JP6167937B2 - Holder, packaging body and electrical equipment packaging body - Google Patents
Holder, packaging body and electrical equipment packaging body Download PDFInfo
- Publication number
- JP6167937B2 JP6167937B2 JP2014037176A JP2014037176A JP6167937B2 JP 6167937 B2 JP6167937 B2 JP 6167937B2 JP 2014037176 A JP2014037176 A JP 2014037176A JP 2014037176 A JP2014037176 A JP 2014037176A JP 6167937 B2 JP6167937 B2 JP 6167937B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- wall
- protection plate
- vertical
- continuous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
本発明は、ホルダ、包装体及び電気機器包装体に関するものである。 The present invention relates to a holder, a package, and an electrical equipment package.
下記特許文献1には、被包装物を支持するためのホルダが記載されている。このホルダは、単一板を屈曲して形成した筒状体を備えている。筒状体は、被包装物の荷重を受ける2箇所の垂直部を備えている。
特許文献1に記載のホルダは、上下方向の衝撃に対する強度が低い。
The holder described in
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、上下方向の衝撃に対する強度が高いホルダ及びこれを備えた包装体を提供することである。また、他の目的は、上記包装体を備えた電気機器包装体を提供することである。 The present invention has been made to solve the above problems. The object is to provide a holder having high strength against impacts in the vertical direction and a package including the holder. Moreover, the other objective is to provide the electric equipment package provided with the said package.
本発明に係るホルダは、板紙を罫線に沿って屈曲させることにより組み立てられたホルダであって、第1の高さを有する第1の垂直部と、第1の高さを有し、左右方向において一側が第1の垂直部の一側と対向する第2の垂直部と、第1の垂直部の上端と第2の垂直部の上端とを繋ぐように形成された下方支持部と、第1の高さより大きい第2の高さを有し、左右方向において第1の垂直部の他側と重なるように接する側面部と、一端で側面部の上端と連続し、左右方向において第2の垂直部側に向かって形成された上面部と、上面部の他端の前後方向における両端部から突出する第1の上面突出部及び第2の上面突出部と、第1の上面突出部から下方に連続する第1の内壁と、第2の上面突出部から下方に連続する第2の内壁と、第1の高さを有し、前後方向における両端部で第1の内壁及び第2の内壁と連続し、左右方向において第2の垂直部の他側と重なるように接する内壁下部と、上面部の前後方向における中央部と連続し、左右方向において第1の上面突出部及び第2の上面突出部と同じ方向に突出する保護板支持部と、保護板支持部の前後方向における中央部と連続し、左右方向において保護板支持部の突出方向と同じ方向に突出する保護板と、を備え、保護板支持部は、板紙のうち側面部の前後方向における中央部に相当する部分を折り返して形成され、保護板は、板紙のうち保護板支持部の前後方向における中央部に相当する部分を折り返して形成されたものである。
A holder according to the present invention is a holder that is assembled by bending a paperboard along a ruled line, and has a first vertical portion having a first height, a first height, and a horizontal direction. A second vertical portion whose one side faces one side of the first vertical portion, a lower support portion formed so as to connect the upper end of the first vertical portion and the upper end of the second vertical portion, A side surface portion having a second height greater than 1 and in contact with the other side of the first vertical portion in the left-right direction; one end continuous with the upper end of the side surface portion; An upper surface portion formed toward the vertical portion side, a first upper surface protrusion portion and a second upper surface protrusion portion that protrude from both end portions in the front-rear direction of the other end of the upper surface portion, and a lower portion from the first upper surface protrusion portion A first inner wall that continues to the second upper wall, a second inner wall that continues downward from the second upper surface protrusion, and a first height Has, contiguous with the first inner wall and second inner wall at both ends in the longitudinal direction, and lower inner wall in contact with the overlap with the other side of the second vertical portion Te lateral direction odor, in the front-rear direction of the upper surface portion A protective plate support portion that is continuous with the central portion and protrudes in the same direction as the first upper surface protrusion portion and the second upper surface protrusion portion in the left-right direction, and is continuous with the central portion in the front-rear direction of the protective plate support portion. A protective plate protruding in the same direction as the protruding direction of the protective plate support portion, and the protective plate support portion is formed by folding back a portion corresponding to the central portion in the front-rear direction of the side surface portion of the paperboard. Is formed by folding back a portion of the paperboard corresponding to the central portion of the protective plate support portion in the front-rear direction .
本発明に係る包装体は、外箱と、内壁下部同士が対向するように外箱内に配置された一対の上記ホルダと、を備えたものである。 The package according to the present invention includes an outer box and a pair of the holders arranged in the outer box so that the inner wall lower portions face each other.
本発明に係る電気機器包装体は、上記包装体と、上記包装体により包装された電気機器と、を備えたものである。 The electrical equipment package according to the present invention includes the packaging body and the electrical equipment packaged by the packaging body.
本発明によれば、ホルダが第1の垂直部、第2の垂直部及び内壁下部を備えるため、被包装物を上下方向の衝撃から保護することができる。 According to the present invention, since the holder includes the first vertical portion, the second vertical portion, and the inner wall lower portion, it is possible to protect the package from an impact in the vertical direction.
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。 The present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In each figure, the same or corresponding parts are denoted by the same reference numerals. The overlapping description will be simplified or omitted as appropriate.
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における包装体で被包装物を包装する際の斜視図である。本明細書では、特に断りがない限り、図1における前、後、左、右を示す矢印に基づいて方向を指定する。
FIG. 1 is a perspective view when a packaged object is packaged with the package in the present embodiment. In this specification, unless otherwise specified, directions are designated based on arrows indicating front, rear, left, and right in FIG.
図1では、被包装物として換気空清機1を例示している。換気空清機1は、前方から見た場合に略長方形となるように形成されている。以下、包装体による換気空清機1の包装作業の手順について説明する。
In FIG. 1, the
包装体は、ホルダ2を備えている。ホルダ2は、1枚の板紙を型抜きして屈曲することにより一体形成される。ホルダ2は、換気空清機1を包装する際に組み立てられる。
The package includes a
包装体は、外箱3を備えている。外箱3は、胴部3a、一対の底内フラップ3b、一対の底外フラップ3c、一対の天内フラップ3d及び一対の天外フラップ3eを備えている。外箱3の底部は、一対の底内フラップ3bが内側に折り込まれた後に、一対の底外フラップ3cが内側に折り込まれることにより形成される。このとき、一対の底外フラップ3cの先端同士が突合わされた状態となる。この状態で、一対の底外フラップ3cの突合せ部が粘着テープ等で閉じられる。
The package includes an
換気空清機1は、保護シート4で被われる。保護シート4で被われた換気空清機1には、左右から一対のホルダ2が嵌め込まれる。左側のホルダ2は、換気空清機1の底面、前面、後面及び左側面に接する。右側のホルダ2は、換気空清機1の底面、前面、後面及び右側面に接する。こうして、換気空清機1は、左右一対のホルダ2により支持固定される。
The
次に、換気空清機1は、一対のホルダ2が左右から嵌め込まれた状態で、外箱3の胴部3aの内部に収納される。一対のホルダ2は、外箱3の底部及び胴部3aの内壁に接する。外箱3に収納された換気空清機1の上面には、取扱説明書5が載置される。取扱説明書5は、保護シート5aで被われている。
Next, the
取扱説明書5が載置された後、一対の天内フラップ3dが内側に折り込まれる。次いで、一対の天外フラップ3eが内側に折り込まれることにより、外箱3の天部が形成される。このとき、一対の天外フラップ3eの先端同士が突合わされた状態となる。この状態で、天外フラップ3eの突合せ部が粘着テープ等で閉じられる。これにより、換気空清機1の包装作業が完了する。
After the
図2は、本実施の形態におけるホルダ2の斜視図である。図2は、図1における左側のホルダ2を示している。
FIG. 2 is a perspective view of the
ホルダ2は、第1の垂直部201、下方支持部202、第2の垂直部203及び底面部204を備えている。下方支持部202は、左端で第1の垂直部201の上端と直角をなして連続している。第2の垂直部203は、上端で下方支持部202の右端と直角をなして連続している。つまり、下方支持部202は、第1の垂直部201の上端と第2の垂直部203の上端とを繋ぐように形成されている。第2の垂直部203の高さは、第1の垂直部201と等しくなるように設定されている。第2の垂直部203の左側は、第1の垂直部201の右側と平行に対向している。底面部204は、右端で第2の垂直部203の下端と直角をなして連続している。底面部204は、下方支持部202と平行に対向している。第1の垂直部201の下端は、底面部204に垂直に接している。第1の垂直部201及び第2の垂直部203は、下方支持部202を上下方向に支持している。このように、第1の垂直部201、下方支持部202、第2の垂直部203及び底面部204は、断面が直方体の第1の角筒を形成している。
The
ホルダ2は、側面部205、上面部206、第1の上面突出部206a及び第2の上面突出部206bを備えている。側面部205は、高さが第1の垂直部201よりも大きく形成されている。側面部205は、下端で底面部204の左端と直角をなして連続している。側面部205は、第1の垂直部201の左側と重なるように接している。上面部206は、左端で側面部205の上端と直角をなして連続している。つまり、上面部206は、側面部205の上端から右方に形成されている。第1の上面突出部206a及び第2の上面突出部206bは、上面部206の右端の前後方向における両端部から右方に突出している。このため、上面部206、第1の上面突出部206a及び第2の上面突出部206bは、長方形の前後方向における中央部の右側がくり抜かれたような形に形成されている。上面部206、第1の上面突出部206a及び第2の上面突出部206bは、底面部204と平行である。上面部206、第1の上面突出部206a及び第2の上面突出部206bは、下方支持部202と平行に対向している。
The
ホルダ2は、第1の内壁207a、第2の内壁207b及び内壁下部208を備えている。第1の内壁207aは、上端で第1の上面突出部206aの右端と直角をなして連続している。つまり、第1の内壁207aは、第1の上面突出部206aの右端から下方に連続している。第2の内壁207bは、上端で第2の上面突出部206bの右端と直角をなして連続している。つまり、第2の内壁207bは、第2の上面突出部206bの右端から下方に連続している。第1の内壁207a及び第2の内壁207bは、側面部205と平行に対向している。内壁下部208は、前後方向における両端部で第1の内壁207a及び第2の内壁207bと連続している。内壁下部208は、第2の垂直部203の右側と重なるように接している。内壁下部208は、上端が下方支持部202と同一平面上に位置するように形成されている。内壁下部208は、下端が底面部204と同一平面上に位置するように形成されている。つまり、内壁下部208の高さは、第1の垂直部201及び第2の垂直部203と等しくなるように設定されている。このように、底面部204、側面部205、上面部206、第1の上面突出部206a、第2の上面突出部206b、第1の内壁207a、第2の内壁207b及び内壁下部208は、断面が直方体の第2の角筒を形成している。
The
ホルダ2は、側方支持部209及び水平受け部210を備えている。側方支持部209は、上端で上面部206の右端と直角をなして連続している。つまり、側方支持部209は、上面部206の右端から下方に連続している。側方支持部209は、上下方向から見ると、第1の上面突出部206aと第2の上面突出部206bとの間に形成されている。側方支持部209は、側面部205と平行に対向している。水平受け部210は、右端で側方支持部209の下端と直角をなして連続している。水平受け部210は、底面部204と平行である。水平受け部210は、上面部206と平行に対向している。水平受け部210は、上方から重なるように下方支持部202と接している。水平受け部210の左端は、側面部205に垂直に接している。このように、側方支持部209及び水平受け部210は、断面形状がL字状の構造体を形成している。
The
図3は、本実施の形態におけるホルダ2の型抜き展開図である。以下、図2及び図3を参照して、ホルダ2の組み立てについて説明する。
FIG. 3 is an unfolded development view of the
図3に示すように、底面部204と第2の垂直部203との境界に沿ってスリット211が形成されている。スリット211は、図2に示す第2の垂直部203の立ち上がり部に形成されている。スリット211は、図2に示す第2の垂直部203の下端に沿って形成されている。スリット211は、前後方向における中央部に位置している。図3に示すように、内壁下部208には、差込部212が設けられている。差込部212は、図2に示す内壁下部208の下端に設けられている。差込部212は、前後方向における中央部に位置している。
As shown in FIG. 3, a
図3に示すように、第1の上面突出部206a及び第1の内壁207aと側方支持部209との境界には、切り込み213aが形成されている。第2の上面突出部206b及び第2の内壁207bと側方支持部209との境界には、切り込み213bが形成されている。水平受け部210と内壁下部208との間には、間隙が形成されている。
As shown in FIG. 3, a
図3に示すように、底面部204と第2の垂直部203との境界には、谷折り罫線221が形成されている。第2の垂直部203と下方支持部202との境界には、谷折り罫線222が形成されている。下方支持部202と第1の垂直部201との境界には、谷折り罫線223が形成されている。底面部204と側面部205との境界には、谷折り罫線224が形成されている。側面部205と上面部206との境界には、谷折り罫線225が形成されている。第1の上面突出部206aと第1の内壁207aとの境界には、谷折り罫線226aが形成されている。第2の上面突出部206bと第2の内壁207bとの境界には、谷折り罫線226bが形成されている。上面部206と側方支持部209との境界には、谷折り罫線227が形成されている。側方支持部209と水平受け部210との境界には、谷折り罫線228が形成されている。内壁下部208と差込部212との境界には、谷折り罫線229が形成されている。
As shown in FIG. 3, a valley fold ruled
板紙を谷折り罫線221、222及び223に沿って順次内側に直角に屈曲させると、第1の角筒が形成される。第1の角筒が形成された後に、板紙を谷折り罫線224、225、226a及び226bに沿って順次内側に直角に屈曲させると、第2の角筒が形成される。差込部212は、谷折り罫線229に沿って内側に直角に屈曲された後、スリット211に差し込まれる。これにより、内壁下部208が第1の角筒に固定される。板紙を谷折り罫線227及び228に沿って内側に直角に屈曲させると、L字状の構造体が形成される。このようにして、図2に示す立体的なホルダ2が組み立てられる。
When the paperboard is sequentially bent at a right angle along the valley fold ruled
ここで、換気空清機1に嵌め込まれた状態におけるホルダ2について説明する。一対のホルダ2は、側方支持部209同士及び内壁下部208同士が対向するような向きで換気空清機1の左右に嵌め込まれる。このとき、下方支持部202は、換気空清機1の底面を支持する。左側のホルダ2の側方支持部209は、換気空清機1の左側面を支持する。右側のホルダ2の側方支持部209は、換気空清機1の右側面を支持する。第1の内壁207aの後端は、換気空清機1の前面を支持する。第2の内壁207bの前端は、換気空清機1の後面を支持する。このようにして、一対のホルダ2は、換気空清機1を支持固定する。
Here, the
上述したとおり、第1の垂直部201及び第2の垂直部203は、下方支持部202を上下方向に支持している。また、内壁下部208は、上端が下方支持部202と同一平面上に位置するように形成されている。このため、換気空清機1の荷重は、第1の垂直部201、第2の垂直部203及び内壁下部208により支持される。このように、3つの垂直な部位で換気空清機1の荷重を支持するため、ホルダ2は、特に上下方向において高い剛性を有している。本実施の形態によれば、上下方向の衝撃に対する強度が高いホルダを得ることができる。
As described above, the first
上述したとおり、水平受け部210は、側方支持部209の下端と直角をなして連続している。水平受け部210の左端は、側面部205に垂直に接している。側方支持部209は、水平受け部210が側面部205に接することによって換気空清機1の左右を支持している。このため、ホルダ2は、左右方向において高い剛性を有している。本実施の形態によれば、左右方向の衝撃に対する強度が高いホルダを得ることができる。
As described above, the
上述したとおり、第1の内壁207aの後端は、換気空清機1の前面を支持する。第2の内壁207bの前端は、換気空清機1の後面を支持する。つまり、第1の内壁207a及び第2の内壁207bの内側端部は、換気空清機1の前後面を支持する。このため、ホルダ2は、前後方向において高い剛性を有している。本実施の形態によれば、前後方向の衝撃に対する強度が高いホルダを得ることができる。
As described above, the rear end of the first
上述したとおり、ホルダ2は、上下方向、左右方向及び前後方向において高い剛性を有している。このため、本実施の形態における包装体は、上下方向、左右方向及び前後方向のうちの1方向だけでなく複数方向から衝撃を受けた場合でも、損傷を及ぼすことなく換気空清機1を緩衝保護することができる。例えば、外箱3が角又は稜を下にして落下された場合にも、換気空清機1を緩衝保護できる。また、特に上下方向における剛性が高いため、上下方向の落下又は衝撃によってホルダ2が底突きをすることがない。
As described above, the
上述したとおり、側面部205は、第1の垂直部201の左側と重なるように接している。水平受け部210は、上方から重なるように下方支持部202と接している。このため、下方支持部202の上方への弾性力は、水平受け部210及び側方支持部209により受け止められる。また、第1の垂直部201と側面部205との間に摩擦力が発生する。さらに、下方支持部202と水平受け部210との間に摩擦力が発生する。これにより、下方支持部202及び側方支持部209の位置が保たれる。その結果、ホルダ2の立体形状を保持することができる。
As described above, the
上述したとおり、差込部212がスリット211に差し込まれることで、内壁下部208が第1の角筒に固定される。これにより、第1の内壁207a、第2の内壁207b及び内壁下部208の位置が保たれる。その結果、ホルダ2の立体形状を保持することができる。
As described above, the inner wall
実施の形態2.
図4は、本実施の形態におけるホルダ2の斜視図である。なお、実施の形態1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
FIG. 4 is a perspective view of the
本実施の形態において、ホルダ2を形成する板紙は、段ボールである。図4では、谷折り罫線が、段ボールの目方向と直交するように形成されている。
In the present embodiment, the paperboard forming the
ホルダ2は、第1の垂直部201、第2の垂直部203及び内壁下部208の3つの垂直な部位で換気空清機1の荷重を支持する。さらに、ホルダ2は、段ボールの目方向と直交するように形成された谷折り罫線に沿って屈曲されることで組み立てられる。これにより、3つの垂直な部位が換気空清機1の荷重を支持する方向は、段ボールの目方向と一致する。このため、ホルダ2は、上下方向において相当に高い剛性を有している。
The
また、側方支持部209に連続して形成された水平受け部210が換気空清機1を支持する方向は、段ボールの目方向と一致する。このため、ホルダ2は、左右方向において相当に高い剛性を有している。
In addition, the direction in which the
上述したとおり、ホルダ2は、上下方向及び左右方向において相当に高い剛性を有している。このため、本実施の形態における包装体は、上下方向及び左右方向のうちの一方だけでなく2方向から衝撃を受けた場合でも、損傷を及ぼすことなく換気空清機1を緩衝保護することができる。例えば、外箱3が角又は稜を下にして落下された場合にも、換気空清機1を緩衝保護できる。また、特に上下方向における剛性が高いため、上下方向の落下又は衝撃によってホルダ2が底突きをすることがない。
As described above, the
実施の形態3.
図5は、本実施の形態におけるホルダ2の斜視図である。なお、実施の形態1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
FIG. 5 is a perspective view of the
本実施の形態において、ホルダ2を形成する板紙は、段ボールである。図5では、谷折り罫線が、段ボールの目方向と同一方向に沿うように形成されている。
In the present embodiment, the paperboard forming the
ホルダ2は、第1の内壁207aの後端で換気空清機1の前面を支持する。ホルダ2は、第2の内壁207bの前端で換気空清機1の後面を支持する。さらに、ホルダ2は、段ボールの目方向と同一方向に沿うように形成された谷折り罫線に沿って屈曲されることで組み立てられる。これにより、第1の内壁207a及び第2の内壁207bが換気空清機1を支持する方向は、段ボールの目方向と一致する。このため、ホルダ2は、前後方向において相当に高い剛性を有している。その結果、本実施の形態における包装体は、前後方向から衝撃を受けた場合に、損傷を及ぼすことなく換気空清機1を緩衝保護することができる。
The
また、第1の垂直部201、第2の垂直部203及び内壁下部208の3つの垂直な部位が換気空清機1の荷重を支持する方向は、段ボールの目方向と直交する。このため、ホルダ2の上下方向における剛性は、谷折り罫線が目方向と直交するように形成された場合に比べて低くなる。その結果、ホルダ2は、上下方向の力が作用した場合に、変形することで衝撃を吸収する。
The direction in which the three vertical portions of the first
また、側方支持部209に連続して形成された水平受け部210が換気空清機1を支持する方向は、段ボールの目方向と直交する。このため、ホルダ2の左右方向における剛性は低くなる。その結果、ホルダ2は、左右方向の力が作用した場合に、変形することで衝撃を吸収する。
Further, the direction in which the
上述したとおり、ホルダ2は、上下方向及び左右方向の力が作用した場合に、変形することで衝撃を吸収する。このため、本実施の形態における包装体は、上下方向及び左右方向のうちの一方だけでなく2方向から衝撃を受けた場合でも、損傷を及ぼすことなく換気空清機1を緩衝保護することができる。例えば、外箱3が角又は稜を下にして落下された場合にも、換気空清機1を緩衝保護できる。
As described above, the
実施の形態1から3に記載のホルダ2は、1枚の板紙を谷折り罫線のみに沿って順次内側に屈曲させることで組み立てられる。このため、本発明によれば、ホルダ2の組み立て作業を簡素化できる。その結果、換気空清機1の包装作業の作業性を向上することができる。
The
実施の形態1から3に記載のホルダ2は、組み立てられる前は平板である。このため、組み立てられる前のホルダ2は、包装材料として運搬及び納入する際に嵩張らない。その結果、ホルダ2を効率的に輸送及び保管することができる。
The
実施の形態1から3に記載のホルダ2は、板紙のみで形成されているため、リサイクルが容易である。このため、ホルダ2は、使用後に廃棄処理する必要がない。その結果、自然環境に与える影響を最小限に抑制することができる。
Since the
なお、実施の形態1から3のいずれかに記載の包装体により包装される被包装物は、換気空清機1に限定されるものではない。例えば、空気調和機、除湿機及び脱臭装置等の電気機器を包装体で包装することで電気機器包装体を形成してもよい。また、包装体は、電気機器以外の一般的な被包装物の包装に用いることもできる。このため、本発明によれば、電気機器及び一般的な被包装物を緩衝保護することができる。
In addition, the to-be-packaged goods packaged with the package in any one of
実施の形態4.
図6は、本実施の形態におけるホルダ2の斜視図である。図6に示すホルダ2は、図1において右側に配置されたものに対応している。本実施の形態において、ホルダ2は、1枚の板紙を型抜きして屈曲することにより一体形成される。実施の形態1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
FIG. 6 is a perspective view of the
ホルダ2は、保護板支持部251を備えている。保護板支持部251は、第1のU字状部位として形成されている。保護板支持部251は、板紙のうち、側面部205の前後方向における中央部に相当する部分から形成されている。保護板支持部251は、板紙のうち、側面部205の上端から下端付近までに相当する部分から形成されている。保護板支持部251は、上面部206の前後方向における中央部と連続している。保護板支持部251は、側面部205と上面部206との境界で上面部206と連続している。保護板支持部251と上面部206とが連続した部位には、複数の係止板253が設けられている。本実施の形態では、係止板253は、2つ設けられている。保護板支持部251の先端は、係止板253が設けられた部位の反対側に位置している。
The
ホルダ2は、保護板252を備えている。保護板252は、第2のU字状部位として形成されている。第2のU字状部位は、第1のU字状部位よりも小さく形成されている。保護板252は、板紙のうち、保護板支持部251の前後方向における中央部に相当する部分から形成されている。保護板252は、板紙のうち、保護板支持部251の先端付近から係止板253付近までに相当する部分から形成されている。保護板252は、保護板支持部251の先端付近で保護板支持部251と連続している。保護板252と保護板支持部251とが連続した部位には、複数の係止板254が設けられている。本実施の形態では、係止板254は、2つ設けられている。保護板252の先端は、係止板254が設けられた部位の反対側に位置している。
The
側面部205は、抜き穴255を備えている。抜き穴255は、側面部205を左右方向に貫通して形成されている。抜き穴255は、側面部205において、第1のU字状部位の先端付近に位置している。抜き穴255は、半円状に形成されている。抜き穴255は、直線部分が第1のU字状部位の前端に沿うように形成されている。
The
側面部205は、突起256を備えている。突起256は、側面部205の前端及び後端の上部に設けられている。2つの突起256は、同じ高さに設けられている。側面部205の前端の突起256は、側面部205の前端よりも前方に出っ張って形成されている。側面部205の後端の突起256は、側面部205の後端よりも後方に出っ張って形成されている。
The
図7は、本実施の形態におけるホルダ2の型抜き展開図である。実施の形態1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
FIG. 7 is an exploded drawing of the
下方支持部202には、矩形スリット261が形成されている。矩形スリット261は、前後方向における中央部に位置している。側方支持部209には、差込部262が設けられている。差込部262は、谷折り罫線228の前後方向における中央付近に位置している。突起256は、谷折り罫線225の付近に設けられている。
A
側面部205と保護板支持部251との境界には、第1のU字状切り込み271が形成されている。つまり、第1のU字状切り込み271の内側に保護板支持部251が形成されている。第1のU字状切り込み271の両端は、谷折り罫線225上に位置している。第1のU字状切り込み271の両端は、谷折り罫線225と直交している。保護板支持部251と保護板252との境界には、第2のU字状切り込み272が形成されている。つまり、第2のU字状切り込み272の内側に保護板252が形成されている。
A first
図8は、本実施の形態におけるホルダ2の型抜き展開図の中央付近の拡大図である。図8は、図7の中央付近を拡大して示したものである。
FIG. 8 is an enlarged view of the vicinity of the center of the die-cut development view of the
係止板253は、谷折り罫線225が通る位置に形成されている。係止板253において、谷折り罫線225の左右両側には、谷折り罫線225に平行な罫線が1つずつ形成されている。前後方向において、第1のU字状切り込み271の両端の間の範囲には、切り込み273、複数の切り込み274及び複数の切り込み275が形成されている。切り込み273及び切り込み274は、谷折り罫線225上に形成されている。つまり、切り込み273及び切り込み274は、保護板支持部251と上面部206との境界に形成されている。切り込み273は、2つの係止板253の間に形成されている。切り込み274は、第1のU字状切り込み271の端部と係止板253との間に形成されている。切り込み274は、第1のU字状切り込み271と繋がっている。本実施の形態では、切り込み274は、2つ形成されている。切り込み275は、谷折り罫線225と直交するように形成されている。切り込み275は、保護板支持部251及び上面部206にまたがって形成されている。本実施の形態では、切り込み275は、4つ形成されている。切り込み275のうち2つは、切り込み273の両端と直交している。切り込み275のうち他の2つは、切り込み274の係止板253側の端部と直交している。切り込み273、切り込み274及び切り込み275が形成されることにより、係止板253が形成されている。保護板支持部251は、係止板253を介して上面部206と連続している。
The locking
第2のU字状切り込み272の両端の間には、前後方向に沿って谷折り罫線276が形成されている。係止板254は、谷折り罫線276が通る位置に形成されている。係止板254において、谷折り罫線276の左右両側には、谷折り罫線276に平行な罫線が1つずつ形成されている。前後方向において、第2のU字状切り込み272の両端の間の範囲には、切り込み277、複数の切り込み278及び複数の切り込み279が形成されている。切り込み277及び切り込み278は、谷折り罫線276上に形成されている。切り込み277は、2つの係止板254の間に形成されている。切り込み278は、第2のU字状切り込み272の端部と係止板254との間に形成されている。切り込み278は、第2のU字状切り込み272と繋がっている。本実施の形態では、切り込み278は、2つ形成されている。切り込み279は、谷折り罫線276と直交するように形成されている。切り込み279は、保護板252及び保護板支持部251にまたがって形成されている。本実施の形態では、切り込み279は、4つ形成されている。切り込み279のうち2つは、切り込み277の両端と直交している。切り込み279のうち他の2つは、切り込み277の係止板254側の端部と直交している。切り込み277、切り込み278及び切り込み279が形成されることにより、係止板254が形成されている。保護板252は、係止板254を介して保護板支持部251と連続している。
A valley crease line 276 is formed along the front-rear direction between both ends of the second
側面部205には、半円状の切り込み280が形成されている。切り込み280の両端は、第1のU字状切り込み271と繋がっている。抜き穴255は、切り込み280及び第1のU字状切り込み271に囲まれた部分を板紙から取り除くことで形成される。
A
図9は、本実施の形態におけるホルダ2の保護板支持部251を上方に折り返した状態を示す斜視図である。図10は、本実施の形態におけるホルダ2の保護板支持部251及び保護板252を左右方向に折り返した状態を示す斜視図である。以下、本実施の形態におけるホルダ2の組み立てについて説明する。実施の形態1と重複する内容については説明を省略する。
FIG. 9 is a perspective view showing a state in which the
差込部262は、ホルダ2が立体的に組み立てられる際に、矩形スリット261に差し込まれる。これにより、側方支持部209が下方支持部202に固定される。
The
図6に示す状態で、抜き穴255に指を差し入れて保護板支持部251の先端付近を右側に引くと、保護板支持部251が側面部205の右側に引き出される。保護板支持部251は、係止板253を支点にして回転するように上方に持ち上げられる。保護板支持部251は、側面部205と平行になるまで上方に持ち上げられる。その結果、保護板支持部251は、側面部205と上面部206との境界に沿って上方に折り返された状態となる。このとき、ホルダ2は、図9に示す状態となる。保護板支持部251は、図9に示す状態から、係止板253を支点にして回転するように左側に倒される。保護板支持部251は、上面部206と平行になるまで左側に倒される。このとき、保護板支持部251は、上面部206から左側に突出した状態となる。この状態で、保護板252は、保護板支持部251から上方に引き出される。保護板252は、係止板254を支点にして回転するように左側に折り返される。保護板252は、保護板支持部251と平行になるまで左側に折り返される。その結果、保護板252は、保護板支持部251から左側に突出した状態となる。保護板支持部251は、前後方向における中央部に相当する部分が保護板252の形状に開口された状態となる。このとき、ホルダ2は、図10に示す状態となる。図10に示す状態において、保護板252は、保護板支持部251の上に重なる。図10に示す状態のホルダ2において、上面部206の右端から保護板252の先端までの左右方向における寸法を「長さL」という。長さLは、保護板支持部251及び保護板252を左右方向に突出させたときの保護板252の先端から側面部205と上面部206との境界までの寸法である。
In the state shown in FIG. 6, when a finger is inserted into the punched
図11は、本実施の形態における包装体で被包装物を包装する際の斜視図である。実施の形態1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。 FIG. 11 is a perspective view when a package is packaged with the package in the present embodiment. Portions that are the same as or equivalent to those in the first embodiment are given the same reference numerals, and descriptions thereof are omitted.
ホルダ2は、図9に示す状態に組み立てられる。左右一対のホルダ2は、図9に示す状態で外箱3の胴部3aの内部に配置される。左側のホルダ2は、側面部205が胴部3aの左側の内壁に接するように外箱3の内部に配置される。右側のホルダ2は、側面部205が胴部3aの右側の内壁に接するように外箱3の内部に配置される。つまり、左右一対のホルダ2は、上方に折り返された保護板支持部251同士が対向するように外箱3の内部に配置される。
The
ホルダ2が外箱3の内部に配置された際に、ホルダ2には、胴部3aが突起256を押し潰すような力が作用する。このとき、外箱3には、突起256の弾性力により胴部3aを外側に押す力が作用する。この外側に押す力により、ホルダ2は、外箱3の胴部3aの内部に弾性的に固定される。
When the
換気空清機1は、保護シート4で被われる。保護シート4で被われた換気空清機1は、左右一対のホルダ2の間に上方から挿入されるように載置される。左側のホルダ2は、換気空清機1の底面、前面、後面及び左側面に接する。右側のホルダ2は、換気空清機1の底面、前面、後面及び右側面に接する。こうして、換気空清機1は、左右一対のホルダ2により支持固定されるとともに、外箱3の胴部3aの内部に収納される。外箱3の胴部3aの内部に収納された換気空清機1の上面には、取扱説明書5が載置される。
The
取扱説明書5が載置された後、左右一対のホルダ2の保護板支持部251及び保護板252は、図10に示す状態となるように屈曲される。右側の保護板支持部251は、上面部206と平行になるまで左側に倒される。左側の保護板支持部251は、上面部206と平行になるまで右側に倒される。右側の保護板252は、右側の保護板支持部251と平行になるまで左側に折り返される。左側の保護板252は、左側の保護板支持部251と平行になるまで右側に折り返される。
After the
保護板支持部251及び保護板252が図10に示す状態となった後、一対の天内フラップ3dが内側に折り込まれる。次いで、一対の天外フラップ3eが内側に折り込まれることにより、外箱3の天部が形成される。このとき、一対の天外フラップ3eの先端同士が突合わされた状態となる。この状態で、天外フラップ3eの突合せ部が粘着テープ等で閉じられる。これにより、換気空清機1の包装作業が完了する。
After the
図12は、本実施の形態における包装体で被包装物を包装した状態におけるホルダ2と被包装物との位置関係を示した斜視図である。図12において、外箱3は破線で示されている。図12において、保護シート4及び保護シート5aは一点鎖線で示されている。
FIG. 12 is a perspective view showing the positional relationship between the
図12に示す状態において、右側のホルダ2の側面部205は、胴部3aの右側の内壁に接している。左側のホルダ2の側面部205は、胴部3aの左側の内壁に接している。側面部205の前端に設けられた突起256は、胴部3aの前側の内壁に接している。側面部205の後端に設けられた突起256は、胴部3aの後側の内壁に接している。ホルダ2は、外箱3の胴部3aとほぼ同じ高さに形成されている。
In the state shown in FIG. 12, the
図12に示す状態において、保護板支持部251及び保護板252は、換気空清機1よりも上側に位置している。天内フラップ3dは、保護板支持部251及び保護板252よりも上側に位置している。天外フラップ3eは、天内フラップ3dよりも上側に位置している。一対の天外フラップ3eの突合せ部は、左右方向に沿って直線状に形成されている。天外フラップ3eの突合せ部が形成する直線は、保護板252の前後方向における中心を通る左右方向に沿った直線と一致する。左側のホルダ2の係止板254は、左側の天内フラップ3dの先端よりも左側に位置している。右側のホルダ2の係止板254は、右側の天内フラップ3dの先端よりも右側に位置している。つまり、保護板252の一部分は、天内フラップ3dの下に位置している。そして、左側の保護板252の先端は、右側の保護板252の先端と接している。つまり、左右方向において、左側の天内フラップ3dの先端から右側の天内フラップ3dの先端までの範囲では、天外フラップ3eの突合せ部の真下に保護板252が位置している。また、保護板支持部251の前後方向における中央部に相当する開口された部分は、天内フラップ3dの真下に位置している。
In the state shown in FIG. 12, the
換気空清機1を包装した包装体は、客先等において開梱される。包装体の開梱時には、天外フラップ3eの突合せ部を閉じている粘着テープ等が、一般にカッターナイフ等を用いて切り裂かれる。この際、粘着テープ等は、例えば、天外フラップ3eの突合せ部に沿って切り裂かれる。
The package body in which the ventilation / air-cleaning
本実施の形態では、ホルダ2は、保護板支持部251及び保護板252を備えている。保護板支持部251は、上面部206の前後方向における中央部と連続している。保護板支持部251は、左右方向において前記第1の内壁207a及び前記第2の内壁207bの側に突出している。保護板252は、保護板支持部251の前後方向における中央部と連続している。保護板252は、左右方向において保護板支持部251の突出方向と同じ方向に突出している。包装体は、外箱3の内部に配置された一対のホルダ2を備えている。一対のホルダ2のうち、右側のホルダ2は、側面部205が外箱3の右側の内壁に接するように配置されている。左側のホルダ2は、側面部205が外箱3の左側の内壁に接するように配置されている。右側のホルダ2の保護板252の先端は、左側のホルダ2の保護板252の先端と接している。包装体において、保護板252は、天外フラップ3eの突合せ部の真下に位置する。つまり、包装体で包装された換気空清機1の上面のうち、天外フラップ3eの突合せ部の真下の部分は、天内フラップ3d又は保護板252の少なくとも一方により保護されている。このため、カッターナイフ等による包装体の開梱作業において、カッターナイフ等の先端が換気空清機1の上面に当たることがない。その結果、本実施の形態によれば、包装体の開梱作業における換気空清機1の損傷を防止するホルダを得ることができる。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、ホルダ2は、1枚の板紙を罫線に沿って屈曲させることにより組み立てられている。保護板支持部251は、板紙のうち側面部205の前後方向における中央部に相当する部分を折り返して形成されている。保護板252は、板紙のうち保護板支持部251の前後方向における中央部に相当する部分を折り返して形成されている。つまり、保護板支持部251及び保護板252は、ホルダ2と一体に形成されている。このため、別部材からなる保護材を用いることなく、換気空清機1を保護することができる。その結果、包装コストを大幅に削減することができる。また、包装材料を削減し、環境に配慮した包装体を実現することができる。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、保護板支持部251は、側面部205と上面部206との境界で上面部206と連続している。保護板支持部251は、板紙を当該境界に沿って折り返して形成されている。つまり、保護板支持部251は、ホルダ2を立体的に組み立てるために必要な谷折り罫線225を利用して形成されている。このため、保護板支持部251を形成するための新たな罫線を板紙に設ける必要がない。その結果、簡単な構成で、包装体の開梱作業における換気空清機1の損傷を防止することができる。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、ホルダ2は、側面部205の前端及び後端に突起256を備えている。ホルダ2は、突起256を備えることにより、外箱3の胴部3aの内部に弾性的に固定される。このため、換気空清機1を外箱3の内部に収納する際に換気空清機1が外箱3又はホルダ2に接触しても、ホルダ2が容易に転倒することがない。その結果、換気空清機1の包装作業の作業性を向上することができる。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、ホルダ2は、側面部205に抜き穴255を備えている。これにより、保護板支持部251を側面部205から容易に引き出すことができる。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、一対のホルダ2を備えた包装体において、左側のホルダ2の側面部205は、胴部3aの左側の内壁に接している。右側のホルダ2の側面部205は、胴部3aの右側の内壁に接している。側面部205の前端に設けられた突起256は、胴部3aの前側の内壁に接している。側面部205の後端に設けられた突起256は、胴部3aの後側の内壁に接している。ホルダ2は、外箱3の胴部3aとほぼ同じ高さに形成されている。このため、ホルダ2の位置が前後左右及び上下にずれることを防止できる。その結果、安定的に換気空清機1を緩衝保護することができる。
In the present embodiment, in the package including the pair of
図13は、本実施の形態におけるホルダ2の保護板支持部251及び保護板252を左右方向に折り返した状態の他の例を示す斜視図である。図13は、図10に示す状態とは反対側に保護板252を折り返した状態を示している。この場合、保護板252は、保護板支持部251が上面部206から左側に突出した状態で、保護板支持部251から下方に押し出される。この状態で、保護板252は、係止板254を支点にして図10の場合とは逆に回転するように左側に折り返される。保護板252は、保護板支持部251と平行になるまで左側に折り返される。その結果、保護板252は、保護板支持部251から左側に突出した状態となる。図13に示す状態において、保護板252は、保護板支持部251の下に重なる。
FIG. 13 is a perspective view illustrating another example of a state in which the
保護板252は、図13に示すように、保護板支持部251の下に重なるように折り返してもよい。この場合、上面部206と天外フラップ3eとの間で保護板252及び保護板支持部251が占める高さが少なくなる。このため、包装作業において、天内フラップ3d及び天外フラップ3eが閉じ難くなることを防止できる。
As shown in FIG. 13, the
本実施の形態において、長さLは、一対のホルダ2が外箱3の内部に配置されたときに、それぞれの保護板252の先端同士が接する値である。長さLは、2つの保護板252の先端同士が重なり合うこと及び2つの保護板252の先端の間に間隙が生じること等がない寸法公差範囲内に設定される。ただし、2つの保護板252の先端同士が重なり合ったとしても、本発明の効果が損なわれることはない。つまり、2つの保護板252が接している場合は、カッターナイフ等の先端から換気空清機1の上面を保護することができる。また、2つの保護板252の先端の間に間隙が生じたとしても、当該間隙がカッターナイフ等の刃を通さない程度に小さいものであれば、本発明の効果が損なわれることはない。
In the present embodiment, the length L is a value at which the tips of the respective
本実施の形態におけるホルダ2を形成する板紙は、例えば、段ボールでもよい。また、板紙に設けられた谷折り罫線221等は、10mm又は20mmの間隔で罫線と切り込みを交互に設けたリード罫と呼ばれる罫線でもよい。
The paperboard forming the
実施の形態4に記載の突起256は、保護板支持部251及び保護板252を備えないホルダ2に設けてもよい。例えば、実施の形態1から3に記載のホルダ2に突起256を設けてもよい。この場合も、ホルダ2を外箱3の胴部3aの内部に弾性的に固定する効果が得られる。
The
実施の形態4に記載のホルダ2は、組み立てられる前は平板である。このため、組み立てられる前のホルダ2は、包装材料として運搬及び納入する際に嵩張らない。その結果、ホルダ2を効率的に輸送及び保管することができる。
The
実施の形態4に記載のホルダ2は、板紙のみで形成されているため、リサイクルが容易である。このため、ホルダ2は、使用後に廃棄処理する必要がない。その結果、自然環境に与える影響を最小限に抑制することができる。
Since the
なお、実施の形態4に記載の包装体により包装される被包装物は、換気空清機1に限定されるものではない。例えば、空気調和機、除湿機及び脱臭装置等の電気機器を包装体で包装することで電気機器包装体を形成してもよい。また、包装体は、電気機器以外の一般的な被包装物の包装に用いることもできる。このため、本発明によれば、電気機器及び一般的な被包装物を緩衝保護することができる。
In addition, the to-be-packaged object packaged with the package body described in
1 換気空清機、2 ホルダ、3 外箱、3a 胴部、3b 底内フラップ、3c 底外フラップ、3d 天内フラップ、3e 天外フラップ、4 保護シート、5 取扱説明書、5a 保護シート、201 第1の垂直部、202 下方支持部、203 第2の垂直部、204 底面部、205 側面部、206 上面部、206a 第1の上面突出部、206b 第2の上面突出部、207a 第1の内壁、207b 第2の内壁、208 内壁下部、209 側方支持部、210 水平受け部、211 スリット、212 差込部、213a,213b 切り込み、221,222,223,224,225,226a,226b,227,228,229 谷折り罫線、251 保護板支持部、252 保護板、253,254 係止板、255 抜き穴、256 突起、261 矩形スリット、262 差込部、271 第1のU字状切り込み、272 第2のU字状切り込み、273,274,275,277,278,279,280 切り込み、276 谷折り罫線
DESCRIPTION OF
Claims (11)
第1の高さを有する第1の垂直部と、
前記第1の高さを有し、左右方向において一側が前記第1の垂直部の一側と対向する第2の垂直部と、
前記第1の垂直部の上端と前記第2の垂直部の上端とを繋ぐように形成された下方支持部と、
前記第1の高さより大きい第2の高さを有し、左右方向において前記第1の垂直部の他側と重なるように接する側面部と、
一端で前記側面部の上端と連続し、左右方向において前記第2の垂直部側に向かって形成された上面部と、
前記上面部の他端の前後方向における両端部から突出する第1の上面突出部及び第2の上面突出部と、
前記第1の上面突出部から下方に連続する第1の内壁と、
前記第2の上面突出部から下方に連続する第2の内壁と、
前記第1の高さを有し、前後方向における両端部で前記第1の内壁及び前記第2の内壁と連続し、左右方向において前記第2の垂直部の他側と重なるように接する内壁下部と、
前記上面部の前後方向における中央部と連続し、左右方向において前記第1の上面突出部及び前記第2の上面突出部と同じ方向に突出する保護板支持部と、
前記保護板支持部の前後方向における中央部と連続し、左右方向において前記保護板支持部の突出方向と同じ方向に突出する保護板と、
を備え、
前記保護板支持部は、前記板紙のうち前記側面部の前後方向における中央部に相当する部分を折り返して形成され、
前記保護板は、前記板紙のうち前記保護板支持部の前後方向における中央部に相当する部分を折り返して形成されたホルダ。 A holder assembled by bending a paperboard along a ruled line,
A first vertical portion having a first height;
A second vertical portion having the first height and having one side facing the one side of the first vertical portion in the left-right direction;
A lower support portion formed to connect an upper end of the first vertical portion and an upper end of the second vertical portion;
A side surface having a second height greater than the first height and contacting the other side of the first vertical portion in the left-right direction;
An upper surface portion that is continuous with the upper end of the side surface portion at one end and is formed toward the second vertical portion in the left-right direction;
A first upper surface protruding portion and a second upper surface protruding portion protruding from both end portions in the front-rear direction of the other end of the upper surface portion;
A first inner wall continuous downward from the first upper surface protrusion;
A second inner wall continuous downward from the second upper surface protrusion;
An inner wall lower portion having the first height, continuous with the first inner wall and the second inner wall at both end portions in the front-rear direction, and in contact with the other side of the second vertical portion in the left-right direction When,
A protective plate support portion that is continuous with the center portion in the front-rear direction of the upper surface portion and projects in the same direction as the first upper surface protrusion portion and the second upper surface protrusion portion in the left-right direction;
A protective plate that is continuous with the central portion in the front-rear direction of the protective plate support portion and protrudes in the same direction as the protruding direction of the protective plate support portion in the left-right direction;
Equipped with a,
The protective plate support portion is formed by folding back a portion corresponding to a central portion in the front-rear direction of the side surface portion of the paperboard,
The protection plate is a holder formed by folding back a portion corresponding to a central portion in the front-rear direction of the protection plate support portion of the paperboard .
一端で前記側方支持部の下端と連続し、前記下方支持部と重なるように接し、他端で前記側面部に接する水平受け部と、
を備えた請求項1に記載のホルダ。 A side support portion that is continuous downward from the other end of the upper surface portion and is formed between the first upper surface protrusion portion and the second upper surface protrusion portion;
A horizontal receiving portion that is continuous with the lower end of the side support portion at one end, is in contact with the lower support portion, and is in contact with the side surface portion at the other end;
The holder according to claim 1 provided with.
前記内壁下部に設けられ、前記スリットに差し込まれた差込部と、
を備えた請求項1又は2に記載のホルダ。 A slit formed along the lower end of the second vertical portion;
An insertion portion provided in the lower portion of the inner wall and inserted into the slit;
The holder according to claim 1 or 2 provided with.
前記内壁下部同士が対向するように前記外箱の内部に配置された一対の請求項1から7のいずれか1項に記載のホルダと、
を備えた包装体。 An outer box,
A pair of holders according to any one of claims 1 to 7 , disposed inside the outer box so that the inner wall lower portions face each other,
Package with.
前記外箱の内部に配置された一対の請求項1から4のいずれか1項に記載のホルダと、
を備え、
一対の前記ホルダは、第1ホルダ及び第2ホルダであり、
前記第1ホルダは、前記側面部が前記外箱の右側の内壁に接するように配置され、
前記第2ホルダは、前記側面部が前記外箱の左側の内壁に接するように配置され、
前記第1ホルダの前記保護板及び前記第2ホルダの前記保護板は、前記天外フラップの突合せ部の真下に位置している包装体。 An outer box with a pair of ceiling flaps;
A pair of holders according to any one of claims 1 to 4 disposed inside the outer box,
With
The pair of holders are a first holder and a second holder,
The first holder is disposed such that the side surface is in contact with the inner wall on the right side of the outer box,
The second holder is arranged such that the side surface is in contact with the left inner wall of the outer box,
The protective plate of the first holder and the protective plate of the second holder are package bodies that are located directly below the butted portion of the ceiling flap.
前記包装体により包装された電気機器と、
を備えた電気機器包装体。 A package according to any one of claims 8 to 10 ,
An electrical device packaged by the package;
Electrical equipment packaging with.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014037176A JP6167937B2 (en) | 2013-09-05 | 2014-02-27 | Holder, packaging body and electrical equipment packaging body |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013184244 | 2013-09-05 | ||
JP2013184244 | 2013-09-05 | ||
JP2014037176A JP6167937B2 (en) | 2013-09-05 | 2014-02-27 | Holder, packaging body and electrical equipment packaging body |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015071453A JP2015071453A (en) | 2015-04-16 |
JP6167937B2 true JP6167937B2 (en) | 2017-07-26 |
Family
ID=53014154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014037176A Active JP6167937B2 (en) | 2013-09-05 | 2014-02-27 | Holder, packaging body and electrical equipment packaging body |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6167937B2 (en) |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6115007Y2 (en) * | 1978-02-10 | 1986-05-10 | ||
GB2041868A (en) * | 1979-02-20 | 1980-09-17 | Baker B G | Edge Protection Pieces |
JP2602212Y2 (en) * | 1992-12-04 | 2000-01-11 | 東罐興業株式会社 | Shock absorber |
JPH08244757A (en) * | 1995-03-08 | 1996-09-24 | Rengo Co Ltd | Packaging case with partition |
JPH1024964A (en) * | 1996-07-11 | 1998-01-27 | Rengo Co Ltd | Cushioning material for packaging |
JP2002249193A (en) * | 2001-02-23 | 2002-09-03 | Sanyo Electric Co Ltd | Packing device for cooker |
JP2003237844A (en) * | 2002-02-08 | 2003-08-27 | Seiko Epson Corp | Packaging item, packaging method and upper packaging shock absorbing member |
JP2006160313A (en) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Kyocera Mita Corp | Shock-absorbing member |
JP4760787B2 (en) * | 2007-06-28 | 2011-08-31 | ダイキン工業株式会社 | Packaging box |
JP2010126202A (en) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Kyocera Mita Corp | Box with shock-absorbing material, and shock-absorbing material |
JP3167738U (en) * | 2011-02-24 | 2011-05-12 | 日本フィルム株式会社 | Packaging paper box |
JP2014223920A (en) * | 2011-09-13 | 2014-12-04 | テルモ株式会社 | Protective material for medical material and equipment and housing article of medical material and equipment |
JP2013100120A (en) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Sunstar Inc | Package |
JP6004417B2 (en) * | 2012-03-02 | 2016-10-05 | ザ・パック株式会社 | Packing cushion |
-
2014
- 2014-02-27 JP JP2014037176A patent/JP6167937B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015071453A (en) | 2015-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6052202B2 (en) | Holder, packaging body and electrical equipment packaging body | |
JP6706125B2 (en) | Packaging container | |
JP5642413B2 (en) | Packaging box with buffer function | |
JP5619490B2 (en) | Packaging box with buffer partition | |
JP6167937B2 (en) | Holder, packaging body and electrical equipment packaging body | |
JP5917224B2 (en) | Packaging box | |
JP2020132184A (en) | Tray and packaging box | |
JP5484754B2 (en) | Packaging box with buffer function | |
JP5254631B2 (en) | Packing box with buffer partition | |
JP5472338B2 (en) | Exhaust fan packaging equipment | |
JP3212828U (en) | Middle frame for cushioning | |
JP6909644B2 (en) | Packaging container | |
JP2009280211A (en) | Packaging box | |
JP5595013B2 (en) | Cardboard box | |
JP2002037344A (en) | Packaging apparatus for electric cooker | |
JP6210107B2 (en) | Packaging equipment | |
JP3232979U (en) | Packaging box | |
JP7413686B2 (en) | packaging | |
JP5586774B1 (en) | Cardboard box | |
JP2019043658A (en) | Packaging box | |
JP5598560B2 (en) | Holder and packaging apparatus using the same | |
JP6778610B2 (en) | container | |
JP2021155063A (en) | Packing material, packing device and electric appliance packing body | |
JP5358285B2 (en) | Buffer packaging material | |
JP2023084961A (en) | packaging box |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170530 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170612 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6167937 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |