JP2004295203A - 車両間情報伝送システム及び情報伝送方法 - Google Patents

車両間情報伝送システム及び情報伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】先行車両と後続車両との間の情報伝達を確実且つ容易に行う。
【解決手段】先行車両に搭載した後続車両に伝達する伝達情報を形成する伝達情報形成手段、該伝達情報形成手段で形成した伝達情報に固有の識別情報を付加して送信情報を形成する送信情報形成手段及び該送信情報形成手段から出力される送信情報を無線送信する無線通信手段と、道路側に配設した前記無線通信手段と無線通信が可能で且つ前記送信情報を蓄積可能な情報仲介手段と、後続車両に搭載した前記情報仲介手段との間で無線通信可能な無線通信手段及び該無線通信手段を介して前記情報仲介手段に伝達情報取得要求を行って蓄積されている特定の伝達情報を取得する伝達情報取得手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、先行車両で形成した後続車両への伝達情報を離れた後続車両に確実に伝達することができる車両間情報伝送システム及び情報伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、路側機器に無線通信機能を持たせて、無線式道路標識、無線式信号機、無線式警告・広告板等を構成し、これら無線式道路標識、無線式信号機、無線式警告・広告板と車載機とで無線通信によるデータの授受を行うことにより、車載機のマルチディスプレイに無線式道路標識、無線式信号機、無線式警告・広告板等が表示する内容と同様のデータを表示して運転者に告知するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−167384号公報(第1頁、図11)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、路側機器と車載機との間で無線通信を行ってデータの授受を行うことにより、車載機のマルチディスプレイに標識、信号機、警告・広告板を表示するようにしているが、車載機には路側機器の情報が表示されるに過ぎず、先行車両と後続車両との間の伝達情報を伝送することはできないという未解決の課題がある。
【0005】
すなわち、例えば複数の車両が連れ立って目的地まで走行する際に、先行車両と後続車両との間隔が開き過ぎた場合には、先行車両と後続車両とにそれぞれトランシーバを配設して、先行車両と後続車両との連絡をとることにより先行車両と同一走行経路を走行することができるが、トランシーバの通信範囲は比較的狭く、先行車両と後続車両との車間距離がトランシーバの通信範囲を超えた場合には、両車間の連絡をとることができず、例えば携帯電話機を利用して先行車両と後続車両との走行状況を連絡して、先行車両の走行経路に沿って後続車両を走行させる外に両車間の連絡方法がないのが現状である。この場合には、携帯電話機を利用することにより、利用料金が嵩むと共に、トンネル内や無線基地局が存在せず、携帯電話機同士の無線通信が行えない場合には、連絡の取りようがない。
【0006】
そこで、本発明は、上記特許文献1に記載された従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、先行車両と後続車両との間の伝達情報の伝送を容易確実に行うことができる車両間情報伝送システム及び情報伝送方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の技術手段は、先行車両に搭載した後続車両に伝達する伝達情報を形成する伝達情報形成手段、該伝達情報形成手段で形成した伝達情報に固有の識別情報を付加して送信情報を形成する送信情報形成手段及び該送信情報形成手段から出力される送信情報を無線送信する無線通信手段と、道路側に配設した前記無線通信手段と無線通信が可能で且つ前記送信情報を蓄積可能な情報仲介手段と、後続車両に搭載した前記情報仲介手段との間で無線通信可能な無線通信手段及び該無線通信手段を介して前記情報仲介手段に伝達情報取得要求を行って蓄積されている特定の伝達情報を取得する伝達情報取得手段とを備えていることを特徴としている。
【0008】
この第1の技術手段では、先行車両で後続車両に伝達する右左折情報、高速道路を降りるインター情報、パーキングやサービスエリアへ寄ったり、後続車両へ伝達したりするメッセージ情報等の伝達情報がある場合に、この伝達情報を伝達情報形成手段で形成し、この伝達情報を送信情報形成手段で、伝達情報に固有の識別情報を付加して送信情報を形成し、形成した送信情報を無線通信手段で道路側に配設した情報仲介手段に無線送信する。情報仲介手段では、先行車両から受信した伝達情報及び識別情報を記憶手段に格納し、この情報仲介手段に対して後続車両の伝達情報取得手段で伝達情報取得要求を行うことにより、記憶手段に記憶されている伝達情報を取得する。ここで、識別情報としては先行車両及び後続車両の双方の固有の識別情報例えばIPアドレス、メールアドレス、車体番号、無線通信機器のMACアドレス等を適用したり、先行車両又は後続車両の識別情報のみを適用したりすることができる。
【0009】
この第1の技術手段によると、先行車両で形成した伝達情報を道路側に配設した情報仲介手段を介して後続車両に無線通信するので、車両が情報仲介手段の近傍を通る際に無線通信を確実に行うことができ、携帯電話機等を使用することなく先行車両から後続車両へ伝達情報を確実に伝送することができる。
また、第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記情報仲介手段が、先行車両及び後続車両と無線通信可能な無線通信手段と、該無線通信手段で受信した先行車両から送信される伝達情報及び識別情報を蓄積する記憶手段と、前記無線通信手段で受信した後続車両から識別情報を含む伝達情報取得要求を受信したときに当該識別情報をもとに記憶手段を参照して伝達情報を抽出して当該無線通信手段に出力する伝達情報抽出手段と、前記後続車両から伝達情報を取得したことを表す応答を受信したときに、前記記憶手段に記憶されている該当伝達情報及び識別情報を消去する情報消去手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
この第2の技術手段では、情報仲介手段で、先行車両から伝達情報及び識別情報を受信すると、これを記憶手段に記憶し、後続車両から識別情報を含む伝達情報取得要求を受信したときに、伝達情報抽出手段で識別情報をもとに記憶手段を参照して該当する伝達情報を抽出し、抽出した伝達情報を無線通信手段に出力して後続車両に無線送信し、後続車両から受信応答があったときに情報消去手段で記憶手段の該当する伝達情報及び識別情報を消去する。
【0011】
この結果、第2の技術手段によると、記憶手段に伝達情報が先行車両が通過してから後続車両が通過するまでの間だけ保持されることになり、記憶手段の情報記憶量がむやみに増加することを確実に防止することができる。
さらに、第3の技術手段は、第1の技術手段又は第2の技術手段において、前記伝達情報形成手段が、先行車両が進行方向を変更する際に、新たな進行方向を表す行先情報を伝達情報として形成するように構成されていることを特徴としている。
【0012】
この第3の技術手段では、先行車両が交差点、分岐点、高速道路の出口等で進行方向を変更する際に、新たな進行方向を表す行先情報を伝達情報として形成するので、先行車両の進行方向の変更を確実に情報仲介手段に送信して、後続車両に伝達することができる。
さらにまた、第4の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、複数の進行方向を有する分岐部を検出する分岐部検出手段を有し、前記伝達情報形成手段は、分岐部検出手段で分岐部を検出したときに、その近傍で先行車両の進行方向に応じた行先情報を伝達情報として出力するように構成されていることを特徴としている。
【0013】
この第4の技術手段では、交差点、三叉路等の分岐部を例えばカーナビゲーションシステム等で構成される分岐部検出手段で検出したときに、先行車両の進行方向に応じた行き先情報を伝達情報形成手段で出力することにより、先行車両の行き先を情報仲介手段に確実に送信して、後続車両に伝達することができる。
なおさらに、第5の技術手段は、第1乃至第4の技術手段において、前記伝達情報形成手段は、伝達情報に自車両識別情報と送信先車両識別情報とを付加して送信情報を形成するように構成されていることを特徴としている。
【0014】
この第5の技術手段では、伝達情報形成手段で、伝達情報に自車両識別情報と送信先車両識別情報とを付加して送信情報を形成するので、この送信情報を情報仲介手段に送信したときに、この情報仲介手段で、送信元と送信先を確認することができ、車両間情報伝達システムを有料化する場合に、送信元が登録されているか否かを判断することが可能となる。
【0015】
また、第6の技術手段は、第5の技術手段において、前記情報仲介手段は、送信先車両識別情報と一致する識別情報を含む伝達情報取得要求を受信したときに、当該送信先に伝達情報を送信するように構成されていることを特徴としている。
この第6の技術手段によると、後続車両は、自己の車両識別情報を伝達情報取得要求に含めて情報仲介手段に送信するだけで、情報仲介手段で蓄積している伝達情報の送信先車両識別情報と一致する場合にその伝達情報を後続車両に送信することができ、後続車両の確認を容易に行うことができる。
【0016】
さらに、第7の技術手段は、第5又は第6の技術手段において、前記情報仲介手段は、伝達情報及び送信先識別情報を記憶したときに、無線通信手段で当該送信先識別情報を該当する送信先識別情報の応答があるまで送信し続けるように構成されていることを特徴としている。
この第7の技術手段では、情報仲介手段で、先行車両からの伝達情報及び送信先識別情報を記憶したときに、無線通信手段で送信先識別情報を該当する後続車両から送信先識別情報の応答があるまで送信し続けるので、後続車両側では、自己の識別情報と一致する送信先識別情報を受信したときのみ応答を行えば良く、後続車両側での送信処理を簡略化することができる。
【0017】
さらにまた、第8の技術手段は、前記後続車両の無線通信手段は、前記情報仲介手段に対して自己の識別情報を含む送信情報を送信し続けるように構成されていることを特徴としている。
この第8の技術手段では、後続車両の無線通信手段で、情報仲介手段に対して自己の識別情報を含む送信情報を送信し続けるので、情報仲介手段側では、先行車両から伝達された伝達情報に含まれる送信先識別情報と一致する識別情報を監視するだけでよく、送信先識別情報の異なる多くの伝達情報が蓄積される場合に、送信処理を簡略化することができる。
【0018】
なおさらに、第9の技術手段は、前記先行車両の伝達情報形成手段は、後続車両へのメッセージ情報を伝達情報として出力し、前記情報仲介手段は、隣接する情報仲介手段同士で伝達情報の授受が可能に構成され、伝達情報を先行車両の走行経路に沿って後続車両近傍の情報仲介手段まで中継するように構成されていることを特徴としている。
【0019】
この第9の技術手段では、先行車両から後続車両へのメッセージ情報を伝達情報として出力すると、情報仲介手段は、隣接する情報仲介手段同士で伝達情報の授受を行って、先行車両の走行経路に沿って後続車両近傍の情報仲介手段まで中継するので、先行車両から後続車両への電子メール等のメッセージ情報をリアルタイムで送信することができる。
【0020】
また、第10の技術手段は、車両間情報伝送方法であって、先行車両で後続車両に伝達する伝達情報を形成するステップと、形成した伝達情報に固有の識別情報を付加して道路側に配設した情報仲介手段に無線送信するステップと、前記情報仲介手段で先行車両から無線送信された伝達情報を受信して記憶手段に格納するステップと、後続車両からの伝達情報取得要求を受信したときに記憶手段に記憶されている伝達情報を後続車両に無線送信するステップと、後続車両で情報仲介手段から無線送信された伝達情報を取得したときに応答を無線送信するステップとを有することを特徴としている。
【0021】
この第10の技術手段では、前述した第1の技術手段と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、第11の技術手段は、第10の技術手段において、前記伝達情報が先行車両の進行方向変更情報であることを特徴としている。
この第11技術手段では、先行車両の進行方向変更情報を後続車両に確実に伝達することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す概略構成図であり、図中、1は所定の目的地まで走行する先行車両、2は先行車両と連れ立って所定の目的地まで走行する後続車両、20は道路に埋め込まれた情報仲介手段としての情報仲介装置である。
【0023】
先行車両1及び後続車両2は、図2に示すように、車両の方向指示器(図示せず)を作動させる方向指示スイッチ3と、走行道路情報を出力するカーナビゲーションシステム4と、方向指示スイッチ3のスイッチ信号及びカーナビゲーションシステム4から出力される走行道路情報が入力される情報処理装置5と、この情報処理装置5に接続された液晶ディスプレイ6及びスピーカ7と、情報処理装置5から出力される後続車両2への伝達情報を変調処理して無線送受信アンテナ8に出力すると共に、無線増受信アンテナ8で受信した受信信号を復調処理して情報処理装置5に出力する無線通信手段としての無線送受信回路9とを備えている。
【0024】
ここで、情報処理装置5は、先行車両1及び後続車両2間で情報伝達を行うか否かを選択する情報伝達選択スイッチ10及び先行車両であるか後続車両であるかを選択する車両種別選択スイッチ11を有し、これら選択スイッチ10及び11の選択スイッチ信号と方向指示スイッチ3のスイッチ信号及びカーナビゲーションシステム4から入力される走行道路情報に基づいて図3に示す情報伝達処理を実行する。
【0025】
この情報伝達処理は、先ず、ステップS1で、方向指示スイッチ3から出力されるスイッチ信号SD,SD、情報伝達選択スイッチ10から出力されるスイッチ信号SI及び車両種別選択スイッチ11から出力されるスイッチ信号SCを読込み、次いでステップS2に移行して、情報伝達選択スイッチ10のスイッチ信号SIが情報伝達を行うことを選択するオン状態であるか否かを判定し、これがオフ状態であるときには車両間情報伝達を行わないものと判断して前記ステップS1に戻り、情報伝達選択スイッチ10のスイッチ信号SIがオン状態であるときにはステップS3に移行する。
【0026】
このステップS3では、車両種別選択スイッチ11のスイッチ信号SCが先行車両を選択するオン状態であるか否かを判定し、これがオン状態であるときにはステップS4に移行して、カーナビゲーションシステム4の走行道路情報を読込み、次いでステップS5に移行して、走行道路情報が交差点、三叉路、高速道路の出口等の車両の進行方向が変化する可能性がある分岐路の近傍であるか否かを判定し、分岐路の近傍ではないときには、前記ステップS1に戻り、分岐路の近傍であるときには、ステップS6に移行する。
【0027】
このステップS6では、方向指示スイッチ3から左折信号SDがオン状態であるか否かを判定し、左折信号SDがオン状態であるときにはステップS7に移行して、例えば予め設定した「B君へここで左折します。」という行き先表示情報としての行き先表示データ及び音声データを選択する。
次いでステップS8に移行して、選択した行き先データに送信元を表す予め設定された送信元識別情報及び行き先データの送信先である後続車両2の送信先識別情報を付加して情報伝達送信フレームを形成する。ここで、送信元識別情報及び送信先識別情報としては、IPアドレス、メールアドレス、車体番号等の識別可能なコード情報が設定されている。
【0028】
次いで、ステップS9に移行して、形成した情報伝達送信フレームを無線送受信回路9に出力してから前記ステップS1に戻る。
また、前記ステップS6の判定結果が左折信号SDがオフ状態であるときには、ステップS10に移行して、右折信号SDがオン状態であるか否かを判定し、これがオン状態であるときにはステップS11に移行して、例えば予め設定した「B君へここで右折します。」という行き先表示情報としての行き先表示データ及び音声データを選択してから前記ステップS8に移行し、右折信号SDがオフ状態であるときには車両が進行方向を変更することなく走行するものと判断して前記ステップS1に戻る。
【0029】
一方、前記ステップS3の判定結果が車両種別選択スイッチ11のスイッチ信号SCが後続車両を選択するオフ状態であるときには、ステップS12に移行して、予め設定された自車両の識別情報を含む伝達情報送信要求フレームを形成し、次いでステップS13に移行して、形成した伝達情報送信要求フレームを無線送受信回路9に出力してからステップS14に移行する。
【0030】
このステップS14では、無線送受信回路9から情報仲介装置20で送信された伝達情報が入力されたか否かを判定し、これが入力されていないときには前記ステップS1に戻り、伝達情報が入力されたときには、ステップS15に移行して、入力された伝達情報に含まれる行き先表示データを液晶ディスプレイ6に出力すると共に音声データをスピーカ7に出力し、次いでステップS16に移行して、伝達情報を受信したことを表す自己の識別情報を含む応答フレームを形成し、これを無線送受信回路9に出力してから前記ステップS1に戻る。
【0031】
また、情報仲介装置20は、図1に示すように、道路のセンターラインに所定間隔で配設されたキャッツアイ21の下側に配設されたビーコンユニット22で構成されている。このビーコンユニット22は、図2に示すように、先行車両1又は後続車両2との間で無線送受信を行う送受信アンテナ23と、この送受信アンテナ23に接続された受信信号の復調を行うと共に、入力された送信フレームを変調して送受信アンテナ23に出力する無線送受信回路24と、この無線送受信回路24に接続された情報処理装置25と、この情報処理装置25に接続されたハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置26とで構成され、これら無線送受信回路24、情報処理装置25及び記憶装置26に対する電源として太陽電池、地熱発電等の発電設備を備えているか又は商用電源が入力される。
【0032】
情報処理装置25は、図4に示す情報仲介処理を実行する。この情報仲介処理は、先ず、ステップS21で、車両から送信される送信フレームを受信したか否かを判定し、送信フレームを受信していないときにはこれを受信するまで待機し、送信フレームを受信したときには、ステップS22に移行する。
このステップS22では、受信した送信フレームが先行車両1から送信された情報伝達送信フレームであるか否かを判定し、情報伝達送信フレームであるときには、ステップS23に移行して、受信した情報伝達送信フレームに格納された行き先表示データ及び音声データで構成される伝達情報、送信元識別情報及び送信先識別情報と、受信時刻情報とを記憶装置26に形成した伝達情報格納テーブルに登録してから前記ステップS21に戻る。
【0033】
また、前記ステップS22の判定結果が、受信した送信フレームが先行車両1から送信された情報伝送送信フレームではないときには、ステップS24に移行して、後続車両2から送信された伝達情報送信要求フレームであるか否かを判定し、伝送情報送信要求フレームであるときには、ステップS25に移行する。
このステップS25では、受信した伝達情報送信要求フレームに含まれる後続車両識別情報を元に記憶装置26に形成された伝達情報格納テーブルを検索して、後続車両識別情報と一致する送信先識別情報が格納されているか否かを判定し、一致する送信先識別情報が格納されていないときには前記ステップS21に戻り、一致する送信先識別情報が格納されているときにはステップS26に移行する。
【0034】
このステップS26では、記憶装置26の伝送情報格納テーブルに格納されている行き先表示データ及び音声データで構成される伝達情報、送信元識別情報及び受信時刻情報を読み出して、これらを含む伝達情報送信フレームを形成し、次いでステップS27に移行して、形成した伝達情報送信フレームを無線送受信回路24に出力してから前記ステップS21に戻る。
【0035】
また、前記ステップS24の判定結果が、後続車両2から送信された伝達情報送信要求フレームではないときには、後続車両2で送信した応答フレームであると判断してステップS28に移行し、伝達情報格納テーブルに格納されている先行車両1からの伝達情報、送信元識別情報及び送信先識別情報と受信時刻情報とを削除してから前記ステップS21に戻る。
【0036】
上述した図3の情報伝達処理において、ステップS3〜S7,S10及びS11の処理が伝達情報形成手段に対応し、ステップS8の処理が送信情報形成手段に対応し、ステップS9の処理及び無線送受信回路9,送受信アンテナ8が無線通信手段に対応し、ステップS12〜S16の処理が伝達情報取得手段に対応し、図4の処理が情報仲介手段に対応し、このうちステップS21,S22,S24の処理及び送受信アンテナ23,無線送受信回路24が無線通信手段に対応し、ステップS23の処理及び記憶装置26が記憶手段に対応し、ステップS25〜ステップS27の処理が伝達情報抽出手段に対応し、ステップS28の処理が情報消去手段に対応している。
【0037】
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
今、先行車両1が情報伝達選択スイッチ10をオン状態とすると共に、車両種別選択スイッチ11をオン状態とすると共に、情報伝達相手となる後続車両2の識別情報を送信先識別情報として設定して図1に示すように道路RDの交差点、三叉路、高速道路の出口等の分岐路が存在しない直進部RD1を走行しているものとする。
【0038】
この先行車両1の走行状態では、図3の情報伝達処理が実行されて、情報伝達スイッチ10のスイッチ信号SIがオン状態であるので、ステップS2からステップS3に移行し、車両種別選択スイッチ11のスイッチ信号SCがオン状態であるので、ステップS4に移行して、カーナビゲーションシステム4の走行道路情報RIを読込んだときには、分岐路の近傍ではないので、ステップS5からステップS1に戻ることを繰り返すことになり、無線送受信回路9には送信フレームが出力されることがなく、情報仲介装置20との間の無線送信が行われない状態を継続する。
【0039】
この走行状態から図1に示すように、4方向の交差点RDXに近づくと、この交差点情報がカーナビゲーションシステム4から情報処理装置5に入力されることにより、図3の情報伝達処理で、ステップS5からステップS6に移行する。このとき、先行車両1の運転者が交差点RDXを左折して目的地に向かう場合には、方向指示スイッチ3で左折を選択することにより、この方向指示スイッチ3から左折信号SDがオン状態となり、これが情報処理装置5に入力されるので、ステップS6からステップS7に移行して、予め設定された「B君へここで左折します。」の左折用行き先表示データ及びこれに対応する音声データで構成される伝達情報が選択され、この伝達情報に送信元識別情報及び予め設定された送信先識別情報が付加されて情報伝達送信フレームが形成される(ステップS8)。
【0040】
そして、形成された情報伝達送信フレームが無線送受信回路9に出力され(ステップS9)、無線送受信回路9で変調されて、無線送信信号として送受信アンテナ8から情報仲介装置20に対して無線送信される。
この情報伝達送信フレームを情報仲介装置20のビーコンユニット22が受信すると、このビーコンユニット22では先行車両1から送信された情報伝達送信フレームの無線送信信号を送受信アンテナ23で受信し、無線送受信回路24で情報伝達送信フレームを復調し、これが情報処理装置25に入力される。
【0041】
この情報処理装置25では、図4の情報仲介処理を実行しているので、送信フレームを受信することにより、ステップS21からステップS22に移行し、情報伝達送信フレームであるので、入力された情報伝達送信フレームに含まれる左折用行き先表示データ及びこれに対応する音声データで構成される伝達情報、送信元識別情報及び送信先識別情報と、送信フレームの受信時刻とを記憶装置26に形成された伝達情報格納テーブルに登録してからステップS21に戻る。
【0042】
このように、先行車両1は情報仲介装置20に伝達情報を蓄積してから図1に示すように交差点RDXを左折して行く。
一方、後続車両2は、情報伝達選択スイッチ10をオン状態とすると共に、車両種別選択スイッチ11をオフ状態としており、図3の情報伝達処理を実行したときには車両種別選択スイッチ11のスイッチ信号SCがオフ状態であるので、ステップS12に移行して、自己の識別情報を含む伝達情報送信要求フレームを形成し、これを常時情報仲介装置20に対して送信している(ステップS13)。このとき、後続車両2が、図1に示すように、先行車両1の走行経路に沿う道路RDの直進路を走行している場合には、分岐路ではなく、先行車両1が後続車両2の近傍のビーコンユニット22に伝達情報送信フレームを送信していないので、後続車両2の近傍のビーコンユニットでは、図4の処理で、情報伝達送信フレームではなく伝達情報送信要求フレームを受信するので、ステップS22からステップS24に移行し、伝達情報送信要求フレームに含まれる後続車両2の識別情報をもとに記憶装置24の伝達情報格納テーブルを検索したときに、該当する識別情報が登録されていないので、ステップS25からステップS21に戻ることになり、伝達情報が後続車両2に送信されることはない。
【0043】
その後、後続車両2が図1における交差点RDXに接近して、先行車両1からの伝達情報を格納しているビーコンユニット22に対して、伝達情報送信要求フレームを送信すると、このビーコンユニット22では、図4の情報仲介処理で、ステップS22からステップS24を経てステップS25に移行し、伝達情報送信要求フレームに含まれる識別情報をもとに伝達情報格納テーブルを検索すると、該当する識別情報が存在するので、ステップS26に移行する。
このステップS26では、該当する識別情報の左折用行き先表示データ及びこれに対応する音声データで構成される伝達情報、送信元識別情報及び先行車両1からの情報伝達送信フレームの受信時刻情報を含む伝達情報送信フレームを形成し、これを無線送受信回路24に出力する。このため、無線送受信回路24で、伝達情報送信フレームを変調して無線送信信号を形成し、これを送受信アンテナ23から後続車両2に送信する。
【0044】
一方、後続車両2では、ビーコンユニット22から送信された無線送信信号を送受信アンテナ8で受信し、その受信信号を無線送受信回路9に供給することにより、この無線送受信回路9で受信信号を復調した伝達情報送信フレームを情報処理装置5に入力する。
このため、図3の情報伝達処理において、ステップS14からステップS15に移行し、伝達情報送信フレームに含まれる左折用行き先表示データ及び受信時刻情報を液晶ディスプレイ6に出力することにより、この液晶ディスプレイ6で「B君へここで左折します。」の左折用行き先表示データと受信時刻情報が表示され、これと同時に音声データがスピーカ7に出力されるので、このスピーカ7から「B君へここで左折します。」の音声が放声される。
【0045】
したがって、後続車両2の運転者は、液晶ディスプレイ6の表示情報及びスピーカ7からの音声によって、先行車両1が交差点RDXで左折したことを認識することができ、これによって、自車両を左折させることにより、先行車両1と同一走行経路で目的地に向かうことができる。しかも、液晶ディスプレイ6に先行車両1の通過時刻に相当する受信時刻情報が表示されるので、この受信時刻と現在の時刻との差を表す遅れ時間から先行車両1との距離を推定することができる。
【0046】
また、後続車両2では、液晶ディスプレイ6で行き先表示データを表示すると共に、スピーカ7で音声データを放声した後に、ステップS16に移行して、自己の識別情報を含む応答フレームを形成してこれを無線送受信回路9に出力する。
これにより、応答フレームを変調して無線送信信号を形成し、これを送受信アンテナ8からビーコンユニット22に送信する。このため、ビーコンユニット22では応答フレームを受信することにより、ステップS24からステップS28に移行して、応答フレームに含まれる識別情報をもとに伝達情報格納テーブルを検索し、該当する識別情報の伝達情報を削除する。
【0047】
このため、情報仲介装置20で伝達情報が蓄積し続けることが防止され、必要な伝達情報のみが蓄積される。なお、情報仲介装置20では後続車両2が先行車両1と同一経路を走行しない場合には、後続車両2からの伝達情報送信要求フレームを受信することがなく、伝達情報が蓄積されることになるが、この場合には、先行車両の受信時刻情報をもとに、受信時刻から任意に設定可能な所定時間が経過したときに、伝達情報を削除することが好ましい。
【0048】
また、後続車両2では、常時伝達情報送信要求フレームを情報仲介装置20に対して送信しており、情報仲介装置20のビーコンユニット22では伝達情報送信要求フレームを受信したときにのみ伝達情報送信フレームを送信するようにしているので、ビーコンユニット22で送信先識別情報を常時送信して、該当する後続車両2が応答するようにした場合に比較して送信電力を大幅に軽減することができる。
【0049】
また、先行車両1が交差点RDXを右折する場合には、右折用行き先表示データ及びこれに対応する音声データで構成される伝達情報を含む情報伝達送信フレームを形成し、これを情報仲介装置20のビーコンユニット22に送信する。
このため、ビーコンユニット22の記憶装置26に形成された伝達情報格納テーブルに伝達情報及び識別情報と受信時刻情報とが格納され、後続車両2から伝達情報送信要求フレームを受信したときに、格納されている伝達情報及び受信時刻情報を含む情報伝達送信フレームを形成して、これを後続車両2に送信することにより、後続車両2の液晶ディスプレイ6で右折用表示データ及び受信時刻が表示されると共に、スピーカ7で右折用表示データに対応する音声データが放声される。
【0050】
さらに、先行車両1が交差点RDXを直進する場合には、左折信号SD及び右折信号SDが共にオフ状態となるので、図3の処理において、ステップS6からステップS10を経てステップS1に戻ることになり、情報伝達送信フレームを情報仲介装置20に送信することはなく、この情報仲介装置20に伝達情報が格納されないので、後続車両2が交差点RDXを通過する際に、ビーコンユニット22に対して伝達情報送信要求フレームを送信しても、ビーコンユニット22から伝達情報送信フレームが後続車両2に送信されることがない。このため、後続車両2の運転者は液晶ディスプレイ6に行き先表示データが表示されないと共に、スピーカ7から音声データが放声されないので、先行車両1が交差点RDXを直進したものと判断することができる。
【0051】
なお、上記第1の実施形態では、ビーコンユニット22が所定間隔を保って連続的に配設されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、交差点、三叉路、高速道路の出口等の車両の進行方向が変更される可能性がある分岐路の手前近傍にのみ配置するようにしてもよく、また、道路のセンターラインに配置する場合に代えて路肩側に情報仲介装置20を配置するようにしてもよい。
【0052】
また、上記第1の実施形態では、先行車両1が交差点等の分岐路での直進時には行き先表示データ及び音声データを出力しない場合について説明したが、これに限定されるものではなく、直進時にも直進を表す行き先表示データ及び音声データで構成される伝達情報を含む情報伝達送信フレームを情報仲介装置20に送信するようにしてもよい。
【0053】
さらに、上記第1の実施形態では、液晶ディスプレイ6及びスピーカ7の双方で行き先情報を出力する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、行き先情報を液晶ディスプレイ6及びスピーカ7の何れか一方で出力するようにしてもよい。
さらにまた、上記第1の実施形態では、後続車両2で伝達情報送信要求フレームを常時情報仲介装置20に対して送信している場合について説明したが、これに限定されるものではなく、情報仲介装置20のビーコンユニット22で、先行車両1から情報伝達送信フレームを受信して、伝達情報、送信元識別情報及び送信先識別情報と、受信時刻情報を伝達情報格納テーブルに格納したときに、後続車両2に対して送信先識別情報を含む応答要求送信フレームを常時送信し、後続車両2で応答要求送信フレームを受信したときに、伝達情報送信要求フレームを情報仲介装置20のビーコンユニット22に送信するようにしてもよい。
【0054】
なおさらに、上記第1の実施形態では、先行車両の進行方向が変化する可能性のある交差点、三叉路、高速道路の出口等の分岐路の手前近傍で、先行車両1から行き先情報を含む情報伝達送信フレームを情報仲介装置20に送信する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、先行車両1で常時行き先情報を含む情報伝達送信フレームを情報仲介装置20の所定間隔を保って配設されたビーコンユニット22に送信して、各ビーコンユニット22に逐次行き先情報を格納することにより、後続車両2が連続するビーコンユニット22から連続して行き先情報及び時刻情報を受信することにより、全地球測位システム(GPS)を使用することなく高精度の道案内を行うことができると共に、先行車両1に対する高精度の追従機能を実現することができる。この場合には、図5に示すように、後続車両2は複数のビーコンユニット22から伝達情報送信フレームを受信したときに、時系列的に一番古い受信時刻情報を含む伝達情報送信フレームを受信して、液晶ディスプレイ6及び/又はスピーカ7に出力した後に、この伝達情報送信フレームに含まれるビーコンユニット22の識別情報及び自己の識別情報を含む応答フレームをビーコンユニット22に送信して、該当するビーコンユニット22で伝達情報を削除するようにすればよい。
【0055】
また、上記第1の実施形態においては、方向指示スイッチ3のスイッチ信号に基づいて自動的に情報伝達送信フレームを送信する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、情報処理装置5にキーボード、マウス等の入力手段を接続し、この入力手段を車両の乗員が操作することにより、任意の伝達情報を形成し、この伝達情報を任意のタイミングで情報伝達送信フレームを形成して情報仲介装置20に送信するようにしてもよい。
【0056】
次に、本発明の第2の実施形態を図6について説明する。
この第2の実施形態は、先行車両1から後続車両2に対して行き先情報を伝達する場合に代えて、先行車両1及び後続車両2間で任意の伝達情報を電子メール形式で授受することを可能としたものである。
この第2の実施形態では、先行車両1及び後続車両2に、図6に示すように、第1の実施形態における図2における方向指示スイッチ3、情報伝達選択スイッチ10、車両種別選択スイッチ11及びカーナビゲーションシステム4を省略し、これらに代えてキーボード、マウス等の任意の情報を入力可能な情報入力装置15を設けると共に、図3の情報伝達処理に代えて、図7に示す情報伝達処理を行い、さらに情報仲介装置20のビーコンユニット22で図8に示す情報仲介処理を行うことを除いては図2と同様の構成を有し、図2との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
【0057】
先行車両1及び後続車両2の情報処理装置5で実行する情報伝達処理は、図7に示すように、先ず、ステップS31で、自己宛の伝達情報フレームを受信したか否かを判定し、自己宛の伝達情報フレームを受信していないときにはステップS32に移行して、情報入力装置15を使用して他車両に対する伝達情報が作成されたか否かを判定し、伝達情報が作成されたときにはステップS33に移行する。
【0058】
このステップS33では、伝達情報に送信元及び送信先識別情報を付加した伝達情報送信フレームを形成し、次いでステップS34に移行して、形成した伝達情報送信フレームを無線送受信回路9へ出力してから前記ステップS31に戻る。
また、前記ステップS32の判定結果が、伝達情報が作成されていないときにはステップS35に移行して、情報仲介装置20のビーコンユニット22に対して自己の識別情報を含む伝達情報送信要求フレームを形成して、これを無線送受信回路9に出力してから前記ステップS31に戻る。
【0059】
さらに、前記ステップS31の判定結果が、自己宛伝達情報フレームを受信したものであるときには、ステップS36に移行して、受信した伝達情報を液晶ディスプレイ6に表示してからステップS37に移行し、自己の識別情報を含む応答情報を無線送受信回路9に出力してから前記ステップS31に戻る。
また、情報仲介装置20を構成する各ビーコンユニット22の情報処理装置25で実行する情報仲介処理は、図8に示すように、先ず、ステップS41で、車両から伝達情報送信フレームを受信したか否かを判定し、車両から伝達情報送信フレームを受信したときにはステップS42に移行して、伝達情報送信フレームを記憶装置26に記憶してからステップS43に移行する。
【0060】
このステップS43では、記憶した伝達情報送信フレームを隣接する2つのビーコンユニット22の一方へ送信し、次いでステップS44に移行して、送信先のビーコンユニット22から応答フレームを受信したか否かを判定し、応答フレームを受信していないときには前記ステップS43に戻り、応答フレームを受信したときには、ステップS45に移行して、隣接する他方のビーコンユニット22に対して伝達情報送信フレームを送信する。次いで、ステップS46に移行して、送信先のビーコンユニット22から応答フレームを受信したか否かを判定し、応答フレームを受信してないときには前記ステップS45に戻り、応答フレームを受信したときにはステップS47に移行する。
【0061】
このステップS47では、伝達情報送信フレームを受信してから例えば伝達情報送信フレームが500m程度先のビーコンユニット22に伝達されてその中間の各ビーコンユニット22で車両への伝達情報送信フレームの送信が可能となる第1の所定時間t1が経過したか否かを判定する。このとき、第1の所定時間t1が経過したときには、ステップS48に移行して、記憶装置26に記憶されている伝達情報送信フレームを削除してから前記ステップS41に戻り、第1の所定時間t1が経過していないときにはステップS49に移行する。
【0062】
このステップS49では、車両から伝達情報送信要求フレームを受信したか否かを判定し、伝達情報送信要求フレームを受信していないときには前記ステップS41に戻り、伝達情報送信要求フレームを受信したときには、ステップS50に移行する。
このステップS50では、伝達情報送信要求フレームに含まれる識別情報と一致する識別情報を含む伝達情報送信フレームを記憶装置26で記憶しているか否かを判定し、該当する伝達情報送信フレームを記憶しているときには、ステップS51に移行して、該当する伝達情報送信フレームを車両に送信してから前記ステップS41に戻り、該当する伝達情報送信フレームを記憶していないときにはそのまま前記ステップS41に戻る。
【0063】
一方、前記ステップS41の判定結果が、車両から伝達情報送信フレームを受信していないときには、ステップS52に移行して、車両から応答フレームを受信したか否かを判定し、応答フレームを受信したときには前記ステップS48に移行し、応答フレームを受信していないときにはステップS53に移行する。
このステップS53では、隣接するビーコンユニット22から伝達情報送信フレームを受信したか否かを判定し、伝達情報送信フレームを受信していないときにはそのまま前記ステップS41に復帰し、伝達情報送信フレームを受信したときにはステップS54に移行して、受信した伝達情報送信フレームを記憶装置26に記憶してからステップS55に移行する。
【0064】
このステップS55では、第1の所定時間t1より短く、少なくとも伝達情報送信要求フレームの受信処理を1回行って、車両から伝達情報送信要求フレームを受信したときに、伝達情報送信フレームを車両に送信してから応答フレームを受信するまでの時間に相当する第2の所定時間t2が経過したか否かを判定し、第2の所定時間t2が経過していないときには前記ステップS49に移行し、第2の所定時間t2が経過したときにはステップS56に移行する。
【0065】
このステップS56では、受信した伝達情報送信フレームを下流側に隣接するビーコンユニット22に送信してからステップS57に移行し、該当ビーコンユニット22から応答フレームを所定時間以内に受信したか否かを判定し、応答フレームを所定時間以内に受信していないときには前記ステップS56に戻り、所定時間以内に応答フレームを受信したときにはステップS58に移行する。
このステップS58では、伝達情報送信フレームを受信してから前述したステップS47と同様の第1の所定時間t1が経過したか否かを判定し、第1の所定時間t1が経過していないときには前記ステップS49に移行し、第1の所定時間t1が経過したときにはステップS59に移行して、記憶装置26に記憶されている伝達情報送信フレームを削除してから前記ステップS41に戻る。
【0066】
上述した図7の処理において、ステップS32の処理及び情報入力装置15が伝達情報形成手段に対応し、ステップS33の処理が送信情報形成手段に対応し、ステップS34の処理及び無線送受信回路9,送受信アンテナ8が無線通信手段に対応し、図8の処理が情報仲介手段に対応し、ステップS41及びS42の処理及び記憶装置26が記憶手段に対応し、ステップS49〜S51の処理が伝達情報抽出手段に対応し、ステップS48及びS59の処理が情報消去手段に対応し、ステップS43〜S47及びS53〜S58の処理がビーコンユニット間で伝達情報送信フレームを送信する情報中継手段を表している。
【0067】
次に、上記第2の実施形態の動作を説明する。
今、先行車両1に対して後続車両2が、図9に示すように、同一道路を走行しているものとする。この状態で、先行車両1及び後続車両2間で伝達する情報がないときには図7の処理において、ステップS31で、自己宛伝達情報送信フレームを受信することはないので、ステップS32に移行し、伝達情報が作成されていないので、ステップS35に移行して、自己の識別情報を含む伝達情報送信要求フレームを無線送受信回路9に出力して情報仲介装置20に対して伝達情報送信要求フレームの送信処理を継続して行う。
【0068】
この状態から先行車両1が後続車両2に対して電子メールを送信する場合には、先ず、先行車両1の情報入力装置15で送信するデータを液晶ディスプレイ6に表示しながら作成し、データの作成が終了して所定の設定キーを押すことにより、図7の処理でステップS32からステップS33に移行して、作成された伝達情報に送信元及び送信先識別情報を付加した伝達情報送信フレームを形成し、次いでステップS34に移行して、形成した伝達情報送信フレームを無線送受信回路9に出力することにより、近傍の情報仲介装置20を構成するビーコンユニット22に送信する。
【0069】
先行車両1の近傍のビーコンユニット22では、図8の情報仲介処理を実行しており、先行車両1から送信された伝達情報送信フレームを受信すると、受信した伝達情報送信フレームを記憶装置26に記憶し(ステップS42)、記憶した伝達情報送信フレームを隣接する2つのビーコンユニット22の内の一方に自己の識別情報及び送信先識別情報を付加して送信する(ステップS43)。該当するビーコンユニット22から所定時間以内に応答フレームを受信しないときにはステップS43に戻って伝達情報送信フレームを再送信する。
そして、所定時間以内に応答フレームを受信したときには隣接する残りのビーコンユニット22に対して自己の識別情報及び送信先識別情報を付加した伝達情報送信フレームを送信し(ステップS45)、該当するビーコンユニット22から所定時間以内に応答フレームを受信しないときにはステップS45に戻って伝達情報送信フレームを再送信し、所定時間以内に応答フレームを受信したときには伝達情報送信フレームを受信してから所定時間が経過したか否かを判定し(ステップS47)、所定時間が経過していないときには伝達情報送信要求フレームを受信したか否かを判定する(ステップS49)。
【0070】
したがって、先行車両1から伝達情報送信フレームを受信したビーコンユニット22(i) は、受信した伝達情報送信フレームを所定時間記憶しておくと共に、受信した伝達情報送信フレームを隣接する一方のビーコンユニット22(i−1) に自己の識別情報及び送信先識別情報を付加して送信することにより、この伝達情報送信フレームが順次ビーコンユニット22(i−2) 、22(i−3) ……に送信される。同様に、隣接する他方のビーコンユニット22(i+1) にも自己の識別情報及び送信先識別情報を付加した伝達情報送信フレームを送信するので、この伝達情報送信フレームが順次、ビーコンユニット22(i+2) 、22(i+3) ……に送信される。
【0071】
このとき、各ビーコンユニット22(i+n)(n=±0,1,2 ……) は受信した伝達情報送信フレームを記憶装置26に記憶して、これを第1の所定時間t1だけ保持し、この第1の所定時間t1が経過するまでの間は車両からの伝達情報送信要求フレームの受信処理を実行するので、所定数のビーコンユニット22が同時時期に伝送情報送信要求フレームの受信処理を行いながら伝達情報送信フレームを伝達して行くことになる。
【0072】
したがって、先行車両1から伝達情報送信フレームを受信したビーコンユニット22(i) から下流側のビーコンユニット22(i+1) , 22(i+2) ……に順次伝達された伝達情報送信フレームが伝送先となる後続車両2の近傍に配設された例えばビーコンユニット22(j) に伝達されると、このビーコンユニット22(j)の車両進行方向側の所定数m個のビーコンユニット22(j−1),22(j−2),……22(j−m) で同時期に伝達情報送信要求フレームの受信処理が行われることになり、何れかのビーコンユニットで後続車両2から送信される自己の識別情報を含む伝達情報送信要求フレームを受信することにより、記憶装置26に記憶されている伝達情報送信フレームをそのまま後続車両2に送信する。
【0073】
後続車両2ではビーコンユニット22(j) から伝達情報送信フレームを受信すると、この伝達情報送信フレームの送信先識別情報が自己の識別情報と一致するので、受信した伝達情報送信フレームに含まれる伝達情報を液晶ディスプレイ6に出力して、この液晶ディスプレイ6に伝達情報を表示し(ステップS36)、次いで応答フレームを作成してビーコンユニット22(j) に送信する(ステップS37)。
【0074】
したがって、後続車両2で乗員が液晶ディスプレイ6に表示された先行車両1からの伝達情報を視認することができる。このとき、先行車両1からの伝達情報が道路に配設されたビーコンユニット22で中継されて後続車両2に伝達されるので、先行車両1又は後続車両2が携帯電話機の電波が届かないトンネル内や無線通信基地が設置されていない地域を走行する場合であっても、伝達情報を確実に伝達することができる。
【0075】
また、ビーコンユニット22(j) では少なくとも1回伝達情報送信要求フレームの受信判定を行い、伝達情報送信要求フレームを受信して、該当する伝達情報送信フレームを車両に送信してから応答フレームを受信するまでに必要な第2の所定時間t2が経過するまでの間下流側のビーコンユニット22(j+1) への伝達情報送信フレームの送信を待機しているので、車両から応答フレームを受信した場合には、記憶装置26に記憶されている伝達情報送信フレームが削除されるため、下流側のビーコンユニット22(j+1)に対する伝達情報送信フレームの送信が中止され、不必要な伝達情報送信フレームが中継されることを阻止することができる。
【0076】
さらに、同時期に複数のビーコンユニット22で、伝達情報送信フレームを記憶して、伝達情報送信要求フレームの受信処理を行うことにより、後続車両1から送信される伝達情報送信要求フレームを何れかのビーコンユニット22で確実に受信して、伝達情報送信フレームを後続車両1に送信することができる。しかも、第1の所定時間t1が経過した後は、記憶装置26に記憶されている伝達情報送信フレームが削除されるので、記憶装置26に多数の伝達情報送信フレームが蓄積されることがなく、記憶容量の小さい記憶装置26を適用することができる。
【0077】
また、後続車両2から先行車両1に対して伝達情報を送信する場合も、上記と同様に伝達情報送信フレームを形成して、これを近傍のビーコンユニット22に送信することにより、先行車両1近傍のビーコンユニット22(i) まで伝達情報送信フレームを中継して、先行車両1に伝達情報送信フレームを送信し、その液晶ディスプレイ6で表示することができる。
【0078】
なお、上記第2の実施形態においては、各ビーコンユニットに第1の所定時間t1が経過するまで伝達情報送信フレームを記憶する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上流側のビーコンユニット22(i−1) から伝達情報送信フレームを受信したビーコンユニット22(i) で、伝達情報送信フレームを記憶装置26に記憶しておき、情報伝達先となる後続車両2が通過する際に、記憶している伝達情報送信フレームを受信したか否かを問い合わせる問い合わせフレームを送信して、後続車両2から問い合わせフレームに対して未受信応答フレームが送信されたときには伝達情報送信フレームを送信してから記憶している伝達情報送信フレームを削除し、受信済み応答フレームを受信したときには直ちに記憶している伝達情報送信フレームを削除するようにしてもよい。
【0079】
また、上記第2の実施形態においては、車両から伝達情報送信フレームを受信したビーコンユニット22が上流側及び下流側に隣接するビーコンユニットの双方に伝達情報送信フレームを中継する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、伝達情報送信フレームに道路の上り下りを示す識別情報を付加するか又はビーコンユニット22を路肩側に配設して、上り又は下りの一方の走行車両のみと通信可能に構成すると共に、車両側に伝達情報を先行車両及び後続車両の何れかに伝達するかを表す識別情報を伝達情報送信フレームに付加することにより、ビーコンユニットで情報伝達を先行車両(又は後続車両)へ行う場合にはビーコンユニットの上流側(又は下流側)へのみ伝達情報送信フレームを順次中継するようにすることができる。
【0080】
さらに、上記第2の実施形態では、伝達情報として電子メールを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、どの交差点で左折する等の行き先情報等のメッセージ情報を伝達情報とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】図1の車両と情報仲介装置との具体的構成を示すブロック図である。
【図3】車両側で実行する情報伝達処理を示すフローチャートである。
【図4】ビーコンユニットで実行する情報仲介処理を示すフローチャートである。
【図5】複数のビーコンユニット間で無線通信する場合の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図2に対応するブロック図である。
【図7】第2の実施形態の車両側で実行する情報伝達処理を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施形態のビーコンユニットで実行する情報仲介処理を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態の動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 先行車両、2 後続車両、3 方向指示スイッチ、4 カーナビゲーションシステム、5 情報処理装置、6 液晶ディスプレイ、7 スピーカ、8 送受信アンテナ、 9 無線送受信回路、15 情報入力装置、20 情報仲介装置、22 ビーコンユニット、23 送受信アンテナ、24 無線送受信回路、25 情報処理装置、26 記憶装置。

Claims (11)

  1. 先行車両に搭載した後続車両に伝達する伝達情報を形成する伝達情報形成手段、該伝達情報形成手段で形成した伝達情報に固有の識別情報を付加して送信情報を形成する送信情報形成手段及び該送信情報形成手段から出力される送信情報を無線送信する無線通信手段と、道路側に配設した前記無線通信手段と無線通信が可能で且つ前記送信情報を蓄積可能な情報仲介手段と、後続車両に搭載した前記情報仲介手段との間で無線通信可能な無線通信手段及び該無線通信手段を介して前記情報仲介手段に伝達情報取得要求を行って蓄積されている特定の伝達情報を取得する伝達情報取得手段とを備えていることを特徴とする車両間情報伝送システム。
  2. 前記情報仲介手段は、先行車両及び後続車両と無線通信可能な無線通信手段と、該無線通信手段で受信した先行車両から送信される伝達情報及び識別情報を蓄積する記憶手段と、前記無線通信手段で受信した後続車両から識別情報を含む伝達情報取得要求を受信したときに当該識別情報をもとに記憶手段を参照して伝達情報を抽出して当該無線通信手段に出力する伝達情報抽出手段と、前記後続車両から伝達情報を取得したことを表す応答を受信したときに、前記記憶手段に記憶されている該当伝達情報及び識別情報を消去する情報消去手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両間情報伝送システム。
  3. 前記伝達情報形成手段は、先行車両が進行方向を変更する際に、新たな進行方向を表す行先情報を伝達情報として形成するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両間情報伝送システム。
  4. 複数の進行方向を有する分岐部を検出する分岐部検出手段を有し、前記伝達情報形成手段は、分岐部検出手段で分岐部を検出したときに、その近傍で先行車両の進行方向に応じた行先情報を伝達情報として出力するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両間情報伝送システム。
  5. 前記伝達情報形成手段は、伝達情報に自車両識別情報と送信先車両識別情報とを付加して送信情報を形成するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の車両間情報伝送システム。
  6. 前記情報仲介手段は、送信先車両識別情報と一致する識別情報を含む伝達情報取得要求を受信したときに、当該送信先に伝達情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の車両間情報伝送システム。
  7. 前記情報仲介手段は、伝達情報及び送信先識別情報を記憶したときに、無線通信手段で当該送信先識別情報を該当する送信先識別情報の応答があるまで送信し続けるように構成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の車両間情報伝送システム。
  8. 前記後続車両の無線通信手段は、前記情報仲介手段に対して自己の識別情報を含む送信情報を送信し続けるように構成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の車両間情報伝送システム。
  9. 前記先行車両の伝達情報形成手段は、後続車両へのメッセージ情報を伝達情報として出力し、前記情報仲介手段は、隣接する情報仲介手段同士で伝達情報の授受が可能に構成され、伝達情報を先行車両の走行経路に沿って後続車両近傍の情報仲介手段まで中継するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至8に記載の車両間情報伝送システム。
  10. 先行車両で後続車両に伝達する伝達情報を形成するステップと、形成した伝達情報に固有の識別情報を付加して道路側に配設した情報仲介手段に無線送信するステップと、前記情報仲介手段で先行車両から無線送信された伝達情報を受信して記憶手段に格納するステップと、後続車両からの伝達情報取得要求を受信したときに記憶手段に記憶されている伝達情報を後続車両に無線送信するステップと、後続車両で情報仲介手段から無線送信された伝達情報を取得したときに応答を無線送信するステップとを有することを特徴とする車両間情報伝送方法。
  11. 前記伝達情報が先行車両の進行方向変更情報であることを特徴とする請求項10に記載の車両間情報伝送方法。
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