JP2004312206A - 地上波デジタル放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングでチャンネルのスキャンを行うことを可能にする。
【解決手段】CPU6は、周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した旨を、表示装置20へのOSD表示やメールなどで通知する。チャンネルスキャンが実行されていない場合、あるいはチャンネルリストが更新されていない場合、この通知が繰り返される。この通知を基に、視聴者は適切なタイミングでチャンネルスキャンを実行させることができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地上波デジタル放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
2003年12月から三大広域圏(関東、中京、近畿)で本放送の開始が予定されている地上波デジタル放送では、UHF帯の13〜62chまでの物理チャンネルを全て検査し、放送の有無を確認するチャンネルスキャンが地上波デジタル放送受信機で行われる。このスキャンは、少なくとも受信機の初回電源投入時に行う必要がある(初回スキャン)。受信機がスキャンにより受信可能な放送を確認すると、その放送の放送局の識別子、チャンネル名などを放送局から取得する。その放送局が、受信機に設定されている視聴者の居住地域の放送局と一致する場合(域内放送局)、その放送局が指定する選局ボタンにその放送局のチャンネルが割り当てられる。放送局が指定する選局ボタンとその放送局のチャンネルとの対応は、予め受信機に記憶されている。この対応の記憶は、放送局が新たに開局した場合などは、その都度更新する必要がある。
【0003】
一方、その放送局が、受信機に設定されている視聴者の居住地域の放送局と一致しない場合(域外放送局)であっても、域内放送局に割り当てられる選局ボタンと重ならない場合は、その域外放送局が指定する選局ボタンにその域外放送局のチャンネルが割り当てられる。域外放送局による放送信号の受信を越境受信という。例えば、越境受信は、ある地域Aに隣接する地域Bに居住する視聴者の受信機が、地域Aの放送局の放送信号を受信可能な場合に生じる。つまり、視聴者が居住する地域外に位置する放送局であっても、受信状態が良好であれば、その放送局の放送信号を受信して視聴することが可能である。このような場合であっても、域外放送局のチャンネルを選局ボタンに割り当てて選局・視聴できるようにすることは視聴者にとって選局可能なチャンネルが増し好ましい。
【0004】
ところで、域内あるいは域外放送局が新たに開局したとき、放送局からSDTT(Software Download Trigger Table)により告知情報が送信される。この告知情報は、ある地域におけるチャンネルの周波数が変更されることを告知するために送信される。告知情報には、各地域で変更される周波数をチャンネルごとに記述した周波数リスト変更情報を送信するスケジュールが含まれている。通常は、このスケジュールに沿ったタイミングで、視聴者が予め設定した居住地域の周波数リスト変更情報をダウンロードし、その周波数リスト変更情報に示されるチャンネルをスキャンして、チャンネルリストを更新する。即ち、チャンネルリストを更新することで、新規に開局された放送局のチャンネルや、出力ワット数が増大して受信可能となった放送局のチャンネルを選局ボタンに割り当てることができる。
【0005】
このような放送局から送信される情報を任意に選択して取得する技術として、例えば特許文献1に開示がなされている。特許文献1のデータ放送システムのTV受信機101は、視聴者からの選択指示により複数候補の中から更新すべき候補を選択し、目的の更新データのみを受信、表示する。このようにすれば、視聴者の選択指示に合致した更新データだけを受信すればよく、全ての更新候補を受信、蓄積する必要がなくなる。
【0006】
一方、放送局から送信される情報の更新タイミングを報知する技術として、例えば特許文献2に開示がなされている。特許文献2のデータ放送受信機の制御部4は、定期的にEPG(Electrical Program Guide)情報を受信し、インターネット上で公開されている各ホームページの内容の更新日時に関する情報をチェックする。そして、各ホームページの内容の更新日時に関する情報が変更されている場合には、番組選択用テーブルの更新日時などの内容を更新する。この番組選択用テーブルを番組選択画面21に表示することで、ユーザは各ホームページの内容がいつ更新されたかを知ることができる。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−69320号公報(第9頁及び第10頁、図19)
【0008】
【特許文献2】
特開平11−112900号公報(第2頁及び第3頁、図3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、告知情報が送信された場合、告知情報のスケジュールに沿って居住地域の周波数リスト変更情報をダウンロードし、その周波数リスト変更情報に示されるチャンネルをスキャンして、周波数の変更のあったチャンネルを選局ボタンに割り当てることが必要である。言い換えると、あるチャンネルの周波数の変更があっても、チャンネルのスキャンが行われなければ、そのチャンネルを選局ボタンに割り当てることはできない。従って、周波数の変更が告知情報により告知された場合、必要な周波数リスト変更情報をダウンロードし、適切なタイミングでチャンネルのスキャンを行うことが重要である。
【0010】
この点、特許文献1の技術では、所望の情報を選択して受信できるものの、適切なタイミングでチャンネルのスキャンを行う具体的な記載はなされていない。また、特許文献2記載の技術では、EPG情報の変更は表示できるものの、同様に適切なタイミングでチャンネルのスキャンを行う具体的な記載はなされていない。
【0011】
本発明の目的は、適切なタイミングでチャンネルのスキャンを行うことを可能にすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本願請求項1に係る地上波デジタル放送受信機は、周波数リスト変更情報のダウンロードを行いたい視聴者の居住地域及び前記居住地域の隣接地域の設定を受け付け、SDTT(Software Download Trigger Table)で送信される告知情報を受信した場合、前記居住地域の地域識別子または前記隣接地域の地域識別子を有する周波数リスト変更情報の送信を検知してダウンロードし、前記周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した場合その旨を通知し、前記通知の後、前記周波数リスト変更情報に基づくチャンネルスキャンが実行されない場合、前記チャンネルスキャンが実行されるまで前記通知を繰り返し、前記チャンネルスキャンの実行後、チャンネルリストと前記周波数リスト変更情報とを比較することで前記チャンネルリストが更新されたか否かを判断し、前記チャンネルリストが更新されていない場合、前記チャンネルリストが更新されるまで前記通知を繰り返すことを特徴とする。
【0013】
ここでは、周波数リスト変更情報のダウンロードを行いたい視聴者の居住地域及び隣接地域を自由に設定できる。従って、ダウンロードした周波数リスト変更情報に基づいて視聴者の居住地域及び隣接地域のチャンネルスキャンを行うことができる一方、視聴者にとって不必要な地域のチャンネルスキャンを避けることもできる。また、居住地域及び隣接地域を設定すれば、チャンネルスキャンが実行され、かつチャンネルリストが更新されるまで通知が行われる。従って、チャンネルスキャンが完全に行われるよう喚起し、視聴者の手動操作によるチャンネルスキャンの実行し忘れや不完全なチャンネルスキャンなどによりチャンネルリストが更新されず、新規開局チャンネルの割り当て、出力ワット数が増大して放送信号を受信できるようになったチャンネルの割り当てなどがされないような事態を避けることができる。
【0014】
請求項2に係る地上波デジタル放送受信機は、周波数リスト変更情報のダウンロードを行いたい地域の設定を受け付け、前記設定された地域の地域識別子を有する周波数リスト変更情報をダウンロードし、前記周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した場合その旨を通知することを特徴とする。
【0015】
ここでは、視聴者が周波数リスト変更情報のダウンロードを行いたい地域を自由に設定できる。設定した地域の周波数リスト変更情報をダウンロードした場合、その旨が通知される。この通知を基に、視聴者は設定した地域で周波数リストの変更があり、チャンネルスキャンを実行してチャンネルリストを更新する必要があることを知ることができる。そして、視聴者がチャンネルリストを更新する必要性を認識すれば、適切なタイミングでチャンネルスキャンを実行させることができる。また、視聴者にとって不必要な地域を設定しなければ、無駄な通知を避けることもできる。
【0016】
請求項3に係る地上波デジタル放送受信機は、請求項2に係る地上波デジタル放送受信機において、前記地域は、視聴者の居住地域及び前記居住地域の隣接地域であることを特徴とする。
【0017】
ここでは、視聴者が周波数リスト変更情報のダウンロードを行いたい居住地域及び隣接地域を自由に設定でき、域内放送、域外放送いずれの周波数リスト変更情報であっても、ダウンロードが完了すれば通知を受けることができる。
【0018】
請求項4に係る地上波デジタル放送受信機は、請求項2に係る地上波デジタル放送受信機において、前記周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した後、前記周波数リスト変更情報に基づくチャンネルスキャンが実行されなかった場合、前記通知を繰り返すことを特徴とする。
【0019】
ここでは、周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した後、視聴者の手動操作などによるチャンネルスキャンの実行し忘れがないよう喚起できる。従って、チャンネルスキャンの実行し忘れによりチャンネルリストが更新されず、新規開局チャンネルの割り当て、出力ワット数が増大して放送信号を受信できるようになったチャンネルの割り当てなどがされないような事態を避けることができる。なお、通知の繰り返しは、チャンネルスキャンが再度実行されるまで何度でも行ってもよいし、所定回数だけ繰り返すようにしてもよい。
【0020】
請求項5に係る地上波デジタル放送受信機は、請求項2に係る地上波デジタル放送受信機において、前記周波数リスト変更情報に基づくチャンネルスキャンによりチャンネルリストが更新されていない場合、前記通知を繰り返すことを特徴とする。
【0021】
ここでは、チャンネルリストが更新されていない場合、通知が繰り返される。従って、チャンネルリストを正常に更新するためチャンネルスキャンを再び行う必要がある旨を視聴者に喚起することができる。
【0022】
請求項6に係る地上波デジタル放送受信機は、請求項2に係る地上波デジタル放送受信機において、前記通知は、前記周波数リスト変更情報に示される周波数変更日程に基づいて行われることを特徴とする。
【0023】
ここでは、設定した地域の周波数リスト変更情報をダウンロードした旨が周波数更新日程に基づいて通知される。この通知を基に、視聴者は周波数の更新がされる日またはその後にチャンネルスキャンを実行してチャンネルリストを更新する必要があることを知ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
(1)構成
図1は、本発明の一実施形態に係る地上波デジタル放送受信機の構成図である。この受信機は、OFDMチューナ回路1と、DE・MUX回路2と、MPEGDECODER回路3と、GRAPHIC回路4と、NTSCエンコーダ回路5と、CPU6と、メモリ7,8と、赤外線受信部9とを備えている。OFDMチューナ回路1は、CPU6により設定されるチャンネルの周波数に基づいて放送信号を受信する。DE・MUX回路2は、OFDM信号をMPEG形式のデータにデコードしてMPEG DECODER回路3に出力するとともに、NITに含まれる地域識別情報をCPU6に入力する。MPEG DECODER回路3は、MPEG形式のデータをデコードする。GRAPHIC回路4は、デコードされたMPEG形式のデータを画像信号に変換する。NTSCエンコーダ回路5は、画像信号をNTSC信号に変換し、テレビ等の表示装置20に出力する。なお、テレビがD端子を有している場合には、D端子に入力するようにしてもよい。
【0025】
CPU6は、OFDMチューナ回路1にチャンネルの周波数を設定することによりチャンネルスキャンを行う。チャンネルスキャンの結果、ある放送局からの放送信号が正常かつ良好に受信できると判断された場合、CPU6は、その放送局の識別番号及び周波数と、その放送局に割り当てるべきリモコン10の選局ボタンの番号とを対応づけたチャンネルリストをメモリ8に記憶する。なお、放送局とその放送局に割り当てるべきリモコン10の選局ボタンの番号との対応は各地域ごとに予め定められており、メモリ8は放送局の識別番号と選局ボタンの番号とを対応させたテーブル(選局ボタン割り当て表)を各地域ごとに記憶している。
【0026】
CPU6は、赤外線受信部9と接続されている。赤外線受信部9は、リモコン10の選局ボタンの操作に基づく赤外線信号を受信する。この赤外線信号には、選局ボタンの番号を示す情報が含まれる。CPU6は、この赤外線信号に基づいて操作された選局ボタンに対応する周波数をOFDMチューナ回路1に設定し、放送信号を受信する。
【0027】
メモリ7は、揮発性のメモリ、例えばRAMである。メモリ8は、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ、例えばEEPROMである。メモリ7は、受信信号に含まれる情報を一時的に記憶する。メモリ8は、地域テーブル30を記憶する。
【0028】
図2は、地域テーブル30に記憶される情報の概念説明図である。このテーブルには、居住地域及びその地域識別と、隣接地域及びその地域識別とが対応づけられている。例えば、居住地域「東京都」には、隣接地域「埼玉県」、「千葉県」及び「神奈川県」が対応づけられている。このテーブルは、後述の通知処理の実行の際に参照される。
【0029】
CPU6は、周波数リスト変更情報をダウンロードしてチャンネルスキャンをしたい地域の設定を、図3に例示する地域設定ウィンドウで受け付ける。このウィンドウでは、視聴者が居住する地域である居住地域をドロップダウンリスト31から選択できる。居住地域が選択されると、選択した居住地域に対応する隣接地域が地域テーブル30から取得されてリストボックス32に表示される。ここでは、居住地域「東京都」がドロップダウンリスト31から選択されており、「東京都」に対応する隣接地域「神奈川県」、「埼玉県」及び「千葉県」がリストボックス32に表示されている。リストボックス32に表示された隣接地域のうち、任意の隣接地域を選択ボタン33で選択し、リストボックス34に加えることで、スキャンをしてチャンネルを取得したい隣接地域を指定することができる。ここでは、「千葉県」がスキャンをしてチャンネルを取得したい隣接地域としてリストボックス34に加えられている。この画面で選択された居住地域、隣接地域及びそれらの地域識別は、メモリ8に記憶される。
【0030】
なお、リストボックス34に加えることができる地域として、居住地域の隣接地域以外の任意の地域を選択できるようにしてもよい。
【0031】
(2)CPUが行う処理
次に、CPU6が行う処理について説明する。CPU6は、通知処理を行う。通知処理では、周波数リスト変更情報をダウンロードした旨の通知が行われる。以下、通知処理の流れを図4のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、受信機の初回電源投入時に行われるチャンネルスキャン(初回スキャン)が完了したときに開始する。
【0032】
ステップS1:CPU6は、告知情報を受信したか否かを判断する。告知情報受信した場合、ステップS2へ移行する。告知情報を受信しない場合、告知情報を受信するまで上記判断を繰り返す。なお、告知情報は、例えば(Software Download Trigger Table)により送信される。
【0033】
ステップS2:CPU6は、図3の地域設定ウィンドウで設定された視聴者の居住地域または隣接地域の地域識別を有する周波数リスト変更情報の送信を検知したか否かを判断する。この周波数リスト変更情報の送信を検知した場合、ステップS3へ移行する。検知しなかった場合、ステップS1へ戻り告知情報の受信を待機する。なお、周波数リスト変更情報には、放送局の識別番号と周波数と選局ボタンの番号とが対応づけられている。
【0034】
ステップS3:CPU6は、ステップS2で検知した周波数リスト変更情報をダウンロードしてメモリ7に記憶する。
【0035】
ステップS4:CPU6は、周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した旨を、表示装置20へのOSD表示やメールなどで通知する。なお、この通知に加え、周波数リスト変更情報に含まれるその他の情報、例えば周波数の変更年月日なども合わせて通知してもよい。こうすれば、この通知を基に、視聴者は周波数の更新がされる日またはその後にチャンネルスキャンを実行してチャンネルリストを更新する必要があることを知ることができる。
【0036】
ステップS5:CPU6は、ステップS4の通知に対し、リモコン10の操作などによる確認入力があったか否かを判断する。確認入力があった場合、ステップS6へ移行する。確認入力がない場合、確認入力があるまで上記判断を繰り返す。
【0037】
ステップS6:CPU6は、ダウンロードした周波数リスト変更情報に基づくチャンネルスキャンが実行されたか否かを判断する。例えば、CPU6が、リモコン10の操作によるチャンネルスキャン実行の入力を受け付け、チャンネルスキャン実行が入力された場合、チャンネルスキャンが実行されたと判断する。あるいは、タイムスケジュールによりチャンネルスキャンが実行された場合、チャンネルスキャンが実行されたと判断する。チャンネルスキャンが実行された場合、ステップS7へ移行する。チャンネルスキャンが実行されていない場合、ステップS8へ移行する。
【0038】
ステップS7:CPU6は、チャンネルリストが更新されたか否かを判断する。例えば、CPU6が、チャンネルリストと周波数リスト変更情報とを比較し、周波数リスト変更情報に含まれる全ての放送局の識別番号がチャンネルリストにも含まれている場合、チャンネルリストが更新されたと判断する。チャンネルリストが更新された場合、この処理を終了する。チャンネルリストが更新されていない場合、ステップS8へ移行する。
【0039】
ステップS8:CPU6は、ステップS6またはS7の実行から所定時間T1が経過したか否かを判断する。T1が経過した場合、ステップS4へ戻る。T1が経過していない場合、T1が経過するまで上記判断を繰り返す。
【0040】
以上の処理により、視聴者が設定した居住地域または隣接地域の周波数リスト変更情報がダウンロードされると、その旨がOSD表示などで通知される。視聴者がこの通知を参照すれば、視聴者は設定した地域で周波数の変更があり、チャンネルスキャンを実行してチャンネルリストを更新する必要があることを知ることができる。そして、視聴者がチャンネルリストを更新する必要性を認識すれば、適切なタイミングで手動によるチャンネルスキャンを実行させることができる。一方、地域設定ウィンドウで視聴者にとって不必要な地域を設定しなければ、無駄な通知を避けることもできる。
【0041】
また、チャンネルスキャンが実行されていない場合、通知が繰り返される。従って、周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した後、視聴者の手動操作によるチャンネルスキャンの実行し忘れがないよう注意を喚起できる。また、チャンネルスキャンの実行し忘れにより、新規開局チャンネルの割り当て、出力ワット数が増大して放送信号を受信できるようになったチャンネルの割り当てなどがされないような事態を避けることができる。
【0042】
さらに、チャンネルリストが更新されていない場合も、通知が繰り返される。従って、チャンネルリストを正常に更新するためチャンネルスキャンを再び行う必要がある旨を視聴者に喚起することができる。
【0043】
<その他の実施形態>
(A)上記第1実施形態の通知処理のステップS4の通知は、スキャンが実行されるまで、あるいはチャンネルリストが更新されるまで繰り返される。しかし、所定回数、例えば3回通知が繰り返された場合、通知を終了するようにしてもよい。
【0044】
(B)上記第1実施形態の通知処理のステップS4の通知は、周波数の変更年月日などに基づくタイミングで通知してもよい。例えば、周波数の変更年月日の1週間前、前日、当日、翌日などに通知するようにしてもよい。このようにしても、視聴者は適切なタイミングでチャンネルスキャンを実行できる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によると、周波数リスト変更情報をダウンロードした旨が通知される。この通知を基に、視聴者は適切なタイミングでチャンネルスキャンを実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地上波デジタル放送受信機の構成図。
【図2】地域テーブルに記憶される情報の概念説明図。
【図3】地域設定ウィンドウの表示例。
【図4】通知処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
6:CPU
7、8:メモリ

Claims (6)

  1. 周波数リスト変更情報のダウンロードを行いたい視聴者の居住地域及び前記居住地域の隣接地域の設定を受け付け、SDTT(Software Download Trigger Table)で送信される告知情報を受信した場合、前記居住地域の地域識別子または前記隣接地域の地域識別子を有する周波数リスト変更情報の送信を検知してダウンロードし、前記周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した場合その旨を通知し、前記通知の後、前記周波数リスト変更情報に基づくチャンネルスキャンが実行されない場合、前記チャンネルスキャンが実行されるまで前記通知を繰り返し、前記チャンネルスキャンの実行後、チャンネルリストと前記周波数リスト変更情報とを比較することで前記チャンネルリストが更新されたか否かを判断し、前記チャンネルリストが更新されていない場合、前記チャンネルリストが更新されるまで前記通知を繰り返すことを特徴とする地上波デジタル放送受信機。
  2. 周波数リスト変更情報のダウンロードを行いたい地域の設定を受け付け、前記設定された地域の地域識別子を有する周波数リスト変更情報をダウンロードし、前記周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した場合その旨を通知することを特徴とする地上波デジタル放送受信機。
  3. 前記地域は、視聴者の居住地域及び前記居住地域の隣接地域であることを特徴とする請求項2記載の地上波デジタル放送受信機。
  4. 前記周波数リスト変更情報のダウンロードが完了した後、前記周波数リスト変更情報に基づくチャンネルスキャンが実行されなかった場合、前記通知を繰り返すことを特徴とする請求項2記載の地上波デジタル放送受信機。
  5. 前記周波数リスト変更情報に基づくチャンネルスキャンによりチャンネルリストが更新されていない場合、前記通知を繰り返すことを特徴とする請求項2記載の地上波デジタル放送受信機。
  6. 前記通知は、前記周波数リスト変更情報に示される周波数変更日程に基づいて行われることを特徴とする請求項2記載の地上波デジタル放送受信機。
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