JP2004295417A - 留守番リモコン - Google Patents

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Osamu Imahori
修 今堀
Giichi Kuroda
義一 黒田
Akihide Sugawa
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Abstract

【課題】電波補正時計などを具備しなくても、面倒な時計設定を無くし、機器の動作のスケジュールを管理する。
【解決手段】明暗センサ部104からの信号が明信号になった後、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するスケジュール管理部105と、昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、記憶部102から、照明機器2を切にするためのリモコンコード、映像機器3を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する制御部101とを設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコン対応の照明機器、映像機器および音響機器などを利用して留守番をする(留守時に在宅ないし在室を装う)留守番リモコンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、人感センサおよび照明機器などを防犯装置として利用する技術が実用化されている。
【0003】
また、防犯のために留守時の住宅や事務所等の屋内で在宅中と見せかけ、泥棒等不審者が侵入を諦めることを狙った防犯装置が種々開発されている。この種の防犯装置には、例えば人感センサおよび照明機器等を利用するものが存在している(特許文献1等参照)。また、簡易型としては、単純なタイマ式の照明リモコン装置がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−260704号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、人感センサおよび照明機器等を利用する従来の防犯装置では、不審者が侵入のために近づくか、侵入するまで動作しない。また、単純なタイマ式の照明リモコン装置では、毎日同じ時刻にオン/オフするため、在宅中と見せかけるには不自然となる。
【0006】
このような課題を解決するため、より自然に在宅中であることを装って留守番をすることができる留守番リモコンが本出願人によって提案されている(特願2002−218819号、特願2002−349055号)。
【0007】
これら双方の留守番リモコンは、タイミング信号を不規則に出力する自動トリガ手段を備え、この自動トリガ手段によって出力されるタイミング信号に応じて機器を動作させるようになっている。
【0008】
このように、不規則なタイミング信号で機器を動作させることにより、毎日同じ時刻に機器がオン/オフすることがないようにすることができ、より自然に在宅中であることを装った留守番が可能となる。
【0009】
ところで、上記留守番リモコンでは、より一層自然に在宅中であることを装って留守番をするべく、スケジュールに沿って動作させるのが望ましいが、そのためには、面倒な時計設定を行うか、あるいは電波による時刻情報を受信して時刻を修正する電波補正時計を設けるかして、機器の動作のスケジュールを管理する必要がある。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電波補正時計などを具備しなくても、面倒な時計設定を無くし、機器の動作のスケジュールを管理することができる留守番リモコンを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明の留守番リモコンは、リモコン対応の照明機器、映像機器および音響機器のうち少なくとも一つの機器のリモコンコードを記憶する記憶手段と、リモコンコードを送信するための送信手段と、周囲の明るさを検出し、その周囲の明るさが所定の基準明るさよりも明るいかまたは暗いかに応じて明信号または暗信号を出力する明暗検出手段と、プログラムにより作成され、前記明暗検出手段からの信号を利用することにより管理されるスケジュールに従って、タイミング信号を出力するスケジュール管理手段と、このスケジュール管理手段からのタイミング信号に応じて、前記記憶手段からリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する制御手段とを備え、前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が明信号になった後、昼パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明の留守番リモコンは、リモコン対応の照明機器、映像機器および音響機器のうち少なくとも一つの機器のリモコンコードを記憶する記憶手段と、リモコンコードを送信するための送信手段と、周囲の明るさを検出し、その周囲の明るさが所定の基準明るさよりも明るいかまたは暗いかに応じて明信号または暗信号を出力する明暗検出手段と、プログラムにより作成され、前記明暗検出手段からの信号を利用することにより管理されるスケジュールに従って、タイミング信号を出力するスケジュール管理手段と、このスケジュール管理手段からのタイミング信号に応じて、前記記憶手段からリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する制御手段とを備え、前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった後、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が明信号になった後、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった後、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった時点から一定時間が経過した後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記深夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を切にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を切にするためのリモコンコードのうち、少なくとも前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号として、前記機器を入切のうちの一方の状態に切り替えるための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、様々な長さの時間のうち一の長さの時間が経過した後に、その機器を入切のうちの他方の状態に切り替えるための第2タイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記第1タイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記機器を入切のうちの一方の状態に切り替えるためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記機器を入切のうちの他方の状態に切り替えるためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記第1タイミング信号および前記第2タイミング信号を組みにして複数回、時間的に前後させて出力することを特徴とする。
【0017】
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の留守番リモコンにおいて、前記照明機器は光源点灯用にインバータを備え、前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号として、前記照明機器を入にするための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、少なくとも前記インバータで発生するノイズが小さくなるのに要する時間の経過後に、前記照明機器を切にするための第2タイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記照明機器を入にするための第1タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記照明機器を切にするための第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0018】
請求項8記載の発明は、請求項5から7のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、前記機器に対する各種動作パターンから不規則に選択された一の動作パターンとなるパターン動作用のタイミング信号を出力することを特徴とする。
【0019】
請求項9記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動直後に確認モード用のタイミング信号として、所定時間内で、前記機器を入切にするための第1,第2タイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記確認モード用の第1,第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記機器を入切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0020】
請求項10記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動時点から一定時間経過後に、再確認モード用のタイミング信号として、所定時間内で、前記機器を入切にするための第1,第2タイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記再確認モード用の第1,第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記機器を入切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0021】
請求項11記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻推定モードでは、明信号が暗信号に切り替わった時点およびその暗信号が明信号に切り替わった時点を基に、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、暗信号が明信号に切り替わった時点およびその明信号が暗信号に切り替わった時点を基に、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、この後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信し、前記制御手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信し、そして前記深夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を切にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を切にするためのリモコンコードのうち、少なくとも前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0022】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻仮推定モードでは、前記明暗検出手段からの信号が最初に明信号から暗信号に切り替わった時点を基に、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、この後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が最初に暗信号から明信号に切り替わった時点を基に、昼パターン動作用のタイミング信号を出力することを特徴とする。
【0023】
請求項13記載の発明は、請求項11または12記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻未推定モードでは、前記明暗検出手段からの信号が明信号であれば、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が暗信号であれば、夜パターン動作用のタイミング信号を出力することを特徴とする。
【0024】
請求項14記載の発明は、請求項11から13のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、前記明暗検出手段からの信号が明信号であれば、暗信号になるまで、前記夜パターン動作用のタイミング信号を出力するのを保留することを特徴とする。
【0025】
請求項15記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記制御手段は、前記記憶手段から前記照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0026】
請求項16記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記制御手段は、前記記憶手段から前記映像機器および前記音響機器のうち少なくとも一方の機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0027】
請求項17記載の発明は、請求項13記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記時刻未推定モードで動作する場合、前記明暗検出手段からの信号を一定時間毎に取得し、前記制御手段は、前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記記憶手段から、前記照明機器、前記映像機器および前記音響機器のうち、少なくとも照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0028】
請求項18記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後、前記明暗検出手段からの信号が一定時間継続して暗信号であった場合、前記パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力することを特徴とする。
【0029】
請求項19記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後、前記明暗検出手段からの信号が一定時間継続して明信号であった場合、前記機器を強制的に入切するためのタイミング信号を出力し、このタイミング信号を出力している間に、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になれば、夜パターン動作用のタイミング信号を出力する一方、暗信号にならなければ、前記パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力することを特徴とする。
【0030】
請求項20記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後、前記昼パターン動作のモード時であっても、前記明暗検出手段からの信号が明信号から暗信号に切り替わった後、前記照明機器を入にするためのタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記照明機器を入にするためのタイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0031】
請求項21記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、起動後、電源切以外の操作入力を禁止することを特徴とする。
【0032】
請求項22記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記照明機器は、主光源およびこの主光源よりも照度の低い副光源を備え、前記明暗検出手段の基準明るさレベルは、前記副光源の照度レベルよりも高めに設定されていることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本発明による第1実施形態の留守番リモコンの構成図、図2は同留守番リモコンの使用例を示す図、図3は同留守番リモコンの外観図、図4はリモコンコードの分類図、図5は同留守番リモコンの動作説明図である。
【0034】
図2に示すように、第1実施形態の留守番リモコン1は、リモコン対応の照明機器2、映像機器(テレビ)3および音響機器など(図2の例では照明機器2および映像機器3)を利用して留守番をする(留守時に在宅を装う)ものである。なお、図2において、21は照明機器2に付属のリモコン、31は映像機器3に付属のリモコンである。
【0035】
留守番リモコン1は、図3に示すように、ボディ11およびカバー12によりなるハウジングと、このハウジングの前面下部に上下方向にスライド可能に取り付けられるスライドカバー13と、ハウジングの上側部に取り付けられる透光性カバー14とにより構成されている。そして、電源入切用のスライドノブ120と、留守番開始用のボタン121と、窓部12a〜12cとがハウジングの前面となるカバー12の前面上部に具備されている。一方、照明機器2のリモコンコード選定時に使用する入ボタン123および切ボタン124と、映像機器3のリモコンコード選定時に使用する入/切ボタン125と、各リモコンコード選定用の決定ボタン122とがカバー12の前面下部に具備され、通常、スライドカバー13によって閉塞されるようになっている。
【0036】
このように機構的に構成される留守番リモコン1のハウジング内には、図1に示すようなリモコン回路部100が収納されている。このリモコン回路部100は、記憶部102と、送信部103と、明暗センサ部104と、スケジュール管理部105と、設定入力部106と、開始入力部107と、制御部101とを備えている。
【0037】
記憶部102は、例えば不揮発性の読書き可能な半導体メモリなどにより構成され、照明機器2および映像機器3のリモコンコード(照明電源操作コードおよびテレビ電源操作コード)を、同一または対応するリモコン操作につき複数種類、記憶している。なお、記憶内容は、決定ボタン122、入ボタン123、切ボタン124および入/切ボタン125を使用することにより変更可能である。
【0038】
ここで、照明機器2のリモコンコードとしては、照明機器2に対して、照明入(全灯、半灯)のリモコン操作を行うためのリモコンコードと、照明切(消灯、豆灯)のリモコン操作を行うためのリモコンコードとがそれぞれ複数種類記憶されている。より具体的には、図4に示すように、全灯、半灯、豆灯(図では「常夜灯」)、消灯の各々のリモコン操作をダイレクトに行うための個別のダイレクトリモコンコードと、全灯、半灯、豆灯、消灯、全灯のようにサイクリックに切り替えるリモコン操作を行うためのものであってそれぞれで同一の順送りリモコンコードと、点灯、消灯、点灯のようにサイクリックに切り替えるリモコン操作を行うためのものであってそれぞれで同一のオン/オフリモコンコードとがそれぞれ複数種類記憶されている。
【0039】
また、映像機器3のリモコンコードとしては、映像機器3のオン/オフのリモコン操作を行うためのものであってそれぞれで同一の入/切リモコンコードが複数種類記憶されている。
【0040】
図1に戻って、送信部103は、上記透光性カバー14の内面側に設けられる発光ダイオードなどにより構成され、記憶部102から得られるリモコンコードを赤外線によるワイヤレスで送信するためのものである。
【0041】
明暗センサ部104は、周囲の明るさを検出し、その周囲の明るさが所定の基準明るさよりも明るいかまたは暗いかに応じて、明信号または暗信号をそれぞれ出力するものであり、上記窓部12aの位置に設けられる。
【0042】
スケジュール管理部105は、制御部101と同じまたは別のマイコンにより構成され、タイマを備え、そのマイコンが実行するプログラムにより作成され、明暗センサ部104からの信号を利用することにより管理されるスケジュールに従って、タイミング信号を出力するものである。なお、スケジュール管理部105の詳細については後述する。
【0043】
設定入力部106は、入ボタン123、切ボタン124、入/切ボタン125、決定ボタン122およびこれらボタンに対する押操作に応じてそれぞれ変化する(例えばオンオフする)接点状態情報(図1では「設定信号」)を制御部101に出力する複数のスイッチなどにより構成され、制御部101と協調して、記憶部102に記憶されている各リモコンコードから、上記各ボタンに対する操作入力に基づいてリモコンコードを選定するためのものである。
【0044】
より具体的には、入ボタン123、切ボタン124または入/切ボタン125に対する押操作入力に応じて、記憶部102に記憶されている各リモコンコードから、選定するリモコンコードの候補として一のリモコンコードを指定し、現在指定されているリモコンコードを選定するための決定ボタン122に対する押操作入力に基づいて、その現在指定されているリモコンコードを選定する構成になっている。
【0045】
また、各種リモコンコードのうち、順送りリモコンコードを選定する場合は、入ボタン123または切ボタン124に対する押操作入力毎に、記憶部102に記憶されている複数種類の順送りリモコンコードから、順送りリモコンコードを選定するための候補として一の順送りリモコンコードを、一通りの順送りに必要な回数だけ重複させながら繰り返し順次指定し、現在指定されている順送りリモコンコードを選定する操作入力に基づいて、その現在指定されている順送りリモコンコードを選定する構成がとられる。
【0046】
図1に示す開始入力部107は、留守番開始用のボタン121およびこのボタン121に対する押操作に応じて変化する(例えばオンオフする)接点状態情報(図1では「開始信号」)を制御部101に出力するスイッチなどにより構成され、留守番を開始したり、あるいは留守番に利用する各機器を動作させて確認するためのものである。
【0047】
また、図3に示すように、窓部12b,12cにそれぞれ設けられるLED171(動作LED),LED172(電池少LED)などにより構成される表示部が具備される。
【0048】
さらに、電池(図示せず)、および電源入切用のスライドノブ120のスライド操作に応じて接点状態が変化する(例えばオン/オフする)スライドスイッチ(図示せず)なども具備され、そのスライドスイッチが、図3に示した「入」側にスライドノブ120をスライドさせた場合の接点状態(例えばオン)になっているとき、電池から留守番リモコン1の各部に電力が供給されるように構成される。
【0049】
図1に示す制御部101は、マイコンなどにより構成され、電源オン時に、特にスケジュール管理部105と協調して、留守番リモコン1、照明機器2および映像機器3により構成される留守番システム全般の制御などの処理を行うものである。例えば、留守番開始用のボタン121の押下による留守番動作モードにおいて、スケジュール管理部105からのタイミング信号に応じて、記憶部102からリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する制御が実行される。
【0050】
ここで、第1実施形態の特徴となるスケジュール管理部105および制御部101による制御について説明する。
【0051】
スケジュール管理部105は、明暗センサ部104からの信号が明信号になった後、図5の例に示すように、昼パターン動作用のスケジュールに従って、昼パターン動作用のタイミング信号を出力する。
【0052】
より具体的には、スケジュール管理部105は、昼パターン動作用のタイミング信号として、映像機器3を入に切り替えるための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、様々な長さの時間のうち一の長さの時間が経過した後に、その映像機器3を切に切り替えるための第2タイミング信号を出力する。この場合、照明機器2は常に切となる。
【0053】
また、スケジュール管理部105は、上記第1タイミング信号および第2タイミング信号を組みにして複数回、時間的に前後させて出力する。
【0054】
また、スケジュール管理部105は、昼パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、映像機器3(図5では「テレビ」)の動作が日々同じにならないように、映像機器3に対する各種動作パターンから不規則に選択された一の動作パターンとなる昼パターン動作用のタイミング信号を出力する。つまり、図5の例に示すように、各日の動作パターンは、昼パターン動作用の各種動作パターンから、乱数テーブルにより不規則に一の動作パターンが選択され、その動作パターンが昼パターン動作用のタイミング信号を出力するために使用される。なお、ランダムタイマをさらに備え、そのランダムタイマから得られる不規則なタイマ値を上記スケジュールに利用するようにしてもよい。
【0055】
さらに、スケジュール管理部105は、動作時に、明暗センサ部104からの信号を繰り返し取得する。図5の例では、黒塗り三角印により示される時点で、明暗センサ部104からの信号が取得されている。
【0056】
一方、制御部101は、昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、記憶部102から、映像機器3を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。
【0057】
より具体的には、制御部101は、第1タイミング信号に応じて、記憶部102から、映像機器3を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、第2タイミング信号に応じて、記憶部102から、映像機器3を切にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。なお、昼パターン動作において、最初にリモコンコードを送信する場合には、照明機器2を切にするためのリモコンコードを読み出して送信するようにしてもよい。
【0058】
また、制御部101は、スケジュール管理部105が明暗センサ部104からの信号を取得する際、記憶部102から各機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。図5の例では、取得時点の前に映像機器3を切にして、取得時点の後に映像機器3を入にしている。
【0059】
以上、第1実施形態によれば、明暗センサ部104からの信号が明信号になった後、昼パターン動作のモードに入るので、明暗センサ部104からの信号が明信号になるということは、昼間であるとみなせるから、映像機器3を入にすることにより在宅ないし在室を装うことができ、また照明機器2を切にすることにより不自然さを無くすことができる。これにより、電波補正時計などを具備しなくても、面倒な時計設定を無くし、機器の動作のスケジュールを管理することができる。
【0060】
また、第1,第2タイミング信号に応じて、それぞれ映像機器3を入切するので、入の映像機器3を切にする時間が不規則になるので、より自然に在宅ないし在室を装うことができる。例えば、映像機器3を、入時点から15〜120分のいずれかの時間が経過した後に切にすることにより、番組を見終わった後に切にするという人の動作を装うことができる。
【0061】
また、第1タイミング信号および第2タイミング信号を組みにして複数回、時間的に前後させて出力するので、映像機器3の入切が複数回起こるので、人の行う動作をより多く起こすことができ、防犯効果を高めることができる。
【0062】
また、スケジュール管理部105が、昼パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、映像機器3に対する各種動作パターンから不規則に選択された一の動作パターンとなる昼パターン動作用のタイミング信号を出力するので、留守の期間が2日以上であっても、映像機器3の動作パターンが日々変わるので、より自然に在宅ないし在室を装うことができる。
【0063】
さらに、スケジュール管理部105が明暗センサ部104からの信号を取得する際、制御部101が、記憶部102から各機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、明暗センサ部104による明暗の検出が各機器の光によって誤検出となるのを防止することができる。
【0064】
なお、第1実施形態では、照明機器2および映像機器3を利用して留守番をする場合について説明したが、映像機器3に加えてあるいは映像機器3に代えて、音響機器を利用する場合も上記と同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0065】
(第2実施形態)
図6は本発明による第2実施形態の留守番リモコンの動作説明図である。
【0066】
第2実施形態の留守番リモコンは、第1実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、留守番動作モードとして、昼パターン動作のモードに加えて、夜パターン動作のモードを含み、この夜パターン動作のモードのスケジュールに従って、機器をリモコン動作させることを特徴とする。
【0067】
ここで、第2実施形態の特徴となるスケジュール管理部105および制御部101による制御について説明する。
【0068】
スケジュール管理部105は、明暗センサ部104からの信号が暗信号になった後、図6の例に示すように、夜パターン動作用のスケジュールに従って、夜パターン動作用のタイミング信号を出力する。
【0069】
より具体的には、スケジュール管理部105は、夜パターン動作用のタイミング信号として、各機器を入に切り替えるための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、様々な長さの時間のうち一の長さの時間が経過した後に、各機器を個別に切に切り替えるための第2タイミング信号を出力する。図6では、照明機器2(図では「照明」)および映像機器3が入または切に切り替えられている。
【0070】
また、スケジュール管理部105は、上記第1タイミング信号および第2タイミング信号を組みにして複数回、時間的に前後させて出力する。
【0071】
また、スケジュール管理部105は、夜パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、各機器の動作が日々同じにならないように、各機器に対する各種動作パターンから不規則に選択された一の動作パターンとなる夜パターン動作用のタイミング信号を出力する。
【0072】
さらに、スケジュール管理部105は、動作時に、明暗センサ部104からの信号を繰り返し取得する。図6の例でも、黒塗り三角印により示される時点で、明暗センサ部104からの信号が取得されている。
【0073】
一方、制御部101は、夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、記憶部102から、各機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。
【0074】
より具体的には、制御部101は、第1タイミング信号に応じて、記憶部102から、照明機器2および映像機器3の少なくとも一方を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、第2タイミング信号に応じて、記憶部102から、照明機器2および映像機器3の少なくとも一方を切にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。
【0075】
また、制御部101は、スケジュール管理部105が明暗センサ部104からの信号を取得する際、記憶部102から各機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。図6の例でも、取得時点の前に各機器を切にして、取得時点の後に各機器を入にしている。
【0076】
以上、第2実施形態によれば、明暗センサ部104からの信号が暗信号になった後、夜パターン動作のモードに入るので、明暗検出手段からの信号が暗信号に切り替わるということは、夜間であるとみなせるから、照明機器2を入にすることにより不自然さを無くすことができ、また映像機器3を入にすることにより在宅ないし在室を装うことができる。これにより、電波補正時計などを具備しなくても、面倒な時計設定を無くし、機器の動作のスケジュールを管理することができる。この他、第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0077】
なお、図5,図6の例では、明暗センサ部104からの信号が、ランダムな時間間隔おきに繰り返し取得されているが、これに限らず、一定時間(例えば1時間)毎に、所定時間(例えば5分間)、全ての機器を切にしてその間に取得されるようにしてもよい。
【0078】
(第3実施形態)
図7は本発明による第3実施形態の留守番リモコンの動作説明図である。
【0079】
第3実施形態の留守番リモコンは、第2実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、留守番動作モードとして、昼パターン動作および夜パターン動作の両モードに加えて、深夜パターン動作のモードを含み、この深夜パターン動作のモードのスケジュールに従って、機器をリモコン動作させることを特徴とする。
【0080】
ここで、第3実施形態の特徴となるスケジュール管理部105および制御部101による制御について説明する。
【0081】
スケジュール管理部105は、明暗センサ部104からの信号が暗信号になった時点から一定時間が経過した後、図7の例に示すように、深夜パターン動作用のスケジュールに従って、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力する。
【0082】
より具体的には、スケジュール管理部105は、深夜パターン動作用のタイミング信号として、照明機器2を入に切り替えるための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、様々な長さの時間のうち一の長さの時間が経過した後に、照明機器2を切に切り替えるための第2タイミング信号を出力する。図7では、照明機器2が入または切に切り替えられている。この場合、映像機器3は常に切となる。
【0083】
また、スケジュール管理部105は、上記第1タイミング信号および第2タイミング信号を組みにして複数回、時間的に前後させて出力する。
【0084】
また、スケジュール管理部105は、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、照明機器2の動作が日々同じにならないように、照明機器2に対する各種動作パターンから不規則に選択された一の動作パターンとなる深夜パターン動作用のタイミング信号を出力する。
【0085】
さらに、スケジュール管理部105は、動作時に、明暗センサ部104からの信号を繰り返し取得する。深夜パターン動作のモードでは、20分毎に明暗センサ部104からの信号が取得される。
【0086】
一方、制御部101は、深夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、記憶部102から、照明機器2を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。
【0087】
より具体的には、制御部101は、第1タイミング信号に応じて、記憶部102から照明機器2を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、第2タイミング信号に応じて、記憶部102から照明機器2を切にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。なお、深夜パターン動作において、最初にリモコンコードを送信する場合には、映像機器3を切にするためのリモコンコードを読み出して送信するようにしてもよい。
【0088】
また、制御部101は、スケジュール管理部105が明暗センサ部104からの信号を取得する際、照明機器2が入であれば、記憶部102から照明機器2を切にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。
【0089】
以上、第3実施形態によれば、明暗センサ部104からの信号が暗信号になった時点から一定時間が経過した後、夜パターン動作のモードに入るので、一定時間を適切な時間に予め設定しておくことにより深夜であるとみなせるから、照明機器2を、入時点から1〜20分のいずれかの時間が経過した後に切にすることにより、例えばトイレや水飲みのために照明機器2を入にする人の動作を装うことができる。この他、第2実施形態と同様の効果が得られる。
【0090】
(第4実施形態)
本発明による第4実施形態の留守番リモコンは、第1から第3実施形態のうち例えば第3実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、照明機器2が光源(例えば蛍光灯)点灯用にインバータ(図示せず)を備え、スケジュール管理部105および制御部101がインバータで発生するノイズの影響を回避するようにして照明機器2を入切することを特徴とする。
【0091】
すなわち、スケジュール管理部105は、夜または深夜パターン動作のモードにおいて、そのパターン動作用のタイミング信号として、照明機器2を入にするための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、少なくともインバータで発生するノイズが小さくなるのに要する時間(3〜60秒)の経過後に、照明機器2を切にするための第2タイミング信号を出力する。
【0092】
制御部101は、照明機器2を入にするための第1タイミング信号に応じて、記憶部102から照明機器2を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、照明機器2を切にするための第2タイミング信号に応じて、記憶部102から照明機器2を切にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。
【0093】
一般にインバータの動作(入)時点から3〜60秒の間は、ノイズが大きいために、リモコンコードを送信しづらくなるが、第4実施形態によれば、インバータで発生するノイズが小さくなるのに要する時間(3〜60秒よりも長い時間)の経過後に、照明機器2を切にするためのリモコンコードを送信するので、照明機器2を確実に切にすることができる。
【0094】
(第5実施形態)
図8は本発明による第5実施形態の留守番リモコンの動作説明図である。
【0095】
第5実施形態の留守番リモコンは、例えば第4実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、留守番動作モードとして、このモードの起動直後に動作する確認モードをさらに含むことを特徴とする。
【0096】
ここで、留守番リモコンを留守番動作モードで動作させる場合、留守番動作モードの取扱い手順により、照明機器2および映像機器3が予め入にされる。そして、先に示した図2のように、照明機器2および映像機器3の双方によって、留守番リモコン1からのリモコンコードが受信されるように、例えば映像機器3の前方1〜2m位の所に留守番リモコン1が配置される。図2では机上に載置されている。
【0097】
この状態で、電源入切用のスライドノブ120(図8では「電源SW」)が入側にスライドされると、留守番開始用のボタン121の押下を促すために、それが押下されるまで、LED171(図では「動作LED」)が最大で5分間点滅する。この後、留守番開始用のボタン121が押下されると、留守番動作モードに移行して、直ぐさま確認モードに入る。
【0098】
スケジュール管理部105は、留守番動作モードの起動直後に、確認モード用のタイミング信号として、10秒ないし30秒程度の所定時間(図では10秒)内で、照明機器2および映像機器3を複数回入切とするための第1,第2タイミング信号を出力する。
【0099】
制御部101は、確認モード用の第1,第2タイミング信号に応じて、記憶部102から照明機器2および映像機器3を入切とするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。
【0100】
図8では、留守番開始用のボタン121を押下することにより、既述の接点がオンになってからオフになった時点で、照明機器2および映像機器3を切(図では「OFF」)にするためのリモコンコードが送信され、2秒後に、照明機器2および映像機器3を入(図では「ON」)にするためのリモコンコードが送信され、以下同様の動作が繰り返されている。
【0101】
そして、スケジュール管理部105は、所定時間の経過後、その所定時間における各機器のオフ時に取得された明暗センサ部104からの信号に応じて、昼パターン動作または夜パターン動作のモードに移行する。なお、動作LEDは、所定時間の経過後、5秒毎に0.1秒点灯し、留守中は10秒毎に0.2秒点灯する。
【0102】
また、留守番動作モードの起動後、電源入切用のスライドノブ120による電源切以外の操作入力を禁止するようになっている。
【0103】
第5実施形態によれば、留守番開始用のボタン121を押下して留守番動作を開始させたとき、その開始時点から所定時間、照明機器2および映像機器3が入切の状態となるので、留守番動作を事前に確認することができ、留守番リモコンの設置が適切であるかどうかを確認することができる。
【0104】
また、留守番動作モードの起動後、電源切以外の操作入力を禁止するようになっているので、留守番動作を開始させた後、留守番開始用のボタン121に対するペット等による誤操作を防止することができる。この場合、留守番動作モードから抜け出すには、電源入切用のスライドノブ120を切側にスライドさせればよい。
【0105】
(第6実施形態)
本発明による第6実施形態の留守番リモコンは、例えば第5実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、留守番動作モードとして、再確認モードをさらに含むことを特徴とする。
【0106】
すなわち、スケジュール管理部105は、留守番動作モードの起動時点から一定時間(例えば30秒〜10分)経過後に、再確認モード用のタイミング信号として、所定時間(例えば30秒以内の時間)内で、照明機器2および映像機器3を複数回入切とするための第1,第2タイミング信号を出力する。
【0107】
制御部101は、再確認モード用の第1,第2タイミング信号に応じて、記憶部102から照明機器2および映像機器3を入切とするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信する。
【0108】
第6実施形態によれば、留守番開始用のボタン121を押下して留守番動作を開始させたとき、留守番動作モードの起動時点から一定時間経過後にも、所定時間、照明機器2および映像機器3が入切の状態となるので、例えば留守番動作を開始させたとき、その開始直後に身支度していても、留守番動作を事前に確認することができ、留守番リモコンの設置が適切であるかどうかを確認することができる。
【0109】
(第7実施形態)
図9,図10は本発明による第7実施形態の留守番リモコンの動作説明図である。ただし、図9は昼外出時の動作説明図、図10は夜外出時の動作説明図である。
【0110】
第7実施形態の留守番リモコンは、例えば第5実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、図9,図10の例に示すように、留守番動作モードとして、時刻未推定モード(図では「未推定」)、時刻仮推定モード(図では「仮推定」)および時刻推定モード(図では「推定」)をさらに含むことを特徴とする。
【0111】
ここで、第7実施形態では、基本的に、昼パターン動作のモードは、8時から16時の時間帯に設定され、夜パターン動作のモードは、16時から23時の時間帯に設定され、そして深夜パターン動作のモードは0時から4時の時間帯に設定されるものとする(図5〜図7参照)。
【0112】
先ず、時刻未推定モードについて説明する。スケジュール管理部105は、留守番動作モードの起動後、上述の確認モードを経て時刻未推定モードに移行し、この時刻未推定モードでは、既に説明したように、明暗センサ部104からの信号が明信号であれば、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、明暗センサ部104からの信号が暗信号であれば、夜パターン動作用のタイミング信号を出力する。
【0113】
図9では、昼外出時であるので、明暗センサ部104からの信号が明信号となり、「確認スタート」による確認モードの後に昼パターン動作のモードに移行している。具体的には、確認モードの直後、そのモード時に取得された明信号を基に、昼パターン動作のモードに移行し、基本的な昼パターン動作のモードの実行時間(8時間)後に昼パターン動作のモードを終了している。
【0114】
一方、図10では、夜外出時であるので、明暗センサ部104からの信号が暗信号となり、確認モードの後に夜パターン動作のモードに移行している。具体的には、確認モードの直後、そのモード時に取得された暗信号を基に、夜パターン動作のモードに移行し、基本的な夜パターン動作のモードの実行時間よりも短い5時間後に夜パターン動作のモードを終了している。そして、1時間後に深夜パターン動作のモードに移行し、途中で後述の時刻仮推定モードに切り替わっている。
【0115】
また、図9,図10では、スケジュール管理部105が、20分毎に、照明機器2および映像機器3の双方を切にした状態で、明暗センサ部104からの信号を取得するようになっている。なお、これに限らず、例えば、1時間毎に照明機器2および映像機器3の双方を5分間切にした状態で、明暗センサ部104からの信号を取得するようにしてもよい。
【0116】
このように、明暗センサ部104からの信号が明信号であれば昼時間帯と推測することができ、暗信号であれば夜時間帯と推測することができるので、昼パターン動作用のタイミング信号や夜パターン動作用のタイミング信号の出力が可能となる。
【0117】
次に、時刻仮推定モードについて説明する。スケジュール管理部105は、留守番動作モードの起動後、確認モードおよび時刻未推定モードを経て時刻仮推定モードに移行し、この時刻仮推定モードでは、明暗センサ部104からの信号が最初に明信号から暗信号に切り替わった時点を基に、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、この後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、明暗センサ部104からの信号が最初に暗信号から明信号に切り替わった時点を基に、昼パターン動作用のタイミング信号を出力する。
【0118】
図9では、最初に明信号から暗信号に切り替わった時点で、この時点を仮推定時刻18時とし、この仮推定時刻18時に夜パターン動作のモードに移行し、仮推定時刻18時から5時間後の仮推定時刻23時に夜パターン動作のモードを終了している。そして、仮推定時刻23時から1時間後の仮推定時刻0時に深夜パターン動作のモードに移行し、仮推定時刻0時から4時間後の仮推定時刻4時に深夜パターン動作のモードを終了している。
【0119】
一方、図10では、最初に暗信号から明信号に切り替わった時点で、この時点を仮推定時刻6時とし、この仮推定時刻6時から2時間後の仮推定時刻8時に昼パターン動作のモードに移行し、仮推定時刻8時から8時間後の仮推定時刻16時に昼パターン動作のモードを終了している。この後、基本的には仮推定時刻16時に夜パターン動作のモードに移行することになるが、明暗センサ部104からの信号が明信号から暗信号に切り替わるまで、その移行が保留されるようになっている。そして、明信号から暗信号に切り替われば、その時点で後述の時刻推定モードに移行する。
【0120】
このように、最初に明信号から暗信号に切り替わった時点を、例えば18時であると推定することができ、最初に暗信号から明信号に切り替わった時点を、例えば6時であると推定することができるので、面倒な時計設定をしなくても、夜パターン動作または昼パターン動作などの各モードへの移行が可能となる。
【0121】
次に、時刻推定モードについて説明する。スケジュール管理部105は、留守番動作モードの起動後、確認モード、時刻未推定モードおよび時刻仮推定モードを経て、時刻推定モードに移行し、この時刻推定モードでは、明信号が暗信号に切り替わった時点およびその暗信号が明信号に切り替わった時点を基に、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、暗信号が明信号に切り替わった時点およびその明信号が暗信号に切り替わった時点を基に、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、この後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力する。
【0122】
図9,図10では、明信号が暗信号に切り替わった時点およびその暗信号が明信号に切り替わった時点を基に、両時点の中間時刻を推定時刻24時とし、上記暗信号が明信号に切り替わった時点を、推定時刻24時を基に導出した推定時刻に補正した上で計時を続行するようになっている。そして、推定時刻8時に昼パターン動作のモードに移行し、推定時刻16時に昼パターン動作のモードを終了している。この後、基本的には推定時刻16時に夜パターン動作のモードに移行することになるが、明暗センサ部104からの信号が明信号から暗信号に切り替わるまで、その移行が保留される。
【0123】
一方、暗信号が明信号に切り替わった時点およびその明信号が暗信号に切り替わった時点を基に、両時点の中間時刻を推定時刻12時とし、上記明信号が暗信号に切り替わった時点を、推定時刻12時を基に導出した推定時刻に補正した上で計時を続行するようになっている。この場合、推定時刻に補正した時刻が夜パターン動作のモードの時間帯であるので、夜パターン動作のモードになり、この夜パターン動作のモードは、推定時刻23時に終了している。そして、1時間後の推定時刻0時に深夜パターン動作のモードに移行し、4時間後の推定時刻4時に深夜パターン動作のモードが終了している。
【0124】
このように、明信号が暗信号に切り替わった時点およびその暗信号が明信号に切り替わった時点を基に、また暗信号が明信号に切り替わった時点およびその明信号が暗信号に切り替わった時点を基に、時刻を推定することができるので、面倒な時計設定をしなくても、夜パターン動作または昼パターン動作の各モードへの移行が可能となる。特に、時刻推定モードによれば、推定時刻が昼の長い夏場でも昼の短い冬場でも影響を受けないので、ほぼ正確に時刻を推定することができる。
【0125】
また、スケジュール管理部105が、夜パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、明暗センサ部104からの信号が明信号であれば、暗信号になるまで、夜パターン動作用のタイミング信号を出力するのを保留するので、夜パターン動作の場合、季節で夕暮れ時刻が変わったとしても、夜パターン動作のモードで機器を動作させることができる。
【0126】
さらに、時刻未推定モードで動作する場合、明暗センサ部104からの信号を一定時間毎に取得し、その信号を取得する際に、照明機器2および映像機器3の双方を切にするので、入状態の機器の光の影響を受けることなく、明暗センサ部104からの信号を取得することができ、昼または夜パターン動作のモードに移行することができる。
【0127】
(第8実施形態)
本発明による第8実施形態の留守番リモコンは、例えば第7実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、スケジュール管理部105が、留守番動作モードの起動後、明暗センサ部104からの信号が一定時間(例えば24時間)継続して暗信号であった場合、昼、夜または深夜パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力することを特徴とする。
【0128】
例えば、設置された部屋のカーテンが厚く、昼でも暗い場合、スケジュール管理部105が明暗センサ部104から明信号を取得することができないので、明暗センサ部104からの信号が一定時間(例えば24時間)継続して暗信号となるが、この場合、何れかのパターン動作用のタイミング信号が強制的に出力される。例えば、16時からのパターン動作用のタイミング信号を出力するようにすればよい。これにより、留守番動作が可能となる。
【0129】
(第9実施形態)
本発明による第9実施形態の留守番リモコンは、例えば第7実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、留守番動作モードの起動後、明暗センサ部104からの信号が一定時間(例えば24時間)継続して明信号であった場合、スケジュール管理部105が、機器を強制的に入切するためのタイミング信号を出力し、このタイミング信号を出力している間に、明暗センサ部104からの信号が暗信号になれば、夜パターン動作用のタイミング信号を出力する一方、暗信号にならなければ、昼、夜または深夜パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力することを特徴とする。
【0130】
明暗センサ部104からの信号が24時間以上継続して明信号となるのは、例えば、設置された部屋で電気スタンドが消し忘れにより点灯状態にある場合、機器のリモコンコードが入切で別々のコードではなく同じコード(オンオフ式コード)であって、何らかの原因でそのリモコンコードの送信に失敗し、機器の切時に明暗センサ部104から信号を取得するべきところ、繰り返し機器の入時に明暗センサ部104から信号を取得した場合などである。
【0131】
したがって、機器を強制的に入切するためのタイミング信号を出力している間に、明暗センサ部104からの信号が暗信号になれば、上記後者の場合に陥っていると判断することができ、夜パターン動作のモードに復帰することができる。この場合、例えば18時に復帰するようにしてもよい。また、照明機器2および映像機器3を入切する場合、入切の状態が4状態になるようにしたとき、いずれか1つの状態で暗信号になっても、上記後者の場合に陥っていると判断することができる。
【0132】
これに対し、明暗センサ部104からの信号が暗信号にならなければ、上記前者の場合に陥っていると判断することができ、この場合、何れかのパターン動作用のタイミング信号を強制的に出力する。例えば、推定時刻16時として、夜パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力する。これにより、留守番動作が可能となる。
【0133】
(第10実施形態)
本発明による第10実施形態の留守番リモコンは、例えば第7実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、スケジュール管理部105が、留守番動作モードの起動後、昼パターン動作のモード時であっても、明暗センサ部104からの信号が明信号から暗信号に切り替わった後、照明機器2を入にするためのタイミング信号を出力し、制御部103が、照明機器2を入にするためのタイミング信号に応じて、記憶部102から照明機器2を入にするためのリモコンコードを読み出し、送信部103を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする。
【0134】
この第10実施形態によれば、例えば昼間に雷雨等で周囲が暗くなり、部屋の中も暗くなった場合に、人が照明機器2を入にする動作を装うことができる。
【0135】
(第11実施形態)
本発明による第11実施形態の留守番リモコンは、例えば第7実施形態の留守番リモコンと同様に構成され、照明機器2が、主光源(例えば蛍光灯)およびこの主光源よりも照度の低い副光源(例えば豆球)を備え、明暗センサ部104の基準明るさレベルが副光源の照度レベルよりも高めに設定されていることを特徴とする。
【0136】
この第11実施形態によれば、例えば、主光源による全灯,半灯を入とし、豆灯,消灯を切とすることができる。なお、この場合、リモコンコードが全灯→半灯→豆灯→消灯→全灯の順送り式である場合、リモコンコードを続けて2回出力することにより、照明機器を入切することができる。
【0137】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、リモコン対応の照明機器、映像機器および音響機器のうち少なくとも一つの機器のリモコンコードを記憶する記憶手段と、リモコンコードを送信するための送信手段と、周囲の明るさを検出し、その周囲の明るさが所定の基準明るさよりも明るいかまたは暗いかに応じて明信号または暗信号を出力する明暗検出手段と、プログラムにより作成され、前記明暗検出手段からの信号を利用することにより管理されるスケジュールに従って、タイミング信号を出力するスケジュール管理手段と、このスケジュール管理手段からのタイミング信号に応じて、前記記憶手段からリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する制御手段とを備え、前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が明信号になった後、昼パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、明暗検出手段からの信号が明信号になるということは、昼間であるとみなせるため、映像機器や音響機器を入にすることにより、在宅ないし在室を装うことができ、また照明機器を切にすることで不自然さを無くすことができる。これにより、電波補正時計などを具備しなくても、面倒な時計設定を無くし、機器の動作のスケジュールを管理することができる。
【0138】
請求項2記載の発明は、リモコン対応の照明機器、映像機器および音響機器のうち少なくとも一つの機器のリモコンコードを記憶する記憶手段と、リモコンコードを送信するための送信手段と、周囲の明るさを検出し、その周囲の明るさが所定の基準明るさよりも明るいかまたは暗いかに応じて明信号または暗信号を出力する明暗検出手段と、プログラムにより作成され、前記明暗検出手段からの信号を利用することにより管理されるスケジュールに従って、タイミング信号を出力するスケジュール管理手段と、このスケジュール管理手段からのタイミング信号に応じて、前記記憶手段からリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する制御手段とを備え、前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった後、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、明暗検出手段からの信号が暗信号に切り替わるということは、夜間であるとみなせるため、照明機器を入にすることで不自然さを無くすことができ、また映像機器や音響機器を入にすることで、在宅ないし在室を装うことができる。これにより、電波補正時計などを具備しなくても、面倒な時計設定を無くし、機器の動作のスケジュールを管理することができる。
【0139】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が明信号になった後、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった後、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、電波補正時計などを具備しなくても、面倒な時計設定を無くし、機器の動作のスケジュールを管理することができる。
【0140】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった時点から一定時間が経過した後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記深夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を切にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を切にするためのリモコンコードのうち、少なくとも前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、明暗検出手段からの信号が明信号から暗信号に切り替わった時点から一定時間が経過した後は、一定時間を適切な時間に予め設定しておくことにより深夜であるとみなせるから、例えばトイレのために照明機器を入にする人の動作を装うことができる。
【0141】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号として、前記機器を入切のうちの一方の状態に切り替えるための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、様々な長さの時間のうち一の長さの時間が経過した後に、その機器を入切のうちの他方の状態に切り替えるための第2タイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記第1タイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記機器を入切のうちの一方の状態に切り替えるためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記機器を入切のうちの他方の状態に切り替えるためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、入または切の機器を切または入にする時間が不規則になるため、より自然に在宅ないし在室を装うことができる。例えば、映像機器や音響機器を、入時点から15〜120分のいずれかの時間が経過した後に切にすることにより、番組を見終わった後に切にするという人の動作を装うことができる。また、深夜パターン動作において、照明機器を、入時点から1〜20分のいずれかの時間が経過した後に切にすることにより、トイレや水飲みのために起きる人の動作を装うことができる。
【0142】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記第1タイミング信号および前記第2タイミング信号を組みにして複数回、時間的に前後させて出力するので、機器の入切が複数回起こるから、人の行う動作をより多く起こすことができ、防犯効果を高めることができる。
【0143】
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の留守番リモコンにおいて、前記照明機器は光源点灯用にインバータを備え、前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号として、前記照明機器を入にするための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、少なくとも前記インバータで発生するノイズが小さくなるのに要する時間の経過後に、前記照明機器を切にするための第2タイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記照明機器を入にするための第1タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記照明機器を切にするための第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、一般にインバータの動作(入)時点から3〜60秒の間は、ノイズが大きいために、リモコンコードを送信しづらくなるが、インバータで発生するノイズが小さくなるのに要する時間の経過後に、照明機器を切にするためのリモコンコードを送信することにより、照明機器を確実に切にすることができる。
【0144】
請求項8記載の発明は、請求項5から7のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、前記機器に対する各種動作パターンから不規則に選択された一の動作パターンとなるパターン動作用のタイミング信号を出力するので、留守の期間が2日以上であっても、機器の動作パターンが日々変わるから、より自然に在宅ないし在室を装うことができる。
【0145】
請求項9記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動直後に確認モード用のタイミング信号として、所定時間内で、前記機器を入切にするための第1,第2タイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記確認モード用の第1,第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記機器を入切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、留守番動作を開始させたとき、その開始時点から所定時間、機器が入切の状態となるため、留守番動作を事前に確認することができ、留守番リモコンの設置が適切であるかどうかを確認することができる。
【0146】
請求項10記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動時点から一定時間経過後に、再確認モード用のタイミング信号として、所定時間内で、前記機器を入切にするための第1,第2タイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記再確認モード用の第1,第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記機器を入切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、例えば留守番動作を開始させたとき、その開始直後に身支度していても、開始直後から一定時間(例えば30秒〜10分)経過後に、所定時間、機器が入切の状態となるから、留守番動作を事前に確認することができ、留守番リモコンの設置が適切であるかどうかを確認することができる。
【0147】
請求項11記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻推定モードでは、明信号が暗信号に切り替わった時点およびその暗信号が明信号に切り替わった時点を基に、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、暗信号が明信号に切り替わった時点およびその明信号が暗信号に切り替わった時点を基に、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、この後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信し、前記制御手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信し、そして前記深夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を切にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を切にするためのリモコンコードのうち、少なくとも前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、明信号が暗信号に切り替わった時点およびその暗信号が明信号に切り替わった時点を基に、また暗信号が明信号に切り替わった時点およびその明信号が暗信号に切り替わった時点を基に、時刻を推定することができるから、面倒な時計設定をしなくても、夜パターン動作または昼パターン動作の各モードへの移行が可能となる。特に、推定時刻が昼の長い夏場でも昼の短い冬場でも影響を受けないので、ほぼ正確に時刻を推定することができる。
【0148】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻仮推定モードでは、前記明暗検出手段からの信号が最初に明信号から暗信号に切り替わった時点を基に、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、この後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が最初に暗信号から明信号に切り替わった時点を基に、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するので、最初に明信号から暗信号に切り替わった時点を、例えば18時であると推定することができ、最初に暗信号から明信号に切り替わった時点を、例えば6時であると推定することができるため、面倒な時計設定をしなくても、夜パターン動作または昼パターン動作の各モードへの移行が可能となる。
【0149】
請求項13記載の発明は、請求項11または12記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻未推定モードでは、前記明暗検出手段からの信号が明信号であれば、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が暗信号であれば、夜パターン動作用のタイミング信号を出力するので、明暗検出手段からの信号が明信号であれば昼時間帯と推測することができ、暗信号であれば夜時間帯と推測することができるから、昼パターン動作用のタイミング信号や夜パターン動作用のタイミング信号の出力が可能となる。
【0150】
請求項14記載の発明は、請求項11から13のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、前記明暗検出手段からの信号が明信号であれば、暗信号になるまで、前記夜パターン動作用のタイミング信号を出力するのを保留するので、夜パターン動作の場合、季節で夕暮れ時刻が変わったとしても、夜パターン動作のモードで機器を動作させることができる。
【0151】
請求項15記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記制御手段は、前記記憶手段から前記照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、明暗検出手段による明暗の検出が照明機器の光によって誤検出となるのを防止することができる。
【0152】
請求項16記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記制御手段は、前記記憶手段から前記映像機器および前記音響機器のうち少なくとも一方の機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、明暗検出手段による明暗の検出が、映像機器および音響機器のうち少なくとも一方の機器の光によって誤検出となるのを防止することができる。
【0153】
請求項17記載の発明は、請求項13記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、前記時刻未推定モードで動作する場合、前記明暗検出手段からの信号を一定時間毎に取得し、前記制御手段は、前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記記憶手段から、前記照明機器、前記映像機器および前記音響機器のうち、少なくとも照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、入状態の機器の光の影響を受けることなく、明暗検出手段からの信号を取得することができ、昼または夜パターン動作のモードに移行することができる。
【0154】
請求項18記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後、前記明暗検出手段からの信号が一定時間継続して暗信号であった場合、前記パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力するので、たとえ設置された部屋のカーテンが厚く、昼でも暗い場合でも、留守番動作が可能となる。
【0155】
請求項19記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後、前記明暗検出手段からの信号が一定時間継続して明信号であった場合、前記機器を強制的に入切するためのタイミング信号を出力し、このタイミング信号を出力している間に、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になれば、夜パターン動作用のタイミング信号を出力する一方、暗信号にならなければ、前記パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力するので、たとえ、設置された部屋で電気スタンドが消し忘れにより点灯状態にある場合や、機器のリモコンコードが入切で別々のコードではなく同じコード(オンオフ式コード)であって、何らかの原因でそのリモコンコードの送信に失敗し、機器の切時に明暗検出手段から信号を取得するべきところ、繰り返し機器の入時に明暗検出手段から信号を取得した場合でも、留守番動作が可能となる。
【0156】
請求項20記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記スケジュール管理手段は、起動後、前記昼パターン動作のモード時であっても、前記明暗検出手段からの信号が明信号から暗信号に切り替わった後、前記照明機器を入にするためのタイミング信号を出力し、前記制御手段は、前記照明機器を入にするためのタイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するので、例えば昼間に雷雨等で周囲が暗くなり、部屋の中も暗くなった場合に、人が照明機器を入にする動作を装うことができる。
【0157】
請求項21記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、起動後、電源切以外の操作入力を禁止するので、留守番動作を開始させた後、ペット等による誤操作を防止することができる。
【0158】
請求項22記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコンにおいて、前記照明機器は、主光源およびこの主光源よりも照度の低い副光源を備え、前記明暗検出手段の基準明るさレベルは、前記副光源の照度レベルよりも高めに設定されているので、例えば副光源として豆球が具備されている場合、主光源による全灯,半灯を入とし、豆灯,消灯を切とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の留守番リモコンの構成図である。
【図2】同留守番リモコンの使用例を示す図である。
【図3】同留守番リモコンの外観図である。
【図4】リモコンコードの分類図である。
【図5】同留守番リモコンの動作説明図である。
【図6】本発明による第2実施形態の留守番リモコンの動作説明図である。
【図7】本発明による第3実施形態の留守番リモコンの動作説明図である。
【図8】本発明による第5実施形態の留守番リモコンの動作説明図である。
【図9】本発明による第7実施形態の留守番リモコンの動作説明図である。
【図10】同留守番リモコンの動作説明図である。
【符号の説明】
1 留守番リモコン
100 リモコン回路部
101 制御部
102 記憶部
103 送信部
104 明暗センサ部
105 スケジュール管理部
106 設定入力部
107 開始入力部
2 照明機器
3 映像機器

Claims (22)

  1. リモコン対応の照明機器、映像機器および音響機器のうち少なくとも一つの機器のリモコンコードを記憶する記憶手段と、リモコンコードを送信するための送信手段と、周囲の明るさを検出し、その周囲の明るさが所定の基準明るさよりも明るいかまたは暗いかに応じて明信号または暗信号を出力する明暗検出手段と、プログラムにより作成され、前記明暗検出手段からの信号を利用することにより管理されるスケジュールに従って、タイミング信号を出力するスケジュール管理手段と、このスケジュール管理手段からのタイミング信号に応じて、前記記憶手段からリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する制御手段とを備え、
    前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が明信号になった後、昼パターン動作用のタイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする留守番リモコン。
  2. リモコン対応の照明機器、映像機器および音響機器のうち少なくとも一つの機器のリモコンコードを記憶する記憶手段と、リモコンコードを送信するための送信手段と、周囲の明るさを検出し、その周囲の明るさが所定の基準明るさよりも明るいかまたは暗いかに応じて明信号または暗信号を出力する明暗検出手段と、プログラムにより作成され、前記明暗検出手段からの信号を利用することにより管理されるスケジュールに従って、タイミング信号を出力するスケジュール管理手段と、このスケジュール管理手段からのタイミング信号に応じて、前記記憶手段からリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する制御手段とを備え、
    前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった後、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする留守番リモコン。
  3. 前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が明信号になった後、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった後、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の留守番リモコン。
  4. 前記スケジュール管理手段は、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になった時点から一定時間が経過した後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記深夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を切にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を切にするためのリモコンコードのうち、少なくとも前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の留守番リモコン。
  5. 前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号として、前記機器を入切のうちの一方の状態に切り替えるための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、様々な長さの時間のうち一の長さの時間が経過した後に、その機器を入切のうちの他方の状態に切り替えるための第2タイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記第1タイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記機器を入切のうちの一方の状態に切り替えるためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記機器を入切のうちの他方の状態に切り替えるためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  6. 前記スケジュール管理手段は、前記第1タイミング信号および前記第2タイミング信号を組みにして複数回、時間的に前後させて出力することを特徴とする請求項5記載の留守番リモコン。
  7. 前記照明機器は光源点灯用にインバータを備え、
    前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号として、前記照明機器を入にするための第1タイミング信号を出力するほか、その第1タイミング信号の出力時点から、少なくとも前記インバータで発生するノイズが小さくなるのに要する時間の経過後に、前記照明機器を切にするための第2タイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記照明機器を入にするための第1タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信するほか、前記照明機器を切にするための第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項5または6記載の留守番リモコン。
  8. 前記スケジュール管理手段は、前記パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、前記機器に対する各種動作パターンから不規則に選択された一の動作パターンとなるパターン動作用のタイミング信号を出力することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の留守番リモコン。
  9. 前記スケジュール管理手段は、起動直後に確認モード用のタイミング信号として、所定時間内で、前記機器を入切にするための第1,第2タイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記確認モード用の第1,第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記機器を入切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  10. 前記スケジュール管理手段は、起動時点から一定時間経過後に、再確認モード用のタイミング信号として、所定時間内で、前記機器を入切にするための第1,第2タイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記再確認モード用の第1,第2タイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記機器を入切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  11. 前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻推定モードでは、明信号が暗信号に切り替わった時点およびその暗信号が明信号に切り替わった時点を基に、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、暗信号が明信号に切り替わった時点およびその明信号が暗信号に切り替わった時点を基に、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、この後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、
    前記昼パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を切にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードの一方を読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信し、
    前記制御手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を入にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を入にするためのリモコンコードのうち、少なくとも一つのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信し、そして
    前記深夜パターン動作用のタイミング信号に応じて、前記記憶手段から、前記照明機器を入にするためのリモコンコード、前記映像機器を切にするためのリモコンコードおよび前記音響機器を切にするためのリモコンコードのうち、少なくとも前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  12. 前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻仮推定モードでは、前記明暗検出手段からの信号が最初に明信号から暗信号に切り替わった時点を基に、夜パターン動作用のタイミング信号を出力し、この後、深夜パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が最初に暗信号から明信号に切り替わった時点を基に、昼パターン動作用のタイミング信号を出力することを特徴とする請求項11記載の留守番リモコン。
  13. 前記スケジュール管理手段は、起動後の時刻未推定モードでは、前記明暗検出手段からの信号が明信号であれば、昼パターン動作用のタイミング信号を出力するほか、前記明暗検出手段からの信号が暗信号であれば、夜パターン動作用のタイミング信号を出力することを特徴とする請求項11または12記載の留守番リモコン。
  14. 前記スケジュール管理手段は、前記夜パターン動作用のタイミング信号を出力する場合、前記明暗検出手段からの信号が明信号であれば、暗信号になるまで、前記夜パターン動作用のタイミング信号を出力するのを保留することを特徴とする請求項11から13のいずれかに記載の留守番リモコン。
  15. 前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記制御手段は、前記記憶手段から前記照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  16. 前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記制御手段は、前記記憶手段から前記映像機器および前記音響機器のうち少なくとも一方の機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  17. 前記スケジュール管理手段は、前記時刻未推定モードで動作する場合、前記明暗検出手段からの信号を一定時間毎に取得し、
    前記制御手段は、前記スケジュール管理手段が前記明暗検出手段からの信号を取得する際、前記記憶手段から、前記照明機器、前記映像機器および前記音響機器のうち、少なくとも照明機器を切にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項13記載の留守番リモコン。
  18. 前記スケジュール管理手段は、起動後、前記明暗検出手段からの信号が一定時間継続して暗信号であった場合、前記パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  19. 前記スケジュール管理手段は、起動後、前記明暗検出手段からの信号が一定時間継続して明信号であった場合、前記機器を強制的に入切するためのタイミング信号を出力し、このタイミング信号を出力している間に、前記明暗検出手段からの信号が暗信号になれば、夜パターン動作用のタイミング信号を出力する一方、暗信号にならなければ、前記パターン動作用のタイミング信号を強制的に出力することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  20. 前記スケジュール管理手段は、起動後、前記昼パターン動作のモード時であっても、前記明暗検出手段からの信号が明信号から暗信号に切り替わった後、前記照明機器を入にするためのタイミング信号を出力し、
    前記制御手段は、前記照明機器を入にするためのタイミング信号に応じて、前記記憶手段から前記照明機器を入にするためのリモコンコードを読み出し、前記送信手段を通じてその読み出したリモコンコードを送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  21. 起動後、電源切以外の操作入力を禁止することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
  22. 前記照明機器は、主光源およびこの主光源よりも照度の低い副光源を備え、
    前記明暗検出手段の基準明るさレベルは、前記副光源の照度レベルよりも高めに設定されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留守番リモコン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006245957A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nec Corp 携帯端末のアプリケーション起動方法及び携帯端末
JP2009260656A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 遠隔制御システムのコントローラ

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