JP2004297202A - 電子番組ガイドを用いた文字入力機能を有する電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】番組に関連する情報を効率良く入力する。
【解決手段】EPG情報取得部1と、画面表示部3と、入力部5と、ユーザー入力処理部7と、ワード管理データベース(DB)11と、ワード切り分け部15であって、自動ワード切り分け部15aと手動ワード切り分け部15bとを有している。ワード切り分け部15は、情報をワードに分割する機能を有しており、自動ワード切り分け部15aは、EPG情報をワードに分割し、手動ワード切り分け部15bは、入力部5の操作によってEPG情報をワードに分割する。ワード管理DB11は、上記ワード切り分け部15によって切り出されたワードを管理し、番組名、キーワード、出演者毎の抽出・ソート機能を有し、番組情報を番組名と出演者とキーワードとにより切り分け、これらを関連付けて記憶する。
【選択図】 図1
【解決手段】EPG情報取得部1と、画面表示部3と、入力部5と、ユーザー入力処理部7と、ワード管理データベース(DB)11と、ワード切り分け部15であって、自動ワード切り分け部15aと手動ワード切り分け部15bとを有している。ワード切り分け部15は、情報をワードに分割する機能を有しており、自動ワード切り分け部15aは、EPG情報をワードに分割し、手動ワード切り分け部15bは、入力部5の操作によってEPG情報をワードに分割する。ワード管理DB11は、上記ワード切り分け部15によって切り出されたワードを管理し、番組名、キーワード、出演者毎の抽出・ソート機能を有し、番組情報を番組名と出演者とキーワードとにより切り分け、これらを関連付けて記憶する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子番組ガイド(Electric Program Guide、以下「EPG」と称する。)情報を用いた文字入力装置に関し、特に端末の入力補助に用いられる文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
番組数やチャネル数の増大とデジタル情報技術の発展とに伴い、最近では、テレビジョンの番組表としてEPGが盛んに利用されるようになってきている。EPGを用いると、番組に関する電子的なデータを視聴者が簡単に入手し番組の選択をすることができる。尚、番組に関する電子データとは、番組のタイトル、放送チャネル、放送開始・終了時間、出演者、番組のあらすじ、番組を特徴付けるキーワードなどを含む。
【0003】
例えば、音声認識機能を用いてEPGの操作を行う装置において、新たに受信したEPGデータを項目毎に分類した後、読み取得部が漢字かな変換部を参照して読みを取得する。辞書更新部が言葉と読みとを対にして辞書に登録する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
上記装置においては、EPGから取得したデータとこのデータの読みとを記録した辞書と、操作者の発話する言葉と、が対応付けられており、辞書に記録されたデータの中からあるEPGデータを音声により特定し選択することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001―22374号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
EPG内のデータには辞書に登録されていない新しい言葉や固有名詞などが多く含まれるため、上記装置においては、まず、言葉と読みとを対にした辞書を作成しておく必要がある。従って、ユーザーが入力した音声に基づいて、これを直ちに言葉に変換することが難しい。
【0007】
また上記装置においては、音声入力機構を備えることが前提となっているため機構が複雑になり、簡単な構成にすることにより軽量化を図ることが好ましい装置、例えば携帯端末などに用いるには難点があった。
本発明は、EPGに含まれるテキストデータを簡単に入力するための文字入力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、表示部と、入力部と、電子番組ガイドによる番組情報を取得するEPG情報取得部と、該EPG情報取得部が取得した前記番組情報をワード毎に自動的に分割する自動ワード切り分け部と、該自動ワード切り分け部によって分割されたワードを前記表示部に表示させるユーザー入力処理部と、を有する文字入力装置とを備えた電子機器が提供される。
【0009】
上記電子機器によれば、EPG情報取得部が取得した番組情報をワード毎に自動的に分割する自動ワード切り分け部により、分割されたワードを入力簿時候補として表示部に表示させることができるため、簡単な操作により番組に関連する文字を入力することができる。
また、切り分けをユーザーが手動で行うための手動ワード切り分け部を設けることにより、ユーザーの明示的な指示による切り分けることも可能である。
【0010】
前記ワード管理データベースは、前記番組情報を番組名と出演者とキーワードとにより切り分け、これらを関連付けて記憶しているのが好ましい。また、前記ユーザー入力処理部は、前記ワード管理データベースに記憶されている前記番組情報を番組名と出演者とキーワードと、これらの関連付けとに基づいて、入力文字候補を動的に絞り込む機能を有しているのが好ましい。これにより、入力したい文字を効率的に検索することができる。
【0011】
本発明の他の観点によれば、電子番組ガイドによる番組情報を取得する手順と、取得した前記番組情報をワード毎に自動的に分割する手順と、分割されたワードを文字入力候補として表示することにより、入力する文字の選択を促す手順とをコンピュータに実行させるプログラムが提供される。上記分割する手順において、手動で分割する手順を含めても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る文字入力装置は、携帯端末など文字入力が難しい装置の入力補助としてEPGにより取得したデータを利用する装置である。以下、本発明の一実施の形態によるEPGを利用した文字入力装置について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0013】
図1は、本実施の形態によるEPGを利用した文字入力装置(以下、「文字入力装置」と称する。)の構成例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本実施の形態による文字入力装置Aは、EPG情報取得部1と、画面表示部3と、入力部5と、ユーザー入力処理部7と、ワード管理データベース(DB)11と、ワード切り分け部15であって、自動ワード切り分け部15aと手動ワード切り分け部15bとからなるワード切り分け部15と、を有している。EPG情報取得部1は、放送、インターネットなどを介して番組情報を取得する。画面表示部3は、ユーザーインターフェイスを表示する例えば液晶表示装置であり、EPG以外に様々な放送やコンテンツなどを表示させることもできる。
【0014】
入力部5は、キーボート又は携帯端末の入力ボタン又はリモートコントロール装置の入力ボタンなどが該当し、文字などを入力する。ユーザー入力処理部7は、例えば入力部5からの入力に従って、文字入力装置Aを制御する処理を行う。ワード切り分け部15は、情報をワードに分割する機能を有しており、自動ワード切り分け部15aは、EPG情報をワードに分割し、手動ワード切り分け部15bは、入力部5の操作によってEPG情報をワードに分割する。ワード管理DB11は、上記ワード切り分け部15によって切り出されたワードを管理し、番組名、キーワード、出演者毎の抽出・ソート機能を有する。すなわち、ワード管理DB11は、番組情報を番組名と出演者とキーワードとにより切り分け、これらを関連付けて記憶する。番組情報は、取得日時情報を属性として備えることにより、ワード管理DB11内での整理が簡単になり、過去の番組の検索や保存期間の規定にも役立つ。
【0015】
図2は、ワード管理DB11において管理されているデータの構成例を示す図である。図2に示すように、例えば、レコード1は、フィールド1からフィールド5までの複数のフィールドに分割されており、フィールド(1)21―1は放送日時を、フィールド(2)21―2は放送局を、フィールド(3)21―3は番組タイトルを、フィールド(4)21―4は出演者リストを、フィールド(5)21―5は番組内容紹介文を記録している。すなわち、この例では、EPG情報取得部1によって取得された番組情報は、放送局、放送日時、番組タイトル、出演者リスト、番組内容紹介文に分けられてDBにおいて管理されている。尚、番組内容紹介文の中に出演者データが含まれている場合は、「出演者」等のキーワードを探し、それ以下の文をワード毎に区切ったものを出演者名として取り扱う。
【0016】
例えば、番組紹介文が、「京都で事件が起きる。監督:○○××、出演:□□、○○」であった場合には、出演者リストには□□、○○、番組紹介文には「京都で事件が起きる。監督:○○××、出演:□□、○○」というデータが格納される。
【0017】
次に、本実施の形態による文字入力装置による番組データの収集処理の流れについて図3を参照して説明する。まず、ステップS1において、EPGを利用して番組情報データを取得する。次に、ステップS2において、番組情報データの中から1番組分のデータを抽出する。次に、ステップS3において、抽出した番組データがワード管理DB11内に既に登録されていないか否かを調べる。登録済みであるならば、ステップS2に戻り次のデータを処理する。登録済みでなければ、ステップS4に進み、番組データから、放送日時、放送局、番組タイトル、出演者リスト、番組内容紹介文を抽出し1レコードを作成する。次に、ステップS5に進み、レコードをワード管理DB11内に登録する。
【0018】
次に、ステップS2に戻り、番組情報データの中から次の1番組分のデータを抽出する。上記の処理を継続し、全データの抽出が完了するとステップS6に進み処理が完了する。以上の処理によりEPG番組データが収集され、ワード管理DB11内にEPG番組情報データに関連するデータが図2に示すレコード構成で格納される。
【0019】
次に、本実施の形態による文字入力装置におけるユーザーインターフェイスについて図4、図5及び図10を参照しつつ説明を行う。図4は、ユーザーインターフェイスのメニュー間遷移図、図5は、本実施の形態によるユーザー処理の流れを示すフローチャート図、図10は本実施の形態におけるサブメニュー項目例の一覧である。
【0020】
図4に示すように、メニューは番組画面30、キーワードリスト35、出演者リスト37、手動切り分け画面36の4つのモードを持っており、番組画面30は更に現在の番組リスト32、番組リスト33、前後の番組リスト34の3つの内部状態を持つ。各々の状態で表示されるワードリストの一項目を選択し、ある処理、例えば処理に関する決定ボタンを押すことによりワードが入力される。また上記決定ボタン以外のボタン(例えばメニューボタン)を押すと、そのモードに応じてサブメニューが提示される。このとき提示されるサブメニュー項目の例を図10に示す。図10に示される項目は、提示されうる全ての項目を記しているが、各々のモードにおいてこれらの全てが提示されるわけではなく、それぞれのモードに関連する項目のみを提示するようにするのが好ましい。
決定ボタン、メニューボタン等のユーザー入力は、図5に示すように、ステップS11において、ユーザー入力処理部7によって処理される。
【0021】
スタート時は、まず現在の番組リスト32が提示される(スタートから▲1▼)。スタートキーが押されるとステップS12に進み、ステップS12では、現在時刻をキーにしてワード管理DB11内を検索(照会)し、現在放送中の番組のリストを生成しユーザーに提示する。
【0022】
現在の番組リスト32、もしくは、番組リスト33にて表示中のリストの一番組を選択した状態でサブメニューを開き、前後の番組61を選択すると(現在の番組リスト32から▲2▼又は番組リスト33から▲3▼))、ステップS13に進み、選択されている番組の放送局でワード管理DB11内を照会(検索)し、選択されている番組の前後の数番組34の番組名のリストを生成しユーザーに提示する(前後の番組リスト34)。
【0023】
番組画面30においてサブメニューを開き、キーワード63を選択すると(▲4▼)、ステップS15に進み、選択番組の放送局でワード管理DB11内を照会(検索)し、そのレコードに含まれる内容から名詞を切り出し、キーワードリストを提示する(キーワードリスト35)
【0024】
同様に、番組画面30においてサブメニューを開き出演者62を選択すると(▲5▼)、ステップS17に進み、選択番組の放送局でワード管理DB11内を検索し、そのレコードのフィールド(4)21−4から出演者リストを取り出し、それをユーザーに提示する(出演者リスト37)。キーワードリスト35あるいは出演者リスト37を提示中にサブメニューを開き、番組65を選択すると(▲6▼または▲7▼)、ステップS14に進み、選択されていたキーワードや出演者をキーにワード管理DB11を照会(検索)し、抽出されたデータの番組名のリストを生成してユーザーに提示する(番組リスト33)。
【0025】
番組画面30においてサブメニューを開き、手動切り分け64を選択すると(▲8▼)、ステップS16に進み、選択されていた番組名をキーにしてワード管理DB11を照会し、そのレコードに含まれる番組内容紹介文をユーザーに提示し、ユーザーに対して入力ワードの始点と終点との入力を促す(手動切り分け画面36)
【0026】
次に、図6から図9までを参照して、本実施の形態による文字入力装置を使用した携帯端末の使用手順について説明する。図6は、入力モードメニューを示す図である。図7は、文字入力装置を用いた携帯端末の表示画面を操作手順に沿って示す図であり、図8は図7に続く手順を示す図である。図9は、番組と出演者とキーワードの関連を示す模式的な図である。
【0027】
図6に示すように、文字入力メニュー38には、例えば、漢字入力モード38aと、ひらがな入力モード38bと、カタカナ入力モード38cと、TV(EPG)入力モード38nと、が設けられている。漢字入力モードは、入力したデータを漢字に変換することができるモードである。ひらがな入力モード38bとカタカナ入力モード38cとを用いると、入力したデータが直接ひらがな又はカタカナとして入力される。TV(EPG)モードが、本実施の形態による文字入力装置に特有のメニューであり、EPG情報を利用して文字入力するためのメニューである。
【0028】
図9に示すように、番組55cにおいて、現在の番組とその前後の番組との間は、時間軸に沿って移動することができる。番組55cと出演者55aとの間は、番組から出演者を検索することも可能であり、逆に出演者から番組を検索することも可能である(R11)。番組55cとキーワード55bとの間も双方向で検索することが可能である(R12)。キーワード55bと出演者55aとの間では、キーワードから出演者の検索が可能だが、この場合、必ずしも選択したキーワードを含む出演者が存在するとは限らない。選択したキーワードに対する出演者リストが空の場合は、出演者リストの提示はされない。
【0029】
図7に示すように、表示画面41―1は、例えば電子メールの文章を入力している画面である。表示画面41−1には、「ねえ。今やってる」という文字列43が入力されている。符号45に示す入力モード表示は、現在、図6に示した各種モードのうちの漢字入力モードであることを示している。ここで、「ねえ。今やってる」という文字列43の後に、現在やっている番組に関連する文字を入力したいが、入力ボタンによる入力が難しい又は面倒である又は漢字変換辞書に登録されていないと感じた場合や、入力すべき文字自体を忘れてしまった場合に、入力モードを補充入力メニューであるTV(EPG)モードに切り替える。
【0030】
すると、先に説明したように表示画面41−2に示すような現在の番組リストが表示され、ポップアップメニュー51として、「1.番組1、2.番組2、3.番組3、4.○○××、5.△△○×」が表示される。このうち1から3までは、現在放送中の番組をユーザーの過去のチャネル選択履歴に基づき順序付けを行って表示したもので、4及び5は、最近このTV(EPG)モードを用いて入力した文字列を表示させたものである。
【0031】
現在の番組の候補51として表示された番組中に入力したい番組を表す文字列があれば、その文字列を選択し、決定アクションを行うことにより表示画面41―1の「ねえ。今やってる」の後に、例えば「番組1」が入力される。現在の番組の候補51中には入力したい文字列が無い場合であって上記番組「番組1」に関連する文字列を入力したい場合には、決定アクションとは異なるアクションを行うことにより、表示画面41―4に表示されるように、「番組1」に関連するサブメニュー55を開くことができる。
【0032】
図8に示すように、サブメニュー55には、「出演者55a、キーワード55b、前後の番組55c、手動切り分け55d」などの選択肢が表示される。ここで、出演者55aを選択した場合に表示される画面が出演者リスト41−5であり(R1)、キーワード55bを選択した場合に表示される画面がキーワードリスト41−6であり(R2)、前後の番組55cを選択した場合に表示される画面が前後の番組リスト41−7であり(R3)、手動切り分け55dを選択した場合に表示される画面が手動切り分け画面41−8である(R4)。
【0033】
画面41−5には、出演者リスト55aとして、「1.AABB、2.CCDD、3.EEFF」が表示される。この中に入力したい文字列があれば、それを選択することにより、「ねえ。今やってる」の後に、例えば1を選択した場合には「AABB」が入力される。画面41−6には、キーワードリスト55bとして、「1.MNO、2.PQR、3.STU」が表示される。この中に入力したい文字列があれば、それを選択することにより、「ねえ。今やってる」の後に、例えば2を選択すると「PQR」が入力される。画面41−7には前後の番組リスト55cとして、「1.ABCD、2.EFGH、3.IJKL」が表示される。この中に入力したい文字列があれば、それを選択することにより、「ねえ。今やってる」の後に、例えば3を選択すると「IJKL」が入力される。画面41―6には手動切り分け画面55dとして、「壮大なスケールで送るスペースアドベンチャー、出演者○○××△△、終点を決めてください」という自動的には切り分けられていない文字列が表示される。この中に入力したい文字列があれば、それを選択することにより、「ねえ。今やってる」の後に、例えば出演者の「○○××△△」を選択すれば「○○××△△」が入力される。この場合は、ユーザー個人が文字列中から始点と終点とを指定することにより、所望の文字列を入力することができる。
【0034】
尚、図9に示すように、現在の番組及び前後の番組リストと、出演者リストと、キーワードリストと、は互いに関連付けされているため、サブメニューを用いてそれぞれのリスト間を移動することによって、容易に目的とするワードに到達することが可能である。
【0035】
以上、本実施の形態による文字入力装置によれば、最新の情報を多く含み、話題にも上がりやすいTVに関する情報を多く有するEPG情報に基づいて入力を行うことができる補助入力メニューを備えているため、造語や最新ワード、人名などにも簡単に対応でき、入力の比較的難しい携帯端末などにおいても簡単に最新情報を入力することができる。読みを入力するのではなく、EPG情報に基づいて切り分けられた単語を選択するだけの作業で良いため、入力作業が簡単である。この際、番組名、キーワード、出演者によって動的に絞り込みを行うことにより、最小のステップで必要なワードを選択することができる。また、自動切り分けがうまくいかない場合には、手動切り分けを行うこともできるため、入力すべき文字を得やすいという利点がある。
【0036】
以上、本実施の形態に沿って説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であるのは言うまでもない。例えば、本実施の形態においては、携帯端末に用いる補助的な文字入力機能について説明したが、特にこれらに限定されるものではなく、EPG機能と文字入力機能とを有する他の機器を対象とすることも可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明の電子番組ガイドを用いた文字入力装置によれば、EPG情報に基づいて入力を行うことができる補助入力メニューを備えているため、簡単に最新情報を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置内に設けられているデータベース内に格納される各種レコードの構成例を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置による番組データの収集処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置におけるメニュー間の関係を示す遷移図である。
【図5】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置によるユーザー操作の処理の流れを示すフローチャート図である。
【図6】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置による入力モードメニューを示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置による入力処理の実際の流れを表示画面に基づいて示す図である。
【図8】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置による入力処理の実際の流れを表示画面に基づいて示す図であり、図7に続く図である。
【図9】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置におけるメニュー表示の関連を示す図である。
【図10】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置におけるサブメニュー項目の一覧の例である。
【符号の説明】
A…文字入力装置、1…EPG情報取得部、3…画面表示部、5…入力部、7…ユーザー入力処理部、11…ワード管理DB、15…ワード切り分け部、15a…自動ワード切り分け部、15b…手動ワード切り分け部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子番組ガイド(Electric Program Guide、以下「EPG」と称する。)情報を用いた文字入力装置に関し、特に端末の入力補助に用いられる文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
番組数やチャネル数の増大とデジタル情報技術の発展とに伴い、最近では、テレビジョンの番組表としてEPGが盛んに利用されるようになってきている。EPGを用いると、番組に関する電子的なデータを視聴者が簡単に入手し番組の選択をすることができる。尚、番組に関する電子データとは、番組のタイトル、放送チャネル、放送開始・終了時間、出演者、番組のあらすじ、番組を特徴付けるキーワードなどを含む。
【0003】
例えば、音声認識機能を用いてEPGの操作を行う装置において、新たに受信したEPGデータを項目毎に分類した後、読み取得部が漢字かな変換部を参照して読みを取得する。辞書更新部が言葉と読みとを対にして辞書に登録する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
上記装置においては、EPGから取得したデータとこのデータの読みとを記録した辞書と、操作者の発話する言葉と、が対応付けられており、辞書に記録されたデータの中からあるEPGデータを音声により特定し選択することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001―22374号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
EPG内のデータには辞書に登録されていない新しい言葉や固有名詞などが多く含まれるため、上記装置においては、まず、言葉と読みとを対にした辞書を作成しておく必要がある。従って、ユーザーが入力した音声に基づいて、これを直ちに言葉に変換することが難しい。
【0007】
また上記装置においては、音声入力機構を備えることが前提となっているため機構が複雑になり、簡単な構成にすることにより軽量化を図ることが好ましい装置、例えば携帯端末などに用いるには難点があった。
本発明は、EPGに含まれるテキストデータを簡単に入力するための文字入力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、表示部と、入力部と、電子番組ガイドによる番組情報を取得するEPG情報取得部と、該EPG情報取得部が取得した前記番組情報をワード毎に自動的に分割する自動ワード切り分け部と、該自動ワード切り分け部によって分割されたワードを前記表示部に表示させるユーザー入力処理部と、を有する文字入力装置とを備えた電子機器が提供される。
【0009】
上記電子機器によれば、EPG情報取得部が取得した番組情報をワード毎に自動的に分割する自動ワード切り分け部により、分割されたワードを入力簿時候補として表示部に表示させることができるため、簡単な操作により番組に関連する文字を入力することができる。
また、切り分けをユーザーが手動で行うための手動ワード切り分け部を設けることにより、ユーザーの明示的な指示による切り分けることも可能である。
【0010】
前記ワード管理データベースは、前記番組情報を番組名と出演者とキーワードとにより切り分け、これらを関連付けて記憶しているのが好ましい。また、前記ユーザー入力処理部は、前記ワード管理データベースに記憶されている前記番組情報を番組名と出演者とキーワードと、これらの関連付けとに基づいて、入力文字候補を動的に絞り込む機能を有しているのが好ましい。これにより、入力したい文字を効率的に検索することができる。
【0011】
本発明の他の観点によれば、電子番組ガイドによる番組情報を取得する手順と、取得した前記番組情報をワード毎に自動的に分割する手順と、分割されたワードを文字入力候補として表示することにより、入力する文字の選択を促す手順とをコンピュータに実行させるプログラムが提供される。上記分割する手順において、手動で分割する手順を含めても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る文字入力装置は、携帯端末など文字入力が難しい装置の入力補助としてEPGにより取得したデータを利用する装置である。以下、本発明の一実施の形態によるEPGを利用した文字入力装置について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0013】
図1は、本実施の形態によるEPGを利用した文字入力装置(以下、「文字入力装置」と称する。)の構成例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本実施の形態による文字入力装置Aは、EPG情報取得部1と、画面表示部3と、入力部5と、ユーザー入力処理部7と、ワード管理データベース(DB)11と、ワード切り分け部15であって、自動ワード切り分け部15aと手動ワード切り分け部15bとからなるワード切り分け部15と、を有している。EPG情報取得部1は、放送、インターネットなどを介して番組情報を取得する。画面表示部3は、ユーザーインターフェイスを表示する例えば液晶表示装置であり、EPG以外に様々な放送やコンテンツなどを表示させることもできる。
【0014】
入力部5は、キーボート又は携帯端末の入力ボタン又はリモートコントロール装置の入力ボタンなどが該当し、文字などを入力する。ユーザー入力処理部7は、例えば入力部5からの入力に従って、文字入力装置Aを制御する処理を行う。ワード切り分け部15は、情報をワードに分割する機能を有しており、自動ワード切り分け部15aは、EPG情報をワードに分割し、手動ワード切り分け部15bは、入力部5の操作によってEPG情報をワードに分割する。ワード管理DB11は、上記ワード切り分け部15によって切り出されたワードを管理し、番組名、キーワード、出演者毎の抽出・ソート機能を有する。すなわち、ワード管理DB11は、番組情報を番組名と出演者とキーワードとにより切り分け、これらを関連付けて記憶する。番組情報は、取得日時情報を属性として備えることにより、ワード管理DB11内での整理が簡単になり、過去の番組の検索や保存期間の規定にも役立つ。
【0015】
図2は、ワード管理DB11において管理されているデータの構成例を示す図である。図2に示すように、例えば、レコード1は、フィールド1からフィールド5までの複数のフィールドに分割されており、フィールド(1)21―1は放送日時を、フィールド(2)21―2は放送局を、フィールド(3)21―3は番組タイトルを、フィールド(4)21―4は出演者リストを、フィールド(5)21―5は番組内容紹介文を記録している。すなわち、この例では、EPG情報取得部1によって取得された番組情報は、放送局、放送日時、番組タイトル、出演者リスト、番組内容紹介文に分けられてDBにおいて管理されている。尚、番組内容紹介文の中に出演者データが含まれている場合は、「出演者」等のキーワードを探し、それ以下の文をワード毎に区切ったものを出演者名として取り扱う。
【0016】
例えば、番組紹介文が、「京都で事件が起きる。監督:○○××、出演:□□、○○」であった場合には、出演者リストには□□、○○、番組紹介文には「京都で事件が起きる。監督:○○××、出演:□□、○○」というデータが格納される。
【0017】
次に、本実施の形態による文字入力装置による番組データの収集処理の流れについて図3を参照して説明する。まず、ステップS1において、EPGを利用して番組情報データを取得する。次に、ステップS2において、番組情報データの中から1番組分のデータを抽出する。次に、ステップS3において、抽出した番組データがワード管理DB11内に既に登録されていないか否かを調べる。登録済みであるならば、ステップS2に戻り次のデータを処理する。登録済みでなければ、ステップS4に進み、番組データから、放送日時、放送局、番組タイトル、出演者リスト、番組内容紹介文を抽出し1レコードを作成する。次に、ステップS5に進み、レコードをワード管理DB11内に登録する。
【0018】
次に、ステップS2に戻り、番組情報データの中から次の1番組分のデータを抽出する。上記の処理を継続し、全データの抽出が完了するとステップS6に進み処理が完了する。以上の処理によりEPG番組データが収集され、ワード管理DB11内にEPG番組情報データに関連するデータが図2に示すレコード構成で格納される。
【0019】
次に、本実施の形態による文字入力装置におけるユーザーインターフェイスについて図4、図5及び図10を参照しつつ説明を行う。図4は、ユーザーインターフェイスのメニュー間遷移図、図5は、本実施の形態によるユーザー処理の流れを示すフローチャート図、図10は本実施の形態におけるサブメニュー項目例の一覧である。
【0020】
図4に示すように、メニューは番組画面30、キーワードリスト35、出演者リスト37、手動切り分け画面36の4つのモードを持っており、番組画面30は更に現在の番組リスト32、番組リスト33、前後の番組リスト34の3つの内部状態を持つ。各々の状態で表示されるワードリストの一項目を選択し、ある処理、例えば処理に関する決定ボタンを押すことによりワードが入力される。また上記決定ボタン以外のボタン(例えばメニューボタン)を押すと、そのモードに応じてサブメニューが提示される。このとき提示されるサブメニュー項目の例を図10に示す。図10に示される項目は、提示されうる全ての項目を記しているが、各々のモードにおいてこれらの全てが提示されるわけではなく、それぞれのモードに関連する項目のみを提示するようにするのが好ましい。
決定ボタン、メニューボタン等のユーザー入力は、図5に示すように、ステップS11において、ユーザー入力処理部7によって処理される。
【0021】
スタート時は、まず現在の番組リスト32が提示される(スタートから▲1▼)。スタートキーが押されるとステップS12に進み、ステップS12では、現在時刻をキーにしてワード管理DB11内を検索(照会)し、現在放送中の番組のリストを生成しユーザーに提示する。
【0022】
現在の番組リスト32、もしくは、番組リスト33にて表示中のリストの一番組を選択した状態でサブメニューを開き、前後の番組61を選択すると(現在の番組リスト32から▲2▼又は番組リスト33から▲3▼))、ステップS13に進み、選択されている番組の放送局でワード管理DB11内を照会(検索)し、選択されている番組の前後の数番組34の番組名のリストを生成しユーザーに提示する(前後の番組リスト34)。
【0023】
番組画面30においてサブメニューを開き、キーワード63を選択すると(▲4▼)、ステップS15に進み、選択番組の放送局でワード管理DB11内を照会(検索)し、そのレコードに含まれる内容から名詞を切り出し、キーワードリストを提示する(キーワードリスト35)
【0024】
同様に、番組画面30においてサブメニューを開き出演者62を選択すると(▲5▼)、ステップS17に進み、選択番組の放送局でワード管理DB11内を検索し、そのレコードのフィールド(4)21−4から出演者リストを取り出し、それをユーザーに提示する(出演者リスト37)。キーワードリスト35あるいは出演者リスト37を提示中にサブメニューを開き、番組65を選択すると(▲6▼または▲7▼)、ステップS14に進み、選択されていたキーワードや出演者をキーにワード管理DB11を照会(検索)し、抽出されたデータの番組名のリストを生成してユーザーに提示する(番組リスト33)。
【0025】
番組画面30においてサブメニューを開き、手動切り分け64を選択すると(▲8▼)、ステップS16に進み、選択されていた番組名をキーにしてワード管理DB11を照会し、そのレコードに含まれる番組内容紹介文をユーザーに提示し、ユーザーに対して入力ワードの始点と終点との入力を促す(手動切り分け画面36)
【0026】
次に、図6から図9までを参照して、本実施の形態による文字入力装置を使用した携帯端末の使用手順について説明する。図6は、入力モードメニューを示す図である。図7は、文字入力装置を用いた携帯端末の表示画面を操作手順に沿って示す図であり、図8は図7に続く手順を示す図である。図9は、番組と出演者とキーワードの関連を示す模式的な図である。
【0027】
図6に示すように、文字入力メニュー38には、例えば、漢字入力モード38aと、ひらがな入力モード38bと、カタカナ入力モード38cと、TV(EPG)入力モード38nと、が設けられている。漢字入力モードは、入力したデータを漢字に変換することができるモードである。ひらがな入力モード38bとカタカナ入力モード38cとを用いると、入力したデータが直接ひらがな又はカタカナとして入力される。TV(EPG)モードが、本実施の形態による文字入力装置に特有のメニューであり、EPG情報を利用して文字入力するためのメニューである。
【0028】
図9に示すように、番組55cにおいて、現在の番組とその前後の番組との間は、時間軸に沿って移動することができる。番組55cと出演者55aとの間は、番組から出演者を検索することも可能であり、逆に出演者から番組を検索することも可能である(R11)。番組55cとキーワード55bとの間も双方向で検索することが可能である(R12)。キーワード55bと出演者55aとの間では、キーワードから出演者の検索が可能だが、この場合、必ずしも選択したキーワードを含む出演者が存在するとは限らない。選択したキーワードに対する出演者リストが空の場合は、出演者リストの提示はされない。
【0029】
図7に示すように、表示画面41―1は、例えば電子メールの文章を入力している画面である。表示画面41−1には、「ねえ。今やってる」という文字列43が入力されている。符号45に示す入力モード表示は、現在、図6に示した各種モードのうちの漢字入力モードであることを示している。ここで、「ねえ。今やってる」という文字列43の後に、現在やっている番組に関連する文字を入力したいが、入力ボタンによる入力が難しい又は面倒である又は漢字変換辞書に登録されていないと感じた場合や、入力すべき文字自体を忘れてしまった場合に、入力モードを補充入力メニューであるTV(EPG)モードに切り替える。
【0030】
すると、先に説明したように表示画面41−2に示すような現在の番組リストが表示され、ポップアップメニュー51として、「1.番組1、2.番組2、3.番組3、4.○○××、5.△△○×」が表示される。このうち1から3までは、現在放送中の番組をユーザーの過去のチャネル選択履歴に基づき順序付けを行って表示したもので、4及び5は、最近このTV(EPG)モードを用いて入力した文字列を表示させたものである。
【0031】
現在の番組の候補51として表示された番組中に入力したい番組を表す文字列があれば、その文字列を選択し、決定アクションを行うことにより表示画面41―1の「ねえ。今やってる」の後に、例えば「番組1」が入力される。現在の番組の候補51中には入力したい文字列が無い場合であって上記番組「番組1」に関連する文字列を入力したい場合には、決定アクションとは異なるアクションを行うことにより、表示画面41―4に表示されるように、「番組1」に関連するサブメニュー55を開くことができる。
【0032】
図8に示すように、サブメニュー55には、「出演者55a、キーワード55b、前後の番組55c、手動切り分け55d」などの選択肢が表示される。ここで、出演者55aを選択した場合に表示される画面が出演者リスト41−5であり(R1)、キーワード55bを選択した場合に表示される画面がキーワードリスト41−6であり(R2)、前後の番組55cを選択した場合に表示される画面が前後の番組リスト41−7であり(R3)、手動切り分け55dを選択した場合に表示される画面が手動切り分け画面41−8である(R4)。
【0033】
画面41−5には、出演者リスト55aとして、「1.AABB、2.CCDD、3.EEFF」が表示される。この中に入力したい文字列があれば、それを選択することにより、「ねえ。今やってる」の後に、例えば1を選択した場合には「AABB」が入力される。画面41−6には、キーワードリスト55bとして、「1.MNO、2.PQR、3.STU」が表示される。この中に入力したい文字列があれば、それを選択することにより、「ねえ。今やってる」の後に、例えば2を選択すると「PQR」が入力される。画面41−7には前後の番組リスト55cとして、「1.ABCD、2.EFGH、3.IJKL」が表示される。この中に入力したい文字列があれば、それを選択することにより、「ねえ。今やってる」の後に、例えば3を選択すると「IJKL」が入力される。画面41―6には手動切り分け画面55dとして、「壮大なスケールで送るスペースアドベンチャー、出演者○○××△△、終点を決めてください」という自動的には切り分けられていない文字列が表示される。この中に入力したい文字列があれば、それを選択することにより、「ねえ。今やってる」の後に、例えば出演者の「○○××△△」を選択すれば「○○××△△」が入力される。この場合は、ユーザー個人が文字列中から始点と終点とを指定することにより、所望の文字列を入力することができる。
【0034】
尚、図9に示すように、現在の番組及び前後の番組リストと、出演者リストと、キーワードリストと、は互いに関連付けされているため、サブメニューを用いてそれぞれのリスト間を移動することによって、容易に目的とするワードに到達することが可能である。
【0035】
以上、本実施の形態による文字入力装置によれば、最新の情報を多く含み、話題にも上がりやすいTVに関する情報を多く有するEPG情報に基づいて入力を行うことができる補助入力メニューを備えているため、造語や最新ワード、人名などにも簡単に対応でき、入力の比較的難しい携帯端末などにおいても簡単に最新情報を入力することができる。読みを入力するのではなく、EPG情報に基づいて切り分けられた単語を選択するだけの作業で良いため、入力作業が簡単である。この際、番組名、キーワード、出演者によって動的に絞り込みを行うことにより、最小のステップで必要なワードを選択することができる。また、自動切り分けがうまくいかない場合には、手動切り分けを行うこともできるため、入力すべき文字を得やすいという利点がある。
【0036】
以上、本実施の形態に沿って説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であるのは言うまでもない。例えば、本実施の形態においては、携帯端末に用いる補助的な文字入力機能について説明したが、特にこれらに限定されるものではなく、EPG機能と文字入力機能とを有する他の機器を対象とすることも可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明の電子番組ガイドを用いた文字入力装置によれば、EPG情報に基づいて入力を行うことができる補助入力メニューを備えているため、簡単に最新情報を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置内に設けられているデータベース内に格納される各種レコードの構成例を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置による番組データの収集処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置におけるメニュー間の関係を示す遷移図である。
【図5】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置によるユーザー操作の処理の流れを示すフローチャート図である。
【図6】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置による入力モードメニューを示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置による入力処理の実際の流れを表示画面に基づいて示す図である。
【図8】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置による入力処理の実際の流れを表示画面に基づいて示す図であり、図7に続く図である。
【図9】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置におけるメニュー表示の関連を示す図である。
【図10】本発明の一実施の形態による電子番組ガイドを用いた文字入力装置におけるサブメニュー項目の一覧の例である。
【符号の説明】
A…文字入力装置、1…EPG情報取得部、3…画面表示部、5…入力部、7…ユーザー入力処理部、11…ワード管理DB、15…ワード切り分け部、15a…自動ワード切り分け部、15b…手動ワード切り分け部。
Claims (10)
- 表示部と、
入力部と、
電子番組ガイドによる番組情報を取得するEPG情報取得部と、該EPG情報取得部が取得した前記番組情報をワード毎に自動的に分割する自動ワード切り分け部と、該自動ワード切り分け部によって分割されたワードを前記表示部に表示させるユーザー入力処理部と、を有する文字入力装置と
を備えた電子機器。 - 前記文字入力装置は、さらに、前記自動ワード切り分け部により切り出されたワードを管理するワード管理データベースを有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記文字入力装置は、さらに、前記入力部からの入力指示に基づいて前記番組情報をワード毎に分割する手動ワード切り分け部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
- 前記ユーザー入力処理部は、前記入力部により選択されたワードを入力候補として表示させることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記ユーザー入力処理部は、最近入力したワードを入力候補として表示させることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記ワード管理データベースは、前記番組情報を番組名と出演者とキーワードとにより切り分け、これらを関連付けて記憶していることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記ユーザー入力処理部は、前記ワード管理データベースに記憶されている前記番組情報を番組名と出演者とキーワードと、これらの関連付けとに基づいて、入力文字候補を動的に絞り込む機能を有していることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
- 前記番組情報は、取得日時情報を属性として備えることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の電子機器。
- 電子番組ガイドによる番組情報を取得するEPG情報取得部と、
該EPG情報取得部が取得した前記番組情報をワード毎に自動的に分割する自動ワード切り分け部と、
該自動ワード切り分け部によって分割されたワードを表示させるユーザー入力処理部と、を有する文字入力装置。 - 電子番組ガイドによる番組情報を取得する手順と、
取得した前記番組情報をワード毎に自動的に分割する手順と、
分割されたワードを文字入力候補として表示することにより、入力する文字の選択を促す手順と
をコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003083668A JP2004297202A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 電子番組ガイドを用いた文字入力機能を有する電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003083668A JP2004297202A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 電子番組ガイドを用いた文字入力機能を有する電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004297202A true JP2004297202A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33399075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003083668A Pending JP2004297202A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 電子番組ガイドを用いた文字入力機能を有する電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004297202A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008124861A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン放送視聴システム及びテレビジョン放送受信装置 |
EP2172850A2 (en) | 2008-10-01 | 2010-04-07 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information acquisition method, recording medium recording information acquisition program, and information retrieval system |
-
2003
- 2003-03-25 JP JP2003083668A patent/JP2004297202A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008124861A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン放送視聴システム及びテレビジョン放送受信装置 |
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