JP2004317445A - 欠陥密集度検査装置および欠陥密集度検査プログラム - Google Patents
欠陥密集度検査装置および欠陥密集度検査プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】検査対象物2に散在する各検出対象点Pの座標位置を検出する検出部1Aと、検出した座標位置を用いて各検出対象点P1 〜PN の点情報テーブルTを作成して各検出対象点Pの密集度を判断する演算処理部7aとを有し、この演算処理部7aが、前記点情報テーブルTの中から3点Pのセットを抽出し、前記3点が基準円8の中に密集していると判断する機能を有する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、欠陥密集度検査装置および欠陥密集度検査プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ブラウン管に代わる小型かつ軽量の表示装置として、液晶表示パネルやプラズマディスプレイなどの平面表示パネルを用いた平面表示装置(FPD)が注目されるに至っている。そして、このFPDの中心部を構成する平面表示パネルの品質を検査する装置として、CCDアレイセンサなどよりなる光学センサ(例えばラインセンサやTDIセンサ)を用いた検査装置が開発され、この種の検査装置に関する出願も多数行われるに至っている。
【0003】
一般的に平面表示パネルの検査装置は、複数の受光素子を配列してなるセンサと、この受光素子に平面表示パネルの像を結像させる光学系とを有している。そして、センサをその受光素子の並ぶ方向に直角な方向にスキャンすることにより平面表示パネルの各部における表示欠陥の有無を光学的に検出するように構成している。つまり、センサは走査方向に1列に並べられた複数の受光素子を有しており、このセンサのスキャンによって平面表示パネルの全面の画像を取り込み、これによって欠陥検査を行っていた。
【0004】
図5は検査対象となる一般的な液晶表示パネル2の欠陥検査方法を概略的に示す図である。図5において、P1 〜P3 は一般的な検査装置を用いて欠陥検出した3つのピクセル(検出対象点)を示しており、各点P1 〜P3 は図示を省略するが詳細には、カラー表示のための図外の色の三原色(赤、緑、青)からなる3つのサブピクセルを有する。また、(X1 ,Y1 )〜(X3 ,Y3 )は各点P1 〜P3 の座標位置(すなわち、原点からの距離によって表わした座標)を示している。
【0005】
ところで、表示欠陥の検査レベルは製造技術の向上に伴って日ごとに水準が高くなっており、表示欠陥として検出された各点P1 〜P3 の数のみならず、各点P1 〜P3 間の距離などの密集度も重要な判断基準となって、液晶表示パネルの検査装置の業界では距離、点欠陥分布という規格がある。例えば、2点間の距離において離れた2点間の場合の欠陥は許容されるものであるが、近接した2点の欠陥は許容されるものではなく、これを排除する必要がある。
【0006】
ここで、例えば2点P1 ,P2 間の密集度を判断するとすると、2点P1 ,P2 間の距離を測ればよく、この距離D1−2 はピタゴラスの定義により、以下の式(1)に示すように容易に求めることができる。なお、本明細書における各点P1 ,P2 …の座標位置(X1 ,X2 ),(X2 ,Y2 )…は、説明を簡単にするために、すべて原点からの距離によって表わされる位置として説明する。
D1−2 =√((X1 −X2 )2 +(Y1 −Y2 )2 ) … 式(1)
【0007】
一般に、液晶表示パネルの検査装置における点欠陥分布の規格では、10mmφ(直径10mm)が人間の目で感じる密集度ということになっており、この10mmφの円内に表示欠陥とされた3点以上の検出対象点(図5の場合、点P1 〜P3 )が含まれているかどうかを判断するように求められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記3点の検出対象点P1 〜P3 は様々な形状となるので、これが10mmφの円内に入るかどうかを判断する処理は複雑であるため、これを自動化することは困難であるとされている。そこで、現状では、図5に符号10に示すような、定規のようなものを用意し、作業者がこの定規10を用いて手作業によって良否判定を行っていた。
【0009】
すなわち、定規10には10mmφの円10aをくりぬいてあり、作業者は定規10を矢印Aに示すように移動させて、円10aの中に表示欠陥として検出された各点P1 …がいくつ入っているかを数えるということが実際に行われている。そして、このときの判断は全て作業者各自に任されているため、作業者はその能力に応じてランク付けされている場合もある。
【0010】
ところが、どんなに優れた作業者であっても、上述のような作業には妥当な作業時間が必要であるだけでなく、上述のような判断には人為的なミスが生じていた。さらに、作業者の判断が基準となるので、作業者によって判断が異なる場合もあり、再現性の低下が生じることは避けられず、これが生産性に大きな影響を及ぼすことが考えられる。
【0011】
これは、液晶パネルのような平面表示パネルにおける欠陥検査のみならず、検査対象物に散在する検出対象点の密集度を検出するあらゆる欠陥密集度検査に共通していることであり、密集度の検査には上述の理由から人による判断が入ることがあった。
【0012】
本発明は、上述の事柄を考慮に入れてなされたものであって、その目的は、平面表示パネルなどの検査対象物に散在する表示欠陥など、3点の検出対象点が所定の直径を有する基準円の中に密集しているかどうかの判断を高速かつ正確に行える欠陥密集度検査装置および欠陥密集度検査プログラムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の欠陥密集度検査装置は、検査対象物に散在する各検出対象点の座標位置を検出する検出部と、検出した座標位置を用いて各検出対象点の点情報テーブルを作成して各検出対象点の密集度を判断する演算処理部とを有し、この演算処理部が、前記点情報テーブルの中から3点のセットを抽出し、抽出した各セットについて、抽出した3点が一直線上に位置するか3点によって形成される三角形が鈍角を有する三角形であり、かつ、この三角形の最大辺の長さが密集判断の基準円の直径以下であるときにこの3点が基準円の中に密集していると判断する一方、前記三角形の全ての角が鋭角であり、かつ、この三角形の外接円の直径が前記基準円の直径以下であるときに、前記3点が基準円の中に密集していると判断する機能を有することを特徴としている。(請求項1)
【0014】
すなわち、従来は難しいとされていた、3点の検出対象点が基準円の中に密集しているかどうかの判断を迅速かつ正確に行うことができる。これは抽出した3点によって形成される三角形が鈍角を有する三角形であるときに最も長い辺を中心線とする円内に全ての点が入ることと、前記三角形の全ての角が鋭角であるときにこの三角形の外接円内に全ての点が入ることに着目したものである。
【0015】
なお、前記三角形が直角三角形であるときには、最も長い辺を中心線とする円と外接円が同じであるので、何方の方法であっても判断できるが、処理速度を考慮すると、演算がより簡単な、三角形の最も長い辺の長さと基準円の直径を比較する処理を行なうことが望ましい。
【0016】
また、本発明における欠陥には異物の混入という概念も含まれており、この場合に本発明は異物密集度検査装置ということができる。加えて、異物として細菌などの微生物や浮遊粒子状物質なども考えられるので、本発明は、微生物密集度検査装置や浮遊粒子状物質の密集度検査装置なども含む。
【0017】
さらに、前記演算処理部はCPUやMPUなどのプロセッサを有するものであることに限定される必要はなく、デジタルまたはアナログの演算部を有するハードウェアによって構成されていても、プログラマブルロジックによって構成されていてもよい。すなわち、処理速度の更なる高速化を達成するために各部をハードウェアによって形成することが可能である。
【0018】
前記演算処理部が、前記三角形の3つの辺のうち最大の辺の長さの2乗が残る2つの辺の長さの2乗の和よりも小さいときに、三角形の全ての角が鋭角であると判断し、三角形の3つの辺のうち最大の辺の長さの2乗が残る2つの辺の長さの2乗の和よりも大きいときに鈍角を有すると判断する機能を有する場合(請求項2)には、3点によって形成される三角形の形状を正確かつ迅速に判断できる。なお、この判断基準はピタゴラスの三平方の定理を応用したものである。
【0019】
前記検査対象物が平面表示パネルであり、検出対象点が平面表示パネルの欠陥である場合(請求項3)には、平面表示パネルの点欠陥分布の規格に合わせた3点の欠陥を人手によらず演算処理によって検出でき、処理速度を可及的に高速化できるだけでなく、判断基準が確立できて正確であり、再現性が向上する。
【0020】
なお、本発明の欠陥密集度検査装置における検出対象点は、例えば、液晶表示パネルなどの平面表示パネルにおける表示の最小単位であるサブピクセルである。また、以下の説明では検出対象点を一般的な色の三原色を発光させるための各サブピクセルとして説明するが、本発明はこの点に限定されるものではない。すなわち、本明細書におけるサブピクセルという表現にはモノクロ表示するための単色(例えば白色や緑色など)のピクセルや例えば、赤と緑などの2色表示を行なう各色のピクセルも含まれている。
【0021】
本発明の欠陥密集度検査プログラムは、検査対象物に散在する各検出対象点の座標位置を示す点情報テーブルの中から3点をセットとして抽出するステップと、抽出した各セットについて、抽出した3点が一直線上に位置するか3点によって形成される三角形が鈍角を有する三角形であり、かつ、3点のうち最も離れた2点間の距離が密集判断の基準円の直径以下であるときに、この3点が基準円の中に密集していると判断するステップと、前記三角形の全ての角が鋭角であり、かつ、この三角形の外接円の直径が基準円の直径以下であるときに、前記3点が基準円の中に密集していると判断するステップとを有することを特徴としている(請求項4)。
【0022】
前記欠陥密集度検査プログラムは、既存の欠陥密集度検査装置の演算処理部によって実行でき、3点が基準円の中に密集しているかどうかの判断をプログラムの書換えまたは追加によって容易に行うことができる。なお、本発明における欠陥には液晶表示パネルの場合は液晶部に混入した異物という概念も含まれており、この場合に本発明は異物密集度検査プログラムということができる。加えて、異物として細菌などの微生物や浮遊粒子状物質なども考えられるので、本発明は、微生物密集度検査プログラムや浮遊粒子状物質の密集度検査プログラムなども含む。
【0023】
さらに、本発明の欠陥密集度検査プログラムは演算処理部のCPUやMPUなどのプロセッサによって順次実行されるプログラムであることに限定されるものではなく、プログラマブルロジックにプログラムされて形成されたハードウェアであってもよい。
【0024】
前記点情報テーブルの中から各検出対象点のセットを抽出するステップにおいて、抽出した3点のうち、1点と残りの2点間における一方の座標の差が何れも基準円の直径以下であり、かつ、この3点における他方の座標の最大値から最小値を減算した値が基準円の直径以下であるときに、この3点を抽出する処理を実行させる場合(請求項5)には、基準円内に入る可能性がある3点だけを抽出できるので、基準円内に入る可能性のない3点について比較的複雑な演算処理を実行することがなく、それだけ演算処理を高速に行うことができる。
【0025】
前記三角形が鈍角を有する三角形であるか、全ての角が鋭角であるかどうかを判断する手順として、三角形の3つの辺のうち最大の辺の長さの2乗に対する残る2つの辺の長さの2乗の和を比較し、これが小さいときに、三角形の全ての角が鋭角であると判断し、大きいときに鈍角のある三角形と判断する処理を実行する場合(請求項6)には、3点によって形成される三角形の形状を正確かつ迅速に判断できる。
【0026】
なお、前記三角形の形状の判断基準はピタゴラスの三平方の定理を応用したものであり、具体的には前記三角形が直角三角形であるときに、最大の辺の長さの2乗と、残る2つの辺の長さの2乗の和が等しくなることに着目したアルゴリズムである。したがって、最大の辺の長さの2乗に対する残る2つの辺の長さの2乗の和を比較した結果が小さいときは全ての角が鋭角である三角形であり、大きいときは鈍角のある三角形であることを的確に判断できる。
【0027】
前記基準円の中に密集していると判断した3点のセット数を用いて、密集度の評価をランク付けするステップを有する場合(請求項7)には、検査対象物の密集度を適正に評価できる。
【0028】
前記検出対象点の数が設定数以上である場合に、定められた所定のランクであると判断して、3点の検出対象点が前記基準円の中に密集しているかどうかの判断を行わない場合(請求項8)には、検出対象点の数が所定の設定数以上である欠陥の多い検査対象物を密集度の評価を行うまでもなく欠陥過多であると判断でき、処理速度を向上できる。
【0029】
前記検査対象物が平面表示パネルであり、検出対象点が平面表示パネルの欠陥である場合(請求項9)には、平面表示パネルの点欠陥分布の規格に合わせた3点の欠陥をプログラムによる演算処理によって検出でき、処理速度を可及的に高速化でき、判断基準が確立できて正確であり、再現性が向上する。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の平面表示パネルの検査装置1の第1実施例を示す図である。図1において、2は検査対象物である平面表示パネルの一例としての液晶パネル、3は液晶パネル2をセットする載置台、4はこの載置台3の裏面側から液晶パネル2に均一な光を平面的に照射する光源、5は載置台3に対して液晶パネル2の表示面と平行する方向Ydに摺動自在に形成された走査部、6はこの走査部5に設置されたセンサ(本例の場合は、ラインセンサまたはTDIセンサ)、7は各部を制御する演算処理装置である。
【0031】
液晶パネル2は一般的にその周囲に表示内容を示す電気信号を授受するためのコネクタ部2aを有しており、前記載置台3は前記液晶パネル2のコネクタ部2aに対して電気的に接触するためのコネクタ部3a(プローバ)を有している。
【0032】
一方、走査部5は例えば複数のラインセンサユニット6A,6B,…を並べて固定することで、1直線上(1列)に並べられたラインセンサ6を保持するブラケット5aと、このブラケット5aを液晶パネル2から所定の距離だけ離して固定するための保持部材5bと、この保持部材5bを両矢印Ydに示す走査方向に移動させることでラインセンサ6を液晶表示面2bに対して走査するためのモータ5cとを有している。
【0033】
前記各ラインセンサユニット6A,6B,…はラインセンサ6を構成する複数の受光素子を有するセンサ本体6aと、液晶表示面2bをラインセンサユニットの各受光素子に結像させるための光学系としての集光レンズ6bとを有しており、全てのラインセンサユニット6A,6B,…がまとめて1列のラインセンサ6を形成する。
【0034】
演算処理装置7は例えばパソコンであり、前記各部3〜6からなる検出部1Aを適宜制御する制御プログラムSと、液晶パネル2の検査プログラムPとを実行する演算処理部7a、および、各プログラムS,Pの記憶部7bを有する。また、記憶部7bには検出部1Aを用いて検査対象物2の二次元方向に分布する各検査対象点を検査することで表示欠陥として検出された各検出対象点の中から座標位置を記録してなる点情報テーブルTを作成すると共に、検査プログラムPの動作によって点情報テーブルTの内容に基づいて、表示欠陥として検出された各点の欠陥密集度を検査する。なお、本例にはパソコン7の基本的な構成を示しており、その詳細な構成は種々に考えられる。
【0035】
図2は本発明の平面表示パネル2を構成する各ピクセルの詳細を示す図である。図2において、P1,1 〜PX,Y は検出の最小単位を示してカラー表示するための3原色の各サブピクセル(検査対象点)、B1,1 〜BX,Y は前記各サブピクセルP1,1 〜PX,Y における輝度をラインセンサ6によって計測した値を示している。
【0036】
前記演算処理部7aは検査プログラムPの欠陥検出プログラムPaの動作によって前記検出部1Aを駆動し、所定の表示を行った状態で各サブピクセルP1,1 〜PX,Y の輝度B1,1 〜BX,Y を測定することにより、輝度値そのものが異常なサブピクセル、周囲のサブピクセルに対して輝度に差が生じているサブピクセルを欠陥情報として記録する。また、全欠陥情報の中ら欠陥密集度検査の対象となっている欠陥情報を検出対象点P1 〜PN として検出し、各点P1 〜PN の座標を点情報テーブルTに記録し、この点情報テーブルTの内容に基づいて欠陥密集度の検査を行なう。
【0037】
図3は前記検査プログラムPの流れの一例を示す図であり、図3に示す符号Pbは、欠陥検出プログラムPaの動作によって検出された各検出対象点P1 〜PN についてその密集度を検査する欠陥密集度検査プログラムである。また、図4は欠陥密集度検査プログラムPbにおける判断方法を説明する図である。なお、本例における欠陥密集度検査プログラムPbは本発明を理解しやすくするために、その概略的な流れを示す単なる一例であるから、その詳細な点は本発明を限定するものではないことはいうまでもない。
【0038】
図3において、S1は前記点情報テーブルT内の同一座標の輝点・滅点を輝点1つに纏めるステップである。すなわち、前記欠陥検出プログラムPaによって検出された欠陥情報を記録してなる点情報テーブルTには、輝度値そのものが異常なもの、周囲のサブピクセルに対して輝度に差が生じているものなど、種々の欠陥がそれぞれ欠陥として記録されているが、以下に例示する欠陥密集度検査プログラムPbにおいては座標情報が重要であり、欠陥の種類を考慮することは行っていない。
【0039】
しかしながら、欠陥検出プログラムPaが欠陥の種類を点情報テーブルT内に記録している場合には、欠陥の種類(輝点,滅点,周囲輝度との差が有る点,異物の混入点等)ごとの欠陥密集度、欠陥の種類によらない欠陥密集度、欠陥の種類の組み合わせによる欠陥密集度など、種々の欠陥密集度を分けて検査できるようにすることが考えられる。
【0040】
これによって、例えば、より目立つ欠陥としての輝点のみの密集度を検査したり、滅点のみの密集度や、種類によらない欠陥の密集度などを、密集度判断の基準円の大きさや欠陥セット数を変えてそれぞれ検査することなど、目視では決して行えない、より綿密な検査を行うことができる。
【0041】
S2は前記点情報テーブルT内の検出対象点P1 〜PN の数Nを別途設定できる数と比較するステップである。そしてこのステップS2において、検出対象点P1 〜PN の数Nが別途設定できる設定数以上であるときにステップS3にジャンプし、前記設定数に満たないときにステップS4に処理を進める。
【0042】
S3は前記検出対象点P1 〜PN の数Nが多いときに液晶表示パネル2のランクをランクRd(すなわちエラーランク)とするステップである。また、このステップS3によるランク付けが終了すると欠陥密集度検査の処理を終了する。
【0043】
一方、S4は点情報テーブルT内で密集度の検査対象となる3点のセットを抽出するステップである。点情報テーブルTにN個の検出対象点P1 〜PN が記録されている場合は、 NC3 通りの組み合わせが考えられる。以下、ここで検出対象点P1 ,P2 ,P3 のセットが抽出されたものとして説明する。また、各検出対象点P1 〜P3 の座標は座標(X1 ,Y1 )〜(X3 ,Y3 )[mm]として説明する。
【0044】
S5はステップS4によって抽出された3点について、そのうちの1点(例えば点P1 )と残りの2点(例えば点P2 ,P3 )間におけるX座標の差を密集判断の基準円8(図4に図示)の直径D[mm]と比較するステップである。すなわち、以下の式(1),式(2)に示す不等式が共に成り立つことを確認する。
(X2 −X1 )≦D … 式(1)
(X3 −X1 )≦D … 式(2)
【0045】
もし、この段階で前記式(1),式(2)に示す不等式の何れか一方または両方が成り立たない場合は、後述するステップS6〜S12の処理を飛ばして、ステップS13にジャンプする。すなわち、3点のX座標の差が既に直径Dを越えているときには、この3点のセットが基準円8内に入ることがなく、以下のステップS6〜S12の処理を行うまでもなく、この3点は密集していないと判断でき、処理速度を高速に行うことができる。また、大多数の3点セットはこのステップS5の処理によって判断できる。
【0046】
また、本例ではまず一方の座標として、X座標の差を用いて大雑把に基準円8内に入るかどうかを判断しているが、まず、もう一方の座標としてY座標の差を用いて大雑把に基準円8内に入るかどうかを判断してもよい。
【0047】
S6は前記3点におけるY座標の最大値Ymax から最小値Ymin を減算した値(本例の場合はY3 −Y1 [mm])を基準円8の直径Dと比較するステップである。すなわち、本例の場合、以下の式(3)に示す不等式が共に成り立つかどうかを確認する。
Ymax −Ymin ≦D … 式(3)
【0048】
前記式(3)が成り立つ場合には、処理を次のステップS7に進め、成り立たない場合には、後述するステップS7〜S12の処理を飛ばして、ステップS13にジャンプする。すなわち、前記式(3)が成り立たない場合には、3点のY軸方向の幅が既に基準円8の直径を越えているので、この3点のセットが基準円8内に入ることがなく、以下のステップS6〜S12の処理を行うまでもなく、この3点は密集していないと判断でき、処理速度を高速に行うことができる。
【0049】
S7は前記3点P1 ,P2 ,P3 の距離A,B,C(すなわち図4に仮想線で示す三角形または直線の各辺の長さ)をそれぞれ計算によって求めると共に、最も長い辺をAとする処理を行なうステップである。なお、前記距離A〜Cは例えば以下の式(4)〜式(6)に示すピタゴラスの三平方の定理によって求めることができる。
A=√((X2 −X1 )2 +(Y2 −Y1 )2 ) … 式(4)
B=√((X3 −X2 )2 +(Y3 −Y2 )2 ) … 式(5)
C=√((X1 −X3 )2 +(Y1 −Y3 )2 ) … 式(6)
但し、点P1 ,P2 間が最も離れているとする。
【0050】
S8は前記3点P1 ,P2 ,P3 が一直線上に位置する、または、3点によって形成される三角形が鈍角を有する三角形であるかどうかを判断するステップである。具体的には、これは、以下の式(7)に示す不等式が成り立つかどうかを判断するステップである。このステップS8において、式(7)に示す不等式が成り立つ場合には、続くステップS9の処理を実行し、成り立たない場合にはステップS10を実行する。
A2 ≧B2 +C2 … 式(7)
【0051】
すなわち、図4(C)に示すように、仮に前記3点P1 ,P2 ,P3 が直角三角形であるとき、三平方の定理により式(7)の左辺と右辺は等しくなる。一方、仮に前記3点P1 ,P2 ,P3 が、図4(A)に示すように一直線上に並ぶ場合や、図4(B)に示すように、角度α132 が鈍角になる場合に、前記式(7)の右辺は左辺よりも小さくなる。したがって、極めて簡単な計算を用いることで3点P1 ,P2 ,P3 によって形成される三角形の形状を判断できる。
【0052】
なお、本例では前記式(7)の左辺と右辺が等しい場合も含めて不等式が成り立つ場合を判断しているので、3点P1 ,P2 ,P3 によって形成される三角形が直角三角形である場合も含めて次のステップS9に処理を進めるようにしている。これによって、続くステップS10の演算処理を行わないことにより、処理速度を向上している。しかしながら、式(7)の左辺と右辺が等しい場合は後述するステップS10,S11による処理を行っても、これが密集しているかどうかを正しく判断できる。
【0053】
S9は前記三角形の最大辺の長さAと密集判断の基準円8の直径Dを比較するステップである。すなわち、図4(A)〜図4(C)から理解できるように、配置された3点P1 ,P2 ,P3 は少なくとも、その最大辺の長さA[mm]が基準円8の直径D[mm]と同じであるか、直径Dよりも短いときに3点とも基準円8内に入ると判断できることが分かる。つまり、以下の式(8)の不等式が成り立つときには、3点P1 ,P2 ,P3 は密集していないと判断でき、ステップS13にジャンプできる。一方、式(8)の不等式が成り立たない場合には密集していると判断でき、ステップS12にジャンプする。
A>D … 式(8)
【0054】
S10は3点P1 ,P2 ,P3 によって形成される三角形の外接円の直径2R[mm]を算出するステップである。すなわち、以下の式(9)の演算を行なう。
2R=√{(4×A2×B2×C2)/[(A+B+C)×(−A+B+C)×(A−B+C) ×(A+B−C)]}… 式(9)
【0055】
S11はステップS10において求めた直径2R[mm]を基準円8の直径D[mm]と比較するステップである。すなわち、図4(D)に示すように、3点P1 ,P2 ,P3 によって形成される三角形の全ての角が鋭角β123 ,β213 ,β132 であるときには、その外接円の直径2Rを基準円8の直径Dと比較することで、これが密集しているかどうかを判断できる。
【0056】
つまり、以下の式(10)の不等式が成り立つときには、3点P1 ,P2 ,P3 は密集していないと判断でき、ステップS13にジャンプできる。一方、式(10)の不等式が成り立たない場合には密集していると判断でき次のステップS12の処理を行なう。
2R>D … 式(10)
【0057】
S12は密集した3点のセットを記録するステップであり、例えば、その位置や密集していると判断された欠陥点セットの数(密集したセット数)の計数を行なう。
【0058】
S13は次の検査対象となる3点のセットを準備するステップである。これは、前記点情報テーブルTの中から総当たりの3点抽出を行なうための処理であり、この処理は NC3 回繰り返される。
【0059】
S14は点情報テーブルTの中から総当たりの3点抽出が終了したかどうかを判断するステップである。すなわち、ステップS13によって新たな3点の抽出を行うための組み合わせを定めることができなかったかどうかを判断するステップである。そして、総当たりの3点抽出が終了していないときには、前記ステップS4に戻って、前記ステップS4〜S14の繰り返し処理を行なう。一方、点情報テーブルT内の全ての組み合わせが終了したときには次のステップS15の処理を行なう。
【0060】
S15は密集した3点であると判断したセット数を用いて液晶表示パネル2 ランク付け評価を行なうステップである。例えば、密集した3点がなかった場合には、ランクRa、1つの密集した3点を見いだした場合にはランクRb、2つの密集した3点を見いだした場合にはランクRc、それ以上はランクRd(すなわち、エラーランク)とする。
【0061】
本例のように、液晶表示パネル2のランクを付けを行なうことにより、液晶表示パネル2の仕上がり状態を容易に判別できるので、以後の仕分けを容易におこなうことができる。なお、このランク付けの基準は任意に設定可能とすることが望ましいことはいうまでもない。
【0062】
また、本発明によれば、従来は難しいとされていた、3点の欠陥が所定の直径Dの基準円8内に密集するかどうかの判断を演算処理によって行なうことができるので、作業者の目視による判断を行う必要がなく、それだけ処理が早くなって生産性の向上を達成できる。加えて、人為的なミスの発生や再現性の不良がなく、検査対象物が所定の基準を満たすものであるかどうかを明確に判断できる。
【0063】
なお、上述の説明では、本発明の欠陥密集度検査装置および欠陥密集度検査プログラムの好適な実施例として、液晶表示パネルの検査装置に応用した例を示しているが、本発明はこの点に限定されるものではない。すなわち、プラズマディスプレイなどの平面表示パネルの欠陥密集度検査装置に応用することも可能である。
【0064】
また、欠陥として何らかの異物の密集度を検査するものであれば、あらゆる分野に応用でき、例えば、浮遊粒子状物質をフィルタに捕らえたときの各粒子の密集度や、培養した細菌の密集度など、種々の分野においてそのまま応用することができる。
【0065】
加えて、前記欠陥密集度検査プログラムPbは、ソフトウェアとして記録媒体に記録した状態で供給することにより、従来の欠陥検査装置において、本発明の欠陥密集度検査を行うことができる。しかしながら、欠陥密集度検査プログラムはプログラマブルロジックなどに書き込まれて、結果的に集積回路を形成するものであってもよい。
【0066】
さらには、本発明の欠陥密集度検査装置は、上述したソフトウェアによる処理に準じた演算処理を行なって、欠陥密集度の検査を行なうハードウェアを有するものであってもよい。
【0067】
なお、上述の各例ではセンサ6をラインセンサとした例を示しているが、本発明はこの点を限定するものではなく、二次元方向に複数の受光素子を配列してなる平面状のセンサ(CCD二次元イメージセンサなど)を用いてもよい。この場合、センサ6を上述したように走査させる必要がない。
【0068】
【発明の効果】
本発明では、従来から困難とされてきた検査対象物に散在する3点の検出対象点の密集度を演算処理部による計算によって判断することができ、検査対象物に散在する欠陥の状態をより迅速かつ的確に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の欠陥密集度検査装置の全体的な構成を示す図である。
【図2】平面表示パネルの構成を説明する図である。
【図3】本発明の欠陥密集度検査プログラムの動きを理解するための一例を示す図である。
【図4】本発明の欠陥密集度検査方法を説明する図である。
【図5】従来の欠陥密集度検査を行なう方法を説明する図である。
【符号の説明】
1…液晶パネルの異物検査装置、1A…検出部、2…検査対象物(平面表示パネル)、7a…演算処理部、8…基準円、A…最大辺の長さ、B,C…残る2つの辺の長さ、D…基準円の直径、2R…外接円の直径、P1 ,P2 ,…検出対象点(欠陥)、Pb…欠陥密集度検査プログラム、T…点情報テーブル、(X1 ,Y1 ),(X2 ,Y2 ),…座標位置、α132 …鈍角、β123 ,β213 ,β132 …鋭角。
Claims (9)
- 検査対象物に散在する各検出対象点の座標位置を検出する検出部と、検出した座標位置を用いて各検出対象点の点情報テーブルを作成して各検出対象点の密集度を判断する演算処理部とを有し、
この演算処理部が、
前記点情報テーブルの中から3点の検出対象点のセットを抽出し、
抽出した各セットについて、
抽出した3点が一直線上に位置するか3点によって形成される三角形が鈍角を有する三角形であり、かつ、最も離れた2点間の距離が密集判断の基準円の直径以下であるときにこの3点が基準円の中に密集していると判断する一方、
前記三角形の全ての角が鋭角であり、かつ、この三角形の外接円の直径が前記基準円の直径以下であるときに、前記3点が基準円の中に密集していると判断する機能を有することを特徴とする欠陥密集度検査装置。 - 前記演算処理部が、前記三角形の3つの辺のうち最大の辺の長さの2乗が残る2つの辺の長さの2乗の和よりも小さいときに、三角形の全ての角が鋭角であると判断し、
三角形の3つの辺のうち最大の辺の長さの2乗が残る2つの辺の長さの2乗の和よりも大きいときに鈍角を有すると判断する機能を有する請求項1に記載の欠陥密集度検査装置。 - 前記検査対象物が平面表示パネルであり、検出対象点が平面表示パネルの欠陥である請求項1または2に記載の欠陥密集度検査装置。
- 検査対象物に散在する各検出対象点の座標位置を示す点情報テーブルの中から3点をセットとして抽出するステップと、
抽出した各セットについて、
抽出した3点が一直線上に位置するか3点によって形成される三角形が鈍角を有する三角形であり、かつ、3点のうち最も離れた2点間の距離が密集判断の基準円の直径以下であるときに、この3点が基準円の中に密集していると判断するステップと、
前記三角形の全ての角が鋭角であり、かつ、この三角形の外接円の直径が基準円の直径以下であるときに、前記3点が基準円の中に密集していると判断するステップとを有することを特徴とする欠陥密集度検査プログラム。 - 前記点情報テーブルの中から各検出対象点のセットを抽出するステップにおいて、抽出した3点のうち、1点と残りの2点間におけるX座標Y座標のうち一方の座標XまたはYの差が何れも基準円の直径以下であり、かつ、
この3点における他方の座標の最大値から最小値を減算した値が基準円の直径以下であるときに、この3点を抽出する処理を実行させる請求項4に記載の欠陥密集度検査プログラム。 - 前記三角形が鈍角を有する三角形であるか、全ての角が鋭角であるかどうかを判断する手順として、
三角形の3つの辺のうち最大の辺の長さの2乗に対する残る2つの辺の長さの2乗の和を比較し、
これが小さいときに、三角形の全ての角が鋭角であると判断し、
大きいときに鈍角のある三角形と判断する処理を実行する請求項4または5に記載の欠陥密集度検査プログラム。 - 前記基準円の中に密集していると判断した3点のセット数を用いて、密集度の評価をランク付けするステップを有する請求項4〜6の何れかに記載の欠陥密集度検査プログラム。
- 前記検出対象点の数が設定数以上である場合に、定められた所定のランクであると判断して、3点の検出対象点が前記基準円の中に密集しているかどうかの判断を行わない請求項7に記載の欠陥密集度検査プログラム。
- 前記検査対象物が平面表示パネルであり、検出対象点が平面表示パネルの欠陥である請求項4〜8の何れかに記載の欠陥密集度検査プログラム。
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CN103759677A (zh) * | 2014-01-27 | 2014-04-30 | 东北大学 | 基于三角面积比法度量岩体结构面三维粗糙度的方法 |
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