JP2004292103A - 安定した原料供給を行なう保管装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主として酵素工業および食品醸造工業における加工穀類や麹を保管供給する保管装置に関する。
【解決手段】コンベアベルト4を備えるコンベア装置により構成される保管装置1の原料堆積部位に原料堆積厚を感知する単数又は複数の感知部8を持つ感知センサ7を設け、原料堆積厚の減少を感知した時点でコンベア装置の移動速度を増加する方向に変速し、原料堆積厚の増加を感知した時点でコンベア装置の移動速度を減少する方向に変速し、コンベア装置の駆動側コンベアドラム2に設けたドラムホイール10と駆動装置11に設けた駆動ホイール12の間に懸架したチェーンベルト13にテンション調節装置14を備え、テンション調節装置14には正転用テンションホイール15と逆転用テンションホイール16を設け、正転時及び逆転時にテンションホイール15又は16を移動させてテンション調節を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の技術分野】
この発明は、主として酵素工業および食品醸造工業における加工穀類や麹を保管供給する保管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
加工穀類や麹等の原料の保管装置を生産ライン上に設けるのは、加工穀類や麹等の処理工程がバッチ処理であり、後工程が連続処理の場合である。保管装置に原料を保管し、連続して払出すことにより、後工程の連続処理を可能にしている。
【0003】
コンベア型保管装置は受ホッパに原料の供給を受け、所定の堆積厚に調整しながらコンベア上に原料を堆積させ保管する。原料を排出する場合には、コンベアを移動させ必要量を払出す。再度、原料を受ホッパに供給すると、前回供給した原料の終端と今回供給した原料の先端の間に、原料の堆積が薄い部分や原料のない部分が発生していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
コンベア上に原料の堆積が薄い部分や原料のない空間が発生した場合、保管装置から所定量の原料を連続して払出すことができなくなり、後工程の連続運転が停止することになる。また、保管装置に通風による温度調節機能を持たせている場合には、原料の堆積が薄い部分や原料のない空間から空気が優先して抜けるため、安定した温度調節ができなくなる。この発明の課題は、保管装置からの原料の供給を安定させると共に、保管装置内部の原料の堆積状態を安定させる、安定した原料供給を行う保管装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1では、コンベア装置により構成される保管装置の原料堆積部位に原料堆積厚を感知する単数又は複数の感知部を持つ感知センサを設ける。原料堆積厚の減少を感知した時点でコンベア装置の移動速度を増加する方向に変速する。原料堆積厚の増加を感知した時点でコンベア装置の移動速度を減少する方向に変速する。
【0006】
この発明の請求項2では、コンベア装置の駆動側コンベアドラムに設けたドラムホイールと駆動装置に設けた駆動ホイールの間に懸架したチェーンベルトに、テンション調節装置を備える。テンション調節装置には、正転用テンションホイールと逆転用テンションホイールを設ける。正転及び逆転時に、テンションホイールを移動させてテンション調節を行う。
【0007】
この発明の請求項3では、コンベア装置により構成される保管装置の原料堆積部位に原料堆積厚を感知する単数又は複数の感知部を持つ感知センサを設ける。原料堆積厚の減少を感知した時点でコンベア装置の移動速度を増加する方向に変速する。原料堆積厚の増加を感知した時点でコンベア装置の移動速度を減少する方向に変速する。コンベア装置の駆動側コンベアドラムに設けたドラムホイールと駆動装置に設けた駆動ホイールの間に懸架したチェーンベルトに、テンション調節装置を備える。テンション調節装置には、正転用テンションホイールと逆転用テンションホイールを設ける。正転及び逆転時にテンションホイールを移動させてテンション調節を行う。
【0008】
この発明の請求項4では、正転及び逆転時に複数のテンションホイールを単数のテンション移動装置により移動させてテンション調節を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図によりこの発明の実施例を説明する。図1は、保管装置のフロー図である。図2は、保管装置の駆動部の拡大図である。
図1に示すコンベア型の保管装置1は、駆動側コンベアドラム2と従動側コンベアドラム3の間に通気性のあるコンベアベルト4を設けている。バッチ処理される原料は断続的にホッパ5に投入され、コンベアベルト4の移動と上下に移動可能な堆積調節板6により堆積厚を調節されて、保管装置1に保管される。
【0010】
保管装置1の原料堆積部位には、原料の感知センサ7が設けられている。図1の感知センサ7の感知部8には、便宜上、原料を図示していない。コンベアベルト4上に堆積した原料は、排出口9から排出されるが、連続した原料の供給がないため、コンベアベルト4上の原料が途切れることになる。次に、原料がホッパ5に供給されても、Sで示す空間が発生する。
【0011】
原料を連続して処理する後工程では、原料供給量の変動により、処理能力が低下したり、停止する場合がある。この原料供給量の変動を緩和するために、感知センサ7が原料を感知しなくなった時点で、コンベアベルト4の移動速度を変速して高速にする。次に、感知センサ7が原料を感知した時点で、コンベア装置の移動速度を変速して低速にする。Sで示す空間が感知センサ7の位置に達した時点で、コンベアベルト4が高速に移動する。このため、原料供給量が低下する時間を短縮することができる。Sで示す空間が終了し原料が感知センサ7に接触した時点で、コンベアベルト4を低速にし標準状態に戻す。
【0012】
感知センサ7の感知部8は1個の感知部を使用して、コンベアベルト4を高速と低速に制御することができる。また、図1に示すように感知部8を3個設け、3個が原料を感知する場合は標準速度、下部から2個が原料を感知する場合は低速、下部から1個が原料を感知する場合は中速、総てが感知しない場合は高速として制御することができる。感知部8が原料の堆積厚を無段階で連続的に感知できる場合には、コンベアベルト4の速度を比例制御として、無段階に変速することもできる。このような制御を使用することにより、原料供給量の低下時間を短縮することができる。
【0013】
保管装置1の駆動側コンベアドラム2には、図2に示す、ドラムホイール10を設けている。ドラムホイール10とドラム駆動装置11に設けた駆動ホイール12の間には、チェーンベルト13を懸架している。チェーンベルト13には、テンション調節装置14を備える。テンション調節装置14は、正転用テンションホイール15と逆転用テンションホイル16を設ける。正転用テンションホイール15と逆転用テンションホイール16は、移動軸17に固定される固定軸18により支持される。移動軸17の一端は保管装置1に回転可能に固定され、他端はテンション移動装置19に支持される。
【0014】
原料を排出口9から払出すコンベアベルト4の移動方向を正転とすると、図2のドラムホイール10と駆動ホイール12に示す矢印が正転の方向を示す。正転の場合、駆動ホイール12により牽引されるB側のコンベアベルト4は弛みがなくなるが、A側のコンベアベルト4には弛みが発生する。このため、テンション移動装置19により移動軸17に固定された固定軸18をB側に移動させ、正転用テンションホイール15によりA側のコンベアベルト4の弛みを調整する。
【0015】
正転とは逆の動きをする逆転の場合には、駆動ホイール12により牽引されるA側のコンベアベルト4は弛みがなくなるが、B側のコンベアベルト4には弛みが発生する。このため、テンション移動装置19により移動軸17に固定された固定軸18をA側に移動させ、逆転用テンションホイール16によりB側のコンベアベルト4の弛みを調整する。コンベアベルト4の移動方向を逆転させる場合には、ドラム駆動装置11を逆転させる。
【0016】
図2では、簡易な1個のテンション移動装置19により、正転用テンションホイール15と逆転用テンションホイール16を同時に移動させることができる。各テンションホイールは、独立した複数のテンション移動装置により移動させることも可能である。
【0017】
正転及び逆転時においてもコンベアベルト4の弛みを確実に調整することができ、安定した動きでコンベアベルト4の正転及び逆転を行うことができる。このため、原料の排出により発生した空間部をコンベアベルト4の高速逆転によりホッパ5まで戻し、原料のない空間部にホッパ5から原料を供給することができる。その後、コンベアベルト4の高速正転で原料を排出口9まで輸送し、後工程に供給することができる。
【0018】
完全に空間部のない状態までコンベアベルト4を逆転させると、残存していた原料がホッパ5の壁部に押付けられ、原料の品質を損なう場合がある。このため、原料の性質によっては、コンベアベルト4の逆転を途中で停止した状態で、ホッパ5から原料を供給する場合がある。このため、原料堆積層に凹部が発生することがある。このような凹部が発生しても、感知センサ7を使用したコンベアベルト4の制御と併用することにより、連続して安定した原料の供給を実施することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】
原料の感知センサを使用してコンベアベルトの速度を制御することにより、原料の排出量の低下時間を短くすることができる。コンベアベルトを逆転させて原料を空間なく保管することにより、原料の排出量を安定させることができる。更に、感知センサによる制御とコンベアベルトの逆転を併用することにより、より安定した一定量の原料を保管装置から排出することができる。また、簡易なテンション移動装置により、コンベアベルトの逆転を可能としている。
【0020】
以上の効果により、保管装置からの原料の供給を安定させると共に、保管装置内部の原料の堆積状態を安定させる、安定した原料供給を行う保管装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保管装置のフロー図である。
【図2】保管装置の駆動部の正転時の拡大図である。
【図3】保管装置の駆動部の逆転時の拡大図である。
【符号の説明】
1 保管装置
2 駆動側コンベアドラム
3 従動側コンベアドラム
4 コンベアベルト
5 ホッパ
6 堆積調節板
7 感知センサ
8 感知部
9 排出口
10 ドラムホイール
11 ドラム駆動装置
12 駆動ホイール
13 チェーンベルト
14 テンション調節装置
15 正転用テンションホイール
16 逆転用テンションホイール
17 移動軸
18 固定軸
19 テンション移動装置

Claims (4)

  1. コンベア装置により構成される保管装置の原料堆積部位に原料堆積厚を感知する単数又は複数の感知部を持つ感知センサを設け、原料堆積厚の減少を感知した時点でコンベア装置の移動速度を増加する方向に変速し、原料堆積厚の増加を感知した時点でコンベア装置の移動速度を減少する方向に変速する、安定した原料供給を行う保管装置。
  2. コンベア装置の駆動側コンベアドラムに設けたドラムホイールと駆動装置に設けた駆動ホイールの間に懸架したチェーンベルトにテンション調節装置を備え、テンション調節装置には正転用テンションホイールと逆転用テンションホイールを設け、正転及び逆転時にテンションホイールを移動させてテンション調節を行う、安定した原料供給を行う保管装置。
  3. コンベア装置により構成される保管装置の原料堆積部位に原料堆積厚を感知する単数又は複数の感知部を持つ感知センサを設け、原料堆積厚の減少を感知した時点でコンベア装置の移動速度を増加する方向に変速し、原料堆積厚の増加を感知した時点でコンベア装置の移動速度を減少する方向に変速し、コンベア装置の駆動側コンベアドラムに設けたドラムホイールと駆動装置に設けた駆動ホイールの間に懸架したチェーンベルトにテンション調節装置を備え、テンション調節装置には正転用テンションホイールと逆転用テンションホイールを設け、正転及び逆転時にテンションホイールを移動させてテンション調節を行う、安定した原料供給を行う保管装置。
  4. 正転及び逆転時に複数のテンションホイールを単数のテンション移動装置により移動させてテンション調節を行う、請求項2又は3記載の安定した原料供給を行う保管装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104925536A (zh) * 2015-06-16 2015-09-23 博尔塔拉蒙古自治州万力源科技开发有限责任公司 自动加料装置
CN112573231A (zh) * 2021-01-15 2021-03-30 成都市新都区姚平薇商贸有限公司 一种可自动调节转速的运输车辅助卸料装置

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