JP2004307159A - 廃棄物投入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投入時の衝撃を少なくし、選別工程へ継続して供給できるようにする。
【解決手段】コンベア11の始端を投入ピット13の底に臨ませ、その投入ピット13内に、底板14が開閉可能な投入ボックス12を昇降可能に設ける。投入ピット13側方に設けた搬入用床面Fから、投入ボックス12に廃棄物Dを投入し、投入ボックス12は、ピット13内を下降して堆積した廃棄物Dの上面に達し、その位置で底板14を開放する。底板14を、堆積した廃棄物Dの上面に当てながら開閉するので、廃棄物Dの排出時の落下距離がほとんどなくなり、割れ等による破損が少ない。その昇降を、ピット13内のセンサー15により制御すれば、廃棄物Dの堆積高さに応じて昇降高さを調整できる。また、前記床面Fを、投入ピット13に向かって下向きに傾動するダンピングプレート20とすれば、投入ボックス12が昇降動作中等であっても、収集車両からの取り下ろしができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ガラス瓶や空き缶などリサイクル用途の廃棄物を選別装置に投入する際に、その投入時の衝撃を少なくして廃棄物が破損しないようにする投入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガラス瓶や缶、ペットボトルなどのリサイクルに供する廃棄物は、各家庭からリサイクル可能なごみとして回収され、その回収された廃棄物を選別装置に投入することにより、それぞれのリサイクル用途に応じて選別する。
【0003】
廃棄物をこの選別装置に投入する際には、収集車両から廃棄物を一旦取り下ろし、その廃棄物を、徐々に選別工程に搬送する投入装置が用いられる。
【0004】
一般的に用いられる投入装置は、選別工程に通じるコンベアの始端を、下方開口した投入ピットの底に臨ませ、その投入ピット上面側方に搬入用床面を設けたものである。前記搬入用床面にごみ収集車両が停車し、廃棄物がピット内に投入される。投入された廃棄物は、ピット内に貯留され、下部に滞留したものから適宜コンベア上に落ちて、選別工程に搬送されていく。
【0005】
この投入ピットは、順次到着する収集車両から投入される廃棄物を、大量に貯留することができるよう深く形成されるので、ピット内への貯留量が少ない状態で廃棄物を投入すると、その廃棄物に含まれる瓶が、落下衝撃により割れてしまうことがある。
【0006】
廃棄物に割れた瓶が含まれると、細かい破片が散在するので分別効率が悪くなり、また、その廃棄物を人力で選別する際には、割れた破片により作業の危険が伴うこととなるので好ましくない。
【0007】
廃棄物投入時の衝撃を緩和するようにした投入装置として、図7に示すものがある。この投入装置1は、収集車両2から廃棄物Dを受けるバケット3を、支持アームを介して投入ピット4上に回動、移動自在に設け、そのバケット3で受けた廃棄物Dを、ピット4内のコンベア5上に載置した搬送可能なコンテナ6に取り下ろす装置である。
【0008】
バケット3の回動により、廃棄物Dが順次取り下ろしされ、コンテナ6が廃棄物Dで満載されると、コンベア5により順次水平方向に搬送されていく(特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−316205号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図7の投入装置1では、廃棄物Dをバケット3で受けて、コンテナ6の底部へ少しずつ投入するので、搬入床面Fに待機する収集車両2は、前記バケット3及びコンテナ6が、廃棄物Dを受けることが可能な姿勢になるのを1台づつ待つ必要がある。このため、取り下ろしの待ち時間が長くなり、効率的でない。
【0011】
また、前記バケット3は、支持アームでもって支持されており、ピット4内に設けたセンサー7が、そのバケット3内の廃棄物Dの山の高さを検知するとともに、その山が一定高さに達した段階で、図中の矢印aに示すようにバケット3を回動する。その回動により、上方開放していたバケット3を傾けるように動作して、廃棄物をコンテナ6内に落下させる。このため、バケット3からコンテナ6内に取り下ろす際の、落下による衝撃は免れない。
【0012】
さらに、前記コンテナ6は満載状態になる毎に、順次図中の矢印bに示すように、コンベア5により搬送されるので、次の選別工程に供給される廃棄物Dの量が断続的となり、効率的でない。
【0013】
そこで、この発明は、瓶などが割れないよう衝撃を少なくするとともに、廃棄物取り下ろしの待ち時間を少なくして、選別工程への廃棄物供給の断続をなくすことを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、次工程に廃棄物を搬送するコンベアの始端を、投入ピットの底に臨ませ、その投入ピットの前記コンベア始端上方に、底が開閉可能な投入ボックスを昇降可能に設けたのである。
【0015】
前記投入ピット側方には、搬入用の床面が設けられ、その床面から、前記投入ボックスに廃棄物を投入する。投入ボックスはピット内を下降して、ピット内に堆積した廃棄物の山のすぐ上方の所定の位置に達し、その位置で投入ボックスの底を開放する。投入ボックスの底が開閉するので、廃棄物を、バケットのように傾けて投入する必要がなく、また、ピット内に堆積した廃棄物上面にその底を当てて投入できるので、廃棄物の落下距離がほとんどなくなり、割れ等による破損が少ない。
【0016】
また、前記投入ピットに、そのピット内の廃棄物の堆積高さを検出するセンサーを設け、そのセンサーにより、前記投入ボックスの下降高さを制御するようにした構成を採用し得る。このようにすれば、センサーで検知した廃棄物の堆積高さを基に、投入ボックスの底が開く位置を、自動的に決定し得る。
【0017】
前記床面を、前記投入ピットに向かって下向きに傾動するダンピングプレートにより構成し、そのダンピングプレートを傾動することにより、ダンピングプレート上に取り下ろした廃棄物を投入ボックスに投入するようにした構成を採用し得る。このようにすれば、投入ボックスが昇降動作中等であっても、収集車は待つことなく円滑に廃棄物の取り下ろしができる。また、廃棄物を、投入ピットに直接投入しないので、その投入前にリサイクル用途に供する物以外の異物のチェックや除去が可能である。
【0018】
この投入ボックスの昇降には、モータやウィンチ、油圧シリンダ等により、ワイヤ、ラック等を介して行う周知の手段が使用できるが、前記投入ピット上面側方に昇降支持台を設けて、その支持台には、対の案内レールを上下方向に設け、前記投入ボックスの昇降支持台側の端部に、対の昇降用ガイドを上下方向に設けた手段を採用し得る。
【0019】
このようにすれば、対の昇降用ガイドが、対の案内レールにそれぞれ離脱することなく嵌まることにより、投入ボックスは、ボックス端部に設けた昇降用ガイドによって、昇降支持台に片持ち支持されながら昇降する。このため、投入ボックスの昇降装置をピットの一方側に集中して配置して、装置を簡単にできるほか、搬入用の前記床面を広くし得るので、取り下ろしがさらに効率的となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
一実施形態を図1乃至図5に示し、この実施形態の廃棄物投入装置は、各家庭からリサイクル可能なごみとして回収された瓶や缶などの混合物を、それぞれのリサイクル用途に応じて選別する工程に投入するために用いられる投入装置10である。
【0021】
図4及び図5に示すように、投入ピット13の底に、次工程に搬送するコンベア11の始端を臨ませ、その投入ピット13の上面側方には、図2に示すように、ピット13内に廃棄物Dを投入するための搬入用床面Fを設ける。前記投入ピット13内には、前記コンベア11始端の上方の位置に、底が開閉可能な投入ボックス12を昇降可能に設けて、その投入ボックス12内に前記床面Fから廃棄物Dを投入するようにしたものである。
【0022】
図1に示すように、ピット13内を昇降する前記投入ボックス12は、そのピット上面側方に設けられた昇降支持台26に、ワイヤ28を介して支持される。
また、前記支持台26には、そのワイヤ28を巻き取るためのモータ29が設けられている。
【0023】
投入ボックス12は、その底部を構成する底枠16及び底板14と、その底枠16の周囲に立設した周壁部17、及び前記底枠16から垂直方向上方に伸びる対の昇降ガイド25,25とからなる。前記昇降ガイド25は、四辺形を成す前記投入ボックス12の昇降支持台26側の端部のうち、その端辺の隣接する2つのコーナー部に対向して設けられ、その対のガイド25,25の上端にそれぞれ前記ワイヤ28の一端を連結するとともに、前記ガイド25は、側方に突出するローラ25aを有する。そのローラ25aが、図1及び図2に示すように、昇降支持台26に上下方向に設けられた、対のコの字型案内レール27,27にそれぞれ嵌まって、そのレール27内を転がりながら離脱することなく、投入ボックス12の昇降をそのレール27に沿って誘導する。このため、投入ボックス12は、ピット13内を上下方向にスムースに昇降可能となる。
【0024】
また、投入ボックス12は、昇降支持台26側に設けた対のガイド25により、支持台26に片持ち支持されているので、前記搬入用の床面Fは、その投入ボックス12が支持されている側である支持台26側を除く、3方のいずれかに設けることができる。
【0025】
図1に示すように、前記昇降ガイド25の上部にワイヤ28の一端が接続され、そのワイヤ28の他端は、昇降支持台26に回転可能に支持された支持軸33のプーリー34に巻き取り可能に接続される。
【0026】
その支持軸33は、その支持軸33に設けた別のプーリー32と、前記モータ29の回転軸に設けたプーリー30とをワイヤ31により結んでいるので、モータ29の回転軸とともに回転するようになっている。
【0027】
モータ29が動作することにより、支持軸33、及び前記プーリー34が回転するので、ワイヤ28がプーリー34に巻き取られて、投入ボックス12が上昇し、また、モータ29が逆回転することにより、投入ボックス12が下降して、投入ボックス12が昇降可能となる。
【0028】
図3に示すように、底板14は、底枠16の対向する枠材間を貫通して回転自在に支持された回転軸19にその一辺を固定され、回転軸19の回転とともに、その軸周りに回動する。この底板14の回動により、底板14は、図4に示す水平状態となって投入ボックス12の底を閉鎖し、図5に示す垂直状態となって開放する。
【0029】
前記回転軸19の回転は、投入ボックス12に固定された電動式のシリンダ18により制御される。シリンダ18の動作により、シリンダ18のロッド18aが進退し、そのロッド18aの先端にピン接続された回転軸19のアーム部19aを、前記回転軸19周りに回動させる。ロッド18aは、図4に示す状態から図5に示す状態へ伸びることにより、回転軸19を軸周りに矢印aのように回転させるので、底板14を、図5に示す矢印cのように開放し、逆に、ロッド18aが縮めば、回転軸19を矢印bのように回転させるので、底板14を、図4に示す矢印dのように閉鎖する。この底板14を、底枠16に囲まれた部分に複数枚並べて設け、投入ボックス12の底を開閉可能としている。
【0030】
このため、投入ボックス12が、適度な高さに下降した後に底板14を開放できるので、ピット深さが深くても、廃棄物Dに衝撃が加わらないように排出できる。また、ピット13を深くすれば、一度に大量投入できるとともに、大量の廃棄物Dを貯留できるので、次工程へ安定的に材料を供給でき、収集車両の取り下ろし待ち時間を短縮できる。
【0031】
なお、前記シリンダ18には、周知の電動式のシリンダを使用しており、そのシリンダ18は、投入ボックス12に対して、トラニオン等(図示せず)を介してピン接合され、そのピンを介して、回転軸19に直交する方向に揺動可能となっている。このため、シリンダ18及びそのロッド18aは、回転軸19のアーム部19aの回動とともに、適宜追随して揺動できる。
【0032】
前記投入ボックス12の昇降は、前記投入ピット13内に設けたセンサー15からの情報によって制御される。センサー15は、図2に示すように、そのピット13内に2つ1組で設けられ、その2つ1組のセンサー15が、上下方向に一定間隔を隔てて設けらる。このセンサー15としては、例えば、ピット13内に堆積した廃棄物Dがセンサー15の光を遮断することにより、その光量の変化で山の高さを検出する光電管方式のものが用いられる。
【0033】
センサー15からの情報に基づいて、前記モータ29の回転、及び、前記投入ボックス12の下降高さを制御し、堆積した廃棄物Dの山の上面付近の適切な高さに投入ボックス12を停止させ、その位置で底板14を開放して積載した廃棄物Dを排出する。このようにすれば、投入ボックス12は、いかなる廃棄物Dの堆積状況であっても、排出時の落下距離が小さくなる適切な高さに自動的に停止するので、落下の衝撃を小さくできる。
【0034】
このセンサー15を設置する位置、間隔は、自由であるが、上下方向に密に設ければ、ピット13内の廃棄物D高さをより正確に検知できるので、よりきめ細かく投入ボックス12の昇降高さを制御できる。
【0035】
また、ピット13上面の側方には、搬入用の床面Fが設けられ、廃棄物Dを積載した収集車両が、この床面Fに停車して廃棄物Dを取り下ろすようになっている。この床面Fは、前記投入ピット13に向かって下向きに傾動するダンピングプレート20により構成され、そのダンピングプレート20は、図2に示すように、床面Fのピット13側に設けられたピン23を介して、床面Fにその一端側を接続する。その接続されたダンピングプレート20の裏面と地盤との間を、伸縮自在のシリンダ21によりピン22,22を介して連結し、そのシリンダ21が伸びることにより、プレート20の他端側が、図2に示す矢印xのように持ち上げられて、前記ピン23の軸周りに傾動する。
【0036】
このダンピングプレート20上に、収集車両が廃棄物Dを取り下ろすとともに、一定量の廃棄物Dが堆積したところで、そのダンピングプレート20を傾動させることにより、その廃棄物Dを滑らせて、投入ボックス12内に投入する。
【0037】
このとき、投入ボックス12の周囲には、載せられた廃棄物Dがこぼれないよう、床面F側を除いて周壁部17が設けられているので、投入された廃棄物Dがピット13内にこぼれない。
【0038】
この投入装置の作用を以下説明すると、図2に示すように、搬入用床面Fのダンピングプレート20に収集車両より廃棄物Dが取り下ろしされる。廃棄物Dが、例えば、ガラス瓶や空き缶等からなる混合物であれば、この段階でリサイクルの用に供されない異物を除去する。
【0039】
投入ボックス12を上昇させて、図2に実線で示す位置とし、その状態で、図中の鎖線で示すように、ダンピングボックス20を傾動させ、廃棄物Dを投入ボックス12に移し変える。この場合、収集車両から直接投入ボックス12に投入してもよい。
【0040】
廃棄物Dを載せた投入ボックス12は、自動運転により、図2又は図4の矢印yに示すように下降し、ピット13内に設けたセンサー15により検出した、堆積している廃棄物Dの山の上面付近で停止する。投入ボックス12が停止した後に、前記底板14を開放して、ピット13またはコンベア11上に廃棄物Dを排出する。この状態において、底板14の裏面が、堆積している廃棄物D、あるいはコンベア11上面に当たっていれば、底板14は、わずかな開度で開放していればよく、完全に開放していない状態であってもよい。
【0041】
底板14が、ある一定の開度まで開放した状態で、投入ボックス12の上昇を開始させ、さらに底板14を、図5に示す矢印cの方向に徐々に開放しながらゆっくりと上昇させる。すべての廃棄物Dが取り下ろされ、排出が終了すれば、投入ボックス12はさらに上昇して、図4に示す床面Fの高さで停止し、底板14を完全に閉じる。
【0042】
このようにすれば、底板14は、廃棄物Dの山に当接した状態から、徐々に上昇し、その上昇により生じた底板14裏面と、堆積した廃棄物Dとの隙間の拡大に合わせて底板14を徐々に開放できる。このため、投入ボックス12上の廃棄物Dと、ピット13内に堆積した廃棄物Dの上面との距離が短くなり、その排出時の落下距離を最小限にできる。
【0043】
この投入装置10では、ピット12内の廃棄物Dの堆積高さとともに、廃棄物Dの投入量、コンベア11による搬送量など、すべての情報を現場操作盤に表示させることができ、投入ボックス12の昇降や、底板14の開閉等の一連の運転は、手動運転により実施することができる。また、最初の廃棄物D投入から、投入ボックス12の下降、排出、上昇停止まで1サイクルとして設定すれば、自動運転とすることもできる。
【0044】
さらに、この一連の運転を、例えば、投入ボックス12の昇降の際の速度、頻度、また、底板14の開度、開閉速度等を調整して、ピット13への廃棄物Dの供給量と、コンベア11による搬送量とをあわせれば、ピット13内に廃棄物Dを貯留する必要がなく、効率的に次工程に搬送できる。
【0045】
この実施形態では、シリンダ18は、そのロッド18aが進退自在である電動式のシリンダを使用したが、この実施形態には限定されず、他の周知の伸縮自在のシリンダを使用できる。また、このシリンダ18に代えて、図6に示すように、投入ボックス12にモータ36を設け、モータ36の回転によりチェーン35を駆動して回転軸19を回転させ、前記底板14を図6の矢印c及びその逆方向に開閉するようにしてもよい。
【0046】
この投入装置10に用いられる昇降支持台26の位置や、床面Fの位置、高さは、この実施形態には限定されず、自由に設定可能である。すなわち、ピット13の昇降支持台26側、及び、シリンダ18の取付側を除けば、いずれの方向にも搬入用の床面Fを配置でき、さらに、複数方向から投入ボックス12に廃棄物Dを投入できるようにすることも可能である。また、ダンピングプレート20を省略して、投入ボックス12内に直接廃棄物Dを取り下ろすようにした構成も採用し得る。
【0047】
そのほか、投入ボックス12についても、その平面形状、周壁部17の有無、底板14の開閉方向、枚数なども、自由に設定可能であり、この実施形態には限定されない。
【0048】
さらに、この実施形態では、センサー15は、光電管方式のセンサー15をピット13内の適宜の箇所に上下方向に一定間隔を隔てて設け、各々のセンサー位置での廃棄物D堆積の有無を検知することにより、その堆積高さ(山の上面位置)を検知したが、この実施形態には限定されず、この光電管方式センサー以外のセンサーを用いた構成を採用し得る。例えば、超音波や電波等により、廃棄物Dの堆積高さを検知するレベル計形式のセンサーや、あるいは、前記センサーを投入ボックス12とともに昇降するようにして、その投入ボックス12下面と廃棄物D上面との距離を測定することにより堆積高さを検知するセンサーなどが考えられる。このセンサー15を設ける位置は、使用するセンサーの機能に応じて、ピット13に設けてもよいし、投入ボックス12に設けてもよく、また、その他の位置においても、前記堆積高さを検知し得る限りにおいて、その位置は自由に選択し得る。
【0049】
【発明の効果】
この発明は、底開式の投入ボックスを昇降自在に設けたので、大量の廃棄物を一度に投入でき、投入時の衝撃が少なくなるとともに、次工程へ継続して供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の斜視図
【図2】同実施形態の側面図
【図3】同実施形態の平面図
【図4】投入ボックスが上昇した状態を示す正面図
【図5】投入ボックスが下降して、底板を開放した状態を示す正面図
【図6】他の実施形態の正面図
【図7】従来例の廃棄物投入装置の概略図
【符号の説明】
1,10 投入装置
2 収集車両
3 バケット
4 ピット
5,11 コンベア
6 コンテナ
7,15 センサー
12 投入ボックス
13 投入ピット
14 底板
16 底枠
17 周壁部
18,21 シリンダ
18a ロッド
19 回転軸
19a アーム部
20 ダンピングプレート
25 ガイド
25a ローラ
26 昇降支持台
27 案内レール
28,31 ワイヤ
29,36 モータ
D 廃棄物
F 床面

Claims (5)

  1. 投入ピット13の底に、次工程に搬送するコンベア11の始端を臨ませ、前記投入ピット13の側方床面Fからその投入ピット13に廃棄物Dを投入する廃棄物投入装置において、
    前記投入ピット13のコンベア11始端の上方に底が開閉可能な投入ボックス12を昇降可能に設けて、その投入ボックス12に前記床面から廃棄物Dを投入するようにしたことを特徴とする廃棄物投入装置。
  2. 前記投入ボックス12の昇降は、前記ピット13内への廃棄物D堆積高さを検知するために設けたセンサー15により、その投入ボックス12の下降高さが制御されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物投入装置。
  3. 前記センサー15は、前記ピット13又は投入ボックス12に設けられることを特徴とする請求項2に記載の廃棄物投入装置。
  4. 前記床面Fを、前記投入ピット13に向かって下向きに傾動するダンピングプレート20により構成し、そのダンピングプレート20を傾動することにより、その上の廃棄物を投入ボックス12に投入するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の廃棄物投入装置。
  5. 前記投入ピット13上面側方に昇降支持台26を設けて、その昇降支持台26に、対の案内レール27,27を上下方向に設け、前記投入ボックス12の昇降支持台26側の端部に、対の昇降用ガイド25,25を上下方向に設け、前記対の昇降用ガイド25,25が、前記対の案内レール27,27にそれぞれ離脱することなく嵌まることにより、投入ボックス12は、前記案内レール27に沿って昇降可能となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の廃棄物投入装置。
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