JP2004299073A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004299073A
JP2004299073A JP2003091587A JP2003091587A JP2004299073A JP 2004299073 A JP2004299073 A JP 2004299073A JP 2003091587 A JP2003091587 A JP 2003091587A JP 2003091587 A JP2003091587 A JP 2003091587A JP 2004299073 A JP2004299073 A JP 2004299073A
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conductive resin
metal
forming apparatus
image forming
paper
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JP2003091587A
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Kazuo Goto
一夫 後藤
Yoshiyuki Miyazaki
宮▲崎▼  芳行
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

【課題】小型化された筐体内部で、輻射ノイズを放射している場合、コアを取り付ける部位が無い、あるいはそのコアを固定する部位を確保できない場合でもコアを入れるのと同等のノイズ対策を行う事を目的とする。
【解決手段】複数の、お互いに接続されていない導電性のある金属と導電性のある樹脂素材とをもち、各々の金属を前記導電性のある樹脂素材で形成された部品を介して導通をとる事により、各々の金属との間に抵抗成分、及び容量成分、等を持たせ、金属部に流れる高周波成分を取り除く手段を用いることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置筐体内を伝搬するノイズを吸収、抑制するEMI対策部材と画像形成装置の小型化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、装置内の電装基板間の接続ケーブルは、機器の金属棒や、内部基板からのコモンモードノイズ電流を受けて、ケーブル自体がアンテナの役割を果たし、輻射ノイズを放射する場合が多いことが知られている。そのノイズへの対策方法としては、円筒形フェライト、または、分割円筒形フェライトコアでケーブルの周囲を覆うことにより、輻射ノイズを抑制していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
画像形成装置において、画像印字の際に記録紙に電荷が帯電するため、排紙時の積載性が悪く、用紙が装置からはみ出ることがある。これを防ぐ為に、記録紙に帯電した電荷を除去する必要があり、装置排紙部に除電部材を設けている。この部材は、筐体を通して、グランドに接続することにより、用紙の電荷を逃がす効果がある。
【0004】
例えば小型化された筐体内部で、装置内の電装基板間の接続ケーブルではなく、前記除電部材がアンテナとなって輻射ノイズを放射している場合、コアを取り付ける部位が無い、あるいはそのコアを固定する部位を確保できないなどの理由により、最も適切な部位にフェライトコアを追加出来ない場合がある。
【0005】
また除電部材を筐体と接続する際、装置構成上導電樹脂部材を用いる場合がある。この導電性樹脂部材は、その成形条件により、必ずしも導電物質が均一にならない。このため、この樹脂に接触する場所により、接続経路上のインピーダンスが変化してしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決する為に、本出願にかかる第一の発明によれば、複数の金属を前記導電性のある樹脂素材で形成された部品を介して導通をとる構成とする事で、アンテナとなって受信した輻射ノイズを、樹脂素材の持つインピーダンスにより除去する事が出来る。
【0007】
また、本出願にかかる第二の発明によれば、前記樹脂素材を平面で接触する構成とする事で、樹脂素材の持つインピーダンスを安定化する事ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施例〕
図1は、本発明の実施例1として説明するプリンタ・コントローラおよびプリンタ・エンジンを含む、プリンタ・システムのブロック図である。101はディスプレイ、102はホスト・コンピュータである。103はプリンタ・コントローラであり、コンピュータ102から送信された画像データをラスタ・スキャンできるように画像信号に変換したり、プリンタ・エンジン104をインタフェースを通じて制御したりする。コントローラ103とエンジン104は、共に同じプリンタ筐体に収められている。
【0009】
コントローラ103内の各部は以下のとおりである。
【0010】
103a:プリンタ筐体表面の表示部
103b:プリンタ筐体表面の操作部
103c:コントローラCPU
103d:CPU103c内のROM
103e:CPU103c内のRAM
【0011】
図2は、実施例1のエンジンの機械構成図である。当プリンタは、本体部分201とオプションであるオプション給紙装置202とからなる。203は前カバーであり、これを開くと、手差し給紙トレイであるMPT(Multi−PurposeTray)204を使用できる。205はMPT上の用紙有りを検知するセンサのフラグである。206はMPT204上の用紙をプリンタ内部に搬送するためのMPT給紙ローラである。
【0012】
207は標準給紙部であるPCT(Paper CassetteTray)である。208はPCT上の用紙有りを検知するセンサのフラグである。209はPCT207上の用紙をプリンタ内部に搬送するためのPCT給紙ローラである。
【0013】
210はオプション給紙部であるOPT(Optional Papercassette Tray)である。211はOPT上の用紙有りを検知するセンサのフラグである。212はOPT210上の用紙をプリンタ内部に搬送するためのOPT給紙ローラである。213はPCTおよびOPTから給紙された用紙をさらにプリンタ内部へと搬送するためのローラである。
【0014】
MPT,PCT,OPTいずれかから給紙された用紙は、レジスト・シャッタ214にその先端を一時当接させることにより搬送の向きを矯正され、所定の搬送力が加わるとさらにその先の搬送ローラ215へ達することにより、搬送される。搬送ローラ215の直後にTOPセンサと呼ばれるセンサのフラグ216があり、これにより搬送される用紙と画像との同期をとる。217は、周知のトナー・カートリッジである。一次帯電ローラ218、感光ドラム219、現像シリンダ220を内部に備える。221は転写ローラである。
【0015】
静電潜像の書き込みは、スキャナ・ユニット222内において、所定のレーザ光をモータ223により回転駆動されるポリゴン・ミラー224に照射し、折り返しミラー225により、感光ドラム219へ照射することによる。
【0016】
用紙は、トナー転写位置を過ぎた後、搬送ベルト226により、定着ローラ227と加圧ローラ228よりなる定着器に搬送され、ここで、トナー画像が用紙に定着する。229は排紙センサであり、定着器直後の用紙の存在を検出する。
【0017】
定着器を通過した用紙はさらに排紙ローラ230により搬送される。フェイス・アップ・トレイ231が図のように開いていると、用紙はトレイ231上に積載される。また、トレイ231が閉じていると、用意紙はローラ232に達し、フェイス・ダウン・トレイ233上に積載される。234は上ドアであり、これを上方向に開くと、トナー・カートリッジ217の出し入れができる。
【0018】
ここで図3を用いて本実施例を説明する。
【0019】
図3において、金属で作られた除電ブラシ301は、記録用紙の搬送路に於けるローラ232の先にあり、導電性樹脂で作られた除電キャップ302と接触している。そして、除電キャップ302は金属側板303にビスで固定されている。この除電ブラシ301は、排出された記録紙に帯電した電荷を、筐体のグランドに逃がすことにより取り除く役割を担っている。この除電ブラシ301により電荷を取り除かない場合、排出された記録紙の整列性が悪くなり、フェイス・ダウン・トレイ233より記録紙が押し出されてしまうことがある。
【0020】
しかしながら、除電キャップ302を介さないで除電ブラシ301と接触していると、金属側板303にクロックノイズが重畳され伝搬してきた場合、除電ブラシ301がアンテナとなり、装置の外部にノイズを放射してしまう。そこで除電キャップ302を導通経路上に挟むと、除電キャップ302のもつインピーダンスにより、ノイズが減衰する。除電キャップは、直流でのインピーダンスは数100Ωから数kΩあり、またこの除電キャップを流れる電流の周波数によりインピーダンスが変化する。この周波数特性のグラフを図4に示す。
【0021】
このグラフからもわかる様に、除電キャップ302を介することにより、低い周波数の電流については減衰量が低く、周波数が高くなるにつれて減衰量が高くなる。すなわち、周波数が低い時にはインピーダンスが低く、周波数が高くなるにつれてインピーダンスが高くなる。
【0022】
従って、この周波数特性を利用することにより、記録紙に帯電した電荷を筐体のグランドに早く逃がす事が可能となり、なお且つ高い周波数のノイズについては、減衰させることが出来る。
【0023】
〔第2の実施例〕
先に述べたように、導電性樹脂部材は、その成形条件により、必ずしも導電物質が均一にならず、インピーダンスも接触するポイントや、接触部の圧力により異なってしまう。例えば、導電性樹脂の表面に対して、接触させる金属の先端をとがらせて接触圧を増やす事を行う。しかしながら、インピーダンスを安定する事が出来る反面、装置の機差によるインピーダンスのバラツキが大きくなってしまう。
【0024】
また、本実施例で説明する除電ブラシは、その設置場所により、ユーザーの体からの静電気を受けやすい場所に設置された場合、非常に大きな電気エネルギーが加えられる場合がある。このとき、先に述べた金属の先端をとがらせて接触圧を増やす事を行った場合、導電性樹脂の接触部に非常に大きな電気エネルギーが通過するため、接触面におけるインピーダンスにより電気エネルギーが熱に変換され、接触面の樹脂の特性を変化させる。その結果、インピーダンスが大きくなり、樹脂の導電性を無くしてしまう場合がある。
【0025】
そこで、図5を用いて、本実施例の構成を説明する。
【0026】
除電キャップ302の上に、金属板501を置く。そして、金属板501を介して除電ブラシ301と接触する。このように、導電性樹脂部材と金属との接触を、出来るだけ広い面積で接触するようにすれば、常に安定したインピーダンスを得ることが出来る。
【0027】
なお、第1及び第2の実施例について、電子写真方式の画像形成装置について述べてきたが、用紙を搬送する機能を持ち、且つ記録紙の除電を行う機能を有する画像形成装置、また画像読み取り装置などについても、同様の効果を得ることが出来る。
【0028】
【発明の効果】
以上説明してきたとおり、本出願にかかる第1の発明によれば、導電樹脂部材のインピーダンスを用いる事により、筐体構成に適した輻射ノイズ対策を行うことが出来る。また、ノイズ対策部材の為のスペースを特別に確保する必要がないため、装置の小型化にも有用な手段である。
【0029】
また本出願にかかる第2の発明によれば、常に安定した抵抗値を得ることにより、周波数特性のバラツキを抑えることができ、安定した輻射ノイズ対策を行う事が出来る
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる画像形成装置の電気ブロック図である。
【図2】第1の実施形態における機械構成図である。
【図3】第1の実施形態における概略図である。
【図4】第1の実施形態における周波数特性である。
【図5】第2の実施形態における概略図である。
【符号の説明】
201 ……画像形成装置本体
301 ……除電ブラシ
302 ……除電キャップ
303 ……金属側板
501 ……金属板

Claims (2)

  1. 複数の、お互いに接続されていない導電性のある金属と導電性のある樹脂素材とをもち、各々の金属を前記導電性のある樹脂素材で形成された部品を介して導通をとる事により、各々の金属との間に抵抗成分、及び容量成分、誘導成分を持たせ、前記金属部に流れる電流によって生じる高周波成分を取り除く手段を用いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の手段に於いて、導電性のある金属と導電性のある樹脂素材との接触部に於いて、各々の材質との接触部を平面で接触させることによりインピーダンスを安定することを特徴とする、前記金属部に流れる電流によって生じる高周波成分を取り除く手段を用いることを特徴とする画像形成装置。
JP2003091587A 2003-03-28 2003-03-28 画像形成装置 Pending JP2004299073A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006217144A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Ricoh Co Ltd 妨害電磁波逓減装置、画像形成装置及び電子機器
US9346299B2 (en) 2013-12-26 2016-05-24 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

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