JP2004301998A - データ通信装置、方法及びプログラム - Google Patents

データ通信装置、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】演奏データ及び映像データを送信する際に、演奏データの通信遅延を防止することができるデータ通信技術を提供することを課題とする。
【解決手段】演奏データを入力する演奏データ入力手段と、カメラから映像データを入力する映像データ入力手段と、入力された演奏データを送信する演奏データ送信手段と、演奏データ入力後の所定時間経過前は入力された映像データの送信を許可せず、所定時間経過後は入力された映像データの送信を許可する映像データ送信手段とを有するデータ通信装置が提供される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ通信技術に関し、特に演奏データ及び映像データの通信技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
遠隔地同士での演奏データの通信において、カメラで取り込んだ相手の映像を表示することができると、さらに楽しいコミュニケーションが可能になると考えられる。しかし、演奏データ(MIDIデータ)に比べ、映像データは量が多く、通信の負荷が大きくなってしまう。合奏を行うためには、できるだけ高速に演奏データを送受信する必要があるので、通信状態に影響を与える映像データの通信を行うことはあまり望ましくない。
【0003】
また、カメラによる映像データのキャプチャを行う場合、CPUの負荷が増大し、それ以外の処理に影響を与える場合がある。このときも、合奏を行う場合の演奏データの通信に支障をきたすことが考えられる。
【0004】
このように、遠隔地同士の合奏において、相手の映像が見られることが望まれているが、実際には演奏に遅延を発生させる原因になり、実現が難しくなっている。
【0005】
また、下記の特許文献1が公開されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−20055号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、演奏データ及び映像データを送信する際に、演奏データの通信遅延を防止することができるデータ通信技術を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、演奏データを入力する演奏データ入力手段と、カメラから映像データを入力する映像データ入力手段と、前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信手段と、前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記入力された映像データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記入力された映像データの送信を許可する映像データ送信手段とを有するデータ通信装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、演奏データを入力する演奏データ入力ステップと、カメラから映像データを入力する映像データ入力ステップと、前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信ステップと、前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記入力された映像データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記入力された映像データの送信を許可する映像データ送信ステップとを有するデータ通信方法が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、演奏データを入力する演奏データ入力ステップと、カメラから映像データを入力する映像データ入力ステップと、前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信ステップと、前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記入力された映像データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記入力された映像データの送信を許可する映像データ送信ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
【0009】
本発明によれば、演奏データ入力後の所定時間経過前は入力された映像データの送信を許可しないので、映像データの送信に基づく演奏データの送信遅延を防止することができる。また、演奏データ入力後の所定時間経過後は、入力された映像データの送信を許可するので、映像データを送信することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態によるデータ通信システムの第1の構成例を示す。2個の端末110及び120は、2人の演奏者が遠隔地で合奏を行うために、直接接続され、相互に演奏データ、音声データ及び映像データを通信する。例えば、端末110がサーバーであり、端末120がクライアントである。端末110及び120は、それぞれ、鍵盤101、音源102、マイク103、スピーカ104、カメラ105及びディスプレイ106を有する。
【0011】
演奏者が鍵盤(電子楽器)101を演奏すると、鍵盤101は演奏データを生成して端末110に供給する。演奏データは、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データである。端末110は、鍵盤101からMIDIデータを入力すると、音源102に出力すると共に、インターネット(ネットワーク)130を介して端末120に送信する。音源102は、MIDIデータを基に楽音信号を生成し、スピーカ104から楽音を発音させる。端末120でも、同様に、音源102及びスピーカ104により楽音が発音される。
【0012】
マイク103は、演奏者の歌声等の音声を基に音声信号を生成し、端末110に出力する。端末110は、マイク103からアナログ形式の音声信号を入力すると、デジタル形式の音声データに変換し、スピーカ104から発音させると共に、インターネット130を介して端末120に送信する。端末120でも、同様に、スピーカ104から音声が発音される。
【0013】
カメラ105は、演奏者又は楽譜等の映像データを生成し、端末110に出力する。端末110は、カメラ105から映像データを入力すると、ディスプレイ106に表示すると共に、インターネット130を介して端末120に送信する。端末120でも、同様に、ディスプレイ106に映像が表示される。
【0014】
同様に、端末120においても、生成されたMIDIデータ、音声データ及び映像データが再生されると共に、端末110に送信される。端末110では、同じMIDIデータ、音声データ及び映像データが再生される。これにより、2人の演奏者が遠隔地においてリアルタイムで合奏を行うことができる。
【0015】
インターネット130環境下では、端末110及び120は、TCP(Transmission Control Protocol)ポート131を介して音声データ及び映像データ等を通信し、UDP(User Datagram Protocol)ポート132を介してMIDIデータ等を通信する。MIDIデータは、音声データ及び映像データに比べて、高速性(リアルタイム性)が要求される。したがって、MIDIデータはUDPポート132を使用し、音声データ及び映像データはTCPポート131を使用する。TCPポート131及びUDPポート132を分けずにUDPポートだけを使用してもよい。その場合には、データに優先順位を付けて、MIDIデータを優先して送受信するようにするのがよい。なお、2人モードでは、2個の端末110及び120のうち、先に接続要求した方がサーバーになり、他方がクライアントになる。
【0016】
図2は、本発明の実施形態によるデータ通信システムの第2の構成例を示す。4個の端末211〜214は、4人の演奏者が遠隔地で合奏を行うために、セッションサーバー260を介して接続され、相互に演奏データ、音声データ及び映像データを通信する。3人以上であればこのモードになるが、4人の場合を例に説明する。4個の端末211〜214はすべてクライントであり、セッションサーバー260がサーバーになる。端末211〜214は、図1と同様に、それぞれ、鍵盤101、音源102、マイク103、スピーカ104、カメラ105及びディスプレイ106を有する。
【0017】
各端末211〜214とセッションサーバー260とは、インターネット(ネットワーク)250を介して接続される。インターネット250環境下では、端末211〜214は、TCPポート251を介して音声データ及び映像データ等を通信し、UDPポート252を介してMIDIデータ等を通信する。各端末211〜214は、セッションサーバー260を介して、相互にMIDIデータ、音声データ及び映像データを通信する。これにより、3人以上(例えば4人)の演奏者が遠隔地においてリアルタイムで合奏を行うことができる。
【0018】
図1のように、2人の端末で合奏する場合には、2人の端末を直接接続して通信を行うのが好ましい。端末間を直接接続すると、高速に通信を行うことができる。しかし、3個以上の端末を直接接続すると、各端末がそれぞれ複数の端末に対して通信を行うため負荷が増大する。したがって、図2のように、3人以上の端末で合奏する場合にはセッションサーバー260を介して3人以上の端末を接続して通信を行うのが好ましい。セッションサーバー260を介して端末を接続すると、各端末はセッションサーバー260のみに対して通信すればよいので、各端末の負荷を軽減することができる。
【0019】
図3は、第1の端末310及び第2の端末320が通信を行うときのデータ処理の流れを示す。縦軸は時間である。左欄は第1の端末310の処理であり、右欄は第2の端末320の処理である。
【0020】
まず、MIDIデータについて説明する。第1の端末310で押鍵されると、第1の端末310はMIDIデータを第2の端末320に送信し、発音処理する。第2の端末320は、そのMIDIデータを受信し、発音処理する。また、第1の端末310で離鍵されると、第1の端末310はMIDIデータを第2の端末320に送信し、消音処理する。第2の端末320は、そのMIDIデータを受信し、消音処理する。
【0021】
同様に、第2の端末320で押鍵されると、第2の端末320はMIDIデータを第1の端末310に送信し、発音処理する。第1の端末310は、そのMIDIデータを受信し、発音処理する。また、第2の端末320で離鍵されると、第2の端末320はMIDIデータを第1の端末310に送信し、消音処理する。第1の端末310は、そのMIDIデータを受信し、消音処理する。
【0022】
次に、音声データについて説明する。音声データは、録音バッファに録音される。所定間隔(例えば0.45秒)301毎に、録音バッファがフル(一杯)になり、再生される。第1の端末310で録音バッファがフルになると、第1の端末310は音声データをエンコードし、第2の端末320に送信する。第2の端末320は、その音声データを受信し、デコードし、再生バッファにセットし、再生する。同様に、第2の端末320で録音バッファがフルになると、第2の端末320は音声データをエンコードし、第1の端末310に送信する。第1の端末310は、その音声データを受信し、デコードし、再生バッファにセットし、再生する。
【0023】
次に、映像データについて説明する。映像データは、所定間隔(例えば0.5秒)302毎にカメラのキャプチャ指令がなされる。第1の端末310でキャプチャ指令がなされると、第1の端末310は映像データをJPEG圧縮し、第2の端末320に送信し、映像データを表示する。第2の端末320は、そのJPEGデータを受信し、JPEG伸張し、表示する。同様に、第2の端末320でキャプチャ指令がなされると、第2の端末320は映像データをJPEG圧縮し、第1の端末310に送信し、映像データを表示する。第1の端末310は、そのJPEGデータを受信し、JPEG伸張し、表示する。
【0024】
MIDIデータに比べ、映像データは量が多い。そのため、映像データの入力処理及び送信処理は、MIDIデータの送信遅延を招く原因になる。MIDIデータは、映像データに比べ、リアルタイム性が要求される。すなわち、演奏の遅延は、映像の遅延に比べ、悪影響の度合いが大きい。以下、MIDIデータ及び映像データを送信する際に、MIDIデータの通信遅延を防止する方法を説明する。
【0025】
図4は、本実施形態によるデータ通信方法を示す図である。横軸は時間を示す。端末は、例えば一定間隔Tprv毎にカメラ105(図1)のプレビュー処理を行う。プレビュー処理は、カメラ105から映像データを取り込んで入力し、メモリに格納する処理である。間隔Tprvは、例えば0.033[s]である。
【0026】
間隔Tdspは、図3の間隔302に対応し、例えば0.5[s]であり、キャプチャ映像データ送信の間隔である。端末は、一定間隔Tdsp毎のタイミングt1、t2、t3等で、プレビューによりメモリに格納された映像データの送信処理を行う。
【0027】
次に、MIDIデータM1及びM2が鍵盤101(図1)から入力された場合又は他の端末からネットワークを介して入力(受信)した場合を説明する。MIDIデータM1はタイミングt1及びt2の間に入力され、MIDIデータM2はタイミングt2及びt3の間に入力されるとする。カウンタ値401の初期値は0である。MIDIデータM1が入力されるまでは、カウンタ値401は0である。MIDIデータM1が入力されると、カウンタ値401が所定値(例えば1[s])にセットされる。その後、カウンタ値401は、間隔Tchk単位(例えばTchk=5[ms])でデクリメントされる。次に、MIDIデータM2が入力されると、カウンタ値401が再び所定値にセットされる。その後、カウンタ値401は、再び間隔Tchk単位でデクリメントされる。やがて、カウンタ値401が0になる。
【0028】
期間T1及びT3は、カウンタ値401が0の期間である。期間T2は、カウンタ値401が1以上の期間である。期間T1及びT3では、カウンタ値401が0であるので、間隔Tchkでのプレビュー処理及び間隔Tdspでの映像データ送信処理を許可する。期間T2では、カウンタ値401が1以上であるので、間隔Tprvでのプレビュー処理及び間隔Tdspでの映像データ送信処理を許可しない。
【0029】
MIDIデータM1及びM2の入力後の所定時間経過前の期間T2では、映像データのプレビュー(入力)処理及び送信処理を許可しないので、映像データに基づくMIDIデータの送信遅延を防止することができる。また、MIDIデータ入力後の所定時間経過後の期間T1,T3では、映像データのプレビュー(入力)処理及び送信処理を許可するので、映像データを送信することができる。
【0030】
上記では、映像データをプレビュー(入力)する間隔Tprvが、映像データを送信する間隔Tdspよりも短い場合を例に説明した。映像データをプレビュー(入力)する間隔Tprvは、映像データを送信する間隔Tdspと同じにしてもよい。これにより、端末のプレビュー処理による負荷を軽減することができる。
【0031】
なお、受信側端末は、MIDIデータを入力しているときは、映像データを定期的に受信することができない。その際、受信側端末は、前回に受信した映像データを表示し続ける。
【0032】
図5は、上記の端末及びセッションサーバーのコンピュータのハードウェア構成図である。バス501には、中央処理装置(CPU)502、ROM503、RAM504、ネットワークインタフェース505、入力装置506、出力装置507及び外部記憶装置508が接続されている。
【0033】
CPU502は、データの処理及び演算を行うと共に、バス501を介して接続された上記の構成ユニットを制御するものである。ROM503には、予めブートプログラムが記憶されており、このブートプログラムをCPU502が実行することにより、コンピュータが起動する。外部記憶装置508にコンピュータプログラムが記憶されており、そのコンピュータプログラムがRAM504にコピーされ、CPU502により実行される。このコンピュータは、コンピュータプログラムを実行することにより、後に説明する図6〜図8の処理等を行うことができる。
【0034】
外部記憶装置508は、例えばハードディスク記憶装置等であり、電源を切っても記憶内容が消えない。外部記憶装置508は、コンピュータプログラム、MIDIデータ、音声データ及び映像データ等を記録媒体に記録したり、記録媒体からコンピュータプログラム等を読み出すことができる。
【0035】
ネットワークインタフェース505は、ネットワーク(インターネット及びMIDI等)に対してMIDIデータ、音声データ及び映像データの他、コンピュータプログラム等を送受信することができる。入力装置506は、例えばキーボード及びポインティングデバイス(マウス)等であり、各種指定又は入力等を行うことができる。出力装置507は、ディスプレイ等であり、種々の情報を表示することができる。
【0036】
図6は、MIDIデータが鍵盤101(図1)から入力されたとき又は他の端末からネットワークを介して入力(受信)したときの端末の処理を示すフローチャートである。ステップS601では、プレビュー処理を停止する。すなわち、端末は、カメラから映像データを定期的に取り込んで入力する処理を停止する。図7のステップS704にてプレビュー処理の開始が指示されるまでは、プレビュー処理を行わない。次に、ステップS602では、カウンタに定数をセットする。次に、ステップS603では、入力されたMIDIデータをネットワークを介して他の端末に送信する。他の端末は、そのMIDIデータを受信して発音処理等を行う。次に、ステップS604では、そのMIDIデータの処理を行う。MIDIデータがキーオンイベントであれば発音処理を行い、キーオフイベントであれば消音処理を行う。以上で、処理を終了する。
【0037】
図7は、間隔Tchk(図4)で行うタイマー割り込み処理を示すフローチャートである。ステップS701では、カウンタ値が0より大きいか否かをチェックする。0より大きければステップS702へ進み、大きくなければ処理を終了する。ステップS702では、カウンタ値をデクリメントする。次に、ステップS703では、カウンタ値が0か否かをチェックする。0であればステップS704へ進み、0でなければ処理を終了する。ステップS704では、プレビュー処理を開始する。これ以後、端末は、カメラから映像データを定期的に取り込んで入力する。以上で、処理を終了する。
【0038】
図8は、間隔Tdsp(図4)で行うタイマー割り込み処理を示すフローチャートである。ステップS801では、カウンタ値が0か否かをチェックする。0であればステップS802へ進み、0でなければ処理を終了する。ステップS802では、上記のプレビュー処理によりカメラから取り込んだ映像データをキャプチャデータとして取得する。次に、ステップS803では、そのキャプチャ映像データをネットワークを介して他の端末に送信する。他の端末は、その映像データを受信して表示する。次に、ステップS804では、そのキャプチャ映像データをディスプレイに表示する。以上で、処理を終了する。
【0039】
以上のように、本実施形態によれば、MIDIデータ入力後の所定時間経過前では、映像データのプレビュー(入力)処理、送信処理及び表示処理を許可しないので、映像データに基づくMIDIデータの送信遅延を防止することができる。また、MIDIデータ入力後の所定時間経過後では、映像データのプレビュー(入力)処理、送信処理及び表示処理を許可するので、映像データを送信することができ、相手側の端末に自己の映像を表示させることができる。
【0040】
本実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びコンピュータプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0041】
上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、演奏データ入力後の所定時間経過前は入力された映像データの送信を許可しないので、映像データの送信に基づく演奏データの送信遅延を防止することができる。また、演奏データ入力後の所定時間経過後は、入力された映像データの送信を許可するので、映像データを送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるデータ通信システムの第1の構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態によるデータ通信システムの第2の構成例を示す図である。
【図3】第1の端末及び第2の端末が通信を行うときのデータ処理の流れを示す図である。
【図4】本実施形態によるデータ通信方法を示す図である。
【図5】端末及びセッションサーバーのコンピュータのハードウェア構成図である。
【図6】鍵盤からMIDIデータが入力されたときの端末の処理を示すフローチャートである。
【図7】間隔Tchkで行うタイマー割り込み処理を示すフローチャートである。
【図8】間隔Tdspで行うタイマー割り込み処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 鍵盤
102 音源
103 マイク
104 スピーカ
105 カメラ
106 ディスプレイ
110,120 端末
130 インターネット
131 TCPポート
132 UDPポート
211〜214 端末
250 インターネット
251 TCPポート
252 UDPポート
260 セッションサーバー
501 バス
502 CPU
503 ROM
504 RAM
505 ネットワークインタフェース
506 入力装置
507 出力装置
508 外部記憶装置

Claims (11)

  1. 演奏データを入力する演奏データ入力手段と、
    カメラから映像データを入力する映像データ入力手段と、
    前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信手段と、
    前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記入力された映像データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記入力された映像データの送信を許可する映像データ送信手段と
    を有するデータ通信装置。
  2. 前記映像データ入力手段は、前記演奏データ入力後の所定時間経過前はカメラから映像データを入力せず、所定時間経過後はカメラから映像データを入力する請求項1記載のデータ通信装置。
  3. 前記映像データ送信手段は、前記演奏データ入力後の所定時間経過後は前記入力された映像データを一定間隔で送信する請求項2記載のデータ通信装置。
  4. 前記映像データ入力手段は、前記演奏データ入力後の所定時間経過後はカメラから映像データを一定間隔で入力する請求項3記載のデータ通信装置。
  5. 前記映像データを入力する間隔が前記映像データを送信する間隔よりも短い請求項4記載のデータ通信装置。
  6. 前記映像データを入力する間隔が前記映像データを送信する間隔と同じである請求項4記載のデータ通信装置。
  7. 前記映像データ送信手段は、前記演奏データが入力されるとカウンタのカウントを開始し、該カウンタが所定値になると映像データの送信を許可する請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ通信装置。
  8. 前記演奏データ入力手段は、電子楽器から演奏データを入力する請求項1〜7のいずれか1項に記載のデータ通信装置。
  9. 前記演奏データは、MIDIデータである請求項1〜8のいずれか1項に記載のデータ通信装置。
  10. 演奏データを入力する演奏データ入力ステップと、
    カメラから映像データを入力する映像データ入力ステップと、
    前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信ステップと、
    前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記入力された映像データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記入力された映像データの送信を許可する映像データ送信ステップと
    を有するデータ通信方法。
  11. 演奏データを入力する演奏データ入力ステップと、
    カメラから映像データを入力する映像データ入力ステップと、
    前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信ステップと、
    前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記入力された映像データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記入力された映像データの送信を許可する映像データ送信ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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