JP2004311188A - 照明具 - Google Patents
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Abstract
【課題】着衣、あるいは帽子や眼鏡などの装身具等に装着できるのはもちろん、照明が必要とされるあらゆる状況に対応して照明具の装着位置を自由に変更し、照射方向を自由に変更できる、小形軽量で携行に適した照明具を提供する。
【解決手段】照明具本体1と、照明具本体1を着衣などに止着する装着具2とからなる。照明具本体1は、LED19、電池15、スイッチ片9と、これらを収容する主ケース7およびキャップ8で構成する。装着具2は、着衣の任意位置に着脱自在に止着できるクリップ3を備えたベース4と、ベース4で球継手25を介して軸支されるホルダー5とからなる。照明具本体1はホルダー5に装着されて、球継手25の可動範囲内で、ホルダー5とともに全方位へ回転変位し、あるいは傾動旋回してLED19の照射方向を広範に変更できる。
【選択図】 図1
【解決手段】照明具本体1と、照明具本体1を着衣などに止着する装着具2とからなる。照明具本体1は、LED19、電池15、スイッチ片9と、これらを収容する主ケース7およびキャップ8で構成する。装着具2は、着衣の任意位置に着脱自在に止着できるクリップ3を備えたベース4と、ベース4で球継手25を介して軸支されるホルダー5とからなる。照明具本体1はホルダー5に装着されて、球継手25の可動範囲内で、ホルダー5とともに全方位へ回転変位し、あるいは傾動旋回してLED19の照射方向を広範に変更できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着衣、あるいは帽子や眼鏡などの装身具等に装着して使用できる、携行に適した小形の照明具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の照明具として、衣服のポケットなどに装着して使用できる携帯用警告灯が提案されている(特許文献1参照)。そこでは、電池が収容されるケースと、電球および切り換えスイッチが組み込まれる透明のキャップと、ケースの外面に設けられるクリップ等で警告灯を構成している。この警告灯は、ポケットライトなどの手持ち型の照明具とは異なり、胸ポケットなどに装着した状態、つまり両手を開放した状態で使用できる。
【0003】
上記の照明具とは逆に、小形の照明具を装着できるようにしたチョッキが提案されている(特許文献2参照)。そこでは、チョッキの生地表面に開閉可能なフラップを逢着しておき、先の生地表面とフラップのそれぞれに雌雄一対の面ファスナーを固定している。照明具は、生地表面と、生地表面に面ファスナーを介して止着したフラップとの間に固定され、固定される向きを換えることにより、照射方向を変更できる。
【0004】
【特許文献1】
実開昭51−160486号公報(実用新案登録請求の範囲、第1図)
【特許文献2】
特開2001−89908号公報(段落番号0034、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の各照明具は、それぞれ身に付けた状態で使用でき、両手を自由に使うことができる。しかし、いずれも照明具の装着位置が着衣の特定部位に限定されるので、その用途が限定されやすい。特許文献1の照明具で特定の方向を照射する場合には、照明具を手で持って照明光の照射方向を変更せざるを得ない不便もある。特許文献2の照明具は、その装着姿勢を変更することで照射方向を変更できるが、装着姿勢の変更に多くの手間が掛り即応性に欠ける。別のユニットからなる照明具と電源とを、それぞれ体のどこかに装着する必要があるので、着脱に着脱に手間がかかるうえ、照明具と電源とを結ぶリード線が身体の自由な動きを邪魔する不利もある。照明具とは別に、重たく、嵩張りやすい電源を携行する必要もある。
【0006】
本発明の目的は、着衣、あるいは帽子や眼鏡などの装身具等に装着できるのはもちろん、照明が必要とされるあらゆる状況に対応して照明具の装着位置を自由に変更できる、小形軽量で携行に適した照明具を提供することにある。本発明の目的は、照明具を必要個所に装着した状態のままで、その照射方向を自由にしかも簡単に変更できる、即応性と使い勝手に優れた照明具を提供することにある。本発明の目的は、照明具の装着姿勢をワンタッチで変更して照射方向を自由にできるうえ、そのための構造が簡単で安価に提供できる、小形軽量で携行に適した照明具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明具は、光源となるLED19と、LED19に電流を供給する電池15と、LED19を点灯ないし消灯操作するスイッチ片9を備えている照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具に着脱自在に止着するための装着具2とを備えている。装着具2は、着衣ないし装身具の任意位置に着脱自在に止着できるクリップ3を備えたベース4と、ベース4で傾動ないし回転可能に軸支されるホルダー5とからなる。照明具本体1は、ホルダー5に着脱自在に装着されて、ホルダー5とともに傾動ないし回転変位できることを特徴とする。
【0008】
クリップ3は、取付個所を協同して挟み保持する第1・第2の挟持体27・28を備えていて、着衣ないし装身具の任意位置に着脱自在に止着できる。ホルダー5は、ベース4とホルダー5との間に設けた球継手25を介して全方位へ傾動および回転可能に軸支する。
【0009】
照明具本体1は、有底筒状の主ケース7と、主ケース7の開口面を塞ぐキャップ8を備えている。複数個の電池15の前後を挟持する前後一対の基板16・17と、基板16・17どうしを電気的に接続する一対のリード体18と、片方の基板16に固定されるLED19とがユニット部品化されて、主ケース7内に組み込んである。
【0010】
ベース4の片面に膨出形成したボス31の内面に球軸受32を形成する。ホルダー5は、照明具本体1が係合装着されるソケット38と、球軸受32で軸支される球軸40とを含んで構成する。ボス31の開口周縁にホルダー5の横臥傾動を許す逃げ溝36を形成する。
【0011】
主ケース7の内部に、LED19の発光状態を複数状態に切り換える制御回路20を設ける。スイッチ片9の複数回のオン操作に応じて、LED19の発光状態が複数の発光状態と、消灯状態とに循環的に切り換わるように制御回路20を構成する。
【0012】
本発明の別の照明具は、光源となるLED19と、LED19に電流を供給する電池15と、LED19を点灯ないし消灯操作するスイッチ片9を備えている照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具に着脱自在に止着する装着具2とからなる。装着具2は、互いに止着および分離が可能で、片面に粘着層42a・43aを備えた雌雄一対の面ファスナー42・43で形成する。雌雄一対の面ファスナー42・43のそれぞれを、照明具本体1の周面と、着衣ないし装身具に接着固定する。
【0013】
【発明の作用効果】
本発明の照明具は、LED19、電池15、スイッチ片9等を含む照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具に着脱自在に止着するための装着具2とで構成した。装着具2が、クリップ3を備えたベース4と、ベース4で傾動ないし回転可能に軸支されるホルダー5とで構成してあるので、照明具を着衣、あるいは帽子や眼鏡などの装身具等に装着できるのはもちろん、クリップ3の止着位置を変更することにより、照明が必要とされるあらゆる状況に対応して照明具の装着位置を自由に変更できる。さらに、ホルダー5に装着した照明具本体1を、ホルダー5とともに傾動ないし回転変位することにより、照明具を必要個所に装着した状態のままで、照明具本体1の照射方向を簡単に変更できるので、照明が必要な個所を必要に応じて適切に照射でき、従って即応性と使い勝手に優れた、小形軽量で携行に適した照明具が得られる。照明具本体1をホルダー5に対して着脱可能とするので、電池15の交換や、電装品の点検等を簡便に行える利点もある。
【0014】
第1・第2の挟持体27・28でクリップ3を構成すると、両挟持体27・28で着衣等を挟み保持するだけで照明具を任意の位置に止着できるので、装着位置を簡便に変更できるうえ、両挟持体27・28で取付個所を確りと挟持固定して、照明具が取付位置から抜け落ちるのをよく防止できる。ホルダー5を、ベース4とホルダー5との間に設けた球継手25を介して全方位へ傾動旋回および回転可能に軸支した装着具2によれば、照明具本体1の照射方向を広い範囲にわたって変更でき、例えば、照明具本体1を単に傾動、ないし単に回転変位させる場合に比べて照射範囲を拡大し、使い勝手を向上できる。
【0015】
前後一対の基板16・17と、基板16・17どうしを接続する一対のリード体18と、片方の基板16に固定されるLED19とを1個のユニット部品として構成し、これらを電池15とともに主ケース7内に組み込むようにした照明具によれば、電池15の交換や、スイッチ端子24の接触状況などを点検するような場合に、先の電装部品をひとまとめにして取り扱うことができるので、照明具本体1の分解や、再組立をより少ない手間で簡単に行うことができるうえ、各電装部品同士の接続状態の信頼性を向上できる。従って接触不良を原因とする点灯不良を一掃し、電池交換を安心してユーザーに委ねることができる。
【0016】
ベース4に設けたボス31の内面に球軸受32を形成し、この球軸受32でホルダー5の球軸40を軸支し、ボス31の開口周縁にホルダー5の横臥傾動を許す逃げ溝36を形成した装着具2によれば、ホルダー5を全方位へ傾動旋回および回転変位可能としたうえで、横臥傾動したホルダー5の中心軸線の回りに照明具本体1を回転操作して、LED19の照射方向を変更できるので、照明具本体1の照射範囲をさらに拡大できる。
【0017】
主ケース7の内部に制御回路20を設け、スイッチ片9の複数回のオン操作に応じて、LED19の発光状態を複数の発光状態に変化させ、あるいは、発光状態から消灯状態に循環的に切り換わるようにすると、スイッチ片9をオン操作するだけの簡単な操作で、照明具を警告灯や信号灯としても使用でき、照明具の用途を拡大できる利点がある。
【0018】
互いに止着および分離が可能で、片面に粘着層42a・43aを備えた雌雄一対の面ファスナー42・43で形成した装着具2によれば、雌雄一対の面ファスナー42・43のそれぞれを、照明具本体1の周面と、着衣ないし装身具に接着固定するだけで、照明具本体1を任意の位置に装着できるうえ、着衣などに固定した面ファスナー43に対する照明具本体1の装着姿勢をワンタッチで変更して照射方向を自由にできる。雌雄一対の面ファスナ42・43で装着具2を構成するので、装着具2の構造を著しく簡素化でき、小形軽量で携行に適した照明具をさらに安価に提供できる。
【0019】
【実施例】
図1ないし図7は、本発明に係る照明具の実施例を示す。図2において照明具は、砲弾形の照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具などに着脱自在に装着するための装着具2とで構成する。装着具2は、クリップ3を備えたベース4と、ベース4で全方位へ傾動可能に、かつ回転自在に軸支されるホルダー5とで構成してある。
【0020】
図1において、照明具本体1は、それぞれプラスチック成形品からなる有底筒状の主ケース7、および主ケース7の開口面を塞ぐキャップ8と、これら両ケース7、8内に収容される電装品ユニットと、スイッチ片9などで構成する。主ケース7の周面の前後中途部には、後述するソケット で係合捕捉される装着部10が形成してあり、後端壁の中央にはスイッチ片9を組み付けるための開口11(図1参照)が形成してある。キャップ8は透明プラスチック材で形成してあり、その先端中央にLED19の先端部分を露出させるための窓12が開口してある。
【0021】
図4において電装品ユニットは、3個の電池15の前後を挟持する前後一対の基板16・17と、前後の基板16・17どうしを電気的に接続する上下一対のリード体18と、前側の基板16の前面側にはんだ付けされる高輝度型のLED19と、後側の基板17埋設固定される制御チップ(制御回路)20、および前後の基板16・17の対向面に固定される電池用の接続端子を1個のユニット部品として構成してある。リード体18は自己保形性を有する金属板を素材にして形成してあり、その前後端は前後の基板16・17にそれぞれはんだ付けされて、両基板16・17の前後間隔を適正な状態に維持している。3個の電池15は、上下のリード体18の間から出し入れできる。スイッチ片9と対向する後側の基板17の後面にはスイッチ端子24が形成してある。スイッチ片9は、ゴム製のボタン9aと、先のスイッチ端子を導通させる、ボタン9aの内面に固定した導通ピース9bとからなる。
【0022】
スイッチ9と、電池15を含む上記の電装品ユニットとを主ケース7に組み付け、LED19の発光部分に前拡がりテーパー状の反射体23を装着したのち、キャップ8を主ケース7に外嵌固定することにより、照明具本体1を完成できる。この組立状態において、LED19の先端は、図1に示すようにキャップ8の窓12から突出しており、従って、指向性の強い照射光をキャップ8の外へ直接放射できる。スイッチ9の操作ボタンは開口11からケース外へ突出しており、この突出部分を押し込み操作することにより、導通ピース9bをスイッチ端子24に接触させて、スイッチ端子24を導通することができる。なお、装着部10の前後は、キャップ8の後端面と後ろ側の段壁とで他から区分してある。得られた照明具本体1の外形寸法の概略は、最大外径が12mmで、前後長さは20mmである。電池15の直径は10mm、厚み寸法は2mmである。
【0023】
図2において、装着具2は、着衣ないし装身具の任意位置に着脱自在に止着される、クリップ3を備えた円形のベース4と、先の照明具本体1が装着されるホルダー5とで構成する。ベース4およびホルダー5は、例えばポリプロピレンなどの弾性に富むプラスチック材を素材にして得られる成形品からなり、これら両者4・5は球継手25を介して連結する。
【0024】
ベース4の板面には、平面から見てC字状の区分溝26が形成してあり、この区分溝26で内外に区分される舌片状の第1挟持体27と、第1挟持体27の周りを囲む第2挟持体28とでクリップ3を構成している。両挟持体27・28は、それぞれ区分溝26の溝端側を基端にして、厚み方向へ弾性変形でき、その上下面には、それぞれ滑止用のリブ29が平行に形成してある。図5に示すように、例えば着衣のポケット生地(取付個所)の内外面を両挟持体27・28で挟み保持することにより、装着具2を着衣に着脱自在に止着できる。シャツの前身頃の端縁や、襟、あるいはジャケットのラペルなどの取付個所を、両挟持体27・28で内外にはさみ保持することにより、装着具2を装着することもできる。
【0025】
ベース4の上面一側にはボス31が一体に膨出形成してあり、このボス31の内面上部に形成した球軸受32と、後述するホルダー5の球軸40とで球継手25を構成している。球軸40はボス31の上面側から圧嵌装着して球軸受32に嵌合するが、装填した球軸40を球軸受31に押し付けて、両者間に適度の摩擦抵抗を発生させるため、すなわちホルダー5を任意の傾動位置で位置保持できるようにするために、図1に示すように、ボス31の下面開口にプラグ33を内嵌固定し、その上面に突設した突起34で球軸40を上向きに押圧している。ホルダー5の傾動旋回を許すために、球軸受32の開口縁側に上拡がりテーパー状の逃げ面35を形成し、さらに、ホルダー5を左右方向へ180度傾動できるようにするために、ボス31の左右に逃げ溝36を切り欠き形成している。
【0026】
ホルダー5は、照明具本体1の装着部10を係合補足する断面C字状のソケット38と、ソケット38の下面に突設される短軸39と、短軸39の下面に形成される球軸40とを一体に備えている。先に説明したように、ホルダー5をベース4に組み付け、さらに、照明具本体1の装着部10を上方からソケット36に圧嵌係合することにより、照明具本体1を素横着具2と一体化できる。この組み付け状態において、ホルダー5は図3に符号S1で示すように、球軸40を中心にして全方向へ回転変位でき、符号S2で示すように逃げ面35の傾斜角度に沿って傾動した状態のままで全方位へ傾動旋回でき、符号S3で示すように短軸39が逃げ溝36に嵌り込む状態にまで側方傾動できる。なお、電池15を含む照明具本体1とホルダー5との合計重量は2.8gである。
【0027】
制御チップ20は、例えばハイブリッド型のICチップからなり、スイッチ片9の複数回のオン操作に応じて、LED19の発光状態を、複数の発光状態と消灯状態とに循環的に切り換えることができる。具体的には、基板17側のスイッチ端子24を導通した回数が1回であれば、LED19を連続点灯させて通常の照明具として使用する。導通回数が2回であれば、LED19をゆっくりした間隔で断続点灯させ、さらに先の導通回数が3回であれば、LED19を短い間隔で断続点灯させて、照明具を警告灯や信号灯として使用する。導通回数が4回であればLED19を消灯する。LED19として、フルカラー型の高輝度LEDを用いる場合には、先の導通回数に応じて印加電圧を変更してLED19の発光色を異ならせ、同時に断続点灯できるように制御チップ20を構成することができる。
【0028】
次に、照明具の具体的な使用例を図5ないし図7に基づき説明する。図5では、着衣のポケット生地の内面に第2挟持体28を差し込み、ポケット生地の外面を第1挟持体27で抑えることにより、照明具を着衣の胸ポケットに装着した。この使用例では、ホルダー5を逃げ溝36側へ倒しこみ、その状態のままでホルダー5を球軸40の周りに回転操作して、LED19の照射方向が使用者の前方斜め下向きになるように調整してある。この状態で照明具本体1をつまんで、回動操作し、あるいは起伏操作することにより、LED19の照射方向を簡単に変更し、その状態を維持しつづけることができる。必要があれば、クリップ3をポケット生地から抜取って、着衣の襟や、ラペルに付け替えることにより、照明できる個所を簡単に変更できる。
【0029】
図6においては、目庇の周縁部分の上下を第1挟持体27と第2挟持体28とで挟持して、ボス31が下向きに突出する状態で装着具2を帽子(装身具)の目庇に固定した。そのうえで、ホルダー5を逃げ溝36に嵌り込む状態で傾動し、さらにホルダー5の全体を球軸40周りに回転操作して、LED19の照射方向が目庇の下方を指向するようにした。この使用例においても、照明具本体1をつまんでホルダー5を傾動操作し、回転操作することにより、LED19の光軸を自由にしかも簡単に変更できる。このように、照明具は着衣以外にも装着でき、ショルダーバッグの肩掛けベルトや、バッグのポケット等の装身具に装着できる。
【0030】
照明具は図7に示すように読書灯として使用することができる。そこでは、本やノートの裏表紙(または表表紙)の上部周縁を第1挟持体27と第2挟持体28とで挟持して、ボス31が誌面と概ね直交する向きに突出する状態で装着具2を固定した。そのうえで、ホルダー5を誌面に対して斜め下向きに傾動させて、LED19が誌面全体を斜めに照らすようにした。読んでいるページが変り、あるいは読む位置が変るのに応じて照明具本体1の向きを変更してもよい。
【0031】
図8ないし図12は、本発明の別実施例を示す。そこでは、装着具2を、互いに接合止着および分離が可能な雌雄一対の面ファスナー42・43で形成した。面ファスナ42・43は、それぞれ照明具本体1の装着部10の前後幅より僅かに幅狭のテープ状に形成してあり、取り付け面側に粘着層42a・43aを備えている。
【0032】
面ファスナー42・43を装着要素とする装着具2の使用例を、図9ないし図12に示している。図9においては、適当な長さに切断した片方の面ファスナー43を眼鏡のテンプルに巻き付けて貼り付け固定し、同様に適当な長さに切断した他方の面ファスナー42を照明具本体1の装着部10に巻き付けるようにして貼り付け固定する。そのうえで、後者の面ファスナー42を、矢印で示すように前者面ファスナー43に押し付けることにより、照明具本体1をテンプルに止着固定できる。この使用例では、照明具本体1の装着姿勢を変更することにより、LED19の光軸を任意方向へ変更でき、姿勢変更はワンタッチで行える。また、照明具本体1は、一つの眼鏡に複数個を取り付けることもできる。
【0033】
図10においては、適当な長さに切断した片方の面ファスナー43を帽子の目庇の下面に貼り付け固定し、同様に適当な長さに切断した他方の面ファスナー42を照明具本体1の装着部10に貼り付け固定する。そのうえで、後者の面ファスナー42を、前者面ファスナー43に押し付けることにより、照明具本体1を目庇に止着固定した。この使用例においても、照明具本体1の装着姿勢を変更することによりLED19の光軸を任意方向へ変更できる。
【0034】
図11においては、円形の面ファスナー43を制服の後身頃の肩部分に逢着し、面ファスナー42が固定してある照明具本体1を先の面ファスナー43に止着した。この場合の照明具は運転者の注意を喚起するために使用する。そのために、キャップ8の内面に多面体状の乱反射面8aを設けて、照射光を効果的に散乱できるようにした。着衣が起毛生地で形成してある場合には、先の面ファスナー43を省略して、面ファスナー42が固定してある照明具本体1を直接着衣に固定することができる。必要があれば、複数個の照明具本体1を面ファスナー43に止着できる。
【0035】
図12においては、耳かきに照明具本体1を面ファスナー42を介して止着した。耳かきには図示していない面ファスナ42を予め固定しておく。このように、本発明の照明具は、補助的な照明具として使用することができる。
【0036】
上記の実施例以外に、電池15の使用個数は少なくとも1個あればよく、複数個の電池15を並列接続して使用できる。チップ化されたLEDを光源とすることができる。照明具本体1は光源として、複数個のLED19を備えていてもよい。クリップ3はベース4と別体の専用部品で形成することができる。球軸40をベース4側に設け、球軸受32をホルダー5側に設けることができる。スイッチ片9は押しボタン型以外にスライドノブ型であってもよい。ホルダー5はベース4で傾動可能に軸支することができ、回転のみ可能に軸支することができる。図1の照明具は、ベース4を載置した状態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明具の縦断側面図である。
【図2】照明具の分解斜視図である。
【図3】照明具本体の変位可能な範囲を示す斜視図である。
【図4】照明具本体の分解側面図である。
【図5】照明具の使用例を示す正面図である。
【図6】照明具の別の使用例を示す斜視図である。
【図7】照明具の別の使用例を示す正面図である。
【図8】照明具の別実施例を示す分解斜視図である。
【図9】別実施例に係る照明具の使用例を示す斜視図である。
【図10】別実施例に係る照明具の使用例を示す側面図である。
【図11】別実施例に係る照明具の使用例を示す説明図である。
【図12】別実施例に係る照明具の使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 照明具本体
2 装着具
3 クリップ
4 ベース
5 ホルダー
9 スイッチ片
15 電池
19 LED
25 球継手
27 第1挟持体
28 第2挟持体
【発明の属する技術分野】
本発明は、着衣、あるいは帽子や眼鏡などの装身具等に装着して使用できる、携行に適した小形の照明具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の照明具として、衣服のポケットなどに装着して使用できる携帯用警告灯が提案されている(特許文献1参照)。そこでは、電池が収容されるケースと、電球および切り換えスイッチが組み込まれる透明のキャップと、ケースの外面に設けられるクリップ等で警告灯を構成している。この警告灯は、ポケットライトなどの手持ち型の照明具とは異なり、胸ポケットなどに装着した状態、つまり両手を開放した状態で使用できる。
【0003】
上記の照明具とは逆に、小形の照明具を装着できるようにしたチョッキが提案されている(特許文献2参照)。そこでは、チョッキの生地表面に開閉可能なフラップを逢着しておき、先の生地表面とフラップのそれぞれに雌雄一対の面ファスナーを固定している。照明具は、生地表面と、生地表面に面ファスナーを介して止着したフラップとの間に固定され、固定される向きを換えることにより、照射方向を変更できる。
【0004】
【特許文献1】
実開昭51−160486号公報(実用新案登録請求の範囲、第1図)
【特許文献2】
特開2001−89908号公報(段落番号0034、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の各照明具は、それぞれ身に付けた状態で使用でき、両手を自由に使うことができる。しかし、いずれも照明具の装着位置が着衣の特定部位に限定されるので、その用途が限定されやすい。特許文献1の照明具で特定の方向を照射する場合には、照明具を手で持って照明光の照射方向を変更せざるを得ない不便もある。特許文献2の照明具は、その装着姿勢を変更することで照射方向を変更できるが、装着姿勢の変更に多くの手間が掛り即応性に欠ける。別のユニットからなる照明具と電源とを、それぞれ体のどこかに装着する必要があるので、着脱に着脱に手間がかかるうえ、照明具と電源とを結ぶリード線が身体の自由な動きを邪魔する不利もある。照明具とは別に、重たく、嵩張りやすい電源を携行する必要もある。
【0006】
本発明の目的は、着衣、あるいは帽子や眼鏡などの装身具等に装着できるのはもちろん、照明が必要とされるあらゆる状況に対応して照明具の装着位置を自由に変更できる、小形軽量で携行に適した照明具を提供することにある。本発明の目的は、照明具を必要個所に装着した状態のままで、その照射方向を自由にしかも簡単に変更できる、即応性と使い勝手に優れた照明具を提供することにある。本発明の目的は、照明具の装着姿勢をワンタッチで変更して照射方向を自由にできるうえ、そのための構造が簡単で安価に提供できる、小形軽量で携行に適した照明具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明具は、光源となるLED19と、LED19に電流を供給する電池15と、LED19を点灯ないし消灯操作するスイッチ片9を備えている照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具に着脱自在に止着するための装着具2とを備えている。装着具2は、着衣ないし装身具の任意位置に着脱自在に止着できるクリップ3を備えたベース4と、ベース4で傾動ないし回転可能に軸支されるホルダー5とからなる。照明具本体1は、ホルダー5に着脱自在に装着されて、ホルダー5とともに傾動ないし回転変位できることを特徴とする。
【0008】
クリップ3は、取付個所を協同して挟み保持する第1・第2の挟持体27・28を備えていて、着衣ないし装身具の任意位置に着脱自在に止着できる。ホルダー5は、ベース4とホルダー5との間に設けた球継手25を介して全方位へ傾動および回転可能に軸支する。
【0009】
照明具本体1は、有底筒状の主ケース7と、主ケース7の開口面を塞ぐキャップ8を備えている。複数個の電池15の前後を挟持する前後一対の基板16・17と、基板16・17どうしを電気的に接続する一対のリード体18と、片方の基板16に固定されるLED19とがユニット部品化されて、主ケース7内に組み込んである。
【0010】
ベース4の片面に膨出形成したボス31の内面に球軸受32を形成する。ホルダー5は、照明具本体1が係合装着されるソケット38と、球軸受32で軸支される球軸40とを含んで構成する。ボス31の開口周縁にホルダー5の横臥傾動を許す逃げ溝36を形成する。
【0011】
主ケース7の内部に、LED19の発光状態を複数状態に切り換える制御回路20を設ける。スイッチ片9の複数回のオン操作に応じて、LED19の発光状態が複数の発光状態と、消灯状態とに循環的に切り換わるように制御回路20を構成する。
【0012】
本発明の別の照明具は、光源となるLED19と、LED19に電流を供給する電池15と、LED19を点灯ないし消灯操作するスイッチ片9を備えている照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具に着脱自在に止着する装着具2とからなる。装着具2は、互いに止着および分離が可能で、片面に粘着層42a・43aを備えた雌雄一対の面ファスナー42・43で形成する。雌雄一対の面ファスナー42・43のそれぞれを、照明具本体1の周面と、着衣ないし装身具に接着固定する。
【0013】
【発明の作用効果】
本発明の照明具は、LED19、電池15、スイッチ片9等を含む照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具に着脱自在に止着するための装着具2とで構成した。装着具2が、クリップ3を備えたベース4と、ベース4で傾動ないし回転可能に軸支されるホルダー5とで構成してあるので、照明具を着衣、あるいは帽子や眼鏡などの装身具等に装着できるのはもちろん、クリップ3の止着位置を変更することにより、照明が必要とされるあらゆる状況に対応して照明具の装着位置を自由に変更できる。さらに、ホルダー5に装着した照明具本体1を、ホルダー5とともに傾動ないし回転変位することにより、照明具を必要個所に装着した状態のままで、照明具本体1の照射方向を簡単に変更できるので、照明が必要な個所を必要に応じて適切に照射でき、従って即応性と使い勝手に優れた、小形軽量で携行に適した照明具が得られる。照明具本体1をホルダー5に対して着脱可能とするので、電池15の交換や、電装品の点検等を簡便に行える利点もある。
【0014】
第1・第2の挟持体27・28でクリップ3を構成すると、両挟持体27・28で着衣等を挟み保持するだけで照明具を任意の位置に止着できるので、装着位置を簡便に変更できるうえ、両挟持体27・28で取付個所を確りと挟持固定して、照明具が取付位置から抜け落ちるのをよく防止できる。ホルダー5を、ベース4とホルダー5との間に設けた球継手25を介して全方位へ傾動旋回および回転可能に軸支した装着具2によれば、照明具本体1の照射方向を広い範囲にわたって変更でき、例えば、照明具本体1を単に傾動、ないし単に回転変位させる場合に比べて照射範囲を拡大し、使い勝手を向上できる。
【0015】
前後一対の基板16・17と、基板16・17どうしを接続する一対のリード体18と、片方の基板16に固定されるLED19とを1個のユニット部品として構成し、これらを電池15とともに主ケース7内に組み込むようにした照明具によれば、電池15の交換や、スイッチ端子24の接触状況などを点検するような場合に、先の電装部品をひとまとめにして取り扱うことができるので、照明具本体1の分解や、再組立をより少ない手間で簡単に行うことができるうえ、各電装部品同士の接続状態の信頼性を向上できる。従って接触不良を原因とする点灯不良を一掃し、電池交換を安心してユーザーに委ねることができる。
【0016】
ベース4に設けたボス31の内面に球軸受32を形成し、この球軸受32でホルダー5の球軸40を軸支し、ボス31の開口周縁にホルダー5の横臥傾動を許す逃げ溝36を形成した装着具2によれば、ホルダー5を全方位へ傾動旋回および回転変位可能としたうえで、横臥傾動したホルダー5の中心軸線の回りに照明具本体1を回転操作して、LED19の照射方向を変更できるので、照明具本体1の照射範囲をさらに拡大できる。
【0017】
主ケース7の内部に制御回路20を設け、スイッチ片9の複数回のオン操作に応じて、LED19の発光状態を複数の発光状態に変化させ、あるいは、発光状態から消灯状態に循環的に切り換わるようにすると、スイッチ片9をオン操作するだけの簡単な操作で、照明具を警告灯や信号灯としても使用でき、照明具の用途を拡大できる利点がある。
【0018】
互いに止着および分離が可能で、片面に粘着層42a・43aを備えた雌雄一対の面ファスナー42・43で形成した装着具2によれば、雌雄一対の面ファスナー42・43のそれぞれを、照明具本体1の周面と、着衣ないし装身具に接着固定するだけで、照明具本体1を任意の位置に装着できるうえ、着衣などに固定した面ファスナー43に対する照明具本体1の装着姿勢をワンタッチで変更して照射方向を自由にできる。雌雄一対の面ファスナ42・43で装着具2を構成するので、装着具2の構造を著しく簡素化でき、小形軽量で携行に適した照明具をさらに安価に提供できる。
【0019】
【実施例】
図1ないし図7は、本発明に係る照明具の実施例を示す。図2において照明具は、砲弾形の照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具などに着脱自在に装着するための装着具2とで構成する。装着具2は、クリップ3を備えたベース4と、ベース4で全方位へ傾動可能に、かつ回転自在に軸支されるホルダー5とで構成してある。
【0020】
図1において、照明具本体1は、それぞれプラスチック成形品からなる有底筒状の主ケース7、および主ケース7の開口面を塞ぐキャップ8と、これら両ケース7、8内に収容される電装品ユニットと、スイッチ片9などで構成する。主ケース7の周面の前後中途部には、後述するソケット で係合捕捉される装着部10が形成してあり、後端壁の中央にはスイッチ片9を組み付けるための開口11(図1参照)が形成してある。キャップ8は透明プラスチック材で形成してあり、その先端中央にLED19の先端部分を露出させるための窓12が開口してある。
【0021】
図4において電装品ユニットは、3個の電池15の前後を挟持する前後一対の基板16・17と、前後の基板16・17どうしを電気的に接続する上下一対のリード体18と、前側の基板16の前面側にはんだ付けされる高輝度型のLED19と、後側の基板17埋設固定される制御チップ(制御回路)20、および前後の基板16・17の対向面に固定される電池用の接続端子を1個のユニット部品として構成してある。リード体18は自己保形性を有する金属板を素材にして形成してあり、その前後端は前後の基板16・17にそれぞれはんだ付けされて、両基板16・17の前後間隔を適正な状態に維持している。3個の電池15は、上下のリード体18の間から出し入れできる。スイッチ片9と対向する後側の基板17の後面にはスイッチ端子24が形成してある。スイッチ片9は、ゴム製のボタン9aと、先のスイッチ端子を導通させる、ボタン9aの内面に固定した導通ピース9bとからなる。
【0022】
スイッチ9と、電池15を含む上記の電装品ユニットとを主ケース7に組み付け、LED19の発光部分に前拡がりテーパー状の反射体23を装着したのち、キャップ8を主ケース7に外嵌固定することにより、照明具本体1を完成できる。この組立状態において、LED19の先端は、図1に示すようにキャップ8の窓12から突出しており、従って、指向性の強い照射光をキャップ8の外へ直接放射できる。スイッチ9の操作ボタンは開口11からケース外へ突出しており、この突出部分を押し込み操作することにより、導通ピース9bをスイッチ端子24に接触させて、スイッチ端子24を導通することができる。なお、装着部10の前後は、キャップ8の後端面と後ろ側の段壁とで他から区分してある。得られた照明具本体1の外形寸法の概略は、最大外径が12mmで、前後長さは20mmである。電池15の直径は10mm、厚み寸法は2mmである。
【0023】
図2において、装着具2は、着衣ないし装身具の任意位置に着脱自在に止着される、クリップ3を備えた円形のベース4と、先の照明具本体1が装着されるホルダー5とで構成する。ベース4およびホルダー5は、例えばポリプロピレンなどの弾性に富むプラスチック材を素材にして得られる成形品からなり、これら両者4・5は球継手25を介して連結する。
【0024】
ベース4の板面には、平面から見てC字状の区分溝26が形成してあり、この区分溝26で内外に区分される舌片状の第1挟持体27と、第1挟持体27の周りを囲む第2挟持体28とでクリップ3を構成している。両挟持体27・28は、それぞれ区分溝26の溝端側を基端にして、厚み方向へ弾性変形でき、その上下面には、それぞれ滑止用のリブ29が平行に形成してある。図5に示すように、例えば着衣のポケット生地(取付個所)の内外面を両挟持体27・28で挟み保持することにより、装着具2を着衣に着脱自在に止着できる。シャツの前身頃の端縁や、襟、あるいはジャケットのラペルなどの取付個所を、両挟持体27・28で内外にはさみ保持することにより、装着具2を装着することもできる。
【0025】
ベース4の上面一側にはボス31が一体に膨出形成してあり、このボス31の内面上部に形成した球軸受32と、後述するホルダー5の球軸40とで球継手25を構成している。球軸40はボス31の上面側から圧嵌装着して球軸受32に嵌合するが、装填した球軸40を球軸受31に押し付けて、両者間に適度の摩擦抵抗を発生させるため、すなわちホルダー5を任意の傾動位置で位置保持できるようにするために、図1に示すように、ボス31の下面開口にプラグ33を内嵌固定し、その上面に突設した突起34で球軸40を上向きに押圧している。ホルダー5の傾動旋回を許すために、球軸受32の開口縁側に上拡がりテーパー状の逃げ面35を形成し、さらに、ホルダー5を左右方向へ180度傾動できるようにするために、ボス31の左右に逃げ溝36を切り欠き形成している。
【0026】
ホルダー5は、照明具本体1の装着部10を係合補足する断面C字状のソケット38と、ソケット38の下面に突設される短軸39と、短軸39の下面に形成される球軸40とを一体に備えている。先に説明したように、ホルダー5をベース4に組み付け、さらに、照明具本体1の装着部10を上方からソケット36に圧嵌係合することにより、照明具本体1を素横着具2と一体化できる。この組み付け状態において、ホルダー5は図3に符号S1で示すように、球軸40を中心にして全方向へ回転変位でき、符号S2で示すように逃げ面35の傾斜角度に沿って傾動した状態のままで全方位へ傾動旋回でき、符号S3で示すように短軸39が逃げ溝36に嵌り込む状態にまで側方傾動できる。なお、電池15を含む照明具本体1とホルダー5との合計重量は2.8gである。
【0027】
制御チップ20は、例えばハイブリッド型のICチップからなり、スイッチ片9の複数回のオン操作に応じて、LED19の発光状態を、複数の発光状態と消灯状態とに循環的に切り換えることができる。具体的には、基板17側のスイッチ端子24を導通した回数が1回であれば、LED19を連続点灯させて通常の照明具として使用する。導通回数が2回であれば、LED19をゆっくりした間隔で断続点灯させ、さらに先の導通回数が3回であれば、LED19を短い間隔で断続点灯させて、照明具を警告灯や信号灯として使用する。導通回数が4回であればLED19を消灯する。LED19として、フルカラー型の高輝度LEDを用いる場合には、先の導通回数に応じて印加電圧を変更してLED19の発光色を異ならせ、同時に断続点灯できるように制御チップ20を構成することができる。
【0028】
次に、照明具の具体的な使用例を図5ないし図7に基づき説明する。図5では、着衣のポケット生地の内面に第2挟持体28を差し込み、ポケット生地の外面を第1挟持体27で抑えることにより、照明具を着衣の胸ポケットに装着した。この使用例では、ホルダー5を逃げ溝36側へ倒しこみ、その状態のままでホルダー5を球軸40の周りに回転操作して、LED19の照射方向が使用者の前方斜め下向きになるように調整してある。この状態で照明具本体1をつまんで、回動操作し、あるいは起伏操作することにより、LED19の照射方向を簡単に変更し、その状態を維持しつづけることができる。必要があれば、クリップ3をポケット生地から抜取って、着衣の襟や、ラペルに付け替えることにより、照明できる個所を簡単に変更できる。
【0029】
図6においては、目庇の周縁部分の上下を第1挟持体27と第2挟持体28とで挟持して、ボス31が下向きに突出する状態で装着具2を帽子(装身具)の目庇に固定した。そのうえで、ホルダー5を逃げ溝36に嵌り込む状態で傾動し、さらにホルダー5の全体を球軸40周りに回転操作して、LED19の照射方向が目庇の下方を指向するようにした。この使用例においても、照明具本体1をつまんでホルダー5を傾動操作し、回転操作することにより、LED19の光軸を自由にしかも簡単に変更できる。このように、照明具は着衣以外にも装着でき、ショルダーバッグの肩掛けベルトや、バッグのポケット等の装身具に装着できる。
【0030】
照明具は図7に示すように読書灯として使用することができる。そこでは、本やノートの裏表紙(または表表紙)の上部周縁を第1挟持体27と第2挟持体28とで挟持して、ボス31が誌面と概ね直交する向きに突出する状態で装着具2を固定した。そのうえで、ホルダー5を誌面に対して斜め下向きに傾動させて、LED19が誌面全体を斜めに照らすようにした。読んでいるページが変り、あるいは読む位置が変るのに応じて照明具本体1の向きを変更してもよい。
【0031】
図8ないし図12は、本発明の別実施例を示す。そこでは、装着具2を、互いに接合止着および分離が可能な雌雄一対の面ファスナー42・43で形成した。面ファスナ42・43は、それぞれ照明具本体1の装着部10の前後幅より僅かに幅狭のテープ状に形成してあり、取り付け面側に粘着層42a・43aを備えている。
【0032】
面ファスナー42・43を装着要素とする装着具2の使用例を、図9ないし図12に示している。図9においては、適当な長さに切断した片方の面ファスナー43を眼鏡のテンプルに巻き付けて貼り付け固定し、同様に適当な長さに切断した他方の面ファスナー42を照明具本体1の装着部10に巻き付けるようにして貼り付け固定する。そのうえで、後者の面ファスナー42を、矢印で示すように前者面ファスナー43に押し付けることにより、照明具本体1をテンプルに止着固定できる。この使用例では、照明具本体1の装着姿勢を変更することにより、LED19の光軸を任意方向へ変更でき、姿勢変更はワンタッチで行える。また、照明具本体1は、一つの眼鏡に複数個を取り付けることもできる。
【0033】
図10においては、適当な長さに切断した片方の面ファスナー43を帽子の目庇の下面に貼り付け固定し、同様に適当な長さに切断した他方の面ファスナー42を照明具本体1の装着部10に貼り付け固定する。そのうえで、後者の面ファスナー42を、前者面ファスナー43に押し付けることにより、照明具本体1を目庇に止着固定した。この使用例においても、照明具本体1の装着姿勢を変更することによりLED19の光軸を任意方向へ変更できる。
【0034】
図11においては、円形の面ファスナー43を制服の後身頃の肩部分に逢着し、面ファスナー42が固定してある照明具本体1を先の面ファスナー43に止着した。この場合の照明具は運転者の注意を喚起するために使用する。そのために、キャップ8の内面に多面体状の乱反射面8aを設けて、照射光を効果的に散乱できるようにした。着衣が起毛生地で形成してある場合には、先の面ファスナー43を省略して、面ファスナー42が固定してある照明具本体1を直接着衣に固定することができる。必要があれば、複数個の照明具本体1を面ファスナー43に止着できる。
【0035】
図12においては、耳かきに照明具本体1を面ファスナー42を介して止着した。耳かきには図示していない面ファスナ42を予め固定しておく。このように、本発明の照明具は、補助的な照明具として使用することができる。
【0036】
上記の実施例以外に、電池15の使用個数は少なくとも1個あればよく、複数個の電池15を並列接続して使用できる。チップ化されたLEDを光源とすることができる。照明具本体1は光源として、複数個のLED19を備えていてもよい。クリップ3はベース4と別体の専用部品で形成することができる。球軸40をベース4側に設け、球軸受32をホルダー5側に設けることができる。スイッチ片9は押しボタン型以外にスライドノブ型であってもよい。ホルダー5はベース4で傾動可能に軸支することができ、回転のみ可能に軸支することができる。図1の照明具は、ベース4を載置した状態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明具の縦断側面図である。
【図2】照明具の分解斜視図である。
【図3】照明具本体の変位可能な範囲を示す斜視図である。
【図4】照明具本体の分解側面図である。
【図5】照明具の使用例を示す正面図である。
【図6】照明具の別の使用例を示す斜視図である。
【図7】照明具の別の使用例を示す正面図である。
【図8】照明具の別実施例を示す分解斜視図である。
【図9】別実施例に係る照明具の使用例を示す斜視図である。
【図10】別実施例に係る照明具の使用例を示す側面図である。
【図11】別実施例に係る照明具の使用例を示す説明図である。
【図12】別実施例に係る照明具の使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 照明具本体
2 装着具
3 クリップ
4 ベース
5 ホルダー
9 スイッチ片
15 電池
19 LED
25 球継手
27 第1挟持体
28 第2挟持体
Claims (6)
- 光源となるLED19と、LED19に電流を供給する電池15と、LED19を点灯ないし消灯操作するスイッチ片9を備えている照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具に着脱自在に止着するための装着具2とを備えており、
装着具2は、着衣ないし装身具の任意位置に着脱自在に止着できるクリップ3を備えたベース4と、ベース4で傾動ないし回転可能に軸支されるホルダー5とからなり、
照明具本体1が、ホルダー5に着脱自在に装着されて、ホルダー5とともに傾動ないし回転変位できることを特徴とする照明具。 - クリップ3が、取付個所を協同して挟み保持する第1・第2の挟持体27・28を備えていて、着衣ないし装身具の任意位置に着脱自在に止着でき、
ホルダー5が、ベース4とホルダー5との間に設けた球継手25を介して全方位へ傾動および回転可能に軸支されている請求項1記載の照明具。 - 照明具本体1が、有底筒状の主ケース7と、主ケース7の開口面を塞ぐキャップ8を備えており、
複数個の電池15の前後を挟持する前後一対の基板16・17と、基板16・17どうしを電気的に接続する一対のリード体18と、片方の基板16に固定されるLED19とがユニット部品化されて、主ケース7内に組み込んである請求項1または2記載の照明具。 - ベース4の片面に膨出形成したボス31の内面に球軸受32が形成されており、
ホルダー5は、照明具本体1が係合装着されるソケット38と、球軸受32で軸支される球軸40とを含んで構成されており、
ボス31の開口周縁にホルダー5の横臥傾動を許す逃げ溝36が形成してある請求項12または3記載の照明具。 - 主ケース7の内部に、LED19の発光状態を複数状態に切り換える制御回路20が設けられており、
スイッチ片9の複数回のオン操作に応じて、LED19の発光状態が複数の発光状態と、消灯状態とに循環的に切り換わるように制御回路20が構成してある請求項1から3のいずれかに記載の照明具。 - 光源となるLED19と、LED19に電流を供給する電池15と、LED19を点灯ないし消灯操作するスイッチ片9を備えている照明具本体1と、照明具本体1を着衣ないし装身具に着脱自在に止着する装着具2とからなり、
装着具2が、互いに止着および分離が可能で、片面に粘着層42a・43aを備えた雌雄一対の面ファスナー42・43で形成されており、
雌雄一対の面ファスナー42・43のそれぞれが、照明具本体1の周面と、着衣ないし装身具に接着固定してある照明具。
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