JP2004305464A - 遊技場店舗設備の運転制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技場店舗設備を消費電力の無駄を抑えて効率良く運転でき、電力料金を節約できる遊技場店舗設備の運転制御システムを提供する。
【解決手段】複数台の遊技機2を有する遊技場1に設置される店舗設備5,6の運転を制御するにあたり、複数台の遊技機2の現時点での稼働台数を検出し、その検出した稼働台数に基づいて店舗設備5,6の運転を自動的に制御する。これにより、店舗設備5,6を効率良く運転することができ、消費電力の無駄が抑えられる。したがって、遊技場店舗における省エネルギー化および電力料金の節約を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技場に設置される店舗設備の運転制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコホール等の遊技場においては、法律によって場内の衛生的環境を確保することが義務付けられている。このため、遊技場では、一般に、給気ファンおよび排気ファンを有する給排気設備を設置して、場内の空気を浄化するようにしている。
【0003】
一方、遊技場には、複数台の遊技機および球貸し機を整列して配置した遊技機島を設置したものがある。この遊技機島では、下部に各遊技機から排出された遊技媒体(例えば、パチンコ球)を貯留する貯留タンクを設置し、中央部にはタンク内の遊技媒体を上部まで揚送しながら研磨する研磨揚送機を立設して、研磨揚送機により揚送された遊技媒体を、配給樋を経て各遊技機および各球貸し機に分配するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2576420号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の給排気設備においては、給気ファンおよび排気ファンの回転数を、現時点での遊技機の稼働台数に関係なく、遊技場内の全ての遊技機が稼動状態、すなわち満席のときに、政令で定められた環境基準を達成できる回転数に設定して、その設定回転数で給気ファンおよび排気ファンを常時回転させるようにしている。
【0006】
同様に、従来の遊技機島においても、研磨揚送機による遊技媒体の揚送速度を、現時点での遊技機の稼働台数に関係なく、当該遊技機島の全ての遊技機島が満席のときに、各遊技機および各球貸し機に遊技媒体を安定して分配できる速度に設定して、その設定揚送速度で研磨揚送機を原則として常時駆動するようにしている。
【0007】
しかしながら、遊技場や遊技機島は、新装オープンや遊技機入れ替え等の特定の日や時間帯を除くと、常時満席になることは殆どない。しかも、遊技場の営業時間は、法律や条例によって規制されているものの、例えば午前10時から午後11時までと長く、開店前および閉店後のメンテナンス時間を入れると、上記の給排気設備や遊技機島の稼働時間は極めて長くなっている。
【0008】
このため、上述した従来の給排気設備や研磨揚送機では、満席時以外の過剰運転時間が長くなって、消費電力の無駄が多くなり、電力料金の高騰を招いていた。
【0009】
従って、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、遊技場店舗設備を消費電力の無駄を抑えて効率良く運転でき、電力料金を節約できる省エネルギーに優れた遊技場店舗設備の運転制御システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に記載の発明は、複数台の遊技機を有する遊技場に設置される店舗設備の運転を制御する運転制御システムであって、
上記複数台の遊技機の現時点での稼働台数を検出し、
その検出した稼働台数に基づいて上記店舗設備の運転を自動的に制御することを特徴とする。
【0011】
請求項1に記載の発明によると、遊技機の現時点での稼働台数に基づいて店舗設備の運転を自動的に制御するので、店舗設備を効率良く運転でき、これにより消費電力の無駄が抑えられて省エネルギー化および電力料金の節約が図れる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1の遊技場店舗設備の運転制御システムにおいて、上記稼働台数を、上記複数台の遊技機を監視するホールコンピュータによる監視結果に基づいて検出することを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明によると、ホールコンピュータを備える遊技場では、ホールコンピュータによって遊技機一台毎のアウト、セーフ、差引数、特賞回数・履歴、始動数等のデータが一定間隔で更新表示されるようになっていると共に、遊技種・機種・遊技機島・グループ毎の稼働台数・率も表示されるようになっているので、このホールコンピュータから稼働台数情報を簡単に得ることができ、システム構成の簡略化が図れる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の遊技場店舗設備の運転制御システムにおいて、上記店舗設備は上記遊技場の給排気設備であり、
上記給排気設備には対を成す給気ファンおよび排気ファンを設け、
上記稼働台数に基づいて、上記対を成す給気ファンおよび排気ファンの回転数を、稼働台数が少ないときは低速に、多いときは高速に制御することを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明によると、給排気設備を構成する対を成す給気ファンおよび排気ファンの回転数が、稼働台数に基づいて、稼働台数が少ないときは低速に、多いときは高速に自動的に制御されるので、遊技場内を効率良く換気でき、これにより給排気設備の消費電力の無駄が抑えられて省エネルギー化および電力料金の節約が図れる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項3の遊技場店舗設備の運転制御システムにおいて、上記対を成す給気ファンおよび排気ファンを複数のエリアに対応して設け、
上記稼働台数を上記エリア毎に検出して、対応するエリアの上記対を成す給気ファンおよび排気ファンの回転数を制御することを特徴とする。
【0017】
請求項4の発明によると、エリア毎の稼働台数に基づいて、エリア単位で換気が制御されるので、遊技場内のきめ細かな換気制御が可能となる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、請求項3または4の遊技場店舗設備の運転制御システムにおいて、上記稼働台数の変化率に応じて、上記対を成す給気ファンおよび排気ファンの目標回転数への到達時間を、変化率が低いときは速く、変化率が高いときは遅くして、上記対を成す給気ファンおよび排気ファンの回転数を上記目標回転数まで連続的に変化させることを特徴とする。
【0019】
請求項5の発明によると、稼働台数の変化率に応じて、給気ファンおよび排気ファンの回転数が、いわゆるファジィー制御されて急激に変化することがないので、給気ファンおよび排気ファンの劣化が防止でき、長寿命化が図れる。
【0020】
請求項6に記載の発明は、請求項4の遊技場店舗設備の運転制御システムにおいて、上記複数のエリアを同一フロアに設定したことを特徴とする。
【0021】
請求項6の発明によると、同一フロア内でのきめ細かな換気制御が可能となり、これにより給排気設備の消費電力の無駄をより抑えることができて電力料金のさらなる節約が図れ、より省エネルギー化に寄与することが可能となる。
【0022】
請求項7に記載の発明は、請求項4の遊技場店舗設備の運転制御システムにおいて、上記複数のエリアを異なるフロアに設定したことを特徴とする。
【0023】
請求項7の発明によると、フロア毎の稼働台数に基づいて、フロア単位で換気が制御されるので、遊技場内をより効率良く換気制御することが可能となる。
【0024】
請求項8に記載の発明は、請求項1または2の遊技場店舗設備の運転制御システムにおいて、上記店舗設備は、整列して配置された複数台の遊技機を有する遊技機島に設けられた遊技媒体の揚送機であり、
上記遊技機島における現時点での遊技機の稼働台数に基づいて、上記揚送機による遊技媒体の揚送速度が、稼働台数が少ないときは低速に、多いときは高速となるように上記揚送機を制御することを特徴とする。
【0025】
請求項8の発明によると、遊技機島に設置されている揚送機が、その遊技機島における遊技機の稼働台数に基づいて、稼働台数が少ないときは遊技媒体を低速に、多いときは高速に揚送するように自動的に制御されるので、揚送機を効率良く運転でき、これにより遊技機島設備の消費電力の無駄が抑えられて省エネルギー化および電力料金の節約が図れる。
【0026】
請求項9に記載の発明は、請求項8の遊技場店舗設備の運転制御システムにおいて、上記揚送機による遊技媒体の揚送速度を、上記稼働台数に基づいて段階的に制御することを特徴とする。
【0027】
請求項9の発明によると、稼働台数に基づいて揚送機による遊技媒体の揚送速度を段階的に制御するので、制御の簡略化が図れる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による遊技場店舗設備の運転制御システムの実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1および図2は本発明の第1実施の形態を示すもので、図1はシステム全体の概略構成を示す図、図2はその動作を説明するための図である。
【0029】
本実施の形態は、パチンコホール1の給排気設備の運転を制御するもので、パチンコホール1には複数台の遊技機2が設置されており、これらは周知のホールコンピュータ3により監視されて、一台毎のアウト、セーフ、差引数、特賞回数・履歴、始動数等のデータが一定間隔で更新表示されるようになっていると共に、遊技種・機種・遊技機島・グループ毎の稼働台数・率も表示されるようになっている。
【0030】
本実施の形態では、給排気設備として対を成す給気ファン5および排気ファン6を設け、これらの給気ファン5および排気ファン6の回転数を、給排気設備操作盤7の制御のもとにインバータ盤8を介して手動または自動で制御するようにすると共に、それらの運転状態を給排気設備操作盤7で監視するようにする。
【0031】
すなわち、給排気設備操作盤7の操作により手動制御または自動制御を選択するようにして、手動制御を選択した場合には、給排気設備操作盤7に設けられているボリューム等の操作により、インバータ盤8を介して給気ファン5および排気ファン6の回転数を任意に調整し、自動制御を選択した場合には、ホールコンピュータ3による監視結果から得られる現時点での遊技機2の稼働台数情報に基づいてインバータ盤8を介して給気ファン5および排気ファン6の回転数を自動的に調整する。
【0032】
このため、本実施の形態では、ホールコンピュータ3から稼働台数情報を取り出し、この情報をデジタル/アナログ(D/A)変換器9でアナログの制御信号に変換して給排気設備操作盤7に供給する。
【0033】
ここで、D/A変換器9から出力する稼働台数情報に基づく制御信号は、電流値、電圧値等の種々の形態が可能であるが、例えば遊技機2の総数が1000台の場合には、稼働台数0台〜1000台で4mA(0台)〜20mA(1000台)の制御信号を出力するようにする。
【0034】
このようにして、図2に示すように、制御信号が4mAのときは、給気ファン5および排気ファン6を設定回転数の例えば60%で回転させて給排気量を少なくし、制御信号が16mA以上のとき、すなわち稼働台数が約75%(750台)以上のときは、給気ファン5および排気ファン6を例えば設定回転数(100%)で回転させて給排気量を多くし、制御信号が4mA〜16mAの間では、給気ファン5および排気ファン6を設定回転数の60%〜100%の間で、制御信号の大きさに比例した回転数で回転させる。
【0035】
なお、上記の設定回転数は、全ての遊技機2が満席になったときに、政令で定められた環境基準を達成できる回転数とする。
【0036】
このように、本実施の形態では、遊技機2を管理するホールコンピュータ3から現時点での遊技機2の稼働台数情報を得、その情報に基づいて給気ファン5および排気ファン6の回転数を、稼働台数が少ないときは低速に制御して給排気量を少なくし、多いときは高速に制御して給排気量を多くするようにしたので、簡単な構成で給排気設備を効率良く運転でき、これにより消費電力の無駄を抑えて省エネルギー化を図ることができ、電力料金を節約することができる。
【0037】
(第2実施の形態)
図3は、本発明の第2実施の形態による遊技場店舗設備の運転制御システムの概略構成を示す図である。
【0038】
本実施の形態は、パチンコホール1の同一フロアを複数のエリアに分割して、その各エリアに対を成す給気ファン5および排気ファン6を設ける。図3では、同一フロアに、それぞれ複数台の遊技機(図示せず)を整列して配置した二つの遊技機島11a,11bを有する場合において、遊技機島毎にエリアを分割して、遊技機島11aのエリアに対を成す給気ファン5aおよび排気ファン6aを設け、遊技機島11bのエリアに対を成す給気ファン5bおよび排気ファン6bを設けた場合を示している。
【0039】
また、ホールコンピュータ3からは、遊技機島毎すなわちエリア毎の稼働台数情報を得、そのエリア毎の稼働台数情報をそれぞれD/A変換器9a,9bでアナログの制御信号に変換して給排気設備操作盤7に供給する。そして、インバータ盤8を介して対応するエリアの給気ファン5aおよび排気ファン6a、並びに給気ファン5bおよび排気ファン6bの回転数を第1実施の形態と同様に制御する。
【0040】
このように、本実施の形態では、同一フロアを複数のエリアに分割し、ホールコンピュータ3から得られるエリア毎の稼働台数情報に基づいて対応する給気ファン5および排気ファン6の回転数を制御するようにしたので、パチンコホール1内をきめ細かに換気制御することができる。
【0041】
(第3実施の形態)
本発明の第3実施の形態では、上記の第1実施の形態あるいは第2実施の形態において、インバータ盤8に供給される稼働台数に基づく制御信号の変化率、すなわち稼働台数の変化率に応じて、対を成す給気ファン5および排気ファン6の目標回転数への到達時間を変化させる。
【0042】
すなわち、図4(a)に示すように、稼働台数の増加により制御信号が大きく変化する場合において、その変化率が低い場合には、破線で示すように目標回転数への到達時間を速くし、変化率が高い場合には、一点鎖線で示すように目標回転数への到達時間を遅くして、給気ファン5および排気ファン6の回転数を目標回転数まで連続的に変化させる。
【0043】
同様に、図4(b)に示すように、稼働台数の減少により制御信号が小さく変化する場合において、その変化率が低い場合には、破線で示すように目標回転数への到達時間を速くし、変化率が高い場合には、一点鎖線で示すように目標回転数への到達時間を遅くして、給気ファン5および排気ファン6の回転数を目標回転数まで連続的に変化させる。
【0044】
このように、稼働台数の変化率に応じて、給気ファン5および排気ファン6の回転数を、いわゆるファジィー制御すれば、回転数が急激に変化することがないので、給気ファン5および排気ファン6の劣化を防止でき、長寿命化を図ることができる。
【0045】
(第4実施の形態)
図5および図6は本発明の第4実施の形態を示すもので、図5はシステム全体の概略構成を示す図、図6はその動作を説明するための図である。
【0046】
本実施の形態は、パチンコホール1に設置されている遊技機島の研磨揚送機の運転を、当該遊技機島に配列されている遊技機の稼働台数に応じて制御するものである。
【0047】
すなわち、図5に示すように、遊技機島11には、複数台の遊技機2および球貸し機13が整列して配置されており、その下部には各遊技機2から排出された遊技媒体であるパチンコ球を貯留する貯留タンク14が設けられ、中央部には貯留タンク14内のパチンコ球を上部まで揚送しながら研磨する研磨揚送機15が立設されて、研磨揚送機15により揚送されたパチンコ球が配給樋16を経て各遊技機2および各球貸し機13に分配されるようになっている。ここで、研磨揚送機15は、駆動モータ17により駆動されて、貯留タンク14内のパチンコ球を上部まで研磨しながら揚送するように構成されている。
【0048】
本実施の形態では、ホールコンピュータ3から当該遊技機島11における現時点での遊技機2の稼働台数情報を取り出し、この情報をD/A変換器18でアナログの制御信号に変換して補給設備操作盤20に供給し、補給設備操作盤20からインバータ盤19に供給する。
【0049】
これにより、駆動モータ17の回転数、すなわちパチンコ球の揚送速度を、入力される制御信号に基づいて、例えば図6に示す高速、中速、低速の三段階のうちの対応する速度に制御する。ここで、高速、中速、低速の回転数は、例えば稼働台数が8割以上の場合には高速、4割以上〜8割未満では中速、4割未満では低速、というように任意に設定することができる。
【0050】
このように、本実施の形態では、遊技機島11における遊技機2の稼働台数に基づいて、稼働台数が少ないときはパチンコ球を低速に、多いときは高速に揚送するように、研磨揚送機15の駆動モータ17の回転数を三段階で制御するようにしたので、簡単な制御で研磨揚送機15を効率良く運転でき、これにより遊技機島11の消費電力の無駄を抑えて省エネルギー化を図ることができ、電力料金を節約することができる。
【0051】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、現時点での遊技機の稼働台数は、ホールコンピュータに限らず、独立して検出することもできる。また、本発明は、上述した給排気設備や遊技機島の研磨揚送機の店舗設備に限らず、稼働台数に基づいて場内あるいは遊技機の照明機器を調光する等、他の店舗設備の運転制御にも適用することができる。
【0052】
さらに、第2実施の形態では、同一フロアを複数のエリアに分割したが、パチンコホール1が複数のフロアからなる場合には、フロア毎にエリアを分割して同様に制御することもできるし、さらに各フロアを複数のエリアに分割して同様に制御することもできる。また、第4実施の形態では、遊技機島11における遊技機2の稼働台数に応じて、研磨揚送機15の駆動モータ17の回転数を三段階で制御するようにしたが、二段階で制御したり、四段階以上で制御したり、あるいは連続的に制御したりすることもできる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、遊技機の現時点での稼働台数を検出して、その検出した稼働台数に基づいて遊技場に設置されている店舗設備の運転を自動的に制御するようにしたので、店舗設備を効率良く運転することができる。従って、消費電力の無駄を抑えることができるので、省エネルギー化に寄与することができ、電力料金を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態による遊技場店舗設備の運転制御システムの概略構成を示す図である。
【図2】第1実施の形態の動作を説明するための図である。
【図3】本発明の第2実施の形態による遊技場店舗設備の運転制御システムの概略構成を示す図である。
【図4】本発明の第3実施の形態の動作を説明するための図である。
【図5】本発明の第4実施の形態による遊技場店舗設備の運転制御システムの概略構成を示す図である。
【図6】第4実施の形態の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 パチンコホール
2 遊技機
3 ホールコンピュータ
5,5a,5b 給気ファン
6,6a,6b 排気ファン
7 給排気設備操作盤
8,19 インバータ盤
9,9a,9b,18 D/A(デジタル/アナログ)変換器
11,11a,11b 遊技機島
13 球貸し機
14 貯留タンク
15 研磨揚送機
16 配給樋
17 駆動モータ
20 補給設備操作盤

Claims (9)

  1. 複数台の遊技機を有する遊技場に設置される店舗設備の運転を制御する運転制御システムであって、
    上記複数台の遊技機の現時点での稼働台数を検出し、
    その検出した稼働台数に基づいて上記店舗設備の運転を自動的に制御することを特徴とする遊技場店舗設備の運転制御システム。
  2. 上記稼働台数を、上記複数台の遊技機を監視するホールコンピュータによる監視結果に基づいて検出することを特徴とする請求項1に記載の遊技場店舗設備の運転制御システム。
  3. 上記店舗設備は上記遊技場の給排気設備であり、
    上記給排気設備には対を成す給気ファンおよび排気ファンを設け、
    上記稼働台数に基づいて、上記対を成す給気ファンおよび排気ファンの回転数を、稼働台数が少ないときは低速に、多いときは高速に制御することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場店舗設備の運転制御システム。
  4. 上記対を成す給気ファンおよび排気ファンを複数のエリアに対応して設け、
    上記稼働台数を上記エリア毎に検出して、対応するエリアの上記対を成す給気ファンおよび排気ファンの回転数を制御することを特徴とする請求項3に記載の遊技場店舗設備の運転制御システム。
  5. 上記稼働台数の変化率に応じて、上記対を成す給気ファンおよび排気ファンの目標回転数への到達時間を、変化率が低いときは速く、変化率が高いときは遅くして、上記対を成す給気ファンおよび排気ファンの回転数を上記目標回転数まで連続的に変化させることを特徴とする請求項3または4に記載の遊技場店舗設備の運転制御システム。
  6. 上記複数のエリアを同一フロアに設定したことを特徴とする請求項4に記載の遊技場店舗設備の運転制御システム。
  7. 上記複数のエリアを異なるフロアに設定したことを特徴とする請求項4に記載の遊技場店舗設備の運転制御システム。
  8. 上記店舗設備は、整列して配置された複数台の遊技機を有する遊技機島に設けられた遊技媒体の揚送機であり、
    上記遊技機島における現時点での遊技機の稼働台数に基づいて、上記揚送機による遊技媒体の揚送速度が、稼働台数が少ないときは低速に、多いときは高速となるように上記揚送機を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場店舗設備の運転制御システム。
  9. 上記揚送機による遊技媒体の揚送速度を、上記稼働台数に基づいて段階的に制御することを特徴とする請求項8に記載の遊技場店舗設備の運転制御システム。
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