JP2004310301A - Dsrc車載器セットアップシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】車載器がICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えなくとも、DSRC応用サービスを受けるためのセットアップを可能とするDSRC車載器セットアップシステムを得る。
【解決手段】セットアップを行うセットアップ業者に配置されたセットアップ端末2から、ネットワークを介してサービスを提供するサービスプロバイダに配置されたセットアップサーバー4に接続し、セットアップサーバー4にセットアップに必要な情報を送信して、これに対するセットアップ用データを受け取り、このセットアップ用データをDSRC車載器1の不揮発性メモリに書きこんでDSRC車載器1をセットアップし、セットアップサーバー4側では、セットアップに必要な情報を元にしてユーザ登録を行い、DSRC車載器1と路車間通信するDSRC路側機7に接続されたサービスサーバー6に配信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、DSRC車載器をセットアップするDSRC車載器セットアップシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DSRC(Dedicated Short Range Communication)は、3m〜30m程度の極めて狭い領域で利用するための無線通信技術である。
図10は、DSRCによる路車間通信を示す図である。
図10において、DSRC車載器1は、車両50に取付けられている。路側機51は、アンテナ52を有し、DSRC車載器1との間で、路車間通信を行う。このとき、路車間通信が可能な覆域53があり、路車間通信においては、車両50が覆域53内に留まる間は、路側機51に繋がるアンテナ52とDSRC車載器1の間で無線通信が可能となる。
DSRCを用いた路車間通信のサービス例として、ETC(Electronic Toll Collection)があり、有料道路で自動車料金収受するものである。ETCサービスでは、車両50に取付けられたETC車載器(ETC用のDSRC車載器1)と料金所に設置された路側機51との間で無線通信して、必要な情報をやりとりすることにより、料金収受が処理される。通行料金の決済にはICカード(ETCカード)が用いられ、ETC車載器に設けられたカードスロットに挿入して使用する。
【0003】
ETCサービスを利用するには、ETC車載器を車両50に取付ける段階でセットアップが必要である。セットアップは、高速道路の運用事業者が提供するETCサービスで必要な車両情報を車載器に取り込む作業である。このセットアップが完了しないと、ETC車載器が車両50に取付けられていても、ETCサービスを利用することができない。
ETC車載器のセットアップは、まずORSE(道路システム高度化推進機構)への申請が必要である。セットアップには、車両情報、車載器情報、利用者情報が必要なので、必要事項を記入した申請書と車検証の写しをORSEに提出して申請する。ORSEは申請を受け付けると、セットアップ専用のICカード(セットアップカード)を発行する。セットアップカードには、車載器情報と、セキュリティに必要な鍵情報が書き込まれる。
【0004】
セットアップは、セットアップカードをETC車載器のカードスロットに挿入することで実行される。まず、ETC車載器は、セットアップカードの情報を読込み、セットアップカードが正しいものか、車載器とセットアップカードの情報は一致しているかを確認する。セットアップカードが正しいものと判定できた場合、ETCサービスを受けるために必要な情報がセットアップカードから読み出され、ETC車載器の不揮発性メモリに登録される。
ETCサービスは、ICカードの利用が前提になっているので、ETC車載器は、ICカードにアクセスする機能を備えている。ところが、ETC以外のDSRC応用サービスには、ICカード決済を必要としないものも考えられる。そこで、ICカードインタフェースを持たないDSRC車載器もありうる。ICカードインタフェース1を持たないDSRC車載器でもセットアップを可能とする方法は、例えば特許文献1の「通信システム及び車載装置並びに記録媒体」がある。
【0005】
特許文献1では、DSRC車載器1を搭載した車両50でDSRCによるサービス提供場所に出掛けて行ってサービスを受けようとした時に、DSRC車載器1に当該サービスを受けるためのアプリケーションがセットアップされていない場合、この時点でアプリケーションをセットアップする方式が示されている。
特許文献1の従来のDSRC車載器セットアップシステムでは、マイコンは、路車間通信制御部、ICカードインタフェース及びHMI(Human Machine Interface)を制御する。ICカードインタフェースにはICカードを挿入することができる。また、HMIは、表示、音声出力など利用者への情報表示や、利用者からの意思を判断する機能を有する。HMIには、外部機器として、カーナビやディスプレイ、音声ユニットなどを接続することができる。
【0006】
路側装置とこの車載装置との間の通信では、まずDSRC通信規格に従ったリンク確立を行う。その後、セットアップ処理に入った場合の車載装置の処理は、次のとおり行われる。
セットアップ処理を実行する前段として、車載機器は、セットアップ要求の有無を確認する。セットアップ要求は、路側機からの通信で発せられる場合と、ICカード等の記録媒体から発せられる場合を想定している。
次に、車載機器はセットアップ要求有りが判定されると、カーナビやディスプレイを利用してセットアップ画面を表示する。次に、利用者がセットアップ画面で表示される手順に従い、アプリケーションに応じて機能やプライベート情報の設定を行う。さらに、システム情報の設定としてアプリケーションプログラム等をダウンロードする。続いて、車載装置は、セットアップが終了したか否かを判定する。セットアップ終了の場合は、車載装置は、セットアップ情報をマイコンに内蔵されたEEPROM等に記録する。以上の処理により、車載装置はアプリケーションを実行することが可能となる。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−298397公報(第4〜7頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のETC車載器セットアップでは、セットアップカードを必要としていたので、決済に対応しないDSRC応用サービスなどに利用を想定し、ICカードスロットを備えないDSRC車載器をセットアップする場合には、セットアップカードを利用することができない問題があった。
また、単一のサービスプロバイダが提供するDSRC応用サービスに対して、1枚のセットアップカードが発行されていたので、1台のDSRC車載器で、サービスプロバイダが異なる複数のサービスを受けるためには、サービスプロバイダ毎またはサービス毎の個別にセットアップする必要があり、手間がかかる問題があった。
さらに、サービス提供場所で路車間通信を利用してアプリケーションをセットアップする方式では、セットアップでの選択項目の表示や選択、設定情報の確認表示などの操作が必要になり、このために車載装置として表示手段や入力手段を備えておかなければならないという制約があった。
【0009】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、車載器がICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えなくとも、DSRC応用サービスを受けるためのセットアップを可能とするDSRC車載器セットアップシステムを得ることを第一の目的とする。
また、サービスプロバイダが異なる複数のサービスを受けるために複数のセットアップを行う場合は、効率良く一度に実行できるDSRC車載器セットアップシステムを得ることを第二の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるDSRC車載器セットアップシステムにおいては、DSRC車載器をDSRC路側機との間の路車間通信によるサービスが受けられるようにセットアップするDSRC車載器セットアップシステムにおいて、サービスを提供するサービスプロバイダに配置され、ユーザ情報が登録されたデータベースを有すると共に、ネットワークに接続されたセットアップサーバー、セットアップを行うセットアップ業者に配置され、ネットワークに接続されたセットアップ端末、及びこのセットアップ端末にセットアップに必要な情報を入力する入力手段を備え、セットアップ端末は、入力手段により入力されたセットアップに必要な情報をセットアップサーバーに送信し、セットアップサーバーからDSRC車載器のセットアップ用データを取得したのち、セットアップ用データを用いてDSRC車載器をセットアップすると共に、セットアップサーバーは、セットアップに必要な情報をユーザ情報としてデータベースに登録するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるDSRC車載器セットアップシステムを示すシステム構成図である。
図1において、DSRC車載器1は、セットアップ対象である。セットアップ端末2は、セットアップ業者に設置され、入力手段3に接続される。セットアップサーバー4は、サービスプロバイダの管理センターに設置され、ユーザ情報が登録されたデータベース5に接続される。サービスサーバー6は、サービス提供場所に設置され、DSRC路側機7に接続される。以上の構成要素の内、セットアップ端末2、セットアップサーバー4及びサービスサーバー6は、互いにネットワーク接続されている。
セットアップ作業は、基本的にセットアップ業者が実施する。セットアップ業者は、専業とする業者による場合、DSRC車載器メーカが兼ねる場合、DSRC車載器を販売して車両に取付ける業者が兼ねる場合などが想定される。
セットアップ業者は、サービスプロバイダと契約しており、サービスプロバイダによるDSRC車載器1のセットアップ作業を代行する。このため、セットアップ業者は、サービスプロバイダが管理するセットアップサーバー4をアクセスすることにより、セットアップ作業を進める。
実施の形態1では、対象とするサービスのセットアップ作業は、サービスプロバイダの管理センタ側の作業がすべてリアルタイムで処理されている場合を想定する。
セットアップ開始時点でのDSRC車載器1の状態は、利用者が購入した段階でまだ車両に取付けられる前の状態と、すでに車両に取付けられた状態があり得る。以下の説明は、何れの場合でも有効である。
【0012】
図2は、この発明の実施の形態1によるDSRC車載器セットアップシステムを示すシーケンス図である。
以下、図2のシーケンス図に従い、セットアップ作業を説明する。
利用者は、まず、セットアップを希望するサービスプロバイダとそのサービス種別を選択する。利用者自身かセットアップ業者は、サービスプロバイダ、サービス種別及びセットアップに必要な情報を、入力手段3からセットアップ端末2にデータ入力する(ステップS100)。セットアップに必要な情報は、サービス種別に依存し、車両情報、車載器情報、利用者情報などである。この内、車載器内部に登録されている情報は、セットアップ端末2からDSRC車載器1に要求して(ステップS101)、DSRC車載器1から取り出すことができる(ステップS102)。
【0013】
次に、セットアップ端末2は、利用者が指定したサービスプロバイダのセットアップサーバー4とセッションを張り、このセッション中にDSRC車載器1をセットアップする。
車載器セットアップセッションは、セットアップ端末2とセットアップサーバー4間で実行される接続処理(ステップS103)で確立する。接続処理(ステップS103)では、なりすまし、盗聴、データの改竄などを防ぐためにセキュリティ技術が利用される。
セットアップ端末2の接続処理(ステップS103a)とセットアップサーバー4の接続処理(ステップS103b)の間で行われる処理手順は、例えば図3のようになる。
【0014】
図3は、この発明の実施の形態1によるDSRC車載器セットアップシステムの接続処理を示すシーケンス図である。
まず、セットアップ端末2は、セットアップサーバー4との間で通信路を確立するために、ステップS120で、セットアップ端末2が対応する暗号化アルゴリズムのリストをセットアップサーバー4に送信する。これに対する応答として、セットアップサーバー4は、ステップS121で、セットアップ端末2から受信したリストの中から暗号化アルゴリズムを決定して送信する。
続いて、セットアップサーバー4は、ステップS122で、自らの身元を証明するために、セットアップ端末2にサーバー証明書を送信する。セットアップ端末2は、ステップS123で、サーバー証明書から認証機関による署名確認することにより、セットアップサーバー4を認証する。セットアップ端末2は、さらにステップS124で、サーバー証明書からサーバーの公開鍵を取り出す。次に、セットアップ端末2は、ステップS125で、乱数データを生成する。この乱数データは、これ以降の通信でデータを暗号化するために用いられる鍵(セッション鍵)を生成する元となる。この乱数データは、ステップS126で、サーバー公開鍵によって暗号化され、セットアップサーバー4に送信される。セットアップ端末2は、ステップS127で、乱数データからセッション鍵を生成する。一方、セットアップサーバー4は、ステップS128で、受信した暗号化データを復号して乱数データを取り出し、ステップS129で、セッション鍵を生成する。
【0015】
図2で、接続処理(ステップS103)を終えた後は、セットアップ端末2とセットアップサーバー4間では、セッション鍵を用いて暗号化通信が行われる。
まず、セットアップ端末2は、セットアップに必要な情報を添えてセットアップ要求を送信する(ステップS104)。セットアップサーバー4は、受信した情報からセットアップ用データを作成し(ステップS105)、セットアップ端末2へ送信する(ステップS106)。セットアップ端末2は、受信したセットアップ用データを接続されたDSRC車載器1へ転送する。セットアップ端末2とセットアップサーバー4は、通信を終了し、セッションを閉じる(ステップS107)。
一方、DSRC車載器1は、転送されたセットアップ用データからセットアップを実行する(ステップS108)。セットアップは、対象とするサービスにより、内容が異なる。セットアップ処理には、DSRC車載器1に搭載する不揮発性メモリに情報を書き込む処理、DSRC車載器1内または外部機器にアプリケーションを書き込む処理などが考えられる。
【0016】
DSRC車載器1をセットアップする場合は、サービスプロバイダもサービス提供対象として当該DSRC車載器1の情報、利用者の情報、車両の情報などを管理するために登録する必要がある。このため、図2で車載器セットアップセッションを終えた後、セットアップサーバー4は、データベース5を更新する(ステップS109)。次に、セットアップサーバー4とサービスサーバー6の間で、サービスサーバー登録セッションを実行する。
【0017】
サービスを提供するサービスプロバイダと、DSRC路側設備を管理する業者が異なることを想定する。路側設備管理業者とサービスプロバイダは、契約により、路側設備管理業者が管理する各所のサービス提供場所で利用できるサービスの種類が取り決められる。路側設備管理業者は、複数のサービスプロバイダと契約することも考えられ、1箇所のサービス提供場所で複数プロバイダのサービスの利用も可能である。
サービスサーバー登録セッションでは、サービスプロバイダが契約するすべての路側設備管理業者が管理する個々のサービス提供場所に設置されたサービスサーバー6にセットアップした登録者情報、車両情報、車載器情報などを配信する。この配信は、セットアップサーバー4が直接サービス提供場所のサービスサーバー6とアクセスする方法と、間接的に配信する方法がある。間接的に配信する方法では、セットアップサーバー4が配信するのは、路側設備管理業者の統括サーバーまでとし、統括サーバーから各所のサービス提供場所のサービスサーバー6まで配信する。セッションは1対1で張られるので、サービスサーバー登録セッションは、配信相手の数だけ実行される。サービスサーバー登録セッションが張られるのは、セットアップサーバー4が1件のDSRC車載器1をデータベースに登録した後でもよいし、複数件数を一括して処理する方法でもよい。
【0018】
この実施の形態1の図1では、サービスプロバイダXは、DSRC車載器1にサービスS1の利用ができるようにセットアップすることを想定している。サービスS1は、サービス提供場所P1とP2で提供される。なお、サービス提供場所P1とP2を管理する路側設備管理業者は、同じであってもよく、別々であってもよい。この例では、サービスプロバイダXが、直接P1とP2に設置されたサービスサーバー6aと6bにそれぞれ情報配信することを想定している。
サービスサーバー登録セッションでは、セットアップサーバー4は、まず配信相手にアクセスし、接続処理を実行する(ステップS110)。ここでの接続処理は、車載器セットアップセッションにおける接続処理(ステップS103)と同様で、セキュリティ技術を利用することにより、なりすまし、盗聴、データ改竄などを防ぐことができる。セッションが確立した後、サービスプロバイダが管理するデータベース5から更新情報を通知する(ステップS111)。サービスサーバー6は、受信した更新情報を管理下のデータに反映させる(ステップS112)。セッションの最後には、セットアップサーバー4とサービスサーバー6は、セッションを切断する(ステップS113)。
【0019】
以上で、車載器側とサービス提供側双方のセットアップ処理が終了する。DSRC車載器1は、セットアップによりサービスS1が利用できるようになっており、図1のサービス提供場所P1とP2では、このサービスを受けることができる。利用者は、DSRC車載器1が取付けられた車両で、サービス提供場所P1またはP2で、DSRC路側機7aまたは7b覆域内に入り、DSRC通信によりサービスS1を要求すると、サービスサーバー6aまたは6bの制御によりサービスS1が利用者に提供される。
サービスS1の処理において、サービスプロバイダXとの通信が必要な場合は、サービスサーバー6aまたは6bは、サービスプロバイダXの管理センターに設置されたサーバーにアクセスすることも考えられる。
【0020】
実施の形態1によれば、以上のように、DSRC車載器1のセットアップは、セットアップ業者に設置されたセットアップ端末2及び入力手段3と接続して行うので、DSRC車載器がICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えてなくとも、DSRC応用サービスを受けるためのセットアップが可能である。
【0021】
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるDSRC車載器セットアップシステムのセットアップ端末とDSRC車載器がDSRCで接続する場合を示す構成図である。
図4において、1〜3は、図1におけるものと同一のものである。DSRC車載器1は、車両50に取付けられている。セットアップ端末2に接続された路側機51は、アンテナ52を有し、DSRC車載器1との間で、路車間通信を行う。この路車間通信には通信可能な覆域53がある。
実施の形態2では、DSRC車載器1がすでに車両50に取付けられている場合のもので、セットアップ端末2が路側機51を制御してDSRCを通信手段として利用することにより、セットアップに必要な情報のうち、DSRC車載器1内部で保持される情報を取り込むことができる。この場合、路側機51は、入力端末3の機能と同等である。
【0022】
実施の形態2でも、DSRC車載器1のセットアップは、セットアップ業者に設置されたセットアップ端末2及び入力手段3としての路側機51と通信して行うので、車載システムがICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えてなくとも、DSRC応用サービスを受けるためのセットアップが可能である。
なお、この実施の形態2では、DSRC車載器1が車両50に取付けられた状態で、DSRC車載器1とセットアップ端末2が通信する場合を示したが、DSRC車載器1が車両50に取付けられていない状態でもDSRC車載器1とセットアップ端末2がDSRCで通信する構成も考えられ、この構成によっても同様の効果が得られる。
【0023】
実施の形態2によれば、セットアップ端末2が路側機51を制御してDSRCを通信手段として利用することにより、セットアップに必要な情報のうち、DSRC車載器1内部で保持される情報を取り込むことができ、車載システムがICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えてなくとも、DSRC応用サービスを受けるためのセットアップが可能である。
また、DSRC車載器1が車両50に取付けられていない状態でも、DSRC車載器1とセットアップ端末2がDSRCで通信することにより、セットアップに必要な情報のうち、DSRC車載器1内部で保持される情報を取り込むことができる。
【0024】
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3によるDSRC車載器セットアップシステムの車両情報を電子ナンバープレートから取得する場合を示す構成図である。
図5において、車両50には、電子ナンバープレート54及び電子ナンバープレート54に組込まれたICチップ55を有している。このICチップ55には、車検証に記載されている項目が記憶されており、路側機51からの制御によりアンテナ52とICチップ55の間で無線通信し、車検証情報を読み出すことができる。
セットアップ端末2は、電子ナンバープレート54上のICチップ55と通信ができる路側機51を制御することにより、セットアップに必要な情報のうち、車両情報を取り込むことができる。この場合、路側機51は入力端末3の機能と同等である。
実施の形態3では、DSRC車載器1のセットアップは、セットアップ業者に設置されたセットアップ端末2及び入力手段3としての路側機51と通信して行うので、車載器がICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えてなくともDSRC応用サービスを受けるためのセットアップが可能である。
【0025】
実施の形態3によれば、セットアップ端末2は、電子ナンバープレート54上のICチップ55と通信ができる路側機51を制御することにより、セットアップに必要な情報のうち、車両情報を取り込むことができ、車載システムがICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えてなくともDSRC応用サービスを受けるためのセットアップが可能である。
【0026】
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4によるDSRC車載器セットアップシステムのDSRC車載器、サービスプロバイダ、サービス提供場所それぞれで管理される情報構成を示す図であり、図6(a)は、DSRC車載器の不揮発性メモリのサービス登録リスト、図6(b)は、サービスプロバイダの管理センターのデータベースの会員情報リスト、図6(c)は、サービス提供場所のサービスサーバーのサービスプロバイダの会員リストである。
図6では、利用者AがサービスプロバイダXのサービスS1を利用するためのセットアップに伴い、DSRC車載器1、サービスプロバイダ、サービス提供場所それぞれでセットアップすることを想定している。サービスS1は、多くのサービス提供場所で利用できるが、図6ではサービス提供場所P1のみに注目した例を示している。
セットアップ業者において、DSRC車載器1にセットアップされた登録情報は、図6(a)に示されるように、不揮発性メモリ8に保持される。利用者AのDSRC車載器1内の不揮発性メモリ8には、サービス登録リスト領域が設けられている。このセットアップが終了すると、サービスプロバイダIDとしてサービスプロバイダXを示すコード10、サービスIDとしてサービスS1を示すコード11、サービスを受けるためのパスワード(P11)12がサービス登録リスト領域に書き込まれる。不揮発性メモリ8には、車載器ID9としてN1が保持されていることとする。車載器ID9は、個々のDSRC車載器1を識別するために製造時に与えられた固有の番号である。
【0027】
DSRC車載器1でセットアップ処理が終了した後、実施の形態1で示したように、サービスプロバイダXの管理センターに設置されたデータベース5に新規の会員登録情報が書き込まれる。図6(b)のデータベース5には、会員申し込みにより得られた利用者情報、車両情報、車載器情報などを登録する。図6(b)では、このセットアップの結果として、車載器ID13、会員情報14、サービスID15、パスワード16が登録されている。
サービスプロバイダXの管理センターからは、サービス提供場所P1のサービスサーバー6aに新規にセットアップされた情報が配信される。サービス提供場所P1では、サービスプロバイダXの他にサービスプロバイダYのサービスも提供していると想定する。そこで、サービスサーバー6aは、図6(c)に示されるように、サービスプロバイダX用の会員リストとサービスプロバイダY用の会員リストを管理している。サービスプロバイダXに関わる情報配信に対しては、サービスプロバイダX用の会員リストのみが更新される。ここでは、利用者Aのセットアップ情報として、車載器ID17、サービスID18、パスワード19が新規登録される。
【0028】
次に、利用者AがサービスプロバイダXからサービスS1を受けることを打ち切る場合は、夫々の箇所で登録している情報を抹消する必要がある。利用者Aは、登録の時と同様にセットアップ業者において、登録抹消情報を入力し、これを用いて登録抹消申請をして、DSRC車載器1から登録情報を抹消することができる。図6で、利用者AのDSRC車載器1にある不揮発性メモリ8からは、サービス登録リストの中からサービスプロバイダXのサービスS1に関わる情報10〜12のみを削除する。また、サービスプロバイダXのデータベース5からは情報13〜16が抹消される。さらに、サービスプロバイダXは、サービス提供場所P1のサービスサーバー6aから利用者Aの登録情報17〜19を削除する。
【0029】
この実施の形態4でも、DSRC車載器1のセットアップ登録と削除は、セットアップ業者に設置されたセットアップ端末2及び入力手段3を利用するので、車載器がICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えてなくともDSRC応用サービスを受けるための登録、削除が可能である。
【0030】
実施の形態5.
図7は、この発明の実施の形態5によるDSRC車載器セットアップシステムのDSRC車載器へのセットアップを2段階で行う場合の第1段階のシーケンス図である。
図8は、この発明の実施の形態5によるDSRC車載器セットアップシステムのDSRC車載器へのセットアップを2段階で行う場合の第2段階のシーケンス図である。
【0031】
図7と図8は、セットアップ要求に対してサービスプロバイダ側からDSRC車載器へリアルタイムにセットアップ情報を生成して送信できない場合に、DSRC車載器へのセットアップを2段階で行う方法を示している。
DSRC車載器への第1段階のセットアップは、セットアップ業者において、不揮発性メモリにセットアップ用鍵(第一のセットアープ用データ)を書き込む段階である。第2段階は、セットアップ用鍵を用いてサービス提供場所でDSRC車載器がサービスサーバー経由でサービスプロバイダのセットアップサーバーにアクセスし、セットアップ用データ本体(第二のセットアップ用データ)を受信し、セットアップを実行する段階である。
【0032】
図7において、ステップS130〜ステップS138は、セットアップ業者においてDSRC車載器1をセットアップ端末2経由でサービスプロバイダのセットアップサーバー4に接続して、セットアップ用鍵の配信を受けるまでの処理である。処理の流れは、図2の車載器セットアップセッションまでと同様であるが、図7では、車載器セットアップセッションは、セットアップ用鍵配信セッションに置き換わっている。
セットアップ用鍵配信セッションでは、セットアップ端末2とセットアップサーバー4間で接続処理を行い(ステップS133)、セットアップ端末2からセットアップサーバー4にセットアップ要求を発行する(ステップS134)。これに対し、セットアップサーバー4は、オフライン処理が必要などの理由により、即座にセットアップ用データを生成できないので、後からDSRC車載器がセットアップデータを取り込むためにセットアップ用鍵を作成し(ステップS135)、これをDSRC車載器1に配信する(ステップS136)。この時、セットアップサーバー4またはセットアップ端末2の何れかが、セットアップ対象のサービスプロバイダコードをセットアップ用鍵と併せてDSRC車載器1に配信する。
続いて、セットアップ端末2とセットアップサーバー4間は、切断処理を行い(ステップS137)、DSRC車載器1は、サービスプロバイダコードとセットアップ用鍵を不揮発性メモリに書き込む(ステップS138)。
時間が経過し、セットアップサーバー4がセットアップ用データを作成できた時、セットアップサーバー4は、データベース5にサービス提供に必要な情報を書き込む(ステップS139)。続いて、図2同様にセットアップサーバー5とサービスサーバー6間でサービスサーバー登録セッションを実行する(ステップS140〜ステップS143)。
【0033】
DSRC車載器1が実際にセットアップを実行するのは、セットアップサーバー4側がセットアップ用データを準備できた後、利用者が都合の良いサービス提供場所に赴き、サービスサーバー6経由でセットアップサーバー4にアクセスすることによる。なお、このサービスサーバー6は、利用者がセットアップするサービスを提供するサービスプロバイダのセットアップサーバー4とネットワーク接続ができるものとする。この段階での処理を図8で示す。
まず、DSRC車載器1がDSRCによりサービスサーバー6と接続処理を行う(ステップS144)。次に、DSRC車載器1は、サービスサーバー6に対して、セットアップ要求を発行する(ステップS145)。セットアップ要求には、サービスプロバイダコードとセットアップ用鍵が含まれている。サービスサーバー6は、セットアップ要求を受けると、サービスプロバイダコードの示すサービスプロバイダへ接続する(ステップS146)。これにより、DSRC車載器1〜サービスサーバー6〜セットアップサーバー4間の接続が成立する。
【0034】
続いて、サービスサーバー6は、セットアップサーバー4にセットアップ要求を転送する(ステップS147)。セットアップ要求にはセットアップ用鍵が添付され、サービスプロバイダのセットアップサーバー4は、このセットアップ用鍵により、あらかじめ用意されているセットアップ用データ本体を取り出し、DSRC車載器1に送信する(ステップS148)。この後、DSRC車載器1とサービスサーバー6間のDSRCが切断され(ステップS149)、サービスサーバー6とセットアップサーバー4間の接続も切断される(ステップS150)。DSRC車載器1は、受信したセットアップ用データ本体からセットアップを実行する(ステップS151)。セットアップが成功すると、DSRC車載器1は、サービスプロバイダコードとセットアップ用鍵を削除する(ステップS152)。
【0035】
この実施の形態5でも、DSRC車載器1のセットアップ登録は、セットアップ業者に設置されたセットアップ端末2及び入力手段3を利用するので、車載器がICカードインタフェース、表示手段、入力手段などの構成要素を備えてなくともDSRC応用サービスを受けるための登録が可能である。
なお、この実施の形態5では、第2段階のセットアップ場所は、サービス提供場所の例を示したが、セットアップ業者であってもよい。この場合、サービスサーバー6の役割は、セットアップ端末4が代行することにより同じ効果が得られる。
【0036】
実施の形態6.
図9は、この発明の実施の形態6によるDSRC車載器セットアップシステムの2つのサービスプロバイダが提供する2種類のサービスを受けるためのセットアップを一括して実行する場合のシーケンス図である。
図9は、セットアップ処理のうち、図2における車載器セットアップセッションの後のセットアップサーバーでのデータベース更新までの処理に相当する。
利用者は、サービスプロバイダXのサービスS1とサービスプロバイダYのサービスS10を受けることを希望し、セットアップ業者において、この2種類のセットアップを依頼する。まず、入力手段3を用いて、セットアップ端末2にセットアップに必要な情報を入力する。入力情報には、セットアップしたいサービスを指定する項目があり、ここでは、サービスプロバイダXのサービスS1とサービスプロバイダYのサービスS10を入力する(ステップS153)。サービスS1とサービスS10の申し込みに必要な情報は、共通のものと共通でないものが含まれるとする。情報を入力する時に、両サービスに共通な情報は1度だけ入力する。
次に、セットアップ端末2は、DSRC車載器1に対して、車載器情報を要求し(ステップS154)、DSRC車載器1から車載器情報を得る(ステップS155)。セットアップ端末2は、サービスS1とS10の申請に共通して必要な情報群A、サービスS1のみの申請に必要な情報群B、サービスS10のみの申請に必要な情報群Cに区分する(ステップS156)。
【0037】
この後、処理は、車載器セットアップセッションに入る。この例では、セットアップを受けるサービスプロバイダが2種類であるので、車載器セットアップは2回行われる。
1回目の車載器セットアップセッションは、DSRC車載器1〜セットアップ端末2〜サービスプロバイダXのセットアップサーバー4間を接続して実行される処理である(ステップS157)。当セッション内の処理シーケンスは、実施の形態1で、図2における車載器セットアップセッションの説明と同様であるので、ここでは省略する。このセッションでは、サービスプロバイダXが提供するサービスS1を申請するために必要な情報として、セットアップ端末2からセットアップサーバー4にA群情報とB群情報を送信する。この結果、セットアップサーバー4からDSRC車載器1に対してサービスS1を受けるためのセットアップ用データが送信される。DSRC車載器1は、受信したセットアップ用データからセットアップを実行する。このセッションの後、サービスプロバイダXのセットアップサーバー4は、データベース5を更新する(ステップS158)。
【0038】
2回目の車載器セットアップセッションは、DSRC車載器1〜セットアップ端末2〜サービスプロバイダYのセットアップサーバー4間で接続する処理である(ステップS159)。このセッションでは、サービスプロバイダYが提供するサービスS10を申請するために必要な情報として、セットアップ端末2からセットアップサーバー4にA群情報とC群情報を送信する。この結果、セットアップサーバー4からDSRC車載器1に対して、サービスS10を受けるためのセットアップ用データが送信される。DSRC車載器1は、受信したセットアップデータからセットアップを実行する。このセッションの後、サービスプロバイダYのセットアップサーバー4は、データベース5を更新する(ステップS160)。
【0039】
この実施の形態6では、セットアップ業者に設置されたセットアップ端末2は、複数のサービスプロバイダが提供する複数のサービスを同一のDSRC車載器1に一括してセットアップする申請を受け付け、異なるセットアップ申請に必要な情報の内で共通する情報は1度だけ取得し、セットアップ申請先毎に必要な情報を仕分け、セットアップ申請先毎に申請先のセットアップサーバー4に順番に接続して必要な情報を送信することにより、サービスプロバイダが異なる複数のサービスを受けるために複数のセットアップを行う場合は、効率良く一度に実行できる。
【0040】
なお、上記の実施の形態6では、2つのサービスプロバイダから連続してセットアップを受ける例を示したが、3つ以上のサービスプロバイダの場合でも同様である。さらに、上記の実施の形態6では、セットアップが1段階だけで完結する例を示したが、2段階必要とする場合では第1段階の作業を効率良く一括処理する形態に置き換えることができる。
【0041】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
DSRC車載器をDSRC路側機との間の路車間通信によるサービスが受けられるようにセットアップするDSRC車載器セットアップシステムにおいて、サービスを提供するサービスプロバイダに配置され、ユーザ情報が登録されたデータベースを有すると共に、ネットワークに接続されたセットアップサーバー、セットアップを行うセットアップ業者に配置され、ネットワークに接続されたセットアップ端末、及びこのセットアップ端末にセットアップに必要な情報を入力する入力手段を備え、セットアップ端末は、入力手段により入力されたセットアップに必要な情報をセットアップサーバーに送信し、セットアップサーバーからDSRC車載器のセットアップ用データを取得したのち、セットアップ用データを用いてDSRC車載器をセットアップすると共に、セットアップサーバーは、セットアップに必要な情報をユーザ情報としてデータベースに登録するので、DSRC車載器がICカードインタフェース、表示手段、入力手段などを備えなくても、DSRC応用のサービスを受けるためのセットアップが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるDSRC車載器セットアップシステムを示すシステム構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるDSRC車載器セットアップシステムを示すシーケンス図である。
【図3】この発明の実施の形態1によるDSRC車載器セットアップシステムの接続処理を示すシーケンス図である。
【図4】この発明の実施の形態2によるDSRC車載器セットアップシステムのセットアップ端末とDSRC車載器がDSRCで接続する場合を示す構成図である。
【図5】この発明の実施の形態3によるDSRC車載器セットアップシステムの車両情報を電子ナンバープレートから取得する場合を示す構成図である。
【図6】この発明の実施の形態4によるDSRC車載器セットアップシステムのDSRC車載器、サービスプロバイダ、サービス提供場所それぞれで管理される情報構成を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態5によるDSRC車載器セットアップシステムのDSRC車載器へのセットアップを2段階で行う場合の第1段階のシーケンス図である。
【図8】この発明の実施の形態5によるDSRC車載器セットアップシステムのDSRC車載器へのセットアップを2段階で行う場合の第2段階のシーケンス図である。
【図9】この発明の実施の形態6によるDSRC車載器セットアップシステムの2つのサービスプロバイダが提供する2種類のサービスを受けるためのセットアップを一括して実行する場合のシーケンス図である。
【図10】一般的なDSRCによる路車間通信を示す図である。
【符号の説明】
1 DSRC車載器、2 セットアップ端末、3 入力手段、
4 セットアップサーバー、5 データベース、6 サービスサーバー、
7 DSRC路側機、8 不揮発性メモリ。

Claims (9)

  1. DSRC車載器をDSRC路側機との間の路車間通信によるサービスが受けられるようにセットアップするDSRC車載器セットアップシステムにおいて、上記サービスを提供するサービスプロバイダに配置され、ユーザ情報が登録されたデータベースを有すると共に、ネットワークに接続されたセットアップサーバー、上記セットアップを行うセットアップ業者に配置され、上記ネットワークに接続されたセットアップ端末、及びこのセットアップ端末に上記セットアップに必要な情報を入力する入力手段を備え、上記セットアップ端末は、上記入力手段により入力されたセットアップに必要な情報を上記セットアップサーバーに送信し、上記セットアップサーバーから上記DSRC車載器のセットアップ用データを取得したのち、上記セットアップ用データを用いて上記DSRC車載器をセットアップすると共に、上記セットアップサーバーは、上記セットアップに必要な情報をユーザ情報として上記データベースに登録することを特徴とするDSRC車載器セットアップシステム。
  2. 上記DSRC車載器との間で路車間通信を行うDSRC路側機に接続されると共に上記ネットワークに接続されたサービスサーバーを備え、上記セットアップサーバーは、上記データベースに登録されたユーザ情報を上記サービスサーバーに配信することを特徴とする請求項1記載のDSRC車載器セットアップシステム。
  3. 上記DSRC車載器は、車両に取り付けられると共に、上記セットアップ端末は、上記車両上のDSRC車載器と上記DSRC路側機との路車間通信により、上記DSRC車載器の保有する情報を取得し、上記セットアップに必要な情報の一部とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のDSRC車載器セットアップシステム。
  4. 上記セットアップ端末は、車両に取り付けられたICチップと上記DSRC路側機との路車間通信により、上記ICチップの保有する情報を取得し、上記セットアップに必要な情報の一部とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のDSRC車載器セットアップシステム。
  5. 上記DSRC車載器にセットアップされたサービスを受けることを打ち切る場合には、上記入力手段により上記サービスの登録抹消情報が入力され、上記セットアップ端末は、上記登録抹消情報を用いて上記DSRC車載器の上記サービスのセットアップを解除すると共に上記登録抹消情報を上記セットアップサーバーに送信し、上記セットアップサーバーは、上記登録抹消情報に基づき上記データベースのユーザ情報を削除することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のDSRC車載器セットアップシステム。
  6. 上記セットアップ用データは、第一のセットアップ用データ及び第二のセットアップ用データに分けられ、上記セットアップサーバーにより送信されるセットアップ用データは、上記第一のセットアップ用データであると共に、上記第一のセットアップ用データを上記DSRC車載器に記憶させ、上記DSRC車載器は、上記第一のセットアップ用データを用いて上記第二のセットアップ用データを取得し、上記第二のセットアップ用データによりセットアップされることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のDSRC車載器セットアップシステム。
  7. 上記DSRC車載器は、上記第二のセットアップ用データを上記DSRC路側機を介して取得することを特徴とする請求項6記載のDSRC車載器セットアップシステム。
  8. 上記第一のセットアップ用データは、上記第二のセットアップ用データを取り込むためのセットアップ用鍵であることを特徴とする請求項6または請求項7記載のDSRC車載器セットアップシステム。
  9. 上記ネットワークには、複数のセットアップサーバーが接続され、上記セットアップ端末は、上記複数のセットアップサーバーの提供する複数のサービスに対してセットアップを行うときは、上記複数のセットアップサーバーに共通したセットアップに必要な情報及び個別のセットアップに必要な情報を準備して、上記複数のセットアップサーバーに順次送信して、上記複数のセットアップサーバーからセットアップ用データを受信することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のDSRC車載器セットアップシステム。
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