JP2004297957A - 変速付電動工具の過負荷保護回路 - Google Patents
変速付電動工具の過負荷保護回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004297957A JP2004297957A JP2003089204A JP2003089204A JP2004297957A JP 2004297957 A JP2004297957 A JP 2004297957A JP 2003089204 A JP2003089204 A JP 2003089204A JP 2003089204 A JP2003089204 A JP 2003089204A JP 2004297957 A JP2004297957 A JP 2004297957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- overload protection
- power tool
- current value
- operating current
- revolutions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Portable Power Tools In General (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、過負荷保護動作電流値変更用の専用スイッチ等を用いず、回転数設定値によって過負荷保護動作電流値を切り替え、使用者に任意で過負荷保護動作電流値を切り替える事ができるようにして作業用途の拡大を図ることを目的とする。
【解決手段】モータ回転数の制御を行う制御回路を有し、任意の回転数に変速できる電動工具において、制御用IC5の過負荷保護設定信号ピン3に接続された抵抗2の抵抗値を、設定された回転数によって変化させる事を特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】モータ回転数の制御を行う制御回路を有し、任意の回転数に変速できる電動工具において、制御用IC5の過負荷保護設定信号ピン3に接続された抵抗2の抵抗値を、設定された回転数によって変化させる事を特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速付電動工具の過負荷保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来の変速付回転数制御回路における過負荷保護信号部分の回路図の一例を示す。従来の変速付回転数制御回路の過負荷制御部分では、電流検出用抵抗1から過負荷保護動作設定用抵抗2を介してモータ回転数の制御用IC5の過負荷保護設定入力ピン3に接続されている。
【0003】
上記構成において、電動機の負荷電流を電流検出用抵抗1で検出して、過負荷保護動作設定用抵抗2で設定された電動機の負荷電流に達すると過負荷保護が動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の過負荷保護回路は、電動機の負荷電流のみを検出して動作するため、変速付回転数制御回路の設定した回転数に関係なく一定の負荷電流に達すると過負荷保護が動作する。過負荷保護回路は、電動機の焼損防止等に用いられているが、電動機の作業用途によっては、焼損領域で作業する場合がある。この場合、従来の過負荷保護制御回路では作業できないという問題があった。
【0005】
本発明は、過負荷保護動作電流値変更用の専用スイッチ等を用いず、回転数設定値によって過負荷保護動作電流値を切り替え、使用者に任意で過負荷保護動作電流値を切り替える事ができるようにして作業用途の拡大を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、制御用ICの過負荷保護設定信号ピンに接続された抵抗の抵抗値を、設定された回転数によって変化させる事によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を図1を用いて説明する。
【0008】
図1は本発明の一実施形態に基づく変速付回転数制御回路における過負荷保護制御部分の回路図である。
【0009】
制御用IC5の回転数設定入力ピン4の電圧は基準電圧8とコンパレータ6により比較される。比較の結果、コンパレータの出力が無い場合、フォトカプラ7はoffとなって過負荷保護動作設定用抵抗2の値はR1+R2の抵抗値となる。
【0010】
次に出力が有る場合、フォトカプラ7はonとなって過負荷保護動作設定用抵抗2の値はR1の抵抗値となる。
【0011】
上記構成により、設定した回転数設定入力ピン4の電圧によって過負荷保護動作電流値を変化させることができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、従来よりも作業用途が広がった変速付制御回路を持った電動工具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す過負荷保護回路部分の回路図。
【図2】従来の過負荷保護回路部分の回路図。
【符号の説明】
1は電流検出用抵抗、2は過負荷保護動作設定用抵抗、3は過負荷保護設定入力ピン4は回転数設定入力ピン、5は制御用IC、6はコンパレータ、7はフォトカプラ8は基準電圧である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速付電動工具の過負荷保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来の変速付回転数制御回路における過負荷保護信号部分の回路図の一例を示す。従来の変速付回転数制御回路の過負荷制御部分では、電流検出用抵抗1から過負荷保護動作設定用抵抗2を介してモータ回転数の制御用IC5の過負荷保護設定入力ピン3に接続されている。
【0003】
上記構成において、電動機の負荷電流を電流検出用抵抗1で検出して、過負荷保護動作設定用抵抗2で設定された電動機の負荷電流に達すると過負荷保護が動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の過負荷保護回路は、電動機の負荷電流のみを検出して動作するため、変速付回転数制御回路の設定した回転数に関係なく一定の負荷電流に達すると過負荷保護が動作する。過負荷保護回路は、電動機の焼損防止等に用いられているが、電動機の作業用途によっては、焼損領域で作業する場合がある。この場合、従来の過負荷保護制御回路では作業できないという問題があった。
【0005】
本発明は、過負荷保護動作電流値変更用の専用スイッチ等を用いず、回転数設定値によって過負荷保護動作電流値を切り替え、使用者に任意で過負荷保護動作電流値を切り替える事ができるようにして作業用途の拡大を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、制御用ICの過負荷保護設定信号ピンに接続された抵抗の抵抗値を、設定された回転数によって変化させる事によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を図1を用いて説明する。
【0008】
図1は本発明の一実施形態に基づく変速付回転数制御回路における過負荷保護制御部分の回路図である。
【0009】
制御用IC5の回転数設定入力ピン4の電圧は基準電圧8とコンパレータ6により比較される。比較の結果、コンパレータの出力が無い場合、フォトカプラ7はoffとなって過負荷保護動作設定用抵抗2の値はR1+R2の抵抗値となる。
【0010】
次に出力が有る場合、フォトカプラ7はonとなって過負荷保護動作設定用抵抗2の値はR1の抵抗値となる。
【0011】
上記構成により、設定した回転数設定入力ピン4の電圧によって過負荷保護動作電流値を変化させることができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、従来よりも作業用途が広がった変速付制御回路を持った電動工具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す過負荷保護回路部分の回路図。
【図2】従来の過負荷保護回路部分の回路図。
【符号の説明】
1は電流検出用抵抗、2は過負荷保護動作設定用抵抗、3は過負荷保護設定入力ピン4は回転数設定入力ピン、5は制御用IC、6はコンパレータ、7はフォトカプラ8は基準電圧である。
Claims (1)
- モータ回転数の制御を行う制御回路を有し、任意の回転数に変速できる電動工具において、制御用ICの過負荷保護設定信号ピンに接続された抵抗の抵抗値を、設定された回転数によって変化させる事を特徴とする変速付電動工具の過負荷保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003089204A JP2004297957A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 変速付電動工具の過負荷保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003089204A JP2004297957A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 変速付電動工具の過負荷保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004297957A true JP2004297957A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33403140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003089204A Withdrawn JP2004297957A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 変速付電動工具の過負荷保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004297957A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008013051A1 (fr) * | 2006-07-25 | 2008-01-31 | Makita Corporation | Outil de travail |
JP2008522568A (ja) * | 2004-11-25 | 2008-06-26 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 定格電流を変える方法および装置 |
JP2009504419A (ja) * | 2005-08-08 | 2009-02-05 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電動工具機械並びに過負荷防止装置 |
JP2011110668A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Makita Corp | 動力工具 |
WO2012046516A1 (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-12 | 株式会社マキタ | 電気機器 |
US9054537B2 (en) | 2012-02-02 | 2015-06-09 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Electric tool with controller of battery pack and the control method thereof |
US10925428B2 (en) | 2017-07-19 | 2021-02-23 | Makita Corporation | Electrical device for making beverages using power tool battery |
-
2003
- 2003-03-27 JP JP2003089204A patent/JP2004297957A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008522568A (ja) * | 2004-11-25 | 2008-06-26 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 定格電流を変える方法および装置 |
US7952311B2 (en) | 2004-11-25 | 2011-05-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Method and apparatus for variation of a rated current |
JP2009504419A (ja) * | 2005-08-08 | 2009-02-05 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電動工具機械並びに過負荷防止装置 |
WO2008013051A1 (fr) * | 2006-07-25 | 2008-01-31 | Makita Corporation | Outil de travail |
JP2008023694A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Makita Corp | 作業工具 |
JP2011110668A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Makita Corp | 動力工具 |
WO2012046516A1 (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-12 | 株式会社マキタ | 電気機器 |
JP2012080990A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Makita Corp | 電気機器 |
US9559539B2 (en) | 2010-10-08 | 2017-01-31 | Makita Corporation | Electric apparatus |
US10587138B2 (en) | 2010-10-08 | 2020-03-10 | Makita Corporation | Electric apparatus |
US9054537B2 (en) | 2012-02-02 | 2015-06-09 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Electric tool with controller of battery pack and the control method thereof |
US10925428B2 (en) | 2017-07-19 | 2021-02-23 | Makita Corporation | Electrical device for making beverages using power tool battery |
US11751714B2 (en) | 2017-07-19 | 2023-09-12 | Makita Corporation | Electrical device for making beverages using power tool battery |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4943939B2 (ja) | 過電流保護装置 | |
EP3398724B1 (en) | Electric tool | |
EP2665177A2 (en) | Braking apparatus for three-phase brushless motor, and motor-driven appliance provided with same | |
JP2004194422A (ja) | 回転数制御装置 | |
KR20150061596A (ko) | Dc 모터용 제어 회로 | |
EP1569325A3 (en) | A motor starter device having reduced power consumption | |
EP1696554A3 (en) | Voltage generating apparatus and motor control apparatus | |
CA2307173A1 (en) | Power converter control device and power converter thereof | |
US6172472B1 (en) | Control system for a two-terminal electric motor connected to a voltage network having two lines | |
KR20080073627A (ko) | 차량용 미러 장치 | |
JP2004297957A (ja) | 変速付電動工具の過負荷保護回路 | |
EP1118918A3 (en) | Programmable controller | |
JP5263716B2 (ja) | 電動工具 | |
CN115157182A (zh) | 电动工具 | |
DK1155338T3 (da) | Fremgangsmåde til overvågning af trinafbrydere | |
JP2010082761A (ja) | 電動工具 | |
JP3125493U (ja) | Dcモータの過電圧保護装置 | |
JP2010012547A (ja) | 電動工具 | |
JP2001275392A (ja) | モータの制御方法およびその装置 | |
JP2003158892A (ja) | 電気モータの回転速度制御方法 | |
KR100189293B1 (ko) | 유도 전동기용 전자 접점기의 제어장치 | |
JP5831837B2 (ja) | 電動工具 | |
US20150188309A1 (en) | Motor drive control device and motor drive control method | |
KR101731902B1 (ko) | 강압전류에 대한 mosfet 스위치 보호회로 | |
JP4444511B2 (ja) | 電子コミュテーション式モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081022 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081024 |