JP2004318723A - 関連情報提供スケジュール作成方法および装置 - Google Patents
関連情報提供スケジュール作成方法および装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004318723A JP2004318723A JP2003114788A JP2003114788A JP2004318723A JP 2004318723 A JP2004318723 A JP 2004318723A JP 2003114788 A JP2003114788 A JP 2003114788A JP 2003114788 A JP2003114788 A JP 2003114788A JP 2004318723 A JP2004318723 A JP 2004318723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- content
- keyword
- related information
- pieces
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】関連情報の検索および特定にかかる時間および負担をそれぞれ軽減する。
【解決手段】コンテンツの複数の部分に関連する複数のコンテンツ関連情報を配信先端末に提供する際の提供スケジュールを作成するための関連情報提供スケジュール作成装置。 前記複数のコンテンツ関連情報を記憶するコンテンツ関連情報記憶手段と、前記コンテンツの複数の部分に対してそれぞれ設定された複数の第1のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、前記コンテンツの複数の部分における少なくとも1つの部分が指定された場合、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を抽出するキーワード検索手段と、を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】コンテンツの複数の部分に関連する複数のコンテンツ関連情報を配信先端末に提供する際の提供スケジュールを作成するための関連情報提供スケジュール作成装置。 前記複数のコンテンツ関連情報を記憶するコンテンツ関連情報記憶手段と、前記コンテンツの複数の部分に対してそれぞれ設定された複数の第1のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、前記コンテンツの複数の部分における少なくとも1つの部分が指定された場合、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を抽出するキーワード検索手段と、を備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ伝送媒体(手段)を介して、データ受信側へ放送/配信されるコンテンツ(以下、リンク元コンテンツと記載する)に関連する関連情報(関連情報自体、および/またはその関連情報の識別情報を含む、以下、関連情報、リンク先コンテンツ等と記載する)を管理するシステムにおいて、リンク元コンテンツ制作者側のリンク元コンテンツとリンク先コンテンツとの間のリンク関係を作成する際に要する時間を軽減することができる関連情報提供スケジュール作成方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットやCATV網等の伝送媒体を介してデータ受信側の端末へコンテンツ(番組コンテンツ)を配信し、その受信側(配信先)端末のユーザ(視聴者)へコンテンツを提供するサービスが盛んに行われている(例えば、非特許文献1参照。)
そしてその発展形として、発信コンテンツ(リンク元コンテンツ)に付随させて、リンク先コンテンツを提供するサービスが可能となってきている。
【0003】
リンク先コンテンツの提供サービスの実現方法として、リンク元コンテンツに対して、関連情報として提示するリンク先コンテンツと、関連情報を提示する区間(以下、リンク区間と記載する)を表すリンク開始時間およびリンク終了時間とを提供スケジュール(以下、リンクスケジュールとも記載する)として管理しておく方法がある(非特許文献2参照)
この非特許文献2で提案されている、リンクスケジュールを用いたリンク先コンテンツ提供サービスの実現方法の一例を図15に示す。
【0004】
図15に示すように、例えば、放送開始時刻が2003年1月15日9時(2003/1/1509:00:00)、放送終了時刻が2003年1月15日10時(2003/1/15 10:00:00)の1時間のタイムスケジュール101に沿って放送(配信)される放送番組(リンク元コンテンツ)102が放送番組制作者により制作され、制作された放送番組(リンク元コンテンツ)102が放送局へ提供されていると仮定する。
【0005】
なお、本明細書では、西暦A年B月C日D時E分F秒を、”A/B/C D:E:F”として表している。
【0006】
また、このリンク元コンテンツ102に関連する関連情報であるリンク先コンテンツA、B、Cは、関連情報コンテンツ制作者により制作され、制作されたリンク先コンテンツA、B、Cも、放送局へ提供され、その関連情報蓄積部内に蓄積されている。
【0007】
このとき、リンク元コンテンツ102の関連情報提示のために用いられるリンクスケジュール103は、図14に示すように作成されている。
【0008】
すなわち、リンク元コンテンツ102のタイムスケジュール101に沿って、リンク先コンテンツである関連情報A(107)を提示する区間(リンク区間)α{2003/1/1509:08:00(9時8分00秒)〜2003/1/15 09:18:00}は符号104、リンク先コンテンツである関連情報B(108)を提示する区間β(2003/1/15 09:25:00〜2003/1/15 09:32:00)は符号105、リンク先コンテンツである関連情報C(109)を提示する区間γ(2003/1/15 09:44:00〜2003/1/15 09:56:00)は符号106としてそれぞれ表されており、これらのリンク区間をリンクスケジュール103に持たせている。
【0009】
このリンク先コンテンツ提供サービスによれば、リンク元コンテンツ102を視聴している視聴者が関連情報の呼出しの要求をしたとき、上記リンクスケジュール103を参照することにより、要求をした時刻に対応したリンク先コンテンツを特定し、その特定したリンク先コンテンツを番組関連情報として提供することが可能になる。
【0010】
したがって、上記のようなリンク先コンテンツ提供サービスを行うためには、リンク元コンテンツ、リンク先コンテンツおよびリンクスケジュールを用意しておく必要がある。
【0011】
また、非特許文献3では、コンテンツの部分間のリンク情報を定義することにより、複数のコンテンツの部分を結びつけて連携させ、関連情報を提供する方法も提案されている。
【0012】
【非特許文献1】
“gooブロードバンド”、[online]、平成15年4月15日、株式会社エヌ・ティ・ティ・エックス、[平成15年4月15日検索」、インターネット<URL:http://bb.goo.ne.jp/>
【0013】
【非特許文献2】
真鍋,平野,花籠,安藤,外村,“コンテンツ関連情報管理方式”,FIT2002,J−51,2002
【0014】
【非特許文献3】
澤瀬,平野,植野,東野,“クロスメディア連携システムのデザイン”,電子情報通信学会総合大会,A−16−27,2003
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したリンク元コンテンツおよびリンク先コンテンツの配信のように、リンク元コンテンツ配信元(放送番組の場合、放送局)、リンク元コンテンツ制作元(放送番組の場合、放送番組制作者)およびリンク先コンテンツ(関連情報コンテンツ)制作元(関連情報コンテンツ制作者)がそれぞれ異なっている場合には、放送局の関連情報蓄積部内にどのような関連情報が蓄積されているのか放送局側が完全に把握していないケースが想定される。
【0016】
このような想定ケースにおいて、関連情報蓄積部内に大量の関連情報が蓄積されていた場合、リンクスケジュールを作成する際に、所望の関連情報を検索して特定するために多大な時間を必要とし、関連情報の検索・特定に非常に手間がかかるという問題が生じていた。
【0017】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、関連情報の検索および特定にかかる時間および負担をそれぞれ軽減し、リンクスケジュール作成を効率化できる関連情報提供スケジュール作成方法および装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、請求項1に記載したように、コンテンツの複数の部分に関連する複数のコンテンツ関連情報を配信先端末に提供する際の提供スケジュールを作成するための関連情報提供スケジュール作成装置であって、前記複数のコンテンツ関連情報を記憶するコンテンツ関連情報記憶手段と、前記コンテンツの複数の部分に対してそれぞれ設定された複数の第1のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、前記コンテンツの複数の部分における少なくとも1つの部分が指定された場合、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を抽出するキーワード検索手段と、を備えたことを要旨とする。
【0019】
請求項2に記載された発明において、前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶手段は、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの複数の識別情報と該複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードとを互いに対応付けて記憶する第1の記憶手段を有し、前記キーワード検索手段は、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記第1の記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報を抽出する手段を備えている。
【0020】
請求項3に記載された発明において、前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶手段は、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの識別情報、前記複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードおよび当該複数の第2のキーワードが前記複数のコンテンツ関連情報内にそれぞれ含まている部分を表す複数のキーワード部分情報を互いに対応付けて記憶する第2の記憶手段を有し、
前記キーワード検索手段は、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記第2の記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報、および当該少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報に対応する少なくとも1つのキーワード部分情報をそれぞれ抽出する手段を備えている。
【0021】
請求項4に記載された発明において、前記キーワード記憶手段は、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの複数の部分に対する前記複数の第1のキーワードの設定部分と、該複数の第1のキーワードとを互いに対応付けて記憶する手段を有する。
【0022】
請求項5に記載された発明は、前記キーワード検索手段により抽出された少なくとも1つのコンテンツ関連情報および前記取得された第1のキーワードの設定部分を、前記提供スケジュールとして登録する登録手段をさらに備えている。
【0023】
請求項6に記載された発明において、前記コンテンツはフレーム単位のコンテンツであり、前記キーワード記憶手段は、前記コンテンツの複数の部分および当該コンテンツにおける所望のフレーム上の特定の範囲に対してそれぞれ設定され、かつ当該複数の部分それぞれのコンテンツ内容に対応付けられた複数の第1のキーワードを記憶する手段を有する。
【0024】
本発明は、請求項7に記載したように、コンテンツの複数の部分に関連する複数のコンテンツ関連情報を配信先端末に提供する際の提供スケジュールをコンピュータにより作成するための関連情報提供スケジュール作成方法であって、前記コンテンツの複数の部分における少なくとも1つの部分が指定された場合、前記複数のコンテンツ関連情報が記憶されたキーワード記憶装置にアクセスし、前記指定部分に対応する第1のキーワードを当該キーワード記憶装置から取得する取得ステップと、前記コンテンツの複数の部分に対してそれぞれ設定された複数の第1のキーワードが記憶されたキーワード記憶装置を前記取得した第1のキーワードに基づいて検索し、当該第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を抽出する検索ステップとを有することを要旨とする。
【0025】
請求項8に記載された発明において、前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶装置には、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの複数の識別情報と該複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードとが互いに対応付けて記憶されており、前記検索ステップは、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶装置から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶装置を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報を抽出するステップを含む。
【0026】
請求項9に記載された発明において、前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶装置には、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの識別情報、前記複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードおよび当該複数の第2のキーワードが前記複数のコンテンツ関連情報内にそれぞれ含まている部分を表す複数のキーワード部分情報が互いに対応付けて記憶されており、前記検索ステップは、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶装置を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報、および当該少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報に対応する少なくとも1つのキーワード部分情報をそれぞれ抽出するステップを含む。
【0027】
請求項10に記載された発明において、前記キーワード記憶装置には、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの複数の部分に対する前記複数の第1のキーワードの設定時間区間と、当該複数の第1のキーワードとが互いに対応付けて記憶されている。
【0028】
請求項11に記載された発明は、前記コンピュータにより前記検索ステップにより抽出された少なくとも1つのコンテンツ関連情報および前記取得された第1のキーワードの設定部分を、前記提供スケジュールとして登録するステップをさらに備えている。
【0029】
請求項12に記載された発明において、前記コンテンツはフレーム単位のコンテンツであり、前記キーワード記憶装置には、前記コンテンツの複数の部分および当該コンテンツにおける所望のフレーム上の特定の範囲に対してそれぞれ設定され、かつ当該複数の部分それぞれのコンテンツ内容に対応付けられた複数の第1のキーワードが記憶されている。
【0030】
なお、本発明における「キーワード」とは、検索の際の索引となる情報であり、索引機能を有する情報であれば、語、文字、記号、数値等の何れの情報も含まれる。
【0031】
また、本発明における「コンピュータ」とは、少なくとも1台のコンピュータを意味しており、本発明に係わる複数のステップを複数のコンピュータに分散して実行させる場合も本発明の範囲に含まれる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明に係る関連情報提供スケジュール作成方法および装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0033】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ関連情報を提供するコンテンツ関連情報提供システム1の概略構成を示す図である。
【0034】
図1に示すように、コンテンツ関連情報提供システム1は、インターネットやCATV網等の伝送媒体2を介して、マルチメディアコンテンツ(以下、単にコンテンツ、あるいはリンク元コンテンツと記載する)を放送番組として放送(配信)する放送局BRの放送システム3と、この放送システム3から放送されているリンク元コンテンツを受信して視聴できる視聴者側端末4とを備えている。
【0035】
なお、インターネットとは、所定のプロトコルに基づいて相互リンクされたネットワークの集合体であり、マルチメディアコンテンツとは、フレーム単位の画像{静止画、動画(映像)}、テキストデータ、音声データ等のマルチメディアデータが配信されるコンテンツである。
【0036】
一方、視聴者側端末(コンピュータ)4は、CPU、メモリ、情報表示出力部、入力部、外部記憶装置および通信インタフェース等から構成されている。メモリには、CPUにコンテンツの閲覧(ブラウザ)や、そのコンテンツ上における動的処理を放送システム3に対して要求する機能(コンテンツブラウザ機能)Bを実現させるためのプログラムが記憶されている。
【0037】
また、コンテンツ関連情報提供システム1は、公衆回線や専用回線等の通信ネットワークNを介して放送システム3に対して通信可能であり、放送番組を制作する放送番組制作者P1が利用する放送番組制作者サーバ5と、通信ネットワークNを介して放送システム3に対して通信可能であり、放送番組に関連する関連情報コンテンツを制作する関連情報コンテンツ制作者サーバ(リンク先コンテンツ制作者サーバ)6とを備えている。サーバ5および6は、少なくとも1台のコンピュータにより構成されている。
【0038】
放送システム3は、例えば複数台のコンピュータが局内LAN(Local Area Network)等により互いに通信可能に構築されており、各コンピュータは、CPU、メモリ、情報表示出力部、入力部、外部記憶装置および通信インタフェース等から構成されている。通信インタフェースは、CPUと伝送媒体2および通信ネットワークNとの通信を可能にするインタフェース処理を行うようになっている。
【0039】
この放送システム3は、放送番組制作者サーバ5により制作され、その放送番組制作者サーバ5から例えば通信ネットワークNを介して提供されたリンク元コンテンツとしての放送番組(放送番組コンテンツ)CXおよびこの放送番組コンテンツCXに対応するキーワードスケジュールKSをそれぞれ受信して記憶する放送番組記憶部10と、関連情報コンテンツ制作者サーバ6により制作され、その関連情報コンテンツ制作者サーバ6から例えば通信ネットワークNを介して提供されてきた、放送番組コンテンツCXに関連する複数の関連情報(リンク先コンテンツ;例えば、リンク先コンテンツA1〜A3が放送番組コンテンツCXに関連するものとする)を含む複数の関連情報(リンク先コンテンツ)A1〜A9(なお、図1においては、A1〜A9としたが、コンテンツ数は単なる一例である)をそれぞれ受信して記憶するリンク先コンテンツ記憶部12とを備えている。
【0040】
なお、放送番組制作者サーバ5およびリンク先コンテンツ制作者サーバ6から放送局BR側への上記放送番組コンテンツCX、キーワードスケジュールKSおよびリンク先コンテンツA1〜A9の提供は、各種記録媒体を介したオフラインにおいても行うことが可能である。
【0041】
この放送番組記憶部10およびリンク先コンテンツ記憶部12は、それぞれ放送システム3の一部を構成する複数のコンピュータにより放送システム3の機能として実現されている。
【0042】
放送番組制作者サーバ5により制作された放送番組コンテンツCXは、例えば図2にタイムテーブルTTとして示されるように、時間軸AXに沿って進行する30分の番組である。すなわち、放送番組コンテンツCXは、番組開始から最初の10分間が旅行に関する内容(旅行特集)を表すコンテンツCX1、次の10分間が音楽に関する内容(音楽情報)を表すコンテンツCX2および最後の10分間が映画に関する内容(映画情報)を表すコンテンツCX3から構成されている。
【0043】
また、放送番組制作者サーバ5により制作された放送番組コンテンツCXに対応するキーワードスケジュールKSは、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXの複数の部分である例えば番組内容毎に複数に分割された際の複数の時間区間に対してそれぞれ設定された複数のキーワードK(K1〜K6)を有している。
【0044】
すなわち、キーワードスケジュールKSは、図3に示すように、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおけるコンテンツCX1の放送時間0〜10分に対応する時間区間に対して設定されたキーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”、コンテンツCX2の放送時間10〜20分に対応する時間区間に対して設定されたキーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”、コンテンツCX3の放送時間20〜30分における前半の時間区間20〜25分に対して設定されたキーワードK5”邦画”および後半の時間区間25〜30分に対して設定されたキーワードK6”洋画”をそれぞれ有している。
【0045】
このキーワードスケジュールKSが放送システム3におけるコンピュータに実装された際の構成を図4に示す。
【0046】
すなわち、キーワードスケジュールKSは、放送システム3のコンピュータの外部記憶装置に対してキーワードスケジュールテーブルT1として実装されており、このキーワードスケジュールテーブルT1は、図4に示すように、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXをユニークに識別するための識別情報としての例えばリンク元コンテンツ名(放送番組コンテンツCXのコンテンツ名)と、放送番組コンテンツCXの複数の時間区間に対する複数のキーワードK1〜K6の登録区間(時間区間)RSと、複数のキーワードK1〜K6とが互いに対応付けられて構成されている。
【0047】
キーワードK1およびキーワードK2の登録区間RSは、その始点を表すキーワード始点(0分、すなわち、00:00:00)〜その終点を表すキーワード終点(10分、すなわち、00:10:00)としてテーブルT1に格納されている。
【0048】
同様に、キーワードK3およびK4の登録区間RSは、キーワード始点(10分;00:10:00)〜キーワード終点(20分;00:20:00)、キーワードK5の登録区間RSは、キーワード始点(20分;00:20:00)〜キーワード終点(25分;00:25:00)およびキーワードK6の登録区間RSは、キーワード始点(25分;00:25:00)〜キーワード終点(30分;00:30:00)としてテーブルT1に格納されている。
【0049】
さらに、放送システム3は、図1に示すように、放送番組コンテンツCXに対して関連情報として提示するリンク先コンテンツと、このリンク先コンテンツを提示するリンク区間(放送番組コンテンツCXにリンクして提示を開始する開始時間および提示を終了する終了時間)とを表すリンクスケジュールLSを作成するためのリンクスケジュール作成部14を備えている。
【0050】
このリンクスケジュール作成部14は、例えば放送システム3の一部を構成する少なくとも1台のコンピュータ21により放送システム3の機能として実現されている。
【0051】
すなわち、コンピュータ21は、図5に示すように、放送局BRのリンクスケジュール作成者によるコンピュータ21の入力部操作により放送番組コンテンツCXにおける部分である例えば時間区間(時間的な範囲を表し、放送番組コンテンツCXにおいては、その放送番組コンテンツCXの放送時間内の時間的な範囲を表す)を指定する部分指定機能25と、放送番組コンテンツCXに対するリンク情報を、そのコンピュータ21の外部記憶装置内に登録し、その情報表示出力部を介して表示するリンク情報登録提示機能27とを備えている。
【0052】
部分指定機能25は、メモリにロードされたプログラムに従ったコンピュータ21のCPUの動作処理により実現される。また、リンク情報登録提示機能27は、メモリにロードされたプログラムに従ったコンピュータ21のCPUの動作処理および外部記憶装置に実装されたリンク先コンテンツ管理テーブルT2により実現される。
【0053】
図6は、リンク先コンテンツ管理テーブルT2の概略構成を示す図である。
【0054】
すなわち、図6に示すように、リンク先コンテンツ管理テーブルT2には、リンク先コンテンツ制作者サーバ6から提供された複数のリンク先コンテンツA1〜A9それぞれのメタデータである例えばリンク先コンテンツ識別用の識別情報であるリンク先コンテンツ名LNと、複数のリンク先コンテンツA1〜A9それぞれに含まれるキーワードKD1およびキーワードKD2とが互いに対応付けられて記憶されている。
【0055】
このリンク先コンテンツA1〜A9としては、時間軸を有するコンテンツ(動画等)や時間軸を持たないコンテンツ(静止画、テキストデータ等)の何れも適用可能である。
【0056】
例えば、リンク先コンテンツ名LNが「A旅行会社の温泉プラン」であるリンク先コンテンツのメタデータとして、上記リンク先コンテンツ名LN、そのリンク先コンテンツに含まれるキーワードKD1”A旅行会社”およびキーワードKD2”温泉旅行”がそれぞれ互いに対応付けられて記憶されている。
【0057】
また、例えば、リンク先コンテンツ名LNが「jazzバー−CM」であるリンク先コンテンツのメタデータとして、上記リンク先コンテンツ名LN、そのリンク先コンテンツに含まれるキーワードKD1”ジャズ”およびキーワードKD2”バー”がそれぞれ互いに対応付けられて記憶されている。
【0058】
さらに、コンピュータ21は、キーワードスケジュールKSを管理するキーワードスケジュール管理機能28と、部分指定機能25により指定された放送番組コンテンツCXの部分としての例えば時間区間に応じて、その時間区間に対応するキーワードを取得するキーワード取得機能29と、複数の関連情報(リンク先コンテンツ)A1〜A9を管理する関連情報管理機能32と、キーワード取得機能29により取得されたキーワードに応じて関連情報(リンク先コンテンツ)A1〜A9を検索するリンク情報登録提示機能33と、リンク情報登録提示機能
関連情報登録機能27により登録されたリンクスケジュール(関連情報提供スケジュール)LSを管理する関連情報提供スケジュール管理機能37とを備えている。
【0059】
このキーワードスケジュール管理機能28、キーワード取得機能29、関連情報管理機能32、関連情報検索機能33および関連情報提供スケジュール管理機能37についても、メモリにロードされたプログラムに従ったコンピュータ21のCPUの動作処理により実現される。
【0060】
次に、本実施形態のコンテンツ関連情報提供システム1におけるリンクスケジュール作成処理について図7〜図10を用いて説明する。
【0061】
放送局BRのリンクスケジュール作成者は、放送番組記憶部10に放送番組コンテンツCXおよびキーワードスケジュールKSが記憶され、リンク先コンテンツ記憶部12によりリンク先コンテンツA1〜A9が記憶された状態において、その放送番組コンテンツCXに対するリンクスケジュールLSの作成を行う。
【0062】
すなわち、リンクスケジュール作成者は、そのコンピュータ21の入力部を操作して、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおいて、リンク先コンテンツを関連付けたい(リンクしたい)時間区間TSを指定する。この指定された時間区間TSは、コンピュータ21の部分指定機能25に基づく処理により、キーワード取得機能29に基づく処理に渡される(図7;ステップS1)。
【0063】
例えば、図8に示すように、コンピュータ21の部分指定機能25に基づく処理により、指定時間TSとして、放送時間0〜10分に対応する時間区間α、放送時間10〜20分に対応する時間区間βおよび放送時間20〜30分に対応する時間区間γがそれぞれ指定されたとする。
【0064】
次いで、コンピュータ21は、そのキーワード取得機能29に基づく処理として、時間区間αに関しては、その時間区間αを検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルT1を参照し(ステップS2)、キーワードスケジュールテーブルT1の時間区間αに対応する「始点0分(00:00:00)〜10分(00:10:00)」の区間に設定されているキーワードK{キーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”}をそれぞれ取得し(ステップS3)、取得されたキーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”およびそのキーワード登録区間RS”00:00:00〜00:10:00”を関連情報検索機能33に基づく処理に渡す(ステップS4)。
【0065】
コンピュータ21は、関連情報検索機能33に基づく処理として、渡された取得キーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”を検索キーとしてリンク先コンテンツ管理テーブルT2を検索する(ステップS5)。
【0066】
このとき、リンク先コンテンツ名として”A旅行会社の温泉プラン”、”A旅行会社の海外プラン”、”B旅行会社の温泉プラン”をそれぞれ有するリンク先コンテンツ(例えば、リンク先コンテンツA1、A2、A3とする)のメタデータには、キーワードK1”A旅行会社”またはキーワードK2”温泉旅行”がキーワードKD1およびKD2として登録されているため、コンピュータ21は、キーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”にヒットしたリンク先コンテンツA1、A2、A3を、放送番組コンテンツCXにおける上記時間区間αに関連するリンク先コンテンツの候補として抽出(ピックアップ)する(ステップS6)。
【0067】
そして、コンピュータ21は、関連情報検索機能33に基づく処理として、ピックアップしたリンク先コンテンツA1〜A3それぞれのリンク先コンテンツ名LNおよびそのリンク先コンテンツA1〜A3のキーワード登録区間RS”00:00:00〜00:10:00”をリンク情報登録提示機能27に基づく処理に渡す(ステップS7)。このとき、次のステップS8において、使用されるリンク先コンテンツを決定する際の助けとなるような情報(例えば、検索で用いたキーワードK(キーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”)や、検索でヒットしたリンク先コンテンツ全てが一覧表示されたサムネイル一覧画面等も、上記リンク先コンテンツ名LNおよびキーワード登録区間RSと共にリンク情報登録提示機能27に基づく処理に渡してもよい。
【0068】
次いで、コンピュータ21は、リンク情報登録提示機能27に基づく処理として、渡されたリンク先コンテンツA1〜A3のリンク先コンテンツ名LN、キーワードKおよびリンク先コンテンツA1〜A3のキーワード登録区間RSに基づいて、リンク情報40として、リンク先コンテンツA1のリンク先コンテンツ名LNおよびキーワード登録区間RSを組み合わせた文字/音声情報「登録区間:0〜10分、A旅行会社の温泉プラン」41、リンク先コンテンツA2のリンク先コンテンツ名およびキーワード登録区間RSを組み合わせた文字/音声情報「登録区間:0〜10分、A旅行会社の海外プラン」およびリンク先コンテンツA3のリンク先コンテンツ名およびキーワード登録区間RSを組み合わせた文字/音声情報「登録区間:0〜10分、B旅行会社の温泉プラン」を、例えば番組コンテンツCXのタイムテーブルTT、キーワードスケジュールKSおよび指定時間区間αに対応付けて情報表示出力部を介してリンクスケジュール作成者に対して提示する(ステップS8)。
【0069】
この結果、コンピュータ21の情報表示出力部には、図9に示すように、放送番組コンテンツCXにおけるコンテンツCX1、対応するキーワードスケジュールKS1および対応する指定時間区間αに関連付けられた状態で、リンク情報41〜43が提示される。
【0070】
したがって、リンクスケジュール作成者は、情報表示出力部を介して提示されたリンク情報40(リンク情報41〜43)を閲覧/視聴することにより、放送番組コンテンツCXにおける自ら指定した指定時間区間αに関連付け(リンク)されるリンク先コンテンツの候補を容易に把握することができる。
【0071】
同様に、コンピュータ21は、指定時間区間βに関しては、指定時間区間βを検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルT1を参照し(ステップS2参照)、キーワードスケジュールテーブルT1の登録区間RSにおける時間区間βに対応する「始点10分(00:10:00)〜20分(00:20:00)」の区間に設定されているキーワードK{キーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”}をそれぞれ取得し(ステップS3参照)、取得されたキーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”を関連情報検索機能33に基づく処理に渡す(ステップS4参照)。
【0072】
コンピュータ21は、渡された取得キーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”を検索キーとしてリンク先コンテンツ管理テーブルT2を検索し、メタデータにキーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”が登録されているか否か判断する(ステップS5参照)。
【0073】
今、図6に示すリンク先コンテンツ管理テーブルT2には、キーワードK1”ロック”およびキーワードK2”ポップス”の何れのキーワードも未登録であるため、コンピュータ21は、次のステップS6の処理には移行せずに、指定時間区間γに対する処理に移行する。
【0074】
この結果、コンピュータ21の情報表示出力部における放送番組コンテンツCXにおけるコンテンツCX2、対応するキーワードスケジュールKS2および対応する指定時間区間βに対するリンク情報表示領域には、リンク先コンテンツの候補に基づくリンク情報は何も表示されない。
【0075】
さらに、コンピュータ21は、指定時間区間γに関しては、その指定時間区間γを検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルT1を参照し(ステップS2参照)、キーワードスケジュールテーブルT1の時間区間γに対応する「始点20分(00:20:00)〜25分(00:25:00)」の区間に設定されているキーワードK{キーワードK5”邦画”}と、その時間区間γに対応する「始点25分(00:25:00)〜30分(00:30:00)」の区間に設定されているキーワードK{キーワードK6”洋画”}とをそれぞれ取得する(ステップS3参照)。
【0076】
次いで、コンピュータ21は、取得されたキーワードK5”邦画”およびそのキーワード登録区間RS”00:20:00〜00:25:00”と、キーワードK6”洋画”およびそのキーワード登録区間RS”00:25:00〜00:30:00”とを関連情報検索機能33に基づく処理に渡す(ステップS4参照)。
【0077】
コンピュータ21は、渡されたキーワードK5”邦画”とキーワードK6”洋画”を検索キーとしてリンク先コンテンツ管理テーブルT2を検索する(ステップS5参照)。
【0078】
このとき、図6に示すリンク先コンテンツ管理テーブルT2には、キーワードK5”邦画”は未登録であるが、リンク先コンテンツ名LNとして”ハリウッドスターNEWS”を有するリンク先コンテンツ(例えば、リンク先コンテンツA4とする)のメタデータには、キーワードK6”洋画”がキーワードKD1として登録されている。
【0079】
このため、コンピュータ21は、キーワードK6”洋画”にヒットしたリンク先コンテンツA4を、放送番組コンテンツCXにおける上記時間区間γに関連するリンク先コンテンツの候補として抽出(ピックアップ)し(ステップS6参照)、ピックアップしたリンク先コンテンツA4のリンク先コンテンツ名LN、キーワードK(キーワードK6”洋画”)およびそのリンク先コンテンツA4のキーワード登録区間RS”00:25:00〜00:30:00”をリンク情報登録提示機能27に基づく処理に渡す(ステップS7参照)。
【0080】
コンピュータ21は、渡されたリンク先コンテンツA4のリンク先コンテンツ名LN、キーワードKおよびリンク先コンテンツA4のキーワード登録区間RSに基づいて、リンク情報44として、リンク先コンテンツA4のリンク先コンテンツ名LNおよびキーワード登録区間RSを組み合わせた文字/音声情報「登録区間:25〜30分、ハリウッドスターNEWS」を、情報表示出力部における対応するコンテンツCX3、対応するキーワードスケジュールKS3および対応する指定時間区間γに関連付けられた状態で提示する(ステップS8参照)。
【0081】
したがって、リンクスケジュール作成者は、情報表示出力部を介して提示されたリンク情報44を閲覧/視聴することにより、放送番組コンテンツCXにおける自ら指定した指定時間区間γに関連付け(リンク)されるリンク先コンテンツの候補を容易に把握することができる。
【0082】
リンクスケジュール作成者は、情報表示出力部を介して提示されたリンク情報41〜44を閲覧/視聴した後、そのコンピュータ21の入力部を操作して、提示されたリンク情報41〜44におけるリンク先コンテンツ候補それぞれのリンク先コンテンツ名LNの登録要求を入力する。
【0083】
この入力された登録要求に応じて、コンピュータ21は、その関連情報提供スケジュール管理機能37に基づく処理により、リンク元コンテンツである放送番組CXのコンテンツ名およびリンク情報41〜44それぞれのリンク先コンテンツ名をそれぞれ関連付け、さらに対応するリンク情報41〜44それぞれの登録区間RSをリンク区間LKとして対応するリンク先コンテンツ名に関連付けて、関連情報提供スケジュール管理機能37の一部として外部記憶装置に実装されたリンクスケジュールテーブルT3に登録する(ステップS9)。
【0084】
図10は、リンクスケジュールテーブルT3の概略構成を示す図である。
【0085】
図10に示すように、リンクスケジュールテーブルT3には、放送番組コンテンツCXのコンテンツ名、リンク情報41〜44それぞれのリンク先コンテンツ名(「A旅行会社の温泉プラン」、「A旅行会社の海外プラン」、「B旅行会社の温泉プラン」、「ハリウッドスターNEWS」)および対応するリンク情報41〜44それぞれのリンク区間LK{リンク情報41:リンク開始時間(00:00:00)〜リンク終了時間(00:10:00)、リンク情報42:リンク開始時間(00:00:00)〜リンク終了時間(00:10:00、リンク情報43:リンク開始時間(00:00:00)〜リンク終了時間(00:10:00)、リンク情報44:リンク開始時間(00:25:00)〜リンク終了時間(00:30:00)}が互いに関連付けられて登録される。
【0086】
以上述べたように、本実施形態によれば、リンクスケジュール作成者は、最初にリンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおける所望の部分である例えば時間区間を指定するだけで、その放送番組コンテンツCXの所望の時間区間に関連付けるべきリンク先コンテンツ候補と、リンク区間、すなわち、そのリンク先コンテンツ候補の放送番組CXに対して関連付けられた時間区間を表すリンク区間とを自動的に取得してリンクスケジュールテーブルT3に登録することができる。
【0087】
したがって、多数存在するリンク先コンテンツ(関連情報)の中から、対応するリンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXに対して関連付けすべきリンク先コンテンツ(関連情報)を選出する場合であっても、その放送番組コンテンツCXに関連付けすべきリンク先コンテンツ候補およびそのリンク区間を自動的かつ確実にピックアップしてリンクスケジュールテーブルT3に登録することができる。
【0088】
この結果、リンクスケジュールテーブルT3に登録されたリンク先コンテンツ候補およびリンク区間に基づいてリンクスケジュールLSを容易に作成することができ、リンクスケジュール作成効率を向上させることができる。
【0089】
(第2の実施の形態)
図11は、本発明の第2の実施の形態に係るリンクスケジュール作成部14Aを構成するコンピュータ21Aのリンクスケジュール作成処理を説明するためのシーケンス図である。なお、コンテンツ関連情報提供システムの全体構成については、第1の実施の形態のコンテンツ関連情報提供システム1と略同等であるため、その説明は省略する。
【0090】
なお、本実施の形態において、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXは、フレーム(画面)単位のコンテンツであるものとする。
【0091】
そして、本実施の形態におけるキーワードスケジュールテーブルT4には、図5に示すテーブル構造に加えて、キーワード始点におけるフレーム(画面;キーワード設定開始フレーム)の画面範囲を指定する情報として、矩形左上X座標(矩形フレーム平面を2次元座標平面として表した場合の矩形左上X座標)、キーワード設定開始フレームの矩形左上Y座標、キーワード設定開始フレームの矩形右下X座標、キーワード設定開始フレームの矩形右下Y座標、キーワード終点におけるフレーム(キーワード設定終了フレーム)の画面範囲を指定する情報として、矩形左上X座標、キーワード設定終了フレームの矩形左上Y座標、終了フレームの矩形右下X座標、終了フレームの矩形右下Y座標がそれぞれカラムとして追加されている(図12参照)。
【0092】
すなわち、本実施の形態においては、放送番組制作者サーバ5により制作されたキーワードスケジュールKSにおいて、放送番組コンテンツCXにおける部分として、キーワード始点およびキーワード終点から構成された時間区間に加えて、キーワード始点を設定した所望のフレーム上のフレーム範囲指定区間FS1およびキーワード終点を設定した所望のフレーム上のフレーム範囲指定区間FS2を追加して設定することが可能になっている。
【0093】
すなわち、キーワードスケジュールテーブルT4は、フレーム範囲指定区間FS1およびフレーム範囲指定区間FS2を含むキーワードスケジュールKS1に基づいて構成されており、フレーム範囲指定区間FS1およびFS2は、それぞれ対応するフレームの矩形領域、例えばそのフレームに表示されている所望の被写体に対応するそれぞれの矩形領域を表す矩形左上(x、y)座標および矩形右下(x、y)座標としてテーブルT4に格納されている。
【0094】
本実施形態においては、第1の実施の形態と同様に、リンクスケジュール作成者は、そのコンピュータ21Aの入力部を操作して、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおいて、リンク先コンテンツを関連付けたい時間区間TSに加えて、そのコンテンツCXの部分として、上記時間区間TSのキーワード始点におけるフレーム範囲指定区間FS1、およびキーワード終点におけるフレーム範囲指定区間FS2をそれぞれ指定する。
【0095】
この指定された時間区間TSとフレーム範囲指定区間FS1およびFS2(以下、このフレーム範囲指定区間FS1およびFS2を総称して画面範囲IRと呼ぶ)とは、第1の実施の形態と同様に、コンピュータ21Aの部分指定機能25に基づく処理により、キーワード取得機能29に基づく処理に渡される(図11;ステップS10)。
【0096】
次いで、コンピュータ21Aは、そのキーワード取得機能29Aに基づく処理として、時間区間TSおよび画面範囲IRを検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルT4を参照し(ステップS11)、キーワードスケジュールテーブルT4の時間区間TSおよび画面範囲IR内に設定されているキーワードKを取得し(ステップS12)、取得されたキーワードK、そのキーワードKの登録時間区間RSおよびキーワードKの画面範囲IRを関連情報検索機能33Aに基づく処理に渡す(ステップS13)。
【0097】
コンピュータ21Aは、関連情報検索機能33Aに基づく処理として、渡された取得キーワードKを検索キーとしてコンテンツ管理テーブルT2を検索し(ステップS14)、取得キーワードKと合致するメタデータを有するリンク先コンテンツを、放送番組コンテンツCXにおける上記時間区間TSおよび画面範囲IRに関連するリンク先コンテンツの候補として抽出(ピックアップ)する(ステップS15)。
【0098】
そして、コンピュータ21Aは、関連情報検索機能33に基づく処理として、ピックアップしたリンク先コンテンツのリンク先コンテンツ名LN、キーワードKおよびそのリンク先コンテンツの登録区間RT(登録時間区間RSおよびキーワードKの画面範囲IR)をリンク情報登録提示機能27Aに基づく処理に渡す(ステップS16)。
【0099】
次いで、コンピュータ21Aは、リンク情報登録提示機能27Aに基づく処理として、渡されたリンク先コンテンツのリンク先コンテンツ名LN、キーワードKおよびリンク先コンテンツのキーワード登録区間RT(時間区間RSおよび画面範囲IR)に基づいて、リンク情報として、リンク先コンテンツのリンク先コンテンツ名LNおよびキーワード登録区間RT(登録時間区間RSおよび画面範囲IR)を組み合わせた文字/音声情報を、例えば番組コンテンツCXのタイムテーブルTT、キーワードスケジュールKSおよび対応する指定時間区間TSに関連付けられた状態で提示する(ステップS17)。
【0100】
この結果、リンクスケジュール作成者は、情報表示出力部を介して提示されたリンク情報を閲覧/視聴することにより、放送番組コンテンツCXにおける自ら指定した部分としての指定時間区間TSおよび画面範囲IRに関連付け(リンク)されるリンク先コンテンツの候補を容易に把握することができる。
【0101】
また、コンピュータ21Aの関連情報提供スケジュール管理機能37Aに基づく処理により、リンク元コンテンツである放送番組CXのコンテンツ名およびリンク情報のリンク先コンテンツ名をそれぞれ関連付け、さらに対応するリンク情報の登録区間RT(時間区間RSおよび画面範囲IR)をリンク区間LKとして対応するリンク先コンテンツ名に関連付けて、および関連情報提供スケジュール管理機能37Aの一部として外部記憶装置に実装されたリンクスケジュールテーブルT3Aに登録する(ステップS18)。
【0102】
この結果、リンクスケジュールテーブルT3Aには、図13に示すように、放送番組コンテンツCXのコンテンツ名(リンク元コンテンツ名)、リンク情報のリンク先コンテンツ名、および対応するリンク情報のリンク区間LK1が互いに関連付けられて登録される。
【0103】
そして、このリンク区間LK1には、リンク情報における登録区間RT{時間区間RS(リンク開始時間、リンク終了時間)および画面範囲IR(リンク開始左上X座標、リンク開始左上Y座標、リンク開始右下X座標、リンク開始右下Y座標、リンク終了左上X座標、リンク終了左上Y座標、リンク終了右下X座標、リンク終了右下Y座標)}が含まれている。
【0104】
以上述べたように、本実施形態によれば、リンクスケジュール作成者は、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおける部分として、そのコンテンツCXの所望の時間区間に加えて、その時間区間における所望のフレーム領域(画面範囲)を指定することにより、その指定時間区間および画面範囲それぞれに対応するキーワードを設定することができる。
【0105】
したがって、放送番組コンテンツCXにおける上記画面範囲(矩形領域)に映っている被写体毎にキーワードを設定することが可能になり、キーワードの設定自由度を向上させることができる。
【0106】
なお、上述した第1および第2の実施の形態においては、リンク元コンテンツのキーワードとリンク先コンテンツのキーワードとの対応関係に基づいて検索処理を行ったが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
【0107】
例えば、図14は、第1および第2の実施の形態の変形例に係わるリンク先コンテンツ管理テーブルT5の概略構成を示す図である。
【0108】
すなわち、図14に示すように、リンク先コンテンツ管理テーブルT5には、図6に示すテーブル構造に加えて、対応するリンク先コンテンツに対してキーワードKD1、KD2を設定した区間(キーワード区間KT:キーワード始点〜キーワード終点)がそれぞれカラムとして追加されている。
【0109】
このように構成すれば、コンピュータ21(21A)は、指定時間区間を検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルを参照し(ステップS2参照)、キーワードスケジュールテーブルの指定時間区間に対応する区間に設定されているキーワードKを取得し(ステップS3参照)、取得されたキーワードKおよびそのキーワード登録区間RSとを関連情報検索機能33に基づく処理に渡す(ステップS4参照)。
【0110】
コンピュータ21(21A)は、渡されたキーワードKを検索キーとしてリンク先コンテンツ管理テーブルT5を検索する(ステップS5参照)。
【0111】
このとき、リンク先コンテンツ管理テーブルT5には、リンク先コンテンツ名に対応付けられてキーワードKD1、KD2の設定区間(キーワード区間KT)が格納されているため、コンピュータ21(21A)は、キーワードKに対してヒットしたキーワード(キーワードKD1あるいはKD2)に対応付けられたリンク先コンテンツを自動的に取得することができ、リンク先コンテンツ候補の抽出処理のさらなる迅速化を図ることができる。
【0112】
なお、上述した各実施形態およびその変形例においては、放送番組制作者サーバ5により制作された放送番組コンテンツを時間軸に沿って進行する映像番組としたが、本発明は上記対象に限定されるものではなく、静止画像、文字情報等の時間軸に対して静止しているコンテンツも当然適用可能である。
【0113】
また、上述した各実施形態およびその変形例においては、リンク元コンテンツに関連付けられるコンテンツ関連情報としては、そのコンテンツ関連情報自体のIDやURL等は言うに及ばず、例えば、リンク元コンテンツが楽曲、映画等のコンテンツの場合では、その楽曲の歌詞や映画の字幕等の文字情報、副音声等、あらゆるマルチメディア情報を含めることができる。
【0114】
そして、上述した各実施形態およびその変形例においては、リンク先コンテンツ管理テーブルには、複数のリンク先コンテンツそれぞれのメタデータが互いに対応付けて記憶されており、キーワードによりリンク先コンテンツ管理テーブルのメタデータを検索してリンク先コンテンツ候補を抽出したが、複数のリンク先コンテンツを直接検索することも可能である。
【0115】
さらに、上述した各実施形態およびその変形例においては、対応関係を表すデータを表(テーブル)仕様のデータテーブルとしてコンピュータ21に実装したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、XML(Extensible Markup Language)の階層構造等、表形式以外のデータ構造を用いてもよい。
【0116】
さらにまた、第2の実施の形態においては、図12に示すように、キーワード設定開始フレーム/終了フレーム上の矩形領域の左上および右下の座標で表現したが、矩形領域の所定の角の座標と幅および高さ等で表現してもよいし、折れ線で囲まれた閉領域や、ビットマップ等で表された任意の図形等、様々な表現が可能である。
【0117】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明に係わる関連情報提供スケジュール作成方法および装置によれば、コンテンツにおける少なくとも1つの部分を指定するだけで、その指定部分に対応する第1のキーワードに基づいて、その第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を検索することができる。
【0118】
このため、例えば多数存在するコンテンツ関連情報の中から、対応するコンテンツに関連付けすべき少なくとも1つのコンテンツ関連情報を自動的かつ確実に抽出することができる。
【0119】
この結果、抽出された少なくとも1つのコンテンツ関連情報に基づいて提供スケジュールを容易に作成することができ、提供スケジュール作成効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ関連情報を提供するシステムの概略構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わる放送番組コンテンツのタイムテーブルTTを概略的に示す図。
【図3】第1の実施の形態に係わるキーワードスケジュールを概略的に示す図。
【図4】第1の実施の形態におけるキーワードスケジュールテーブルを概略的に示す図。
【図5】図1に示す放送システムにおけるコンピュータ21の機能構成を示す機能ブロック図。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係わるリンク先コンテンツ管理テーブルの概略構成を示す図。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るリンクスケジュール作成部を構成するコンピュータのリンクスケジュール作成処理を説明するためのシーケンス図。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係わる指定時間区間と、番組コンテンツタイムテーブルと、キーワードスケジュールとの関係を概略的に示す図。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係わる放送番組コンテンツにおけるコンテンツ、対応するキーワードスケジュールおよび対応する指定時間区間に関連付けられた状態で記憶されている。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係わるリンクスケジュールテーブルの概略構成を示す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るリンクスケジュール作成部を構成するコンピュータのリンクスケジュール作成処理を説明するためのシーケンス図。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係わるキーワードスケジュールテーブルの概略構成を示す図。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係わるリンクスケジュールテーブルの概略構成を示す図。
【図14】本発明の第1および第2の実施の形態の変形例に係わるリンク先コンテンツ管理テーブルの概略構成を示す図。
【図15】従来におけるリンク先コンテンツ提供システムの一例を示す図。
【符号の説明】
1、1A…コンテンツ関連情報提供システム
2…伝送媒体
3…放送システム
4…視聴者側端末
5…放送番組制作者サーバ
6…リンク先コンテンツ制作者サーバ
10…放送番組記憶部
12…リンク先コンテンツ記憶部
14、14A…リンクスケジュール作成部
21、21A…コンピュータ
25、25A…部分指定機能
27、27A…リンク情報登録提示機能
28…キーワードスケジュール管理機能
29、29A…キーワード取得機能
32…関連情報管理機能
33、33A…関連情報検索機能
37、37A…関連情報提供スケジュール管理機能
40〜44…リンク情報
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ伝送媒体(手段)を介して、データ受信側へ放送/配信されるコンテンツ(以下、リンク元コンテンツと記載する)に関連する関連情報(関連情報自体、および/またはその関連情報の識別情報を含む、以下、関連情報、リンク先コンテンツ等と記載する)を管理するシステムにおいて、リンク元コンテンツ制作者側のリンク元コンテンツとリンク先コンテンツとの間のリンク関係を作成する際に要する時間を軽減することができる関連情報提供スケジュール作成方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットやCATV網等の伝送媒体を介してデータ受信側の端末へコンテンツ(番組コンテンツ)を配信し、その受信側(配信先)端末のユーザ(視聴者)へコンテンツを提供するサービスが盛んに行われている(例えば、非特許文献1参照。)
そしてその発展形として、発信コンテンツ(リンク元コンテンツ)に付随させて、リンク先コンテンツを提供するサービスが可能となってきている。
【0003】
リンク先コンテンツの提供サービスの実現方法として、リンク元コンテンツに対して、関連情報として提示するリンク先コンテンツと、関連情報を提示する区間(以下、リンク区間と記載する)を表すリンク開始時間およびリンク終了時間とを提供スケジュール(以下、リンクスケジュールとも記載する)として管理しておく方法がある(非特許文献2参照)
この非特許文献2で提案されている、リンクスケジュールを用いたリンク先コンテンツ提供サービスの実現方法の一例を図15に示す。
【0004】
図15に示すように、例えば、放送開始時刻が2003年1月15日9時(2003/1/1509:00:00)、放送終了時刻が2003年1月15日10時(2003/1/15 10:00:00)の1時間のタイムスケジュール101に沿って放送(配信)される放送番組(リンク元コンテンツ)102が放送番組制作者により制作され、制作された放送番組(リンク元コンテンツ)102が放送局へ提供されていると仮定する。
【0005】
なお、本明細書では、西暦A年B月C日D時E分F秒を、”A/B/C D:E:F”として表している。
【0006】
また、このリンク元コンテンツ102に関連する関連情報であるリンク先コンテンツA、B、Cは、関連情報コンテンツ制作者により制作され、制作されたリンク先コンテンツA、B、Cも、放送局へ提供され、その関連情報蓄積部内に蓄積されている。
【0007】
このとき、リンク元コンテンツ102の関連情報提示のために用いられるリンクスケジュール103は、図14に示すように作成されている。
【0008】
すなわち、リンク元コンテンツ102のタイムスケジュール101に沿って、リンク先コンテンツである関連情報A(107)を提示する区間(リンク区間)α{2003/1/1509:08:00(9時8分00秒)〜2003/1/15 09:18:00}は符号104、リンク先コンテンツである関連情報B(108)を提示する区間β(2003/1/15 09:25:00〜2003/1/15 09:32:00)は符号105、リンク先コンテンツである関連情報C(109)を提示する区間γ(2003/1/15 09:44:00〜2003/1/15 09:56:00)は符号106としてそれぞれ表されており、これらのリンク区間をリンクスケジュール103に持たせている。
【0009】
このリンク先コンテンツ提供サービスによれば、リンク元コンテンツ102を視聴している視聴者が関連情報の呼出しの要求をしたとき、上記リンクスケジュール103を参照することにより、要求をした時刻に対応したリンク先コンテンツを特定し、その特定したリンク先コンテンツを番組関連情報として提供することが可能になる。
【0010】
したがって、上記のようなリンク先コンテンツ提供サービスを行うためには、リンク元コンテンツ、リンク先コンテンツおよびリンクスケジュールを用意しておく必要がある。
【0011】
また、非特許文献3では、コンテンツの部分間のリンク情報を定義することにより、複数のコンテンツの部分を結びつけて連携させ、関連情報を提供する方法も提案されている。
【0012】
【非特許文献1】
“gooブロードバンド”、[online]、平成15年4月15日、株式会社エヌ・ティ・ティ・エックス、[平成15年4月15日検索」、インターネット<URL:http://bb.goo.ne.jp/>
【0013】
【非特許文献2】
真鍋,平野,花籠,安藤,外村,“コンテンツ関連情報管理方式”,FIT2002,J−51,2002
【0014】
【非特許文献3】
澤瀬,平野,植野,東野,“クロスメディア連携システムのデザイン”,電子情報通信学会総合大会,A−16−27,2003
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したリンク元コンテンツおよびリンク先コンテンツの配信のように、リンク元コンテンツ配信元(放送番組の場合、放送局)、リンク元コンテンツ制作元(放送番組の場合、放送番組制作者)およびリンク先コンテンツ(関連情報コンテンツ)制作元(関連情報コンテンツ制作者)がそれぞれ異なっている場合には、放送局の関連情報蓄積部内にどのような関連情報が蓄積されているのか放送局側が完全に把握していないケースが想定される。
【0016】
このような想定ケースにおいて、関連情報蓄積部内に大量の関連情報が蓄積されていた場合、リンクスケジュールを作成する際に、所望の関連情報を検索して特定するために多大な時間を必要とし、関連情報の検索・特定に非常に手間がかかるという問題が生じていた。
【0017】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、関連情報の検索および特定にかかる時間および負担をそれぞれ軽減し、リンクスケジュール作成を効率化できる関連情報提供スケジュール作成方法および装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、請求項1に記載したように、コンテンツの複数の部分に関連する複数のコンテンツ関連情報を配信先端末に提供する際の提供スケジュールを作成するための関連情報提供スケジュール作成装置であって、前記複数のコンテンツ関連情報を記憶するコンテンツ関連情報記憶手段と、前記コンテンツの複数の部分に対してそれぞれ設定された複数の第1のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、前記コンテンツの複数の部分における少なくとも1つの部分が指定された場合、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を抽出するキーワード検索手段と、を備えたことを要旨とする。
【0019】
請求項2に記載された発明において、前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶手段は、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの複数の識別情報と該複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードとを互いに対応付けて記憶する第1の記憶手段を有し、前記キーワード検索手段は、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記第1の記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報を抽出する手段を備えている。
【0020】
請求項3に記載された発明において、前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶手段は、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの識別情報、前記複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードおよび当該複数の第2のキーワードが前記複数のコンテンツ関連情報内にそれぞれ含まている部分を表す複数のキーワード部分情報を互いに対応付けて記憶する第2の記憶手段を有し、
前記キーワード検索手段は、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記第2の記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報、および当該少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報に対応する少なくとも1つのキーワード部分情報をそれぞれ抽出する手段を備えている。
【0021】
請求項4に記載された発明において、前記キーワード記憶手段は、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの複数の部分に対する前記複数の第1のキーワードの設定部分と、該複数の第1のキーワードとを互いに対応付けて記憶する手段を有する。
【0022】
請求項5に記載された発明は、前記キーワード検索手段により抽出された少なくとも1つのコンテンツ関連情報および前記取得された第1のキーワードの設定部分を、前記提供スケジュールとして登録する登録手段をさらに備えている。
【0023】
請求項6に記載された発明において、前記コンテンツはフレーム単位のコンテンツであり、前記キーワード記憶手段は、前記コンテンツの複数の部分および当該コンテンツにおける所望のフレーム上の特定の範囲に対してそれぞれ設定され、かつ当該複数の部分それぞれのコンテンツ内容に対応付けられた複数の第1のキーワードを記憶する手段を有する。
【0024】
本発明は、請求項7に記載したように、コンテンツの複数の部分に関連する複数のコンテンツ関連情報を配信先端末に提供する際の提供スケジュールをコンピュータにより作成するための関連情報提供スケジュール作成方法であって、前記コンテンツの複数の部分における少なくとも1つの部分が指定された場合、前記複数のコンテンツ関連情報が記憶されたキーワード記憶装置にアクセスし、前記指定部分に対応する第1のキーワードを当該キーワード記憶装置から取得する取得ステップと、前記コンテンツの複数の部分に対してそれぞれ設定された複数の第1のキーワードが記憶されたキーワード記憶装置を前記取得した第1のキーワードに基づいて検索し、当該第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を抽出する検索ステップとを有することを要旨とする。
【0025】
請求項8に記載された発明において、前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶装置には、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの複数の識別情報と該複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードとが互いに対応付けて記憶されており、前記検索ステップは、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶装置から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶装置を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報を抽出するステップを含む。
【0026】
請求項9に記載された発明において、前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶装置には、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの識別情報、前記複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードおよび当該複数の第2のキーワードが前記複数のコンテンツ関連情報内にそれぞれ含まている部分を表す複数のキーワード部分情報が互いに対応付けて記憶されており、前記検索ステップは、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶装置を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報、および当該少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報に対応する少なくとも1つのキーワード部分情報をそれぞれ抽出するステップを含む。
【0027】
請求項10に記載された発明において、前記キーワード記憶装置には、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの複数の部分に対する前記複数の第1のキーワードの設定時間区間と、当該複数の第1のキーワードとが互いに対応付けて記憶されている。
【0028】
請求項11に記載された発明は、前記コンピュータにより前記検索ステップにより抽出された少なくとも1つのコンテンツ関連情報および前記取得された第1のキーワードの設定部分を、前記提供スケジュールとして登録するステップをさらに備えている。
【0029】
請求項12に記載された発明において、前記コンテンツはフレーム単位のコンテンツであり、前記キーワード記憶装置には、前記コンテンツの複数の部分および当該コンテンツにおける所望のフレーム上の特定の範囲に対してそれぞれ設定され、かつ当該複数の部分それぞれのコンテンツ内容に対応付けられた複数の第1のキーワードが記憶されている。
【0030】
なお、本発明における「キーワード」とは、検索の際の索引となる情報であり、索引機能を有する情報であれば、語、文字、記号、数値等の何れの情報も含まれる。
【0031】
また、本発明における「コンピュータ」とは、少なくとも1台のコンピュータを意味しており、本発明に係わる複数のステップを複数のコンピュータに分散して実行させる場合も本発明の範囲に含まれる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明に係る関連情報提供スケジュール作成方法および装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0033】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ関連情報を提供するコンテンツ関連情報提供システム1の概略構成を示す図である。
【0034】
図1に示すように、コンテンツ関連情報提供システム1は、インターネットやCATV網等の伝送媒体2を介して、マルチメディアコンテンツ(以下、単にコンテンツ、あるいはリンク元コンテンツと記載する)を放送番組として放送(配信)する放送局BRの放送システム3と、この放送システム3から放送されているリンク元コンテンツを受信して視聴できる視聴者側端末4とを備えている。
【0035】
なお、インターネットとは、所定のプロトコルに基づいて相互リンクされたネットワークの集合体であり、マルチメディアコンテンツとは、フレーム単位の画像{静止画、動画(映像)}、テキストデータ、音声データ等のマルチメディアデータが配信されるコンテンツである。
【0036】
一方、視聴者側端末(コンピュータ)4は、CPU、メモリ、情報表示出力部、入力部、外部記憶装置および通信インタフェース等から構成されている。メモリには、CPUにコンテンツの閲覧(ブラウザ)や、そのコンテンツ上における動的処理を放送システム3に対して要求する機能(コンテンツブラウザ機能)Bを実現させるためのプログラムが記憶されている。
【0037】
また、コンテンツ関連情報提供システム1は、公衆回線や専用回線等の通信ネットワークNを介して放送システム3に対して通信可能であり、放送番組を制作する放送番組制作者P1が利用する放送番組制作者サーバ5と、通信ネットワークNを介して放送システム3に対して通信可能であり、放送番組に関連する関連情報コンテンツを制作する関連情報コンテンツ制作者サーバ(リンク先コンテンツ制作者サーバ)6とを備えている。サーバ5および6は、少なくとも1台のコンピュータにより構成されている。
【0038】
放送システム3は、例えば複数台のコンピュータが局内LAN(Local Area Network)等により互いに通信可能に構築されており、各コンピュータは、CPU、メモリ、情報表示出力部、入力部、外部記憶装置および通信インタフェース等から構成されている。通信インタフェースは、CPUと伝送媒体2および通信ネットワークNとの通信を可能にするインタフェース処理を行うようになっている。
【0039】
この放送システム3は、放送番組制作者サーバ5により制作され、その放送番組制作者サーバ5から例えば通信ネットワークNを介して提供されたリンク元コンテンツとしての放送番組(放送番組コンテンツ)CXおよびこの放送番組コンテンツCXに対応するキーワードスケジュールKSをそれぞれ受信して記憶する放送番組記憶部10と、関連情報コンテンツ制作者サーバ6により制作され、その関連情報コンテンツ制作者サーバ6から例えば通信ネットワークNを介して提供されてきた、放送番組コンテンツCXに関連する複数の関連情報(リンク先コンテンツ;例えば、リンク先コンテンツA1〜A3が放送番組コンテンツCXに関連するものとする)を含む複数の関連情報(リンク先コンテンツ)A1〜A9(なお、図1においては、A1〜A9としたが、コンテンツ数は単なる一例である)をそれぞれ受信して記憶するリンク先コンテンツ記憶部12とを備えている。
【0040】
なお、放送番組制作者サーバ5およびリンク先コンテンツ制作者サーバ6から放送局BR側への上記放送番組コンテンツCX、キーワードスケジュールKSおよびリンク先コンテンツA1〜A9の提供は、各種記録媒体を介したオフラインにおいても行うことが可能である。
【0041】
この放送番組記憶部10およびリンク先コンテンツ記憶部12は、それぞれ放送システム3の一部を構成する複数のコンピュータにより放送システム3の機能として実現されている。
【0042】
放送番組制作者サーバ5により制作された放送番組コンテンツCXは、例えば図2にタイムテーブルTTとして示されるように、時間軸AXに沿って進行する30分の番組である。すなわち、放送番組コンテンツCXは、番組開始から最初の10分間が旅行に関する内容(旅行特集)を表すコンテンツCX1、次の10分間が音楽に関する内容(音楽情報)を表すコンテンツCX2および最後の10分間が映画に関する内容(映画情報)を表すコンテンツCX3から構成されている。
【0043】
また、放送番組制作者サーバ5により制作された放送番組コンテンツCXに対応するキーワードスケジュールKSは、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXの複数の部分である例えば番組内容毎に複数に分割された際の複数の時間区間に対してそれぞれ設定された複数のキーワードK(K1〜K6)を有している。
【0044】
すなわち、キーワードスケジュールKSは、図3に示すように、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおけるコンテンツCX1の放送時間0〜10分に対応する時間区間に対して設定されたキーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”、コンテンツCX2の放送時間10〜20分に対応する時間区間に対して設定されたキーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”、コンテンツCX3の放送時間20〜30分における前半の時間区間20〜25分に対して設定されたキーワードK5”邦画”および後半の時間区間25〜30分に対して設定されたキーワードK6”洋画”をそれぞれ有している。
【0045】
このキーワードスケジュールKSが放送システム3におけるコンピュータに実装された際の構成を図4に示す。
【0046】
すなわち、キーワードスケジュールKSは、放送システム3のコンピュータの外部記憶装置に対してキーワードスケジュールテーブルT1として実装されており、このキーワードスケジュールテーブルT1は、図4に示すように、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXをユニークに識別するための識別情報としての例えばリンク元コンテンツ名(放送番組コンテンツCXのコンテンツ名)と、放送番組コンテンツCXの複数の時間区間に対する複数のキーワードK1〜K6の登録区間(時間区間)RSと、複数のキーワードK1〜K6とが互いに対応付けられて構成されている。
【0047】
キーワードK1およびキーワードK2の登録区間RSは、その始点を表すキーワード始点(0分、すなわち、00:00:00)〜その終点を表すキーワード終点(10分、すなわち、00:10:00)としてテーブルT1に格納されている。
【0048】
同様に、キーワードK3およびK4の登録区間RSは、キーワード始点(10分;00:10:00)〜キーワード終点(20分;00:20:00)、キーワードK5の登録区間RSは、キーワード始点(20分;00:20:00)〜キーワード終点(25分;00:25:00)およびキーワードK6の登録区間RSは、キーワード始点(25分;00:25:00)〜キーワード終点(30分;00:30:00)としてテーブルT1に格納されている。
【0049】
さらに、放送システム3は、図1に示すように、放送番組コンテンツCXに対して関連情報として提示するリンク先コンテンツと、このリンク先コンテンツを提示するリンク区間(放送番組コンテンツCXにリンクして提示を開始する開始時間および提示を終了する終了時間)とを表すリンクスケジュールLSを作成するためのリンクスケジュール作成部14を備えている。
【0050】
このリンクスケジュール作成部14は、例えば放送システム3の一部を構成する少なくとも1台のコンピュータ21により放送システム3の機能として実現されている。
【0051】
すなわち、コンピュータ21は、図5に示すように、放送局BRのリンクスケジュール作成者によるコンピュータ21の入力部操作により放送番組コンテンツCXにおける部分である例えば時間区間(時間的な範囲を表し、放送番組コンテンツCXにおいては、その放送番組コンテンツCXの放送時間内の時間的な範囲を表す)を指定する部分指定機能25と、放送番組コンテンツCXに対するリンク情報を、そのコンピュータ21の外部記憶装置内に登録し、その情報表示出力部を介して表示するリンク情報登録提示機能27とを備えている。
【0052】
部分指定機能25は、メモリにロードされたプログラムに従ったコンピュータ21のCPUの動作処理により実現される。また、リンク情報登録提示機能27は、メモリにロードされたプログラムに従ったコンピュータ21のCPUの動作処理および外部記憶装置に実装されたリンク先コンテンツ管理テーブルT2により実現される。
【0053】
図6は、リンク先コンテンツ管理テーブルT2の概略構成を示す図である。
【0054】
すなわち、図6に示すように、リンク先コンテンツ管理テーブルT2には、リンク先コンテンツ制作者サーバ6から提供された複数のリンク先コンテンツA1〜A9それぞれのメタデータである例えばリンク先コンテンツ識別用の識別情報であるリンク先コンテンツ名LNと、複数のリンク先コンテンツA1〜A9それぞれに含まれるキーワードKD1およびキーワードKD2とが互いに対応付けられて記憶されている。
【0055】
このリンク先コンテンツA1〜A9としては、時間軸を有するコンテンツ(動画等)や時間軸を持たないコンテンツ(静止画、テキストデータ等)の何れも適用可能である。
【0056】
例えば、リンク先コンテンツ名LNが「A旅行会社の温泉プラン」であるリンク先コンテンツのメタデータとして、上記リンク先コンテンツ名LN、そのリンク先コンテンツに含まれるキーワードKD1”A旅行会社”およびキーワードKD2”温泉旅行”がそれぞれ互いに対応付けられて記憶されている。
【0057】
また、例えば、リンク先コンテンツ名LNが「jazzバー−CM」であるリンク先コンテンツのメタデータとして、上記リンク先コンテンツ名LN、そのリンク先コンテンツに含まれるキーワードKD1”ジャズ”およびキーワードKD2”バー”がそれぞれ互いに対応付けられて記憶されている。
【0058】
さらに、コンピュータ21は、キーワードスケジュールKSを管理するキーワードスケジュール管理機能28と、部分指定機能25により指定された放送番組コンテンツCXの部分としての例えば時間区間に応じて、その時間区間に対応するキーワードを取得するキーワード取得機能29と、複数の関連情報(リンク先コンテンツ)A1〜A9を管理する関連情報管理機能32と、キーワード取得機能29により取得されたキーワードに応じて関連情報(リンク先コンテンツ)A1〜A9を検索するリンク情報登録提示機能33と、リンク情報登録提示機能
関連情報登録機能27により登録されたリンクスケジュール(関連情報提供スケジュール)LSを管理する関連情報提供スケジュール管理機能37とを備えている。
【0059】
このキーワードスケジュール管理機能28、キーワード取得機能29、関連情報管理機能32、関連情報検索機能33および関連情報提供スケジュール管理機能37についても、メモリにロードされたプログラムに従ったコンピュータ21のCPUの動作処理により実現される。
【0060】
次に、本実施形態のコンテンツ関連情報提供システム1におけるリンクスケジュール作成処理について図7〜図10を用いて説明する。
【0061】
放送局BRのリンクスケジュール作成者は、放送番組記憶部10に放送番組コンテンツCXおよびキーワードスケジュールKSが記憶され、リンク先コンテンツ記憶部12によりリンク先コンテンツA1〜A9が記憶された状態において、その放送番組コンテンツCXに対するリンクスケジュールLSの作成を行う。
【0062】
すなわち、リンクスケジュール作成者は、そのコンピュータ21の入力部を操作して、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおいて、リンク先コンテンツを関連付けたい(リンクしたい)時間区間TSを指定する。この指定された時間区間TSは、コンピュータ21の部分指定機能25に基づく処理により、キーワード取得機能29に基づく処理に渡される(図7;ステップS1)。
【0063】
例えば、図8に示すように、コンピュータ21の部分指定機能25に基づく処理により、指定時間TSとして、放送時間0〜10分に対応する時間区間α、放送時間10〜20分に対応する時間区間βおよび放送時間20〜30分に対応する時間区間γがそれぞれ指定されたとする。
【0064】
次いで、コンピュータ21は、そのキーワード取得機能29に基づく処理として、時間区間αに関しては、その時間区間αを検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルT1を参照し(ステップS2)、キーワードスケジュールテーブルT1の時間区間αに対応する「始点0分(00:00:00)〜10分(00:10:00)」の区間に設定されているキーワードK{キーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”}をそれぞれ取得し(ステップS3)、取得されたキーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”およびそのキーワード登録区間RS”00:00:00〜00:10:00”を関連情報検索機能33に基づく処理に渡す(ステップS4)。
【0065】
コンピュータ21は、関連情報検索機能33に基づく処理として、渡された取得キーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”を検索キーとしてリンク先コンテンツ管理テーブルT2を検索する(ステップS5)。
【0066】
このとき、リンク先コンテンツ名として”A旅行会社の温泉プラン”、”A旅行会社の海外プラン”、”B旅行会社の温泉プラン”をそれぞれ有するリンク先コンテンツ(例えば、リンク先コンテンツA1、A2、A3とする)のメタデータには、キーワードK1”A旅行会社”またはキーワードK2”温泉旅行”がキーワードKD1およびKD2として登録されているため、コンピュータ21は、キーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”にヒットしたリンク先コンテンツA1、A2、A3を、放送番組コンテンツCXにおける上記時間区間αに関連するリンク先コンテンツの候補として抽出(ピックアップ)する(ステップS6)。
【0067】
そして、コンピュータ21は、関連情報検索機能33に基づく処理として、ピックアップしたリンク先コンテンツA1〜A3それぞれのリンク先コンテンツ名LNおよびそのリンク先コンテンツA1〜A3のキーワード登録区間RS”00:00:00〜00:10:00”をリンク情報登録提示機能27に基づく処理に渡す(ステップS7)。このとき、次のステップS8において、使用されるリンク先コンテンツを決定する際の助けとなるような情報(例えば、検索で用いたキーワードK(キーワードK1”A旅行会社”およびキーワードK2”温泉旅行”)や、検索でヒットしたリンク先コンテンツ全てが一覧表示されたサムネイル一覧画面等も、上記リンク先コンテンツ名LNおよびキーワード登録区間RSと共にリンク情報登録提示機能27に基づく処理に渡してもよい。
【0068】
次いで、コンピュータ21は、リンク情報登録提示機能27に基づく処理として、渡されたリンク先コンテンツA1〜A3のリンク先コンテンツ名LN、キーワードKおよびリンク先コンテンツA1〜A3のキーワード登録区間RSに基づいて、リンク情報40として、リンク先コンテンツA1のリンク先コンテンツ名LNおよびキーワード登録区間RSを組み合わせた文字/音声情報「登録区間:0〜10分、A旅行会社の温泉プラン」41、リンク先コンテンツA2のリンク先コンテンツ名およびキーワード登録区間RSを組み合わせた文字/音声情報「登録区間:0〜10分、A旅行会社の海外プラン」およびリンク先コンテンツA3のリンク先コンテンツ名およびキーワード登録区間RSを組み合わせた文字/音声情報「登録区間:0〜10分、B旅行会社の温泉プラン」を、例えば番組コンテンツCXのタイムテーブルTT、キーワードスケジュールKSおよび指定時間区間αに対応付けて情報表示出力部を介してリンクスケジュール作成者に対して提示する(ステップS8)。
【0069】
この結果、コンピュータ21の情報表示出力部には、図9に示すように、放送番組コンテンツCXにおけるコンテンツCX1、対応するキーワードスケジュールKS1および対応する指定時間区間αに関連付けられた状態で、リンク情報41〜43が提示される。
【0070】
したがって、リンクスケジュール作成者は、情報表示出力部を介して提示されたリンク情報40(リンク情報41〜43)を閲覧/視聴することにより、放送番組コンテンツCXにおける自ら指定した指定時間区間αに関連付け(リンク)されるリンク先コンテンツの候補を容易に把握することができる。
【0071】
同様に、コンピュータ21は、指定時間区間βに関しては、指定時間区間βを検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルT1を参照し(ステップS2参照)、キーワードスケジュールテーブルT1の登録区間RSにおける時間区間βに対応する「始点10分(00:10:00)〜20分(00:20:00)」の区間に設定されているキーワードK{キーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”}をそれぞれ取得し(ステップS3参照)、取得されたキーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”を関連情報検索機能33に基づく処理に渡す(ステップS4参照)。
【0072】
コンピュータ21は、渡された取得キーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”を検索キーとしてリンク先コンテンツ管理テーブルT2を検索し、メタデータにキーワードK3”ロック”およびキーワードK4”ポップス”が登録されているか否か判断する(ステップS5参照)。
【0073】
今、図6に示すリンク先コンテンツ管理テーブルT2には、キーワードK1”ロック”およびキーワードK2”ポップス”の何れのキーワードも未登録であるため、コンピュータ21は、次のステップS6の処理には移行せずに、指定時間区間γに対する処理に移行する。
【0074】
この結果、コンピュータ21の情報表示出力部における放送番組コンテンツCXにおけるコンテンツCX2、対応するキーワードスケジュールKS2および対応する指定時間区間βに対するリンク情報表示領域には、リンク先コンテンツの候補に基づくリンク情報は何も表示されない。
【0075】
さらに、コンピュータ21は、指定時間区間γに関しては、その指定時間区間γを検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルT1を参照し(ステップS2参照)、キーワードスケジュールテーブルT1の時間区間γに対応する「始点20分(00:20:00)〜25分(00:25:00)」の区間に設定されているキーワードK{キーワードK5”邦画”}と、その時間区間γに対応する「始点25分(00:25:00)〜30分(00:30:00)」の区間に設定されているキーワードK{キーワードK6”洋画”}とをそれぞれ取得する(ステップS3参照)。
【0076】
次いで、コンピュータ21は、取得されたキーワードK5”邦画”およびそのキーワード登録区間RS”00:20:00〜00:25:00”と、キーワードK6”洋画”およびそのキーワード登録区間RS”00:25:00〜00:30:00”とを関連情報検索機能33に基づく処理に渡す(ステップS4参照)。
【0077】
コンピュータ21は、渡されたキーワードK5”邦画”とキーワードK6”洋画”を検索キーとしてリンク先コンテンツ管理テーブルT2を検索する(ステップS5参照)。
【0078】
このとき、図6に示すリンク先コンテンツ管理テーブルT2には、キーワードK5”邦画”は未登録であるが、リンク先コンテンツ名LNとして”ハリウッドスターNEWS”を有するリンク先コンテンツ(例えば、リンク先コンテンツA4とする)のメタデータには、キーワードK6”洋画”がキーワードKD1として登録されている。
【0079】
このため、コンピュータ21は、キーワードK6”洋画”にヒットしたリンク先コンテンツA4を、放送番組コンテンツCXにおける上記時間区間γに関連するリンク先コンテンツの候補として抽出(ピックアップ)し(ステップS6参照)、ピックアップしたリンク先コンテンツA4のリンク先コンテンツ名LN、キーワードK(キーワードK6”洋画”)およびそのリンク先コンテンツA4のキーワード登録区間RS”00:25:00〜00:30:00”をリンク情報登録提示機能27に基づく処理に渡す(ステップS7参照)。
【0080】
コンピュータ21は、渡されたリンク先コンテンツA4のリンク先コンテンツ名LN、キーワードKおよびリンク先コンテンツA4のキーワード登録区間RSに基づいて、リンク情報44として、リンク先コンテンツA4のリンク先コンテンツ名LNおよびキーワード登録区間RSを組み合わせた文字/音声情報「登録区間:25〜30分、ハリウッドスターNEWS」を、情報表示出力部における対応するコンテンツCX3、対応するキーワードスケジュールKS3および対応する指定時間区間γに関連付けられた状態で提示する(ステップS8参照)。
【0081】
したがって、リンクスケジュール作成者は、情報表示出力部を介して提示されたリンク情報44を閲覧/視聴することにより、放送番組コンテンツCXにおける自ら指定した指定時間区間γに関連付け(リンク)されるリンク先コンテンツの候補を容易に把握することができる。
【0082】
リンクスケジュール作成者は、情報表示出力部を介して提示されたリンク情報41〜44を閲覧/視聴した後、そのコンピュータ21の入力部を操作して、提示されたリンク情報41〜44におけるリンク先コンテンツ候補それぞれのリンク先コンテンツ名LNの登録要求を入力する。
【0083】
この入力された登録要求に応じて、コンピュータ21は、その関連情報提供スケジュール管理機能37に基づく処理により、リンク元コンテンツである放送番組CXのコンテンツ名およびリンク情報41〜44それぞれのリンク先コンテンツ名をそれぞれ関連付け、さらに対応するリンク情報41〜44それぞれの登録区間RSをリンク区間LKとして対応するリンク先コンテンツ名に関連付けて、関連情報提供スケジュール管理機能37の一部として外部記憶装置に実装されたリンクスケジュールテーブルT3に登録する(ステップS9)。
【0084】
図10は、リンクスケジュールテーブルT3の概略構成を示す図である。
【0085】
図10に示すように、リンクスケジュールテーブルT3には、放送番組コンテンツCXのコンテンツ名、リンク情報41〜44それぞれのリンク先コンテンツ名(「A旅行会社の温泉プラン」、「A旅行会社の海外プラン」、「B旅行会社の温泉プラン」、「ハリウッドスターNEWS」)および対応するリンク情報41〜44それぞれのリンク区間LK{リンク情報41:リンク開始時間(00:00:00)〜リンク終了時間(00:10:00)、リンク情報42:リンク開始時間(00:00:00)〜リンク終了時間(00:10:00、リンク情報43:リンク開始時間(00:00:00)〜リンク終了時間(00:10:00)、リンク情報44:リンク開始時間(00:25:00)〜リンク終了時間(00:30:00)}が互いに関連付けられて登録される。
【0086】
以上述べたように、本実施形態によれば、リンクスケジュール作成者は、最初にリンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおける所望の部分である例えば時間区間を指定するだけで、その放送番組コンテンツCXの所望の時間区間に関連付けるべきリンク先コンテンツ候補と、リンク区間、すなわち、そのリンク先コンテンツ候補の放送番組CXに対して関連付けられた時間区間を表すリンク区間とを自動的に取得してリンクスケジュールテーブルT3に登録することができる。
【0087】
したがって、多数存在するリンク先コンテンツ(関連情報)の中から、対応するリンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXに対して関連付けすべきリンク先コンテンツ(関連情報)を選出する場合であっても、その放送番組コンテンツCXに関連付けすべきリンク先コンテンツ候補およびそのリンク区間を自動的かつ確実にピックアップしてリンクスケジュールテーブルT3に登録することができる。
【0088】
この結果、リンクスケジュールテーブルT3に登録されたリンク先コンテンツ候補およびリンク区間に基づいてリンクスケジュールLSを容易に作成することができ、リンクスケジュール作成効率を向上させることができる。
【0089】
(第2の実施の形態)
図11は、本発明の第2の実施の形態に係るリンクスケジュール作成部14Aを構成するコンピュータ21Aのリンクスケジュール作成処理を説明するためのシーケンス図である。なお、コンテンツ関連情報提供システムの全体構成については、第1の実施の形態のコンテンツ関連情報提供システム1と略同等であるため、その説明は省略する。
【0090】
なお、本実施の形態において、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXは、フレーム(画面)単位のコンテンツであるものとする。
【0091】
そして、本実施の形態におけるキーワードスケジュールテーブルT4には、図5に示すテーブル構造に加えて、キーワード始点におけるフレーム(画面;キーワード設定開始フレーム)の画面範囲を指定する情報として、矩形左上X座標(矩形フレーム平面を2次元座標平面として表した場合の矩形左上X座標)、キーワード設定開始フレームの矩形左上Y座標、キーワード設定開始フレームの矩形右下X座標、キーワード設定開始フレームの矩形右下Y座標、キーワード終点におけるフレーム(キーワード設定終了フレーム)の画面範囲を指定する情報として、矩形左上X座標、キーワード設定終了フレームの矩形左上Y座標、終了フレームの矩形右下X座標、終了フレームの矩形右下Y座標がそれぞれカラムとして追加されている(図12参照)。
【0092】
すなわち、本実施の形態においては、放送番組制作者サーバ5により制作されたキーワードスケジュールKSにおいて、放送番組コンテンツCXにおける部分として、キーワード始点およびキーワード終点から構成された時間区間に加えて、キーワード始点を設定した所望のフレーム上のフレーム範囲指定区間FS1およびキーワード終点を設定した所望のフレーム上のフレーム範囲指定区間FS2を追加して設定することが可能になっている。
【0093】
すなわち、キーワードスケジュールテーブルT4は、フレーム範囲指定区間FS1およびフレーム範囲指定区間FS2を含むキーワードスケジュールKS1に基づいて構成されており、フレーム範囲指定区間FS1およびFS2は、それぞれ対応するフレームの矩形領域、例えばそのフレームに表示されている所望の被写体に対応するそれぞれの矩形領域を表す矩形左上(x、y)座標および矩形右下(x、y)座標としてテーブルT4に格納されている。
【0094】
本実施形態においては、第1の実施の形態と同様に、リンクスケジュール作成者は、そのコンピュータ21Aの入力部を操作して、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおいて、リンク先コンテンツを関連付けたい時間区間TSに加えて、そのコンテンツCXの部分として、上記時間区間TSのキーワード始点におけるフレーム範囲指定区間FS1、およびキーワード終点におけるフレーム範囲指定区間FS2をそれぞれ指定する。
【0095】
この指定された時間区間TSとフレーム範囲指定区間FS1およびFS2(以下、このフレーム範囲指定区間FS1およびFS2を総称して画面範囲IRと呼ぶ)とは、第1の実施の形態と同様に、コンピュータ21Aの部分指定機能25に基づく処理により、キーワード取得機能29に基づく処理に渡される(図11;ステップS10)。
【0096】
次いで、コンピュータ21Aは、そのキーワード取得機能29Aに基づく処理として、時間区間TSおよび画面範囲IRを検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルT4を参照し(ステップS11)、キーワードスケジュールテーブルT4の時間区間TSおよび画面範囲IR内に設定されているキーワードKを取得し(ステップS12)、取得されたキーワードK、そのキーワードKの登録時間区間RSおよびキーワードKの画面範囲IRを関連情報検索機能33Aに基づく処理に渡す(ステップS13)。
【0097】
コンピュータ21Aは、関連情報検索機能33Aに基づく処理として、渡された取得キーワードKを検索キーとしてコンテンツ管理テーブルT2を検索し(ステップS14)、取得キーワードKと合致するメタデータを有するリンク先コンテンツを、放送番組コンテンツCXにおける上記時間区間TSおよび画面範囲IRに関連するリンク先コンテンツの候補として抽出(ピックアップ)する(ステップS15)。
【0098】
そして、コンピュータ21Aは、関連情報検索機能33に基づく処理として、ピックアップしたリンク先コンテンツのリンク先コンテンツ名LN、キーワードKおよびそのリンク先コンテンツの登録区間RT(登録時間区間RSおよびキーワードKの画面範囲IR)をリンク情報登録提示機能27Aに基づく処理に渡す(ステップS16)。
【0099】
次いで、コンピュータ21Aは、リンク情報登録提示機能27Aに基づく処理として、渡されたリンク先コンテンツのリンク先コンテンツ名LN、キーワードKおよびリンク先コンテンツのキーワード登録区間RT(時間区間RSおよび画面範囲IR)に基づいて、リンク情報として、リンク先コンテンツのリンク先コンテンツ名LNおよびキーワード登録区間RT(登録時間区間RSおよび画面範囲IR)を組み合わせた文字/音声情報を、例えば番組コンテンツCXのタイムテーブルTT、キーワードスケジュールKSおよび対応する指定時間区間TSに関連付けられた状態で提示する(ステップS17)。
【0100】
この結果、リンクスケジュール作成者は、情報表示出力部を介して提示されたリンク情報を閲覧/視聴することにより、放送番組コンテンツCXにおける自ら指定した部分としての指定時間区間TSおよび画面範囲IRに関連付け(リンク)されるリンク先コンテンツの候補を容易に把握することができる。
【0101】
また、コンピュータ21Aの関連情報提供スケジュール管理機能37Aに基づく処理により、リンク元コンテンツである放送番組CXのコンテンツ名およびリンク情報のリンク先コンテンツ名をそれぞれ関連付け、さらに対応するリンク情報の登録区間RT(時間区間RSおよび画面範囲IR)をリンク区間LKとして対応するリンク先コンテンツ名に関連付けて、および関連情報提供スケジュール管理機能37Aの一部として外部記憶装置に実装されたリンクスケジュールテーブルT3Aに登録する(ステップS18)。
【0102】
この結果、リンクスケジュールテーブルT3Aには、図13に示すように、放送番組コンテンツCXのコンテンツ名(リンク元コンテンツ名)、リンク情報のリンク先コンテンツ名、および対応するリンク情報のリンク区間LK1が互いに関連付けられて登録される。
【0103】
そして、このリンク区間LK1には、リンク情報における登録区間RT{時間区間RS(リンク開始時間、リンク終了時間)および画面範囲IR(リンク開始左上X座標、リンク開始左上Y座標、リンク開始右下X座標、リンク開始右下Y座標、リンク終了左上X座標、リンク終了左上Y座標、リンク終了右下X座標、リンク終了右下Y座標)}が含まれている。
【0104】
以上述べたように、本実施形態によれば、リンクスケジュール作成者は、リンク元コンテンツである放送番組コンテンツCXにおける部分として、そのコンテンツCXの所望の時間区間に加えて、その時間区間における所望のフレーム領域(画面範囲)を指定することにより、その指定時間区間および画面範囲それぞれに対応するキーワードを設定することができる。
【0105】
したがって、放送番組コンテンツCXにおける上記画面範囲(矩形領域)に映っている被写体毎にキーワードを設定することが可能になり、キーワードの設定自由度を向上させることができる。
【0106】
なお、上述した第1および第2の実施の形態においては、リンク元コンテンツのキーワードとリンク先コンテンツのキーワードとの対応関係に基づいて検索処理を行ったが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
【0107】
例えば、図14は、第1および第2の実施の形態の変形例に係わるリンク先コンテンツ管理テーブルT5の概略構成を示す図である。
【0108】
すなわち、図14に示すように、リンク先コンテンツ管理テーブルT5には、図6に示すテーブル構造に加えて、対応するリンク先コンテンツに対してキーワードKD1、KD2を設定した区間(キーワード区間KT:キーワード始点〜キーワード終点)がそれぞれカラムとして追加されている。
【0109】
このように構成すれば、コンピュータ21(21A)は、指定時間区間を検索キーとして、キーワードスケジュールテーブルを参照し(ステップS2参照)、キーワードスケジュールテーブルの指定時間区間に対応する区間に設定されているキーワードKを取得し(ステップS3参照)、取得されたキーワードKおよびそのキーワード登録区間RSとを関連情報検索機能33に基づく処理に渡す(ステップS4参照)。
【0110】
コンピュータ21(21A)は、渡されたキーワードKを検索キーとしてリンク先コンテンツ管理テーブルT5を検索する(ステップS5参照)。
【0111】
このとき、リンク先コンテンツ管理テーブルT5には、リンク先コンテンツ名に対応付けられてキーワードKD1、KD2の設定区間(キーワード区間KT)が格納されているため、コンピュータ21(21A)は、キーワードKに対してヒットしたキーワード(キーワードKD1あるいはKD2)に対応付けられたリンク先コンテンツを自動的に取得することができ、リンク先コンテンツ候補の抽出処理のさらなる迅速化を図ることができる。
【0112】
なお、上述した各実施形態およびその変形例においては、放送番組制作者サーバ5により制作された放送番組コンテンツを時間軸に沿って進行する映像番組としたが、本発明は上記対象に限定されるものではなく、静止画像、文字情報等の時間軸に対して静止しているコンテンツも当然適用可能である。
【0113】
また、上述した各実施形態およびその変形例においては、リンク元コンテンツに関連付けられるコンテンツ関連情報としては、そのコンテンツ関連情報自体のIDやURL等は言うに及ばず、例えば、リンク元コンテンツが楽曲、映画等のコンテンツの場合では、その楽曲の歌詞や映画の字幕等の文字情報、副音声等、あらゆるマルチメディア情報を含めることができる。
【0114】
そして、上述した各実施形態およびその変形例においては、リンク先コンテンツ管理テーブルには、複数のリンク先コンテンツそれぞれのメタデータが互いに対応付けて記憶されており、キーワードによりリンク先コンテンツ管理テーブルのメタデータを検索してリンク先コンテンツ候補を抽出したが、複数のリンク先コンテンツを直接検索することも可能である。
【0115】
さらに、上述した各実施形態およびその変形例においては、対応関係を表すデータを表(テーブル)仕様のデータテーブルとしてコンピュータ21に実装したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、XML(Extensible Markup Language)の階層構造等、表形式以外のデータ構造を用いてもよい。
【0116】
さらにまた、第2の実施の形態においては、図12に示すように、キーワード設定開始フレーム/終了フレーム上の矩形領域の左上および右下の座標で表現したが、矩形領域の所定の角の座標と幅および高さ等で表現してもよいし、折れ線で囲まれた閉領域や、ビットマップ等で表された任意の図形等、様々な表現が可能である。
【0117】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明に係わる関連情報提供スケジュール作成方法および装置によれば、コンテンツにおける少なくとも1つの部分を指定するだけで、その指定部分に対応する第1のキーワードに基づいて、その第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を検索することができる。
【0118】
このため、例えば多数存在するコンテンツ関連情報の中から、対応するコンテンツに関連付けすべき少なくとも1つのコンテンツ関連情報を自動的かつ確実に抽出することができる。
【0119】
この結果、抽出された少なくとも1つのコンテンツ関連情報に基づいて提供スケジュールを容易に作成することができ、提供スケジュール作成効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ関連情報を提供するシステムの概略構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わる放送番組コンテンツのタイムテーブルTTを概略的に示す図。
【図3】第1の実施の形態に係わるキーワードスケジュールを概略的に示す図。
【図4】第1の実施の形態におけるキーワードスケジュールテーブルを概略的に示す図。
【図5】図1に示す放送システムにおけるコンピュータ21の機能構成を示す機能ブロック図。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係わるリンク先コンテンツ管理テーブルの概略構成を示す図。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るリンクスケジュール作成部を構成するコンピュータのリンクスケジュール作成処理を説明するためのシーケンス図。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係わる指定時間区間と、番組コンテンツタイムテーブルと、キーワードスケジュールとの関係を概略的に示す図。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係わる放送番組コンテンツにおけるコンテンツ、対応するキーワードスケジュールおよび対応する指定時間区間に関連付けられた状態で記憶されている。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係わるリンクスケジュールテーブルの概略構成を示す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るリンクスケジュール作成部を構成するコンピュータのリンクスケジュール作成処理を説明するためのシーケンス図。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係わるキーワードスケジュールテーブルの概略構成を示す図。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係わるリンクスケジュールテーブルの概略構成を示す図。
【図14】本発明の第1および第2の実施の形態の変形例に係わるリンク先コンテンツ管理テーブルの概略構成を示す図。
【図15】従来におけるリンク先コンテンツ提供システムの一例を示す図。
【符号の説明】
1、1A…コンテンツ関連情報提供システム
2…伝送媒体
3…放送システム
4…視聴者側端末
5…放送番組制作者サーバ
6…リンク先コンテンツ制作者サーバ
10…放送番組記憶部
12…リンク先コンテンツ記憶部
14、14A…リンクスケジュール作成部
21、21A…コンピュータ
25、25A…部分指定機能
27、27A…リンク情報登録提示機能
28…キーワードスケジュール管理機能
29、29A…キーワード取得機能
32…関連情報管理機能
33、33A…関連情報検索機能
37、37A…関連情報提供スケジュール管理機能
40〜44…リンク情報
Claims (12)
- コンテンツの複数の部分に関連する複数のコンテンツ関連情報を配信先端末に提供する際の提供スケジュールを作成するための関連情報提供スケジュール作成装置であって、
前記複数のコンテンツ関連情報を記憶するコンテンツ関連情報記憶手段と、
前記コンテンツの複数の部分に対してそれぞれ設定された複数の第1のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
前記コンテンツの複数の部分における少なくとも1つの部分が指定された場合、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を抽出するキーワード検索手段と、
を備えたことを特徴とする関連情報提供スケジュール作成装置。 - 前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶手段は、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの複数の識別情報と該複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードとを互いに対応付けて記憶する第1の記憶手段を有し、
前記キーワード検索手段は、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記第1の記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報を抽出する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の関連情報提供スケジュール作成装置。 - 前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶手段は、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの識別情報、前記複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードおよび当該複数の第2のキーワードが前記複数のコンテンツ関連情報内にそれぞれ含まている部分を表す複数のキーワード部分情報を互いに対応付けて記憶する第2の記憶手段を有し、
前記キーワード検索手段は、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記第2の記憶手段を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報、および当該少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報に対応する少なくとも1つのキーワード部分情報をそれぞれ抽出する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の関連情報提供スケジュール作成装置。 - 前記キーワード記憶手段は、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの複数の部分に対する前記複数の第1のキーワードの設定部分と、該複数の第1のキーワードとを互いに対応付けて記憶する手段を有することを特徴とする請求項1記載の関連情報提供スケジュール作成装置。
- 前記キーワード検索手段により抽出された少なくとも1つのコンテンツ関連情報および前記取得された第1のキーワードの設定部分を、前記提供スケジュールとして登録する登録手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の関連情報提供スケジュール作成装置。
- 前記コンテンツはフレーム単位のコンテンツであり、前記キーワード記憶手段は、前記コンテンツの複数の部分および当該コンテンツにおける所望のフレーム上の特定の範囲に対してそれぞれ設定され、かつ当該複数の部分それぞれのコンテンツ内容に対応付けられた複数の第1のキーワードを記憶する手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の内の何れか1項記載の関連情報提供スケジュール作成装置。
- コンテンツの複数の部分に関連する複数のコンテンツ関連情報を配信先端末に提供する際の提供スケジュールをコンピュータにより作成するための関連情報提供スケジュール作成方法であって、
前記コンテンツの複数の部分における少なくとも1つの部分が指定された場合、前記複数のコンテンツ関連情報が記憶されたキーワード記憶装置にアクセスし、前記指定部分に対応する第1のキーワードを当該キーワード記憶装置から取得する取得ステップと、
前記コンテンツの複数の部分に対してそれぞれ設定された複数の第1のキーワードが記憶されたキーワード記憶装置を前記取得した第1のキーワードに基づいて検索し、当該第1のキーワードにヒットする少なくとも1つのコンテンツ関連情報を抽出する検索ステップと
を有することを特徴とする関連情報提供スケジュール作成方法。 - 前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶装置には、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの複数の識別情報と該複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードとが互いに対応付けて記憶されており、
前記検索ステップは、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶装置から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶装置を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報を抽出するステップを含むことを特徴とする請求項7記載の関連情報提供スケジュール作成方法。 - 前記複数のコンテンツ関連情報は、当該複数のコンテンツ関連情報を識別するための複数の識別情報を含み、前記コンテンツ関連情報記憶装置には、前記複数のコンテンツ関連情報それぞれの識別情報、前記複数のコンテンツ関連情報にそれぞれ含まれる複数の第2のキーワードおよび当該複数の第2のキーワードが前記複数のコンテンツ関連情報内にそれぞれ含まている部分を表す複数のキーワード部分情報が互いに対応付けて記憶されており、
前記検索ステップは、前記指定部分に対応する第1のキーワードを前記キーワード記憶手段から取得し、取得した第1のキーワードに基づいて前記コンテンツ関連情報記憶装置を検索し、当該第1のキーワードにマッチする少なくとも1つの第2のキーワードに対応付けられた少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報、および当該少なくとも1つのコンテンツ関連情報の識別情報に対応する少なくとも1つのキーワード部分情報をそれぞれ抽出するステップを含むことを特徴とする請求項7記載の関連情報提供スケジュール作成方法。 - 前記キーワード記憶装置には、前記コンテンツの識別情報と、前記コンテンツの複数の部分に対する前記複数の第1のキーワードの設定時間区間と、当該複数の第1のキーワードとが互いに対応付けて記憶されていることを特徴とする請求項7記載の関連情報提供スケジュール作成方法。
- 前記コンピュータにより前記検索ステップにより抽出された少なくとも1つのコンテンツ関連情報および前記取得された第1のキーワードの設定部分を、前記提供スケジュールとして登録するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項10記載の関連情報提供スケジュール作成方法。
- 前記コンテンツはフレーム単位のコンテンツであり、前記キーワード記憶装置には、前記コンテンツの複数の部分および当該コンテンツにおける所望のフレーム上の特定の範囲に対してそれぞれ設定され、かつ当該複数の部分それぞれのコンテンツ内容に対応付けられた複数の第1のキーワードが記憶されていることを特徴とする請求項7乃至11の内の何れか1項記載の関連情報提供スケジュール作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003114788A JP2004318723A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | 関連情報提供スケジュール作成方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003114788A JP2004318723A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | 関連情報提供スケジュール作成方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004318723A true JP2004318723A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33474255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003114788A Pending JP2004318723A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | 関連情報提供スケジュール作成方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004318723A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006319456A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Ntt Communications Kk | キーワード提供システム及びプログラム |
JP2007151087A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-06-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コミュニケーション支援システムおよびプログラム |
JP2009260902A (ja) * | 2007-04-22 | 2009-11-05 | Toshihiko Okabe | リンク情報付きコンテンツの送受信システム、表示装置、中継装置、方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2010098730A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-30 | Toshihiko Okabe | リンク情報の提供装置、表示装置、システム、方法、プログラム、記録媒体及びリンク情報の送受信システム |
US8073851B2 (en) | 2008-03-10 | 2011-12-06 | Panasonic Corporation | Content searching device and content searching method |
-
2003
- 2003-04-18 JP JP2003114788A patent/JP2004318723A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006319456A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Ntt Communications Kk | キーワード提供システム及びプログラム |
JP2007151087A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-06-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コミュニケーション支援システムおよびプログラム |
JP4711928B2 (ja) * | 2005-10-27 | 2011-06-29 | 日本電信電話株式会社 | コミュニケーション支援システムおよびプログラム |
JP2009260902A (ja) * | 2007-04-22 | 2009-11-05 | Toshihiko Okabe | リンク情報付きコンテンツの送受信システム、表示装置、中継装置、方法、プログラム及び記録媒体 |
US8073851B2 (en) | 2008-03-10 | 2011-12-06 | Panasonic Corporation | Content searching device and content searching method |
JP2010098730A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-30 | Toshihiko Okabe | リンク情報の提供装置、表示装置、システム、方法、プログラム、記録媒体及びリンク情報の送受信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5138810B2 (ja) | ブックマーク利用装置、ブックマーク作成装置、ブックマーク共有システム、制御方法、制御プログラム、および、記録媒体 | |
US20080089551A1 (en) | Interactive TV data track synchronization system and method | |
JP2005071227A (ja) | メタデータ流通管理システム,メタデータ流通管理装置,個人別メタデータ管理装置,クライアント端末,メタデータ流通管理方法およびコンピュータプログラム | |
JP2007324990A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム | |
US7962460B2 (en) | Methods, systems, and computer program products for determining availability of presentable content via a subscription service | |
KR101404596B1 (ko) | 이미지에 기반하여 동영상 서비스를 제공하는 시스템 및 방법 | |
JP2004185456A (ja) | カスタマイズされたコンテンツの配信システム | |
JP2003271646A (ja) | 情報検索方法及び情報検索装置 | |
JP2005501343A (ja) | マルチメディアコンテンツにおけるユーザ選択からの自動的質問構築 | |
JP2010268103A (ja) | 動画配信サービスのクライアント端末及びコンピュータプログラム | |
JP2004318723A (ja) | 関連情報提供スケジュール作成方法および装置 | |
JP6205700B2 (ja) | 情報提供システム、提供情報を受信する装置、提供情報を送信する装置、プログラム、及び情報提供方法 | |
JP2004200932A (ja) | 双方向ディジタルcm放送システム | |
JP5037645B2 (ja) | 関連情報提供サーバ、関連情報提供システム及び関連情報提供方法 | |
JP2014130536A (ja) | 情報管理装置、サーバ及び制御方法 | |
JP2012084966A (ja) | 動画情報視聴装置及び動画情報視聴方法 | |
JP2002304572A (ja) | デジタルコンテンツのオンライン取引支援システム、方法、コンピュータプログラム、記録媒体 | |
JP3959525B2 (ja) | 映像コンテンツの閲覧システムにおけるアプリケーションサーバのプログラムおよびアプリケーションサーバ | |
JP2002007460A (ja) | コンテンツ選択装置、コンテンツ選択方法および記録媒体 | |
JP2008252841A (ja) | コンテンツ再生システム、コンテンツ再生装置、サーバおよびトピック情報更新方法 | |
JP2001344251A (ja) | コンテンツ検索装置、コンテンツ検索方法及びコンテンツ検索プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2009252213A (ja) | 情報表示方法、情報表示装置、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2004318614A (ja) | 番組シナリオ配信装置、番組シナリオ配信システム、番組シナリオ配信方法及び番組シナリオ配信プログラム | |
KR101805302B1 (ko) | 멀티미디어 컨텐츠 재생 장치 및 방법 | |
JP6139617B2 (ja) | 情報提供システム、情報提供サーバー、情報提供方法、及び情報提供システム用のプログラム |