音声付きビデオデータの再生操作が行われたとき、CPU23はメモリ25から音声データとビデオデータとを読み出して同期させながら再生する。
【0019】
一方、ユーザがマナーモードキーを押下するなどして、携帯端末装置110をマナーモードに移行させるための操作を行うと、CPU23がこれを検出し、携帯端末装置110をマナーモードに移行させる。CPU23は、携帯端末装置110のモードが通常モードからマナーモードに切替わったことを検出すると、メモリ25内のビデオデータバッファと音声データバッファからのデータ取り出しを停止し、字幕付きビデオデータバッファからデータを取り出して、字幕付きビデオデータを再生する旨メモリ25内のソフトウェアに指示を出す。
【0020】
その後さらに、ユーザが解除キーを押下するなどして、携帯端末装置110を通常モードに移行させるための操作を行うと、CPU23がこれを検出し、携帯端末装置110を通常モードに移行させる。CPU23は、携帯端末装置110のモードがマナーモードから通常モードに切替わったことを検出すると、メモリ25内の字幕付きビデオデータバッファが空になるまでデータ再生を行ったのち、メモリ25内のビデオデータバッファと音声データバッファからデータを取り出し、それらを同期させながら再生する旨メモリ25内のソフトウェアに指示を出す。
【0021】
(1−3)処理フローチャートの説明
次に、図3を参照しながら、本発明の第1の実施の形態である携帯端末装置の処理フローチャートを説明する。
携帯端末装置110からコンテンツ配信サーバ108に対して、音声付きビデオデータの視聴要求を行ったとする(S301)。これに応答し、コンテンツ配信サーバ108は指定されたデータのストリーミング配信を行う(S302)。携帯端末装置110は当該音声付きビデオデータを受信すると(S303)、それぞれ音声データバッファとビデオデータバッファに蓄積する(S305〜S307)。
【0022】
続いて、モードの確認を行い(S309)、通常モードであることが確認された場合には、字幕付きビデオデータがメモリ25に残っているか否か確認する(S311)。そして、残っていた場合には、当該字幕付きビデオデータを再生する(S321)。これは、マナーモードから通常モードに移行した場合、字幕付きビデオデータバッファを空にするまで再生を行うための処理である。
S311において、字幕付きビデオデータがメモリ25に残っていなかった場合には、音声データとビデオデータとを各バッファから取り出し、時間的に同期させながら再生する(S313)。
【0023】
S309において、マナーモードであることが確認された場合には、音声データバッファから音声データを取り出し、テキストデータに変換する(S315)。
その後、テキストデータを字幕画像データに変換し(S317)、ビデオデータと合成して字幕付きビデオデータを作成する(S319)。なお、上記ビデオデータは、当該字幕画像データの元となる音声データと時間的に同期させる必要のあるビデオデータである。
【0024】
以上の処理が終了したら、字幕付きビデオデータをバッファに記憶し、記憶された順にバッファから字幕付きビデオデータを取出して再生する(S321)。S321の処理が終わると(又は、S321の処理を実行しつつ)最初の処理(S303)に戻って、コンテンツの最後又はユーザが再生中止の操作を行うまで一連の動作を繰り返す。
【0025】
(3)第2の実施の形態
次に、図5を参照しながら本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態でも図1に示したコンテンツ配信システム、図2に示した携帯端末装置110を用いるがこれらの構成については前述した通りであるので、図1及び図2の説明は省略する。
本実施の形態では、まず最初に、携帯端末装置110からコンテンツ配信サーバ108に対して、マナーモード用のコンテンツ視聴要求を行う(S500)。これに応答し、コンテンツ配信サーバ108は音声付きビデオデータを構成する音声データとビデオデータのうち、音声データのみをテキストデータに変換し(S501)、データ記憶手段201に記憶しておく。
【0026】
その後、コンテンツ配信サーバ108は、当該コンテンツに相当する「テキストデータとビデオデータ」の配信を行う(S505)。
ここで、コンテンツ視聴要求信号にはデータ種別(音声付きビデオデータ,字幕付きビデオデータ、ビデオデータ、音声データ、テキストデータのうちの何れか1つ、又はこれらの中の2つ以上を組合せたもの)を指示するコマンドを含有することができ、同図には「テキストデータとビデオデータ」を指示した場合を示している。
【0027】
携帯端末装置110はテキストデータとビデオデータとを受信すると(S507)、それぞれテキストデータバッファとビデオデータバッファに蓄積する(S509〜S511)。その後、バッファにあるテキストデータを字幕画像データに変換し(S513)、バッファにあるビデオデータと合成して字幕付きビデオデータを作成する(S515)。
【0028】
以上の処理が終了したら、字幕付きビデオデータをバッファに記憶し、記憶された順にバッファから字幕付きビデオデータを取出して再生する(S517)。S517の処理が終わると(又は、S517の処理を実行しつつ)最初の処理(S507)に戻って、コンテンツの最後又はユーザが再生中止の操作を行うまで一連の動作を繰り返す。
【0029】
このように、本発明によれば、コンテンツ配信サーバ108においてテキスト化処理のみを行うことも可能である。一般的にテキストデータは音声データよりも情報量が少ないため情報量が減った分の帯域を画像に割り当てることが可能になる。そのため、本実施の形態によれば、通信コストの低廉化を図ることもできる。
【0030】
(4)第3の実施の形態
上記第1及び第2の実施の形態では、音声付きビデオデータの変換・合成処理を主に携帯端末装置108側で行っていたが、コンテンツ配信サーバ108において行うようにしてもよい。つまり、コンテンツ配信サーバ108において音声付きビデオデータを字幕付きビデオデータに変換する処理を行い、変換したデータを携帯端末装置110に向けて送信する。
このようにすることで、データ変換処理のための負担を携帯端末装置108から削減することが可能になり、通信コストの低廉化を図ることもできる。
【0031】
図6を参照しながら本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態でも図1に示したコンテンツ配信システム、図2に示した携帯端末装置110を用いるがこれらの構成については前述した通りであるので、図1及び図2の説明は省略する。
本実施の形態では、まず最初に、携帯端末装置110からコンテンツ配信サーバ108に対して、マナーモード用のコンテンツ視聴要求を行う(S600)。これに応答し、コンテンツ配信サーバ108は音声付きビデオデータを構成する音声データとビデオデータとをバッファに格納し(S601〜603)、音声データのみをテキストデータに変換し(S605)、テキストデータバッファに記憶しておく。
【0032】
その後、バッファ内にあるテキストデータを字幕画像データに変換し(S607)、同じくバッファ内にあるビデオデータと合成して字幕付きビデオデータを作成する(S609)。その後、作成した字幕付きビデオデータをデータ記憶手段201に記憶する。
携帯端末装置110からコンテンツ配信サーバ108に対して、コンテンツ視聴要求を行ったとする(S613)。コンテンツ視聴要求信号に応答し、コンテンツ配信サーバ108は、字幕付きビデオデータをデータ記憶手段201から読出し、配信する(S611)。
【0033】
ここで、コンテンツ視聴要求信号にはデータ種別(音声付きビデオデータ,字幕付きビデオデータ、ビデオデータ、音声データ、テキストデータ、字幕画像データのうちの何れか1つ、又はこれらの中の2つ以上を組合せたもの)を指示するコマンドを含有することができ、同図には「字幕付きビデオデータ」を指示した場合を示している。
携帯端末装置110は字幕付きビデオデータを受信すると(S615)バッファに格納する。記憶された順にバッファから字幕付きビデオデータを取出して再生する(S617)。S617の処理が終わると受信処理(S615)に戻って、コンテンツの最後又はユーザが再生中止の操作を行うまで一連の動作を繰り返す。
【0034】
(4)データ再生時の表示画面
図4は、字幕付きビデオデータ再生時の携帯端末装置のLCD表示部26の状態を表した図である。この表示画面の一例は、本発明の第1乃至第3の実施の形態で共通する。同図に示されている「神奈川県のお天気は」という文字が、通常モードの際には音声データとして再生される。
【0035】
(5)その他の実施形態
上記実施の形態では、テキストデータから字幕画像データに変換し(図3のS317,図5のS513,図6のS607)、ビデオデータの上に字幕画像データを重ね合わせる等して「字幕付きビデオデータ」を作成していた。
しかし、テキストデータを字幕画像データに変換せず、テキストデータをそのまま使用することも可能である。すなわち、一定の画面領域(LCD表示部26の下部など)にマスクをかけてビデオデータを表示しない領域として予約しておき、テキストデータをビデオデータと時間的に同期させて、その領域においてテロップとして流すようにしても良い。
【0036】
この場合、データ変換処理及び合成処理(図3のS317〜321,図5のS513〜517,図6のS607〜609及び617)は「テキストデータとビデオデータとの同期再生」に替る。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は「ライブ配信」「オンデマンド配信」のいずれにも適用可能である。前者の場合は、リアルタイムに音声データをテキストデータや字幕画像データに変換する必要があるが、後者の場合は予め「字幕付きビデオデータ」と「音声付きビデオデータ」とを2種類用意しておくことができるため、変換/合成処理のオーバヘッドを無くして、モード切替のみでストリーミング再生を行うことが出来る。
【0037】
以下、本発明の利点を列挙する。
1.音声分の帯域を削減できるので、帯域のリソースが空く。画質の変動が可能なシステムに適用すれば画質を向上することができる。
2.字幕として表示することで、文字の位置、フォント、サイズ等コンテンツの作り手の意図に合った表示が可能になる。
3.テキスト化、字幕化、これら文字の合成をサーバに処理させることで携帯端末装置の処理負荷を軽減させることができる。
4.マナーモードを解除した場合、メモリに残っている合成データを全て再生することでコマとびを防ぐことができる。
【0038】
【発明の効果】
このように、本発明の携帯端末装置及びコンテンツ配信サーバによれば、音声を出力しなくてもコンテンツを視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるシステム構成図。
【図2】本発明の実施の形態である携帯端末装置のブロック図。
【図3】本発明の第1の実施の形態を説明する処理フローチャート。
【図4】本発明の実施の形態である表示画面を表した図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を説明する処理フローチャート。
【図6】本発明の第3の実施の形態を説明する処理フローチャート。
【符号の説明】
108 コンテンツ配信サーバ
110 携帯端末装置
201 データ記憶手段
202 配信制御手段
203 送信手段
204 受信手段
20 受話スピーカ
22 着信音スピーカ
23 CPU
25 メモリ
26 LCD表示部

Claims (7)

  1. 音声データを記憶する音声データ記憶手段と、ビデオデータを記憶するビデオデータ記憶手段と、前記音声データと前記ビデオデータとを同期させて再生する再生手段とを備えた携帯端末装置において、
    音声データとビデオデータを受信する受信手段と、
    自端末の使用が周囲の迷惑にならないようにするマナーモードに設定する設定手段と、
    前記音声データ記憶手段にある音声データをテキストデータに変換するテキストデータ化手段と、
    前記テキストデータと前記ビデオデータ記憶手段にあるビデオデータとを合成して合成ビデオデータを作成する合成手段と、
    前記合成ビデオデータを記憶する合成データ記憶手段と、を備え、
    前記設定手段により自端末がマナーモードに設定されている場合、前記再生手段は前記合成データ記憶手段にある合成ビデオデータを再生することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記テキストデータ化手段により変換されたテキストデータを字幕データに変換する字幕データ化手段と、を備え、
    前記合成手段は、前記字幕データと前記ビデオデータ記憶手段にあるビデオデータとを合成して字幕付きビデオデータを作成し、
    前記合成データ記憶手段は前記字幕付きビデオデータを記憶することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記設定手段により前記マナーモードが解除された場合、前記テキストデータ化手段は動作を停止し、前記再生手段は前記合成データ記憶手段にあるデータを全て再生することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末装置。
  4. 自端末の使用が周囲の迷惑にならないようにするマナーモードに設定する設定手段と、
    前記マナーモードに設定されている場合はテキスト及びビデオデータから構成されるコンテンツデータの配信を要求する要求手段と、
    テキスト及びビデオデータから構成されるコンテンツデータを受信する受信手段と、
    該受信したテキスト及びビデオデータを合成する合成手段と、
    該合成した合成データを再生する再生手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 自端末の使用が周囲の迷惑にならないようにするマナーモードに設定する設定手段と、
    前記マナーモードに設定されている場合は字幕付きビデオデータから構成されるコンテンツデータの配信を要求する要求手段と、
    字幕付きビデオデータから構成されるコンテンツデータを受信する受信手段と、
    該受信したコンテンツデータ再生する再生手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 音声データを記憶する音声データ記憶手段と、
    ビデオデータを記憶するビデオデータ記憶手段と、
    前記音声データをテキストデータに変換するテキストデータ化手段と、
    テキスト及びビデオデータから構成されるコンテンツの配信要求を受信する受信手段と、
    該配信要求を受信した場合、前記テキストデータと前記ビデオデータ記憶手段にあるビデオデータとを合成して合成ビデオデータを作成する合成手段と、
    該合成ビデオデータを配信する配信手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ配信サーバ。
  7. 前記テキストデータ化手段により変換されたテキストデータを字幕データに変換する字幕データ化手段と、を備え、
    前記受信手段が字幕付きビデオデータの配信要求を受信した場合は、前記合成手段は前記字幕データと前記ビデオデータ記憶手段にあるビデオデータとを合成して字幕付きビデオデータを作成し、
    前記配信手段は、該字幕付きビデオデータを配信することを特徴とする請求項6記載のコンテンツ配信サーバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115385A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Nec Commun Syst Ltd 画像配信システム、画像配信装置、画像配信方法及び画像配信プログラム
JP2008153867A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Toshiba Corp ビデオサーバとその素材管理方法

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