JP2004304936A - パワーコントロールユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で冷却水による各部の被水を防止するとともに良好な冷却性能を実現することのできるパワーコントロールユニットを提供する。
【解決手段】インバータケース50の前側面に環状の壁部95を立設するとともにこの壁部95の内側に複数のフィン96を立設する。壁部95及びフィン96が立設されたインバータケース50の前側面にコンバータケース51を接合することにより、これらの接合部に、上下方向に沿うウォータジャケット97を構成する。ウォータジャケット97を上下方向に沿って構成することにより、ウォータジャケット97内での気泡の滞留を効果的に防止できるとともに、万が一ウォータジャケット97から冷却水が漏出された場合にも、インバータケース50上の各端子56a〜56c及び57a,57bや、コンバータケース51上の直流端子83等を冷却水の被水から保護することができる。
【選択図】 図6
【解決手段】インバータケース50の前側面に環状の壁部95を立設するとともにこの壁部95の内側に複数のフィン96を立設する。壁部95及びフィン96が立設されたインバータケース50の前側面にコンバータケース51を接合することにより、これらの接合部に、上下方向に沿うウォータジャケット97を構成する。ウォータジャケット97を上下方向に沿って構成することにより、ウォータジャケット97内での気泡の滞留を効果的に防止できるとともに、万が一ウォータジャケット97から冷却水が漏出された場合にも、インバータケース50上の各端子56a〜56c及び57a,57bや、コンバータケース51上の直流端子83等を冷却水の被水から保護することができる。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータ装置にコンバータが一体的に併設されたパワーコントロールユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両においては、モータジェネレータを用いた簡易ハイブリッドシステム、電動4輪駆動システム、電磁駆動弁、電動パワーステアリング、電動カーエアコン、電動ブレーキ、電動シャーシコントロール、フロントガラスの急速霜取り装置、シートヒータ等の各装備を高いクオリティで実現することを目的として、車載補機類の定格電圧を14Vから42Vへと昇圧化させることが検討されており、これに伴い、車載のバッテリ電圧を12Vから36Vへと昇圧化させることが検討されている。
【0003】
このような補機類の昇圧化への移行期間には、補機類の変更に伴うコストの高騰を抑制するため、補機類の昇圧化は、当該昇圧化によってより多くのメリットを享受可能なものから段階的に導入されることが望ましい。この場合、補機類の昇圧化によって見込まれる最も大きなメリットの1つとして、高出力なモータジェネレータを用いて簡易ハイブリッドシステムを構築することで燃費向上等を実現することが考えられる。そこで、近年では、36Vバッテリと12Vバッテリとをともに搭載し、例えばモータジェネレータ、電磁クラッチ、及びオートマチックトランスミッション用の電動オイルポンプ等を36Vバッテリで駆動するとともに、その他の補機類を12Vバッテリで駆動する技術が提案され実用化されている。
【0004】
ところで、上述のように36Vバッテリと12Vバッテリとを備えた車両においては、両バッテリを狭隘なエンジンルーム内に同時に搭載することが困難となる。また、車両にモータジェネレータを採用した場合には、インバータ装置を新たに搭載する必要がある。さらに、モータジェネレータによる発電電圧を降圧させて12Vバッテリ等にも給電するためには、DC−DCコンバータ等の補機類を新たに搭載する必要がある。
【0005】
これらに対処し、例えば非特許文献1には、36Vバッテリ及び12Vバッテリをラゲージルーム内に配設するとともに、各バッテリをラゲージルーム内に配設することでエンジンルーム内に確保されたスペースに、インバータ装置の下部にDC−DCコンバータが一体的に併設されたパワーコントロールユニットを配設する技術が開示されている。
【0006】
また、非特許文献1には、パワーコントロールユニットの各部を冷却するためのウォータジャケットをインバータ装置とDC−DCコンバータとの接合部に設け、エンジンルーム内に配設されたリザーバタンクやウォータポンプを冷却水配管を介してウォータジャケットに接続することで、ラジエータからの冷却水をウォータジャケットに循環する冷却水循環通路を構成する技術が開示されている。
【0007】
【非特許文献1】
トヨタ自動車株式会社編集「クラウン、クラウンマジェスタ、クラウンエステート新型車解説書」2001年8月20日発行、P0−2、P1−2〜1−7、P1−12〜1−21
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の非特許文献1に開示された技術において、ウォータジャケットは、DC−DCコンバータの上部で冷却水を循環する構成であるため、万が一、ウォータジャケットから冷却水の漏水が発生した際には、漏水した冷却水によって、DC−DCコンバータが被水されてしまう虞がある。
【0009】
また、上述のウォータジャケットは、冷却水を水平方向に循環する構成であるため内部に気泡の滞留が発生し易く、良好な冷却性能を確保するためには、冷却水配管の中途等に気泡の滞留を解放するためのエア抜き用プラグ等を設ける必要がある。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成で冷却水による各部の被水を防止するとともに良好な冷却性能を実現することのできるパワーコントロールユニットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明によるパワーコントロールユニットは、略直方体形状のインバータ装置と、上記インバータ装置の側面上に側面が一体的に接合された略直方体形状のコンバータと、上記インバータ装置と上記コンバータとの接合部に沿って上下方向に形成されたウォータジャケットとを備えたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項2記載の発明によるパワーコントロールユニットは、請求項1記載の発明において、上記ウォータジャケットの下方に冷却水導入ポートが連通され、上方に冷却水吐出ポートが連通されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係わり、図1はエンジンルーム内の要部を示す平面図、図2はエンジン及びパワーコントロールユニットを示す正面図、図3は車載の電気回路の概略構成図、図4はパワーコントロールユニットの斜視図、図5はパワーコントロールユニットの要部を示す正面図、図6はインバータケースの正面図、図7はコンバータケースの正面図、図8はウォータポンプとリザーブタンクが取り付けられたパワーコントロールユニットの要部を示す右側面図、図9はウォータポンプとリザーブタンクが取り付けられたパワーコントロールユニットの要部を示す正面図である。
【0014】
図1において符号1は自動車等の車体を示す。本実施の形態において、車体1には、定格電圧が例えば42Vに設定されたモータジェネレータ10(後述する)や電動オイルポンプ(図示せず)等の各種42V負荷と、定格電圧が例えば14Vに設定されたランプバルブ(図示せず)やオーディオ機器(図示せず)等の各14V圧負荷とが搭載されている。そして、モータジェネレータ10等の42V負荷を搭載することにより、車体1にはアイドルストップ機能等を高いクオリティで実現可能な簡易ハイブリッドシステムが構築されている。
【0015】
また、定格電圧の異なる各電気負荷にそれぞれ対応して給電を行うため、車体1には、図示しないラゲージルーム内に、36Vバッテリ5と、12Vバッテリ6とが搭載されている(図3参照)。
【0016】
図1,2に示すように、モータジェネレータ10は車体1前部のエンジンルーム2内でエンジン3に併設されており、モータジェネレータ10のプーリ11は、エアコン用コンプレッサ12のプーリ13等とともに、図示しないベルトを介してエンジン3のクランクプーリ3aに連結されている。ここで、本実施の形態において、エンジン3は車体1に対して縦置き配置される水平対向エンジンであり、モータジェネレータ10及びコンプレッサ12は、インテークマニホルド3bの前方で、エンジン3の上部に固設されている。
【0017】
また、エンジンルーム2内において、モータジェネレータ10の側方(図1の例では、左側方)には、パワーコントロールユニット20が配設されている。
【0018】
図3に示すように、パワーコントロールユニット20は、インバータ装置21と、このインバータ装置21に一体的に併設するDC−DCコンバータ22とを有して構成されている。
【0019】
インバータ装置21は、インテリジェントパワーモジュール23と、励磁回路24と、モータコントローラ25とを有し、これらがインバータケース50(後で詳述する)内に一体的に収容されて要部が構成されている。
【0020】
インテリジェントパワーモジュール23は、モータジェネレータ10内に配設されたステータコイル15のU相、V相、及びW相に大容量のパワーケーブル(電源ケーブル)27a〜27cを介して外部接続されているとともに、36Vバッテリ5に電力線31a,31bを介して外部接続され、モータジェネレータ10と36Vバッテリ5との間の交流/直流変換等を行うようになっている。
【0021】
また、励磁回路24は、モータジェネレータ10内に配設されたロータコイル16に電力線28を介して外部接続され、ロータコイル16に励磁電流を供給するようになっている。
【0022】
また、モータコントローラ25は、モータジェネレータ10内に配設された回転センサ17や温度センサ18等にハーネス29を介して接続されているとともに、図示しないアイドルストップ制御装置等にハーネス30(図4参照)を介して外部接続され、各種入力信号に基づいて、インテリジェントパワーモジュール23の位相制御や励磁回路24の励磁電流制御等を行うようになっている。
【0023】
DC−DCコンバータ22は、コンバータ本体26を有し、このコンバータ本体26が、インバータケース50に一体的に併設するコンバータケース51(後で詳述する)内に収容されて要部が構成されている。
【0024】
コンバータ本体26は、36Vの直流電圧を12Vの直流電圧に降圧するためのもので、インバータケース50の内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されているとともに、電力線32を介して12Vバッテリ6に外部接続されている。
【0025】
そして、このような構成によるパワーコントロールユニット20は、アイドルストップ制御装置等からの信号に基づく制御を行うことで、モータジェネレータ10を発電機或いはモータとして選択的に機能させる。すなわち、走行時等において、インバータ装置21は、スイッチング制御等による充電圧及び発電量の調整を行うことでモータジェネレータ10を発電機として機能させ、36Vバッテリ5に対して電気エネルギーの充電を行う。また、インバータ装置21は、DC−DCコンバータ22を介して、12Vバッテリ6に対しても電気エネルギーの充電を行う。その一方で、エンジン3のアイドルストップからの再始動時等において、インバータ装置21は、36Vバッテリ5からの給電制御を行うことでモータジェネレータ10をモータとして機能させる。
【0026】
次に、本実施の形態におけるパワーコントロールユニット20の詳細な構造について説明する。
【0027】
図1,4,5に示すように、インバータケース50は、車幅方向に沿った偏平な略直方体形状をなす金属ケースで構成されている。このインバータケース50の後側面には、上述のインテリジェントパワーモジュール23、励磁回路24、及びモータコントローラ25等を内部に組み付けるための作業用開口部(図示せず)が開口されており、この作業用開口部はインバータケースカバー55(図1参照)によって閉塞されている。
【0028】
また、インバータケース50の上面は各種外部接続端子を外部に露呈するための端子面として構成され、この端子面上には、三相の交流端子56a〜56cと、直流端子57a,57bとが配設されている。各交流端子56a〜56cは、インバータケース50内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されており、インバータケース50外部で各パワーケーブル27a〜27cを介してモータジェネレータ10に接続されるようになっている。一方、各直流端子57a,57bは、インバータケース50内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されており、インバータケース50外部で各電力線31a,31bを介して36Vバッテリ5に接続されるようになっている。さらに、インバータケース50の端子面上には、インバータケース50内部で励磁回路24に接続する電力線28やモータコントローラ25に接続するハーネス29,30を外部に延出するためのガイド部材58が設けられている。
【0029】
図1,4,5に示すように、コンバータケース51はインバータケース50の前側面に接合されるもので、コンバータケース51は、車幅方向に沿った偏平な略直方体形状をなす金属ケースで構成されている。なお、本実施の形態においては、偏平なインバータケース50の側面(前側面)に偏平なコンバータケース51を接合することにより、パワーコントロールユニット20の外観形状を略直方体形状とすることができ、例えば12Vバッテリのみを搭載する既存車両のバッテリトレイに載置可能な大きさに形成することができる。
【0030】
図7に示すように、コンバータケース51の前側面には、上述のコンバータ本体26を内部に組み付けるための作業用開口部80が開口されており、この作業用開口部80は、例えば、内面に絶縁シート82が貼付された板金製のコンバータケースカバー81(図4,5参照)によって閉塞されている。
【0031】
また、コンバータケース51の上面は外部接続端子を外部に露呈するための端子面として構成され、この端子面上には、各交流端子56a〜56cに近接する位置に、直流端子83が配設されている。直流端子83は、コンバータケース51内部でコンバータ本体に接続されており、コンバータケース51外部で電力線32を介して12Vバッテリ6に接続されるようになっている。
【0032】
この場合、インバータケース50の側面(前側面)にコンバータケース51を併設することにより、コンバータケース51の上面に直流端子83を露呈して配設することが容易となる。すなわち、インバータケース50から露呈する各交流端子56a〜56c及び各直流端子57a,57bのみならず、コンバータケース51から露呈する直流端子83においても、パワーコントロールユニット20の上面に配設することができる。そして、直流端子83をコンバータケース51の上面に配設することにより、エンジンルーム2内で行われる直流端子83に対する電力線32の取付作業性やメンテナンス性等を向上することができる。
【0033】
ところで、図4,5に示すように、本実施の形態において、コンバータケース51の前後側面はインバータケース50の前後側面よりも小面積に構成されており、コンバータケース51は、インバータケース50の前側面上において、例えば左側上方に偏倚した位置で接合されている。
【0034】
また、図6に示すように、インバータケース50の前側面において、コンバータケース51との接合面には、環状の壁部95が立設されているとともに、この壁部95の内側に複数のフィン96が立設されている。これら壁部95及びフィン96の端部はコンバータケース51に対して液密に接合されるようになっており、これにより、インバータケース50とコンバータケース51との間には、インバータ装置21及びDC−DCコンバータ22の各部を冷却するウォータジャケット97が構成される。
【0035】
また、図4,5に示すように、ウォータジャケット97には、コンバータケース51の下方寄りに開口された冷却水導入ポート98と、コンバータケース51の上方寄りに開口された冷却水吐出ポート99とが連通されている。
【0036】
さらに、図8,9に示すように、冷却水導入ポート98にはウォータポンプ100が連設されているとともに、冷却水吐出ポート99にはリザーバタンク101が連接されており、これらウォータポンプ100及びリザーバタンク101が図示しないラジエータに連通されることによって、冷却水をウォータジャケット97の下方から上方に流通する冷却水循環通路が構成されている。
【0037】
そして、このように、インバータケース50と当該インバータケース50の前側面に併設したコンバータケース51との間にウォータジャケット97を構成することによりウォータジャケット97をパワーコントロールユニット20の上下方向に沿って構成することができ、このウォータジャケット97に冷却水を下方から上方に流通させることによって、冷却水循環通路上にエア抜き用プラグ等を設けることなく、ウォータジャケット97内での気泡の滞留を効果的に防止することができる。
【0038】
また、ウォータジャケット97をパワーコントロールユニット20の上下方向に沿って構成することにより、ウォータポンプ100の停止時に冷却水の熱対流を効果的に発生させることができ、パワーコントロールユニット20内部の各構成部材の局所的な過熱を防止できる。
【0039】
また、ウォータジャケット97をパワーコントロールユニット20の上下方向に沿って構成することにより、万が一ウォータジャケット97から冷却水が漏出された場合にも、冷却水をインバータケース50とコンバータケース51との接合部に沿って滴下させることができ、インバータケース50上の各交流端子56a〜56c及び各直流端子57a,57bや、コンバータケース51上の直流端子83等を冷却水の被水から保護することができる。
【0040】
ここで、図8,9に示すように、ウォータポンプ100及びリザーバタンク101は、インバータケース50の前側面上でコンバータケース51に隣接された状態でパワーコントロールユニット20に固設されている。すなわち、本実施の形態においては、上述のようにコンバータケース51の前後側面をインバータケース50の前後側面よりも小面積に構成するとともに、コンバータケース51をインバータケース50の前側面上で偏倚した位置に接合することにより、インバータケース50の前側面上にはコンバータケース51に隣接する補機配置用スペース102が設定されており、この補機配置用スペース102上で、ウォータポンプ100及びリザーバタンク101がパワーコントロールユニット20に固設されている。具体的に説明すると、図8に示すように、ウォータポンプ100は、補機配置用スペース102上においてコンバータケース51の下方に配設され、その吐出ポートがコンバータケース51に開口された冷却水導入ポート98に直付けされている。また、リザーバタンク101は、補機配置用スペース102上においてコンバータケース51の側方に配設され、その導入ポートがコンバータケース51に開口された冷却水吐出ポート99に直付けされている。
【0041】
そして、このようにインバータケース50の前側面上に補機配置用スペース102を設けてウォータポンプ100及びリザーバタンク101をパワーコントロールユニット20に固設することにより、エンジンルーム内で補機類を効率的に配置できると共に、これらを一体のままエンジンルーム2内に搬入することができ、エンジンルーム2内での配管を簡略化して組み付け作業性を向上することができる。
【0042】
また、ウォータポンプ100及びリザーバタンク101と、ウォータジャケット97とを接続する冷却水配管を廃止することができるので、部品点数を削減することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、簡単な構成で冷却水による各部の被水を防止できるとともに良好な冷却性能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンルーム内の要部を示す平面図
【図2】エンジン及びパワーコントロールユニットを示す正面図
【図3】車載の電気回路の概略構成図
【図4】パワーコントロールユニットの斜視図
【図5】パワーコントロールユニットの要部を示す正面図
【図6】インバータケースの正面図
【図7】コンバータケースの背面図
【図8】ウォータポンプとリザーブタンクが取り付けられたパワーコントロールユニットの要部を示す右側面図
【図9】ウォータポンプとリザーブタンクが取り付けられたパワーコントロールユニットの要部を示す正面図
【符号の説明】
20 … パワーコントロールユニット
21 … インバータ装置
22 … DC−DCコンバータ(コンバータ)
50 … インバータケース
51 … コンバータケース
97 … ウォータジャケット
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータ装置にコンバータが一体的に併設されたパワーコントロールユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両においては、モータジェネレータを用いた簡易ハイブリッドシステム、電動4輪駆動システム、電磁駆動弁、電動パワーステアリング、電動カーエアコン、電動ブレーキ、電動シャーシコントロール、フロントガラスの急速霜取り装置、シートヒータ等の各装備を高いクオリティで実現することを目的として、車載補機類の定格電圧を14Vから42Vへと昇圧化させることが検討されており、これに伴い、車載のバッテリ電圧を12Vから36Vへと昇圧化させることが検討されている。
【0003】
このような補機類の昇圧化への移行期間には、補機類の変更に伴うコストの高騰を抑制するため、補機類の昇圧化は、当該昇圧化によってより多くのメリットを享受可能なものから段階的に導入されることが望ましい。この場合、補機類の昇圧化によって見込まれる最も大きなメリットの1つとして、高出力なモータジェネレータを用いて簡易ハイブリッドシステムを構築することで燃費向上等を実現することが考えられる。そこで、近年では、36Vバッテリと12Vバッテリとをともに搭載し、例えばモータジェネレータ、電磁クラッチ、及びオートマチックトランスミッション用の電動オイルポンプ等を36Vバッテリで駆動するとともに、その他の補機類を12Vバッテリで駆動する技術が提案され実用化されている。
【0004】
ところで、上述のように36Vバッテリと12Vバッテリとを備えた車両においては、両バッテリを狭隘なエンジンルーム内に同時に搭載することが困難となる。また、車両にモータジェネレータを採用した場合には、インバータ装置を新たに搭載する必要がある。さらに、モータジェネレータによる発電電圧を降圧させて12Vバッテリ等にも給電するためには、DC−DCコンバータ等の補機類を新たに搭載する必要がある。
【0005】
これらに対処し、例えば非特許文献1には、36Vバッテリ及び12Vバッテリをラゲージルーム内に配設するとともに、各バッテリをラゲージルーム内に配設することでエンジンルーム内に確保されたスペースに、インバータ装置の下部にDC−DCコンバータが一体的に併設されたパワーコントロールユニットを配設する技術が開示されている。
【0006】
また、非特許文献1には、パワーコントロールユニットの各部を冷却するためのウォータジャケットをインバータ装置とDC−DCコンバータとの接合部に設け、エンジンルーム内に配設されたリザーバタンクやウォータポンプを冷却水配管を介してウォータジャケットに接続することで、ラジエータからの冷却水をウォータジャケットに循環する冷却水循環通路を構成する技術が開示されている。
【0007】
【非特許文献1】
トヨタ自動車株式会社編集「クラウン、クラウンマジェスタ、クラウンエステート新型車解説書」2001年8月20日発行、P0−2、P1−2〜1−7、P1−12〜1−21
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の非特許文献1に開示された技術において、ウォータジャケットは、DC−DCコンバータの上部で冷却水を循環する構成であるため、万が一、ウォータジャケットから冷却水の漏水が発生した際には、漏水した冷却水によって、DC−DCコンバータが被水されてしまう虞がある。
【0009】
また、上述のウォータジャケットは、冷却水を水平方向に循環する構成であるため内部に気泡の滞留が発生し易く、良好な冷却性能を確保するためには、冷却水配管の中途等に気泡の滞留を解放するためのエア抜き用プラグ等を設ける必要がある。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成で冷却水による各部の被水を防止するとともに良好な冷却性能を実現することのできるパワーコントロールユニットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明によるパワーコントロールユニットは、略直方体形状のインバータ装置と、上記インバータ装置の側面上に側面が一体的に接合された略直方体形状のコンバータと、上記インバータ装置と上記コンバータとの接合部に沿って上下方向に形成されたウォータジャケットとを備えたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項2記載の発明によるパワーコントロールユニットは、請求項1記載の発明において、上記ウォータジャケットの下方に冷却水導入ポートが連通され、上方に冷却水吐出ポートが連通されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係わり、図1はエンジンルーム内の要部を示す平面図、図2はエンジン及びパワーコントロールユニットを示す正面図、図3は車載の電気回路の概略構成図、図4はパワーコントロールユニットの斜視図、図5はパワーコントロールユニットの要部を示す正面図、図6はインバータケースの正面図、図7はコンバータケースの正面図、図8はウォータポンプとリザーブタンクが取り付けられたパワーコントロールユニットの要部を示す右側面図、図9はウォータポンプとリザーブタンクが取り付けられたパワーコントロールユニットの要部を示す正面図である。
【0014】
図1において符号1は自動車等の車体を示す。本実施の形態において、車体1には、定格電圧が例えば42Vに設定されたモータジェネレータ10(後述する)や電動オイルポンプ(図示せず)等の各種42V負荷と、定格電圧が例えば14Vに設定されたランプバルブ(図示せず)やオーディオ機器(図示せず)等の各14V圧負荷とが搭載されている。そして、モータジェネレータ10等の42V負荷を搭載することにより、車体1にはアイドルストップ機能等を高いクオリティで実現可能な簡易ハイブリッドシステムが構築されている。
【0015】
また、定格電圧の異なる各電気負荷にそれぞれ対応して給電を行うため、車体1には、図示しないラゲージルーム内に、36Vバッテリ5と、12Vバッテリ6とが搭載されている(図3参照)。
【0016】
図1,2に示すように、モータジェネレータ10は車体1前部のエンジンルーム2内でエンジン3に併設されており、モータジェネレータ10のプーリ11は、エアコン用コンプレッサ12のプーリ13等とともに、図示しないベルトを介してエンジン3のクランクプーリ3aに連結されている。ここで、本実施の形態において、エンジン3は車体1に対して縦置き配置される水平対向エンジンであり、モータジェネレータ10及びコンプレッサ12は、インテークマニホルド3bの前方で、エンジン3の上部に固設されている。
【0017】
また、エンジンルーム2内において、モータジェネレータ10の側方(図1の例では、左側方)には、パワーコントロールユニット20が配設されている。
【0018】
図3に示すように、パワーコントロールユニット20は、インバータ装置21と、このインバータ装置21に一体的に併設するDC−DCコンバータ22とを有して構成されている。
【0019】
インバータ装置21は、インテリジェントパワーモジュール23と、励磁回路24と、モータコントローラ25とを有し、これらがインバータケース50(後で詳述する)内に一体的に収容されて要部が構成されている。
【0020】
インテリジェントパワーモジュール23は、モータジェネレータ10内に配設されたステータコイル15のU相、V相、及びW相に大容量のパワーケーブル(電源ケーブル)27a〜27cを介して外部接続されているとともに、36Vバッテリ5に電力線31a,31bを介して外部接続され、モータジェネレータ10と36Vバッテリ5との間の交流/直流変換等を行うようになっている。
【0021】
また、励磁回路24は、モータジェネレータ10内に配設されたロータコイル16に電力線28を介して外部接続され、ロータコイル16に励磁電流を供給するようになっている。
【0022】
また、モータコントローラ25は、モータジェネレータ10内に配設された回転センサ17や温度センサ18等にハーネス29を介して接続されているとともに、図示しないアイドルストップ制御装置等にハーネス30(図4参照)を介して外部接続され、各種入力信号に基づいて、インテリジェントパワーモジュール23の位相制御や励磁回路24の励磁電流制御等を行うようになっている。
【0023】
DC−DCコンバータ22は、コンバータ本体26を有し、このコンバータ本体26が、インバータケース50に一体的に併設するコンバータケース51(後で詳述する)内に収容されて要部が構成されている。
【0024】
コンバータ本体26は、36Vの直流電圧を12Vの直流電圧に降圧するためのもので、インバータケース50の内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されているとともに、電力線32を介して12Vバッテリ6に外部接続されている。
【0025】
そして、このような構成によるパワーコントロールユニット20は、アイドルストップ制御装置等からの信号に基づく制御を行うことで、モータジェネレータ10を発電機或いはモータとして選択的に機能させる。すなわち、走行時等において、インバータ装置21は、スイッチング制御等による充電圧及び発電量の調整を行うことでモータジェネレータ10を発電機として機能させ、36Vバッテリ5に対して電気エネルギーの充電を行う。また、インバータ装置21は、DC−DCコンバータ22を介して、12Vバッテリ6に対しても電気エネルギーの充電を行う。その一方で、エンジン3のアイドルストップからの再始動時等において、インバータ装置21は、36Vバッテリ5からの給電制御を行うことでモータジェネレータ10をモータとして機能させる。
【0026】
次に、本実施の形態におけるパワーコントロールユニット20の詳細な構造について説明する。
【0027】
図1,4,5に示すように、インバータケース50は、車幅方向に沿った偏平な略直方体形状をなす金属ケースで構成されている。このインバータケース50の後側面には、上述のインテリジェントパワーモジュール23、励磁回路24、及びモータコントローラ25等を内部に組み付けるための作業用開口部(図示せず)が開口されており、この作業用開口部はインバータケースカバー55(図1参照)によって閉塞されている。
【0028】
また、インバータケース50の上面は各種外部接続端子を外部に露呈するための端子面として構成され、この端子面上には、三相の交流端子56a〜56cと、直流端子57a,57bとが配設されている。各交流端子56a〜56cは、インバータケース50内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されており、インバータケース50外部で各パワーケーブル27a〜27cを介してモータジェネレータ10に接続されるようになっている。一方、各直流端子57a,57bは、インバータケース50内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されており、インバータケース50外部で各電力線31a,31bを介して36Vバッテリ5に接続されるようになっている。さらに、インバータケース50の端子面上には、インバータケース50内部で励磁回路24に接続する電力線28やモータコントローラ25に接続するハーネス29,30を外部に延出するためのガイド部材58が設けられている。
【0029】
図1,4,5に示すように、コンバータケース51はインバータケース50の前側面に接合されるもので、コンバータケース51は、車幅方向に沿った偏平な略直方体形状をなす金属ケースで構成されている。なお、本実施の形態においては、偏平なインバータケース50の側面(前側面)に偏平なコンバータケース51を接合することにより、パワーコントロールユニット20の外観形状を略直方体形状とすることができ、例えば12Vバッテリのみを搭載する既存車両のバッテリトレイに載置可能な大きさに形成することができる。
【0030】
図7に示すように、コンバータケース51の前側面には、上述のコンバータ本体26を内部に組み付けるための作業用開口部80が開口されており、この作業用開口部80は、例えば、内面に絶縁シート82が貼付された板金製のコンバータケースカバー81(図4,5参照)によって閉塞されている。
【0031】
また、コンバータケース51の上面は外部接続端子を外部に露呈するための端子面として構成され、この端子面上には、各交流端子56a〜56cに近接する位置に、直流端子83が配設されている。直流端子83は、コンバータケース51内部でコンバータ本体に接続されており、コンバータケース51外部で電力線32を介して12Vバッテリ6に接続されるようになっている。
【0032】
この場合、インバータケース50の側面(前側面)にコンバータケース51を併設することにより、コンバータケース51の上面に直流端子83を露呈して配設することが容易となる。すなわち、インバータケース50から露呈する各交流端子56a〜56c及び各直流端子57a,57bのみならず、コンバータケース51から露呈する直流端子83においても、パワーコントロールユニット20の上面に配設することができる。そして、直流端子83をコンバータケース51の上面に配設することにより、エンジンルーム2内で行われる直流端子83に対する電力線32の取付作業性やメンテナンス性等を向上することができる。
【0033】
ところで、図4,5に示すように、本実施の形態において、コンバータケース51の前後側面はインバータケース50の前後側面よりも小面積に構成されており、コンバータケース51は、インバータケース50の前側面上において、例えば左側上方に偏倚した位置で接合されている。
【0034】
また、図6に示すように、インバータケース50の前側面において、コンバータケース51との接合面には、環状の壁部95が立設されているとともに、この壁部95の内側に複数のフィン96が立設されている。これら壁部95及びフィン96の端部はコンバータケース51に対して液密に接合されるようになっており、これにより、インバータケース50とコンバータケース51との間には、インバータ装置21及びDC−DCコンバータ22の各部を冷却するウォータジャケット97が構成される。
【0035】
また、図4,5に示すように、ウォータジャケット97には、コンバータケース51の下方寄りに開口された冷却水導入ポート98と、コンバータケース51の上方寄りに開口された冷却水吐出ポート99とが連通されている。
【0036】
さらに、図8,9に示すように、冷却水導入ポート98にはウォータポンプ100が連設されているとともに、冷却水吐出ポート99にはリザーバタンク101が連接されており、これらウォータポンプ100及びリザーバタンク101が図示しないラジエータに連通されることによって、冷却水をウォータジャケット97の下方から上方に流通する冷却水循環通路が構成されている。
【0037】
そして、このように、インバータケース50と当該インバータケース50の前側面に併設したコンバータケース51との間にウォータジャケット97を構成することによりウォータジャケット97をパワーコントロールユニット20の上下方向に沿って構成することができ、このウォータジャケット97に冷却水を下方から上方に流通させることによって、冷却水循環通路上にエア抜き用プラグ等を設けることなく、ウォータジャケット97内での気泡の滞留を効果的に防止することができる。
【0038】
また、ウォータジャケット97をパワーコントロールユニット20の上下方向に沿って構成することにより、ウォータポンプ100の停止時に冷却水の熱対流を効果的に発生させることができ、パワーコントロールユニット20内部の各構成部材の局所的な過熱を防止できる。
【0039】
また、ウォータジャケット97をパワーコントロールユニット20の上下方向に沿って構成することにより、万が一ウォータジャケット97から冷却水が漏出された場合にも、冷却水をインバータケース50とコンバータケース51との接合部に沿って滴下させることができ、インバータケース50上の各交流端子56a〜56c及び各直流端子57a,57bや、コンバータケース51上の直流端子83等を冷却水の被水から保護することができる。
【0040】
ここで、図8,9に示すように、ウォータポンプ100及びリザーバタンク101は、インバータケース50の前側面上でコンバータケース51に隣接された状態でパワーコントロールユニット20に固設されている。すなわち、本実施の形態においては、上述のようにコンバータケース51の前後側面をインバータケース50の前後側面よりも小面積に構成するとともに、コンバータケース51をインバータケース50の前側面上で偏倚した位置に接合することにより、インバータケース50の前側面上にはコンバータケース51に隣接する補機配置用スペース102が設定されており、この補機配置用スペース102上で、ウォータポンプ100及びリザーバタンク101がパワーコントロールユニット20に固設されている。具体的に説明すると、図8に示すように、ウォータポンプ100は、補機配置用スペース102上においてコンバータケース51の下方に配設され、その吐出ポートがコンバータケース51に開口された冷却水導入ポート98に直付けされている。また、リザーバタンク101は、補機配置用スペース102上においてコンバータケース51の側方に配設され、その導入ポートがコンバータケース51に開口された冷却水吐出ポート99に直付けされている。
【0041】
そして、このようにインバータケース50の前側面上に補機配置用スペース102を設けてウォータポンプ100及びリザーバタンク101をパワーコントロールユニット20に固設することにより、エンジンルーム内で補機類を効率的に配置できると共に、これらを一体のままエンジンルーム2内に搬入することができ、エンジンルーム2内での配管を簡略化して組み付け作業性を向上することができる。
【0042】
また、ウォータポンプ100及びリザーバタンク101と、ウォータジャケット97とを接続する冷却水配管を廃止することができるので、部品点数を削減することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、簡単な構成で冷却水による各部の被水を防止できるとともに良好な冷却性能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンルーム内の要部を示す平面図
【図2】エンジン及びパワーコントロールユニットを示す正面図
【図3】車載の電気回路の概略構成図
【図4】パワーコントロールユニットの斜視図
【図5】パワーコントロールユニットの要部を示す正面図
【図6】インバータケースの正面図
【図7】コンバータケースの背面図
【図8】ウォータポンプとリザーブタンクが取り付けられたパワーコントロールユニットの要部を示す右側面図
【図9】ウォータポンプとリザーブタンクが取り付けられたパワーコントロールユニットの要部を示す正面図
【符号の説明】
20 … パワーコントロールユニット
21 … インバータ装置
22 … DC−DCコンバータ(コンバータ)
50 … インバータケース
51 … コンバータケース
97 … ウォータジャケット
Claims (2)
- 略直方体形状のインバータ装置と、
上記インバータ装置の側面上に側面が一体的に接合された略直方体形状のコンバータと、
上記インバータ装置と上記コンバータとの接合部に沿って上下方向に形成されたウォータジャケットとを備えたことを特徴とするパワーコントロールユニット。 - 上記ウォータジャケットの下方に冷却水導入ポートが連通され、上方に冷却水吐出ポートが連通されていることを特徴とする請求項1記載のパワーコントロールユニット。
Priority Applications (1)
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JP2003095631A JP2004304936A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | パワーコントロールユニット |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012244755A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Toyota Motor Corp | パワーコントロールユニット |
JP5717901B1 (ja) * | 2014-05-20 | 2015-05-13 | 三菱電機株式会社 | 車両用電力変換装置 |
JP2017538616A (ja) * | 2014-12-09 | 2017-12-28 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフトZf Friedrichshafen Ag | 自動車用ローリング安定化システム |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003095631A patent/JP2004304936A/ja active Pending
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