JP2004294324A - メータ管理用端末装置及びメータ管理システム - Google Patents

メータ管理用端末装置及びメータ管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】一連の検満メータ取り替え作業を効率的且つ作業ミスなしに実施するためのメータ管理用端末装置及びメータ管理システムを提供する。
【解決手段】メータ管理用端末装置10が、ユーティリティ使用機器が設けられた顧客施設に対して固有に割り当てられて表示されている顧客識別情報5を読み取る機能と、顧客施設に併設されるユーティリティ使用量計測用のメータ1に対して固有に割り当てられて表示されているメータ識別情報3を読み取る機能とを有する読取部11と、読み取られた顧客識別情報5とメータ識別情報3とを互いに関連付けて記憶する記憶部12とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーティリティ使用量計測用の各種メータの検定有効期間が満了する際のメータ取り替え作業を円滑に実施するためのメータ管理用端末装置及びメータ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭などに設置され、ガス使用量や電気使用量や水道使用量を計測するガスメータや電気メータや水道メータは計量法に定められた検定に合格した物のみを使用することができる。また、その検定合格の効力が継続する期間を検定有効期間と言い、その検定有効期間が満了するメータについては、検定に合格した新たなメータに取り替える必要がある。例えば、一般家庭用のガス使用量を計測するマイコンメータの場合の検定有効期間は10年又は7年であり、その期間毎にガス事業者は検定に合格した新たなメータと取り替える作業を行う必要がある。
【0003】
このようなメータ管理作業において要求されるのは、各顧客に設置されているメータの検定有効期間が何時満了するのかを正しく管理する(検定有効期間が満了するメータと、そのメータが設置されている顧客とを対応付けて抽出する)ことであり、更には、そのようなメータ管理作業をミス無く行うことである。例えば、メータ管理作業にミスが発生したことで、顧客Aに設置されているメータA(検定有効期間満了のため取り替える必要があるメータ)と取り違えて顧客Bに設置されているメータB(取り替える必要のないメータ)のメータ取り替え作業を行ってしまった場合、メータAは検定有効期間が満了した後も使用し続けられ、メータBは不必要なメータ取り替え作業が行われるといった問題が発生することになる。
【0004】
検定有効期間の満了に伴うメータ取り替え作業は、例えば以下のような工程を経て行われる。まず、ガス事業者は自身が管理している顧客管理用データベース(顧客情報とメータ情報とを含んでいる)から検定有効期間の満了(以下、「検満」と記載することもある)が近いメータを抽出し、検満リストを作成する。次に、この検満リストに含まれている取り替え対象のメータをそれらが設置されている地域毎に分けた検満メータリストを作成し、メータ取り替え作業の工事者に対してこの検満メータリストを渡して、地域毎にメータの取り替え作業を依頼する。
【0005】
そして、メータの取り替え作業者は、検満メータリストと検定に合格した新たなメータとを持参して顧客宅へ出向き、その顧客宅に設置されているメータが取り替え対象のメータであることを確認した上で、それを検定に合格した新たなメータに取り替える作業を行う。そして、メータの取り替え作業が行われた後、メータの取り替え作業者は、メータの設置場所、顧客名、ご使用番号、取り外したメータ情報、取り付けたメータ情報(検定有効期間等の情報)などを手書き入力した作業報告情報を作成する。この作業報告情報は作業者からガス事業者に対して書面などで提出され、ガス事業者のデータベースに対して入力されることで、次の検満時に再度検満対象となるメータの抽出作業を行うことができるようになる。
【0006】
他の従来例としては、自身の検定有効期間満了日に関するデータを記憶している各種メータと通信回線を介して接続し、各メータに対して定期的に巡回してアクセスすることで、検定有効期間満了日に関する情報を管理するシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−191067号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のメータ取り替え作業では、作業者自身が上記作業報告書を作成する際の入力ミスや、書面で提出されたその作業報告書をデータベースに登録する際の情報入力ミスなどが発生する可能性がある。また、メータ取り替え作業者に対して作業現場で書類を作成させるというのは、作業者の手間や手荷物を増やすことにもなるため好ましくない。従って、検満メータリストの作成から、実際のメータ取り替え作業、そして作業報告の入力に至る一連の作業において、更なる作業効率の向上や作業ミスの防止などへの対策が求められている。
【0009】
また、特許文献1に記載のシステムを実現するためには、全てのメータが自身の検定有効期間満了日に関する情報及びメータの設置場所に関する情報を記憶し、且つ通信回線を介して通信可能な装置を搭載しておかなければならず、装置が非常に高価になる。従って、全てのメータを特許文献1に記載のメータに交換することは実質的に不可能であり、検定有効期間満了日に関する情報を正確に管理するためには、上述したような作業ミスの防止対策が求められることになる。
【0010】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、一連の検満メータ取り替え作業を効率的且つ作業ミスなしに実施するためのメータ管理用端末装置及びメータ管理システムを提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係るメータ管理用端末装置の特徴構成は、ユーティリティ使用機器が設けられた顧客施設に対して固有に割り当てられて表示されている顧客識別情報を読み取る機能と、前記顧客施設に併設されるユーティリティ使用量計測用のメータに対して固有に割り当てられて表示されているメータ識別情報を読み取る機能とを有する読取部と、読み取られた前記顧客識別情報と前記メータ識別情報とを互いに関連付けて記憶する記憶部とを備える点にある。
【0012】
上記特徴構成により、顧客施設固有の顧客識別情報と、そこに併設されるメータ固有のメータ識別情報とをメータ管理用端末装置の読取部によって読み取ることができ、更にそれらを関連付けて記憶部に記憶させることができるので、作業者はこのメータ管理用端末装置を使って、顧客施設に割り当てられている顧客識別情報の読み取りと、新たに設置するメータに表示されているメータ識別情報の読み取りとを機械的に行うだけでよい。その結果、従来はメータ取り替え作業者が実施していた、新たなメータがどの顧客施設に設置されたかを関連付けて記録する作業が効率よく且つ作業ミス無しに実施されることが確実になる。
【0013】
上記課題を解決するための本発明に係るメータ管理用端末装置の別の特徴構成は、前記顧客識別情報及び前記メータ識別情報が少なくともバーコードを用いて表示され、前記読取部がそれぞれの前記バーコードを読み取るように構成されている点にある。
【0014】
上記特徴構成により、顧客識別情報及びメータ識別情報が少なくともバーコードを用いて表示され、メータ管理用端末装置の読取部がそれらのバーコードを読み取るように構成されることで、顧客識別情報及びメータ識別情報の読み取り作業及び記憶作業の短時間化を、バーコード読取技術という信頼性の高い技術によって達成し、且つ作業ミス(読み取りミス)が生じることが無いようなメータ管理用端末装置を提供することができる。
【0015】
上記課題を解決するための本発明に係るメータ管理用端末装置の更に別の特徴構成は、前記記憶部に記憶されている情報の少なくとも一部を印字出力可能な印字出力部を更に備える点にある。
【0016】
上記特徴構成により、印字出力部が上記記憶部に記憶されている情報を印字出力可能に構成されているので、このメータ管理用端末装置の使用者(例えば、メータ取り替え作業者)は、記憶部に記憶されている顧客に関する情報やメータに関する情報に関するメモを上記印字出力部を使用して書面で作成することができ、例えば、そのメモをお知らせ票等として顧客に提出することができる。
【0017】
上記課題を解決するための本発明に係るメータ管理システムの特徴構成は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のメータ管理用端末装置との間でデータ送受信可能に構成され、前記メータ管理用端末装置の前記記憶部に記憶されている、互いに関連付けられた前記顧客識別情報と前記メータ識別情報とを取得し、前記メータ識別情報に対応するメータの検定有効期間に関する情報を記憶するメータ情報管理データベースに記憶して、前記顧客施設に併設される前記メータの検定有効期間に関する情報の管理を支援する点にある。
【0018】
上記特徴構成により、上記メータ管理用端末装置を使用して上記記憶部に記憶された顧客識別情報及びメータ識別情報を取得して、データベースに記憶することができるので、メータ取り替え作業者による顧客識別情報及びメータ識別情報の読み取り作業からデータベースへの登録作業に至る一連の作業において人間の手入力による情報入力作業を排除して、作業ミスが発生する可能性を低くさせることができる。更に、メータの検定有効期間に関する情報がメータ識別情報と対応付けられてメータ情報管理データベースに記憶されているので、顧客施設(顧客識別情報)とメータ(メータ識別情報)と検定有効期間に関する情報が互いに関連付けられて記憶されることとなるため、メータ管理システムを用いて顧客施設に併設されるメータの検定有効期間に関する情報の管理(例えば、検定有効期間が満了することによる取り替え作業が必要なメータの特定作業など)を円滑に行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
家庭などに設置されガス使用量や電気使用量や水道使用量を計測するガスメータや電気メータや水道メータの検定有効期間が満了した場合、検定に合格した新たなメータと取り替える作業を行う必要がある。そのため、ガス使用機器が設けられている顧客施設にガスを供給すると共にガスメータを設置しているガス事業者や、電気使用機器が設けられている顧客施設に電気を供給すると共に電気メータを設置している電気事業者や、水道使用機器が設けられる顧客施設に水道を供給すると共に水道メータを設置している水道事業者(以下、単に「事業者」と記載することもある)は、自己のメータ管理システム20によって管理されている顧客リストの中から、検定有効期間が近々(例えば、4ヶ月以内に)満了するメータ(以下、「検満メータ」と記載することもある)を、検定に合格した新規のメータ(以下、「新規メータ」と記載することもある)に取り替える作業を行う。
【0020】
以下に図面を参照して説明するのは、メータ取り替え作業者が事業者からの指示に基づいて顧客宅へ出向き、メータ管理用端末装置10を使用しながらメータ取り替え作業を行った後に、メータ取り替え作業によって得られた情報をメータ管理システム20に登録する一連の作業である。
【0021】
事業者側のメータ管理システム20は、データベースサーバ21とメータ情報管理データベース(DB)22とを備えて構成されている。詳細には、メータ情報管理DB22に記憶されているのは、顧客名、ご使用番号(例えば、請求書などに記載される顧客識別番号)、顧客の住所などの顧客識別情報と、検定有効期間が満了する月、現在使用しているメータに関する情報(メータの型式、メータに割り当てられている識別番号等)などのメータ識別情報である。
【0022】
メータ取り替え作業者に対して検満メータの取り替え作業を依頼する場合、事業者はメータ管理システム20を使用して、現時点から所定期間内(例えば、4ヶ月以内)に検定有効期間が満了する取り替え対象とする検満メータをメータ情報管理DB22から抽出し、上記メータ識別情報を読み出す。また、その取り替え対象とする検満メータが設置されている顧客の顧客識別情報についても併せて読み出す。
【0023】
メータ管理システム20によって読み出された、顧客名、ご使用番号(例えば、請求書などに記載するための顧客識別番号)、顧客の住所、検定有効期間が満了する月、現在使用しているメータの情報(メータの型式、メータに割り当てられている識別番号等)などの情報はメータ管理作業シート4に記載されて、メータ取り替え作業者に引き渡され、メータ取り替え作業の依頼が行われる。このメータ管理作業シート4は取り替え対象とする検満メータ毎に作成されるので、取り替え対象とする検満メータが設置されている地域毎に複数のメータ管理作業シート4をまとめて各メータ取り替え作業者に渡される。
【0024】
以下に、メータ管理用端末装置10を用いたメータ取り替え作業の工程について図面を参照して説明する。
まず取り替え作業者は、検定に合格した新規メータ1と、メータ管理用端末装置10と、上記メータ管理作業シート4とを持参して顧客宅へ出向く。ここで、メータ管理作業シート4には、ユーティリティ使用機器が設けられた顧客施設(又は顧客自身)に対して固有に割り当てられている上記顧客識別情報5が記載されており、新規メータ1にはそのメータに対して固有に割り当てられているメータ識別情報3が記載されている。但し、どの新規メータ1がどの顧客施設に設置されるのかは不明であるため、メータ管理作業シート4に、新たに取り付けられる新規メータ1に関する情報は記載されていない。
【0025】
メータ管理用端末装置10は、顧客識別情報5を読み取る機能とメータ識別情報3を読み取る機能とを有する読取部11と、読み取られた顧客識別情報5及びメータ識別情報3を互いに関連付けて記憶する記憶部12とを備えて構成される。更に、読取部11によって読み取られた顧客識別情報5及びメータ識別情報3を表示部13に表示させることもできる。また、メータ管理用端末装置10を、顧客識別情報5を読み取るためのモードにさせるための命令の入力や、メータ識別情報3を読み取るためのモードにさせるための命令の入力や、メータ管理用端末装置10に対する他の情報入力を行う際に作業者が使用する入力受付部14を備えている。
【0026】
上述のようにしてメータ管理用端末装置10の記憶部12に記憶された情報を外部に出力する際には、それらの情報を紙などに印字出力するための印字出力部15や、他の装置との間で有線又は無線の通信を確立して、確立された通信経路を使用してそれらの情報を出力するための情報送受信部16が使用される。
【0027】
このようなメータ管理用端末装置10を使用する取り替え作業者が顧客施設に到着した場合、作業者は、メータ管理用端末装置10の入力受付部14を操作することによって、メータ管理用端末装置10が顧客識別情報を読み取るモードとなるように設定した後、メータ管理用端末装置10の読取部11を用いてメータ管理作業シート4に記載されている顧客識別情報5を読み取って、記憶部12に記憶する。次に作業者は、どの新規メータ1を顧客施設に設置するかを、メータ管理作業シート4に記載されているメータの型式などを参照して決定し、検定有効期間が満了する検満メータを取り外して、検定に合格した新規メータ1を取り付ける。この新規メータ1には、メータを特定するために固有に割り当てられたメータ識別情報3が表示されている。その後、メータ管理用端末装置10の入力受付部14を操作して、メータ管理用端末装置10がメータ識別情報3を読み取るモードとなるように設定した後、メータ管理用端末装置10の読取部11を用いてメータ識別情報3を読み取って、記憶部12に記憶する。
【0028】
以上の結果、顧客施設には検定に合格した新規メータ1が設置され、更に顧客施設にどのメータが設置されたのかを表す情報として、上記顧客識別情報5と上記メータ識別情報3とを関連付けて記憶部12に記憶することができる。また、図1に例示するように、メータ識別情報3と同じものをメータ管理作業シート4に貼り付けておけば、同じメータ管理作業シート4上で顧客識別情報5とメータ識別情報3とを管理できる点で好ましい。
【0029】
以下に、ガスメータの検定有効期間が満了する前に、そのガスメータを検定に合格した新たなガスメータに取り替える際の作業の具体例を挙げて、本発明に係るメータ管理用端末装置10とメータ管理システム20について図1及び図2を参照して説明する。
【0030】
図2に例示するように、メータ管理作業シート4には、顧客名、顧客住所などの情報に加えて、メータ設置場所番号、ご使用番号、取外しメータ情報、その他情報、顧客名(おなまえ(1)〜おなまえ(4))という顧客識別情報5がバーコードで表示されている。メータの取り替え作業を行うメータ取り替え作業者は、メータ管理用端末装置10を顧客識別情報5を読み取るモードに設定した状態で読取部11をバーコード(顧客識別番号5)に近づけて、上述の顧客識別情報5を順に読み取り、記憶部12に記憶させる。
【0031】
詳細には、読取部11を特定のバーコードと対面させた状態でメータ管理用端末装置10の入力受付部14に存在する「読取開始」用ボタン(図示せず)が入力されると、メータ管理用端末装置10から参照光がバーコードに向けて照射され、バーコードからは信号光が読取部11に返される。そして、バーコードから返された信号光が読取部11で識別されて、記憶部12に記憶されると共に、例えば、「メータ設置場所番号:1128000000324082」というように表示部13に表示される。
【0032】
次に、メータ取り替え作業者は、メータ管理用端末装置10をメータ識別情報3を読み取るモードに設定した状態で、読取部11を新規メータ1の筐体2に貼り付けられているバーコード(メータ識別情報3)に近づけて、そのメータ識別情報3を読み取り、記憶部12に記憶させる。
【0033】
以上の結果、検定有効期間が満了する検満メータを、検定に合格した新たなメータに取り替える必要のあった顧客施設(又は顧客)に関する情報と、その顧客施設に新たに設置される新規メータ1に関する情報とが関連付けてメータ管理用端末装置10の記憶部12に記憶されることとなる。従って、従来はメータ取り替え作業者が実施していた、新たなメータの設置作業と、そのメータがどの顧客施設に設置されたかを関連付けて記憶する作業とが効率よく且つ作業ミス無しに実施されることが確実になる。
【0034】
その後、メータ管理用端末装置10の入力受付部14を操作して、メータ取り替え作業に関する「お知らせ票」の印刷実行が入力され、「お知らせ票」に記載すべき情報が記憶部12から読み出された上で印字出力部15から紙で印字出力される。尚、顧客が不在であったためにメータ取り替え作業を実施できなかった場合、新規メータ1に関するメータ識別情報3を読み取る作業は行われないが、メータ管理作業シート4に記載されている顧客識別情報5の一部又は全部を読み取り、記憶部12に記憶しても構わない。そして、メータ管理用端末装置10の入力受付部14を操作して、メータ取り替え作業が顧客の不在により実施できなかったことに関する「不在票」の印刷実行が入力され、「不在票」に記載すべき情報が記憶部12から読み出された上で印字出力部15から紙で印字出力される。
【0035】
このように、メータ管理用端末装置10で読み取られた情報は印字出力部15によって書面として出力することができるが、他にも記憶部12に記憶されている電子データを情報送受信部16を介して他の装置に対して出力することもできる。
【0036】
例えば、上述のようなメータ取り替え作業の終了後、メータ取り替え作業者は、使用したメータ管理用端末装置10を持ち帰り、事業者側にあるメータ管理システム20とメータ管理用端末装置10の情報送受信部16との間の通信を有線接続又は無線接続により確立する。そして、メータ管理用端末装置10の記憶部12に記憶されている情報がメータ管理システム20に取得され、データベースサーバ21を介してメータ情報管理データベース22に転送される。
【0037】
そして、メータ情報管理DB22には、検定有効期間を満了する検満メータを検定に合格した新規メータ1に取り替えた後のメータ識別情報3と、顧客識別情報とが関連付けて記憶されることとなる。更に、新規メータ1の検定有効期間に関する情報(例えば、検定有効期間が満了する月など)は、新規メータ1の検定実施者から伝達され、その新規メータ1のメータ識別情報3と対応付けられてメータ情報管理DB22に記憶されている。従って、顧客施設(顧客識別情報)とメータ(メータ識別情報)と検定有効期間に関する情報が互いに関連付けられて記憶されていることで、メータ管理システム20の支援を受けて、顧客施設に併設されるメータの検定有効期間に関する情報の管理(上述したような検満メータの取り替え作業を含む)を円滑に行うことが可能となる。
【0038】
以上の結果、メータ取り替え作業者による顧客識別情報及びメータ識別情報の読み取り作業から、それらの情報のメータ情報管理DB22の登録作業に至る一連の作業において人間の手入力による情報入力作業を排除して、作業ミスが発生する可能性を低くさせることができる。そして、今回取り替えられた新規メータ1の次の検満時には、メータ情報管理DB22に記憶された上述の情報が抽出されて上述と同様のメータ管理作業シート4が作成され、メータ取り替え作業者に引き渡されるという一連の作業工程に戻ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メータ管理用端末装置及びメータ管理システムを説明する図である。
【図2】メータ管理作業シートの概要を説明する図である。
【符号の説明】
1 メータ
2 筐体
3 メータ識別情報
4 メータ管理作業シート
5 顧客識別情報
10 メータ管理用端末装置
11 読取部
12 記憶部
13 表示部
14 入力受付部
15 印字出力部
16 情報送受信部
20 メータ管理システム
21 データベースサーバ
22 メータ情報管理データベース(DB)

Claims (4)

  1. ユーティリティ使用機器が設けられた顧客施設に対して固有に割り当てられて表示されている顧客識別情報を読み取る機能と、前記顧客施設に併設されるユーティリティ使用量計測用のメータに対して固有に割り当てられて表示されているメータ識別情報を読み取る機能とを有する読取部と、読み取られた前記顧客識別情報と前記メータ識別情報とを互いに関連付けて記憶する記憶部とを備えるメータ管理用端末装置。
  2. 前記顧客識別情報及び前記メータ識別情報が少なくともバーコードを用いて表示され、前記読取部が前記バーコードを読み取るように構成されている請求項1に記載のメータ管理用端末装置。
  3. 前記記憶部に記憶されている情報の少なくとも一部を印字出力可能な印字出力部を更に備える請求項1又は請求項2に記載のメータ管理用端末装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のメータ管理用端末装置との間でデータ送受信可能に構成され、
    前記メータ管理用端末装置の前記記憶部に記憶されている、互いに関連付けられた前記顧客識別情報と前記メータ識別情報とを取得し、前記メータ識別情報に対応するメータの検定有効期間に関する情報を記憶するメータ情報管理データベースに記憶して、前記顧客施設に併設される前記メータの検定有効期間に関する情報の管理を支援するメータ管理システム。
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