JP2004314019A - 風力選別機 - Google Patents

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Toshihisa Ishii
俊久 石井
Kiyoshi Tsuchiya
清 土屋
Takami Kusaki
貴巳 草木
Minoru Ouchi
実 大内
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Abstract

【課題】特に軽量物排出部内の中間重量物の滞留を防止することで、選別処理能力の低下を防止することができる風力選別機を提供する。
【解決手段】風力により混合廃棄物を選別する風力選別機において、本体フレーム5と、この本体フレーム5に回転自在に支持された本体回転ドラム1と、この本体回転ドラム1内に設けた複数の掻き上げ板24と、本体回転ドラム1の長手方向一方側端部に接続するように本体フレーム5に設けられ、本体回転ドラム1に投入された混合廃棄物に空気流を吹き付けるブロワ3と、本体回転ドラム1の長手方向他方側端部に接続するように本体フレーム5に設けられ、ブロワ3からの空気流に乗った混合廃棄物中の軽量物を排出する排出ダクト27と、この排出ダクト27内に滞留する混合廃棄物中の中間重量物を掻き取るスクレーパ装置40とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、混合物中に含まれる様々な物を、風力を用いてその重量に応じて選別する風力選別機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、産業廃棄物は事業活動に伴って生じることから特別な性状のものが大量に発生する場合が多く、例えば建築物の解体現場では、石、コンクリート塊、木材片、ガラス片、壁土、新建材、金具等が細かいばらものとなった解体屑又はミンチと称するそれらの混合物が粗大廃棄物と混在した混合廃棄物が発生する。この混合廃棄物中には、上記以外にも、廃プラスチック類、ゴムくず、がれき類等が含まれる場合も多い。
【0003】
昨今、建設副産物の再利用の気運の高まりから、分別解体の推奨や分別搬出の義務付けがなされようとしている。このような背景から、上記のような混合廃棄物の分別を行うために、風力を用いて廃棄物の選別を行う風力選別機が従来より知られている(例えば、特許文献1参照。)。この従来の技術では、回転ドラムへ投入された混合廃棄物に空気供給管で選別用の空気流を衝突させ、混合廃棄物中の軽量物は空気流に乗せて排出口側に設けたカバーから排出し、重量物は回転ドラム内周面に設けた掻き上げ板によって空気流とは逆方向に搬送し排出するようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−23325号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、混合廃棄物中には、例えば石、がれき等の重量物にビニールシート、又は紐状若しくはフィルム状の軽量物が強固に絡み合って形成された塊等が含まれる場合があり、このような場合には空気流だけで塊をほぐすことができず、上記従来の技術では軽量物を重量物から選別できない恐れがあった。
【0006】
そこで、本願発明者等は、筒状部材(回転ドラム)内に混合物を一旦捕捉する捕捉手段及びこの捕捉手段で捕捉した混合物を筒状部材の回転に伴って掻き上げる掻き上げ手段を設けた風力選別機を発明した。この風力選別機は、傾倒可能な本体フレームに回転自在に支持された筒状部材と、本体フレームの長手方向一方側(傾斜方向下側)に設けた送風機と、本体フレームの長手方向他方側(傾斜方向上側)に設けた軽量物排出部とを備えており、筒状部材に投入された混合廃棄物に送風機からの空気流を衝突させ、混合廃棄物中の軽量物を空気流に乗せて軽量物排出部から排出する一方で、風力に打ち勝ち筒状部材内を傾斜方向下側に向かって転がる重量物を、補足手段によって一旦滞留させ、この滞留した重量物を掻き上げ手段によって回転方向に掻き上げて、大きく持ち上げた後に落下させて解きほぐす。これにより、上記したようなビニールシート、又は紐状若しくはフィルム状の軽量物が石、がれき等の重量物に強固に絡み合った塊であっても、その塊を確実に解きほぐし、軽量物を重量物から分離することができる。
【0007】
そして、本願発明者等のその後の検討によれば、上記発明には以下のような更なる改善の余地があることが分かった。
すなわち、筒状部材内に投入された混合廃棄物中に、空気流による風力と重力による傾斜方向下側への落下力とが釣り合う中間重量物が存在する場合、その中間重量物は筒状部材内及び軽量物排出部内に滞留して空気流の流れを阻害する恐れがある。その場合、軽量物の選別効率が低下し、風力選別機の選別処理能力が低下してしまうという問題を生じる。
【0008】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、特に軽量物排出部内の中間重量物の滞留を防止することで、選別処理能力の低下を防止することができる風力選別機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、風力により混合物を選別する風力選別機において、本体フレームと、この本体フレームに回転自在に支持された筒状部材と、この筒状部材内に設けた複数の掻き上げ手段と、前記筒状部材の長手方向一方側端部に接続するように前記本体フレームに設けられ、前記筒状部材に投入された混合物に空気流を吹き付ける送風機と、前記筒状部材の長手方向他方側端部に接続するように前記本体フレームに設けられ、前記送風機からの空気流に乗った混合物中の軽量物を排出する軽量物排出用ダクトと、この軽量物排出用ダクト内に滞留する混合物中の中間重量物を掻き取る掻き取り部材とを備えるものとする。
【0010】
本発明の風力選別機においては、筒状部材に投入され筒状部材内を長手方向一方側へ移動する混合物に対し、送風機で生起した空気流を吹き付ける。これにより、混合物中の軽量物はその空気流に乗って本体フレームの長手方向他方側に設けた軽量物排出用ダクトより排出され、混合物中の重量物は筒状部材内を長手方向一方側に向かって転がって筒状部材より排出される。このようにして、重量物と軽量物とが選別される。
【0011】
このとき、混合物中に、上記軽量物及び重量物の他に、空気流により作用する風力と筒状部材内を長手方向一方側へ移動しようとする力(例えば筒状部材を傾斜させた場合には重力により作用する傾斜方向下側への落下力)とが釣り合う中間重量物が存在する場合、その中間重量物は筒状部材内及び軽量物排出部内に滞留して空気流の流れを阻害する恐れがある。その場合、軽量物の選別効率が低下し、風力選別機の選別処理能力が低下してしまうという問題を生じる。
【0012】
これに対し、本発明においては、例えば筒状部材の長手方向他方端に固設され筒状部材の回転に伴って回転駆動する掻き取り部材によって、軽量物排出用ダクトの内周面に付着した中間重量物を掻き取り、その掻き取った中間重量物を回転により掻き上げて攪拌する。これにより、軽量物排出用ダクト内に滞留した中間重量物を空気流に乗せて排出することができる。このようにして、本発明によれば特に軽量物排出用ダクト内の中間重量物の滞留を防止できるので、風力選別機の選別処理能力が低下するのを防止することができる。
【0013】
(2)上記(1)において、好ましくは、前記掻き取り部材は前記筒状部材の長手方向他方端に固設され、前記筒状部材の回転に伴って回転することで前記軽量物排出用ダクトの内周面に滞留する混合物中の中間重量物を掻き取るものとする。
【0014】
(3)上記(1)において、また好ましくは、前記掻き取り部材を前記軽量物排出用ダクトの円周方向に回転駆動する駆動手段をさらに備えるものとする。
本発明によれば、掻き取り部材を回転駆動する例えばモータ等の駆動手段を軽量物排出用ダクトの外周面等に設けて掻き取り部材を筒状部材と独立して自動的に回転駆動するようにすることで、例えば掻き取り部材を備えていない既存の風力選別機に掻き取り部材と駆動手段を増設して本発明と同様の効果を得るようにすることが可能となる。
【0015】
(4)上記(1)乃至(3)のいずれかにおいて、また好ましくは、前記筒状部材の内部にその長手方向複数段に混合物を捕捉する捕捉手段を設けるものとする。
【0016】
本発明の風力選別機においては、筒状部材内に設けた捕捉手段によって長手方向一方側へ移動する混合物を捕捉し一旦滞留させる。そして、この状態で、筒状部材を回転させると、捕捉手段で捕捉された混合物は掻き上げ手段によってその回転方向に掻き上げられ、大きく持ち上げられた後に落下して解きほぐされる。
【0017】
これにより、混合物中に、例えば石、がれき等の重量物にビニールシート、又は紐状若しくはフィルム状の軽量物が強固に絡み合っている塊等が含まれている場合でも、その塊を確実に解きほぐし、軽量物を重量物から分離することができる。この結果、選別性能を向上し、且つ選別対象物の範囲をさらに拡大することができる。
【0018】
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかにおいて、また好ましくは、前記本体フレームは前記送風機側が低くなるように傾倒可能に支持されているものとする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の風力選別機の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の一実施の形態を図1乃至図7を参照しつつ以下に説明する。
図1は本発明の風力選別機の一実施の形態の全体構造を一部断面で表す側面図であり、図2はこの風力選別機を図1中矢印A方向から見た矢視正面図である。また、図3は図1中III−III断面による横断面図、図4は図1中IV−IV断面による横断面図である。これら図1乃至図4において、1は本体回転ドラム(筒状部材)、2は本体回転ドラム1を回転駆動する本体回転ドラム駆動モータ、3は本体回転ドラム1の長手方向一方側(図1中左側)に設けたブロワ(送風機)、4は本体回転ドラム1の長手方向他方側(図1中右側)に設けられ、投入される混合廃棄物を受け入れるための投入ホッパ、5は本体フレーム、6はベースフレーム、7は動力制御盤である。
【0020】
本体フレーム5は、ピン10を介してベースフレーム6に対して傾倒自在に接続されている。11はその傾動動作用のシリンダ(例えば電動シリンダ、油圧シリンダ等)であり、一端側(図1中下側)がピン12を介しベースフレーム6に設けたブラケット13に回動自在に接続されており、他端側(図1中上側)がピン14を介し本体フレーム5に設けたブラケット15に回動自在に接続されている。このような構造により、シリンダ11の伸縮動作によって本体回転ドラム1をピン10を回動支点として傾動させ、所望の傾斜角度(=任意の傾斜状態、但し水平状態を含む)に保持可能となっている。なお、シリンダ11を用いず、チェーンブロック等の別途の支持手段で所望の傾斜角度に支持するようにしてもよい。
【0021】
本体回転ドラム1は、詳細な支持構造の図示及び説明を省略するが、回転ドラム支持ローラ16a,16bを介して本体フレーム5に対し回転自在に支持されており、図1中右側の回転ドラム支持ローラ16bに上述の回転ドラム駆動モータ(電動モータ、又は油圧モータ、あるいはエンジン直結でもよい。また可変速として回転速度を自在に調節できるようにしてもよい)2の駆動力が伝達されることにより、本体回転ドラム1はその軸心線(図示省略)まわりに回転駆動されるようになっている。
【0022】
また、17は本体回転ドラム1の外郭を構成し、長手方向両側(図1中左右側)に開口を有する略円筒形状のドラム本体、18はこのドラム本体17の長手方向一方側(図1中左側)の開口を覆うようにドラム本体17とわずかな隙間を介在して設けたカバー部材、19はドラム本体17の長手方向他方側(図1中右側)の開口を覆うようにドラム本体17とわずかな隙間を介在して設けたカバー部材である。上記カバー部材18,19はそれぞれ後述の送風ダクト31、排出ダクト27等を介して本体フレーム5に固定支持されているが、上記のようにドラム本体17とわずかな隙間を介して配置されているため、ドラム本体17の回転駆動を阻害しないようになっている。
【0023】
20はカバー部材18の下部に設けた重量物排出口、21はカバー部材19の略中央部に設けた軽量物排出口、22はカバー部材19の外周と上記軽量物排出口21との間の領域のうち軽量物排出口21の側方一方側(図4中左側)に設けた廃棄物投入用の投入口であり(図4参照)、この投入口22に前記の投入ホッパ4が接続されている。また、35はカバー部材19の内側(すなわち内周面)に設けた庇部材であり、投入口22の本体回転ドラム回転方向(図3中矢印ア方向)上流側を覆う庇部35aと、投入口22の径方向中心側(すなわち軽量物排出口21側)を覆う側壁部35bとから構成されている(図1参照)。この庇部材35により、本体回転ドラム1内を流れる空気流が投入口22を介して投入ホッパ4から機外に逆流しないように便宜が図られている。
【0024】
また、23a,23b,23cはこの順序で上記軽量物排出口21から重量物排出口20側に間隔をおいてそれぞれ配列した流路形成ブロックであり、それぞれ略円環状形状を有し、その外周面がドラム本体17の内周面に密着するように固定されている(図3も参照)。24a,24b,24cはそれぞれ、流路形成ブロック23aの軽量物排出口21側、流路形成ブロック23a,23bの間、流路形成ブロック23b,23cの間に設けた掻き上げ板であり、各掻き上げ板24はそれぞれドラム本体17内周面の円周方向複数箇所(本実施の形態では4箇所、但し数及びピッチは導入する混合廃棄物の最大の大きさを考慮し、廃棄物が掻き上げ板24,24間に挟み込まれ固まって不動とならないようにする)に所定ピッチで配列固定されている(図3参照)。このような構造によって、本体回転ドラム1内の流路には、流路形成ブロック23a,23b,23cの内周側には他の部分よりも流路断面積が小さな小径部25A,25B,25Cがそれぞれ形成されるとともに、小径部25Aと軽量物排出口21との間、小径部25A,25Bの間、小径部25B,25Cの間、小径部25Cと重量物排出口20との間に、大径部26A,26B,26C,26Dがそれぞれ形成される。言い換えれば、これら小径部25A,25B,25C及び大径部26A,26B,26C,26Dは、ドラム本体17内に、その長手方向に沿って、軽量物排出口21から重量物排出口20に向けて、大径部26A、小径部25A、大径部26B、小径部25B、大径部26C、小径部25C、大径部26Dの順で交互に配置されている。
【0025】
なお、投入口22から導入された混合廃棄物(特に重量物)はドラム本体17内をその長手方向に図1中左側(言い換えれば重量物排出口20側)に流れるが、このとき、各流路形成ブロック23a,23b,23cの投入口22側(図1中右側)壁面23aA,23bA,23cAは、その流れる混合廃棄物を対応する小径部25A,25B,25Cの手前で捕捉する捕捉手段として機能するようになっている。また、前述の掻き上げ板24a,24b,24cはそれぞれ、上記各流路形成ブロック壁面23aA,23bA,23cAで捕捉された混合廃棄物を本体回転ドラム1の回転と共にその回転方向に掻き上げて同伴させる掻き上げ手段として機能するようになっている。また、流路形成ブロック23cの重量物排出口20側(図1中左側)壁面23cBはテーパ形状となっており、ここまで到達した重量物が重量物排出口20まで自重ですばやく円滑に転げ落ちるように便宜が図られている。
【0026】
27は、一端側(図1中左側)が前記のカバー部材19の軽量物排出口21に挿通され、他端側が本体回転ドラム1の長手方向他方側(図1中右側)に向かって突出するように本体フレーム5に固定された支持部材28によって固定支持された排出ダクトである。前記のブロワ3の生起する空気流に乗った混合廃棄物中の軽量物は、この排出ダクト27を介して機外へ排出されるようになっている。
【0027】
40は排出ダクト27内に設けたスクレーパ装置である。図5はこのスクレーパ装置40の構造を表す、カバー部材19と排出ダクト27との接続部の側断面図であり、図6は図5中VI−VI断面による排出ダクト27の横断面図である。
これら図5及び図6において、スクレーパ装置40は、排出ダクト27の内周面27aに沿ってその円周方向複数箇所(本実施の形態では前記の掻き上げ板24aと同じ円周方向箇所、すなわち4箇所)に所定のピッチ(本実施の形態では前記の掻き上げ板24aと同ピッチ)で配列された掻き取り部材41を備えている。これら掻き取り部材41は、排出ダクト27の内周面27aに近接(例えば5mm〜1cm程度の間隙を有して設けられている)した掻き取り部41aと、この掻き取り部41aに略直交して設けた掻き上げ部41bとからそれぞれ構成されており、例えばアングル等の断面形状が略L字型の棒状部材である(図4も参照)。このような形状の掻き取り部材41は、一端側(図5中左側)が前記の掻き上げ板24aに固定されることでそれぞれが片持ち梁状に支持されており、排出ダクト27の長手方向に内周面27aに沿って排出ダクト27の開口27b近傍まで延設されている。このような構成により、本体回転ドラム1が本体回転ドラム駆動モータ2により回転駆動されると掻き上げ板24aを介してその回転駆動力が各掻き取り部材41に伝えられ、これによりスクレーパ装置40が本体回転ドラム1の回転に伴って回転駆動するようになっている。このとき、掻き取り部材41はその回転方向(図6中イ方向)に対してL字型となるようにそれぞれが配列されており、排出ダクト27の内周面27aを効率よく掻き取れるように便宜が図られている。なお、掻き取り部材41は上記L字型断面形状に限られるものではなく、例えば角棒でもよいし、フラットバーでもよい。
【0028】
ブロワ3は、本体フレーム5の傾斜方向下側端部(図1中左側端部)近傍に支持部材29を介して固定されており、ブロワ駆動モータ30によって駆動され、混合廃棄物中の軽量物を重量物から選別し搬送するための空気流を生起する。31はブロワ3の出口側に接続された送風ダクト、32はカバー部材18の略中央部に設けられた略円形のダクトガードである。このダクトガード32は例えば格子状となっており、送風ダクト31からの空気流に例えば粗大な異物が混入している場合等に、その異物が本体回転ドラム1内へ流入しないようにブロックするフィルタの役目を果たしている。また、33は送風ダクト31に連続するようにカバー部材18の内周面から延設された送風フードであり、ブロワ3で生起された空気流は、送風ダクト31、送風フード33を介して本体回転ドラム1内に供給される。34は前記カバー部材18の重量物排出口20に接続された排出シュートであり、上記送風フード33は、大径部26Dのうち重量物を排出する排出シュート34側の領域(すなわち下方側の領域)には開口部33Aを重量物排出口20に臨むように設けて重量物を排出可能とする一方、排出シュート34と反対側の領域(すなわち上方側の領域)を仕切ってそちらには空気流や重量物が流れないようにする役割を果たしている。
【0029】
動力制御盤7は、上記ブロワ駆動モータ30等に電源を供給する役割を果たすと共に、そのブロワ駆動モータ30の運転・停止スイッチ、前記の本体回転ドラム1を回転駆動する本体回転ドラム駆動モータ2の起動・停止スイッチ、及び本体フレーム5の傾動動作用シリンダ11の伸長・縮短スイッチ等の操作スイッチを有した操作盤(図示せず)を備えている。
【0030】
以上において、排出ダクト27は特許請求の範囲各項記載の混合物中の軽量物を排出する軽量物排出用ダクトを構成し、スクレーパ装置40は軽量物排出用ダクト内に滞留する混合物中の中間重量物を掻き取る掻き取り部材を構成する。
【0031】
次に、上記構成の本発明の風力選別機の一実施の形態の動作及び作用を以下に説明する。なお、以下の説明では、混合廃棄物中に含まれる重量物をH、中間重量物をM、軽量物をLとする(図1参照)。
上記構成の風力選別機において、図1に示すようにシリンダ11を伸長させて本体回転ドラム1の投入口22側が高くなるように本体フレーム5を傾斜させ保持した後、本体回転ドラム駆動モータ2を駆動すると、回転ドラム支持ローラ16a,16bを介し本体回転ドラム1はその軸心線まわりに回転する。そしてブロワ駆動モータ30を駆動すると、ブロワ3から空気流が生起されて送風ダクト31、送風フード33を介し本体回転ドラム1内に供給され、小径部25C,25B,25Aを通過して、軽量物排出口21を介して排出ダクト27から機外に吹き出される。
【0032】
この状態で、例えばコンクリート塊、木材片、ガラス片、がれき類等の重量物Hやビニールシート、又は紐状若しくはフィルム状の物等の軽量物Lが混在した混合廃棄物を投入ホッパ4に投入すると、この混合廃棄物は投入口22から本体回転ドラム1内の大径部26Aに導入される。
【0033】
大径部26Aに導入された混合廃棄物は、自重によってドラム本体17の内周面に沿って傾斜方向下側(本体回転ドラム1の長手方向一方側、図1中左側)に向かって転がるようにして流れていく。このとき、ブロワ3からの空気流によるエジェクタ効果により一部の軽量物Lはその空気流に乗って(風力によって)選別され、排出ダクト27から機外に排出される。
【0034】
その後、ドラム本体17の内周面を傾斜方向下側に流れる混合廃棄物は、この流れ方向(=空気流方向とは逆になる)最上流側の流路形成ブロック23aの壁面23aAによって一旦捕捉され滞留する。このとき、壁面23aAの手前側(図1中右側)の大径部26Aには周方向複数箇所に掻き上げ板24aが設けられていることから、上記捕捉された混合廃棄物は、掻き上げ板24a,24aの間に滞留する。この結果、本体回転ドラム1が回転していることから、捕捉された混合廃棄物は掻き上げ板24aによってその回転方向に掻き上げて同伴され、高さ方向に大きく持ち上げられた後に重力で落下する。この落下時に混合廃棄物はブロワ3からの空気流内に進入して直接吹き付けられるため、混合廃棄物中の大部分の軽量物Lはこの空気流に乗って(風力によって)選別され、排出ダクト27から機外に排出される。一方、混合廃棄物中の重量物Hは空気流には乗らず(重力によって風力に打ち勝ち)、選別されなかった残りの軽量物Lとともに(その意味では正確には重量物Hと軽量物Lとの混合廃棄物である)落下することにより攪拌され解きほぐされ、その一部は再度掻き上げ板24aによって掻き上げられ、また一部は小径部25Aに流入して流路形成ブロック23aを乗り越える。このようにして、投入された混合廃棄物中の重量物H(選別されなかった残りの軽量物Lを含む)は徐々に小径部25Aを通過して次の大径部26Bに流入する。
【0035】
以下同様に、流入した重量物Hは再び流路形成ブロック23bの壁面23bAによって捕捉されて大径部26Bに設けた掻き上げ板24b,24bの間に滞留し、本体回転ドラム1の回転と共に掻き上げ板24bによって持ち上げられた後に落下して解きほぐされ、流路形成ブロック23bを乗り越えつつ小径部25Bを通過し、次の大径部26Cに流入する。さらに重量物Hは再び流路形成ブロック壁面23cAによって捕捉されて掻き上げ板24cによって持ち上げられた後に落下して解きほぐされ、流路形成ブロック23cを乗り越え小径部25Cを通過し、最終段の大径部26Dに流入する。以上のようにして軽量物Lが十分に分離された重量物Hは、大径部26Dから重量物排出口20、さらに排出シュート34を介し、機外に排出される。一方、重量物Hから分離された軽量物Lは、ブロワ3によって本体回転ドラム1内を吹き通されている空気流により、重量物Hの流れとは逆に、傾斜を上る方向(図1中右側)へと搬送され、軽量物排出口21を介し排出ダクト27を経て機外へと排出される。
【0036】
以上のような選別過程において、投入ホッパ4に投入された混合廃棄物中に、空気流による風力と重力による傾斜方向下側への落下力とが釣り合う中間重量物Mが存在する場合、その中間重量物Mは本体回転ドラム1内及び排出ダクト27内に滞留する可能性がある。特に、排出ダクト27は回転駆動しないため、例えば本体回転ドラム1内で滞留しようとした中間重量部Mが回転によって攪拌されることにより空気抵抗が増大し空気流に乗って飛ばされ、排出ダクト27内で滞留するといったように、中間重量物Mが比較的滞留しやすい傾向にある。このため、例えばスクレーパ装置40を備えていない構造の風力選別機の場合には、中間重量物Mの滞留が増加して排出ダクト27内に堆積し、排出ダクト27の有効断面積が減少して空気流の流れが阻害され、その結果、軽量物Lの選別効率が低下し、風力選別機の選別処理能力の低下を招く可能性がある。
【0037】
これに対し、本実施の形態においては、本体回転ドラム駆動モータ2を駆動した時点から、排出ダクト27の円周方向に4箇所配列したスクレーパ装置40の掻き取り部材41が本体回転ドラム1の回転駆動に伴って排出ダクト27の内周面27aに沿ってその円周方向(図6中イ方向)に回転駆動する。このとき、各掻き取り部材41はその掻き取り部41aで排出ダクト27の内周面27aに付着した中間重量物Mをまず掻き取り(剥ぎ取り)、次にその掻き取った(剥ぎ取った)中間重量物Mを掻き上げ部41bでその回転方向に掻き上げて同伴する。これにより、排出ダクト27内で掻き回され攪拌された中間重量物Mは再び空気流に乗って排出ダクト27の開口27bから機外に排出される。このようにして、本実施の形態によれば、スクレーパ装置40で排出ダクト27の内周面27aに付着して滞留した中間重量物Mを掻き取って排出することができる。したがって、中間重量物Mが堆積して排出ダクト27の有効断面積を減少させ空気流の流れを阻害するのを防止できるので、風力選別機の選別処理能力が低下するのを防止することができる。
【0038】
また本実施の形態によれば、上述したように選別過程において大径部26に滞留→掻き上げ板24で持ち上げて落下→流路形成ブロック23乗り越えて小径部25通過→次の大径部26に流入、という挙動を繰り返させることにより、例えば投入された混合廃棄物中に石、がれき等の重量物Hにビニールシート又は紐状若しくはフィルム状の軽量物Lが強固に絡み合って形成した塊等が含まれている場合であっても、その塊を確実に解きほぐし、軽量物Lを重量物Hから剥がし取り分離することができる。また、小径部25を通過し各流路形成ブロック23を乗り越えるとき、各ブロック23のエッジによって軽量物Lを剥がしとる効果もある。さらに、小径部25においては、大きな重量物Hがここを通過するときには実質的な空気流通過断面積が減少して空気流速が増大し、その速い空気流によって塊状となったものから軽量物Lを剥がし取り分離促進することができる。なお、この空気流の流速増大は、軽量物Lが傾斜方向下側(重量物排出口20側)に落ちていくのを確実に防止できる効果もある。またさらに、大径部26及び小径部25の繰り返しの段差により、重量物Hが本体回転ドラム1内をあまりに早く流れすぎるのを防止し、滞留時間を長くして選別機能を確保する作用もある。このように、本実施の形態によれば選別性能を向上でき、さらに上記のような重量物Hと軽量物Lとが強固に絡み合った塊等を含む混合廃棄物をも選別可能とするので、選別対象物の範囲を拡大する効果をも得ることができる。
【0039】
なお、上記本発明の一実施の形態においては、スクレーパ装置40の掻き取り部材41を排出ダクト27の長手方向に延設した棒状の部材としたが、この形状に限るものではない。すなわち、例えば図7に示すように、排出ダクト27の長手方向に内周面27aに沿って螺旋状に設けた掻き取り部材41′を排出ダクト27の円周方向に例えば4箇所(4箇所未満でもよいし、4箇所以上でもよい)配列した(すなわちスクリュー状に配列した)スクレーパ装置40′を設けてもよい。この場合、スクレーパ装置40′を図7中矢印ウ方向に回転駆動することにより、上記一実施の形態と同様に滞留した中間重量物Mを排出ダクト27の内周面27aから掻き取り及び掻き上げる効果に加え、さらにその掻き取った中間重量物Mを排出ダクト27の開口27bに向けて押し出す効果をも得ることができる。
【0040】
次に、本発明の風力選別機の他の実施の形態を図8を参照しつつ以下に説明する。本実施の形態は、前述の一実施の形態ではスクレーパ装置が本体回転ドラムに支持され従動的に回転駆動したのに対し、スクレーパ装置を回転駆動する駆動手段を別に設けてスクレーパ装置が自動的に回転駆動するようにしたものである。
【0041】
図8は本実施の形態のスクレーパ装置の構造を表す、カバー部材19と排出ダクト27との接続部の側断面図である。
この図8において、42は本実施の形態におけるスクレーパ装置であり、このスクレーパ装置42は、排出ダクト27の内周面27aに沿ってその円周方向複数箇所(本実施の形態では例えば4箇所)に所定のピッチ(例えば90°)で配列され、断面形状が略L字型の棒状部材である(前述の一実施の形態における掻き取り部材41とほぼ同様な形状である)掻き取り部材43と、これら掻き取り部材43が内周面に固定され、それら掻き取り部材43を排出ダクト27の開口27b側から片持ち梁状に支持する略円環形状の支持部材44と、排出ダクト27の開口27b側先端部において上記支持部材44と排出ダクト27との間に設けられ、支持部材44を排出ダクト27の円周方向に回転自在に支持する軸受け45と、上記支持部材44の外周面に固定された略円環形状の従動ギヤ46とを備えている。また、47は上記従動ギヤ46と噛合した駆動ギヤ、48はこの駆動ギヤ47を駆動するモータ(例えば電動モータ、但し油圧等の他の駆動力を用いてもよい)、49は排出ダクト27の外周面に設けられ上記モータ48を支持するモータ支持部材である。
なお、以上において、モータ48は請求項3記載の掻き取り部材を軽量物排出用ダクトの円周方向に回転駆動する駆動手段を構成する。
【0042】
上記構成の本発明の他の実施の形態によれば、モータ48を駆動すると、駆動ギヤ47、従動ギヤ46、及びリング部材44を介して掻き取り部材43に駆動力が伝えられ、掻き取り部材43が排出ダクト27の内周面27aに沿ってその円周方向に回転駆動する。すなわち、本実施の形態によれば、前述したスクレーパ装置40が本体回転ドラム1に支持され従動的に回転駆動する一実施の形態のような構造に対し、モータ48を設けることでスクレーパ装置42を本体回転ドラム1とは独立して自動的に回転駆動することができる。これにより、例えばスクレーパ装置を備えていない既存の風力選別機にスクレーパ装置42及びモータ48等(その他モータ支持部材49等を含む)を増設することで、本発明と同様の中間重量物Mの滞留の防止による選別処理能力の低下防止効果を得ることが可能となる。なお、本実施の形態においても、前述の一実施の形態の変形例のように掻き取り部材を螺旋形状としてもよいのは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、掻き取り部材で軽量物排出用ダクト内に滞留する混合物中の中間重量物を掻き取り、その滞留した中間重量物を再び空気流に乗せて排出することができる。これにより、軽量物排出用ダクト内の中間重量物の滞留を防止できるので、風力選別機の選別処理能力が低下するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風力選別機の一実施の形態の全体構造を一部断面で表す側面図である。
【図2】本発明の風力選別機の一実施の形態の全体構造を表す図1中矢印A方向から見た矢視正面図である。
【図3】本発明の風力選別機の一実施の形態を構成する本体回転ドラムの内部構造を表す図1中III−III断面による横断面図である。
【図4】本発明の風力選別機の一実施の形態を構成する本体回転ドラムの構造を表す図1中IV−IV断面による横断面図である。
【図5】本発明の風力選別機の一実施の形態を構成するスクレーパ装置の構造を表す、カバー部材と排出ダクトとの接続部の側断面図である。
【図6】本発明の風力選別機の一実施の形態を構成する排出ダクトの内部構造を表す図5中VI−VI断面による横断面図である。
【図7】本発明の風力選別機の一実施の形態を構成するスクレーパ装置の掻き取り部材の変形例を表す、カバー部材と排出ダクトとの接続部の側断面図である。
【図8】本発明の風力選別機の他の実施の形態を構成するスクレーパ装置の構造を表す、カバー部材と排出ダクトとの接続部の側断面図である。
【符号の説明】
1 本体回転ドラム(筒状部材)
3 ブロワ(送風機)
5 本体フレーム
27 排出ダクト(軽量物排出用ダクト)
23aA 流路形成ブロック壁面(捕捉手段)
23bA 流路形成ブロック壁面(捕捉手段)
23cA 流路形成ブロック壁面(捕捉手段)
24a 掻き上げ板(掻き上げ手段)
24b 掻き上げ板(掻き上げ手段)
24c 掻き上げ板(掻き上げ手段)
40 スクレーパ装置(掻き取り部材)
40′ スクレーパ装置(掻き取り部材)
41 掻き取り部材
41′ 掻き取り部材
42 スクレーパ装置(掻き取り部材)
43 掻き取り部材
48 モータ(駆動手段)

Claims (5)

  1. 風力により混合物を選別する風力選別機において、
    本体フレームと、
    この本体フレームに回転自在に支持された筒状部材と、
    この筒状部材内に設けた複数の掻き上げ手段と、
    前記筒状部材の長手方向一方側端部に接続するように前記本体フレームに設けられ、前記筒状部材に投入された混合物に空気流を吹き付ける送風機と、
    前記筒状部材の長手方向他方側端部に接続するように前記本体フレームに設けられ、前記送風機からの空気流に乗った混合物中の軽量物を排出する軽量物排出用ダクトと、
    この軽量物排出用ダクト内に滞留する混合物中の中間重量物を掻き取る掻き取り部材と
    を備えたことを特徴とする風力選別機。
  2. 請求項1記載の風力選別機において、前記掻き取り部材は前記筒状部材の長手方向他方端に固設され、前記筒状部材の回転に伴って回転することで前記軽量物排出用ダクトの内周面に滞留する混合物中の中間重量物を掻き取ることを特徴とする風力選別機。
  3. 請求項1記載の風力選別機において、前記掻き取り部材を前記軽量物排出用ダクトの円周方向に回転駆動する駆動手段をさらに備えたことを特徴とする風力選別機。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の風力選別機において、前記筒状部材の内部にその長手方向複数段に混合物を捕捉する捕捉手段を設けたことを特徴とする風力選別機。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の風力選別機において、前記本体フレームは前記送風機側が低くなるように傾倒可能に支持されていることを特徴とする風力選別機。
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