JP2004312446A - 放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】或るポジションに対応付けられていたチャンネルで放送が受信できなくなったとき(当該チャンネルが無局となったとき)、ユーザは、メニュー画面からチャンネル変更設定画面を呼び出さなくても、リモコン送信機19のアナログCH変換キーを操作することにより、ダイレクトでチャンネル変更設定画面を表示させることができる。この画面表示においては、現在受信チャンネル番号及びポジション番号を示される。ユーザは、リモコン送信機19の操作により、前記チャンネル変更設定画面上で受信チャンネルを変更させていき、移行先チャンネルを見つけ出してチャンネル変更設定を行う。
【選択図】 図1
Description
【産業上の利用分野】
この発明は、テレビジョン放送を受信できる放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地上波を用いたディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置は、地上波用アンテナを通して受け取った複数の放送波のなかから任意の放送波をディジタルチューナによって選択し、この選択した放送波に含まれる複数のチャンネルのなかから任意のチャンネルをデマルチプレクス処理によって選択し、この選択したチャンネルのディジタル信号を取り出し、これをデコードすることによって映像・音声信号を出力する。なお、アナログ放送と地上ディジタル放送の両方を受信でき、ディジタル放送チャンネルによる変調妨害等の影響を排除するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−374469号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、地上波ディジタル放送は、日本においては2003年から放送を開始する予定となっている。地上波ディジタル放送に用いられるチャンネルはUHF(Ultra High Frequency)帯であり、このUHF帯には従来の地上波アナログ放送と地上波ディジタル放送のチャンネルが混在することとなるが、地上波ディジタル放送に割り当てられるチャンネルは、地上波アナログ放送で使用されることが少ない13〜32chが中心となる予定である。
【0005】
しかしながら、ある地域において地上波ディジタル放送用にチャンネルが配分できない場合には、地上波アナログ放送のチャンネルが変更される(この変更を以下アナ−アナ変換と称する)。例えば、地上波ディジタル放送が20chを使用することになった場合、以前から20chを使用していたA放送局の地上波アナログ放送は、例えば50chに移動することになる。また、受信装置のポジション8に20chが設定されている場合、同じポジションにおいて引き続きA放送局の番組を視聴するには、ポジション8に50chを設定し直す必要がある。この設定を例えば業者(販売業者等)が各家庭を訪問して行うには、多大な費用や時間を費やすこととなる。もちろん、ユーザがメニュー画面からチャンネル設定画面を呼び出して設定作業を行うこともできるが、当該チャンネル設定画面を呼び出すまでの操作を知らない方や煩わしく思う方も少なくない。
【0006】
この発明は、上記の事情に鑑み、地上波ディジタル放送の導入に伴い地上波アナログ放送のチャンネルに変更が生じた場合でも、それに対応した放送受信装置側でのチャンネル変更処理が容易に行える放送受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の放送受信装置は、上記の課題を解決するために、少なくともアナログ放送を受信するチューナと、現在受信中のチャンネル番号及びこのチャンネル番号に対応するポジション番号を判断する判断手段と、ユーザによって特定キーの操作がなされたときに前記現在チャンネル番号及びポジション番号を示したチャンネル変更設定画面の表示を行う手段と、前記チャンネル変更設定画面上で入力された情報に基づいてチャンネル変更設定を行う手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
上記の構成であれば、メニュー画面からチャンネル変更設定画面を呼び出さなくても、ユーザが前記特定キーの操作を行えばダイレクトでチャンネル変更設定画面が表示される。この画面表示においては、現在受信中のチャンネルの番号及びポジション番号が示されるので、当該ポジションについてのチャンネル変更を容易に行うことができる。
【0009】
前記チャンネル変更設定画面は、現在受信中のチャンネルが無局であることを条件に表示されるように構成されているのがよい。いわゆるアナ−アナ変換ではこれまで受信できていた放送が他のチャンネルに移行することになり、元のチャンネルにはディジタル放送が存在することになるもののアナログ放送としては無局化することから、上記のごとく、現在受信中のチャンネルが無局であることを条件に表示される構成であれば、アナ−アナ変換に好適に対応した処理が行われることになる。
【0010】
また、この発明の放送受信装置は、少なくともアナログ放送を受信するチューナと、チャンネル番号とポジション番号との対応情報を記憶する第1記憶制御手段と、前記ポジションに対応付けられているチャンネルが無局になった場合にそのチャンネル番号を記憶する第2記憶制御手段と、ユーザによって特定キーの操作がなされたときに前記第2記憶制御手段に記憶されている無局化チャンネル番号及びその対応ポジション番号を示したチャンネル変更設定画面の表示を行う手段と、前記チャンネル変更設定画面上で入力された情報に基づいてチャンネル変更設定を行う手段と、を備えたことを特徴とする。また、この発明の放送受信装置は、少なくともアナログ放送を受信するチューナと、チャンネル番号とポジション番号との対応情報を記憶する記憶制御手段と、ユーザによって特定キーの操作がなされたときに、前記ポジションに対応付けられているチャンネルの有局/無局判定を行い、この判定結果に基づいて無局化チャンネル番号及びその対応ポジション番号を示したチャンネル変更設定画面の表示を行う手段と、前記チャンネル変更設定画面上で入力された情報に基づいてチャンネル変更設定を行う手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
上記の構成であれば、メニュー画面からチャンネル変更設定画面を呼び出さなくても、ユーザが前記特定キーの操作を行えばダイレクトでチャンネル変更設定画面が表示される。この画面表示においては、無局化したチャンネルの番号及びポジション番号が示されるので、アナ−アナ変換に好適に対応した処理が行われることになる。上記構成において、前記チャンネル変更設定が実行された後、無局化チャンネルが他にも存在するときには当該チャンネルに対応するポジションについてのチャンネル変更設定画面に移行するように構成されていてもよい。
【0012】
これらの構成において、メニュー画面の操作に基づいて表示されるメニュー内チャンネル変更設定画面が用意されていると共に、このメニュー内チャンネル変更設定画面と前記チャンネル変更設定画面とは互いに異なる表示態様を有するようにしてもよい。
【0013】
また、これらの構成において、ユーザの操作に対応して受信チャンネルを順次に変更して受信チャンネルの映像に前記チャンネル変更設定画面を重ねて表示すると共に、既にポジション番号に対応付けられているチャンネルについては前記の順次変更に際して受信をスキップするように構成されているのがよい。或いは、ユーザの操作に対応して受信チャンネルを順次に自動的に変更し、有局チャンネルが検出されたときにはそのチャンネルの受信状態を維持して受信映像に前記チャンネル変更設定画面を重ねて表示すると共に、有局チャンネルであっても既にポジション番号に対応付けられているチャンネルについては前記の順次自動変更に際して受信をスキップするように構成されているのがよい。かかる構成であれば、上記スキップによってプリセット済みのチャンネル(ポジション番号に対応付けられているチャンネル)が誤って設定されるといったことを防止できることになる。
【0014】
また、上記スキップを行う構成において、ディジタル放送を受信するチューナを備えており、既にポジション番号に対応付けられているディジタル放送受信用のチャンネルについても受信をスキップするように構成されていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明するが、ここでは地上波ディジタル放送及び地上波アナログ放送の両方を受信するディジタル・アナログ放送受信装置を例示している。
【0016】
図1は地上波ディジタル放送と地上波アナログ放送の両方を受信するこの実施形態の放送受信装置30を示したブロック図であり、図2はチャンネル変更のための処理内容を示したフローチャートであり、図3はリモコン送信機を示した説明図であり、図4はチャンネル変更画面を示した説明図である。
【0017】
図1において、地上波アンテナ1は地上放送波を受信し、受信信号を地上波ディジタルチューナ2および地上波アナログチューナ4に与える。各チューナは、選局処理回路やミキサ(混合器)などを備えて成る。ミキサは希望チャンネルの信号と局部発振信号とを混合して中間周波数信号を生成する。局部発振信号を生成する回路は例えば印加電圧によって容量が変化する可変容量ダイオード等を備えて成り、ミキサから一定の中間周波数の信号が出力されるように、希望チャンネルの周波数に対応させて変化させた局部発振信号を生成する。選局処理回路は、各チャンネルに対応した印加電圧(同調電圧)のデータを例えば第1メモリ13や第2メモリ22から受け取り、図示しないD/A変換器によって上記データをアナログ信号化(電圧化)して可変容量ダイオードに与える。
【0018】
地上波ディジタルチューナ2は、上述した選局処理により、映像・音声データを含む高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出すことになる。更に、地上波ディジタルチューナ2は、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路、復調回路などを備えることにより、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
【0019】
デマルチプレクサ(DEMUX)6は、地上波ディジタルチューナ2から受け取ったトランスポート・ストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)のビデオストリーム、オーディオストリーム、およびPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)に分離復号する。デマルチプレクサ6は、ビデオストリームとオーディオストリームをAVデコーダ7に供給し、PSI/SIに含まれるサービス情報をメインCPU18に供給する。なお、前述のごとく、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、このなかから任意のチャンネルを選択するための処理は、前記PSI/SIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。
【0020】
AVデコーダ7は、ビデオストリームに対してデコードを行うビデオデコーダ、及びオーディオストリームに対してデコードを行うオーディオデコーダを備える。ビデオデコーダは、入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行う。オーディオデコーダは、入力された符号化信号を復号して音声データを生成する。デコードにより生成された映像データは映像処理回路8に出力され、音声データは音声処理回路9に出力される。
【0021】
映像処理回路8はAVデコーダ7から映像データを受け取り、D/A変換を行って映像信号を生成する。音声処理回路9はAVデコーダ7から出力された音声データを受け取り、D/A変換を行ってアナログ音声信号を生成する。
【0022】
映像音声処理部5は、地上波アナログチューナ4から供給された受信信号を復調して映像信号及び音声信号を生成する。
【0023】
OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路15は、メインCPU18から出力指示された文字情報のビットマップデータに基づく映像信号を加算器16又は加算器17に出力する。加算器16及び加算器17は前記ビットマップデータに基づく映像信号を受信映像信号に組み込み、この映像信号をドライブ回路10に供給する。OSD回路15により、メニュー画面や各種設定画面などの表示が行えることになる。
【0024】
受像管11はドライブ回路10から供給された映像信号(R,G,B信号及び垂直・水平同期信号)により映像表示を行う。また、スピーカ12は音声信号を入力して音声出力を行う。
【0025】
メインCPU18は、地上波ディジタルチューナ2に対する選局制御、第1メモリ(RAM、ROM、EEPROM等)13における情報の書込/読出の制御、デマルチプレクサ6に対する制御、AVデコーダ7に対する制御、OSD回路15に対する制御、サブCPU21に対する指令などを行う。
【0026】
リモコン送信機19は、当該放送受信装置30に指令を送出するための送信機である。このリモコン送信機19は、図3に示しているように、アナログCH変換キー19aの他、各種キーを備えて構成されている。このリモコン送信機19に設けられたキーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が図示しない発光部から送出される。リモコン受光器20は、前記信号光を受光し、これを電気信号に変換してサブCPU21に与える。
【0027】
サブCPU21は、上記リモコン送信機19によるリモートコントロール信号や図示しない操作部のキー操作による信号を入力してメインCPU18に通知する処理、メインCPU18からの指令を実行する処理、地上波アナログチューナ4に対する選局制御などを行う他、地上波アナログ放送の有局/無局判定処理も行うようになっている。この有局/無局判定処理は、例えば、受信チャンネルにおいて検波後の映像信号に水平同期信号が一定値以上含まれるかどうか等によって行うことができる。
【0028】
図示しないROMには、地域番号に対応付けられたポジション−チャンネル設定テーブルが格納されている。そして、例えば、OSD回路15を用いたメニュー画面内のチャンネル変更設定画面にて地域番号の入力が行えるように構成されており、この画面上で地域番号を入力することにより、対応テーブルが選択されて自動的に各ポジションにチャンネルが設定される。また、メニュー画面内のチャンネル変更設定画面にて所望のポジションに所望のチャンネルを設定する個別設定も行えるようになっている。アナログ放送における個別設定情報はサブCPU21の処理によって第2メモリ(EEPROM等)22に格納される。また、上記のごとく各ポジションに対応つけられたチャンネルについてその選局時などに無局判定がなされたときには、その情報がサブCPU21の処理によって第2メモリ22に格納されるようにしている。
【0029】
メニュー画面内のチャンネル変更設定画面の他に、アナログCH変換キー19aを操作することにより、チャンネル変更設定画面がダイレクトに表示され、このチャンネル変更設定画面上でチャンネルの個別変更設定が行えるようにしている。そして、上記ダイレクトで表示されるチャンネル変更設定画面上でのチャンネル個別変更設定については、▲1▼現在受信チャンネルをその対応するポジション番号において変更対象とする設定モードと、▲2▼記憶しておいた無局化チャンネル情報又は当該キー19aが操作されたときにチャンネルサーチを行って取得した無局化チャンネル情報をその対応するポジション番号において変更対象とする設定モードとの二つを用意している。
【0030】
[▲1▼設定モード]
このモードの実行は、この実施形態では、現在受信チャンネルが無局であることを条件としている。すなわち、現在受信チャンネルが無局(アナログ放送無し)であるときに、アナログCH変換キー19aが操作されるとチャンネル変更設定画面をダイレクトに表示させるようにしている。このチャンネル変更設定画面は、例えば、図4に示すように、ポジション番号表示(CHボタン:現在選択ポジション)、受信チャンネル表示(受信CH:表示当初は現在チャンネルであるが、変更操作によって数値は変更していく)、表示チャンネル表示(表示CH:表示当初は現在チャンネルであるが、変更操作によって数値を変更できる)、微調整表示、スキップ設定表示から成り、受信映像に重ねて表示される。また、前記メニュー画面内のチャンネル変更設定画面では存在しない「アナログ周波数変換による変更時は、新聞等でCH番号を確認してください」といった表記を行うようにしている。なお、この画面における黒塗りの三角印は現在設定中カーソル位置を表している。そして、チャンネル変更設定画面の表示当初から受信チャンネル表示(上から2行目)に対応した箇所に表示させており、かかる点でも、メニュー画面内のチャンネル変更設定画面と表示態様が異なるものとなっている。
【0031】
放送受信装置30は、図2のフローチャートに示すように、現在選局中のチャンネルが無局かどうかを判定し(ステップS1)、無局であるときにはアナログCH変換キー19aが押下されたかどうかを判断する(ステップS2)。そして、アナログCH変換キー19aの押下を検出すると、図4に示したチャンネル変更設定画面をOSD表示する(ステップS3)。この画面表示状態において、受信チャンネル設定可能状態となる。
【0032】
CH+キーの押下を検出すると(ステップS4でYES)、チャンネルUP方向で受信可能(有局)チャンネルを検索し(ステップS5)、検出した受信可能チャンネルがプリセット済みチャンネル(ポジションボタンに設定済み)であればステップS5に戻り次の受信可能チャンネルを検索することになる。CH−キーの押下が検出されたときには(ステップS7でYES)、チャンネルDOWN方向で受信可能チャンネルを検索し(ステップS8)、検出した受信可能チャンネルがプリセット済みチャンネルであればステップS8に戻り次の受信可能チャンネルを検索することになる。
【0033】
ユーザは、上記のキー操作にて設定チャンネル(移行先チャンネル)を見つけ出したときには、メニューキーを押下する。放送受信装置30は、メニューキーの押下を検出したときには(ステップS10でYES)、ステップS5又はステップS8において検出された受信可能チャンネルを当該ポジションボタンに設定する(ステップS11)。
【0034】
[▲2▼設定モード]
このモードにおいては、アナログCH変換キー19aが操作されたときに、前記第2メモリ22に格納されている無局化したチャンネルの情報を取得し、この情報に基づいてチャンネル変更設定画面をダイレクトに表示する。無局化したチャンネルが複数存在する場合には、それに対応しているポジション番号が最も若いものを選択する。例えば、ポジション3→チャンネル19(無局化)、ポジション8→チャンネル30(無局化)といった情報が存在する場合、まず、ポジション番号には「3」を表示し、受信チャンネルには「19」を表示する(この場合図4と同様の表示がなされる)。その後の処理については図2に示した処理と同様である。なお、上記のごとく無局化したチャンネルが複数存在する場合には、メニューキーが押下されたとき、或いは他のキー(例えば、決定キー等)が押下されたときに、他の無局化チャンネルについてのチャンネル変更設定画面を表示するようにしてもよい。また、上記の例では、アナログCH変換キー19aが操作されたときに、前記第2メモリ22に予め格納されている無局化したチャンネルの情報を取得し、この情報に基づいてチャンネル変更設定画面をダイレクトに表示することとしたが、アナログCH変換キー19aが操作されたときに、各ポジション番号について設定されているチャンネルのサーチ(例えば、ポジション番号の小さいもの順等)を開始し、有局であるときには次のチャンネルのチューニングを実行する一方、無局化したチャンネルが検出されたときにチャンネル変更設定画面をダイレクトに表示することとしてもよい。そして、この画面上での設定の後に再びサーチを開始し、他の無局化したチャンネルの検出を試みるようにしてもよい。
【0035】
なお、新聞等で移行先チャンネルをユーザが知っているのであれば、例えば、リモコン送信機19のテンキーを用い、直接にチャンネル番号を入力することによってもチャンネル変更設定が行える。
【0036】
また、上記処理例では、プリセット済みチャンネルについてその受信をスキップするようにしたが、スキップ無しとしてもよい。また、スキップする場合においては、アナログ放送チャンネルだけではなく、ディジタル放送チャンネルについてもスキップするようにしてもよい。例えば、アナログCH変換キー19aが操作されたときに、メインCPU18が第1メモリ13からディジタル放送におけるポジション−チャンネル対応表を読み出し、ディジタル放送についてのプリセット済みチャンネルの情報をサブCPU21に伝えるようにすればよい。
【0037】
また、上記処理例では、ユーザの操作に対応して受信チャンネルを順次に自動的に変更し、有局チャンネルが検出されたときにはそのチャンネルの受信状態を維持して受信映像にチャンネル変更設定画面を重ねて表示すると共に、有局チャンネルであっても既にポジション番号に対応付けられているチャンネルについては受信をスキップするものであったが、これに限らず、ユーザの操作に対応して受信チャンネルを順次に変更し(例えば、CH+キーが一回押下されたときに、一つ上のチャンネルの受信を実行する)、受信チャンネルの映像にチャンネル変更設定画面を重ねて表示すると共に、既にポジション番号に対応付けられているチャンネルについては受信をスキップするように構成してもよいものである。
【0038】
また、上記実施例では、チャンネル変更設定画面の表示をリモコン送信機19に設けられたアナログCH変換キー19aが操作されたときに行ったが、受信装置本体に設けた特定キーの操作にてチャンネル変更設定画面が表示されるように構成してもよい。また、リモコン送信機19や受信装置本体に既設のキーを利用し、該当キーが例えば3秒長押し等されたときに、チャンネル変更設定画面が表示されるように構成してもよいものである。また、時間帯によっては、停波中の場合もあり得るものであり、この場合には有局であっても無局であるとの判定がなされるおそれがあるので、所定の時間帯においてはたとえ無局と判定されてもステップS2以降の処理や第2メモリ22への記録処理は行わないようにしてもよいものである。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、地上波ディジタル放送の導入に伴い地上波アナログ放送のチャンネルに変更が生じた場合でも、それに対応した放送受信装置側でのチャンネル変更処理が容易に行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のディジタル・アナログ放送受信装置を示したブロック図である。
【図2】チャンネル変更処理を示したフローチャートである。
【図3】リモコン送信機の一例を示した説明図である。
【図4】チャンネル変更設定画面の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 地上波ディジタルチューナ
4 地上波アナログチューナ
5 アナログ映像音声処理部
6 デマルチプレクサ(DEMUX)
7 AVデコーダ
15 OSD回路
16 加算器
17 加算器
18 メインCPU
19 リモコン送信機
19aアナログCH変換キー
21 サブCPU
22 第2メモリ
Claims (9)
- 少なくともアナログ放送を受信するチューナと、現在受信中のチャンネル番号及びこのチャンネル番号に対応するポジション番号を判断する判断手段と、ユーザによって特定キーの操作がなされたときに前記現在チャンネル番号及びポジション番号を示したチャンネル変更設定画面の表示を行う手段と、前記チャンネル変更設定画面上で入力された情報に基づいてチャンネル変更設定を行う手段と、を備えたことを特徴とする放送受信装置。
- 請求項1に記載の放送受信装置において、前記チャンネル変更設定画面は、現在受信中のチャンネルが無局であることを条件に表示されるように構成されたことを特徴とする放送受信装置。
- 少なくともアナログ放送を受信するチューナと、チャンネル番号とポジション番号との対応情報を記憶する第1記憶制御手段と、前記ポジションに対応付けられているチャンネルが無局になった場合にそのチャンネル番号を記憶する第2記憶制御手段と、ユーザによって特定キーの操作がなされたときに前記第2記憶制御手段に記憶されている無局化チャンネル番号及びその対応ポジション番号を示したチャンネル変更設定画面の表示を行う手段と、前記チャンネル変更設定画面上で入力された情報に基づいてチャンネル変更設定を行う手段と、を備えたことを特徴とする放送受信装置。
- 少なくともアナログ放送を受信するチューナと、チャンネル番号とポジション番号との対応情報を記憶する記憶制御手段と、ユーザによって特定キーの操作がなされたときに、前記ポジションに対応付けられているチャンネルの有局/無局判定を行い、この判定結果に基づいて無局化チャンネル番号及びその対応ポジション番号を示したチャンネル変更設定画面の表示を行う手段と、前記チャンネル変更設定画面上で入力された情報に基づいてチャンネル変更設定を行う手段と、を備えたことを特徴とする放送受信装置。
- 請求項3又は請求項4に記載の放送受信装置において、前記チャンネル変更設定が実行された後、無局化チャンネルが他にも存在するときには、当該チャンネルに対応するポジションについてのチャンネル変更設定画面に移行するように構成されたことを特徴とする放送受信装置。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の放送受信装置において、メニュー画面の操作に基づいて表示されるメニュー内チャンネル変更設定画面が用意されていると共に、このメニュー内チャンネル変更設定画面と前記チャンネル変更設定画面とは互いに異なる表示態様を有することを特徴とする放送受信装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の放送受信装置において、ユーザの操作に対応して受信チャンネルを順次に変更して受信チャンネルの映像に前記チャンネル変更設定画面を重ねて表示すると共に、既にポジション番号に対応付けられているチャンネルについては前記の順次変更に際して受信をスキップするように構成されたことを特徴とする放送受信装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の放送受信装置において、ユーザの操作に対応して受信チャンネルを順次に自動的に変更し、有局チャンネルが検出されたときにはそのチャンネルの受信状態を維持して受信映像に前記チャンネル変更設定画面を重ねて表示すると共に、有局チャンネルであっても既にポジション番号に対応付けられているチャンネルについては前記の順次自動変更に際して受信をスキップするように構成されたことを特徴とする放送受信装置。
- 請求項7又は請求項8に記載の放送受信装置において、ディジタル放送を受信するチューナを備えており、既にポジション番号に対応付けられているディジタル放送受信用のチャンネルについても受信をスキップするように構成されたことを特徴とする放送受信装置。
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- 2003-04-08 JP JP2003104279A patent/JP3957653B2/ja not_active Expired - Fee Related
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