JP2004306964A - ロール品格納箱 - Google Patents

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Masaru Sudo
優 須藤
Toshiharu Togashi
俊晴 富樫
Mitsuru Maruyama
充 丸山
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Abstract

【課題】ロール品格納箱において、ロール品を簡易に装填でき、かつロール品のシートをスムースに引き出し可能にすること。
【解決手段】ロール品格納箱10であって、シート1を巻いたロール品2を格納するとともに、ロール品2の一端シート1を引き出す取出口31を備え、該シート1の引き出し方向に沿う前後2位置に前ローラー21と後ローラー22を設け、両ローラー21、22の上にロール品2を載置可能にするもの。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は滅菌バッグ等のシート状製品を連続化した長尺シートを巻いたロール品等のための格納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロール品格納箱として、特許文献1に記載の如く、ロール品の巻軸の両端を格納箱の両側板に回転自在に軸支した支持部材に支持させるものがある。
【0003】
他のロール品格納箱として、特許文献2に記載の如く、ロール品を格納箱の受底板に載置させるものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開昭62−23040(3頁、第1図)
【0005】
【特許文献2】
実開昭55−1663(3頁、第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1のロール品格納箱では、ロール品の巻軸を格納箱の両側板に設けてある支持部材に嵌着させる必要があり、1つの格納箱を多くのロール品のために繰り返し使用しようとするときに困難がある。
【0007】
特許文献2のロール品格納箱では、ロール品のシートを引き出すときに、シートが受底板をこする如くになり、シートをスムースに引き出すことに困難がある。
【0008】
本発明の課題は、ロール品格納箱において、ロール品を簡易に装填でき、かつロール品のシートをスムースに引き出し可能にすることある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、シートを巻いたロール品を格納するとともに、ロール品の一端シートを引き出す取出口を備え、該シートの引き出し方向に沿う前後2位置に前ローラーと後ローラーを設け、両ローラーの上にロール品を載置可能にするようにしたロール品格納箱である。
【0010】
【発明の実施の形態】
ロール品格納箱10は、図1〜図3に示す如く、シート状製品である滅菌バッグを連続化した長尺シート1を巻いたロール品2を格納するとともに、ロール品2の一端シート1を引き出して1枚の滅菌バッグ分を切断して取り出すことを繰り返すように用いられる。
ロール品格納箱10は、透明の塩ビ板等からなる、底板11、天板12、両側板13、14、背面板15により、正面開口部16を備えた箱体10Aを構成し、一方の側板13に蝶番17を介してヒンジ結合した蓋18により開口部16を開閉する。蓋18は開閉操作用の指挿入孔18Aを備える。側板14の前縁側外面にはマジックテープ(登録商標)からなる閉止片19Aが固定され、蓋18の自由端の外面にはマジックテープ(登録商標)からなる係着片19Bが固定され、閉止片19Aを閉じ状態の蓋18の係着片19Bに着脱することにより、蓋18の閉じ状態を解除又は維持できる。
【0011】
ロール品格納箱10は、箱体10Aの内部における両側板13、14の下端側で、シート1の引き出し方向に沿う前後2位置(開口部16の側が前)に、2本の互いに平行をなす前ローラー21と後ローラー22を設け、両ローラー21、22の上にロール品2を載置可能にする。前ローラー21(後ローラー22も同じ)は、図4に示す如く、複数の塩ビ管等からなるローラー体21A(22A)を支軸23に回転自在に挿通し、支軸23の両端部を側板13、14のそれぞれに設けた軸孔に嵌合し、側板14の外側から支軸23の一端に螺入される止ねじ24により該支軸23を固定化する。
【0012】
ロール品格納箱10は、前後のローラー21、22の相互間で、両ローラー21、22の上に載置したロール品2のシート1を引き出す方向の進み側に位置する前ローラー21を、底板11に対して後ローラー22より高位に設定している。
【0013】
ロール品格納箱10は、開口部16を閉じた蓋18の上縁部と天板12の下縁部との間に、ロール品2の一端シート1を引き出す上取出口31を備える。両ローラー21、22の上に載置したロール品2の一端シート1は、ロール品2の上部外周からくり出されて上取出口31経由で外部に引き出しできる(図3)。
【0014】
ロール品格納箱10は、上取出口31から引き出されたシート1を保持するシート戻り防止部32を上取出口31に設けてある。シート戻り防止部32は、塩ビシート又はゴムシートからなり、開口部16を閉じた蓋18の上縁部に隙間なく沿う帯状をなし、図5に示す如く、天板12の前縁部及び天板12の下縁部に固定的に設けた取付桟33に止ねじ34により取付けられる。上取出口31から引き出されるシート1は、シート戻り防止部32により蓋18の上縁部に挟み付けられて保持される。シート1は、シート戻り防止部32の挟み付けに基づく保持力に抗する引き出し力の付加により引き出し可能とされるし、引き出し力が付加されない状態ではシート戻り防止部32の保持力によって箱内への引戻しを阻止される。
【0015】
尚、ロール品格納箱10は、開口部16を閉じた状態の蓋18の自由端の下縁部を載せる蓋支持部14Aを側板14の前縁下部に備え、蓋18の自由端側がその自重で傾くことを回避し、シート戻り防止部32を蓋18の上縁部に沿う全長に渡り隙間なく延在させる。
【0016】
ロール品格納箱10は、開口部16を閉じた蓋18の下縁部と底板11の上縁部との間に、ロール品2の一端シート1を引き出す下取出口41を備える。両ローラー21、22の上に載置したロール品2の一端シート1は、ロール品2の下部外周から前ローラー21の上側面を介してくり出され、下取出口41経由で外部に引き出しできる(図3)。シート1は、引き出し力が付加されないとき、ロール品2と前ローラー21の上端面との間に挟まれていて箱内への引戻しを阻止される。
【0017】
ロール品格納箱10は、品種の異なる複数のロール品2A、2Bを同一のローラー21、22の上に載置して格納可能にし、相隣るロール品2A、2Bの格納領域の間に仕切板51を設ける。仕切板51は、図6に示す如く、板状体をなし、2本の突状ピン52を下端面から突出するとともに、1本の突状ピン53を上端面から突出し、両突状ピン52を底板11の前後2位置に設けた2個の孔54に、突状ピン53を天板12に設けた1個の孔55に係脱される。突状ピン52の突出長aより、仕切板51の上端面が天板12との間に形成する隙間bを大きくし、突状ピン53の全長を孔55に挿入した状態で、突状ピン52を孔54に係脱し、結果として仕切板51を格納箱10に対し着脱自在にセット可能にする。ロール品格納箱10は、両ローラー21、22の長手方向に沿う複数位置に、複数組の孔54と孔55を離隔配置し、仕切板51の突状ピン52と突状ピン53を各組の孔54と孔55に選択的に係入し、仕切板51がロール品格納箱10の内部に形成するロール品2のための格納領域の幅を変更可能にする。
【0018】
尚、ロール品格納箱10は天板12と両側板13、14を1枚の塩ビ板の曲げ加工により形成しており、天板12と両側板13、14との交差部を図7に示す如くの丸味状曲げ加工部61とし、ロール品格納箱10の強度向上を図っている。
【0019】
また、ロール品格納箱10は相交差する板のコーナー部、例えば両側板13、14と背面板15との交差部のコーナー部に図8に示す如くの三角柱状補強桟62を接合し、ロール品格納箱10の強度向上を図っている。
【0020】
尚、ローラー体21A(22A)の長さは、複数のロール品2A、2B等の最小幅品種の幅と略同じ、若しくは短くすることが好ましい。これによれば、1つのロール品2Aのシート1の引き出し時に、当該ロール品2Aの回転に連れ回るローラー体21A(22A)の回転により、隣りのロール品2Bが連れ回りすることがなく、隣りのロール品2Bのシート1が収納箱10内で繰り出されてしまうことがないから、ロール品2A、2Bを外観的に整然に保ちながら所望のロール品2Aだけを安定的に取出すことができる。
【0021】
また、ロール品格納箱10は底板11の下面の4隅に滑り止めゴム板63を貼着し、テーブル等の上に滑りなく据付け可能にする。
【0022】
従って、ロール品格納箱10は以下の如くに使用される。
(1)ロール品格納箱10に格納される予定のロール品2A、2Bの幅サイズに応じ、仕切板51をセットする。
【0023】
(2)ロール品2A、2Bのそれぞれをロール品格納箱10の開口部16から箱内の仕切板51によって区画された格納領域のそれぞれに入れ、前ローラー21と後ローラー22の上に載置する。ロール品2A、2Bの一端シート1をロール品格納箱10の上取出口31(又は下取出口41)から箱外に引き出すようにして、蓋18により開口部16を閉じる。蓋18は自由端の下縁部を蓋支持部14Aの上に載せ、上取出口31から引き出されたロール品2A、2Bのシート1を、シート戻り防止部32により蓋18の上縁部に対し挟み付け保持可能にする。
【0024】
(3)ロール品格納箱10の上取出口31(又は下取出口41)から引き出されているロール品2A(又は2B)のシート1を更に引き出し、必要長さのシート1をハサミ等で切断して取出す。ロール品2A(又は2B)の側に残存するシート1の切断端は箱外に位置付けられて次回の引き出しに備える。
【0025】
本実施形態によれば以下の作用効果を奏する。
(請求項1に対応する作用効果)
▲1▼ロール品2を前ローラー21と後ローラー22の上に載置することにより格納するものであり、ロール品2を簡易に装填できる。ロール品2は前ローラー21と後ローラー22の上に載置されているため、シート1の引き出しによってロール品2が前ローラー21と後ローラー22の上で回転するとき、前ローラー21と後ローラー22がロール品2の回転に連れ回り、シート1を抵抗なくスムースに引き出しできる。
【0026】
(請求項2に対応する作用効果)
▲2▼シート1の一端を上取出口31から引き出して切断したとき、ロール品2の側に残存するシート1が格納箱10の内部でたるむと、該シート1の切断端はそのたるみの影響で箱内に戻ってしまい、次回のシート1の引き出しに際し、蓋18を開け、該シート1の切断端を上取出口31に挿通して箱外に導き出す余分な作業が必要になる。本実施形態では、上取出口31にシート戻り防止部32を設けたから、シート1の切断端が箱内に戻ることがなく、次回のシート1の引き出しを直ちに実施できる。
【0027】
(請求項3に対応する作用効果)
▲3▼前ローラー21を後ローラー22より高位に設定した。従って、シート1に加える引き出し力が、ロール品2に及び、ロール品2を引き出し方向の進み側に引張り出す方向に作用するものの、高位に設定されている前ローラー21がロール品2の引張り出しを阻止する。
【0028】
(請求項4に対応する作用効果)
▲4▼格納箱10の内部で相隣るロール品2A、2Bの格納領域の間に仕切板51を設けた。従って、1つのロール品2Aのシート1の引き出しにより、当該ロール品2Aが回転するとき、このロール品2Aの回転が隣りのロール品2Bを連れ回りさせることがなく、各ロール品2A、2Bのシート1をそれぞれ安定的に引き出しできる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ロール品格納箱において、ロール品を簡易に装填でき、かつロール品のシートをスムースに引き出しできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はロール品格納箱を示す斜視図である。
【図2】図2はロール品格納箱を示す一部破断の正面図である。
【図3】図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図4はローラーの設置構造を示す模式図である。
【図5】図5はシート戻り防止部の設置構造を示す模式図である。
【図6】図6は仕切板の設置構造を示す模式図である。
【図7】図7は箱体の曲げ加工部を示す模式図である。
【図8】図8は箱体の補強部を示す模式図である。
【符号の説明】
1 シート
2、2A、2B ロール品
10 ロール品格納箱
21 前ローラー
22 後ローラー
31 上取出口
32 シート戻り防止部
41 下取出口
51 仕切板

Claims (4)

  1. シートを巻いたロール品を格納するとともに、ロール品の一端シートを引き出す取出口を備え、該シートの引き出し方向に沿う前後2位置に前ローラーと後ローラーを設け、両ローラーの上にロール品を載置可能にするロール品格納箱。
  2. 前記取出口から引き出されたシートを保持するシート戻り防止部を該取出口に設けた請求項1に記載のロール品格納箱。
  3. 前記前後のローラーの相互間で、引き出し方向の進み側に位置する前ローラーをより高位に設定した請求項1又は2に記載のロール品格納箱。
  4. 複数の前記ロール品を格納可能にし、相隣るロール品の格納領域の間に仕切板を設けた請求項1〜3のいずれかに記載のロール品格納箱。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011073698A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 収納体
JP3203681U (ja) * 2016-01-07 2016-04-14 裕明 松村 巻回ラップフィルム用内装部材およびラップフィルム製品

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