JP2004313564A - 血圧計用カフ固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】血圧測定時の血圧計用カフ固定具の巻付長さと、測定時以外の長時間装着時の血圧計用カフ固定具の巻付長さを容易に切り替えることが可能な機能を備える、血圧計用カフ固定具を提供する。
【解決手段】第1本体部102と、この第1本体部102の他端側において、この第1本体部102に対して折畳まれるように枢軸部142において回動可能に設けられる第2本体部103と、この第2本体部103の第1本体部102が設けられる側とは反対側において、第2本体部103に対して折畳まれるように枢軸部141において回動可能に設けられる第3本体部104とを有し、容易に<測定時巻付長さ状態>、<非測定時巻付長さ状態>、および<装着脱着長さ状態>の3状態の選択を容易に行なうことを可能とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、生体に装着して血圧を測定する血圧計に使用する血圧計に関し、より特定的には、血圧計用カフを、生体に固定するために用いられる血圧計用カフ固定具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
血圧測定精度を保つには、血管を圧迫するために用いられる圧迫用流体袋を有するカフを測定部位に密着させ、かつ、常に一定の巻付け力で測定する必要がある。そのため、一旦決定したベルト部材の巻付長さ(巻付力)を固定できるようにし、その人に応じたベルト部材の巻付長さを再現させる必要がある。たとえば、下記の特許文献1、特許文献2、および特許文献3に、ベルト部材の巻付長さを再現させる機構を備えた血圧計用カフ固定具が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11―318号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平10―33490号公報
【0005】
【特許文献3】
特開平10―127588号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の血圧計用カフ固定具においては測定時に際してのみ、ベルト部材の巻付長さの再現性が考慮されている。しかし、長時間装着可能な携帯型の血圧計用では、測定していない場合でも長時間カフを人体に装着しておく必要がある。その際、血圧測定時以外でも測定時の密着した巻付長さを長時間持続させることになると、使用者に対して測定部位への巻付け力で圧迫し続けるという負担が生じる。
【0007】
そのため測定以外の際には、巻付長さ(巻付け力)を緩める等の微調整を行なう必要が生じる。しかし、再度測定の際には再び元の測定時の巻付長さに調整し直す必要が生じるが、巻付長さを正確に再現させることができない問題が挙げられる。
【0008】
したがって、この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、血圧測定時の血圧計用カフ固定具の巻付長さと、測定時以外の長時間装着時の血圧計用カフ固定具の巻付長さを容易に切り替えることが可能な機能を備える、血圧計用カフ固定具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に基づいた血圧計用カフ固定具のある局面においては、血圧計用カフを、生体に固定するために用いられる血圧計用カフ固定具であって、以下の構成を備えることを特徴とする。
【0010】
生体に巻き付けられるベルト部材と、上記ベルト部材に連結され、上記ベルト部材とともに当該血圧計用カフ固定具の生体への巻付長さを調節するための巻付長さ調節手段とを備え、上記巻付長さ調節手段は、生体に対して血圧を測定するための第1巻付長さに当該血圧計用カフ固定具を調節する測定時巻付長さ状態と、血圧の非測定状態において、生体に対する装着状態を維持させるため、上記第1巻付長さよりも長い第2巻付長さに当該血圧計用カフ固定具を調節する非測定時巻付長さ状態と、当該血圧計用カフ固定具を生体に装着および脱着可能とする装着脱着長さ状態との3状態が選択可能に設けられる。
【0011】
この構成を採用することにより、血圧計の常時装着時である非測定時巻付長さ状態と、血圧計による測定時である測定時巻付長さ状態とを簡単に切り替えることが可能になる。また、一度血圧計用カフ固定具の測定時巻付長さに調整すれば、その後は非測定時巻付長さ状態から測定時巻付長さ状態に切り替えるだけで測定時巻付長さが再現でき、測定ごとに巻付長さを微調節することが不要となる。さらに、測定時巻付長さ状態を容易に再現できることから、毎回の血圧測定時に巻付長さ(巻付力)に再現性を保たせることができ、血圧測定精度の向上が期待できる。
【0012】
また、容易に非測定時巻付長さ状態を選択することができるため、人体に対する負担が軽減され、長時間締付けられるという拘束感から解放されることが可能になる。
【0013】
上記発明の好ましい形態として、上記巻付長さ調節手段は、本体部と、上記本体部に対してスライド可能に設けられるスライド部とを有し、上記スライド部を上記本体部に収容する方向にスライドさせることにより、上記測定時巻付長さ状態が得られ、上記スライド部を上記本体部から放出する方向にスライドさせることにより、上記非測定時巻付長さ状態が得られる。
【0014】
上記発明のさらに好ましい形態として、上記巻付長さ調節手段は、上記本体部と上記スライド部との間に、上記測定時巻付長さ状態および上記非測定時巻付長さ状態を選択的に固定するための第1固定機構を有する。
【0015】
また、上記発明の好ましい形態として、上記本体部は、第1本体部と、上記第1本体部の他端側において、上記第1本体部に対して折畳まれるように回動可能に設けられる第2本体部と、上記第2本体部の上記第1本体部が設けられる側とは反対側において、上記第2本体部に対して折畳まれるように回動可能に設けられる第3本体部とを有し、上記第1本体部、上記第2本体部、および上記第3本体部が重ね合わせられるように折畳むことにより上記測定時巻付長さ状態および上記非測定時巻付長さ状態が得られ、上記第1本体部、上記第2本体部、および上記第3本体部の折畳み状態を解放することにより装着脱着状態が得られる。
【0016】
上記発明のさらに好ましい形態として、上記第1本体部と上記第3本体部との間に、上記測定時巻付長さ状態および上記非測定時巻付長さ状態を固定するための第2固定機構が設けられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に基づいた血圧計用カフ固定具の各実施の形態について、図を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態における血圧計用カフ固定具は、手首式血圧計に用いられる血圧計用カフ固定具であるが、いずれも本発明を適用した一例にすぎず、その他の巻付け型の血圧計に対して広く適用することができるものである。
【0018】
(実施の形態1)
図1〜図3を参照して、実施の形態1における手首式血圧計用カフ固定具1について説明する。なお、図1は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具1の測定時巻付長さ状態を示す全体斜視図であり、図2は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具1の非測定時巻付長さ状態を示す全体斜視図であり、図3は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具1の装着脱着長さ状態を示す全体斜視図である。なお、手首式血圧計の本体装置の図示は省略する。
【0019】
(手首式血圧計用カフ固定具1の構造)
図1〜図3を参照して、本実施の形態における手首式血圧計に用いられる手首式血圧計用カフ固定具1は、生体である手首に巻き付けられるベルト部材101と、このベルト部材101とともに血圧計用カフ固定具1の手首への巻付長さを調節するための巻付長さ調節手段100Aとを備えている。ベルト部材101は帯状の略リング部材からなる。
【0020】
[巻付長さ調節手段100A]
巻付長さ調節手段100Aは、図3に示すように、湾曲形状を有する第1本体部102と、この第1本体部102の他端側において、この第1本体部102に対して折畳まれるように枢軸部142において回動可能に設けられる、湾曲形状を有する第2本体部103と、この第2本体部103の第1本体部102が設けられる側とは反対側において、第2本体部103に対して折畳まれるように枢軸部141において回動可能に設けられる第3本体部104とを有している。
【0021】
第3本体部104の内側(手首に当接する側)には、手首の血管を圧迫するために用いられる圧迫用流体袋を有するカフ105が取付けられている。
【0022】
第1本体部102の一端側には、開口部102aが設けられ、この開口部102aにベルト部材101の一端側101Aを挿通させることにより、ベルト部材101の一端側101Aを固定するとともにベルト部材101の長さ調整を可能としている。
【0023】
また、第1本体部102は、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳み状態(図1および図2に示す状態)と、折畳み状態を解放した状態(図3に示す状態)とを選択するための第2固定機構が設けられている。その詳細構造については、後述する。
【0024】
第3本体部104の第2本体部103が設けられる側とは反対側には、第3本体部104に対してスライド可能に設けられるスライド部106が設けられている。このスライド部106の一端側には、枢軸部140において回動可能にベルト部材101の他端101Bが取り付けられている。スライド部106には、手首に対して血圧を測定するための第1巻付長さに血圧計用カフ固定具1を調節する測定時巻付長さ状態と(図1に示す状態)、血圧の非測定状態において、巻付力を測定状態よりも弱くし、かつ手首に対する装着状態を維持させるため、第1巻付長さよりも長い第2巻付長さに血圧計用カフ固定具1を調節する非測定時巻付長さ状態と(図2に示す状態)の2状態を選択的に固定するための第1固定機構が設けられている。
【0025】
(第1固定機構の構造)
次に、第1固定機構の構造について、図3および図4を参照して説明する。なお、図4は第1固定機構の内部構造を示す部分拡大図である。
【0026】
第3本体部104の一端側には、スライド部106をスライド可能に支持するための支持ケース112が取付けられている。この支持ケース112内には、図4に示すように、ロック解除ボタン113、このロック解除ボタン113に付勢力を与えるためのコイルバネ113dが収容されている。また、スライド部106には、ロック解除ボタン113に係合するロックピン106Bが設けられている。このロックピン106Bは、首部106bと、この首部106bの上端部において側方に張出す頭部106cとを有している。
【0027】
ロック解除ボタン113の頭部113aは、支持ケース112の側壁から外方に向けて突出するように設けられ、頭部113aの反対側に設けられた突起部113cにおいてコイルバネ113dが支持されている。なお、コイルバネ113dの反対側は、支持ケース112の側壁の内面に当接するように設けられている。
【0028】
ロック解除ボタン113の胴部領域113bには、係合開口領域113eが設けられ、ロックピン106Bに設けられた首部106bがこの係合開口領域113eに嵌り、ロックピン106Bに設けられた頭部106cが、胴部領域113bの上側に係合する。
【0029】
上記構成からなる第1固定機構において、通常状態においては、コイルバネ113dの付勢力によりロック解除ボタン113が外側に向けて押されていることから、図4に示す状態のように、ロックピン106Bがロック解除ボタン113の係合開口領域113eに係合した状態が維持され、スライド部106の移動が禁止される(図1に示す、測定時巻付長さ状態)。一方、ロック解除ボタン113を内側に向けて押込んだ場合には(図中矢印P方向)、ロックピン106Bのロック解除ボタン113の係合開口領域113eへの係合が解放され、スライド部106の移動を可能とする(図2に示す、非測定時巻付長さ状態)。
【0030】
(第2固定機構の構造)
次に、第2固定機構の構造について、図3および図5を参照して説明する。なお、図5は第2固定機構の内部構造を示す部分拡大図である。
【0031】
第1本体部102内には、図5に示すように、一対のロック解除ボタン114,114、このロック解除ボタン114,114の相互に付勢力を与えるためのコイルバネ114e,114eが収容されている。また、第3本体部104には、ロック解除ボタン114,114に係合するロックピン104Aが設けられている。このロックピン104Aは、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳んだ状態で、第2本体部103の設けられた開口部103h(後述の図8および図9参照)を通過するように設けられているが、説明の便宜上、第2本体部103および開口部103hの図示は省略している。
【0032】
ロックピン104Aは、首部104bと、この首部104bの上端部において側方に張出す頭部104cとを有している。
【0033】
ロック解除ボタン114の頭部114aは、第1本体部102の側壁から外方に向けて突出するように設けられ、ロック解除ボタン114の脚部領域114cに設けられた突起部114dにおいてコイルバネ114eが支持されている。コイルバネ114dの反対側は、他方のロック解除ボタン114の頭部114aの内面に当接するように設けられている。
【0034】
ロック解除ボタン114の胴部領域114bには、一対のロック解除ボタン114によって規定される係合開口領域114fが設けられ、ロックピン104Aに設けられた首部104bがこの係合開口領域114fに嵌り、ロックピン104Aに設けられた頭部104cが、脚部領域114cの上側に係合する。
【0035】
上記構成からなる第2固定機構において、通常状態においては、コイルバネ114eの付勢力により双方のロック解除ボタン114,114が外側に向けて押されていることから、図5に示す状態のように、ロックピン104Aがロック解除ボタン114の係合開口領域114fに係合した状態が維持され、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳んだ状態が維持される(図1および図2に示す、測定時巻付長さ状態および非測定時巻付長さ状態)。一方、ロック解除ボタン114,114の双方を内側に向けて押込んだ場合には(図中矢印P方向)、ロックピン104Aのロック解除ボタン114,114の係合開口領域114fへの係合が解放され、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳んだ状態が解放される(図3、装着脱着長さ状態)。
【0036】
[操作手順]
上記構造からなる手首式血圧計用カフ固定具1を用いた場合の操作手順について、図1〜図3を参照して説明する。
【0037】
<測定時巻付長さ状態>
まず、第2固定機構のロック解除ボタン114,114を押して、手首式血圧計用カフ固定具1を図3に示す装着脱着長さ状態にして、手首に手首式血圧計用カフ固定具1を嵌める。
【0038】
カフ105を測定位置に合わせ、開口部102aにおいてベルト部材101の長さを調節するとともに、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態とする。すると、第2固定機構により第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104は折畳み状態に固定される。このとき、スライド部106は支持ケース112内に収容された状態となるようにベルト部材101の長さを調節する。これにより、図1に示す測定時巻付長さ状態となる(第1巻付長さ)。その後、手首式血圧計の本体装置を用いて血圧を測定する。
【0039】
<非測定時巻付長さ状態>
次に、第1固定機構によりロック解除ボタン113を操作して、スライド部106のロック状態を解除して、図2に示すようにスライド部106を第3本体部104に設けられた支持ケース112から放出する方向にスライドさせる。これにより、上記第1巻付長さよりも長い巻付長さとなり、図2に示す非測定時巻付長さ状態となる(第2巻付長さ)。その結果、手首式血圧計用カフ固定具1を装着したまま、手首部の拘束感を解放することができる。
【0040】
なお、再度血圧を測定する場合は、スライド部106を第3本体部104に設けられた支持ケース112内に収容する方向にスライドさせることにより、当初設定した測定時巻付長さ状態における第1巻付長さを容易に再現することが可能になる。
【0041】
<装着脱着長さ状態>
手首式血圧計用カフ固定具1を手首から取り外す場合には、第2固定機構のロック解除ボタン114を操作して、第2固定機構による第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳み状態を、図3に示すように解放させる。これにより、容易に手首式血圧計用カフ固定具1を手首部から容易に取り外すことが可能になる。
【0042】
なお、再度手首式血圧計用カフ固定具1を手首部に装着する場合は、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態にすることで、容易に手首式血圧計用カフ固定具1を手首部に装着することができる。この場合、すでにベルト部材101の長さ調節、すなわち手首式血圧計用カフ固定具1の長さ調節は実施済みであるため、容易に<測定時巻付長さ状態>および<非測定時巻付長さ状態>を再現することが可能となる。
【0043】
[作用・効果]
以上、本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具1においては、血圧計の常時装着時である非測定時巻付長さ状態と、血圧計による測定時である測定時巻付長さ状態とを、第1固定機構を用いて簡単に切り替えることができる。また、一度血圧計用カフ固定具1の測定時巻付長さを固定すれば、その後の測定時巻付長さの調節が不要となる。さらに、第1固定機構を用いて測定時巻付長さ状態を容易に再現できることから、毎回の血圧測定時に巻付長さ(巻付力)に再現性を保たせることができ、血圧測定精度の向上を図ることができる。
【0044】
また、容易に非測定時巻付長さ状態を選択することができるため、人体に対する負担が軽減され、長時間締付けられるという拘束感から解放されることが可能になる。さらに、血圧計の装着脱着長さ状態とそれ以外の巻付長さ状態(測定時および非測定時)とを、第2固定機構を用いて簡単に切り替えることができ、血圧計の装着脱着が容易に実施できる。
【0045】
(実施の形態2)
次に、図6〜図8を参照して、実施の形態2における手首式血圧計用カフ固定具2について説明する。本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具2は、ベルト部材101と、このベルト部材101とともに血圧計用カフ固定具2の手首への巻付長さを調節するための巻付長さ調節手段100Bとを備えており、実施の形態1における手首式血圧計用カフ固定具1との相違点は、巻付長さ調節手段100Bの構造にある。よって、ここでは巻付長さ調節手段100Bの構造について詳細に説明する。また、巻付長さ調節手段100Aの構成と同一部分については、同一の参照符号を付し重複する説明は繰返さないこととする。
【0046】
なお、図6は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具2の測定時巻付長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Bの縦断面図であり、図7は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具2の非測定時巻付長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Bの縦断面図であり、図8は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具2の装着脱着長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Bの縦断面図である。なお、手首式血圧計の本体装置の図示は省略する。
【0047】
[巻付長さ調節手段100B]
本実施の形態における巻付長さ調節手段100Bは、図8に示すように、湾曲形状を有する第1本体部102と、この第1本体部102の他端側において、この第1本体部102に対して折畳まれるように枢軸部142において回動可能に設けられる、湾曲形状を有する第2本体部103と、この第2本体部103の第1本体部102が設けられる側とは反対側において、第2本体部103に対して折畳まれるように枢軸部141において回動可能に設けられる第3本体部104とを有している。
【0048】
第3本体部104の内側(手首に当接する側)には、手首の血管を圧迫するために用いられる圧迫用流体袋を有するカフ105が取付けられている。
【0049】
第1本体部102の一端側においては、この第1本体部102に対してスライド可能なスライド部201が収容されている。スライド部201の一端側と第1本体部102との間にはコイルバネ203が連結されている。また、スライド部201の他端側には、開口部102aを有する連結部材101Cが、枢軸部143において回動可能に連結されている。この開口部102aにベルト部材101の一端側101Aを挿通させることにより、ベルト部材101の一端側101Aを固定するとともにベルト部材101の長さ調整を可能としている。
【0050】
スライド部201は、第1固定機構を構成するロック解除ボタン113が設けられ、また、スライド部201のスライド位置を固定するため、第2本体部103に設けられた係合孔103a,103bに弾性的に係合するための係合舌状片202が設けられている。
【0051】
また、第1本体部102の枢軸部142とコイルバネ203との間の領域には、第2固定機構を構成するロック解除ボタン114,114が設けられている。また、第2本体部103には上記係合孔103a,103bが設けられるとともに、第1固定機構を構成するロックピン106Bが、枢軸部141の近傍に設けられ、第2固定機構を構成する開口部103hが、枢軸部142の近傍に設けられている。また、第3本体部104には、第2固定機構を構成するロックピン104Bが、枢軸部140の近傍に設けられている。
【0052】
なお、第1固定機構および第2固定機構の詳細構造は、上記実施の形態1と同様であるため、重複する説明は切り返さないこととする。
【0053】
[操作手順]
上記構造からなる手首式血圧計用カフ固定具2を用いた場合の操作手順について図6〜図8を参照して説明する。
【0054】
<測定時巻付長さ状態>
まず、第2固定機構のロック解除ボタン114,114を押して、手首式血圧計用カフ固定具2を図8に示す装着脱着長さ状態にして、手首に手首式血圧計用カフ固定具2を嵌める。このとき、スライド部201はコイルバネ203の付勢力により第1本体部102に収容された状態となる。
【0055】
カフ105を測定位置に合わせ、開口部102aにおいてベルト部材101の長さを調節するとともに、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態とする。すると、第2固定機構により第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104は折畳み状態に固定される。このとき、係合舌状片202は、第2本体部103に設けられた係合孔103aに係合する。これにより、図6に示す測定時巻付長さ状態となる(第1巻付長さ)。その後、手首式血圧計の本体装置を用いて血圧を測定する。
【0056】
<非測定時巻付長さ状態>
次に、第1固定機構によりロック解除ボタン113を操作して、スライド部201のロック状態を解除して、図7に示すように、スライド部201を第1本体部102から放出する方向にスライドさせる。このとき、係合舌状片202は、第2本体部103に設けられた係合孔103bに係合する。これにより、上記第1巻付長さよりも長い巻付長さとなり、図7に示す非測定時巻付長さ状態となる(第2巻付長さ)。その結果、手首式血圧計用カフ固定具2を装着したまま、手首部の拘束感を解放することができる。
【0057】
なお、再度血圧を測定する場合は、スライド部201を第1本体部102内に収容する方向にスライドさせることにより、当初設定した測定時巻付長さ状態における第1巻付長さを容易に再現することが可能になる。
【0058】
<装着脱着長さ状態>
手首式血圧計用カフ固定具2を手首から取り外す場合には、第2固定機構によりロック解除ボタン114を操作して、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳み状態を、図8に示すように解放させる。これにより、容易に手首式血圧計用カフ固定具2を手首部から容易に取り外すことが可能になる。このとき、係合舌状片202の第2本体部103に設けられた係合孔103a,103bへの係合は解除されるため、スライド部201はコイルバネ203の付勢力により第1本体部102に最も収容された状態となる。
【0059】
なお、再度手首式血圧計用カフ固定具2を手首部に装着する場合は、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態にすることで、容易に手首式血圧計用カフ固定具1を手首部に装着することができる。また、スライド部201は第1本体部102に最も収容された状態にあるため装着することにより、瞬時に<測定時巻付長さ状態>を再現することが可能となる。
【0060】
[作用・効果]
以上、本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具2においても、上記実施の形態1における手首式血圧計用カフ固定具1と同様の作用効果を得ることができる。
【0061】
さらに、本本実施の形態の場合には、手首式血圧計用カフ固定具2を<装着脱着長さ状態>にした場合には、スライド部201は第1本体部102に最も収容された状態となるため、手首式血圧計用カフ固定具2を手首に装着した段階では、<測定時巻付長さ状態>となるため、血圧測定時に<非測定時巻付長さ状態>から<測定時巻付長さ状態>への操作忘れを回避することが可能となる。
【0062】
(実施の形態3)
次に、図9〜図14を参照して、実施の形態3における手首式血圧計用カフ固定具3について説明する。本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具3は、ベルト部材101と、このベルト部材101とともに血圧計用カフ固定具3の手首への巻付長さを調節するための巻付長さ調節手段100Cとを備えており、実施の形態1および2における手首式血圧計用カフ固定具1,2との相違点は、巻付長さ調節手段100Cの構造にある。よって、ここでは、巻付長さ調節手段100Cの構造について詳細に説明する。また、巻付長さ調節手段100A,100Bの構成と同一部分については、同一の参照符号を付し重複する説明は繰返さないこととする。
【0063】
なお、図9は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具3の測定時巻付長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Cの縦断面図であり、図10は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具3の非測定時巻付長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Cの縦断面図であり、図11は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具3の装着脱着長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Cの縦断面図である。また、図12は第1固定機構の内部構造を示す第1部分拡大図であり、図13は第1固定機構の内部構造を示す第2部分拡大図である。なお、手首式血圧計の本体装置の図示は省略する。
【0064】
[巻付長さ調節手段100C]
本実施の形態における巻付長さ調節手段100Cは、図11に示すように、基本的な構成は、上記実施の形態2の巻付長さ調節手段100Bと同じである。相違点は、第1固定機構の内部構造にある。ここで、以下、図12および図13を参照してこの第1固定機構の内部構造について説明する。
【0065】
(第1固定機構の構造)
第1本体部102の内部にスライド可能に設けられたスライド部221には、下方に向かって傾斜するように延びる係合舌状片223が設けられている。また、第2本体部103の表面には、第2本体部103の長尺方向に対して交差する方向に延びる凹凸状部領域103Cが、長尺方向と交差する方向に平行に複数設けられ、上記係合舌状片223がこの凹凸状部領域103Cに対して弾性的に係合するように設けられている。
【0066】
また、スライド部221の内部には、凹凸状部領域103Cの延びる方向に摺動可能なロック解除ボタン222が設けられ、このロック解除ボタン222の頭部222aは、スライド部221の側壁に設けられた開口部221Aから外方に向けて露出するように配置されている。また、ロック解除ボタン222の頭部222aの反対側とスライド部221の側壁との間にはコイルバネ224が配設され、このコイルバネ224によりロック解除ボタン222の頭部222aが外方に突出する方向に付勢されている。また、ロック解除ボタン222には、コイルバネ224側に向かうにしたがって徐々にその幅が狭くなるテーパ側壁225が設けられ、このテーパ側壁225が係合舌状片223の下面側に当接するように配設されている。
【0067】
上記構成からなる第1固定機構において、通常状態においては、図12に示すように係合舌状片223が凹凸状部領域103Cに弾性的に係合することにより、スライド部221のロック状態が維持される。一方、図13に示すように、ロック解除ボタン222の頭部222aを、コイルバネ224の付勢力に対抗して内方(図中P方向)に押込むことにより、テーパ側壁225も図中P方向に移動する。その結果、テーパ側壁225に当接する係合舌状片223が上方(図中U方向)に押し上げられることにより、係合舌状片223の凹凸状部領域103Cへの係合が解放され、スライド部221のロック状態が解放されることになる。
【0068】
なお、第2固定機構の詳細構造については、上記実施の形態1および2と同様であるため、重複する説明は切り返さないこととする。
【0069】
[操作手順]
上記構造からなる手首式血圧計用カフ固定具3を用いた場合の操作手順について図9〜図11を参照して説明する。
【0070】
<測定時巻付長さ状態>
まず、第2固定機構のロック解除ボタン114,114を押して、手首式血圧計用カフ固定具3を図11に示す装着脱着長さ状態にして、手首に手首式血圧計用カフ固定具3を嵌める。このとき、係合舌状片223は凹凸状部領域103Cには当接していないため、スライド部221はコイルバネ203の付勢力により第1本体部102に最も収容された状態となる。
【0071】
カフ105を測定位置に合わせ、開口部102aにおいてベルト部材101の長さを調節するとともに、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態とする。すると、第2固定機構により第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104は折畳み状態に固定される。このとき、係合舌状片223は、第2本体部103に設けられた凹凸状部領域103Cに係合する。これにより、図9に示す測定時巻付長さ状態となる(第1巻付長さ)。なお、この場合において、手首式血圧計用カフ固定具3の巻付長さが適切でない場合が生じることも考えられる。この場合には、ロック解除ボタン222を押込み、係合舌状片223の凹凸状部領域103Cへの係合を解放させることにより、スライド部221の微調整移動が可能となる。その後、手首式血圧計の本体装置を用いて血圧を測定する。
【0072】
<非測定時巻付長さ状態>
次に、第1固定機構によりロック解除ボタン222を操作して、スライド部221のロック状態を解除して、図10に示すように、スライド部221を第1本体部102から放出する方向にスライドさせる。その後、係合舌状片223は、第2本体部103に設けられた凹凸状部領域103Cに係合する。これにより、上記第1巻付長さよりも長い巻付け長さとなり、図10に示す非測定時巻付長さ状態となる(第2巻付長さ)。その結果、手首式血圧計用カフ固定具3を装着したまま、手首部の拘束感を解放することができる。
【0073】
なお、再度血圧を測定する場合は、スライド部221を第1本体部102内に収容する方向にスライドさせることにより、当初設定した測定時巻付長さ状態における第1巻付長さを容易に再現することが可能になる。
【0074】
<装着脱着長さ状態>
手首式血圧計用カフ固定具3を手首から取り外す場合には、第2固定機構によりロック解除ボタン114を操作して、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳み状態を、図11に示すように解放させる。これにより、容易に手首式血圧計用カフ固定具3を手首部から容易に取り外すことが可能になる。このとき、係合舌状片223の第2本体部103に設けられた凹凸状部領域103Cへの係合は解除されるため、スライド部221はコイルバネ203の付勢力により第1本体部102に最も収容された状態となる。
【0075】
なお、再度手首式血圧計用カフ固定具3を手首部に装着する場合は、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態にすることで、容易に手首式血圧計用カフ固定具3を手首部に装着することができる。
【0076】
[作用・効果]
以上、本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具3においても、上記実施の形態1および2における手首式血圧計用カフ固定具1,2と同様の作用効果を得ることができる。
【0077】
さらに、本実施の形態の場合には、手首式血圧計用カフ固定具3を<測定時巻付長さ状態>にした場合、係合舌状片223の凹凸状部領域103Cへの係合位置の微調節を、手首サイズに応じてスライド部221が一定の巻付力を得ながら連続移動させることが可能であるため、人体サイズが多少変わっても一定の巻付強さへの調節を容易に実現することが可能になる。
【0078】
(実施の形態4)
次に、図14〜図21を参照して、実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具4について説明する。本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4は、ベルト部材101と、このベルト部材101とともに手首式血圧計用カフ固定具4の手首への巻付長さを調節するための巻付長さ調節手段100Dとを備えており、実施の形態1、2および3における手首式血圧計用カフ固定具1、2および3との相違点は、巻付長さ調節手段100Dの構造にある。よって、ここでは、巻付長さ調節手段100Dの構造について詳細に説明する。また、巻付長さ調節手段100A、100Bおよび100Cの構成と同一部分については、同一の参照符号を付し重複する説明は繰り返さないこととする。なお、ベルト部材101には、枢軸部401を介して手首式血圧計の本体装置410が取付けられている。
【0079】
図14は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4の測定時巻付長さ状態を示す全体斜視図であり、図15は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4の測定時巻付長さ状態を示す縦断面図であり、図16は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4の非測定時巻付長さ状態を示す全体斜視図であり、図17は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4の非測定時巻付長さ状態を示す縦断面図であり、図18は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4の非測定時巻付長さの調整時を示す全体斜視図であり、図19は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4の非測定時巻付長さの調整時を示す縦断面図であり、図20は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4の装着脱着長さ状態を示す全体斜視図であり、図21は本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4の装着脱着長さ状態を示す縦断面図である。
【0080】
[巻付長さ調節手段100D]
本実施の形態における巻付長さ調節手段100Dの基本的な構成は、上記実施の形態3の巻付長さ調節手段100Cと同じである。相違点は、第1固定機構および第2固定機構の内部構造にある。
【0081】
(第1固定機構の構造)
図18および図19に示すように、第1本体部102の内部にスライド可能に設けられたスライド部231には、係合舌状片232が設けられている。この係合舌状片232の先端部には、係合突起233が設けられている。また、第2本体部103の表面には、第2本体部103の長尺方向に対して交差する方向に延びる凹凸状部領域103Dが、長尺方向と交差する方向に平行に複数設けられ、上記係合突起233がこの凹凸状部領域103Dに対して弾性的に係合するように設けられている。一方、スライド部231の他端側には、開口部102aを有する連結部材101Cが、枢軸部143において回動可能に連結されている。この開口部102aにベルト部材101の一端側101Aを挿通させることにより、ベルト部材101の一端側101Aを固定するとともにベルト部材101の長さ調整を可能としている。
【0082】
第1本体部102とスライド部231との間の空間には、圧縮コイルバネ241が設けられ、この圧縮コイルバネ241の一端は、スライド部231の一端側において第2本体部103側に設けられた壁面234に接し、他端は第1本体部102の枢軸部142とは反対側に設けられたピン102dに接するように配設されている。
【0083】
上記構成からなる第1固定機構において、通常状態においては、図14および図15に示すように係合突起233が凹凸状部領域103Dに弾性的に係合することにより、スライド部231のロック状態が維持される。一方、図20および図21に示すように、第1本体部102、第2本体部103および第3本体部104の折畳み状態を解放させることにより、係合突起233の凹凸状部領域103Dへの係合が解放され、スライド部231のロック状態が解放されることになる。この状態では、スライド部材231は壁面234が第1本体部102の枢軸部142に接触する位置、すなわち第1本体部102内の最も奥まで収容された位置から、圧縮コイルバネ241が最も圧縮される状態まで第1本体部102より放出された位置までスライド可能となる。
【0084】
(第2固定機構の構造)
次に、第2固定機構の構造について説明する。
【0085】
図18および図19に示すように、第3本体部104には、枢軸部140の近傍に係合舌状片104Dが設けられている。この係合舌状片104Dは実施の形態1、2および3におけるロックピン104Aと同様に、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳んだ状態で、第2本体部103の設けられた開口部103hを通過し、第1本体部102の枢軸部142の側面と係合するように設けられている。
【0086】
また、第3本体部104の枢軸部141側の両側面には、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳んだ状態で、その内面側において第2本体部103の側面を弾性的に抱きかかえるとともに、その外面側において、第1本体部102に設けられる側壁102hの内面に対して弾性的に当接する一対の係合立壁104Eが設けられている。
【0087】
上記構成からなる第2固定機構において、通常状態においては、係合舌状片104Dと第1本体部102の枢軸部142との係合、および、係合立壁104Eの第2本体部103の側面、および第1本体部102の側壁102hとの当接により、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳んだ状態が維持される(図14〜図17に示す、測定時巻付長さ状態および非測定時巻付長さ状態)。
【0088】
一方、第1本体部102の枢軸部142側の端部102e等を外側に引っ張った場合には(図中矢印P方向)、係合舌状片104Dと第1本体部102の枢軸部142との係合、および、係合立壁104Eの第2本体部103の側面、および第1本体部102の側壁102hとの当接が解放され、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳んだ状態が解放される(図20および図21に示す、装着脱着長さ状態)。
【0089】
[操作手順]
上記構造からなる手首式血圧計用カフ固定具4を用いた場合の操作手順について図14〜図21を参照して説明する。
【0090】
<測定時巻付長さ状態>
まず、第1本体部102の枢軸部142側の端部102e等を外側に引っ張って、手首式血圧計用カフ固定具4を図20および図21に示す装着脱着長さ状態にして、手首に手首式血圧計用カフ固定具4を嵌める。このとき、係合突起233は凹凸状部領域103Dには当接していないため、スライド部231は圧縮コイルバネ241の付勢力により第1本体部102に最も収容された状態となる。
【0091】
カフ105を測定位置に合わせ、開口部102aにおいてベルト部材101の長さを調節するとともに、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態とする。すると、第2固定機構により第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104は折畳み状態に固定される。このとき、係合突起233は、第2本体部103に設けられた凹凸状部領域103Dに係合する。これにより、図14および図15に示す測定時巻付長さ状態となる(第1巻付長さ)。このとき、係合突起233と第2本体部103に設けられた凹凸状部領域103Dとの係合位置は、ベルト部材101の長さ調整結果と圧縮コイルバネ241の付勢力により決定される。その後、手首式血圧計の本体装置410を用いて血圧を測定する。
【0092】
<非測定時巻付長さ状態>
次に、第1本体部102の枢軸部142側の端部102e等を外側に引っ張って、第2固定機構である係合舌状片104Dと第1本体部102の枢軸部142との係合を一旦解放する(図18および図19に示す状態)。すると、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳み状態は解放され、第1固定機構である係合舌状片233と第2本体部103に設けられた凹凸状部領域103Dとの係合が解放される。なお、この状態では、係合立壁104Eの側壁102hとの係合は開放されるが、係合立壁104Eの第2本体部103の側面への弾性的係合は維持されているため、第2本体部103と第3本体部104とが大きく開放状態になることはない。
【0093】
この状態でスライド部231を第1本体部102から放出する方向に適宜量スライドさせ、そのまま第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態とする。すると、第2固定機構により第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104は折畳み状態に固定される。このとき、係合舌状片233は第2本体部103に設けられた凹凸状部領域103Dに係合するが、測定時巻付長さ状態に比べてスライド部231をスライドさせた位置で係合する。これにより、上記第1巻付長さよりも長い巻付け長さとなり、図16および図17に示す非測定時巻付長さ状態となる(第2巻付長さ)。その結果、手首式血圧計用カフ固定具4を装着したまま、手首部の拘束感を解放することができる。
【0094】
なお、再度血圧を測定する場合は、再度第1本体部102の枢軸部142側の端部102e等を外側に引っ張って、第2固定機構である係合舌状片104Dと第1本体部102の枢軸部142との係合を解放し、スライド部231をスライドさせずに第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態とすることにより、当初設定した測定時巻付長さ状態における第1巻付長さを容易に再現することが可能になる。
【0095】
<装着脱着長さ状態>
手首式血圧計用カフ固定具4を手首から取り外す場合には、第1本体部102の枢軸部142側の端部102e等を外側に引張り、第2固定機構である係合舌状片104Dと第1本体部102の枢軸部142との係合、および、係合立壁104Eの第2本体部103の側面と第1本体部102の側壁102hへの係合を解放することにより、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104の折畳み状態を、図20および図21に示すように解放させる。これにより、容易に手首式血圧計用カフ固定具4を手首部から容易に取り外すことが可能になる。このとき、係合舌状片233の第2本体部103に設けられた凹凸状部領域103Cへの係合は解除されるため、スライド部231は圧縮コイルバネ241の付勢力により第1本体部102に最も収容された状態となる。
【0096】
なお、再度手首式血圧計用カフ固定具4を手首部に装着する場合は、第1本体部102、第2本体部103、および第3本体部104を折畳み状態にすることで、容易に手首式血圧計用カフ固定具4を手首部に装着することができる。
【0097】
[作用・効果]
以上、本実施の形態における手首式血圧計用カフ固定具4においても、上記実施の形態1、2および3における手首式血圧計用カフ固定具1、2および3と同様の作用効果を得ることができる。
【0098】
さらに、本実施の形態の場合には、第1固定機構および第2固定機構にボタンによるロックピンの係合、解放を切り替える機構を備えていないため、手首式血圧計用カフ固定具4の構成が極めて簡素化することを可能としている。
【0099】
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した各実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0100】
【発明の効果】
この発明に基いた血圧計用カフ固定具によれば、容易に<測定時巻付長さ状態>、<非測定時巻付長さ状態>、および<装着脱着長さ状態>の3状態の選択を容易に行なうことができるため、血圧計用カフ固定具の常時装着時における人体に対する負担が軽減され、長時間締付けられるという拘束感から解放されることが可能になる。また、血圧の測定においても、巻付長さを正確に再現することができため、血圧測定の信頼性の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における手首式血圧計用カフ固定具1の測定時巻付長さ状態を示す全体斜視図である。
【図2】実施の形態1における手首式血圧計用カフ固定具1の非測定時巻付長さ状態を示す全体斜視図である。
【図3】実施の形態1における手首式血圧計用カフ固定具1の装着脱着長さ状態を示す全体斜視図である。
【図4】実施の形態1における第1固定機構の内部構造を示す部分拡大図である。
【図5】実施の形態1における第2固定機構の内部構造を示す部分拡大図である。である。
【図6】実施の形態2における手首式血圧計用カフ固定具2の測定時巻付長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Bの縦断面図である。
【図7】実施の形態2における手首式血圧計用カフ固定具2の非測定時巻付長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Bの縦断面図である。
【図8】実施の形態2における手首式血圧計用カフ固定具2の装着脱着長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Bの縦断面図である。
【図9】実施の形態3における手首式血圧計用カフ固定具3の測定時巻付長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Cの縦断面図である。
【図10】実施の形態3における手首式血圧計用カフ固定具3の非測定時巻付長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Cの縦断面図である。
【図11】実施の形態3における手首式血圧計用カフ固定具3の装着脱着長さ状態を示す巻付長さ調節手段100Cの縦断面図である。
【図12】実施の形態3における第1固定機構の内部構造を示す第1部分拡大図である。
【図13】実施の形態3における第1固定機構の内部構造を示す第2部分拡大図である。
【図14】実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具の測定時巻付長さ状態を示す全体斜視図である。
【図15】実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具の測定時巻付長さ状態を示す縦断面図である。
【図16】実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具の非測定時巻付長さ状態を示す全体斜視図である。
【図17】実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具の非測定時巻付長さ状態を示す縦断面図である。
【図18】実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具の非測定時巻付長さの調整時を示す全体斜視図である。
【図19】実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具の非測定時巻付長さの調整時を示す縦断面図である。
【図20】本実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具の装着脱着長さ状態を示す全体斜視図である。
【図21】本実施の形態4における手首式血圧計用カフ固定具の装着脱着長さ状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 手首式血圧計用カフ固定具、101 ベルト部材、100A,100B,100C,100D 巻付長さ調節手段、101A 一端側、102 第1本体部、102a 開口部、102d ピン、102e 端部、103 第2本体部、103C 凹凸状部領域、103a,103b 係合孔、103h,221A 開口部、104 第3本体部、104A,106B ロックピン、104b,106b 首部、104c,106c,113a,114a,222a頭部、104d,202,223 係合舌状片、233 係合突起、104E係合立壁、105 カフ、106,201,221,231 スライド部、112 支持ケース、113 ロック解除ボタン、113b 胴部領域、113c突起部、113d,114e,203,224 コイルバネ、113e 係合開口領域、114,114,222 ロック解除ボタン、114b 胴部領域、114c 脚部領域、114d 突起部、114f 係合開口領域、140,141,142 枢軸部、225 テーパ側壁、234 壁面、241 圧縮コイルバネ、410 本体装置。

Claims (5)

  1. 血圧計用カフを、生体に固定するために用いられる血圧計用カフ固定具であって、
    生体に巻き付けられるベルト部材と、
    前記ベルト部材に連結され、前記ベルト部材とともに当該血圧計用カフ固定具の生体への巻付長さを調節するための巻付長さ調節手段とを備え、
    前記巻付長さ調節手段は、
    生体に対して血圧を測定するための第1巻付長さに当該血圧計用カフ固定具を調節する測定時巻付長さ状態と、
    血圧の非測定状態において、生体に対する装着状態を維持させるため、前記第1巻付長さよりも長い第2巻付長さに当該血圧計用カフ固定具を調節する非測定時巻付長さ状態と、
    当該血圧計用カフ固定具を生体に装着および脱着可能とする装着脱着長さ状態と、
    の3状態が選択可能に設けられることを特徴とする、血圧計用カフ固定具。
  2. 前記巻付長さ調節手段は、
    本体部と、前記本体部に対してスライド可能に設けられるスライド部とを有し、
    前記スライド部を前記本体部に収容する方向にスライドさせることにより、前記測定時巻付長さ状態が得られ、
    前記スライド部を前記本体部から放出する方向にスライドさせることにより、前記非測定時巻付長さ状態が得られる、請求項1に記載の血圧計用カフ固定具。
  3. 前記巻付長さ調節手段は、前記本体部と前記スライド部との間に、前記測定時巻付長さ状態および前記非測定時巻付長さ状態を選択的に固定するための第1固定機構を有する、請求項2に記載の血圧計用カフ固定具。
  4. 前記本体部は、
    第1本体部と、
    前記第1本体部の他端側において、前記第1本体部に対して折畳まれるように回動可能に設けられる第2本体部と、
    前記第2本体部の前記第1本体部が設けられる側とは反対側において、前記第2本体部に対して折畳まれるように回動可能に設けられる第3本体部と、を有し、
    前記第1本体部、前記第2本体部、および前記第3本体部が重ね合わせられるように折畳むことにより前記測定時巻付長さ状態および前記非測定時巻付長さ状態が得られ、
    前記第1本体部、前記第2本体部、および前記第3本体部の折畳み状態を解放することにより前記装着脱着状態が得られる、請求項2または3に記載の血圧計用カフ固定具。
  5. 前記第1本体部と前記第3本体部との間に、前記測定時巻付長さ状態および前記非測定時巻付長さ状態を固定するための第2固定機構が設けられる、請求項4に記載の血圧計用カフ固定具。
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