JP2004296974A - 永久電流スイッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】超電導導体を巻回してなる超電導コイル16に並列に接続され、前記超電導コイル16の励磁時には高インピーダンスを顕わして電気的に開状態となり、定格電流に到達後に低インピーダンス状態に変化して閉状態となり前記超電導コイル16との永久電流ループ17を構成し、その後の消磁時には高インピーダンスを顕わし電気的に開状態となる永久電流スイッチ18において、超電導導体によって前記超電導コイルよりも低インダクタンスに形成されたスイッチ部(18a,18b)と、前記超電導コイルの消磁時に前記スイッチ部を常伝導転移させる電流を供給する電流供給手段(19,20)とを備えた構成とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、超電導コイルに並列に接続され、前記超電導コイルの励磁時には高インピーダンスを顕わして電気的に開状態となり、定格電流に到達後には低インピーダンス状態に変化して閉状態となって前記超電導コイルとの永久電流ループを構成し、その後の消磁時には高インピーダンスを顕わして電気的に開状態となる永久電流スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気浮上式鉄道用超電導磁石や磁気共鳴診断用超電導磁石は、超電導線を巻回してなる超電導コイルを励磁後の定常状態において、電流の減衰時間が十分に長い永久電流モードで使用する。このような超電導磁石の永久電流スイッチには、一般には熱的方式が用いられる。すなわち、超電導導体を巻回して永久電流スイッチを構成し、ヒーター等の加熱により超電導導体温度を高めて常伝導状態にすることで電気的に開状態とする。逆に加熱を中断し超電導状態に転移させることで開状態に変化させる方式である。
【0003】
このような熱的方式の永久電流スイッチの問題点は動作時間が長いことである。これは、閉状態と開状態の転移には永久電流スイッチを構成する超電導導体の温度変化が伴うためである。典型的な応答時間は速くても30s程度である。特に閉状態から開状態への転移に速い応答を要求される超電導磁気エネルギー貯蔵(SMES)等の応用では、重要な問題であり熱的方式の永久電流スイッチの適用は困難である。SMESに蓄えられた磁気エネルギーを放出する時定数として、〜1sレベルが要求されるからである。
【0004】
図9に代表的なSMESの系統への適応例を示す(下記特許文献1参照)。すなわち、電源11から負荷12へ電力を供給する電力系統13に変圧器14と変換器15を介してSMES用の超電導コイル16が接続されている。超電導コイル16には並列に永久電流ループ17が接続されている。この永久電流ループ17に永久電流スイッチを設けるのが定常時(閉状態)の損失低減の見地から望ましい構成である。図9の例では、電源30を介在させることで応答時間を短くしているが、電源30の内部抵抗が定常時の損失となる。別の構成例を図10に示す。この例では、半導体スイッチ31を介在させることで応答時間を短くしているが、半導体スイッチ31両端のフォーワードドロップ分が定常時の損失となる。
【0005】
【特許文献1】
特開昭62−93987号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の熱式応答の永久電流スイッチでは、閉状態と開状態の転移には永久電流スイッチを構成する超電導導体の温度変化が伴うため、応答時間が長いという問題がある。特に閉状態から開状態への転移に速い応答を要求される超電導磁気エネルギー貯蔵(SMES)等の応用では、重要な問題であり熱的方式の永久電流スイッチの適用は困難である。
そこで本発明は、閉状態での損失が少なく、閉状態から開状態への転移を短時間で行うことができる永久電流スイッチを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、超電導導体を巻回してなる超電導コイルに並列に接続され、前記超電導コイルの励磁時には高インピーダンスを顕わして電気的に開状態となり、定格電流に到達後に低インピーダンス状態に変化して閉状態となり前記超電導コイルとの永久電流ループを構成し、その後の消磁時には高インピーダンスを顕わし電気的に開状態となる永久電流スイッチにおいて、超電導導体を互いに逆向きに巻回した複数のコイルを並列あるいは直列に接続して無誘導に成るように構成することによって前記超電導コイルよりも低インダクタンスに形成されたスイッチ部と、前記超電導コイルの消磁時に前記スイッチ部を常伝導転移させる電流を供給する電流供給手段とを備えた構成とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、前記スイッチ部は、超電導導体が直線に配置され、かつ複数回折り返して形成されている構成とする。
請求項3に係る発明は、前記電流供給手段は、コンデンサーと遮断器を備え、定常時において前記コンデンサーに電荷を蓄えかつ前記遮断器を開状態として、前記超電導コイルの消磁時には前記遮断器を閉状態とすることで前記コンデンサーから前記スイッチ部に常伝導転移電流を流す構成とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、前記電流供給手段は、前記スイッチ部に磁気的に結合した誘導コイルと、前記超電導コイルの消磁時に前記誘導コイルに変動電流を流す通電手段とを備えている構成とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、前記電流供給手段は、前記スイッチ部と前記超電導コイルとの間に設けられた磁気シールドと、前記超電導コイルの消磁時に前記磁気シールドを機械的に移動する駆動機構とを備えている構成とする。
請求項6に係る発明は、前記超電導コイルは冷凍機の冷却ステージにより冷却され、前記スイッチ部は液体窒素等の冷媒に浸漬され冷却される構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の第1の実施の形態の永久電流スイッチの回路図を示す。すなわち、電源11から負荷12へ電力を供給する電力系統13に変圧器14と変換器15を介してSMES用の超電導コイル16が接続されている。超電導コイル16には並列に永久電流ループ17が接続されている。この永久電流ループ17に永久電流スイッチ18を接続し定常時の損失低減を図る構成である。
【0012】
永久電流スイッチ18は、相互に並列接続された超電導導体からなる永久電流スイッチのコイル18a,18bと、これらのコイル18a,18bに並列接続された遮断器19とコンデンサー20の直列回路から構成されている。互いに逆向きの2つのコイル18aと18bを並列に接続することで、無誘導構成としている。
【0013】
図2は、上記のような回路構成を有する本発明の第1の実施の形態の永久電流スイッチの構造を示す図である。すなわち、超電導コイル16と永久電流スイッチのコイル18a,18bは低温容器21の中に収納され、超電導状態を保持できるよう低温環境22に置かれ、接続線にて両者は電流ループを形成している。超電導コイル16と永久電流スイッチのコイル18a,18bは、それぞれ電流リードを介して室温部と繋がれる。永久電流スイッチのコイル18a,18bは室温部にて遮断器19を介してコンデンサー20と接続されている。
【0014】
超電導コイル16の励磁過程言い換えれば充電過程と、定常過程、消磁過程言い換えれば放電過程を説明すると以下のようになる。励磁過程では、永久電流スイッチ18を開状態を保つ必要がある。そのための手段は従来の永久電流スイッチ18と変わる必要は無く、例えばヒーター加熱によりコイル18a,18bを常伝導状態に保てばよい。定常過程については、ヒーター加熱を切り、永久電流スイッチのコイル18a,18bを冷却し超電導状態に転移させることで閉状態へと移行させる。この2つの過程の間、遮断器19は開状態のままである。さらにコンデンサー20に所定の電荷を蓄えておく。
【0015】
超電導コイル16の消磁過程に本実施の形態の特徴が表われる。遮断器19を閉とすることで、コンデンサー20を永久電流ループ17に接続する。典型的なインダクタンスは、超電導コイル16が1H、あるいは10Hのオーダーにあるの対し、永久電流スイッチのコイル18a,18bは100μHのレベルに抑えられる。したがって、コンデンサー20に蓄えられていた電気エネルギーは永久電流スイッチのコイル18a,18bに優先的に供給される。これは、臨界電流を超える過電流として供給され、永久電流スイッチのコイル18a,18bに常伝導抵抗を発生させ、開状態へと移行させる。SMESの放電過程に適用するためには、永久電流スイッチ18を開状態へと移行させる間に、変換器15を制御して、電力系統13にエネルギーを供給する。
【0016】
コイル18a,18bのインダクタンスをL、コンデンサー20の静電容量をC、コンデンサー20の両端の印加電圧をVとすると、遮断器19を閉としたときに流れる電流がピークまで到達する時間t、および電流ピーク値Ipは次式で与えられる。
【0017】
【数1】
【0018】
例えば、L=100μH、C=1mFレベルとすることで、1ms以下の高速度応答が可能となる。また、印加電圧1kVでIp=3kA、10kVでIp=30kAとなる。LとCの値は必要とされる臨界電流値に応じて選定する。
【0019】
本実施の形態の永久電流スイッチは、コイル18a,18bのインダクタンスが小さく、また、コンデンサー20の放電によってコイル18a,18bを構成する超電導導体の臨界電流を超える電流を流し、常伝導抵抗を発生させ高インピーダンスすなわち開状態に転移させるので、開状態から閉状態への転移を短時間で行うことができる。また、閉状態の永久電流ループ17は超電導状態にある超電導導体だけで構成されるので、閉状態での損失は極めて小さい。
【0020】
図3に本発明の第2の実施の形態の永久電流スイッチを示す。この実施の形態の永久電流スイッチ18は互いに逆向きの2つのコイル18aと18bを備え、それらを直列に接続することで、無誘導構成としている。
【0021】
この実施の形態の永久電流スイッチもコイル18aと18bによるインダクタンスが極めて小さく、上記第1の実施の形態の永久電流スイッチと同様の作用を生じ、同様の効果を得ることができる。
【0022】
図4に本発明の第3の実施の形態の永久電流スイッチを示す。この実施の形態の永久電流スイッチ18は直線折り返し状に配置した超電導導体32を備え、無誘導構成としている。超電導導体32はテープ状でも良いが、基板上に成膜された酸化物超電導体を本永久電流スイッチに適用する場合に有効な構成である。
【0023】
この実施の形態の永久電流スイッチにおいては、超電導導体32のインダクタンスが極めて小さいので、上記第1および第2の実施の形態の永久電流スイッチと同様の作用を生じ、同様の効果を得ることができる。
【0024】
図5に本発明の第4の実施の形態の永久電流スイッチを示す。この実施の形態は、永久電流スイッチのコイル18a,18bへの過電流印加回路に特徴がある。すなわち、永久電流スイッチのコイル18a,18bとは非接触で誘導コイル25を備え、この誘導コイル25には誘導コイル通電回路26が接続されている。誘導コイル通電回路26は例えば前記第1から第3の実施の形態と同様にコンデンサーと遮断器から構成されている。永久電流スイッチ18を閉状態から開状態にするときには、誘導コイル通電回路26により誘導コイル25に過渡的な電流を流し、磁気結合された永久電流スイッチのコイル18a,18bに臨界電流を超える過電流を誘起させ、開状態に転移させる。
【0025】
この実施の形態の永久電流スイッチは、永久電流ループ17に遮断器が直接接続されていないので、遮断器の開閉に伴うノイズ等による悪影響を排除することができる。そして、閉状態から開状態への転移を短時間で行うことができる。
【0026】
図6に本発明の第5の実施の形態の永久電流スイッチを示す。この実施の形態は図5に示した第4の実施の形態の変形例である。すなわち、誘導コイル25の代りに磁化された磁性体27を配置する。永久電流スイッチ18を閉状態から開状態にするときには、駆動機構28により磁性体27を移動し、磁気結合された永久電流スイッチのコイル18a,18bに臨界電流を超える過電流を誘起させ、開状態に転移させる。
【0027】
この実施の形態の永久電流スイッチはコイル18a,18bを加熱するための電源を必要としない。また、永久電流ループ17に遮断器が直接接続されていないので、遮断器の開閉に伴うノイズ等による悪影響を排除することができる。そして、閉状態から開状態への転移を短時間で行うことができる。
【0028】
図7に本発明の第6の実施の形態の永久電流スイッチを示す。この実施の形態も図5に示した第4の実施の形態の変形例である。誘導コイル25の代りに超電導コイル16を利用する。超電導コイル16と永久電流スイッチのコイル18a,18bは互いに磁気結合される位置にあるが、定常時には磁気シールド29がおかれ電磁誘導は作用しない。永久電流スイッチ18を閉状態から開状態にするときには、駆動機構28により磁気シールド29を移動する。これによって、電磁誘導が作用し永久電流スイッチのコイル18a,18bに臨界電流を超える過電流が誘起され、開状態に転移する。
【0029】
この実施の形態の永久電流スイッチはコイル18a,18bを加熱するための電源を必要としない。また、永久電流ループ17に遮断器が直接接続されていないので、遮断器の開閉に伴うノイズ等による悪影響を排除することができる。そして、閉状態から開状態への転移を短時間で行うことができる。
【0030】
図8に本発明の第7の実施の形態を示す。この実施の形態においては、超電導コイル16は冷凍機の冷却ステージ33により冷却され、前記永久電流スイッチのコイル18a,18bは冷媒槽34中に収納され、液体窒素等の冷媒35に浸漬され冷却される。超電導コイル16は冷凍機冷却ステージによる低温環境で高パフォーマンスを維持し、永久電流スイッチ18は冷媒浸漬により、開状態(常伝導状態)からさらに高速での超電導状態への復帰を可能にしている。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、閉状態での損失が少なく、閉状態から開状態への転移を短時間で行うことができる永久電流スイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の永久電流スイッチの回路構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の永久電流スイッチの構造を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の永久電流スイッチの回路構成を示す図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の永久電流スイッチの回路構成を示す図。
【図5】本発明の第4の実施の形態の永久電流スイッチの回路構成を示す図。
【図6】本発明の第5の実施の形態の永久電流スイッチの回路構成を示す図。
【図7】本発明の第6の実施の形態の永久電流スイッチの回路構成を示す図。
【図8】本発明の第7の実施の形態の永久電流スイッチの回路構成を示す図。
【図9】従来の永久電流スイッチの回路構成を示す図。
【図10】従来の永久電流スイッチの他の回路構成を示す図。
【符号の説明】
11…電源、12…負荷、13…電力系統、14…変圧器、15…変換器、16…超電導コイル、17…永久電流ループ、18…永久電流スイッチ、18a,18b…永久電流スイッチのコイル、19…遮断器、20…コンデンサー、21…低温容器、22…低温環境、23…接続線、24…電流リード、25…誘導コイル、26…誘導コイル通電回路、27…磁性体、28…駆動機構、29…磁気シールド、30…電源、31…半導体スイッチ、32…直線折り返し状に配置した超電導導体、33…冷凍機冷却ステージ、34…冷媒槽、35…冷媒。
Claims (6)
- 超電導導体を巻回してなる超電導コイルに並列に接続され、前記超電導コイルの励磁時には高インピーダンスを顕わして電気的に開状態となり、定格電流に到達後に低インピーダンス状態に変化して閉状態となり前記超電導コイルとの永久電流ループを構成し、その後の消磁時には高インピーダンスを顕わし電気的に開状態となる永久電流スイッチにおいて、超電導導体を互いに逆向きに巻回した複数のコイルを並列あるいは直列に接続して無誘導に成るように構成することによって前記超電導コイルよりも低インダクタンスに形成されたスイッチ部と、前記超電導コイルの消磁時に前記スイッチ部を常伝導転移させる電流を供給する電流供給手段とを備えたことを特徴とする永久電流スイッチ。
- 超電導導体を巻回してなる超電導コイルに並列に接続され、前記超電導コイルの励磁時には高インピーダンスを顕わして電気的に開状態となり、定格電流に到達後に低インピーダンス状態に変化して閉状態となり前記超電導コイルとの永久電流ループを構成し、その後の消磁時には高インピーダンスを顕わし電気的に開状態となる永久電流スイッチにおいて、超電導導体が直線に配置されかつ複数回折り返すことによって前記超電導コイルよりも低インピーダンスとなるよう形成されたスイッチ部と、前記超電導コイルの消磁時に前記スイッチ部を常伝導転移させる電流を供給する電流供給手段とを備えたことを特徴とする永久電流スイッチ。
- 前記電流供給手段は、コンデンサーと遮断器を備え、定常時において前記コンデンサーに電荷を蓄えかつ前記遮断器を開状態として、前記超電導コイルの消磁時には前記遮断器を閉状態とすることで前記コンデンサーから前記スイッチ部に常伝導転移電流を流すことを特徴とする請求項1または2記載の永久電流スイッチ。
- 前記電流供給手段は、前記スイッチ部に磁気的に結合した誘導コイルと、前記超電導コイルの消磁時に前記誘導コイルに変動電流を流す通電手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2記載の永久電流スイッチ。
- 前記電流供給手段は、前記スイッチ部と前記超電導コイルとの間に設けられた磁気シールドと、前記超電導コイルの消磁時に前記磁気シールドを機械的に移動する駆動機構とを備えていることを特徴とする請求項1または2記載の永久電流スイッチ。
- 前記超電導コイルは冷凍機の冷却ステージにより冷却され、前記スイッチ部は液体窒素等の冷媒に浸漬され冷却されることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の永久電流スイッチ。
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