JP2004299193A - Box file - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納空間にファイルや紙葉類等の被収納物を収容し得るボックスファイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、上方を開放し、底板及び胴部に囲まれてなる収納空間にファイルや紙葉類等の被収納物を収容し得るボックスファイルが広く知られている。そして、この種のボックスファイルは、胴部の一部に開口させてなる円形状の操作孔を形成して、この操作孔に指を引っ掛けてボックスファイルを引き出すことができるようにしている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−172092号公報(第4〜6頁、第1図、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記ボックスファイルの収納空間に前記被収納物を収納している場合には、胴部の一部を開口させてなる操作孔が被収納物によって塞がれ、指を挿入することができないという不具合が生じる。また、収納空間に収納している前被収納物の量が少ない場合には、操作孔に指を掛けれることができるものの、引出し操作中に収納空間内において指と被収納物とが干渉し得るため、使い勝手が今ひとつ良くないものである。
【0005】
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、収納空間に被収納物を収納している場合でも簡単に引き出すことができるボックスファイルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明のボックスファイルは、上方を開放し、底板及び胴部に囲まれてなる収納空間にファイルや紙葉類等の被収納物を収容し得るボックスファイルであって、前記胴部の一部を外面側に切り起こしてなる操作部を設け、この操作部を把持して引き出し操作可能に構成したものであることを特徴とする。
【0007】
このようなものであれば、ボックスファイルの胴部の一部を外面側に切り起こして操作部を形成しているため、操作孔に指を引っ掛けて引き出すように構成した従来のものと比較して、操作部を把持してボックスファイルを簡単に引き出すことができる。その際、収納空間内に指を挿入する必要がないため、収納空間に被収納物を収納している場合であっても、指と被収納物とが干渉せず、使い勝手がよく、実用的である。また、切り開けた部位を利用して、従来のように指を引っ掛けて引き出すこともでき、極めて便利である。
【0008】
引き出し等にボックスファイル自体を収納する場合に好適に用いられる一例としては、前記操作部が、下縁部を中心に折り曲げ変形可能な変形部を介して前記胴部の一部に連設した状態で切り起こしたものであることが挙げられる。
【0009】
特に、前記変形部が、前記胴部に付した折り目であることが好ましい。
【0010】
具体的実施態様としては、前記操作部を形成するために切り開けた部位である開口部内に操作部を位置させた状態において、開口部の開口縁部と操作部との間に所定寸法を有する間隙が形成されるものが挙げられる。
【0011】
前記操作部の下縁部近傍領域に、該操作部の操作時に生じる応力を分散する応力分散手段を設けているものであれば、操作部の早期破損を防止することができる。この場合、前記応力分散手段が、前記操作部本体の下縁両端から連続して切り込まれた湾曲状のスリットであることが望ましい。
【0012】
また、胴部が可撓性を有する素材からなるものであり、前記変形部を弾性変形可能に構成しているものであればなお好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0014】
本発明に係るボックスファイルBは、図1及び図2等に示すように、ファイルや紙葉類等の被収納物を収容する収納空間Sを有するものである。
【0015】
このボックスファイルBはボックスファイル本体1と、ボックスファイル本体1の内面に沿って高さ方向に移動する可動体2とから構成される。
【0016】
ボックスファイル本体1は、例えば一枚の薄板状の合成樹脂素材をプレス裁断機等を用いて裁断した図3に示す展開板3を組み立てることによって形成されるものである。この展開板3には、裁断時に、同図に一点鎖線で示す山折りの折り目である山折り部Y1〜Y9と、左右方向に若干離間して付けられた一対の山折り部に囲まれてなる折代部F1〜F4と、同図に点線で示す谷折りの折り目である谷折り部T1、同じく点線で示す位置決め線T2、T3が同時に付される。なお、以後の説明において用いる「上下方向」とは、同図における上下方向を意味し、「左右方向」とは、同図における左右方向を意味する。
【0017】
展開板3は、図3に示すように、左側端部に矩形状をなす背面糊代部41が設定され、背面糊代部41の右側縁側に、折代部F1を境にして背面板42が設定され、背面板42の右側端側に折代部F2を境にして第1側面板43が設定され、さらにそれぞれ折代部F3、F4を境にして正面板44及び第2側面板45が順次設定されている。これら、背面糊代部41、背面板42、第1側面板43、正面板44及び第2側面板45によってボックスファイル本体1の胴部4が形成されている。
【0018】
背面糊代部41、背面板42、第1側面板43、正面板44及び第2側面板45の上下寸法は略同一であり、背面板42と正面板44との左右寸法、第1側面板43と第2側面板45との左右寸法をそれぞれ対応させて略同一寸法に設定している。また、第1側面板43及び第2側面板45には、各上端部において左右に所定距離43x、45x離間させた一対の丸孔43a、45aをそれぞれ形成している。また、第2側面板45の左側縁側の下縁部に、展開板3の肉厚寸法より僅かに大きい上下寸法を有する係止孔45bが形成されている。第2側面板45の上部には左右が切り込まれた略台形状の開口部45cを形成している。しかして本実施形態においては、正面板44の中央部より若干下方側に偏位した位置に操作部44aが設けられている。この操作部44aは、正面板44に略逆U字形の切り込みを入れ、当該切り込みに囲まれた部位を切り起こしてなるものであり、具体的には、前記略U字形の切り込みに囲まれた部位の上端部をさらに切除して略矩形状とするとともに、操作部44aの下縁に付された本発明の変形部たる谷折り部T1を支点に折り曲げ可能に構成したものである。また、操作部44aを形成するために切り開けた部位に開口部44sが形成され、開口部44s内に操作部44aを位置させた状態において、開口部44sの開口縁部44eと操作部44aとの間に、標準的な成人の指先が挿入可能な略半円状の間隙44kが形成されるように設定している。操作部44aの下縁に付した谷折り部T1と開口部44sの開口縁部44eとが略直交する位置、すなわち、操作部44aの下縁両端から前記切り込みに連続して略上向きU字状のスリット44rを形成している。このような舌片状の操作部44aを使用者が把持してボックスファイルBを引き出し操作可能に構成している。
【0019】
また、背面板42、第1側面板43、正面板44及び第2側面板45には、ボックスファイル本体1の底板5を形成する第1底板形成片51、第2底板形成片52、第3底板形成片53及び第4底板形成片54をそれぞれ下方に連続して設けている。
【0020】
第1底板形成片51は、略三角形状をなし、その底辺となる一縁を背面板42の下縁に山折り部Y1を境にして連設したものであり、右縁部を形成する傾斜縁51aを挟んだ所定領域に、第1底板形成片51を第2底板形成片52に係止する係止部51Kを設けている。この係止部51Kは、前記傾斜縁51aの一部から山折り部Y2を介して右下がりに突出する略台形状の折代部51Kfと、折代部51Kfの下辺となる一縁から山折り部Y3を境にしてさらに右下がりに突出する略矩形状の第1係止突片51K1と、折代部51Kfの上辺となる一縁から山折り部Y2を境にして第1底板形成片51の一部に左上がりの略コ字形の切り込みを形成し、当該切り込みに囲まれた小片である第2係止突片51K2とからなるものである。
【0021】
第2底板形成片52は、上下寸法が背面板42及び正面板44の左右寸法と略同一寸法に設定され、第1側面板43の下縁に山折り部Y4を介して連続して設けた底板形成片本体521と、底板形成片本体521の下縁に山折り部Y5を介して連設する底板補強部522とからなる。第2底板形成片52の左半部の所定箇所には、前記裁断時に位置決め線T2が付されている。この位置決め線T2は、適宜箇所における上下方向の仮想軸線(図示省略)に関して前記第1底板形成片51の傾斜縁51aと略線対称な線であり、底板形成片本体521に、位置決め線T2の一部を下辺とする台形状のスリット521aを形成している。このスリット521aは、底板形成片本体521の肉厚方向に貫通したものであり、適宜箇所における上下方向の仮想軸線(図示省略)に関して前記係止部51Kの折代部51Kfと略線対称な形状をなすように設定されている。また、底板形成片本体521の下縁に付された山折り部Y5を基端として底板補強部522に略コ字形の切り込みを形成し、この切り込みに囲まれた部位に係止突出片522aを設けて、展開板3を組み立てた状態においてこの係止突出片522aが第2側面板45に形成した係止孔45bに挿入されて係止するように設定されている。
【0022】
第3底板形成片53は、正面板44の下縁に山折り部Y6を介して連続して設けた略台形状のものであり、右半部の所定箇所には、裁断時に前記第1底板形成片51の傾斜縁51aに対して平行線である位置決め線T3が付され、この位置決め線T3を下辺とする略台形状のスリット53aを形成している。このスリット53aは、適宜箇所における上下方向の仮想軸線(図示省略)に関して前記底板形成片本体521に設けたスリット521aと線対称な形状をなすように設定されている。
【0023】
第4底板形成片54は、第2側面板45の下縁に山折り部Y7を介して連続して設けた略台形状のものであり、その上下寸法は、前記第2底板形成片52の底板形成片本体521の上下寸法の略2分の1に設定されている。左縁部を形成する傾斜縁54aを挟んだ所定領域に、第4底板形成片54を第3底板形成片53に係止する係止部54Kを設けている。この係止部54Kは、前記第1底板形成片51に設けた係止部51Kと略同形状をなすものである。具体的には、前記傾斜縁54aの一部から山折り部Y8を境にして左下がりに突出する略台形状の折代部54Kfと、折り代部54Kfの下辺となる一縁から山折り部Y9を境にしてさらに左下がりに突出する略矩形状の第1係止突片54K1と、折代部54Kfの上辺となる一縁から山折り部Y8を介して第4底板形成片54の一部に右上がりの略コ字形の切り込みを形成し、当該切り込みに囲まれた小片である第2係止突片54K2とからなるものである。
【0024】
このような構成を有する展開板3を用いてボックスファイル本体1を組み立てる手順を説明する。先ず、予め第2底板形成片52を山折り部Y4に沿って、第1側面板43の内面側に近接する位置まで折り曲げた状態で、背面糊代部41、背面板42、第1側面板43、正面板44及び第2側面板45を、各折代部F1、F2、F3及びF4を利用して折り曲げてる。そして、背面糊代部41の外面を第2側面板45の内面に当接させるように接着剤等を用いて貼り付けることにより、上下に開放した略直方体状の胴部4を形成する。次いで、第3底板形成片53を山折り部Y6に沿って正面板44に対して略直角になるように折り曲げるとともに、第4底板形成片54を山折り部Y7に沿って折り曲げて、係止部54Kの第1係止突片54K1及び第2係止突片54K2を、それぞれ山折りにした状態で第3底板形成片53のスリット53aに外面側から挿入して内面側に突出させる。すると、突出した各係止突片54K1、54K2に、若干の弾性が付与された各山折り部Y8、Y9の復元力により元の位置に戻ろうとする力が作用し、互いに相反する方向に離間する。その結果、係止部54Kとスリット53aとが相互に係わり合い、係止部54Kの抜脱方向への移動が規制される。ここで、抜脱方向とは係止部54Kをスリット53aから抜き取る方向を意味する。引き続き、第2底板形成片52の底板形成片本体521の外面を第3底板形成片53の内面に当接させる位置まで第2底板形成片52を上方から押し下げると、この操作に伴って、底板補強部522が第2側面板45の内面に干渉して山折り部Y5を介して折れ曲がり、底板補強部522の外面が第2側面板45の内面の下端部に当接または近接する。そして、底板補強部522に設けた係止突出片522aを第2側面板45に形成した係止孔45bに挿入しして、第2底板形成片52を位置決めする。最後に、第1底板係止片51を山折り部Y1を介して折り曲げて、係止部51Kの第1係止突片51K1及び第2係止突片51K2を、それぞれ山折りした状態で底板形成片本体521のスリット521aに外面側から挿入して内面側に突出させ、各係止突片51K1、51K2が各山折り部Y2、Y3により弾性付勢されて互いに相反する方向に離間して係止部51Kとスリット521aとが相互に係わり合い、係止部51Kの抜脱方向への移動が規制される。このようにして、図5に底面図で示す平面視略矩形状の底板5を形成する。以上の手順により上方を開放した箱状のボックスファイル本体1を組み立てる。
【0025】
次に可動体2について説明する。可動体2は、例えば一枚の薄板状の合成樹脂素材をプレス裁断機等を用いて裁断した図4に示す展開板6を組み立てることによって形成されるものである。この展開板6には、裁断時に、同図に一点鎖線で示す山折りの折り目である山折り部Y10〜Y15と、左右方向に若干離間して付けられた一対の山折り部に囲まれてなる折代部F5〜F8が同時に付される。なお、以後の説明において用いる「上下方向」とは、同図における上下方向を意味し、「左右方向」とは、同図における左右方向を意味する。
【0026】
展開板6は、左側端部に矩形状をなす背面糊代部71が設定され、背面糊代部71の右側縁側に、折代部F5を境にして背面板72が設定され、背面板72の右側端側に折代部F6を境にして第1側面板73が設定され、さらにそれぞれ折代部F7、F8を境にして正面板74及び第2側面板75が順次設定されている。これら、背面糊代部71、背面板72、第1側面板73、正面板及74び第2側面板75によって可動体2の胴部7が形成されている。なお、各折代部F5〜F8、背面糊代部71、背面板72、第1側面板73、正面板74及び第2側面板75の各左右寸法は、前記ボックスファイル本体1の各折代部F1〜F4、背面糊代部41、背面板42、第1側面板43、正面板44及び第2側面板45の各左右寸法より若干小さく設定したものであり、組み付けてなる胴部7の高さ寸法を、ボックスファイル本体1の胴部4の高さ寸法と略同一に設定している。
【0027】
背面板72及び正面板44の各上縁には、略矩形状の操作片721、741を山折り部Y10、Y11を介して連続して設けている。なお、これら山折り部Y10、Y11は、谷折り可能にも設定されており、操作片721、741の操作時には、操作片721、741を山折り部Y10、Y11を介してボックスファイル本体1の外面側に若干折り曲げた状態で把持することができるように構成されている。正面板74の下部には、ボックスファイル本体1の正面板44に形成した開口部44sより若干大きい開口寸法を有する略逆U字形の開口部74sを形成している。また、第1側面板73の上部に左右が切り込まれた開口部73aを形成するとともに、この開口部73aの一縁に山折り部Y12を介して第1側面上部補強板731を連設している。第2側面板75には、略中央部上縁側に略矩形状の把持孔75hを形成するとともに、上縁に山折り部Y13を境にして第2側面上部補強板751を連設している。この第2側面上部補強板751にも、前記把持孔75hに略対応する把持孔751hを形成している。第1側面板73及び第2側面板75の下縁には、それぞれ山折り部Y14、Y15を介して第1側面下部補強板732及び第2側面下部補強板752を連続して設けている。また、第1側面板73及び第2側面板75に、それぞれ左右に所定距離73x、75x離間させた一対のスライド溝73M、75Mを形成している。各スライド溝73M間、75M間の離間距離73x、75xは、前記ボックスファイル本体1の第1側面板43及び第2側面板45にそれぞれ設けた一対の丸孔43a、45aの離間距離43x、45xに略対応させている。このスライド溝73M、75Mは、上下方向に沿った所定領域に各側面板73、75の肉厚方向に貫通して形成したものであり、後述するピン8の軸812の径より大きい巾寸法を有し、下縁近傍部位には各スライド溝73M、75Mの巾寸法を若干小さくしてなる巾狭部73M1、75M1を設定している。各巾狭部73M1、75M1の巾寸法は、ピン8の軸812と略同一もしくは若干大きく設定され、軸812が73M1、75M1を通過する際に軽く干渉する程度に設定されている。また、各スライド溝73M、75Mの上縁及び下縁を半円弧状に形成し、各下縁が、巾狭部73M1、75M1の一部と連続して部分円弧状をなしピン8を係わり合わせる係合部73K、75Kとして機能する。なお、半円弧状の上縁もピン8と係わり合う係合部73K、75Kとして機能させて、各スライド溝73M、75Mの上縁及び下縁にそれぞれ係合部73K、75Kを設定している。
【0028】
このような構成を有する展開板6を用いて可動体2を組み立てる手順を説明する。先ず、第1側面上部補強板731及び第1側面下部補強板732を山折り部Y12、Y14に沿って第1側面板73の内面に接着剤等を利用して貼着する。同様に第2側面上部補強板751及び第2側面下部補強板752を山折り部Y13、Y15に沿って第2側面板75の内面に接着剤等を用いて貼り着ける。次いで、背面糊代部71、背面板72、第1側面板73、正面板74及び第2側面板75を、各折代部F5、F6、F7、F8を利用して山折りにして、背面糊代部71の外面を第2側面板75の内面に当接させた状態で接着剤等を用いて貼り付け、上下に開放した略直方体状の胴部7を形成する。以上の手順により上下に開放した箱状の可動体2を組み立てる。
【0029】
次に、上記手順により組み立てたボックスファイル本体1と可動体2とを一体的に組み付ける手順について説明する。先ず、可動体1の外面をボックスファイル1の内面に沿わせるようにして可動体2をボックスファイル1内に収容する。そして、各丸孔43a、45aと各スライド溝73M、75Mとをそれぞれ相互に重合させた状態で、丸孔43a及びスライド溝73Mを貫通させるようにしてピン8を取り付けるとともに、丸孔45a及びスライド溝75Mを貫通させるようにしてピン8を取り付ける。各ピン8は、図7に、図6におけるP−P線断面図を一部省略した図で示すように、湾曲面を有する蓋部811及び蓋部811の略中央部から突出してなる円柱状の軸812とを有する一体成形品であるピン本体81と、軸812の先端部に設けた抜止部812aに係合するキャップ82とから構成されるものである。このような構成を有するピン8をボックスファイルBに取り付けるには、丸孔43aとスライド溝73Mとを相互に一致させた状態で、ボックスファイル本体1の外面側から丸孔43a及びスライド溝73Mにピン本体81の軸812を挿入して可動体2の内面側に突出させる。同様に、ボックスファイル本体1の外面側から丸孔45a及びスライド溝75Mにピン本体81の軸812を挿入して可動体2の内面側に突出させる。そして、突出させた各軸812に、可動体2の内面側から例えば合成樹脂素材からなる薄板ドーナッツ状の円盤部材9を可動体2の内面に当接または近接させる。この円盤部材9は座金として機能するものである。次いで、各軸812の先端部に設けた抜止部812aにキャップ82を係わり合わせるようにして取り付ける。なお、抜止部812aは、キャップ82と一旦係合すると、その係合を解除する方向へのキャップ82の移動を禁止するように構成されている。以上の手順により、計4つのピン8をボックスファイル本体1に固定するとともに、これらピン8を介してボックスファイル本体1と可動体2とを一体的に組み付ける。
【0030】
このようにして組み立てられたボックスファイルBは、図6に示すように、可動体2に設けた各スライド溝73M、75Mの上縁及び下縁に形成した何れかの係合部73K、75Kに、ピン8を選択的に係わり合わせることによりボックスファイルB自体の高さ寸法を変更可能に構成する高さ調節機構B1を有する。そして、この高さ調節機構B1を介して、可動体2がボックスファイル本体3の内面に沿って高さ方向に移動するように構成されている。ボックスファイルBの高さ寸法を大きくする場合には、可動体2に設けた一対の操作片721、741をそれぞれ把持して上方から引き上げて可動体2を上方へスライド移動させ、経過的に各ピン8の軸812が各巾狭部73M1、75M1を通過して下方の各係合部73K、75Kに係わり合うことによって、可動体2を所定位置に位置決めする(同図(b))。この位置において、各ピン8と各巾狭部73M1、75M1とが相互に干渉して、可動体2の下方への移動が規制される。一方、ボックスファイルBの高さ寸法を小さくする場合には、前記操作片721、741をそれぞれ把持して上方から押し下げて、経過的に各ピン8の軸812と係合部73K、75Kとの係合を解除し、各ピン8の軸812を各スライド溝73M、75Mの上縁、すなわち上方の係合部73K、75Kにそれぞれ係わり合わせ、可動体2を所定位置に位置決めする(同図(a))。
【0031】
しかして、本実施形態においては、操作部44aを谷折り部T1を利用して外面側に切り起こして、この操作部44aを把持して引き出し操作可能に構成したいる。また、スリット44rにより、操作部44aの操作時に谷折り部T1と開口縁部44eが直交する位置に生じる応力が適度に分散されるように設定されている。また、このボックスファイルBを、例えば机の袖に設けた引出しHに収納する場合には、図8に一部を破断して示す作用説明図で図示するように、引出しHの上方からボックスファイルBを引出しHの側壁H1に沿って下方に移動させて収納する。その際、側壁H1の上端と操作部44aとが干渉するが(同図(a))、操作部44aが谷折り部T1を中心にボックスファイルBの内面側に向かって折れ曲がることにより、引出しHの側壁H1の上端と操作部44aとの干渉状態が緩和され、ボックスファイルBを引出しH内に収納することが可能になる(同図(b))。
【0032】
このように、本実施形態に係るボックスファイルBは、上方を開放し、胴部4及び底板5に囲まれてなる収納空間Sに被収納物を収容し得るものであり、胴部4の一部を外面側に切り起こしてなる操作部44aを設け、操作部44aを把持して引き出し操作可能に構成したものであるため、操作孔に指を引っ掛けて引き出す従来のものと比較して、把持可能な操作部44aを利用してボックスファイルBを簡単に引き出すことができる。その際、収納空間Sに指を挿入する必要がないため、収納空間S内に被収納物を収納している場合であっても、指と被収納物とが干渉することなく、使い勝手に優れたものとなる。また、操作部44aを形成するために切り開けた部位である開口部44sを利用して、従来のように指を引っ掛けて引き出すこともでき、極めて便利である。
【0033】
また、操作部44aが、下縁部を中心に折り曲げ変形可能な変形部である谷折り部T1を介して胴部4の一部に連設した状態で切り起こしたものであるため、引出しHにボックスファイルBを収納する場合に、引出しHの側壁H1と操作部44aとが干渉しても、操作部44aが下端部の谷折り部T1を支点にして開口部44s内に収容される方向へ折り曲げ変形して干渉状態を緩和することができ、ボックスファイルBを引出しH内にスムーズに収納することができる。付言しておくと、例えば操作部が、上縁部に谷折り部を設け、この谷折り部を介して胴部の一部に連設した状態で切り起こしたものである場合には、ボックスファイルを引出し内に収納する際に、操作部と引出しの側壁の上端とが干渉し、操作部が谷折り部を中心に、操作部を切り開けた部位である開口部内に収容される方向とは逆の方向に折り曲げられる。そのため、胴部と引出しの側壁との隙間が小さい場合には、当初の干渉状態が緩和されることなく、操作部が側壁に引っ掛かったままになり、引出し内に収納することが困難であるという不具合が生じる。しかしながら、本実施形態に係るボックスファイルBは、上述の通り、操作部44aの下端部に谷折り部T1を設けているため、スムーズに引出しH内に収納することができる。
【0034】
加えて本実施形態においては、変形部が胴部4に付した折り目である谷折り部T1をであるため、極めて簡単に操作部44aを、下端部を中心に折り曲げ可能に構成することができる。
【0035】
また、操作部44aを形成するために切り開けた部位である開口部44s内に操作部44sを位置させた状態において、開口部44sの開口縁部44eと操作部44aとの間に所定寸法を有する間隙44kが形成されるため、操作部44aが、開口部44s内またはボックスファイルBの内面側に位置する場合に、間隙44kを利用して指や適宜の道具を挿入し、操作部44aをボックスファイルBの外面側へ位置させることができる。
【0036】
また、操作部44aの下縁部近傍領域に、操作部44aの下縁両端から連続して切り込まれた湾曲状のスリット44rを形成し、このスリット44rを、操作部44aの操作時に生じる応力を分散する応力分散手段として機能させているため、操作部44aの操作時に生じる応力を分散することができ、操作部44aの早期破損を有効に防止することができる。
【0037】
特に、胴部4が可撓性を有する素材からなるものであり、当該素材の弾性または可撓性を利用して、谷折り部に弾性を付与し、弾性変形可能に構成しているため、必要に応じて操作部44aを、弾性の復元力を利用して簡単に開口部44s内に位置させることができ、見栄えを良好なものとすることができる。
【0038】
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
【0039】
例えば、ボックスファイルは、従来品のように、所定の展開図に沿って裁断した一枚の展開板を適宜折り曲げて、上方を開放させた箱状のものであってもよい。
【0040】
また、変形部は、1本の直線である谷折り部に限らず、操作部の下端部の所定領域に高さ方向に複数付した折り目からなるものであってもよい。また、その場合、各折り目を高さ方向に山折り線と谷折り線とを交互に付してもよい。
【0041】
応力分散手段は、操作時に操作部の下端部近傍領域に生じる応力を適切に分散できるものであればよく、湾曲状のスリットに限られないの勿論である。
【0042】
また、ボックスファイルは、合成樹脂素材からなるものに限られず、例えば、厚手のボール紙や段ボール紙からなるものであってもよい。
【0043】
開口部内に操作部を位置させた状態において、開口縁部と操作部4との間に形成される間隙の寸法も、適宜の工具が入る寸法であれば構わない。このようなものであっても、間隙に工具を挿入して、操作部をボックスファイルの外面側に起こすことが可能である。
【0044】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、操作孔に指を引っ掛けて引き出すように構成した従来のものと比較して、操作部を把持してボックスファイルを簡単に引き出すことができる。その際、収納空間内に指を挿入する必要がないため、収納空間に被収納物を収納している場合であっても、指と被収納物とが干渉せず、使い勝手がよく、実用的である。また、切り開けた部位を利用して、従来のように指を引っ掛けて引き出すこともでき、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るボックスファイルを第2側面板側から見た全体斜視図。
【図2】同実施形態に係るボックスファイルを第1側面板側から見た全体斜視図を一部破断して示す図。
【図3】同実施形態におけるボックスファイル本体の展開板を展開した状態で示す平面図。
【図4】同実施形態における可動体の展開板を展開した状態で示す平面図。
【図5】同実施形態に係るボックスファイルの底面図。
【図6】作用説明図。
【図7】図6(a)におけるP−P線断面を一部省略して示す図。
【図8】作用説明図。
【符号の説明】
4…胴部
44a…操作部
44e…開口縁部
44k…間隙
44r…スリット
44s…開口部
5…底板
B…ボックスファイル
T1…変形部(谷折り部)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a box file capable of storing objects such as files and paper sheets in a storage space.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art There has been widely known a box file that can open a top and open a storage space surrounded by a bottom plate and a body to store a file or a storage object such as a paper sheet. In this type of box file, a circular operation hole formed in a part of the body is formed, and a box file can be pulled out by hooking a finger on the operation hole. (For example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-7-172092 (
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the object to be stored is stored in the storage space of the box file, an operation hole formed by opening a part of the body is closed by the object to be stored, and a finger cannot be inserted. The problem described above occurs. When the amount of the object to be stored in the storage space is small, a finger can be hung on the operation hole, but the finger and the storage object may interfere with each other in the storage space during the drawing operation. It is not very convenient to use.
[0005]
The present invention has been made in view of such a problem, and a main object thereof is to provide a box file which can be easily pulled out even when an object to be stored is stored in a storage space. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
That is, the box file of the present invention is a box file that can be opened upward and can store files and papers and other items to be stored in a storage space surrounded by the bottom plate and the trunk. It is characterized in that an operation unit formed by cutting and raising a part on the outer surface side is provided, and this operation unit is configured to be able to be pulled out and operated.
[0007]
If this is the case, a part of the body of the box file is cut and raised to the outer surface to form the operation part. Thus, the user can easily pull out the box file by grasping the operation unit. In this case, since there is no need to insert a finger into the storage space, even when the object to be stored is stored in the storage space, the finger and the object to be stored do not interfere with each other. It is. In addition, a finger can be hooked out and pulled out using the cut-out portion as in the related art, which is extremely convenient.
[0008]
As an example that is preferably used when the box file itself is stored in a drawer or the like, a state in which the operation unit is connected to a part of the body via a deformable portion that can be bent and deformed around a lower edge portion It can be mentioned that it was cut and raised.
[0009]
In particular, it is preferable that the deformed portion is a fold formed on the body.
[0010]
As a specific embodiment, a gap having a predetermined size is provided between the opening edge of the opening and the operating portion in a state where the operating portion is located in the opening which is a portion cut out to form the operating portion. Are formed.
[0011]
If the stress dispersing means for dispersing the stress generated at the time of operating the operation unit is provided in the region near the lower edge of the operation unit, it is possible to prevent the operation unit from being damaged early. In this case, it is preferable that the stress dispersing means is a curved slit cut continuously from both ends of a lower edge of the operation portion main body.
[0012]
Further, it is more preferable that the body is made of a flexible material and the deformable portion is configured to be elastically deformable.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 2, etc., the box file B according to the present invention has a storage space S for storing objects to be stored such as files and paper sheets.
[0015]
The box file B includes a box file
[0016]
The
[0017]
As shown in FIG. 3, the unfolded plate 3 is provided with a rectangular
[0018]
The vertical size of the
[0019]
The
[0020]
The first bottom
[0021]
The upper and lower dimensions of the second bottom
[0022]
The third bottom
[0023]
The fourth bottom
[0024]
A procedure for assembling the box file
[0025]
Next, the
[0026]
The developing plate 6 has a rectangular
[0027]
On each upper edge of the
[0028]
A procedure for assembling the
[0029]
Next, a procedure for integrally assembling the
[0030]
As shown in FIG. 6, the box file B assembled in this manner is inserted into any of the engaging
[0031]
Thus, in the present embodiment, the
[0032]
As described above, the box file B according to the present embodiment can open an upper portion and store an object to be stored in the storage space S surrounded by the
[0033]
Further, since the
[0034]
In addition, in the present embodiment, since the deformed portion is the valley fold T1 which is a fold formed on the
[0035]
In addition, in a state where the
[0036]
In addition, a
[0037]
In particular, since the
[0038]
Note that the present invention is not limited to the embodiment described in detail above.
[0039]
For example, the box file may be a box-shaped file in which the upper part is opened by appropriately bending a single development plate cut along a predetermined development view like a conventional product.
[0040]
Further, the deformed portion is not limited to a valley fold portion that is a single straight line, and may be formed of a plurality of folds provided in a predetermined region at a lower end portion of the operation portion in the height direction. In this case, each fold may be alternately provided with a mountain fold line and a valley fold line in the height direction.
[0041]
The stress dispersing means may be any as long as it can appropriately disperse the stress generated in the vicinity of the lower end portion of the operation unit during operation, and is not limited to the curved slit.
[0042]
Further, the box file is not limited to a file made of a synthetic resin material, and may be a file made of thick cardboard or corrugated cardboard, for example.
[0043]
In the state where the operation unit is located in the opening, the size of the gap formed between the opening edge and the
[0044]
In addition, the specific configuration of each unit is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
[0045]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to easily pull out the box file by grasping the operation unit, as compared with the related art in which a finger is hooked on the operation hole and pulled out. In this case, since there is no need to insert a finger into the storage space, even when the object to be stored is stored in the storage space, the finger and the object to be stored do not interfere with each other. It is. In addition, a finger can be hooked and pulled out using the cut-out portion as in the related art, which is extremely convenient.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a box file according to an embodiment of the present invention as viewed from a second side plate.
FIG. 2 is an exemplary partially cutaway perspective view of the box file according to the embodiment as viewed from a first side plate;
FIG. 3 is an exemplary plan view showing a state in which a development plate of the box file body according to the embodiment is developed.
FIG. 4 is an exemplary plan view showing a state where a development plate of the movable body in the embodiment is developed;
FIG. 5 is an exemplary bottom view of the box file according to the embodiment;
FIG. 6 is an operation explanatory view.
FIG. 7 is a diagram partially showing a cross section taken along line PP in FIG. 6A.
FIG. 8 is an operation explanatory view.
[Explanation of symbols]
4 ... trunk
44a ... operation unit
44e: Opening edge
44k ... gap
44r ... Slit
44s ... Opening
5 ... Bottom plate
B: Box file
T1: Deformation part (valley fold part)
Claims (7)
前記胴部の一部を外面側に切り起こしてなる操作部を設け、該操作部を把持して引き出し操作可能に構成したものであることを特徴とするボックスファイル。A box file capable of storing an object to be stored, such as a file or a sheet of paper, in a storage space surrounded by a bottom plate and a body portion, which is opened at an upper part,
A box file, comprising: an operation unit formed by cutting and raising a part of the body toward the outer surface side;
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