JP2004301368A - 焼結原料装入装置 - Google Patents

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JP2004301368A
JP2004301368A JP2003092119A JP2003092119A JP2004301368A JP 2004301368 A JP2004301368 A JP 2004301368A JP 2003092119 A JP2003092119 A JP 2003092119A JP 2003092119 A JP2003092119 A JP 2003092119A JP 2004301368 A JP2004301368 A JP 2004301368A
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Hidetoshi Noda
英俊 野田
Masayuki Shiobara
雅之 塩原
Takeshi Hashimoto
健 橋本
Kenji Oya
憲司 大屋
Katsuhiro Yamashita
勝宏 山下
Hideaki Sato
秀明 佐藤
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JFE Steel Corp
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JFE Steel Corp
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Abstract

【課題】装入コンベアを有する装入装置を用いて焼結パレットに焼結原料を装入する際に、装入コンベアから焼結パレットへの装入量を安定させて、焼結原料を焼結パレット内に均一装入可能とする、焼結原料装入装置を提供すること。
【解決手段】焼結パレット6上に焼結原料3を払い出しする装入コンベア1端に面して回動可能なゲート板2を設置し、該ゲート板と前記装入コンベア端との間に、ゲート板の回動により開度調整されるゲートを形成したことを特徴とする焼結原料装入装置を用いる。ゲート内側での焼結原料の層厚を測定するためのレベルセンサー7が設置され、装入コンベア端の幅方向で複数のゲート板を設置し、該各ゲート板が独立して回動可能なことが望ましい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所謂塊成鉱等を連続的に製造する焼結機のための原料装入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
焼結鉱を製造する場合、約10mm以下の鉄鉱石に適当な粒度のコークス粉と石灰粉を混合して原料を調合し、この原料を、移動している焼結機のパレットに装入する。次いで、パレットに装入された原料の表面部のコークスに点火し、パレットの下側から空気を吸引しながらコークスを燃焼させ、その燃焼熱で鉄鉱石を焼結させる。焼結パレットに原料を装入するためには、ホッパ内の原料をロータリフィーダ等で定量的に切出し、シュート等を介してパレットに装入する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、粉状の焼結原料を粒状化して生ペレットと呼ばれる球状の擬似粒子を製造して、この擬似粒子を焼成する場合には、粒状化した擬似粒子がホッパ内でつぶされて崩壊するのを防止するため、幅広コンベアを用いて焼結パレットに焼結原料を供給する焼結原料供給装置が利用されている(例えば、特許文献2参照。)。原料供給量は輸送量とコンベアの走行速度とを制御して調整され、長期的に見れば一定量の焼結原料が焼結パレットに供給されている。
【0004】
【特許文献1】
特開7−150261号公報 (第4図)
【0005】
【特許文献2】
特開平2−80523号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献2に記載のような幅広コンベアを有する焼結原料供給装置を用いる場合、装入コンベアのベルト上を運ばれて来る焼結原料が装入コンベア端から焼結パレット内に落下する際に、焼結原料がある程度の大きさの塊状となって崩落し、その崩れ方が常に一定ではないため、1回の落下量が安定しない。このため落下した焼結原料が焼結パレット内で部分的に偏析し、密度分布が発生し、焼結パレット内の焼結原料の装入状態が不均一になるという問題がある。焼結パレット内の焼結原料の装入状態が均一でない場合、焼結ベッド内のガス流れが不均一となり、焼結鉱の未焼部分が発生するため、装入コンベアから焼結パレットへの焼結原料の落下量(流量)は安定していることが望ましい。
【0007】
したがって本発明の目的は、このような従来技術の課題を解決し、装入コンベアを有する装入装置を用いて焼結パレットに焼結原料を装入する際に、装入コンベアから焼結パレットへの装入量を安定させて、焼結原料を焼結パレット内に均一装入可能とする、焼結原料装入装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するための本発明の特徴は以下の通りである。
(1)、焼結パレット上に焼結原料を払い出しする装入コンベア端に面して回動可能なゲート板を設置し、該ゲート板と前記装入コンベア端との間に、ゲート板の回動により開度調整されるゲートを形成したことを特徴とする焼結原料装入装置。
(2)、ゲート内側での焼結原料の層厚を測定するためのレベルセンサーが設置されていることを特徴とする(1)に記載の焼結原料装入装置。
(3)、装入コンベア端の幅方向で複数のゲート板を設置し、該各ゲート板が独立して回動可能なことを特徴とする(1)または(2)に記載の焼結原料装入装置。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に、焼結パレット上に焼結原料を払い出しする装入コンベアを有する本発明の焼結原料装入装置の一実施形態の説明図を示す。
【0010】
図1において、1は焼結パレット6に焼結原料3を装入するための装入コンベアであり、装入コンベア1の装入コンベア端1aに面して、回動可能なゲート板2を設置し、ゲート板2と装入コンベア端1aとの間に、ゲート板の回動により開度調整されるゲート4を形成している。ゲート板2は、装入コンベア端1aに面した斜め上方位置に設けられる。ゲート板2は、上端2aが回動可能に枢支され、この枢支部を支点として回動可能である。
【0011】
装入コンベア1のベルト上から焼結パレット6に落下する焼結原料3は、ゲート板2の回動位置を適宜設定することで、ゲートの内側に適度に滞留されつつ、ゲート板2の下端2bと装入コンベア端1aの間のゲートから落下して、落下量が調整されるので、焼結パレット6に投入される焼結原料が常にほぼ一定量となり、焼結原料を焼結パレット内に均一に装入できる。
【0012】
ゲート板を回動させるための駆動機構としては、例えばモーター、空気圧、油圧等の動力を用いることができる。
【0013】
ゲート4より落下した焼結原料3は、通常はガイド5等で投入方向を調整されながら焼結パレットに装入されて焼結される。ガイド5として、水平方向にワイヤーが並んだ方式のシュートを用いると、焼結パレット内に厚さ方向の粒度分布を容易に形成することができる。
【0014】
図2は従来技術の焼結原料装入装置の概略図である。焼結原料3が不規則な形状の塊となって崩落するため、焼結パレット6に焼結原料3を均一に装入することが困難であることが分かる。
【0015】
本発明の焼結原料装入装置は、ゲート板の近傍に、ゲート内側での焼結原料の層厚を測定するためのレベルセンサーが設置されていることが好ましい。ゲートの内側とは、ゲート板と装入コンベア端との間に形成されるゲートの上部であり、落下前の焼結原料が滞留可能な部分である。
【0016】
図1を用いてレベルセンサーの使用方法を説明する。図1の状態において、トラブルの発生等に起因して、焼結原料が装入コンベア端1aとゲート板2との間に必要以上に留められて詰まり状態となると、装入コンベア1のベルトが損傷する場合があるため、焼結原料3はゲートの内側で停止することなく、速やかに焼結パレットに送られることが望ましい。レベルセンサー7によりゲート内側での焼結原料の層厚をモニターして、一定量以上の焼結原料がゲートの内側に累積した場合には、ゲート板を回動させて、ゲート板の下端2bを焼結原料の落下量が大きくなる方向に(図1においては左方向に)、焼結原料の落下量を抑制しない程度まで移動させることで、ゲート4を解放状態として、詰まり状態を速やかに解決することができる。ゲート4を塞ぐ程度で、かつゲートの内側に堆積していかない程度に、焼結原料が装入コンベアにより搬送されるようにゲートの開度を調整することが最も望ましい。必要に応じて、装入コンベアの搬送速度を調整することが好ましい。レベルセンサーとしては、例えば超音波式のものを用いることができる。
【0017】
また、焼結原料装入装置が、装入コンベア端の幅方向で複数のゲート板を設置し、該各ゲート板が独立して回動可能なことが好ましい。各ゲート板が各々独立して回動することで、装入コンベア端の幅方向でゲートの開度を変化させることができる。図3は本発明の焼結原料装入装置の平面図であり、ゲート板を装入コンベア端の幅方向で3分割した場合の一実施形態である。焼結原料3の焼結パレットへの落下量が原料流れ方向で一定化する効果はゲート板が装入コンベアの幅方向で分割されていない場合と同様であるが、装入コンベア端1aとゲート板2との距離を各々のゲート板で変化させて、必要に応じて装入コンベア幅方向での装入量分布を形成させることができる。
【0018】
【実施例】
鉄鉱石、石灰石、生石灰、返鉱等の焼結原料をドラムミキサーで混合、調湿して、ディスクペレタイザーで造粒後、コーティングミキサーで粉コークスを被覆して、直径5〜10mmの生ペレットを製造した。この生ペレットを往復動コンベアを用いて焼結原料装入装置の装入コンベア上に装入し、幅5m、深さ0.75mの焼結パレットに装入し、ドワイトロイド式の焼結機で焼結パレット表面の焼結原料に点火し、焼結パレットをブロワーにて下方吸引しながら約3.5m/sの速度で焼成した。焼結後の焼結物(焼結ケーキ)を破砕、冷却、篩い分けして、高炉に供給した。
【0019】
焼結原料装入装置の装入コンベアからの焼結原料の払い出し量を特別に制御していない、図2に示す従来の焼結原料装入装置を用いた場合、焼結原料は塊状となって間欠的に崩落したため、焼結パレットに均一に装入することが困難であり、返鉱原単位130〜140kg/t−sr、生産率1.86t/mh、タンブラー強度(TI)68〜69%であった。
【0020】
次に、図1に示す本発明の焼結原料装入装置を用いて焼結鉱を製造した。焼結原料装入装置の装入コンベア上からの焼結原料の落下位置に、ゲート板(ダンパーシュート)が1枚設けられているので、装入コンベアから焼結パレットに落下する焼結原料の落下量が一定となり、かつ装入コンベアのベルト上やゲート板上に焼結原料が溜まらない状態になるようにゲート板を回動して、ゲートの開度を調整して、焼結鉱を製造した。本発明の焼結原料装入装置を用いた場合、焼結原料は連続的にほぼ一定の量が焼結パレットに落下して、焼結パレットに均一に装入することができ、返鉱原単位120〜130kg/t−sr、生産率1.87t/mh、タンブラー強度(TI)69〜70%であり、歩留と品質が向上した。
【0021】
大塊の流出トラブルにより焼結原料がゲート板と装入コンベアのベルトとの間の空間に詰まったが、ゲート内の焼結原料の層厚が所定の層厚を超えたことをレベルセンサーが関知して、直ちにダンパーシュートが開かれて焼結原料は落下して、装入コンベアのベルトが損傷することはなかった。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、焼結鉱製造の際に装入コンベアから焼結パレットへの装入量が安定して、焼結原料を焼結パレット内に均一に装入可能であるので、焼結鉱製造の歩留が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略図。
【図2】従来技術の焼結原料装入装置の概略図。
【図3】本発明の一実施形態の平面の概略図。
【符号の説明】
1:装入コンベア、
1a:装入コンベア端、
2:ゲート板、
2a:ゲート板の上端、
2b:ゲート板の下端、
3:焼結原料、
4:ゲート、
5:ガイド、
6:焼結パレット、
7:レベルセンサー

Claims (3)

  1. 焼結パレット上に焼結原料を払い出しする装入コンベア端に面して回動可能なゲート板を設置し、該ゲート板と前記装入コンベア端との間に、ゲート板の回動により開度調整されるゲートを形成したことを特徴とする焼結原料装入装置。
  2. ゲート内側での焼結原料の層厚を測定するためのレベルセンサーが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の焼結原料装入装置。
  3. 装入コンベア端の幅方向で複数のゲート板を設置し、該各ゲート板が独立して回動可能なことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の焼結原料装入装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100441996C (zh) * 2005-11-24 2008-12-10 广东韶钢松山股份有限公司 一种烧结自动布料方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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