JP2004316500A - 密閉形圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】排油ガイドを他の部品と共用して部品点数を削減するとともに、作業性を向上させた密閉形圧縮機を提供する。
【解決手段】両側に樹脂からなるインシュレータ7aを備えたステータ7と密閉容器1との間に第2冷媒通路22を設けるとともに、第1冷媒通路20と第2冷媒通路22を繋ぐ断面円弧状の排油ガイド部7bをインシュレータ7aの外周部分から突出して設ける。
そして、吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスが図1の矢印で示すように、第1冷媒通路20、排油ガイド部7b、第2冷媒通路22をそれぞれ通過して、電動機室4の下部および油溜室6にも充満され、同高圧冷媒ガスにより電動機部11を冷却する構造にする。
【選択図】 図1
【解決手段】両側に樹脂からなるインシュレータ7aを備えたステータ7と密閉容器1との間に第2冷媒通路22を設けるとともに、第1冷媒通路20と第2冷媒通路22を繋ぐ断面円弧状の排油ガイド部7bをインシュレータ7aの外周部分から突出して設ける。
そして、吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスが図1の矢印で示すように、第1冷媒通路20、排油ガイド部7b、第2冷媒通路22をそれぞれ通過して、電動機室4の下部および油溜室6にも充満され、同高圧冷媒ガスにより電動機部11を冷却する構造にする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉形圧縮機に係わり、より詳細には密閉形圧縮機に使用される電動機の固定子形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、密閉形圧縮機は、図4に示すように、密閉容器1内をメインフレーム2により圧縮機室3と電動機室4とに区画すると共に、同電動機室4の下部にサブフレーム5により区画された油溜室6を設けている。
電動機室4にはステータ47とロータ8と旋回軸9を有するクランクシャフト10とを備える電動機部11を設けている。
圧縮機室3の上部には吐出室12、下部にスクロール式の圧縮部13を設け、スクロール式の圧縮部13は、固定スクロール14、旋回スクロール15に備える各ラップ14a、15a間に形成される圧縮空間16を有し、クランクシャフト10の回転に伴いオルダムリング17の働きにより旋回スクロール15を旋回駆動して、吸入管18から冷媒ガスを吸入して圧縮し、吐出孔19から吐出室12に吐出している。
この吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスは第1冷媒通路20を通して電動機室4の上部に導かれ、同電動機室4の上部に備える吐出管21から図示しない冷凍サイクルに導出されるようになっている。
【0003】
また、両側に樹脂からなるインシュレータ47aを備えたステータ47と密閉容器1との間には第2冷媒通路22が設けられるとともに、第1冷媒通路20と第2冷媒通路22を繋ぐ断面円弧状の排油ガイド30が密閉容器1の内周面に備えられている。
そして、吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスが図4の矢印で示すように、第1冷媒通路20、排油ガイド30、第2冷媒通路22をそれぞれ通過して、電動機室4の下部および油溜室6にも充満され、同高圧冷媒ガスにより電動機部11を冷却するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
しかしながら、金属製の排油ガイド30を密閉容器1の内周面に溶接などで固定する方法は作業性が悪く、かつ、排油ガイド30が単体部品として必要であった。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−164069号公報 (第2−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、排油ガイドを他の部品と共用して部品点数を削減するとともに、作業性を向上させた密閉形圧縮機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するため、閉容器内をメインフレームにより圧縮機室と電動機室とに区画すると共に、同電動機室の下部にサブフレームにより区画された油溜室を設け、前記電動機室には内周側に設けた複数のスロットをインシュレータで覆い、前記スロットに対応する部分に巻線を巻装したステータと、旋回軸を有するクランクシャフトを中心に設けたロータとを備える電動機部を、前記圧縮機室には前記電動機部の旋回軸により駆動される圧縮部をそれぞれ設け、前記圧縮部に備える吸入管から供給され同圧縮部で圧縮された冷媒ガスを、前記圧縮部から前記電動機室に連通する第1冷媒通路を介して前記電動機室の上部に導き、同電動機室の上部に備える吐出管から導出すると共に、前記ステータと前記密閉容器との間に備える第2冷媒通路を介して前記電動機室の下部に導入してなる密閉形圧縮機において、
前記ステータのインシュレータに前記第1冷媒通路の出口周辺部と前記第2冷媒通路とをつなぐ排油ガイド部を一体に設ける。
【0008】
また、前記第1冷媒通路と対応する前記排油ガイド部の先端に前記第一冷媒通路から排出される冷媒ガスを収集するフランジ部を設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による密閉形圧縮機を詳細に説明する。図1は本発明による密閉形圧縮機の一実施例を示す断面図である。
図1に示すように、密閉容器1内をメインフレーム2により圧縮機室3と電動機室4とに区画すると共に、同電動機室4の下部にサブフレーム5により区画された油溜室6を設けている。
【0010】
電動機室4には一次巻線を有するステータ7と、ロータ8と、旋回軸9を有するクランクシャフト10とを備える電動機部11を設けている。
また、圧縮機室3の上部には吐出室12、下部にスクロール式の圧縮部13を設け、スクロール式の圧縮部13は、固定スクロール14、旋回スクロール15に備える各ラップ14a、15a間に形成される圧縮空間16を有し、オルダムリング17の働きにより旋回スクロール15の自転を防ぎながらクランクシャフト10を旋回駆動して、吸入管18から冷媒ガスを吸入して圧縮し、吐出孔19から吐出室12に吐出している。
この吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスは第1冷媒通路20を通して電動機室4の上部に導かれ、同電動機室4の上部に備える吐出管21から図示しない冷凍サイクルに導出されるようになっている。
【0011】
また、両側に樹脂からなるインシュレータ7aを備えたステータ7と密閉容器1との間には第2冷媒通路22が設けられるとともに、第1冷媒通路20と第2冷媒通路22を繋ぐ断面円弧状の排油ガイド部7bがインシュレータ7aの外周部分から突出して備えられている。
そして、吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスが図1の矢印で示すように、第1冷媒通路20、排油ガイド部7b、第2冷媒通路22をそれぞれ通過して、電動機室4の下部および油溜室6にも充満され、同高圧冷媒ガスにより電動機部11を冷却するようになっている。
【0012】
つまり、従来例では排油ガイドが独立した部品として備えられていたが、本願ではステータ7のインシュレータ7aと一体に形成することにより、排油ガイドとしての単体部品を削減するとともに、排油ガイドの取付け作業を不要としている。これにより、材料費と組立工数の削減が可能となる。
【0013】
図2はステータ7の構造を示す斜視図である。ステータ7は固定子鉄心7cの継鉄部の内周に設けた複数の歯部の両側にスロットを形成し、歯部の先端を除くスロットおよび固定子鉄心の上下面を合成樹脂からなるインシュレータ7aによって覆い、スロットに対応する部分に巻線を巻装して形成されている。
このインシュレータ7aの外周部分から第1冷媒通路20へ向かって突出させ、第1冷媒通路20の出口周辺部と第2冷媒通路22とをつなぐ排油ガイド部7bをインシュレータ7aと一体に設けた構造となっている。
なお、この例では排油ガイド部7bが断面円弧状となっているが、本願はこれに限るものではなく、例えば断面コ字型や断面V字型などのような形状でもよく、第2冷媒通路22に対応していればどのような形状でもよい。
また、インシュレータが固定子鉄心を覆う範囲は自由であり、少なくとも排油ガイド部を形成できる範囲であればよい。
【0014】
図3は本発明の別の実施例を示す要部斜視図である。この構造は、図1で示す第1冷媒通路20と対応する排油ガイド部39bの先端に断面円弧状で扇型のフランジ部39cを設けていることが特徴である。
この構造により、第1冷媒通路20から排出される冷媒をフランジ部39cで受けて、冷媒をスムースに排油ガイド部39bへ送り込むことができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による密閉形圧縮機によれば、請求項1に係わる発明は、ステータのインシュレータに第1冷媒通路の出口周辺部と第2冷媒通路とをつなぐ排油ガイド部を一体に設けることにより、排油ガイドとしての単体部品を削減するとともに、排油ガイドの取付け作業を不要とし、材料費と組立工数の削減が可能となる。
また、請求項2に係わる発明は、第1冷媒通路と対応する排油ガイド部の先端に第一冷媒通路から排出される冷媒ガスを収集するフランジ部を設けることにより、第1冷媒通路から排出される冷媒をフランジ部で受けて、冷媒をスムースに排油ガイド部へ送り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密閉形圧縮機の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明によるステータの構造を示す斜視図である。
【図3】本発明による別の実施例を示す要部斜視図である。
【図4】従来の密閉形圧縮機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器
2 メインフレーム
3 圧縮機室
4 電動機室
5 サブフレーム
6 油溜室
7 ステータ
7a インシュレータ
7b 排油ガイド部
7c 固定子鉄心
8 ロータ
9 旋回軸
10 クランクシャフト
11 電動機部
12 吐出室
13 圧縮部
14 固定スクロール
14a 各ラップ
15 旋回スクロール
16 圧縮空間
17 オルダムリング
18 吸入管
19 吐出孔
20 冷媒通路
21 吐出管
22 冷媒通路
39b 排油ガイド部
39c フランジ部
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉形圧縮機に係わり、より詳細には密閉形圧縮機に使用される電動機の固定子形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、密閉形圧縮機は、図4に示すように、密閉容器1内をメインフレーム2により圧縮機室3と電動機室4とに区画すると共に、同電動機室4の下部にサブフレーム5により区画された油溜室6を設けている。
電動機室4にはステータ47とロータ8と旋回軸9を有するクランクシャフト10とを備える電動機部11を設けている。
圧縮機室3の上部には吐出室12、下部にスクロール式の圧縮部13を設け、スクロール式の圧縮部13は、固定スクロール14、旋回スクロール15に備える各ラップ14a、15a間に形成される圧縮空間16を有し、クランクシャフト10の回転に伴いオルダムリング17の働きにより旋回スクロール15を旋回駆動して、吸入管18から冷媒ガスを吸入して圧縮し、吐出孔19から吐出室12に吐出している。
この吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスは第1冷媒通路20を通して電動機室4の上部に導かれ、同電動機室4の上部に備える吐出管21から図示しない冷凍サイクルに導出されるようになっている。
【0003】
また、両側に樹脂からなるインシュレータ47aを備えたステータ47と密閉容器1との間には第2冷媒通路22が設けられるとともに、第1冷媒通路20と第2冷媒通路22を繋ぐ断面円弧状の排油ガイド30が密閉容器1の内周面に備えられている。
そして、吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスが図4の矢印で示すように、第1冷媒通路20、排油ガイド30、第2冷媒通路22をそれぞれ通過して、電動機室4の下部および油溜室6にも充満され、同高圧冷媒ガスにより電動機部11を冷却するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
しかしながら、金属製の排油ガイド30を密閉容器1の内周面に溶接などで固定する方法は作業性が悪く、かつ、排油ガイド30が単体部品として必要であった。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−164069号公報 (第2−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、排油ガイドを他の部品と共用して部品点数を削減するとともに、作業性を向上させた密閉形圧縮機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するため、閉容器内をメインフレームにより圧縮機室と電動機室とに区画すると共に、同電動機室の下部にサブフレームにより区画された油溜室を設け、前記電動機室には内周側に設けた複数のスロットをインシュレータで覆い、前記スロットに対応する部分に巻線を巻装したステータと、旋回軸を有するクランクシャフトを中心に設けたロータとを備える電動機部を、前記圧縮機室には前記電動機部の旋回軸により駆動される圧縮部をそれぞれ設け、前記圧縮部に備える吸入管から供給され同圧縮部で圧縮された冷媒ガスを、前記圧縮部から前記電動機室に連通する第1冷媒通路を介して前記電動機室の上部に導き、同電動機室の上部に備える吐出管から導出すると共に、前記ステータと前記密閉容器との間に備える第2冷媒通路を介して前記電動機室の下部に導入してなる密閉形圧縮機において、
前記ステータのインシュレータに前記第1冷媒通路の出口周辺部と前記第2冷媒通路とをつなぐ排油ガイド部を一体に設ける。
【0008】
また、前記第1冷媒通路と対応する前記排油ガイド部の先端に前記第一冷媒通路から排出される冷媒ガスを収集するフランジ部を設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による密閉形圧縮機を詳細に説明する。図1は本発明による密閉形圧縮機の一実施例を示す断面図である。
図1に示すように、密閉容器1内をメインフレーム2により圧縮機室3と電動機室4とに区画すると共に、同電動機室4の下部にサブフレーム5により区画された油溜室6を設けている。
【0010】
電動機室4には一次巻線を有するステータ7と、ロータ8と、旋回軸9を有するクランクシャフト10とを備える電動機部11を設けている。
また、圧縮機室3の上部には吐出室12、下部にスクロール式の圧縮部13を設け、スクロール式の圧縮部13は、固定スクロール14、旋回スクロール15に備える各ラップ14a、15a間に形成される圧縮空間16を有し、オルダムリング17の働きにより旋回スクロール15の自転を防ぎながらクランクシャフト10を旋回駆動して、吸入管18から冷媒ガスを吸入して圧縮し、吐出孔19から吐出室12に吐出している。
この吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスは第1冷媒通路20を通して電動機室4の上部に導かれ、同電動機室4の上部に備える吐出管21から図示しない冷凍サイクルに導出されるようになっている。
【0011】
また、両側に樹脂からなるインシュレータ7aを備えたステータ7と密閉容器1との間には第2冷媒通路22が設けられるとともに、第1冷媒通路20と第2冷媒通路22を繋ぐ断面円弧状の排油ガイド部7bがインシュレータ7aの外周部分から突出して備えられている。
そして、吐出室12に吐出された高圧冷媒ガスが図1の矢印で示すように、第1冷媒通路20、排油ガイド部7b、第2冷媒通路22をそれぞれ通過して、電動機室4の下部および油溜室6にも充満され、同高圧冷媒ガスにより電動機部11を冷却するようになっている。
【0012】
つまり、従来例では排油ガイドが独立した部品として備えられていたが、本願ではステータ7のインシュレータ7aと一体に形成することにより、排油ガイドとしての単体部品を削減するとともに、排油ガイドの取付け作業を不要としている。これにより、材料費と組立工数の削減が可能となる。
【0013】
図2はステータ7の構造を示す斜視図である。ステータ7は固定子鉄心7cの継鉄部の内周に設けた複数の歯部の両側にスロットを形成し、歯部の先端を除くスロットおよび固定子鉄心の上下面を合成樹脂からなるインシュレータ7aによって覆い、スロットに対応する部分に巻線を巻装して形成されている。
このインシュレータ7aの外周部分から第1冷媒通路20へ向かって突出させ、第1冷媒通路20の出口周辺部と第2冷媒通路22とをつなぐ排油ガイド部7bをインシュレータ7aと一体に設けた構造となっている。
なお、この例では排油ガイド部7bが断面円弧状となっているが、本願はこれに限るものではなく、例えば断面コ字型や断面V字型などのような形状でもよく、第2冷媒通路22に対応していればどのような形状でもよい。
また、インシュレータが固定子鉄心を覆う範囲は自由であり、少なくとも排油ガイド部を形成できる範囲であればよい。
【0014】
図3は本発明の別の実施例を示す要部斜視図である。この構造は、図1で示す第1冷媒通路20と対応する排油ガイド部39bの先端に断面円弧状で扇型のフランジ部39cを設けていることが特徴である。
この構造により、第1冷媒通路20から排出される冷媒をフランジ部39cで受けて、冷媒をスムースに排油ガイド部39bへ送り込むことができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による密閉形圧縮機によれば、請求項1に係わる発明は、ステータのインシュレータに第1冷媒通路の出口周辺部と第2冷媒通路とをつなぐ排油ガイド部を一体に設けることにより、排油ガイドとしての単体部品を削減するとともに、排油ガイドの取付け作業を不要とし、材料費と組立工数の削減が可能となる。
また、請求項2に係わる発明は、第1冷媒通路と対応する排油ガイド部の先端に第一冷媒通路から排出される冷媒ガスを収集するフランジ部を設けることにより、第1冷媒通路から排出される冷媒をフランジ部で受けて、冷媒をスムースに排油ガイド部へ送り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密閉形圧縮機の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明によるステータの構造を示す斜視図である。
【図3】本発明による別の実施例を示す要部斜視図である。
【図4】従来の密閉形圧縮機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器
2 メインフレーム
3 圧縮機室
4 電動機室
5 サブフレーム
6 油溜室
7 ステータ
7a インシュレータ
7b 排油ガイド部
7c 固定子鉄心
8 ロータ
9 旋回軸
10 クランクシャフト
11 電動機部
12 吐出室
13 圧縮部
14 固定スクロール
14a 各ラップ
15 旋回スクロール
16 圧縮空間
17 オルダムリング
18 吸入管
19 吐出孔
20 冷媒通路
21 吐出管
22 冷媒通路
39b 排油ガイド部
39c フランジ部
Claims (2)
- 密閉容器内をメインフレームにより圧縮機室と電動機室とに区画すると共に、同電動機室の下部にサブフレームにより区画された油溜室を設け、前記電動機室には内周側に設けた複数のスロットをインシュレータで覆い、前記スロットに対応する部分に巻線を巻装したステータと、旋回軸を有するクランクシャフトを中心に設けたロータとを備える電動機部を、前記圧縮機室には前記電動機部の旋回軸により駆動される圧縮部をそれぞれ設け、前記圧縮部に備える吸入管から供給され同圧縮部で圧縮された冷媒ガスを、前記圧縮部から前記電動機室に連通する第1冷媒通路を介して前記電動機室の上部に導き、同電動機室の上部に備える吐出管から導出すると共に、前記ステータと前記密閉容器との間に備える第2冷媒通路を介して前記電動機室の下部に導入してなる密閉形圧縮機において、
前記ステータのインシュレータに前記第1冷媒通路の出口周辺部と前記第2冷媒通路とをつなぐ排油ガイド部を一体に設けてなることを特徴とする密閉形圧縮機。 - 前記第1冷媒通路と対応する前記排油ガイド部の先端に前記第一冷媒通路から排出される冷媒ガスを収集するフランジ部を設けてなることを特徴とする請求項1記載の密閉形圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003109683A JP2004316500A (ja) | 2003-04-15 | 2003-04-15 | 密閉形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003109683A JP2004316500A (ja) | 2003-04-15 | 2003-04-15 | 密閉形圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004316500A true JP2004316500A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33470739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003109683A Pending JP2004316500A (ja) | 2003-04-15 | 2003-04-15 | 密閉形圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004316500A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007074638A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-05 | Daikin Industries, Ltd. | 圧縮機 |
JP2008121487A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
WO2010029956A2 (ja) | 2008-09-09 | 2010-03-18 | サンデン株式会社 | 密閉型圧縮機 |
WO2016185355A1 (ja) * | 2015-05-20 | 2016-11-24 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 密閉型スクロール圧縮機 |
-
2003
- 2003-04-15 JP JP2003109683A patent/JP2004316500A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007074638A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-05 | Daikin Industries, Ltd. | 圧縮機 |
EP1967736A1 (en) * | 2005-12-28 | 2008-09-10 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor |
AU2006329387B2 (en) * | 2005-12-28 | 2010-10-28 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor |
EP1967736A4 (en) * | 2005-12-28 | 2013-12-04 | Daikin Ind Ltd | COMPRESSOR |
JP2008121487A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
WO2010029956A2 (ja) | 2008-09-09 | 2010-03-18 | サンデン株式会社 | 密閉型圧縮機 |
WO2016185355A1 (ja) * | 2015-05-20 | 2016-11-24 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 密閉型スクロール圧縮機 |
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