JP2004311045A - 建物内照明灯用の自動点滅器及び自己制御照明装置 - Google Patents

建物内照明灯用の自動点滅器及び自己制御照明装置 Download PDF

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秀明 寺迫
Koichi Arito
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Abstract

【課題】従来形のJIS 2形自動点滅器を利用して建物内照明灯の点灯・消灯を自己制御することを可能とする。
【解決手段】内部に照度検出手段と該照度検出手段からの指令によって照明灯への給電回路開閉スイッチが作動する給電手段が収納されている容器型ブラインドボックスからなり、その採光口には、外光採り入れ孔を有する固定遮光板と可動遮光板とを有する採光量調整装置が取り付けられ、建物内の照明灯設置個所における照度に対応する建物外の周囲照度において照度検出手段が給電装置の回路開閉スイッチを閉成(ON)及び開成(OFF)する指令を発する採光量となるように可動遮光板によって採光量を調整できる構造であることを特徴とする建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器、及び該自動点滅器を建物内照明灯に接続してなる自己制御照明装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、EEスイッチやフォトスイッチなどと称される、JIS規格2形の自動点滅器と、外光によって明るさが変化する建物内の個所に設置されている照明灯を該自動点滅器と連結してなる建物内照明灯の自己制御照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建物外部に設置され、建物外部が暗くなれば自動的に点灯し、明るくなれば自動的に消灯するという自己制御照明が防犯灯、門灯、ポーチ灯、街路灯などとして用いられている。このような自己制御照明には、周囲の明るさ(周囲照度)に応じて照明灯を自動的に点灯・消灯させるための自動点滅器(EEスィッチ)が備えられている。
【0003】
このような自己制御照明の主要部となる自動点滅器は、受光素子を内蔵する受光部で自然光を受光して明るさが点灯のための設定値を下回るか、消灯のための設定値を上回るかによって照明灯への給電装置の開閉を制御するものであるため、自然光以外の光、例えば、自動車のヘッドライトからの光などが照射された時の誤動作を防止するための工夫が施された上で(特許文献1、特許文献2)、外光を正確に感知できるような屋外個所に、木陰や物陰を避けて設置されるのが普通である。
【0004】
一方、建物内の特定個所に設置されている照明灯を、設置個所の明るさによって自動点灯させる自己制御照明灯としては、設置個所の明るさが一定の照度以下となった場合に照明灯を点灯し、該点灯時から設定時間経過した後にタイマで自動的に照明灯を消灯するように、周囲照度による自動点灯とタイマによる消灯とを組合せた方式の自己制御照明が提案されている(特許文献3等)。
しかし、建物内に設置されている照明灯を、該設置個所の明るさの変化のみによって自動的に点滅させる方式の自己制御照明装置は未だ見当たらない。
【0005】
【特許文献1】
実開昭62−121521号公報
【特許文献2】
特開2001−307605号公報
【特許文献3】
特開2001−307889号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、建物内において、照明灯点灯時以外の昼間の時間帯は外光の明るさだけに頼っている個所である、例えば、マンションビルの玄関ホール、エレベーターホール、共用廊下等に設置されている照明灯の点灯、消灯を、建物外に設置した自動点滅器による周囲照度の検知のみによって自動的に点滅させる方式の自己制御照明装置と、該自己制御照明装置に使用する採光量調整可能な採光口を有する自動点滅器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、建物外に設置されていて周囲照度に応じて外部電源から建物内照明灯への給電回路を開閉する自動点滅器により、照明灯点灯時以外は外光による明るさだけに頼っている建物内の個所に設置されている照明灯の点灯、消灯を自動的に制御することを可能とした建物内照明灯の自動点滅装置と、該装置に使用する建物外設置用の採光量調整装置を有する自動点滅器とに関するものであり、以下の各発明を包含する。
【0008】
(1)一端が採光口であり、内部に照度検出手段と該照度検出手段からの指令によって照明灯への給電回路開閉スイッチが作動する給電手段を有する自動点滅機構が収納されている容器型のブラインドボックスからなり、該採光口には、外光採り入れ孔を有する固定遮光板と、該固定遮光板の外光採り入れ孔からの採光量を任意に減少させることができる可動遮光板とを有する採光量調整装置が取り付けられており、該採光量調整装置は、建物内の照明灯設置個所における照明灯を点灯すべき照度、及び照明灯を消灯すべき照度にそれぞれ対応する建物外の周囲照度において前記照度検出手段が前記給電装置の回路開閉スイッチを閉成(ON)及び開成(OFF)する指令を発する採光量となるように可動遮光板によって採光量を調整できる構造であることを特徴とする建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
【0009】
(2)前記採光量調整装置は、一端が外光採り入れ孔を有する固定遮光板と該固定遮光板の外光採り入れ孔を部分的に覆って採光量を任意に減少させることができる可動遮光板とよりなり、他端は前記ブラインドボックスの採光口側開口部に嵌合固定するとができる構造の開口部であることを特徴とする(1)項記載の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
【0010】
(3)前記ブラインドボックスと採光量調整装置は共に円筒形であり、採光量調整装置における前記外光採り入れ孔を有する固定遮光板は、その円中心部から放射状に形成されている複数の外光採り入れ孔を有し、前記可動遮光板は、前記固定遮光板の円中心部を回転軸として放射状に形成されている複数の羽根板の回転によって前記固定遮光板の複数の外光採り入れ孔からの採光量を任意に減少させることができる構造であることを特徴とする(1)項又は(2)項に記載の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
【0011】
(4)前記ブラインドボックスと採光量調整装置は共に矩形であり、採光量調整装置における前記外光採り入れ孔を有する固定遮光板は、採光口の一側部から対向する他側部にわたって平行に形成されている複数の外光採り入れ孔を有し、前記可動遮光板は、該固定遮光板の複数の外光採り入れ孔に平行な複数の遮光板を有するスライド可能な枠体であって、そのスライド移動によって固定遮光板の複数の外光採り入れ孔からの採光量を任意に減少させることができる構造であることを特徴とする(1)項又は(2)項に記載の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
【0012】
(5)前記ブラインドボックスは、側壁に長さ方向に伸びるスリットを有し、該スリットに係合してスリット内をスライド移動可能で、かつスリットの所定位置で固定可能であるブラインドボックス取付脚を有することを特徴とする(1)項〜(4)項のいずれか1項に記載の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
【0013】
(6)照度検出手段と該照度検出手段からの指令によって給電回路開閉スイッチが作動する給電手段とを有する自動点滅機構が収納されている採光口を有するブラインドボックスからなる、建物外部に設置される自動点滅器を、建物内に設置される照明灯に接続してなる自己制御照明装置であって、前記自動点滅器におけるブラインドボックスは、建物内の照明灯設置個所における照明灯を点灯すべき照度、及び照明灯を消灯すべき照度にそれぞれ対応する建物外の周囲照度において、前記照度検出手段が前記給電装置の回路開閉スイッチを閉成(ON)及び開成(OFF)する指令を発する採光量となるように調整されている採光口を有することを特徴とする、建物内照明用の自己制御照明装置。
【0014】
(7)採光量調整装置を装備した採光口を有し、かつ照度検出手段と該照度検出手段からの指令によって給電回路開閉スイッチが閉・開成(ON・OFF)する給電手段とを有する自動点滅機構が収納されているブラインドボックスからなる、建物外部に設置される自動点滅器を、建物内に設置される照明灯と接続してなる自己制御照明装置であって、前記自動点滅器のブラインドボックスの採光口は、建物内の照明灯設置個所における照明灯を点灯すべき照度、及び照明灯を消灯すべき照度にそれぞれ対応する建物外の周囲照度において、前記照度検出手段が前記給電装置の回路開閉スイッチを閉成(ON)及び開成(OFF)する指令を発する採光量となるように、前記採光量調整装置によって採光量が調整されていることを特徴とする、建物内照明用の自己制御照明装置。
【0015】
(8)前記自動点滅器のブラインドボックスにおける採光量調整装置は、一端側に、外光採り入れ孔を有する固定遮光板と、該固定遮光板に取り付けられている該外光採り入れ孔からの採光量を任意に減少させることができる可動遮光板とを有し、他端側は前記ブラインドボックスの採光口へ嵌合する開口部となっていることを特徴とする(6)項又は(7)項に記載の建物内照明用の自己制御照明装置。
【0016】
(9)前記自動点滅器は、前記採光口における固定遮光板及び/又は可動遮光板に、該可動遮光板を移動することによって調整される外光採り入れ孔から前記照度検出手段への採光量を表示する手段が付与されていることを特徴とする(8)項記載の建物内照明用の自己制御照明装置。
【0017】
(10)前記外光採り入れ孔から前記照度検出手段への採光量を表示する手段が、固定遮光板及び/又は可動遮光板に付与された目盛りであることを特徴とする(9)記載の建物内照明用の自己制御照明装置。
【0018】
(11)前記自動点滅器が、前記(1)項〜(5)項のいずれか1項に記載の自動点滅器であることを特徴とする前記(6)項〜(10)項のいずれか1項に記載の建物内照明用の自己制御照明装置。)
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器は、建物内の照明灯設置個所における照明灯を、建物外の周囲照度の変化に応じて自動的に点灯及び消灯することができるものであり、建物外の周囲照度の変化に応じて自動的に点灯及び消灯する基本的な機能は、通常のJIS規格2形の自動点滅器と同様である。
【0020】
しかし、建物外の周囲照度の変化のみで自動的に照明灯の点灯及び消灯を行う自動点滅器(EEスイッチ)は、それを建物内の照明灯設置個所に設置した場合、周囲照度の低下によって自動点灯することはできるが、点灯後は、該照明灯の明るさを検知して自動的に消灯させることとなるため、通常は、建物内には設置されない。
【0021】
本発明の自動点滅器は、通常のJIS 2形の自動点滅器と同様に、照度検出手段と、該照度検出手段からの指令によって照明灯への給電回路を開閉するスイッチを有する給電手段とを有する自動点滅機構を内蔵し、かつ、その照度検出手段への採光量を低減するする機構を有しており、建物内における照明灯設置個所の照度が照明灯を点灯しなければならない照度となったとき、又は、建物内における照明灯設置個所の照度が照明灯を消灯しなければならない照度となったときに対応する建物外部の周囲照度によって上記照度検出手段が作動するように構成されている。
【0022】
また、上記自動点滅器を使用して建物内の照明灯を自動点滅させる本発明の自己制御照明装置は、建物外部に設置した該自動点滅器を建物内の照明灯に接続してなるものであり、該自動点滅器は、建物内の照明灯設置個所の周囲照度が照明灯の点灯、消灯が必要となった場合に、建物外に設置される該自動点滅器内の照度検出器が作動する採光量となるように調整されている。
【0023】
以下、図面にしたがって本発明の自動点滅器と、それを使用した自己照明制御装置を具体的に説明する。
図1は、本発明の自動点滅器を採光口側(下側)から見た斜視図であり、図2は、図1の自動点滅器を採光口側の反対側(上側)から見た斜視図である。
また、図3は、図1の自動点滅器の採光部を形成する採光量調整装置部を示し、図4は、図1の自動点滅器の内部構造を説明する断面図である。
【0024】
図1において、1は自動点滅器、2はブラインドボックス部(円筒型)、2aは鍔部、3は採光量調整装置部、4は採光量調整装置3における固定遮光板、5は可動遮光板(回転式)、6は固定遮光板に穿設された外光採り入れ口である採光孔をそれぞれ示す。
【0025】
自動点滅器1は、ブラインドボックス2の内部に照度検出手段10及び給電手段11(図4参照)を有する自動点滅機構12が収納、固定されており、その採光口側(下側開口部)には図3に示されるような採光量調整装置3の(上側)開口部が挿し込まれ、ブラインドボックス2の内壁に設けられている突起13(図4参照)に固定用スリット9によって係合固定されている。
【0026】
採光量調整装置3は、複数の外光採り入れ孔である採光孔6を有する固定遮光板4と、該固定遮光板4の中心部に回転自在に軸支されている回転つまみ部5bと該つまみ部から放射状に形成されている複数の羽根部分5aを有する可動遮光板5を有している。
【0027】
上記構造の本発明の自動点滅器1は、採光量調整装置3の可動遮光板5を予め設けてある目盛りの所定位置まで回転させて固定遮光板の採光孔6を回転羽根5aで部分的に覆っておくことにより、自動点滅器(JIS規格2形品)内に設置されている照度検出手段への採光量を低減させ、建物内の照明灯設置個所の照度が照明灯の点灯又は消灯を必要とする照度となったとき、該建物内部の照度に対応する建物外部の周囲照度(通常の照度検出手段はこの照度では作動しない)において自動点滅器内の照度検出手段が作動するように採光量を低減させている。
【0028】
上記のように、本発明の自動点滅器によれば、建物内の設置個所によって異なる照明灯の点灯時期及び消灯時期を、従来の一定照度でしか作動しないJIS規格2形の自動点滅器を、前記構造の採光量調整装置を取り付けたブラインドボックスに収納し、固定するだけで任意かつ容易にコントロールすることが可能である。
【0029】
以上、本発明の自動点滅装置に使用することができる自動点滅器の採光量調整装置を円筒型のものについて説明したが、採光量調整装置としては以下の形式のものも採用することができる。
【0030】
図5〜図9は、採光量調整装置からの採光量をさらに低減させる必要のある場合に前記採光量調整装置に取り付けて使用される多孔板であり、図5(イ)は、皿状の筒状体の底部にパンチング孔を有している。図5(ロ)は、図5(イ)の遮光補助板を図3の採光量調整装置内部に嵌合させた状態を外部(下側)から見た遮光補助具である。
【0031】
図6(イ)は、図5(イ)の遮光補助具のパンチング孔を有する底部部分の中心部にパンチング孔が穿たれていない円盤状部分を残している場合の例を示しており、図6(ロ)は、それを図3の採光量調整装置内部に嵌合させた状態を外部(下側)から見た図である。この形式の遮光補助具は、図5の補助具よりもさらに照度を上げたときに点灯、又は消灯させたい場合に使用することができる。
【0032】
図7は、図3の採光量調整装置とは異なる可動蝶型採光量調整装置を示すものであり、開度調整ネジで蝶型遮光板を開閉させて採光量を調整するものである。
図8は、図3の円筒型の採光量調整装置とは異なり、矩形の枠体の一側部から対向する他側部にわたる複数の平行に設置されている回転羽根を有し、該平行な回転羽根を開度調整ネジによって一体的に回転させることにより、採光量を調整することができる採光量調整装置を示している。(イ)は、下側から見た図であり、(ロ)は上側から見た図である。
図10は、採光口側に、スライド式の可動遮光板とを組合せた形式の採光量調整装置を示している。
【0033】
【実施例】
本発明の建物内照明灯の自己制御照明装置及び自動点滅器の作用効果を確認するために、図3の形式の採光量調整装置を有するブラインドボックスの中に、図4に示すように、照度検出手段と給電手段を有する自動点滅機構として、JIS2形の自動点滅器〔松下電工(株)製「EE5513」〕を取り付けて建物外部に設置した。
【0034】
次いで、上記自動点滅器を建物内照明灯設置個所(昼間は照明灯を必要としない明るさであるエレベータホール)の照明灯に接続し、該照明灯設置個所の周囲照度が点灯が必要である100 lxの明るさとなったところで、ブラインドボックス設置個所の周囲照度を測定したところ、1000 lxであった。この明るさでは、自動点滅器「EE5513」は作動しない。
【0035】
そこで、自動点滅器の採光量調整装置の回転羽根を操作して固定遮光板の採光孔を徐々に閉鎖して行って、自動点滅器内の照度検出手段が給電手段におけるスイッチ回路をスイッチON作動させる採光量となるまで上記自動点滅器への採光量を低減させた。建物内照明灯が点灯した時の回転羽根の位置に点灯マークを付して回転羽根を該マーク位置に固定した。
【0036】
上記のように採光量を調整した自動点滅器は、該建物内照明灯設置個所が暗い状態から徐々に明るくなり、建物外部が明るくなっても、照明灯設置個所の周囲照度が消灯が必要な明るさとなるまではスイッチOFF作動せず、点灯照度と略同じ100 lx程度となった場合の建物外部の照度によってスイッチOFF作動し、建物内の照明灯が消灯した。
【0037】
上記点灯マーク位置に前記採光量調整装置の回転羽根を固定して、1週間にわたって建物内に設置した照明灯の点灯時期と消灯時期の観察を行なったところ、測定期間を通して、略同一の建物内照度において照明灯の点灯及び消灯が自動的に行なわれることが確認された。
【0038】
同様に、建物内で点灯及び消灯が必要となる時間帯が異なる個所に設置した照明灯についても、自動点滅器の採光量を調整するだけで、照明灯の点灯及び消灯が自動的に行なわれることが確認された。
以上の結果は、図3等に示した採光量調整装置を使用して得られた結果であるが、同様の結果は図5〜図9のような採光量調整装置を採用しても得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動点滅器を採光口側(下側)から見た斜視図である
【図2】図1の自動点滅器を採光口側の反対側(上側)から見た斜視図である
【図3】図1の自動点滅器の採光部を形成する採光量調整装置部を示す図である
【図4】図1の自動点滅器の内部構造を説明する上下方向断面図である
【図5】皿状の筒状体の底部にパンチング孔が穿たれている遮光補助具とそれを装着した採光量調整装置を示す図である
【図6】皿状の筒状体の底部に中心部を残してパンチング孔が穿たれている遮光補助具とそれを装着した採光量調整装置を示す図である
【図7】可動蝶型採光量調整装置を示す図である
【図8】矩形の枠体の一方の側部から対向する他方の側部にわたる複数の平行な回転羽根を設けた採光量調整装置を示す図である
【図9】網目板からなる固定遮光板と、スライド式の可動遮光板とを組合せた形式の採光量調整装置を示す図である
【符号の説明】
1:自動点滅器
2:ブラインドボックス
3:採光量調整装置
4:固定遮光板
5:可動遮光板
6:外光採り入れ口
7:ブラインドボックス取り付け脚
8:取り付け脚スライド用スリット
9:採光量調整装置固定用スリット
10:照度検出手段
11:給電手段
12:自動点滅機構
13:採光量調整装置固定用突起

Claims (11)

  1. 一端が採光口であり、内部に照度検出手段と該照度検出手段からの指令によって照明灯への給電回路開閉スイッチが作動する給電手段を有する自動点滅機構が収納されているブラインドボックスからなり、該採光口には、外光採り入れ孔を有する固定遮光板と、該固定遮光板の外光採り入れ孔からの採光量を任意に減少させることができる可動遮光板とを有する採光量調整装置が取り付けられており、該採光量調整装置は、建物内の照明灯設置個所における照明灯を点灯すべき照度、及び照明灯を消灯すべき照度にそれぞれ対応する建物外の周囲照度において前記照度検出手段が前記給電装置の回路開閉スイッチを閉成(ON)及び開成(OFF)する指令を発する採光量となるように可動遮光板によって採光量を調整できる構造であることを特徴とする建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
  2. 前記採光量調整装置は、一端が外光採り入れ孔を有する固定遮光板と該固定遮光板の外光採り入れ孔を部分的に覆って採光量を任意に減少させることができる可動遮光板とよりなり、他端は前記ブラインドボックスの採光口側開口部に嵌合固定するとができる構造の開口部であることを特徴とする請求項1記載の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
  3. 前記ブラインドボックスと採光量調整装置は共に円筒形であり、採光量調整装置における前記外光採り入れ孔を有する固定遮光板は、その円中心部から放射状に形成されている複数の外光採り入れ孔を有し、前記可動遮光板は、前記固定遮光板の円中心部を回転軸として放射状に形成されている複数の羽根板の回転によって前記固定遮光板の複数の外光採り入れ孔からの採光量を任意に減少させることができる構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
  4. 前記ブラインドボックスと採光量調整装置は共に矩形であり、採光量調整装置における前記外光採り入れ孔を有する固定遮光板は、採光口の一側部から対向する他側部にわたって平行に形成されている複数の外光採り入れ孔を有し、前記可動遮光板は、該固定遮光板の複数の外光採り入れ孔に平行な複数の遮光板を有するスライド可能な枠体であって、そのスライド移動によって固定遮光板の複数の外光採り入れ孔からの採光量を任意に減少させることができる構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
  5. 前記ブラインドボックスは、側壁に長さ方向に伸びるスリットを有し、該スリットに係合してスリット内をスライド移動可能で、かつスリットの所定位置で固定可能であるブラインドボックス取付脚を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の建物内照明用の自己制御照明装置に用いられる自動点滅器。
  6. 照度検出手段と該照度検出手段からの指令によって給電回路開閉スイッチが作動する給電手段とを有する自動点滅機構が収納されている採光口を有するブラインドボックスからなる、建物外部に設置される自動点滅器を、建物内に設置される照明灯に接続してなる自己制御照明装置であって、前記自動点滅器におけるブラインドボックスは、建物内の照明灯設置個所における照明灯を点灯すべき照度、及び照明灯を消灯すべき照度にそれぞれ対応する建物外の周囲照度において、前記照度検出手段が前記給電装置の回路開閉スイッチを閉成(ON)及び開成(OFF)する指令を発する採光量となるように調整されている採光口を有することを特徴とする、建物内照明用の自己制御照明装置。
  7. 採光量調整装置を装備した採光口を有し、かつ照度検出手段と該照度検出手段からの指令によって給電回路開閉スイッチが閉・開成(ON・OFF)する給電手段とを有する自動点滅機構が収納されているブラインドボックスからなる、建物外部に設置される自動点滅器を、建物内に設置される照明灯と接続してなる自己制御照明装置であって、前記自動点滅器のブラインドボックスの採光口は、建物内の照明灯設置個所における照明灯を点灯すべき照度、及び照明灯を消灯すべき照度にそれぞれ対応する建物外の周囲照度において、前記照度検出手段が前記給電装置の回路開閉スイッチを閉成(ON)及び開成(OFF)する指令を発する採光量となるように、前記採光量調整装置によって採光量が調整されていることを特徴とする、建物内照明用の自己制御照明装置。
  8. 前記自動点滅器のブラインドボックスにおける採光量調整装置は、一端側に、外光採り入れ孔を有する固定遮光板と、該固定遮光板に取り付けられている該外光採り入れ孔からの採光量を任意に減少させることができる可動遮光板とを有し、他端側は前記ブラインドボックスの採光口へ嵌合する開口部となっていることを特徴とする請求項6又は7に記載の建物内照明用の自己制御照明装置。
  9. 前記自動点滅器は、前記採光口における固定遮光板及び/又は可動遮光板に、該可動遮光板を移動することによって調整される外光採り入れ孔から前記照度検出手段への採光量を表示する手段が付与されていることを特徴とする請求項8記載の建物内照明用の自己制御照明装置。
  10. 前記外光採り入れ孔から前記照度検出手段への採光量を表示する手段が、固定遮光板及び/又は可動遮光板に付与された目盛りであることを特徴とする請求項9記載の建物内照明用の自己制御照明装置。
  11. 前記自動点滅器が、前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動点滅器であることを特徴とする前記請求項6〜10のいずれか1項に記載の建物内照明用の自己制御照明装置。
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