JP2004307934A - ガスデポジション装置およびガスデポジション方法 - Google Patents

ガスデポジション装置およびガスデポジション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大型の基板であっても基板表面へ、微細で、高精度な製膜作業が簡単に実施でき、しかも、極めて安価なコストで製膜作業が可能なガスデポジション装置、およびそれを用いた超微粒子のガスデポジション方法を提供する。
【解決手段】超微粒子生成室に配置した蒸発源を加熱蒸発させることにより生成した超微粒子を搬送ガスとともに搬送して、噴射ノズルを介して、製膜室内に配置した基板上に噴射することによって、基板表面に超微粒子からなる膜を製膜するガスデポジション装置であって、噴射ノズルと基板との間に、透明な遮蔽板を介装自在に配置したものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超微粒子の厚膜または圧粉体を形成するためのガスデポジション装置、およびそれを用いた超微粒子のガスデポジション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
粒径が0.1ミクロン以下の超微粒子は、いったんガス中に浮遊すると、エアロゾル状となり、重力による自由落下速度が極めて小さいので、ガスの流れに同伴されて、容易に搬送されるものである。
また、このような現象は、超微粒子の材質が、金属や化合物のように密度が異なってもほとんど影響を受けないものである。
【0003】
このような性質を利用して、従来より、例えば、特許文献1に開示されるように、半導体、液晶基板などの基板表面に、酸化インジウム(ITO)などの超微粒子を用いて、電極、回路などを構成する細線を描画するためのガスデポジション装置が開発されている。
図3は、このような従来の一般的なガスデポジション装置の概略図である。
【0004】
図3に示したように、ガスデポジション装置100は、超微粒子生成室102を備えており、この超微粒子生成室102の内部に、金属材料などの蒸発源を収容したるつぼ104が配置されている。
そして、このるつぼ104には、金属材料を蒸発させて超微粒子を生成させるのための加熱装置、例えば、プラズマアーク加熱、アーク加熱、高周波誘導加熱、抵抗加熱、レーザー加熱などの加熱装置106が付設されている。
【0005】
また、この超微粒子生成室102は、例えば、Arガスなどの不活性ガスからなる搬送ガスを導入する搬送ガス導入装置108が設けられている。
一方、超微粒子生成室102は、搬送管110を介して、噴射ノズル112によって、製膜室114に連通されている。そして、この製膜室114は、開閉バルブ116を介して真空ポンプ118に接続されている。さらに、製膜室114には、基板Wを載置するステージ120が配置されている。
【0006】
このような構成のガスデポジション装置100では、超微粒子生成室102内のるつぼ104に収容した金属材料などの蒸発源を、加熱装置106によって蒸発させるとともに、搬送ガス導入装置108によって不活性ガスを超微粒子生成室102に導入するようになっている。
そして、開閉バルブ116を開き、真空ポンプ118を作動させることによって、製膜室114を減圧することによって、超微粒子生成室102と製膜室114との間に差圧が生じるようになっている。
【0007】
この差圧によって、超微粒子生成室102において、搬送ガスに同伴した超微粒子が、搬送管110を介して、製膜室114へと搬送され、噴射ノズル112を介して、製膜室114に配置されたステージ120の基板Wの表面に噴射され、基板Wの表面に超微粒子からなる膜が製膜されるようになっている。
【0008】
【特許文献1】
特開平2−16379号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなガスデポジション装置100を用いて、例えば、液晶基板の電極として製膜された細線の補修などに使用する場合には、基板Wの表面の所定の領域に、所定の線幅で正確に製膜を行う必要がある。
このため、このような用途に用いる場合には、ガスデポジション装置100として、下記のような機能を備えている必要がある。すなわち、
(1)超微粒子が正常に生成され、所定の速度で、所定の線幅で製膜可能である条件にあることが事前に確認できること、
(2)実際に噴射ノズル112から噴射され製膜される位置が、製膜しようとする基板Wの所定の位置と合致していることが事前に確認できること、
(3)製膜を開始し、所定の場所または所定の時間経過後に停止できること、が必要である。
【0010】
しかしながら、従来のガスデポジション装置100では、製膜室114内でこのような確認作業を行うためには、先ず、ダミーの基板Wを用いて、実際に噴射ノズル112から基板Wの表面へ製膜することによって、所定の速度で、所定の線幅で製膜可能である条件にあることの確認作業を行う必要がある。
そして、このような条件にあることが確認できた後に、いったん製膜作業を中断し、製膜しようとする基板Wを、製膜室114内のステージ120上に載置して、再び製膜作業を開始するようになっている。この場合には、製膜しようとする基板Wの所定の位置を、噴射ノズル112から噴射される超微粒子の噴射位置に正確に合わせる必要がある。
【0011】
すなわち、例えば、液晶基板の場合などでは、精密化に伴って、線幅が数ミクロン程度と極めて細くなっており、その位置精度として、プラスマイナス1ミクロンの精度が求められている。しかも、基板Wの大きさも、最近では、液晶パネルの大型化に伴って、30cmを超える大型の基板Wが用いられており、このような大型の基板を数ミクロン以下の位置精度で、基板Wの所定の製膜場所を、噴射ノズル112からの噴射位置に正確にセットするには、複雑で高価な大型精密位置制御装置が必要である。さらに、作業環境も均質で、精密な製膜精度を維持する必要があるので、製膜温度変動を極限まで抑えるなどの条件が必要であり、作業効率も悪く、コストも高くつくこととなっていた。
【0012】
また、このような従来のガスデポジション装置100を用いて、実際に製膜を実施した場合に、噴射ノズル122に超微粒子が詰まることがあり、一定量の超微粒子を噴射することができず、一定で均一な製膜が行えないことがあり、時には、完全に噴射ノズル122が閉塞してしまい、製膜作業が継続できなくなることが多々あった。
【0013】
さらに、このような従来のガスデポジション装置100では、噴射ノズル122から噴射された瞬間から、超微粒子が拡がり始めるので、基板Wに到達した際には拡がった状態になり、基板Wの表面へのミクロンオーダの精密回路などの細線を描画することが困難であった。
本発明は、このような現状に鑑み、大型の基板であっても基板表面へ、微細で、高精度な製膜作業が簡単に実施でき、しかも、噴射ノズルが詰まって閉塞することがなく、一定で均質な製膜作業が実施できるとともに、極めて安価なコストで製膜作業が可能なガスデポジション装置、およびそれを用いた超微粒子のガスデポジション方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明のガスデポジション装置は、超微粒子生成室に配置した蒸発源を加熱蒸発させることにより生成した超微粒子を搬送ガスとともに搬送して、
噴射ノズルを介して、製膜室内に配置した基板上に噴射することによって、基板表面に超微粒子からなる膜を製膜するガスデポジション装置であって、
前記噴射ノズルと基板との間に、透明な遮蔽板を介装自在に配置したことを特徴とする。
【0015】
また、本発明のガスデポジション方法は、超微粒子生成室に配置した蒸発源を加熱蒸発させることにより生成した超微粒子を搬送ガスとともに搬送して、
噴射ノズルを介して、製膜室内に配置した基板上に噴射することによって、基板表面に超微粒子からなる膜を製膜するガスデポジション方法であって、
前記噴射ノズルと基板との間に、透明な遮蔽板を介装して、前記遮蔽板の表面に噴射ノズルを介して超微粒子を噴射することによって、遮蔽板の表面に製膜を行い、
前記遮蔽板の表面に製膜された製膜位置と、前記基板表面の製膜すべき所定の製膜位置とを、前記遮蔽板を介して位置合わせを行い、
前記遮蔽板を前記噴射ノズルと基板との間の介装位置から取り除いて、前記噴射ノズルを介して、超微粒子を噴射することによって、基板の表面に製膜を行うことを特徴とする。
【0016】
このように構成することによって、超微粒子を使って製膜を行う際に、噴射ノズルと基板との間に、透明な遮蔽板を介装して、この遮蔽板の表面に噴射ノズルを介して超微粒子を噴射することによって、遮蔽板の表面に製膜を行い、製膜条件が最適であることを確認することができる。
そして、遮蔽板の表面に製膜された製膜位置と、基板表面の製膜すべき所定の製膜位置とを、透明な遮蔽板を介して観察しながら位置合わせを正確に行うことができる。
【0017】
この状態で、遮蔽板を噴射ノズルと基板との間の介装位置から取り除いて、噴射ノズルを介して、超微粒子を噴射することによって、基板の表面に製膜を行うことにより正確な製膜を行うことができる。
この場合、位置合わせは、目視またはカメラなどによって微調整が可能であり、高価で、複雑な位置制御装置は不要である。
【0018】
また、製膜すべき所定の領域への製膜が終了した際に、再び遮蔽板を噴射ノズルと基板との間の介装位置に介装することによって、この遮蔽板によって基板への噴射ノズルからの噴射がさえぎられ、基板への製膜を終了することができる。
なお、この際には、遮蔽板上への製膜は継続することになる。すなわち、遮蔽板によって、製膜条件、製膜位置の確認を行うことができるとともに、同時に遮蔽板は、基板への製膜作業の開始、終了を任意に行えるシャッターの役目も果している。
【0019】
このような一連の作業を繰り返すことによって、複数箇所の製膜を任意に行うことが可能となる。
そして、製膜作業終了後は、基板を製膜室の外に搬出して、次の基板を製膜室にセットし、製膜作業を再開するが、この間、遮蔽板上への製膜作業は続行しており、超微粒子の生成が正常にかつ安定に行われるように生成条件の制御を行いながら待機するようになっている。
【0020】
この作業の繰り返しによって、大型基板上への極めて微細な製膜作業が、簡便化されると同時に正確な位置制御が可能となるので、極めて安価なコストで高精度な製膜作業が可能である。
また、本発明では、前記遮蔽板の噴射ノズルに対する位置を調整する遮蔽板位置制御装置を備えることを特徴とする。
【0021】
このように構成することによって、例えば、遮蔽板の噴射ノズルに対する位置を、前後、左右、上下にそれぞれ任意に調整できることができるので、遮蔽板の表面に製膜された製膜位置を、基板表面の製膜すべき所定の製膜位置に対応する位置に合わすことができ、高精度な製膜作業が可能である。
また、本発明では、前記噴射ノズルの位置を制御するノズル位置制御装置を備えることを特徴とする。
【0022】
このように構成することによって、例えば、噴射ノズルの位置を前後、左右、上下にそれぞれ任意に調整できるので、遮蔽板の表面に製膜された製膜位置、および基板表面の製膜すべき所定の製膜位置を正確に制御することができ、高精度な製膜作業が可能である。
また、本発明では、前記基板の噴射ノズルに対する位置を調整する基板位置制御装置を備えることを特徴とする。
【0023】
このように構成することによって、基板表面の製膜すべき所定の製膜位置を正確に制御することができ、高精度な製膜作業が可能である。
また、本発明では、前記基板表面に製膜された部分を局部加熱して、基板表面に加熱・固定するする加熱装置を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、基板表面に噴射された超微粒子からなる膜を基板表面へ定着固定することが可能である。
【0024】
また、本発明では、前記噴射ノズルを介して超微粒子を噴射することにより、前記噴射ノズルと基板との間に介装された遮蔽板の表面に製膜された製膜部分を、局部加熱することによって剥離除去する剥離除去加熱装置を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、ダミー板である遮蔽板の表面に製膜された製膜部分を剥離除去することができるので、遮蔽板を繰り返し使用することが可能となる。
【0025】
また、本発明では、前記噴射ノズルを介して超微粒子を噴射することにより、前記噴射ノズルと基板との間に介装された遮蔽板の表面に製膜された製膜位置と、
前記基板表面の製膜すべき所定の製膜位置とを、前記遮蔽板を介して位置合わせを行う位置合わせ制御装置を備えることを特徴とする。
【0026】
これにより、目視による位置合わせに比較して、極めて正確に製膜作業を行うことが可能となる。
また、本発明では、前記噴射ノズルを介して超微粒子を高圧の搬送ガスとともに高圧で噴射することを特徴とする。
さらに、本発明では、前記超微粒子生成室と、搬送管と、噴射ノズルのいずれも高圧ガス雰囲気下に置き、前記噴射ノズルを介して超微粒子を高圧の搬送ガスとともに高圧で噴射することを特徴とする。
【0027】
このように超微粒子生成室と、超微粒子生成室から噴射ノズルまで超微粒子を搬送ガスとともに搬送する超微粒子搬送管と、噴射ノズルのいずれも耐圧構造とし、搬送ガスとして、高圧雰囲気ガスを超微粒子生成室に導入して、噴射ノズルから高圧の搬送ガスと一緒に、超微粒子を噴射するようになっている。
これによって、噴射ノズルが超微粒子によって、詰まったり閉塞するのを格段に低減することができ、常に一定量の超微粒子を噴射ノズルから噴射することができず、一定で均一な製膜を行うことができる。
【0028】
しかも、高圧の搬送ガスとともに、噴射ノズルから超微粒子が噴射されることになるので、噴射ノズルからの噴射後のガス流の拡がりが抑えられ、従来と同じ口径の噴射ノズルを使用したにもかかわらず、線幅を狭くすることが可能であり、基板の表面へのミクロンオーダの精密回路などの細線を描画することできる。
この場合、噴射ノズルからの圧力としては、2気圧でも効果が認められるが、好ましくは、10気圧以下程度とするのが望ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明のガスデポジション装置の実施例の概略図である。
図1において、10は、全体で本発明のガスデポジション装置を示している。
ガスデポジション装置10は、基台12上に形成された超微粒子生成室14を備えている。この超微粒子生成室14の内部には、例えば、金(Au)などの金属材料などの蒸発源を収容したるつぼ16が配置されている。
【0030】
るつぼ16は、るつぼ16の上下位置を調整するるつぼ位置調整装置18が付設されている。また、るつぼ16には、熱電対などのるつぼ内の蒸発源の温度を測定する温度測定装置20を備えている。
この温度測定装置20の測温結果により、図示しない制御装置の制御によって、超微粒子生成室14の周囲に配設された石英管15の外周に配置した、例えば、加熱装置22の加熱温度を制御するようになっている。なお、この場合、加熱装置22としては、例えば、高周波加熱、抵抗加熱などの公知の加熱装置を採用することができる。
【0031】
るつぼ16の下方には、搬送ガス導入管24が配置され、図示しない不活性ガス源から、搬送ガス(キャリアガス)として、例えば、Arガス、窒素ガス、ヘリウムガスなどの不活性ガスが、超微粒子生成室14の内部に導入されるようになっている。なお、この搬送ガス導入管24から導入される搬送ガスの流量も、図示しない制御装置によって制御されるようになっている。
【0032】
また、この搬送ガス導入管24の下方には、ガス均質化室26が形成されており、搬送ガス導入管24から導入された搬送ガスの流れを均質化して、るつぼ16から蒸発された超微粒子を同伴しやすいようになっている。
なお、図1中、25は、超微粒子生成室14を気密に維持するOリングなどのシールを示している。
【0033】
さらに、超微粒子生成室14のるつぼ16の上方には、超微粒子搬送管28が配置されている。この超微粒子搬送管28は、超微粒子生成室14の上方に配置された製膜室30へと連通するように配設されている。そして、この超微粒子搬送管28の先端には、噴射ノズル32が設けられている。
また、製膜室30の内部には、この噴射ノズル32に対峙するように、例えば、耐熱ガラスなどからなる透明な遮蔽板34と、例えば、半導体ウエハ、液晶パネルなどの基板Wを載置する基板ステージ35が配置されている。遮蔽板34は、遮蔽板位置制御装置36によって、遮蔽板34の位置、すなわち、前後、左右、上下にそれぞれ任意に調整できるようになっている。なお、図示しないが、これらの噴射ノズル32、基板ステージ35の位置も、図示しない制御装置によって制御することができるようになっている。
【0034】
さらに、製膜室30の内部には、遮蔽板34に対峙するように、対物レンズ38が配置されており、反射鏡41を介して、カメラ40によって、遮蔽板34、基板Wの製膜位置を確認制御することができるようになっている。
また、製膜室30の内部には、加熱装置として機能する、例えば、エキシマレーザ、YAGレーザなどのレーザ発振装置42が設けられており、このレーザ発振装置42により、基板表面に噴射された超微粒子からなる膜を基板表面へ定着固定することが可能である。また、レーザ発振装置42により、ダミー板である遮蔽板34の表面に製膜された製膜部分を剥離除去することができ、遮蔽板34を繰り返し使用することができるようになっている。
【0035】
なお、図示しないが、この製膜室30は、真空ポンプなどの真空源に接続され、製膜室30の内部を減圧にすることができるようになっている。
さらに、製膜室30の左右には、前室44、後室46が配置されており、これらの室の間には、図示しないが、真空ゲート弁などの開閉シャッターが配置されている。
【0036】
このように構成される本発明のガスデポジション装置10では、超微粒子生成室14内のるつぼ16に収容した金属材料などの蒸発源を、加熱装置22によって蒸発させる。そして、超微粒子生成室14内へ、搬送ガス導入管24から搬送ガスを導入する。この搬送ガス導入管24から導入された搬送ガスは、搬送ガスの流れが、ガス均質化室26で均質化されるようになっている
そして、図示しない真空ポンプなどの真空源を作動させることによって、製膜室30を減圧することによって、超微粒子生成室14と製膜室30との間に差圧を生じさせる。
【0037】
この差圧によって、超微粒子生成室14において、搬送ガスに同伴した超微粒子が、超微粒子搬送管28を介して、製膜室30へと搬送され、噴射ノズル32を介して、製膜室30に配置された基板ステージ35上の基板Wの表面に噴射され、基板Wの表面に超微粒子からなる膜が製膜されるようになっている。
この際、本発明のガスデポジション装置10では、超微粒子を使って製膜を行う際に、噴射ノズル32と基板Wとの間に、遮蔽板位置制御装置36によって、透明な遮蔽板34を介装して、この遮蔽板34の表面に噴射ノズル32を介して超微粒子を噴射することによって、遮蔽板34の表面に製膜を行い、製膜条件が最適であることを確認するようになっている。
【0038】
なお、この場合、具体的な製膜条件としては、金の細線(数十ミクロン程度から、主流は2〜3ミクロンの細線となるように設定されるものであり、このましくは、精度的には1ミクロン程度が必要とされる。
そして、遮蔽板34の表面に製膜された製膜位置と、基板Wの表面の製膜すべき所定の製膜位置とを、透明な遮蔽板を介して、カメラ40によって、観察しながら位置合わせを、図示しない制御装置によって正確に行う。
【0039】
この状態で、遮蔽板位置制御装置36によって、遮蔽板34を噴射ノズル32と基板Wとの間の介装位置から取り除いて、噴射ノズル32を介して、超微粒子を噴射することによって、基板Wの表面に製膜を行うことにより正確な製膜を行うことができる。
なお、この場合、位置合わせは、目視またはカメラ40などによって微調整が可能であり、高価で、複雑な位置制御装置は不要である。
【0040】
また、製膜すべき所定の領域への製膜が終了した際に、遮蔽板位置制御装置36によって、再び遮蔽板34を噴射ノズル32と基板Wとの間の介装位置に介装することによって、この遮蔽板34によって基板Wへの噴射ノズル32からの噴射がさえぎられ、基板Wへの製膜を終了することができる。
なお、この際には、遮蔽板34上への製膜は継続することになる。すなわち、遮蔽板34によって、遮蔽板34をダミー板として製膜条件、製膜位置の確認を行うことができるとともに、同時に遮蔽板34は、基板への製膜作業の開始、終了を任意に行えるシャッターの役目も果している。
【0041】
このような一連の作業を繰り返すことによって、複数箇所の製膜を任意に行うことが可能となる。
そして、製膜作業終了後は、基板Wを製膜室30から後室46を介して外に搬出して、次の基板を製膜室30の基板ステージ35にセットし、製膜作業を再開するが、この間、遮蔽板34上への製膜作業は続行しており、超微粒子の生成が正常にかつ安定に行われるように生成条件の制御を行いながら待機するようになっている。
【0042】
なお、この際、レーザ発振装置42により、ダミー板である遮蔽板34の表面に製膜された製膜部分を剥離除去することができ、遮蔽板34を繰り返し使用することができるようになっている。なお、レーザ発振装置42によって、基板Wへの製膜後の製膜を加熱して基板Wへ加熱固定するようになっている。
すなわち、レーザ発振装置42は、蒸着した細線の密着強度を上げるために使用することができるとともに、基板W上へ製膜した不要部分を除去するのに使用することができる。なお、必ずしも、このガスデポジション装置10で製膜した部分を除去するばかりでなく、他の方法で製膜した基板Wの表面の不要部分を除去するのにも使用することも可能である。
【0043】
この場合、レーザ発振装置42は、図2に示したように、剥離(除去)用のレーザ発振装置42aと、固定用のレーザ発振装置42bとを備えており、これらのレーザ発振装置から発振されたレーザ光がそれぞれ、反射鏡43a、43bを介して、遮蔽板34、基板Wに照射するようにしてもよい。
また、図2に示したように、遮蔽板34は、フィルム巻き取り器45で巻き取り可能にして、新しい遮蔽板34を常時使用できるようにしてもよい。
【0044】
この作業の繰り返しによって、大型基板上への極めて微細な製膜作業が、簡便化されると同時に正確な位置制御が可能となるので、極めて安価なコストで高精度な製膜作業が可能である。
また、このように、基板Wと噴射ノズル32との間に、シャッターとして機能する遮蔽板34を介装自在に配置したので、連続噴射が可能となるとともに、噴射ノズル32が詰まり難くなる。
【0045】
なお、この場合、搬送ガス導入管24から導入される搬送ガスとして、ポンプなどによって、高圧の搬送ガスを導入することによって、噴射ノズル32を介して超微粒子を高圧の搬送ガスとともに高圧で噴射するようにしても良い。
この場合に、超微粒子生成室14と、超微粒子搬送管28と、噴射ノズル32のいずれも高圧ガス雰囲気下に置き、噴射ノズル32を介して超微粒子を高圧の搬送ガスとともに高圧で噴射するのが望ましい。
【0046】
このように超微粒子生成室と、超微粒子搬送管28と、噴射ノズル32のいずれも耐圧構造とし、搬送ガスとして、高圧雰囲気ガスを超微粒子生成室14に導入して、噴射ノズル32から高圧の搬送ガスと一緒に、超微粒子を噴射するようになっている。
これによって、噴射ノズル32が超微粒子によって、詰まったり閉塞するのを格段に低減することができ、常に一定量の超微粒子を噴射ノズルから噴射することができず、一定で均一な製膜を行うことができる。
【0047】
しかも、高圧の搬送ガスとともに、噴射ノズル32から超微粒子が噴射されることになるので、噴射ノズルからの噴射後のガス流の拡がりが抑えられ、従来と同じ口径の噴射ノズルを使用したにもかかわらず、線幅を狭くすることが可能であり、基板の表面へのミクロンオーダの精密回路などの細線を描画することできる。
【0048】
この場合、噴射ノズルからの圧力としては、2気圧でも効果が認められるが、好ましくは、10気圧以下程度とするのが望ましい。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、上記実施例では、上下に超微粒子生成室14と、製膜室30を配置したが、例えば、超微粒子生成室14と、製膜室30を離間して配置する場合にも適用することができるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、遮蔽板上に製膜することによって、超微粒子が正常に生成され、所定の速度で、所定の線幅で製膜可能である条件にあることが事前に確認できる、実際に噴射ノズルから噴射され製膜される位置が、製膜しようとする基板の所定の位置と合致していることが事前に確認でき、しかも、遮蔽板を介装位置から取り除いて、基板上への所定の領域に製膜を開始した後に、所定の時間経過後に再び遮蔽板を介装位置に復帰させることによって、製膜を停止することができる。
【0050】
また、本発明によれば、基板と噴射ノズルとの間に、シャッターとして機能する遮蔽板を介装自在に配置したので、連続噴射が可能となるとともに、噴射ノズルが詰まり難くなる。
さらに、本発明によれば、超微粒子生成室と、超微粒子搬送管と、噴射ノズルのいずれも耐圧構造とし、搬送ガスとして、高圧雰囲気ガスを超微粒子生成室に導入して、噴射ノズル32から高圧の搬送ガスと一緒に、超微粒子を噴射するようになっている。
【0051】
これによって、噴射ノズルが超微粒子によって、詰まったり閉塞するのを格段に低減することができ、常に一定量の超微粒子を噴射ノズルから噴射することができず、一定で均一な製膜を行うことができる。
しかも、高圧の搬送ガスとともに、噴射ノズル32から超微粒子が噴射されることになるので、噴射ノズルからの噴射後のガス流の拡がりが抑えられ、従来と同じ口径の噴射ノズルを使用したにもかかわらず、線幅を狭くすることが可能であり、基板の表面へのミクロンオーダの精密回路などの細線を描画することできる。
【0052】
従って、本発明によれば、大型の基板であっても基板表面へ、微細で、高精度な製膜作業が簡単に実施でき、しかも、極めて安価なコストで製膜作業が可能なガスデポジション装置、およびそれを用いた超微粒子のガスデポジション方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のガスデポジション装置の実施例の概略図である。
【図2】図2は、本発明のガスデポジション装置の別の実施例の概略図である。
【図3】図3は、従来のガスデポジション装置の実施例の概略図である。
【符号の説明】
10 ガスデポジション装置
12 基台
14 超微粒子生成室
15 石英管
16 るつぼ
18 位置調整装置
20 温度測定装置
22 加熱装置
24 搬送ガス導入管
25 シール
26 ガス均質化室
28 超微粒子搬送管
30 製膜室
32 噴射ノズル
34 遮蔽板
35 基板ステージ
36 遮蔽板位置制御装置
38 対物レンズ
40 カメラ
41 反射鏡
42 レーザ発振装置
44 前室
46 後室
100 ガスデポジション装置
102 超微粒子生成室
104 るつぼ
106 加熱装置
108 搬送ガス導入装置
110 搬送管
112 噴射ノズル
114 製膜室
116 開閉バルブ
118 真空ポンプ
120 ステージ
W 基板

Claims (12)

  1. 超微粒子生成室に配置した蒸発源を加熱蒸発させることにより生成した超微粒子を搬送ガスとともに搬送して、
    噴射ノズルを介して、製膜室内に配置した基板上に噴射することによって、基板表面に超微粒子からなる膜を製膜するガスデポジション装置であって、
    前記噴射ノズルと基板との間に、透明な遮蔽板を介装自在に配置したことを特徴とするガスデポジション装置。
  2. 前記遮蔽板の噴射ノズルに対する位置を調整する遮蔽板位置制御装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のガスデポジション装置。
  3. 前記噴射ノズルの位置を制御するノズル位置制御装置を備えることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載のガスデポジション装置。
  4. 前記基板の噴射ノズルに対する位置を調整する基板位置制御装置を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のガスデポジション装置。
  5. 前記基板表面に製膜された部分を局部加熱して、基板表面に加熱・固定する加熱装置を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のガスデポジション装置。
  6. 前記噴射ノズルを介して超微粒子を噴射することにより、前記噴射ノズルと基板との間に介装された遮蔽板の表面に製膜された製膜部分を、局部加熱することによって剥離除去する剥離除去加熱装置を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のガスデポジション装置。
  7. 前記噴射ノズルを介して超微粒子を噴射することにより、前記噴射ノズルと基板との間に介装された遮蔽板の表面に製膜された製膜位置と、
    前記基板表面の製膜すべき所定の製膜位置とを、前記遮蔽板を介して位置合わせを行う位置合わせ制御装置を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のガスデポジション装置。
  8. 前記噴射ノズルを介して超微粒子を高圧の搬送ガスとともに高圧で噴射するように構成したことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のガスデポジション装置。
  9. 前記超微粒子生成室と、超微粒子生成室から噴射ノズルまで超微粒子を搬送ガスとともに搬送する超微粒子搬送管と、噴射ノズルのいずれも高圧ガス雰囲気下に置き、前記噴射ノズルを介して超微粒子を高圧の搬送ガスとともに高圧で噴射するように構成したことを特徴とする請求項8に記載のガスデポジション装置。
  10. 超微粒子生成室に配置した蒸発源を加熱蒸発させることにより生成した超微粒子を搬送ガスとともに搬送して、
    噴射ノズルを介して、製膜室内に配置した基板上に噴射することによって、基板表面に超微粒子からなる膜を製膜するガスデポジション方法であって、
    前記噴射ノズルと基板との間に、透明な遮蔽板を介装して、前記遮蔽板の表面に噴射ノズルを介して超微粒子を噴射することによって、遮蔽板の表面に製膜を行い、
    前記遮蔽板の表面に製膜された製膜位置と、前記基板表面の製膜すべき所定の製膜位置とを、前記遮蔽板を介して位置合わせを行い、
    前記遮蔽板を前記噴射ノズルと基板との間の介装位置から取り除いて、前記噴射ノズルを介して、超微粒子を噴射することによって、基板の表面に製膜を行うことを特徴とするガスデポジション方法。
  11. 前記噴射ノズルを介して超微粒子を高圧の搬送ガスとともに高圧で噴射することを特徴とする請求項10に記載のガスデポジション方法。
  12. 前記超微粒子生成室と、超微粒子生成室から噴射ノズルまで超微粒子を搬送ガスとともに搬送する超微粒子搬送管と、噴射ノズルのいずれも高圧ガス雰囲気下に置き、前記噴射ノズルを介して超微粒子を高圧の搬送ガスとともに高圧で噴射することを特徴とする請求項11に記載のガスデポジション方法。
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