JP2004289627A - ストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム - Google Patents

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Kenichiro Kunimatsu
健一郎 国末
Kazuo Sakai
和男 酒井
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Abstract

【課題】QoSを保証したストリーミングコンテンツ配信サービスを提供する。
【解決手段】映像配信サーバ3a1から通信ネットワークNW経由で配信可能なストリーミングコンテンツの配信要求がクライアント端末5a1から通信ネットワークNWを介して送信されてきた際に、そのストリーミングコンテンツ配信要求の受付を制御するためのストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム25。映像配信サーバ3a1の現在の使用可能帯域に関連する帯域リソース情報を監視するサーバリソース監視部21と、通信ネットワークNW上の複数の中継点に対応する複数のルータ15a1〜15a5、クライアント端末2a1および映像配信サーバ3a1の間の複数の通信経路R1〜R11それぞれの現在の使用可能帯域に関連するネットワークリソース情報を監視するネットワークリソース監視部22と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クライアント端末から通信ネットワークを介して、映像コンテンツ、音楽コンテンツ等のストリーミング型コンテンツ(ダウンロードしながら再生できるコンテンツ;本明細書では、ストリーミングコンテンツと記載する)の配信要求が送信された際に、その配信要求の受付を制御するためのストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)ネットワークのコネクション設定方式をモデルにして、静的に通信ネットワーク(以下、NWとも記載する)の帯域を積上げて管理し、新しい呼の接続要求に対してNWの空き状況を考慮して帯域の割り当てを行い、品質を確保する方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、クライアントからNWの必要帯域、区間および利用帯域を含む帯域予約情報が指定された際に、Policyサーバを用いてクライアントの帯域予約情報に対してネットワーク機器のプロビジョニング(事前準備)を行い、動的にネットワーク機器のコンフィグレーション(設定)を行う方式についても知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−253021号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2001−223741号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した新しい呼の接続要求に対してNWの空き状況を考慮して帯域の割り当てを行う方式では、NWのブローカ(クライアント端末とサーバとの間の仲介する)がネットワーク事業者の指定するNWの利用期間、区間および必要帯域等についてNWを貸し出すようなサービスにおいて帯域を割り当てる場合に有効である。
【0007】
しかしながら、マスユーザ向けのビデオ・オン・デマンド型のストリーミングコンテンツ配信サービスでは、任意の時間に各ユーザのクライアント端末からアクセスされるため、クライアント端末のNWの利用期間を予め予測することは不可能である。
【0008】
すなわち、上記ストリーミングコンテンツ配信サービスに対して従来の帯域割当方式を用いた場合においては、クライアントのアクセス毎に必要帯域を確保して通信品質{QoS(Quality of Service):サービスの質を表す指標}を保証することが非常に困難であった。
【0009】
また、上述したクライアントからの帯域予約情報に基づいてネットワーク機器のプロビジョニングを行って帯域を割り当てる方式においては、コンテンツ配信サービスのQoSをNWリソースの観点のみから捉えており、コンテンツ配信元のサーバのリソースを考慮していないため、QoSを保証した配信サービスを提供しているとはいえなかった。
【0010】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、QoSを保証したストリーミングコンテンツ配信サービスを提供できるストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システムを提供することをその目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明は、請求項1に記載したように、配信サーバから通信ネットワーク経由で配信可能なストリーミングコンテンツの配信要求がクライアント端末から当該通信ネットワークを介して送信されてきた際に、そのストリーミングコンテンツ配信要求の受付を制御するためのストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システムであって、前記配信サーバの現在の使用可能帯域に関連する帯域リソース情報を監視するサーバリソース監視手段と、前記通信ネットワーク上の複数の中継点、前記クライアント端末および前記配信サーバの間の複数の通信経路それぞれの現在の使用可能帯域に関連するネットワークリソース情報を監視するネットワークリソース監視手段と、備えたことを特徴とする。
【0012】
特に、請求項2に記載された発明においては、前記サーバリソース監視手段は、監視した前記配信サーバの帯域リソース情報を当該配信サーバの識別情報に関連付けて管理する配信サーバリソース管理手段を備え、前記ネットワークリソース監視手段は、監視した前記複数の通信経路それぞれのネットワークリソース情報を当該複数の通信経路それぞれの経路識別情報に関連付けて管理するネットワークリソース管理手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
また、請求項3に記載された発明においては、前記通信ネットワーク上における前記配信サーバおよび前記配信要求送信元のクライアント端末間の最適ルートとして設定された複数の通信経路それぞれの経路識別情報を前記配信サーバおよびクライアント端末に関連付けて記憶する経路管理手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
さらに、請求項4に記載された発明においては、前記クライアント端末から送信されてきた配信要求に対応するストリーミングコンテンツの必要帯域、前記配信サーバの帯域リソース情報、前記複数の通信経路それぞれのネットワークリソース情報および前記最適ルートとして設定された複数の通信経路それぞれの経路識別情報に基づいて、当該配信要求を受け付けるか否かを判断する受付可否判断手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0015】
そして、請求項5に記載された発明においては、前記受付可否判断手段は、前記配信サーバの帯域リソース情報から当該配信サーバの使用可能帯域を把握し、把握した使用可能帯域と前記受信した配信要求に対応するストリーミングコンテンツの必要帯域とを用いた比較処理により当該配信要求を受け付けるか否か判断する第1の比較判断手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
特に、請求項6に記載された発明においては、前記受付可否判断手段は、前記第1の比較判断手段により前記配信要求が受付可能であると判断された際に、前記最適ルートとして設定された複数の通信経路それぞれの経路識別情報および前記複数の通信経路それぞれのネットワークリソース情報から当該パスを構成する複数の通信経路それぞれの使用可能帯域を把握し、把握したそれぞれの使用可能帯域と前記配信要求に対応するストリーミングコンテンツの必要帯域とを用いた比較処理により当該配信要求を受け付けるか否か判断する第2の比較判断手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】
さらに、請求項7に記載された発明においては、前記受付可否判断手段により前記配信要求が受付られた場合において、当該配信要求に対応するクライアント端末の識別情報、前記配信サーバの識別情報、前記最適ルートとして設定された複数の通信経路それぞれの経路識別情報、当該配信要求に対応するストリーミングコンテンツの必要帯域および当該ストリーミングコンテンツの再生時間を互いに関連付けて当該クライアント端末のセッション情報として記憶するセッション情報記憶手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0018】
そして、請求項8に記載された発明においては、前記受付可否判断手段により前記配信要求が受付られた場合において、前記クライアント端末から、前記ストリーミングコンテンツ用通信プロトコルに基づく前記ストリーミングコンテンツの再生要求コマンドを受信し、受信した再生要求コマンドを中継して前記配信サーバに送信する第1の中継手段と、前記ストリーミングコンテンツの再生要求コマンドの受信に応じて、当該ストリーミングコンテンツの視聴開始時刻を表す視聴開始時刻情報を前記セッション情報に関連付けて記録する視聴開始時刻記録手段と、前記クライアント端末から、前記ストリーミングコンテンツ用通信プロトコルに基づく前記ストリーミングコンテンツの終了要求コマンドを受信し、受信した終了要求コマンドを中継して前記配信サーバに送信する第2の中継手段と、前記ストリーミングコンテンツの終了要求コマンドの受信に応じて、前記セッション情報を削除するセッション情報削除手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係わるストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システムを含むストリーミングコンテンツ配信システム1の概略構成を示す図である。
【0020】
図1に示すように、ストリーミングコンテンツ配信システム1は、ダウンロード型コンテンツ(パケット)の通信用プロトコルである例えば、TCP(Transmission Control Protocol;パケット配信管理用プロトコル)に加えて、ストリーミングコンテンツ配信用プロトコルであるRTP(Realtime Transport Protocol;ストリーミングコンテンツのデータ送受信単位であるRTPパケット管理用プロトコル)、RTSP(Realtime Streaming Protocol;ストリーミングコンテンツ再生、静止等の制御用プロトコル)等}に基づいてWWWコンテンツ、ストリーミングコンテンツを中継可能なインターネット等の通信ネットワークNWを備えている。
【0021】
また、ストリーミングコンテンツ配信システム1は、例えば分散配置され、通信ネットワークNWを経由したRTSPコマンドを監視する機能およびRTSPコマンドを中継する機能をそれぞれ有する複数のRTSPプロキシサーバ2a1、2a2、・・・(図1においては、2つのRTSPプロキシサーバ2a1、2a2のみ示す)を備えている。
【0022】
さらに、ストリーミングコンテンツ配信システム1は、RTSPプロキシサーバ2a1、2a2、・・・に通信可能にそれぞれ設けられ、RTSPプロキシサーバ2a1、2a2、・・・により中継されたRTSPコマンドに応じてストリーミングコンテンツである例えば映像コンテンツを、通信ネットワークNWとの接続が確立された複数のクライアント端末(以下、クライアントと略記する)5a1、5a2、・・・(図1においては、2つのクライアント5a1、5a2のみ示す)に対して配信可能な映像配信サーバ3a1、3a2、・・・(図1においては、2つの映像配信サーバ3a1、3a2のみ示す)を備えている。
【0023】
各RTSPプロキシサーバ2a1、2a2、・・・は、少なくとも1台のコンピュータ(CPU、メモリ、入力部、ディスプレイ、スピーカ、通信インタフェース等を含む)から構成されており、そのメモリには、上記TCP等の通信プロトコルが実装されている。同様に、各映像配信サーバ3a1、3a2、・・・は、少なくとも1台のコンピュータ(CPU、メモリ、入力部、ディスプレイ、スピーカ、通信インタフェース等を含む)から構成されており、そのメモリには、上記RTP、RTSP等のストリーミングコンテンツ配信用プロトコルが実装されている。
【0024】
そして、RTSPプロキシサーバ2a1および映像配信サーバ3a1が配置されているロケーションには、そのロケーションを識別するためのエッジ番号E1が設定されており、RTSPプロキシサーバ2a1および映像配信サーバ3a1は、E1エッジのロケーションに分散配置されている。
【0025】
同様に、RTSPプロキシサーバ2a2および映像配信サーバ3a2は、E2エッジのロケーションに分散配置されている。なお、本実施形態においては、以下、2つのRTSPプロキシサーバ2a1、2a2および2つの映像配信サーバ3a1、3a2が配置されている場合について説明する。
【0026】
また、各クライアント5a1および5a2(以下、クライアントがこの2つのクライアント5a1、5a2であるものとする)は、パーソナルコンピュータや携帯端末(CPU、メモリ、入力部、ディスプレイ、スピーカ、通信インタフェース等を含む)等から構成されている。
【0027】
さらに、各クライアント5a1および5a2のメモリには、WWWコンテンツをディスプレイを介して表示(閲覧)する手段、および上記WWWコンテンツ上において入力部を介して入力されたイベントを後述するWWWポータルサーバ7に送信する手段としてのWWWブラウザ(ソフトウェア)Bが実装されている。
【0028】
各クライアント5a1および5a2のメモリには、上記ストリーミングコンテンツをディスプレイ、スピーカ等を介して再生する手段としてのソフトウェアであるプレーヤPが実装されている。
【0029】
そして、各クライアント5a1および5a2は、例えばLAN等のサブネットワークSb1およびSb2に属しており、このサブネットワークSb1およびSb2が通信ネットワークNWに対して通信可能になっている。なお、サブネットワークSb1の識別情報である識別番号(以下、サブネット番号と記載する)を”SB1”とし、サブネットワークSb2のサブネット番号を”Sb2”とする。
【0030】
そして、ストリーミングコンテンツ配信システム1は、複数のクライアント5a1、5a2それぞれに対して、そのクライアント5a1、5a2それぞれにより閲覧(ブラウズ)でき、かつ映像コンテンツ再生等を要求可能なWWWコンテンツとして、上記映像配信サーバ3a1、3a2により配信可能な複数の映像コンテンツのリストの表示および所望の映像コンテンツの視聴(再生)要求を入力できる映像コンテンツ視聴用WWWコンテンツを提供するためのWWWポータルサーバ(少なくとも1つのコンピュータから構成されている)7を備えている。このWWWポータルサーバ7は、そのメモリに格納されたWWWサーバ(ソフトウェア)に従って動作するようになっている。
【0031】
さらに、ストリーミングコンテンツ配信システム1は、RTSPプロキシサーバ2a1、2a2、映像配信サーバ3a1、3a2、WWWポータルサーバ7および通信ネットワークNWにそれぞれ通信可能であり、通信ネットワークNWおよび各映像配信サーバ3a1、3a2のリソースをリアルタイムに監視して該監視結果であるリソース情報をリアルタイムで更新しながら統合的に管理し、この管理内容に基づいて、各クライアント5a1、5a2から送信された映像コンテンツ視聴要求(配信要求)に対する受付制御するための受付制御サーバ10と、この受付制御サーバ10がアクセス可能であり、上記リソース情報等を格納するためのリソースデータベース(DB)11とを備えている。
【0032】
さらに、通信ネットワークNW上の複数の中継点には、通信ネットワークNW経由のデータをルーティングするための複数のルータ15a1〜15an(本実施形態では、説明を容易にするため、n=5とする)がそれぞれ設置されている。
【0033】
複数のルータ15a1〜15a5におけるルータ15a1は、クライアント5a1が属するサブネットSb1に対する中継点に設置されており、このルータ15a1およびクライアント5a1間の経路を経路R1とする。
【0034】
また、複数のルータ15a1〜15a5におけるルータ15a2は、クライアント5a2が属するサブネットSb2に対する中継点に設置されており、このルータ15a2およびクライアント5a2間の経路を経路R2とする。
【0035】
同様に、複数のルータ15a1〜15a5におけるルータ15a3は、映像配信サーバ3a1に対する中継点に設置されており、このルータ15a3および映像配信サーバ3a1間の経路を経路R10とする。
【0036】
また、複数のルータ15a1〜15a5におけるルータ15a4は、映像配信サーバ3a2に対する中継地点に設置されており、このルータ15a4および映像配信サーバ3a2間の経路を経路R11とする。
【0037】
さらに、ルータ15a1およびルータ15a3間には、そのルータ15a1およびルータ15a3間のデータ通信を中継するルータ15a5が設置されている。
【0038】
ここで、ルータ15a1およびルータ15a2間の経路を経路R3、ルータ15a1およびルータ15a5間の経路を経路R4、ルータ15a2よびルータ15a5間の経路を経路R5、ルータ15a2およびルータ15a4間の経路を経路R6、ルータ15a4およびルータ15a5間の経路を経路R7、ルータ15a3およびルータ15a5間の経路を経路R8およびルータ15a3およびルータ15a4間の経路を経路R9とする。
【0039】
受付制御サーバ10は、図2に示すように、各映像配信サーバ3a1、3a2の現在の使用可能帯域{各サーバの最大帯域(映像コンテンツの品質を確保して配信できる最大の通信帯域を表す)から実際に使用している通信帯域(使用帯域とする)を減算した帯域に相当し、映像コンテンツの配信に使用できる帯域を表す}に関連するサーバリソースとして、上記各映像配信サーバ3a1、3a2の最大帯域および使用帯域をそれぞれ監視するためのサーバリソース監視部21と、上記複数の通信経路R1〜R11それぞれの現在の使用可能帯域{各通信経路の最大帯域(映像コンテンツの品質を確保して配信できる最大の通信帯域を表す)から実際に使用している通信帯域(使用帯域とする)を減算した帯域に相当し、映像コンテンツの配信に使用できる帯域を表す}に関連するネットワークリソースとして、上記各通信経路R1〜R11の最大帯域および使用帯域をそれぞれ監視するためのネットワークリソース監視部22とを備えている。なお、サーバリソース監視部21およびネットワークリソース監視部22は、受付制御サーバ10のメモリに格納された監視用プログラムに基づく受付制御サーバ10の機能として具体化される。
【0040】
また、本実施の形態では、受付制御サーバ10および各RTSPプロキシサーバ2a1、2a2によりストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム25を構成している。
【0041】
リソースDB11は、図2に示すように、クライアント管理テーブルT1、サーバリソース管理テーブルT2、コンテンツ管理テーブルT3、経路管理テーブルT4、経路リソース管理テーブルT5およびセッション管理テーブルT6を有している。
【0042】
クライアント管理テーブルT1には、図3に示すように、各クライアント5a1、5a2、・・・の通信ネットワークNW経由の通信場所(宛先)を表すアドレスとしてのIPアドレスと、各クライアント5a1、5a2、・・・が属するサブネットのサブネット番号(例えば、クライアント5a1→サブネット番号Sb1、クライアント5a2→サブネット番号Sb2)と、各クライアント5a1、5a2、・・・が属するサブネットに対して最寄のエッジを示すエッジ番号(例えば、サブネットSb2→エッジ番号E2、サブネットSb1→エッジ番号E1)とがクライアント毎に互いに関連付けられて記憶されている。
【0043】
また、サーバリソース管理テーブルT2には、図4に示すように、各映像配信サーバ3a1、3a2の識別情報であるサーバ番号と、各映像配信サーバ3a1、3a2が属するエッジを示すエッジ番号と、各映像配信サーバ3a1、3a2の使用帯域と、各映像配信サーバ3a1、3a2の最大帯域と、各映像配信サーバ3a1、3a2と同一のエッジに属するRTSPプロキシサーバ2a1、2a2の通信ネットワークNW経由の通信場所を表すアドレスとしてのIPアドレスと、各RTSPプロキシサーバ2a1、2a2が複数の映像配信サーバに対してRTSPコマンドを中継する場合、それぞれの映像配信サーバを識別するためのポート番号とが映像配信サーバ毎に互いに関連付けられて記憶されている。
【0044】
さらに、コンテンツ管理テーブルT3には、図5に示すように、映像配信サーバ3a1、3a2から配信可能な複数の映像コンテンツ(例えば、映像コンテンツC1、C2、C3とする)を識別するためのコンテンツ番号(映像コンテンツC1→コンテンツ番号C1、映像コンテンツC2→コンテンツ番号C2、映像コンテンツC3→コンテンツ番号C3)と、それぞれの映像コンテンツC1〜C3の配信に必要な必要帯域と、それぞれの映像コンテンツC1〜C3の保存場所を表す映像配信サーバのサーバ番号(映像コンテンツC1→映像配信サーバ3a1、映像コンテンツC2→映像配信サーバ3a1、映像コンテンツC3→映像配信サーバ3a2)と、それぞれの映像コンテンツC1〜C3の再生時間とが映像コンテンツ毎に互いに関連付けられて記憶されている。
【0045】
そして、経路管理テーブルT4には、図6に示すように、各エッジ番号と、各サブネット番号と、各エッジ番号および各サブネット番号から決定された各エッジE1、E2および各サブネットSb1、Sb2間の最適ルートとして設定された複数の経路を識別するための経路番号のグループ(例えば、エッジE1とサブネットSb1との間の最適ルート→経路R1、経路R4、経路R8、経路R10、エッジE1とサブネットSb2との間の最適ルート→経路R2、経路R6、経路R9、経路R10、エッジE2とサブネットSb1との間の最適ルート→経路R1、経路R3、経路R5、経路R7、経路R11、エッジE2とサブネットSb2との間の最適ルート→経路R2、経路R6、経路R11)とがエッジ毎に互いに関連付けられて記憶されている。
【0046】
また、経路リソース管理テーブルT5には、図7に示すように、各経路R1〜R11の経路番号(経路番号R1〜R11)と、各経路R1〜R11の使用帯域と、各経路R1〜R11の最大帯域とが経路毎に互いに関連付けられて記憶されている。
【0047】
さらに、セッション管理テーブルT6には、図8に示すように、映像コンテンツを視聴(再生)しているクライアントのIPアドレスと、その映像コンテンツの配信元の映像配信サーバ3a1、3a2を表すサーバ番号と、映像配信サーバ3a1、3a2(対応するエッジ)から配信先のクライアント5a1、5a2に対して映像コンテンツを配信しているルート(最適ルート)を構成する複数の経路の経路番号と、上記映像コンテンツ配信において使用している使用帯域と、配信先クライアントによる映像コンテンツの視聴開始時刻と、その映像コンテンツの再生時間(視聴時間:映像コンテンツを最初から最後まで視聴するのに要する時間)とが映像コンテンツ視聴クライアント毎に互いに関連付けられて記憶されている。
【0048】
一方、RTSPプロキシサーバ2a1には、図2および図9に示すように、各映像配信サーバ3a1、3a2のサーバ番号とその各映像配信サーバ3a1、3a2に対応するURLとが互いに関連付けられたURL変換テーブルT10が設けられている。
【0049】
次に、本実施形態に係わるストリーミングコンテンツ配信システム1の全体動作について、特に、ストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム25の動作処理を中心に説明する。
【0050】
ストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム25の受付制御サーバ10は、サーバリソース監視部21に基づく処理により、通信ネットワークNWに対して通信可能な映像配信サーバ3a1、3a2の現在の使用帯域、最大帯域等のサーバリソース情報をリアルタイムで監視しており、その監視情報に基づいてサーバリソース管理テーブルT2を更新し、現在のサーバ3a1、3a2のサーバリソース情報をリアルタイムで把握している。
【0051】
さらに、受付制御サーバ10は、ネットワークリソース監視部22に基づく処理により、通信ネットワークNWを経由した通信経路である通信経路R1〜R11それぞれの現在の使用帯域および最大帯域等のネットワーク(NW)リソース情報をリアルタイムで監視しており、その監視情報に基づいて経路リソース管理テーブルT5を更新し、現在の通信ネットワークNWを経由した通信経路のリソース情報をリアルタイムで把握している。
【0052】
また、クライアント5a1には、WWWポータルサーバ7から、映像コンテンツ視聴用WWWコンテンツがダウンロードされており、そのWWWブラウザBに基づくクライアント5a1の閲覧表示機能により、映像コンテンツ視聴用WWWコンテンツがディスプレイを介して表示されている。
【0053】
このとき、クライアント5a1のユーザは、そのクライアント5a1にダウンロードされている映像コンテンツ視聴用WWWコンテンツにおける映像コンテンツリスト(複数の映像コンテンツC1、C2およびC3のリスト)を閲覧しながら、自分が見たい映像コンテンツを入力部を操作して選択(例えば、映像コンテンツC1を選択したとする)して、その選択映像コンテンツC1の配信要求のイベントをクライアント5a1に入力する。
【0054】
クライアント5a1は、入力された映像コンテンツC1の配信要求(視聴要求)を通信ネットワークNWを介してWWWポータルサーバ7に対して送信する(図2中、処理▲1▼参照)。
【0055】
このとき、WWWポータルサーバ7は、クライアント5a1の処理▲1▼により送信されてきた映像コンテンツC1の視聴要求を受けると、WWWポータルサーバ7は、その視聴要求に対応する映像コンテンツC1のコンテンツ番号、および対応クライアント5a1のIPアドレスを受付制御サーバ10に通知する。
【0056】
受付制御サーバ10は、図10に示すように、WWWポータルサーバ7から送信されてきたデータに対応するイベントを受信し(ステップS1)、受信したイベントの送信元(受信イベントの相手)がWWWポータルサーバ7かRTSPプロキシサーバ2a1、2a2か否か判断する(ステップS2)。
【0057】
今、イベントの送信元(受信相手)がWWWポータルサーバ7であるため、ステップS2の判断は図10に示す”WWWポータルサーバの場合”となり、受付制御サーバ10は、視聴要求の受付の可否判断処理を実行する(図2の処理▲2▼およびステップS3)。
【0058】
すなわち、受付制御サーバ10は、ステップS3の処理として、WWWポータルサーバ7から通知された視聴要求に対応する映像コンテンツC1のコンテンツ番号、および対応クライアント5a1のIPアドレスを受信し(図11;ステップS10)、受信したクライアントIPアドレスを検索キーとしてリソースDB11のクライアント管理テーブルT1を検索し、クライアントIPアドレスに対応するエッジ番号およびサブネット番号(クライアントが5a1の場合、エッジ番号E1およびサブネット番号Sb1)を含むクライアント情報を取得する(ステップS11)。
【0059】
次いで、受付制御サーバ10は、受信したコンテンツ番号を検索キーとしてリソースDB11のコンテンツ管理テーブルT3を検索し、コンテンツ番号(C1)に対応する必要帯域、映像コンテンツC1の保存場所を表す映像配信サーバ(3a1)のサーバ番号および再生時間を含むコンテンツ情報を取得する(ステップS12)。
【0060】
さらに、受付制御サーバ10は、取得した映像コンテンツC1の保存場所を表す映像配信サーバ3a1のサーバ番号を検索キーとしてリソースDB11のサーバリソース管理テーブルT2を検索し、サーバ番号(映像配信サーバ3a1)に対応する映像配信サーバ3a1の使用帯域、最大帯域、対応するRTSPプロキシサーバ(2a1)のIPアドレスおよびポート番号を含むサーバ情報を取得する(ステップS13)。
【0061】
続いて、受付制御サーバ10は、ステップS12の処理で取得した映像コンテンツC1の必要帯域と、ステップS13の処理で取得した映像配信サーバ3a1の使用帯域および最大帯域とから、その必要帯域と使用帯域とを加算した値と最大帯域の値とを比較し(ステップS14)、必要帯域および使用帯域の加算値が最大帯域を越える場合には(ステップS14の判断の結果NG)、受付制御サーバ10は、配信要求に対応する映像コンテンツC1を配信するための空きリソースが映像配信サーバ3a1に無く、配信要求の受付ができない(NG)ことを表す情報(配信受付NG結果)をWWWポータルサーバ7に通知する(ステップS15)。
【0062】
一方、必要帯域および使用帯域の加算値が最大帯域以下の場合には(ステップS14の判断の結果OK)、受付制御サーバ10は、取得したエッジ番号およびサブネット番号を検索キーとしてリソースDB11の経路管理テーブルT4を検索し、そのエッジ番号(エッジE1)およびサブネット番号(サブネット番号Sb1)に対応する経路番号(経路番号グループ)を取得し(エッジE1、サブネット番号Sb1の場合、経路R1、経路R4、経路R8および経路R10)、その取得した経路番号グループに対応するルート(経路R1、経路R4、経路R8、経路R10)を、配信要求に対応する通信ネットワークNWを介した配信ルート(最適ルート)として決定する(ステップS16)。
【0063】
次いで、受付制御サーバ10は、取得したそれぞれの経路番号を検索キーとしてリソースDB11の経路リソース管理テーブルT5を検索し、それぞれの経路番号の使用帯域および最大帯域を含むNWリソース情報を取得する(ステップS17)。
【0064】
続いて、受付制御サーバ10は、ステップS12の処理で取得した映像コンテンツC1の必要帯域と、ステップS17の処理で取得した配信ルートを構成するそれぞれの経路の使用帯域および最大帯域とから、各経路の必要帯域とコンテンツC1使用帯域とを加算した値と各経路の最大帯域の値とを各経路毎に比較し(ステップS18)、上記配信ルートを構成する各経路の内、1つでも上記加算値が最大帯域を超える経路が存在した場合には(ステップS18の判断の結果NG)、受付制御サーバ10は、配信要求に対応する映像コンテンツC1を配信するための空きリソースが通信ネットワークNWに無く、配信要求の受付ができない(NG)ことを表す情報(配信受付NG)をWWWポータルサーバ7に通知する(ステップS15)。
【0065】
一方、決定した配信ルートを構成する各経路の必要帯域とコンテンツC1使用帯域との加算値が対応する各経路の最大帯域以下の場合には(ステップS18の判断の結果OK)、受付制御サーバ10は、経路リソース管理テーブルT5における配信ルートを構成する各経路に対応する使用帯域に対して、今回の映像コンテンツC1の必要帯域を加算して経路リソース管理テーブルT5を更新して経路リソースを確保する(ステップS19)。
【0066】
次いで、受付制御サーバ10は、サーバリソース管理テーブルT2における上記映像コンテンツC1配信元の映像配信サーバ3a1の使用帯域に対して、今回の映像コンテンツC1の必要帯域を加算してサーバリソース管理テーブルT2を更新してサーバリソースを確保する(ステップS20)。
【0067】
続いて、受付制御サーバ10は、配信要求送信元のクライアント5a1のセッション情報として、そのクライアント5a1のクライアントIPアドレス、配信要求に対応する映像コンテンツC1の配信元である映像配信サーバ3a1のサーバ番号、その映像コンテンツC1の配信ルートに対応する各経路の経路番号、映像コンテンツC1の使用帯域およびその映像コンテンツC1の再生時間を互いに関連付けてセッション管理テーブルT6に追加登録する(ステップS21)。
【0068】
そして、受付制御サーバ10は、配信要求に対応する映像コンテンツC1の配信元である映像配信サーバ3a1に対応するRTSPプロキシサーバ2a1のURL(Uniform Resource Locator;通信ネットワークNWを経由してRTSPプロキシサーバ2a1を指定する際のアドレス)をWWWポータルサーバ7に通知して(ステップS22)、処理を終了する。
【0069】
WWWポータルサーバ7は、受付制御サーバ10からRTSPプロキシサーバのURLが送信されてきた場合(ステップS22参照)、受付可否判断がOKであると判断して、配信要求送信元のクライアント5a1に対してRTSPプロキシサーバのURLを返送する(図2;処理▲3▼参照)。
【0070】
一方、受付制御サーバ10からNG結果通知が送信されてきた場合(ステップS15参照)、受付可否判断がNGであると判断して、配信要求送信元のクライアント5a1に対して、現在、配信要求に対応する映像コンテンツC1が視聴できない(視聴NGである)ことを通知して(図2;処理▲3▼参照)、クライアント5a1の配信要求を拒否する。
【0071】
クライアント5a1は、受付制御サーバ10からRTSPプロキシサーバ2a1のURLを受け取ると、プレーヤPを起動し、このプレーヤPに基づくクライアント5a1のRTSPコマンドとしてRTSP再生要求コマンド(RTSPに基づく映像コンテンツの再生要求メソッドを含むコマンド)を、そのRTSPプロキシサーバ2a1のURLに対して送信する(図2;処理▲4▼参照)。
【0072】
RTSPプロキシサーバ2a1は、送信されてきたRTSPコマンドを受信し(図12;ステップS30)、そのRTSPコマンドからクライアント5a1のクライアントIPアドレスおよびメソッドを抽出し(ステップS31)、抽出したメソッドに基づいてRTSPコマンドが再生要求、すなわち、再生開始を表す開始コマンドおよび終了要求、すなわち、再生終了を表す終了コマンドか否かを判断する(ステップS32)。
【0073】
今、RTSPコマンドは、RTSPに基づく映像コンテンツの再生要求メソッドを含むコマンドであるため、ステップS32の判断の結果はYESとなり、RTSPプロキシサーバ2a1は、対応するクライアント5a1のIPアドレスを含む視聴開始イベントを受付制御サーバ10に送信する(ステップS33および図2;処理▲6▼参照)。
【0074】
受付制御サーバ10は、送信されてきた視聴開始イベントを受信し(図10;ステップS1参照)、このイベントの受信相手(送信元)はRTSPプロキシサーバ2a1であるため、ステップS2の判断の結果は”RTSPプロキシサーバの場合”となり、受付制御サーバ10は、受信したイベントが視聴開始イベントか視聴終了イベントかを判断する(図10;ステップS4)。
【0075】
今、送信されてきたイベントは視聴開始イベントであるため、ステップS4の判断の結果は”開始イベントの場合”となり、受付制御サーバ10は、視聴開始通知処理を実行する(図10;ステップS5)。
【0076】
すなわち、受付制御サーバ10は、受信した視聴開始イベントのクライアントIPアドレスを検索キーとしてセッション管理テーブルT6から上記クライアントIPアドレスに対応するセッション情報を検索し(ステップS40)、検索したセッション情報に対して現在時刻(視聴開始時刻)を追加して当該セッション情報を更新登録する(ステップS41)。
【0077】
すなわち、図8に示すように、クライアント5a1に対応するクライアントIPアドレス(10.6.1.1/24)に対応するサーバ番号(映像配信サーバ3a1)、経路番号(経路R1、経路R4、経路R8、経路R10)、使用帯域(6Mbps)、再生時間(2時間)から構成されたセッション情報に対して視聴開始時刻(18時41分50秒)が追加される。
【0078】
一方、ステップS34の処理において、RTSPプロキシサーバ2a1は、RTSPコマンドに含まれるRTSPプロキシサーバ2a1のURLの一部のサーバ番号を検索キーとしてURL変換テーブルT10を検索し、RTSPプロキシサーバ2a1の配下の映像配信サーバ3a1のURLを取得し、そのURLの値を変換し、次いで、RTSPコマンド(RTSP再生要求コマンド)のコンテンツ配信要求(Destination)の値をクライアント5a1のIPアドレスの値に変換し、変換したRTSPコマンドを映像配信サーバ3a1に対して送信する(ステップS35および図2:処理▲5▼参照)。
【0079】
このとき、映像配信サーバ3a1は、送信されてきたRTSPコマンドを受信し、そのRTSPコマンドにおけるコンテンツ配信宛先(Destination)として指定されたクライアント5a1のIPアドレスに対して映像コンテンツC1(映像ストリーム)を配信(ダウンロード)する(図2;処理▲7▼参照)。
【0080】
すなわち、RTSPプロキシサーバ2a1に対して送信されたRTSPコマンドは、その宛先が変換された状態で中継されて対応する映像配信サーバ3a1に対して送信されるようになっており、そのRTSPコマンド(RTSP再生要求コマンド)に対応する映像コンテンツC1は、映像配信サーバ3a1から直接クライアント5a1に対して配信されるようになっている。
【0081】
このとき、クライアント5a1では、そのプレーヤPに基づく再生処理により、ダウンロードされてきた映像コンテンツC1は順次再生されるため、ユーザは、配信要求に対応する映像コンテンツC1を視聴することができる。
【0082】
一方、クライアント5a1において映像コンテンツC1の再生が終了すると、クライアント5a1は、プレーヤPに基づいてRTSP終了要求コマンド(RTSPに基づく映像コンテンツの終了要求メソッドを含むコマンド)を、そのRTSPプロキシサーバ2a1のURLに対して送信する(図2;処理▲8▼参照)。
【0083】
RTSPプロキシサーバ2a1は、送信されてきたRTSPコマンドを受信し(図12、ステップS30参照)、そのRTSPコマンドからクライアント5a1のクライアントIPアドレスおよびメソッドを抽出し(ステップS32参照)、抽出したメソッドに基づいてRTSPコマンドが再生要求、すなわち、再生開始を表す開始コマンドおよび終了要求、すなわち、再生終了を表す終了コマンドか否かを判断する(ステップS32参照)。
【0084】
今、RTSPコマンドは、RTSPに基づく映像コンテンツの終了要求メソッドを含むコマンドであるため、ステップS32の判断の結果はYESとなり、RTSPプロキシサーバ2a1は、対応するクライアント5a1のIPアドレスを含む視聴終了イベントを受付制御サーバ10に送信する(ステップS33)。
【0085】
【外1】
Figure 2004289627
【0086】
このとき、受付制御サーバ10は、送信されてきた視聴終了イベントを受信し(図10;ステップS1参照)、このイベントの受信相手(送信元)はRTSPプロキシサーバ2a1であるため、ステップS2の判断の結果は”RTSPプロキシサーバの場合”となり、受付制御サーバ10は、受信したイベントが視聴開始イベントか視聴終了イベントかを判断する(図9;ステップS4参照)。
【0087】
今、送信されてきたイベントは視聴終了イベントであるため、ステップS4の判断の結果は”終了イベントの場合”となり、受付制御サーバ10は、視聴終了通知処理を実行する(図10;ステップS6)。
【0088】
すなわち、受付制御サーバ10は、送信されてきた視聴終了イベントを受信し(図14;ステップS50)、クライアントIPアドレスを検索キーとしてセッション管理テーブルT6を検索し、セッション管理テーブルT6におけるクライアントIPアドレスに対応するセッション情報(クライアントIPアドレスに対応する映像コンテンツ配信元のサーバ番号、配信ルートに対応する複数の経路それぞれの経路番号、映像コンテンツの使用帯域等)を取得し(ステップS51)、映像コンテンツC1の必要帯域を経路リソース管理テーブルT5における対応する複数の経路番号の使用帯域からそれぞれ減算して、上記配信ルートのネットワークリソースを開放する(ステップS52)。
【0089】
ステップS52の前後において、受付制御サーバ10は、映像コンテンツC1の必要帯域を、サーバリソース管理テーブルT2における取得したサーバ番号に対応する映像配信サーバの使用帯域から減算して、上記映像配信サーバ3a1のサーバリソースを開放する(ステップS53)。
【0090】
続いて、受付制御サーバ10は、クライアント5a1のクライアントIPアドレスを検索キーとしてセッション管理テーブルT6を検索し、このテーブルT6から、対応するクライアント5a1のセッション情報を削除する(ステップS54)。
【0091】
一方、ステップS33の前後において、RTSPプロキシサーバ2a1は、RTSPコマンドに含まれるRTSPプロキシサーバ2a1のURLを検索キーとしてサーバ番号/URL変換テーブルT10を検索し、RTSPプロキシサーバ2a1のURLに対応する映像配信サーバ3a1のサーバ番号を取得し、上記RTSPコマンド(RTSP終了要求コマンド)をクライアント5a1をコンテンツ配信宛先(Destination)とするRTSPコマンド(RTSP終了要求コマンド)に変換し(ステップS34参照)、変換したRTSPコマンドを、取得したサーバ番号に対して送信する(ステップS35および図2▲9▼参照)。
【0092】
このとき、映像配信サーバ3a1は、送信されてきたRTSPコマンドを受信し、クライアント5a1のIPアドレスに対する映像コンテンツC1(映像ストリーム)の配信を終了する。
【0093】
すなわち、クライアント5a1からの終了要求に応じて、クライアント5a1に対する映像コンテンツC1の配信が終了される。
【0094】
以上述べたように、本実施形態によれば、映像コンテンツ配信元の映像配信サーバ3a1、3a2の最大帯域および使用帯域を含むサーバリソース情報、および通信ネットワークNWを経由した通信経路(経路R1〜R11)の最大帯域および使用帯域を含むNWリソース情報を受付制御サーバ10によりそれぞれリアルタイムで監視し、サーバリソース管理テーブルT2および経路リソース管理テーブルT5により管理している。
【0095】
このため、クライアント5a1からの映像コンテンツ配信要求に対して、その配信元の映像配信サーバ3a1の現在のサーバリソース情報および通信ネットワークNWを経由したクライアント端末5a1と映像配信サーバ3a1との間の最適ルートのNWリソース情報とを考慮して、その配信要求の受付可否判断を行うことができる。
【0096】
すなわち、コンテンツ配信元の映像配信サーバ3a1の現在のサーバリソース情報に基づいて、そのサーバ3a1による配信要求に対応する映像コンテンツの配信が不可と判断された場合には、その配信要求の受付を拒否することができ、また、通信ネットワークNWを経由したクライアント端末5a1と映像配信サーバ3a1との間の最適ルートのNWリソース情報に基づいて、その最適ルートによる配信要求に対応する映像コンテンツの配信が不可と判断された場合には、上記配信要求の受付を拒否することができる。
【0097】
この結果、映像コンテンツ配信元である映像配信サーバ3a1および映像コンテンツ配信先であるクライアント5a1間のエンドツーエンドでのQoSを保証した映像配信サービスを提供することができる。
【0098】
(実施例)
本実施の形態に係わるストリーミングコンテンツ配信システム1におけるRTSPプロキシサーバによる映像コンテンツ視聴終了時のリソース開放のリアルタイム性を検証するため、ストリーミングコンテンツ配信システム1のプロトタイプを作成し、作成したストリーミングコンテンツ配信システム1(プロトタイプ)におけるリソース開放処理時間の測定を行った。
【0099】
この測定結果を図15に示した。
【0100】
図15に示すように、ユーザ100人(クライアント100台)が同時に映像コンテンツの視聴を終了した場合、約10秒以内にリソース開放を行えることが確認できた。
【0101】
すなわち、本実施形態に係わるRTSPプロキシサーバによるコンテンツ視聴終了検知方式は、映像配信サーバのログを収集する方式と比べてリアルタイム性があり、通信ネットワークNWおよび映像配信サーバのリソースの利用効率を向上させることができる。
【0102】
また、上記ストリーミングコンテンツ配信システム1のプロトタイプにおいて、RTSPプロキシサーバの処理性能を測定した結果、図16に示すように、このRTSPプロキシサーバによりRTSPコマンドを中継することによる遅延は、同時アクセス100ユーザ(クライアント100台)で最大0.5秒程度に収まる結果となり、RTSPプロキシサーバによる遅延の影響がほとんど無いことが確認できた。
【0103】
すなわち、本実施形態に係わるRTSPプロキシサーバによるRTSPコマンド中継方式を用いた場合でも、映像コンテンツ配信のリアルタイム性に対してほとんど影響を与えることがなく、QoSおよび配信リアルタイム性をそれぞれ高く維持することができる。
【0104】
なお、本実施形態では、ストリーミングコンテンツを映像コンテンツとしたが、例えば音楽コンテンツ等の他のストリーミングコンテンツであっても適用可能である。
【0105】
また、本実施の形態では、受付制御サーバ10および各RTSPプロキシサーバ2a1、2a2によりストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム25を構成したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、受付制御サーバ10および少なくとも1つのRTSPプロキシサーバによりストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム25を構成することができる。また、少なくとも1つのRTSPプロキシサーバの機能を受付制御サーバ10にプログラムとして実装することにより、受付制御サーバによりストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム25を構成することも可能である。
【0106】
また、本実施形態におけるRTSPプロキシサーバを用いた映像コンテンツ視聴開始イベントおよび終了イベント検知方式は、RTSPプロトコルを実装した複数ベンダーの映像配信サーバに対して適用可能である。
【0107】
さらに、本実施形態では、各クライアントに対してIPアドレスが固定割当されている場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、クライアントに対してIPアドレスを動的に割り当てる場合においても適用可能である。
【0108】
このIPアドレス動的割当方式の場合、RADIUS(Remote Authentication Dial−in User Service)サーバを用いて、IPアドレスを各クライアントに対して動的に割り当てることができる。この場合、受付制御サーバがRADIUSサーバと連携し、そのRADIUSサーバにより各クライアントに割り当てたIPアドレスを受付制御サーバに通知することにより、上記IPアドレスの動的割当に対しても対応可能である。
【0109】
また、本実施形態では、各映像配信サーバ3a1、3a2の現在の使用可能帯域に関連するサーバリソースとして、上記各映像配信サーバ3a1、3a2の最大帯域および使用帯域をそれぞれ監視して管理したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、各映像配信サーバ3a1、3a2の残帯域(最大帯域−使用帯域)を監視および管理してもよい。
【0110】
同様に、各通信経路R1〜R11の現在の使用可能帯域に関連するネットワークリソースとして、その各通信経路R1〜R11の最大帯域および使用帯域をそれぞれ監視したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、各通信経路R1〜R11の残帯域(最大帯域−使用帯域)を監視および管理してもよい。
【0111】
そして、本実施形態では、クライアントおよび映像配信サーバ間の最適ルートは、クライアントが所属するサブネットワークのサブネット番号と映像配信サーバが所属するエッジのエッジ番号とが決定されれば一意に定まるものとして説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えばOSPF(Open Shortest Path First:ルータの接続数ではなく、通信ネットワークNWに関連する各経路R1〜R11の帯域幅等に基づいた「コスト」という値により計算を行い、最小のコストで到達できるルートを最適ルートとして選択するルーティングアルゴリズム)等の最適ルート決定アルゴリズムによりダイナミックルーティングしてもよい。この場合、上記最適ルート決定アルゴリズムに基づくプログラムを受付制御サーバのメモリに実装し、上記最適ルート決定アルゴリズムに基づくプログラムにより受付制御サーバを動作させることにより、対応可能である。
【0112】
さらに、本実施形態では、クライアントのストリーミングコンテンツ再生用プレーヤがRTSPコマンドの宛先(Destination)指定機能を実装しているものとしたが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、RTSPプロキシサーバにおいて、RTSPコマンドの宛先(Destination)にクライアントのIPアドレスを指定させるようにしてもよい。
【0113】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係わるストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システムによれば、配信サーバの現在の使用可能帯域に関連する帯域リソース情報、および通信ネットワーク上の複数の中継点、前記クライアント端末および前記配信サーバの間の複数の通信経路それぞれの現在の使用可能帯域に関連するネットワークリソース情報をそれぞれ監視することにより、クライアント端末からのストリーミングコンテンツ配信要求に対して、その配信元の配信サーバの現在のサーバリソース情報および通信ネットワークNWを経由したクライアント端末と配信サーバとの間の最適ルートのネットワークリソース情報とを考慮して、その配信要求の受付可否判断を行うことができる。
【0114】
したがって、ストリーミングコンテンツ配信元の配信サーバおよびストリーミングコンテンツ配信要求元であるクライアント端末間のエンドツーエンドでのQoSを保証した映像配信サービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システムを含むストリーミングコンテンツ配信システムの概略構成を示す図。
【図2】図1に示すストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システムの概略構成およびストリーミングコンテンツ配信システムの全体処理をそれぞれ示す図。
【図3】図2に示すクライアント管理テーブルの概略構成を示す図。
【図4】図2に示すサーバリソース管理テーブルの概略構成を示す図。
【図5】図2に示すコンテンツ管理テーブルの概略構成を示す図。
【図6】図2に示す経路管理テーブルの概略構成を示す図。
【図7】図2に示す経路リソース管理テーブルの概略構成を示す図。
【図8】図2に示すセッション管理テーブルの概略構成を示す図。
【図9】図2に示すURL変換テーブルの概略構成を示す図。
【図10】図1および図2に示す受付制御サーバの処理の一例を示す概略フローチャート。
【図11】図10に示す受付可否処理を詳細に説明するためのフローチャート。
【図12】図1および図2に示すRTSPプロキシサーバの処理の一例を示す概略フローチャート。
【図13】図10に示す視聴開始通知処理を詳細に説明するためのフローチャート。
【図14】図10に示す視聴終了通知処理を詳細に説明するためのフローチャート。
【図15】本発明の実施の形態に係わるストリーミングコンテンツ配信システムのプロトタイプを用いたリソース開放処理時間の測定結果を表す図。
【図16】本発明の実施の形態に係わるストリーミングコンテンツ配信システムのプロトタイプを用いたRTSPプロキシサーバの処理性能の測定結果を表す図。
【符号の説明】
1 ストリーミングコンテンツ配信システム
2a1、2a2 RTSPプロキシサーバ
3a1、3a2 映像配信サーバ
5a1、5a2 クライアント端末
7 WWWポータルサーバ
10 受付制御サーバ
11 リソースデータベース
15a1〜15a5 ルータ
21 サーバリソース監視部
22 ネットワークリソース監視部
25 ストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム
T1 クライアント管理テーブル
T2 サーバリソース管理テーブル
T3 コンテンツ管理テーブル
T4 経路管理テーブル
T5 経路リソース管理テーブル
T6 セッション管理テーブル
T10 URL変換テーブル

Claims (8)

  1. 配信サーバから通信ネットワーク経由で配信可能なストリーミングコンテンツの配信要求がクライアント端末から当該通信ネットワークを介して送信されてきた際に、そのストリーミングコンテンツ配信要求の受付を制御するためのストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システムであって、
    前記配信サーバの現在の使用可能帯域に関連する帯域リソース情報を監視するサーバリソース監視手段と、
    前記通信ネットワーク上の複数の中継点、前記クライアント端末および前記配信サーバの間の複数の通信経路それぞれの現在の使用可能帯域に関連するネットワークリソース情報を監視するネットワークリソース監視手段と、
    を備えたことを特徴とするストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム。
  2. 前記サーバリソース監視手段は、監視した前記配信サーバの帯域リソース情報を当該配信サーバの識別情報に関連付けて管理する配信サーバリソース管理手段を備え、
    前記ネットワークリソース監視手段は、監視した前記複数の通信経路それぞれのネットワークリソース情報を当該複数の通信経路それぞれの経路識別情報に関連付けて管理するネットワークリソース管理手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム。
  3. 前記通信ネットワーク上における前記配信サーバおよび前記配信要求送信元のクライアント端末間の最適ルートとして設定された複数の通信経路それぞれの経路識別情報を前記配信サーバおよびクライアント端末に関連付けて記憶する経路管理手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム。
  4. 前記クライアント端末から送信されてきた配信要求に対応するストリーミングコンテンツの必要帯域、前記配信サーバの帯域リソース情報、前記複数の通信経路それぞれのネットワークリソース情報および前記最適ルートとして設定された複数の通信経路それぞれの経路識別情報に基づいて、当該配信要求を受け付けるか否かを判断する受付可否判断手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載のストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム。
  5. 前記受付可否判断手段は、前記配信サーバの帯域リソース情報から当該配信サーバの使用可能帯域を把握し、把握した使用可能帯域と前記受信した配信要求に対応するストリーミングコンテンツの必要帯域とを用いた比較処理により当該配信要求を受け付けるか否か判断する第1の比較判断手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム。
  6. 前記受付可否判断手段は、前記第1の比較判断手段により前記配信要求が受付可能であると判断された際に、前記最適ルートとして設定された複数の通信経路それぞれの経路識別情報および前記複数の通信経路それぞれのネットワークリソース情報から当該パスを構成する複数の通信経路それぞれの使用可能帯域を把握し、把握したそれぞれの使用可能帯域と前記配信要求に対応するストリーミングコンテンツの必要帯域とを用いた比較処理により当該配信要求を受け付けるか否か判断する第2の比較判断手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載のストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム。
  7. 前記受付可否判断手段により前記配信要求が受付られた場合において、当該配信要求に対応するクライアント端末の識別情報、前記配信サーバの識別情報、前記最適ルートとして設定された複数の通信経路それぞれの経路識別情報、当該配信要求に対応するストリーミングコンテンツの必要帯域および当該ストリーミングコンテンツの再生時間を互いに関連付けて当該クライアント端末のセッション情報として記憶するセッション情報記憶手段をさらに備えたことを特徴とするストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム。
  8. 前記受付可否判断手段により前記配信要求が受付られた場合において、前記クライアント端末から、前記ストリーミングコンテンツ用通信プロトコルに基づく前記ストリーミングコンテンツの再生要求コマンドを受信し、受信した再生要求コマンドを中継して前記配信サーバに送信する第1の中継手段と、
    前記ストリーミングコンテンツの再生要求コマンドの受信に応じて、当該ストリーミングコンテンツの視聴開始時刻を表す視聴開始時刻情報を前記セッション情報に関連付けて記録する視聴開始時刻記録手段と、
    前記クライアント端末から、前記ストリーミングコンテンツ用通信プロトコルに基づく前記ストリーミングコンテンツの終了要求コマンドを受信し、受信した終了要求コマンドを中継して前記配信サーバに送信する第2の中継手段と、
    前記ストリーミングコンテンツの終了要求コマンドの受信に応じて、前記セッション情報を削除するセッション情報削除手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載のストリーミングコンテンツ配信要求受付制御システム。
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