JP2004298268A - 遊技機部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動部材14と従動部材16とは、軸方向、周方向及び径方向に相対変位可能であるから、駆動部材14と従動部材16との間隔変化、駆動部材14の軸と従動部材16の軸ずれ、駆動部材14の軸と従動部材16の軸の傾き等があっても突起36と受溝46とのはめ合わせを確保できる。回転体20の回転軸21はブッシュ軸受18を介して軸受保持筒25に支承され、駆動部材14と従動部材16の軸ずれや傾きとは無関係に、芯を正確に保持される。モータ12の出力軸12aが回転体20の回転軸21に対して芯ずれしていても、回転軸21は偏芯したり傾いたりしないから、過剰な摩擦力が発生することはなく、すり減って回転が不安定になったり、モータ12に過剰な負荷がかかることもない。
【選択図】 図8
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の技術分野に属し、モータによって回転部品を駆動する構造を備えて遊技機に組み付けられる遊技機部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機には、モータによって回転部品を駆動する構造を備える遊技機部品が使用されている。一例を挙げると、特開2002−355392号公報(特許文献1)に開示されている回転入賞装置がある。
【0003】
この特許文献1の回転入賞装置においては、モータ(24)の駆動軸(41)に連結部材(44)を螺子固定し、連結部材(44)に設けられた被係合部(48)を回転体(23)の係合部(47)に係合させることで、モータ(24)と回転体(23)とを連結している(段落0014〜0015、図5、図6)。
【0004】
なお、特許文献1には、従来技術としてモータの出力軸と回転体とを螺子止めにて連結する手法や接着剤にて連結する手法も開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−355392号公報(段落0004、段落0014〜0015、図5、図6)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1のようにモータの出力軸に螺子固定した連結部材を介してモータと回転部品とを連結する構造でも、特許文献1に従来技術として記載されている構造でも、例えば螺子固定に伴う芯ずれやモータを組み付ける際の位置ずれ等が原因となって、モータの出力軸の芯と回転部品の芯とを精密に一致させることができなかった。
【0007】
出力軸と回転部品との芯出しが不正確であると、回転部品が偏芯したり軸受に対して傾いた状態で回転するので、回転部品の軸と軸受との間に過剰な摩擦力が発生する。これにより、軸又は軸受がすり減って回転部品の回転が不安定になったり、モータに過剰な負荷がかかることがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
請求項1記載の遊技機部品は、モータと、該モータによって駆動される回転部品とを備える遊技機部品において、前記モータの出力軸に連結された駆動部材と、前記回転部品の回転軸に連結されて前記駆動部材と対面配置される従動部材とを備え、前記駆動部材と前記従動部材の対面し合う面同士の一方に突起を、他方には該突起を遊嵌させる凹部を設けて、前記駆動部材と前記従動部材との間隔を前記突起と前記凹部とのはめ合わせが外れない範囲で自在に変化可能に規制する間隔規制手段を備えたことを特徴としている。
【0009】
モータの出力軸には駆動部材が連結され、回転部品の回転軸には従動部材が連結されており、モータの回転は駆動部材の突起(又は凹部)と従動部材の凹部(又は突起)とはめ合わせにより、回転部品側に伝達される。
ただし、突起と凹部とは固く嵌合するわけでなく遊嵌しており、駆動部材と従動部材との間隔は、間隔規制手段によって規制されるものの、突起と凹部とのはめ合わせが外れない範囲で自在に変化可能とされている。
【0010】
駆動部材と従動部材とが突起と凹部との遊嵌範囲で相対変位可能であるから、モータの出力軸(駆動部材の芯)が回転部品の回転軸(従動部材の芯)に対して芯ずれ(芯の傾きも含む)していても、駆動部材と従動部材とが相対変位するので、回転部品の回転軸と軸受とを偏芯させたり傾かせたりしない。
【0011】
したがって、回転部品の回転軸と軸受との間に過剰な摩擦力が発生することはなく、軸又は軸受がすり減って回転部品の回転が不安定になったり、モータに過剰な負荷がかかることもない。もちろん、回転部品は軸受によって支承されて正確に回転する。
【0012】
駆動部材と従動部材との相対変位は、軸方向と例えば径方向とに可能であれば上記の効果を期待できるが、軸方向、径方向及び回転方向に相対変位可能とする方が一層好ましい。
すなわち、請求項2記載の通り、前記駆動部材と前記従動部材とは、前記突起と前記凹部とのはめ合わせが外れない範囲で軸方向、径方向及び回転方向に相対変位可能とされている構成が望ましい。
【0013】
駆動部材と従動部材とが軸方向及び径方向又は回転方向に相対変位可能或いはこれら3方向に相対変位可能でありさえすれば、突起及び凹部の形状や配置等は特に限定されない。例えばピンといわゆる馬鹿穴でも十分である。
ただし、請求項3記載の通りに、前記突起及び凹部は、前記駆動部材に備えられる場合は前記出力軸を中心として、前記従動部材に備えられる場合は前記回転軸を中心として、それぞれ放射状に設けられている構成とすれば、駆動部材から従動部材に及ぼされる力の作用点が全体に平均的に分散するので、力の集中が発生しない。
【0014】
その場合、請求項4記載のように、前記突起の前記駆動部材又は前記従動部材の回転方向に沿った断面形状が山形で、前記凹部の前記駆動部材又は前記従動部材の回転方向に沿った断面形状がV谷形である構成を採用すれば、突起と凹部とがV谷の斜面で接触し合うので、力の伝達がより良好になる。
【0015】
請求項5の遊技機部品は、1個の遊技球を収容可能なU溝状の球受を有し、1回転中には前記球受に遊技球を受け入れ可能な回転位置と該球受から遊技球を離脱させる回転位置とがある前記回転部品と、前記球受から離脱した遊技球を排出側に誘導する球樋と、前記球受から離脱した遊技球を検出する検出手段とを備えることを特徴としており、特許文献1と同様の回転入賞装置に本発明を適用した例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明をパチンコ機の回転入賞装置に適用した実施例により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の例に限定されるものではない。
【0017】
【実施例】
図1に示すように、回転入賞装置10はモータ12、駆動部材14、従動部材16、ブッシュ軸受18、回転部品に該当する回転体20、ベースブロック22、図示を省略したカバーC(図2参照)等から構成されている。なお、カバーCについては、これに覆われている回転体20等を明瞭に示すために、図2(a)に輪郭を示すだけで、これ以外の図示は全て省略してある。また、駆動部材14、従動部材16、ブッシュ軸受18、回転体20、ベースブロック22及びカバーCは合成樹脂の射出成形品であり、駆動部材14、従動部材16及びブッシュ軸受18は耐摩耗性等を考慮してポリアセタール(POM)を使用している。
【0018】
ベースブロック22は各部を支持する部材であり、回転入賞装置10を図示しないパチンコ機の遊技盤に取り付けるための部材ともなる。
このベースブロック22は、図2及び図3に良好に示されるとおり、板状のベース板24を中心にして構成されている。ベース板24の中央部には軸受保持筒25が開口し、下部には複合孔27が開口している。
【0019】
軸受保持筒25はベース板24の背面に垂直に立設されており、ブッシュ軸受18が回転自在に挿入されている。ブッシュ軸受18の端部にはフランジ19が設けられているので、図3に良好に示されるとおり、ブッシュ軸受18の先端面がベース板24の前面とほぼ一連になる位置で位置決めされる。
【0020】
ブッシュ軸受18には回転体20の回転軸21が挿通されている。回転軸21はブッシュ軸受18の内面を摺動可能である。したがって、回転体20は回転軸21を中心にして回転可能かつ前後に移動可能でもある(前後方向の移動範囲は後述するとおり制限されている。)。
【0021】
ただし、回転軸21とブッシュ軸受18の内面とのクリアランスは軸受保持筒25とブッシュ軸受18の外面とのクリアランスよりも小さいので、回転体20が回転する際には、ブッシュ軸受18が軸受保持筒25内で回転する。また、回転軸21が前後に移動する場合も、ブッシュ軸受18が軸受保持筒25内で移動する。
【0022】
回転軸21の先端部は嵌合軸21aになっており、従動部材16の嵌合孔16aと嵌合している。そして、従動部材16の中心孔34を貫通したビス31により従動部材16と回転軸21とがねじ止めされている。従動部材16と回転軸21とは同心であり、従動部材16と回転体20とは共回りする。
【0023】
従動部材16の詳細構造は図5に示すとおりである。従動部材16は、本体部である円盤部32と嵌合孔16aが設けられている嵌合部33とからなり、円盤部32の中心には嵌合孔16aに連通して中心孔34及び収容孔35が設けられている。また円盤部32の片面にはレール状の突起36が設けられている。各突起36は円盤部32の周方向に沿った断面形状が山形で、円盤部32の芯すなわち連結されている回転軸21の芯を中心とする放射状に配されている。
【0024】
図3に良好に示されるとおり、従動部材16は駆動部材14と対面状に配され、詳細は後述するがかみ合い状態で連結されている。
図6に示すように、駆動部材14は、本体部である円盤部42と筒状の嵌合部43とからなっている。駆動部材14には、円盤部42及び嵌合部43を貫通して嵌合孔43aが設けられている。また、図3に良好に示されるとおり、嵌合孔43aにはモータ12の出力軸12aが嵌入し、虫ネジ44によって固定されている。
【0025】
円盤部42の片面(従動部材16と対面する面)には、従動部材16の突起36に対応した形状の受溝(凹部に該当)46が突起36と同数設けられている。各受溝46は円盤部42の周方向に沿った断面形状が略V谷形(谷底は平面状)で、円盤部42の芯すなわち駆動部材14が連結されている出力軸12aの芯を中心とする放射状に配されている。
【0026】
そして、駆動部材14と従動部材16とは、図3に良好に示されるとおり駆動部材14の各受溝46に従動部材16の各突起36をかみ合わせた状態で連結されている。
ただし、突起36の断面形状が山形であり、受溝46の断面形状が略V谷形であり、しかも突起36の幅よりも受溝46の幅の方が大きいので、受溝46に突起36が嵌合しているわけではなく遊嵌であるので、図7に示すように駆動部材14、従動部材16の軸方向に沿って相対変位可能である。
【0027】
本実施例の場合、図7(a)に示すように従動部材16の嵌合部33の先端がフランジ19に接触し、そのフランジ19が軸受保持筒25の端面に接触する位置で駆動部材14と従動部材16の軸方向距離αが最大となり、図7(b)に示すように受溝46に突起36が埋没して円盤部32、42の面同士が接触するときに軸方向距離が最小となる。ただし、円盤部32、42の面同士が接触した状態でも回転体20とベース板24とのクリアランスβは確保され、回転体20とベース板24とが接触することはない。ここで、フランジ19及び軸受保持筒25は間隔規制手段としても機能している。
【0028】
なお、突起36の幅よりも受溝46の幅の方が大きいから、図7(b)に示す状態でも突起36と受溝46とは密着(嵌合)せず、突起36と受溝46の幅の差の範囲で、駆動部材14と従動部材16とは周方向に沿う相対変位が可能である。
【0029】
また、放射状に配された受溝46の中心部には嵌合孔43aの壁となる中央突起45が設けられており、中央突起45は従動部材16の収容孔35内に進入しているが、中央突起45の外径は収容孔35の内径よりも小さいので、駆動部材14と従動部材16との軸方向に沿う相対変位を阻害しない。
【0030】
しかも、中央突起45の外径が収容孔35の内径よりも小さく、突起36及び受溝46が放射状に配されていることから、中央突起45が収容孔35内で移動可能な範囲で、駆動部材14と従動部材16とは径方向に沿う相対変位も可能である。
【0031】
図1、図2等に良好に示されるとおり、モータ12の前端部には一対の取付爪51が設けられている。一方、ベース板24の背面には、取付爪51に対応させてボス53が立設されており、モータ12は取付爪51を貫通してボス53に螺着したビス54によりベースブロック22に固定されている。
【0032】
また、各ボス53には一対の側柱56が付設されている。側柱56は、ボス53の補強となるとともに、ボス53より突出している先端部は取付爪51の位置決め部材となっている。つまり、モータ12の取付作業においては、取付爪51を側柱56の先端間に位置させることでモータ12の位置を安定させてからビス54によるネジ止め作業が行われる。
【0033】
さらに、図2、図3、図4等に示されるとおり、ボス53間にわたる部分を含む半筒状の半筒部57がベース板24の背面側に設けられている。半筒部57の半径はモータ12の外殻の半径とほぼ等しく、モータ12の外殻の縁部が半筒部57に接している。このため、モータ12は単にボス53にて支持される場合よりもきわめて安定よくベースブロック22に固定されている。
【0034】
上述したように、モータ12の出力軸12aに駆動部材14が固定され、その駆動部材14とかみ合わせで連結されている従動部材16は回転体20の回転軸21に連結されているので、モータ12によって回転体20を回転駆動できる。その回転体20にはU溝状の球受20aが設けられており、球受20aが図2(a)に示す12時の位置付近にあるときにカバーCの切欠C1を通過してきた遊技球を球受20aに受け入れできる。球受20aに遊技球を受け入れた回転体20が例えば時計回りに回転して球受20aが6時の位置にくると、球受20aに保持していた遊技球が落下する。カバーCは12時位置から6時位置までの回転途中に遊技球が球受20aから離脱するのを防ぐ構造になっている。なお、遊技球を球受20aから落下(離脱)させる位置は6時の位置に限るわけではなく、適宜の位置。例えば遊技球を球受20aから落下させる構成なら、3時の位置から9時の位置までの範囲で適宜位置にできるし、ベース板24に設けた穴からベース板24の背面側に誘導する構成なら、12時の位置付近を除いてどこにでも設定できる。
【0035】
球受20aから落下した遊技球は、複合孔27の上部分(長方形部分)に挿通された通過センサ(検出手段に該当、図示しない)の検出孔を通過する。この通過センサは複合孔27に連通してベース板24の背後に設けられているセンサホルダ29に挿通され、その後端部に設けられたフック29aと係合して固定されている。
【0036】
通過センサの検出孔を通過した遊技球は、カバーCの底部によって誘導されて複合孔27の下部分(U字状の部分)からベース板24の背面側に流入する。この部分には複合孔27に連通して球樋30が設けられており、遊技球は球樋30を通って遊技盤の背面側に排出される。なお、通過センサ(検出手段)は球樋30の上流側に限らず、下流側又は球樋30の途中に設置してもよい。
【0037】
上述したように、駆動部材14と従動部材16とは、軸方向に沿う相対変位、周方向に沿う相対変位及び径方向に沿う相対変位が可能であるから、図7に示すように駆動部材14と従動部材16との間隔が変化した場合に限らず、図8(b)に示すように駆動部材14の軸と従動部材16の軸とが径方向にずれた場合でも、図8(c)に示すように駆動部材14の軸と従動部材16の軸とが傾いている場合でも突起36と受溝46とのはめ合わせを確保できる。
【0038】
したがって、モータ12の回転力を駆動部材14、従動部材16、回転体20と伝達して回転体20を回転駆動できる。
回転体20の回転軸21はブッシュ軸受18を介して軸受保持筒25に支承されているので、上記駆動部材14の軸と従動部材16の軸とのずれや傾きとは無関係に、回転軸21の芯を正確に保持されて(設計通りに)回転する。
【0039】
駆動部材14と従動部材16とが突起36と受溝46との遊嵌範囲で相対変位可能であるから、モータ12の出力軸12a(駆動部材14の芯)が回転体20の回転軸21(従動部材16の芯)に対して芯ずれ(芯の傾きも含む)していても、駆動部材14と従動部材16とが相対変位するので、回転体20の回転軸21とブッシュ軸受18及び軸受保持筒25とを偏芯させたり傾かせたりしない。
【0040】
したがって、回転軸21とブッシュ軸受18又はブッシュ軸受18と軸受保持筒25との間に過剰な摩擦力が発生することはなく、回転軸21又はブッシュ軸受18がすり減って回転体20の回転が不安定になったり、モータ12に過剰な負荷がかかることもない。もちろん、回転体20はブッシュ軸受18と軸受保持筒25とによって支承されて正確に回転する。
【0041】
また、受溝46は出力軸12aを中心として、突起36は回転軸21を中心としてそれぞれ放射状に設けられており、駆動部材14から従動部材16に及ぼされる力の作用点が全体に平均的に分散するので、力の集中が発生しない。
しかも、突起36の従動部材16の回転方向に沿った断面形状が山形で、受溝46の駆動部材14の回転方向に沿った断面形状がV谷形であるから、突起36と受溝46とがV谷の斜面で接触し合うので、力の伝達がより良好になる。
【0042】
1個の遊技球を収容可能なU溝状の球受20aを有し、1回転中には球受20aに遊技球を受け入れ可能な回転位置(12時の位置)と球受20aから遊技球を離脱させる回転位置(6時の位置)とがある回転体20と、球受20aから離脱した遊技球を排出側に誘導する球樋30と、球受20aから離脱した遊技球を検出する通過センサとを備える回転入賞装置10にて上記の構成を採用しているので、遊技者の目につく回転体20の回転を滑らかにでき、見た目が良好で遊技者の信頼感も高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の回転入賞装置の分解斜視図。
【図2】回転入賞装置の正面図(a)、背面図(b)及び平面図(c)。
【図3】回転入賞装置の図2におけるA−A断面図(a)及び側面図(b)。
【図4】回転入賞装置の正面からの斜視図(a)、斜視断面図(b)及び背面からの斜視図(c)。
【図5】従動部材の説明図であり、正面図(a)、背面図(b)、A−A断面図(c)、平面図(d)及び斜視図(e)。
【図6】駆動部材の説明図であり、正面図(a)、側面図(b)、背面図(c)、A−A断面図(d)及び斜視図(e)。
【図7】駆動部材と従動部材の間隔の変化の説明図。
【図8】駆動部材と従動部材の芯ずれの説明図。
【符号の説明】
10 回転入賞装置(遊技機部品)
12 モータ
12a 出力軸
14 駆動部材
16 従動部材
18 ブッシュ軸受
19 フランジ(間隔規制手段)
20 回転体(回転部品)
20a 球受
21 回転軸
22 ベースブロック
25 軸受保持筒(間隔規制手段)
30 球樋
36 突起
46 受溝(凹部)
C カバー
C1 切欠
Claims (5)
- モータと、該モータによって駆動される回転部品とを備える遊技機部品において、
前記モータの出力軸に連結された駆動部材と、
前記回転部品の回転軸に連結されて前記駆動部材と対面配置される従動部材とを備え、
前記駆動部材と前記従動部材の対面し合う面同士の一方に突起を、他方には該突起を遊嵌させる凹部を設けて、
前記駆動部材と前記従動部材との間隔を前記突起と前記凹部とのはめ合わせが外れない範囲で自在に変化可能に規制する間隔規制手段を備えた
ことを特徴とする遊技機部品。 - 請求項1記載の遊技機部品において、
前記駆動部材と前記従動部材とは、前記突起と前記凹部とのはめ合わせが外れない範囲で軸方向、径方向及び回転方向に相対変位可能とされていることを特徴とする遊技機部品。 - 請求項1又は2記載の遊技機部品において、
前記突起及び凹部は、前記駆動部材に備えられる場合は前記出力軸を中心として、前記従動部材に備えられる場合は前記回転軸を中心として、それぞれ放射状に設けられている
ことを特徴とする遊技機部品。 - 請求項3記載の遊技機部品において、
前記突起の前記駆動部材又は前記従動部材の回転方向に沿った断面形状が山形で、前記凹部の前記駆動部材又は前記従動部材の回転方向に沿った断面形状がV谷形であることを特徴とする遊技機部品。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の遊技機部品において、
該遊技機部品は、
1個の遊技球を収容可能なU溝状の球受を有し、1回転中には前記球受に遊技球を受け入れ可能な回転位置と該球受から遊技球を離脱させる回転位置とがある前記回転部品と、
前記球受から離脱した遊技球を排出側に誘導する球樋と、
前記球受から離脱した遊技球を検出する検出手段と
を備えることを特徴とする遊技機部品。
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