JP2004305278A - 手持ち式電気温熱治療器 - Google Patents
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Abstract
【課題】鍼、灸、指圧等による治療及び温熱治療を総合的に実施可能とする。
【解決手段】手持ち使用を可能にするホルダー型の器具本体11と、器具本体内に設けられた電気ヒーター及び電気ヒーター12への通電のための電気回路と、器具本体11から突出し、その基端にて電気ヒーター12により加熱され、かつその熱を先端方向へ伝達可能な伝熱軸18と、伝熱軸18に軸と交叉するように取り付けられ、周縁に小突起22を有する回転板21と、同じく伝熱軸18の先端部に設けられた指圧突部23とを有する手持ち式電気温熱治療器。
【選択図】 図2
【解決手段】手持ち使用を可能にするホルダー型の器具本体11と、器具本体内に設けられた電気ヒーター及び電気ヒーター12への通電のための電気回路と、器具本体11から突出し、その基端にて電気ヒーター12により加熱され、かつその熱を先端方向へ伝達可能な伝熱軸18と、伝熱軸18に軸と交叉するように取り付けられ、周縁に小突起22を有する回転板21と、同じく伝熱軸18の先端部に設けられた指圧突部23とを有する手持ち式電気温熱治療器。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、指圧や灸或いは鍼等の治療を行うための電気温熱治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
指圧、灸、鍼等の治療には、従来、夫々専用の器具を用いており、従って治療も特定の目的で行われる。複数の作用を加えるものも、例えば、灸頭鍼であるとか、電気鍼等に見られるように公知であるが、これらは鍼治療の一つである。
【0003】
なお、従来例としては特開平6−154284号に電気温灸ツボ治療器具があり、略L字状ハンド部材の先に突起物を設けている。また、登録実用新案第3042925号は鍼と灸を同時に行うことができる灸装置を提案している。前者は単なる加温による器具であり、後者は鍼と灸を同時に行なうことができるとするが生体に密着させる必要があり、使用しにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記実情に着目してなされたもので、その課題は、鍼、灸、指圧等による治療及び温熱治療を総合的に実施することができる手持ち式電気温熱治療器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本発明では、電気温熱治療器を、手持ち使用を可能にするホルダー型の器具本体と、器具本体内に設けられた電気ヒーター及び電気ヒーターへの通電のための電気回路と、器具本体から突出し、その基端にて電気ヒーターにより加熱され、かつその熱を先端へ伝達可能な伝熱軸と、伝熱軸に軸と交叉するように取り付けられ、周縁に小突起を有する回転板と、同じく伝熱軸の先端部に設けられた指圧突部によって構成するという手段を講じたものである。
【0006】
本発明の器具は、指圧、灸、鍼等による治療を、一人で、同時に行なうことを目的とする。従って、指圧のための手段と、鍼治療のための手段及びそれらに温熱を加える手段を備えており、各手段を選択して或いは総合して治療に適用することができる。
【0007】
器具本体は手持ち使用に適したホルダー型を有しており、ペングリップ式に持ち、或いはシェイクハンド式にも握り持つことができる。その内部には、電気ヒーター及び電気ヒーターへの通電のための電気回路が組み込まれている。電気回路は、電源装置を含み、電源装置としては、家庭電源にコードで接続して給電を受ける方式、及び器具本体内に電池を有するコードレス方式のどちらも適用可能である。
【0008】
器具本体には、器具本体から突出し、かつ基端にて電気ヒーターにより加熱され、熱を先端へ伝達可能な伝熱軸が設けられる。伝熱軸には熱伝導性の良好な材料を使用するが、表面の熱対策として耐熱シールド被覆を施すことができる。
【0009】
伝熱軸には、軸と交叉するように取り付けられ、周縁に小突起を有する回転板を設け、鍼治療が行えるようにする。伝熱軸の先端部には、さらに突部が設けられ、指圧治療が行えるようになっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係る手持ち式電気温熱治療器10の外観を示しており、11はホルダー型の器具本体であり、内部に電気ヒーター12及び電気回路が組み込まれている。
【0011】
例示している電気回路は、家庭電源に接続するコード13のプラグ14が回転可能なソケット15に接続されている電源部を有し、電気ヒーター12への通電はスイッチ16によりオンオフされ、通電状況はパイロットランプ17により外部にて知ることができる。器具本体11は耐熱性及び電気絶縁性のプラスチック材により形成されている。
【0012】
電気ヒーター12には、適当な熱伝導性を有する材料よりなる棒状の伝熱軸18が基端にて取り付けられており、伝熱軸18は器具本体11の先端方向へ突出させて取り付けられていて、器具本体11から露出している部分には耐熱シールド被覆19が設けられ、熱害を防止している。
【0013】
伝熱軸の先端部近くには、受け駒20が取り付けられており、伝熱軸18を取り付け軸として回転板21が回転自在に設けられている。回転板21は適当な熱伝導性を有する材料よりなる歯車状のもので、歯車の歯の山に相当する部分が鍼治療用の小突起22になる。小突起22の形状は任意に選択することができる。
【0014】
さらに伝熱軸18の先端部には指圧突部23が設けられる。この突部23には袋ナットの球面が好都合であるので、伝熱軸18の先端部に雄ねじを形成し、それに袋ナットを螺合するか、若しくは袋ナット型の部材を取り付けて構成することができる。袋ナットの場合入手が容易である。また指圧突部23は回転板21の抜け止めとなり、本器を組み立てる部材としても機能する。
【0015】
このような構成を有する本発明の電気温熱治療器10では、通電により電気ヒーター12が作動すると、その発熱により伝熱軸18の基端が加熱され、熱は伝熱軸18を伝わって先端部に取り付けられている回転板21を加熱し、また指圧突部23をも加熱する。回転板21における加熱温度は40℃を越えるので、温熱治療に望ましい温度が得られる。
【0016】
この電気温熱治療器10を使用するには、器具本体11を治療に適した持ち方で保持し、身体のつぼなどに、回転板21の小突起22を当てたり、指圧突部23を当てることによって行なう。回転板21は回転可能であるので、つぼに当てたりつぼから離したりする作業を極めて容易に行なうことができる。指圧突部23による指圧も全く同様である。
【0017】
これらの作業は、電気ヒーター12を加熱して行なっても良いし、加熱せずに行なっても良い。加熱を伴えば温熱治療となり、加熱を伴わなければ室温による普通の治療となる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、鍼、灸、指圧等による治療及び温熱治療を総合的に実施することができ、しかも安全性が高く取り扱い易いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手持ち式電気温熱治療器の1実施形態を示す斜視図。
【図2】同上の縦断面図。
【符号の説明】
10 手持ち式電気温熱治療器
11 器具本体
12 電気ヒーター
18 伝熱軸
21 回転板
22 小突起
23 指圧突部
【発明の属する技術分野】
本発明は、指圧や灸或いは鍼等の治療を行うための電気温熱治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
指圧、灸、鍼等の治療には、従来、夫々専用の器具を用いており、従って治療も特定の目的で行われる。複数の作用を加えるものも、例えば、灸頭鍼であるとか、電気鍼等に見られるように公知であるが、これらは鍼治療の一つである。
【0003】
なお、従来例としては特開平6−154284号に電気温灸ツボ治療器具があり、略L字状ハンド部材の先に突起物を設けている。また、登録実用新案第3042925号は鍼と灸を同時に行うことができる灸装置を提案している。前者は単なる加温による器具であり、後者は鍼と灸を同時に行なうことができるとするが生体に密着させる必要があり、使用しにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記実情に着目してなされたもので、その課題は、鍼、灸、指圧等による治療及び温熱治療を総合的に実施することができる手持ち式電気温熱治療器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本発明では、電気温熱治療器を、手持ち使用を可能にするホルダー型の器具本体と、器具本体内に設けられた電気ヒーター及び電気ヒーターへの通電のための電気回路と、器具本体から突出し、その基端にて電気ヒーターにより加熱され、かつその熱を先端へ伝達可能な伝熱軸と、伝熱軸に軸と交叉するように取り付けられ、周縁に小突起を有する回転板と、同じく伝熱軸の先端部に設けられた指圧突部によって構成するという手段を講じたものである。
【0006】
本発明の器具は、指圧、灸、鍼等による治療を、一人で、同時に行なうことを目的とする。従って、指圧のための手段と、鍼治療のための手段及びそれらに温熱を加える手段を備えており、各手段を選択して或いは総合して治療に適用することができる。
【0007】
器具本体は手持ち使用に適したホルダー型を有しており、ペングリップ式に持ち、或いはシェイクハンド式にも握り持つことができる。その内部には、電気ヒーター及び電気ヒーターへの通電のための電気回路が組み込まれている。電気回路は、電源装置を含み、電源装置としては、家庭電源にコードで接続して給電を受ける方式、及び器具本体内に電池を有するコードレス方式のどちらも適用可能である。
【0008】
器具本体には、器具本体から突出し、かつ基端にて電気ヒーターにより加熱され、熱を先端へ伝達可能な伝熱軸が設けられる。伝熱軸には熱伝導性の良好な材料を使用するが、表面の熱対策として耐熱シールド被覆を施すことができる。
【0009】
伝熱軸には、軸と交叉するように取り付けられ、周縁に小突起を有する回転板を設け、鍼治療が行えるようにする。伝熱軸の先端部には、さらに突部が設けられ、指圧治療が行えるようになっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係る手持ち式電気温熱治療器10の外観を示しており、11はホルダー型の器具本体であり、内部に電気ヒーター12及び電気回路が組み込まれている。
【0011】
例示している電気回路は、家庭電源に接続するコード13のプラグ14が回転可能なソケット15に接続されている電源部を有し、電気ヒーター12への通電はスイッチ16によりオンオフされ、通電状況はパイロットランプ17により外部にて知ることができる。器具本体11は耐熱性及び電気絶縁性のプラスチック材により形成されている。
【0012】
電気ヒーター12には、適当な熱伝導性を有する材料よりなる棒状の伝熱軸18が基端にて取り付けられており、伝熱軸18は器具本体11の先端方向へ突出させて取り付けられていて、器具本体11から露出している部分には耐熱シールド被覆19が設けられ、熱害を防止している。
【0013】
伝熱軸の先端部近くには、受け駒20が取り付けられており、伝熱軸18を取り付け軸として回転板21が回転自在に設けられている。回転板21は適当な熱伝導性を有する材料よりなる歯車状のもので、歯車の歯の山に相当する部分が鍼治療用の小突起22になる。小突起22の形状は任意に選択することができる。
【0014】
さらに伝熱軸18の先端部には指圧突部23が設けられる。この突部23には袋ナットの球面が好都合であるので、伝熱軸18の先端部に雄ねじを形成し、それに袋ナットを螺合するか、若しくは袋ナット型の部材を取り付けて構成することができる。袋ナットの場合入手が容易である。また指圧突部23は回転板21の抜け止めとなり、本器を組み立てる部材としても機能する。
【0015】
このような構成を有する本発明の電気温熱治療器10では、通電により電気ヒーター12が作動すると、その発熱により伝熱軸18の基端が加熱され、熱は伝熱軸18を伝わって先端部に取り付けられている回転板21を加熱し、また指圧突部23をも加熱する。回転板21における加熱温度は40℃を越えるので、温熱治療に望ましい温度が得られる。
【0016】
この電気温熱治療器10を使用するには、器具本体11を治療に適した持ち方で保持し、身体のつぼなどに、回転板21の小突起22を当てたり、指圧突部23を当てることによって行なう。回転板21は回転可能であるので、つぼに当てたりつぼから離したりする作業を極めて容易に行なうことができる。指圧突部23による指圧も全く同様である。
【0017】
これらの作業は、電気ヒーター12を加熱して行なっても良いし、加熱せずに行なっても良い。加熱を伴えば温熱治療となり、加熱を伴わなければ室温による普通の治療となる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、鍼、灸、指圧等による治療及び温熱治療を総合的に実施することができ、しかも安全性が高く取り扱い易いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手持ち式電気温熱治療器の1実施形態を示す斜視図。
【図2】同上の縦断面図。
【符号の説明】
10 手持ち式電気温熱治療器
11 器具本体
12 電気ヒーター
18 伝熱軸
21 回転板
22 小突起
23 指圧突部
Claims (3)
- 指圧や灸或いは鍼等の治療を行うための電気温熱治療器であって、手持ち使用を可能にするホルダー型の器具本体と、器具本体内に設けられた電気ヒーター及び電気ヒーターへの通電のための電気回路と、器具本体から突出し、その基端にて電気ヒーターにより加熱され、かつその熱を先端方向へ伝達可能な伝熱軸と、伝熱軸に軸と交叉するように取り付けられ、周縁に小突起を有する回転板と、同じく伝熱軸の先端部に設けられた指圧突部とを有する手持ち式電気温熱治療器。
- 伝熱軸の、器具本体から露出する表面は、耐熱シールド被覆部によって覆われている請求項1記載の手持ち式電気温熱治療器。
- 回転板は、伝熱軸の先端部に回転可能に軸承された歯車状のもので、指圧突部が、回転板を伝熱軸に取り付ける部材を兼ねている請求項1記載の手持ち式電気温熱治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003099581A JP2004305278A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 手持ち式電気温熱治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003099581A JP2004305278A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 手持ち式電気温熱治療器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004305278A true JP2004305278A (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=33463985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003099581A Pending JP2004305278A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 手持ち式電気温熱治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004305278A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104127314A (zh) * | 2013-05-02 | 2014-11-05 | 毛俊月 | 一种针灸器 |
-
2003
- 2003-04-02 JP JP2003099581A patent/JP2004305278A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104127314A (zh) * | 2013-05-02 | 2014-11-05 | 毛俊月 | 一种针灸器 |
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