JP2004289541A - 携帯電話用記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話のバックアップ操作を簡便に行うことが可能な装置を低コストで提供する。
【解決手段】携帯電話50のデータ通信用コネクタ51に接続する携帯電話用コネクタ12と、コンピュータ装置(パソコン)60のデータ通信用コネクタ61に接続するパソコン用コネクタ13とが設けられた本体ケース11内に、データの送受信を制御する制御回路14と、データを記憶するメモリ16とを配設する。携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報を記憶手段にバックアップすることが可能であるだけでなく、携帯電話から取り外してコンピュータ装置と接続した状態で、記憶手段に記憶された情報を、さらにコンピュータ装置の記憶領域へバックアップすることも可能である。
【選択図】 図2
【解決手段】携帯電話50のデータ通信用コネクタ51に接続する携帯電話用コネクタ12と、コンピュータ装置(パソコン)60のデータ通信用コネクタ61に接続するパソコン用コネクタ13とが設けられた本体ケース11内に、データの送受信を制御する制御回路14と、データを記憶するメモリ16とを配設する。携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報を記憶手段にバックアップすることが可能であるだけでなく、携帯電話から取り外してコンピュータ装置と接続した状態で、記憶手段に記憶された情報を、さらにコンピュータ装置の記憶領域へバックアップすることも可能である。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話のデータ通信用コネクタに接続して用いられ、当該携帯電話との間で送受信する各種の情報を記憶する記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型電話機(いわゆる携帯電話)は、一般大衆に広く普及しつつあり、相手の電話機との間で音声通話を実現する架電機能だけでなく、例えば、架電相手の名前と電話番号とを記録する電話帳機能、他の携帯電話やコンピュータ装置との間で電子メールを送受信するメール機能、さらにはインターネットに無線接続して各種情報を閲覧表示するブラウザ機能などを搭載するなどして多機能化が進められている。また、カメラレンズを搭載して、静止画像や動画像の記録再生を行うことが可能な機種も普及しつつある。
【0003】
このように、近年の携帯電話は、多機能化・高機能化が顕著であり、例えば電話帳データベース、受信したメールのメッセージ、或いは撮像した画像などを記憶するために、搭載される内蔵メモリの記憶容量が増大の一途を辿っている。
【0004】
しかしながら、携帯電話は、小型軽量であり常に携行して用いられることが多いため、紛失や盗難などの被害に遭ったり、例えば落下による衝撃等によって損傷してしまうなどして、内蔵メモリに記憶された情報が失われてしまう虞がある。そこで、従来から、携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報を複製保存(バックアップ)するための手法が各種提案されている。
【0005】
このような手法としては、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ装置(以下、パソコンと称する。)と携帯電話とをケーブルを介して接続し、パソコン上で専用のバックアップソフトウエアを実行処理することによって、携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報をパソコン側に転送して保存しておき、必要に応じてパソコン側に保存した情報を携帯電話の内蔵メモリに書き戻すことが行われている。
【0006】
また、別の手法としては、特開2000−115346号公報「バックアップ装置」に開示されているように、携帯電話のデータ通信用コネクタに直接着脱自在とされて、携帯電話の内蔵メモリに記憶された電話番号データをフラッシュメモリにバックアップすることが可能な装置を用いることも提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したようにパソコンと携帯電話とをケーブルで接続することによりバックアップを行う手法は、ケーブルの取り回しが煩雑になりがちであるため利便性に欠けるという問題があった。また、通常、接続用のケーブルは、パソコンで実行処理されるバックアップソフトウエアとのセットで販売されている。このため、ケーブルを紛失した場合などは、このセットを新たに購入し直す必要が生じ、ユーザの費用負担が大きい。
【0008】
さらに、バックアップを行うに際しては、パソコン上でバックアップソフトウエアを実行処理する必要があるため、このバックアップソフトウエアを予めパソコンにインストールしておく操作が必要となる。また、バックアップを行う度にパソコンを起動する必要があり、バックアップ操作が面倒であるだけでなく、新しい機種の携帯電話が発売される度に、バックアップソフトウエアを新しいバージョンにアップデートする操作が必要となるなど、パソコンの操作に習熟していないとバックアップソフトウエアに関わる操作が煩雑で分かりにくいといった問題があった。
【0009】
一方、上述したバックアップ装置は、電話番号データを装置内のフラッシュメモリにバックアップすることが実現されているものの、例えば、受信したメールのメッセージや、撮像した画像のデータをバックアップすることは想定されていない。
【0010】
さらに、このバックアップ装置は、携帯電話のデータ通信用コネクタのみに対して接続可能とされているため、バックアップ可能なデータの容量が、内蔵したフラッシュメモリのメモリ容量に制限されてしまうといった問題があった。近年では、動画像を撮像する機能を有する携帯電話も登場しており、このような動画像のデータは、名前や電話番号などの羅列からなる電話番号データと比較して、サイズが非常に大きい。したがって、上述したバックアップ装置によって携帯電話に記憶された動画像データを全てバックアップしようとすると、必要となる内蔵メモリの容量が飛躍的に増大してしまい、高コストなものとなってしまう。
【0011】
そこで、本発明は、上述した従来の実情に鑑みてなされたものであり、バックアップ操作が簡便であり、低コストで利便性が高い携帯電話用記憶装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る携帯電話用記憶装置は、携帯電話のデータ通信用コネクタに接続される第1のコネクタと、コンピュータ装置のデータ通信用コネクタに接続される第2のコネクタと、前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを介して前記携帯電話及び前記コンピュータ装置との間で送受信される情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とするものである。
【0013】
以上のように構成された本発明の請求項1に係る携帯電話用記憶装置は、第1のコネクタを介して携帯電話に対して着脱自在とされ、第2のコネクタを介してコンピュータ装置に対して着脱自在とされているとともに、携帯電話とコンピュータ装置との間で送受信する情報を記憶手段に記憶する構成とされている。これにより、携帯電話に接続した状態で、この携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報を記憶手段にバックアップすることが可能であるだけでなく、携帯電話から取り外してコンピュータ装置と接続した状態で、記憶手段に記憶された情報を、さらにコンピュータ装置の記憶領域へバックアップすることも可能である。
【0014】
本発明の請求項2に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記第1のコネクタは、各部を収容する本体ケースの一側に設けられ、前記第2のコネクタは、前記本体ケースの別の一側に設けられていることを特徴とするものである。
【0015】
以上のように構成された本発明の請求項2に係る携帯電話用記憶装置は、第1のコネクタ及び第2のコネクタがそれぞれ本体ケースの異なる一側に設けられていることから、携帯電話とコンピュータ装置とのそれぞれに対して接続する向きを明確化することができ、接続ミスの発生を防止することができる。
【0016】
本発明の請求項3に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記記憶手段は、フラッシュメモリであることを特徴とするものである。
【0017】
以上のように構成された本発明の請求項3に係る携帯電話用記憶装置は、記憶手段がフラッシュメモリによって構成されていることにより、情報を記憶手段内に保持しておくための電力を不要とすることができる。これにより、例えば記憶保持用の電池等を本体ケース内に備える必要がなくなり、装置構成をより一層簡略化して、小型化・低コスト化を進めることができる。
【0018】
本発明の請求項4に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記第2のコネクタは、USB規格に準拠したコネクタであることを特徴とするものである。
【0019】
以上のように構成された本発明の請求項4に係る携帯電話用記憶装置は、いわゆるパーソナルコンピュータ装置に広く搭載されているUSB規格に準拠したコネクタに対して接続することが可能であり、コンピュータ装置に対する接続の互換性を確保することができる。また、USB規格に準拠していることにより、安定して高速にデータを送受信することができる。
【0020】
本発明の請求項5に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記記憶手段は、前記第2のコネクタを介して前記コンピュータ装置に対して接続された状態で、当該コンピュータ装置によって外部記憶装置として認識されることを特徴とするものである。
【0021】
以上のように構成された本発明の請求項5に係る携帯電話用記憶装置は、コンピュータ装置に対して接続された状態で、コンピュータ装置から外部記憶装置として認識されることから、バックアップ操作を行うに際して特別なアプリケーション・ソフトウエアやドライバ・ソフトウエアを不要とすることができる。このため、コンピュータ装置に搭載されたオペレーション・ソフトウエア上で通常のファイルコピー操作と同様な操作によりバックアップを行うことができ、操作が煩雑になることがない。また、バックアップ操作を行うに際して特別なソフトウエアが不要であることから、製品価格の低コスト化を図ることができる。
【0022】
本発明の請求項6に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記記憶手段は、前記携帯電話又は前記コンピュータ装置から前記第1のコネクタ又は前記第2のコネクタを介して供給される電力を利用して、情報の記録及び/又は再生動作を行うことを特徴とするものである。
【0023】
以上のように構成された本発明の請求項6に係る携帯電話用記憶装置は、携帯電話又はコンピュータ装置に対して送受信するデータを記憶手段に記録再生するに際して、この携帯電話又はコンピュータ装置から供給される電力を利用することができる。したがって、動作に必要な電力を確保するために電池などを本体ケース内に搭載することが不要となり、装置構成を簡略化して、小型・軽量化、及び低コスト化を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、図1に示す構造とされた携帯電話用記憶装置10について説明する。
【0025】
携帯電話用記憶装置10は、図1に示すように、例えば樹脂材料を成型することによって略直方体形状に形成された本体ケース11を有しており、この本体ケース11の一側に携帯電話のデータ通信用コネクタに接続自在とされた携帯電話用コネクタ12が配設され、この携帯電話用コネクタ12が配設された一側とは反対側に位置する本体ケース11の別の一側に、いわゆるパーソナルコンピュータ装置(以下、パソコンと称する。)に設けられたデータ通信用のコネクタに接続自在とされたパソコン用コネクタ13が配設されている。
【0026】
なお、本例において、パソコン用コネクタ13は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したコネクタである。携帯電話用記憶装置10は、パソコン用コネクタ13がこのような構成とされていることにより、パソコンに広く搭載されているUSB規格に準拠したコネクタに対して接続することが可能となり、コンピュータ装置に対する接続の互換性を確保することができる。また、USB規格に準拠していることにより、安定して高速にデータを送受信することができる。また、このようなコネクタは、他の各種コネクタに対して比較的小型で簡便な構造であるだけでなく、データの送受信に必要となるインターフェースも低価格で提供されているため、携帯電話用記憶装置10の小型化や低コスト化に寄与することができる。
【0027】
ただし、パソコン用コネクタ13は、USB規格に準拠したものとすることに限定されるものではなく、例えば、IEEE1394規格に準拠したコネクタであってもよいし、いわゆるミニDINタイプのコネクタであってもよい。また、パソコンに対して接続してデータの送受信を行うことができれば、他の特殊な形状とされたコネクタであってもよい。
【0028】
また、携帯電話用記憶装置10は、図2に示すように、携帯電話用コネクタ12及びパソコン用コネクタ13に接続され、これら携帯電話用コネクタ12及びパソコン用コネクタ13を介して送受信するデータを制御する制御回路14と、制御回路14の動作クロックを規定する所定の周波数のクロック信号を生成する発振器15と、制御回路14に接続され、この制御回路14によって送受信されたデータを記憶するメモリ16とを本体ケース11の内部に備えている。
【0029】
制御回路14は、例えば半導体チップによって構成されており、携帯電話用コネクタ12を介して携帯電話との間で行うデータの送受信、及びパソコン用コネクタ13を介してパソコンとの間で行うデータの送受信を実現するインターフェースとしての機能を有している。また、制御回路14は、発振器15によって生成されたクロック信号が供給されており、このクロック信号によって示される動作クロックに基づいて制御処理を行う。
【0030】
メモリ16は、例えば書き換え可能な半導体記憶素子によって構成され、制御回路14に対してデータバス又はアドレスバスを介して接続されており、制御回路14によって送受信されたデータを記憶する機能を有している。メモリ16としては、各種のRAM(Random Access Memory)を用いることができるが、例えばいわゆるフラッシュメモリのように、記憶したデータの保持に電力を消費しない不揮発性RAMを用いることが望ましい。これにより、携帯電話用記憶装置10は、データ保持用電源としての電池などを搭載することが必要でなくなり、装置全体を小型軽量化できるだけでなく、装置構成を簡略化して低コスト化を図ることができる。
【0031】
また、制御回路14、発振器15、及びメモリ16は、後述のように携帯電話又はパソコンに対して接続された状態で、携帯電話用コネクタ12又はパソコン用コネクタ13を介してこれら携帯電話又はパソコンから供給される電力を利用して動作し、データの送受信処理やメモリ16に対するデータの記録再生処理を行うよう構成されている。なお、図2においては、電力が供給される電力線を符号Vccで示し、アース線を符号GNDで示す。
【0032】
携帯電話用記憶装置10は、携帯電話又はパソコンから供給される電力を利用してデータの送受信処理や記録再生処理を行う構成とされていることから、内部に電源としての電池等を搭載することが不要である。これにより、装置全体を小型軽量化できるだけでなく、装置構成を簡略化して低コスト化を図ることができる。ただし、例えば、電力の供給が行われないコネクタを用いて携帯電話又はパソコンに対して接続する構成とする場合には、各部の電源としての電池を本体ケース11内に備えるとすればよい。
【0033】
以上のように構成された携帯電話用記憶装置10は、図3に示すように、携帯電話用コネクタ12を携帯電話50のデータ通信用コネクタ51に接続した状態で、携帯電話50から供給された電力を利用して制御回路14、発振器15、及びメモリ16が動作し、携帯電話50内に搭載されたメモリに記憶されたデータをメモリ16に転送して記憶する。
【0034】
このとき転送するデータとしては、電話番号に関する電話番号データ、携帯電話50によって受信したメールのメッセージに関するメールデータ、携帯電話50で取得又は撮像した静止画像や動画像に関する画像データ、或いは、いわゆる着信メロディ(着メロ)等に関する音楽・音声データなどである。
【0035】
そして、所望とするデータの転送が完了した時点で、このデータのバックアップ(複製保存)が完了する。また、メモリ16に記憶されたデータは、携帯電話用記憶装置10を携帯電話50から取り外した状態でも保持される。
【0036】
なお、携帯電話用記憶装置10のメモリ16にバックアップされたデータを携帯電話50に対して書き戻す(復元する)際には、再び携帯電話用コネクタ12と携帯電話50のデータ通信用コネクタ51とを接続して、メモリ16から携帯電話50の内蔵メモリに対してデータを転送する処理が行われる。
【0037】
一方、携帯電話用記憶装置10は、図3に示すように、パソコン用コネクタ13をパソコン60のデータ通信用コネクタ61に接続した状態で、メモリ16に記憶されたデータをパソコン60に搭載された記憶装置に対して送受信することも可能とされている。
【0038】
したがって、上述したようにして携帯電話50からデータをメモリ16にバックアップした後に、この携帯電話用記憶装置10をパソコン60に接続することによって、メモリ16内に記憶されたデータをさらにパソコン60にバックアップすることができる。また、この操作と逆の手順を行うことにより、例えばパソコン60に記憶されたデータを一度携帯電話用記憶装置10のメモリ16に転送し、さらにメモリ16に転送されたデータを携帯電話50に転送することも可能である。
【0039】
以上で説明したように、携帯電話用記憶装置10は、携帯電話用コネクタ12を携帯電話50のデータ通信用コネクタ51に接続するといった簡便な操作で、この携帯電話50の内蔵メモリに記憶された各種データをメモリ16にバックアップすることが可能とされている。また、携帯電話50が紛失や盗難されたり、或いは落下による損傷や故障した場合であっても、メモリ16に記憶されたデータを携帯電話に対して書き戻すことができ、ユーザのデータを元の状態に復元することができる。
【0040】
また、携帯電話用記憶装置10は、パソコン用コネクタ13をパソコン60のデータ通信用コネクタ61に接続することによって、メモリ16とパソコン60側の記憶装置との間でデータを送受信することが可能とされていることから、例えば、複数の携帯電話内に記憶されたデータをそれぞれパソコン60側へ転送したり、大容量のデータを幾度かのバックアップ操作に分けてパソコン60側へ転送するなどの柔軟な利用を行うことが可能である。
【0041】
なお、携帯電話用記憶装置10においては、携帯電話用コネクタ12及びパソコン用コネクタ13を配設する位置を任意とすることができるが、図1及び図3に示すように、携帯電話用コネクタ12を本体ケース11の一側に設け、パソコン用コネクタ13を本体ケース11の別の一側に設けることが望ましい。これにより、携帯電話50とコンピュータ装置60とのそれぞれに対して接続する向きを明確化することができ、接続ミスの発生を防止することができる。
【0042】
また、携帯電話用記憶装置10は、パソコン60に対して接続された状態で、メモリ16がパソコン60の外部記憶装置として認識されるよう構成しておくことが望ましい。これにより、バックアップ操作を行うに際して特別なアプリケーション・ソフトウエアやドライバ・ソフトウエアをパソコン60側に用意する不要とすることができる。このため、コンピュータ装置に搭載されたオペレーション・ソフトウエア上で通常のファイルコピー操作と同様な操作によりバックアップを行うことができ、操作が煩雑になることがない。また、バックアップ操作を行うに際して特別なソフトウエアが不要であることから、製品価格の低コスト化を図ることができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明に係る携帯電話用記憶装置は、携帯電話に接続した状態で、この携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報を記憶手段にバックアップすることが可能であるだけでなく、携帯電話から取り外してコンピュータ装置と接続した状態で、記憶手段に記憶された情報を、さらにコンピュータ装置の記憶領域へバックアップすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す携帯電話用記憶装置の概略斜視図である。
【図2】同携帯電話用記憶装置の内部に備えられる回路の一例を示す概略図である。
【図3】同携帯電話用記憶装置を携帯電話又はコンピュータ装置(パソコン)に接続する場合の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 携帯電話用記憶装置
11 本体ケース
12 携帯電話用コネクタ
13 パソコン用コネクタ
14 制御回路
15 発振器
16 メモリ
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話のデータ通信用コネクタに接続して用いられ、当該携帯電話との間で送受信する各種の情報を記憶する記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型電話機(いわゆる携帯電話)は、一般大衆に広く普及しつつあり、相手の電話機との間で音声通話を実現する架電機能だけでなく、例えば、架電相手の名前と電話番号とを記録する電話帳機能、他の携帯電話やコンピュータ装置との間で電子メールを送受信するメール機能、さらにはインターネットに無線接続して各種情報を閲覧表示するブラウザ機能などを搭載するなどして多機能化が進められている。また、カメラレンズを搭載して、静止画像や動画像の記録再生を行うことが可能な機種も普及しつつある。
【0003】
このように、近年の携帯電話は、多機能化・高機能化が顕著であり、例えば電話帳データベース、受信したメールのメッセージ、或いは撮像した画像などを記憶するために、搭載される内蔵メモリの記憶容量が増大の一途を辿っている。
【0004】
しかしながら、携帯電話は、小型軽量であり常に携行して用いられることが多いため、紛失や盗難などの被害に遭ったり、例えば落下による衝撃等によって損傷してしまうなどして、内蔵メモリに記憶された情報が失われてしまう虞がある。そこで、従来から、携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報を複製保存(バックアップ)するための手法が各種提案されている。
【0005】
このような手法としては、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ装置(以下、パソコンと称する。)と携帯電話とをケーブルを介して接続し、パソコン上で専用のバックアップソフトウエアを実行処理することによって、携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報をパソコン側に転送して保存しておき、必要に応じてパソコン側に保存した情報を携帯電話の内蔵メモリに書き戻すことが行われている。
【0006】
また、別の手法としては、特開2000−115346号公報「バックアップ装置」に開示されているように、携帯電話のデータ通信用コネクタに直接着脱自在とされて、携帯電話の内蔵メモリに記憶された電話番号データをフラッシュメモリにバックアップすることが可能な装置を用いることも提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したようにパソコンと携帯電話とをケーブルで接続することによりバックアップを行う手法は、ケーブルの取り回しが煩雑になりがちであるため利便性に欠けるという問題があった。また、通常、接続用のケーブルは、パソコンで実行処理されるバックアップソフトウエアとのセットで販売されている。このため、ケーブルを紛失した場合などは、このセットを新たに購入し直す必要が生じ、ユーザの費用負担が大きい。
【0008】
さらに、バックアップを行うに際しては、パソコン上でバックアップソフトウエアを実行処理する必要があるため、このバックアップソフトウエアを予めパソコンにインストールしておく操作が必要となる。また、バックアップを行う度にパソコンを起動する必要があり、バックアップ操作が面倒であるだけでなく、新しい機種の携帯電話が発売される度に、バックアップソフトウエアを新しいバージョンにアップデートする操作が必要となるなど、パソコンの操作に習熟していないとバックアップソフトウエアに関わる操作が煩雑で分かりにくいといった問題があった。
【0009】
一方、上述したバックアップ装置は、電話番号データを装置内のフラッシュメモリにバックアップすることが実現されているものの、例えば、受信したメールのメッセージや、撮像した画像のデータをバックアップすることは想定されていない。
【0010】
さらに、このバックアップ装置は、携帯電話のデータ通信用コネクタのみに対して接続可能とされているため、バックアップ可能なデータの容量が、内蔵したフラッシュメモリのメモリ容量に制限されてしまうといった問題があった。近年では、動画像を撮像する機能を有する携帯電話も登場しており、このような動画像のデータは、名前や電話番号などの羅列からなる電話番号データと比較して、サイズが非常に大きい。したがって、上述したバックアップ装置によって携帯電話に記憶された動画像データを全てバックアップしようとすると、必要となる内蔵メモリの容量が飛躍的に増大してしまい、高コストなものとなってしまう。
【0011】
そこで、本発明は、上述した従来の実情に鑑みてなされたものであり、バックアップ操作が簡便であり、低コストで利便性が高い携帯電話用記憶装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る携帯電話用記憶装置は、携帯電話のデータ通信用コネクタに接続される第1のコネクタと、コンピュータ装置のデータ通信用コネクタに接続される第2のコネクタと、前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを介して前記携帯電話及び前記コンピュータ装置との間で送受信される情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とするものである。
【0013】
以上のように構成された本発明の請求項1に係る携帯電話用記憶装置は、第1のコネクタを介して携帯電話に対して着脱自在とされ、第2のコネクタを介してコンピュータ装置に対して着脱自在とされているとともに、携帯電話とコンピュータ装置との間で送受信する情報を記憶手段に記憶する構成とされている。これにより、携帯電話に接続した状態で、この携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報を記憶手段にバックアップすることが可能であるだけでなく、携帯電話から取り外してコンピュータ装置と接続した状態で、記憶手段に記憶された情報を、さらにコンピュータ装置の記憶領域へバックアップすることも可能である。
【0014】
本発明の請求項2に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記第1のコネクタは、各部を収容する本体ケースの一側に設けられ、前記第2のコネクタは、前記本体ケースの別の一側に設けられていることを特徴とするものである。
【0015】
以上のように構成された本発明の請求項2に係る携帯電話用記憶装置は、第1のコネクタ及び第2のコネクタがそれぞれ本体ケースの異なる一側に設けられていることから、携帯電話とコンピュータ装置とのそれぞれに対して接続する向きを明確化することができ、接続ミスの発生を防止することができる。
【0016】
本発明の請求項3に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記記憶手段は、フラッシュメモリであることを特徴とするものである。
【0017】
以上のように構成された本発明の請求項3に係る携帯電話用記憶装置は、記憶手段がフラッシュメモリによって構成されていることにより、情報を記憶手段内に保持しておくための電力を不要とすることができる。これにより、例えば記憶保持用の電池等を本体ケース内に備える必要がなくなり、装置構成をより一層簡略化して、小型化・低コスト化を進めることができる。
【0018】
本発明の請求項4に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記第2のコネクタは、USB規格に準拠したコネクタであることを特徴とするものである。
【0019】
以上のように構成された本発明の請求項4に係る携帯電話用記憶装置は、いわゆるパーソナルコンピュータ装置に広く搭載されているUSB規格に準拠したコネクタに対して接続することが可能であり、コンピュータ装置に対する接続の互換性を確保することができる。また、USB規格に準拠していることにより、安定して高速にデータを送受信することができる。
【0020】
本発明の請求項5に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記記憶手段は、前記第2のコネクタを介して前記コンピュータ装置に対して接続された状態で、当該コンピュータ装置によって外部記憶装置として認識されることを特徴とするものである。
【0021】
以上のように構成された本発明の請求項5に係る携帯電話用記憶装置は、コンピュータ装置に対して接続された状態で、コンピュータ装置から外部記憶装置として認識されることから、バックアップ操作を行うに際して特別なアプリケーション・ソフトウエアやドライバ・ソフトウエアを不要とすることができる。このため、コンピュータ装置に搭載されたオペレーション・ソフトウエア上で通常のファイルコピー操作と同様な操作によりバックアップを行うことができ、操作が煩雑になることがない。また、バックアップ操作を行うに際して特別なソフトウエアが不要であることから、製品価格の低コスト化を図ることができる。
【0022】
本発明の請求項6に係る携帯電話用記憶装置は、請求項1記載の構成に加えて、前記記憶手段は、前記携帯電話又は前記コンピュータ装置から前記第1のコネクタ又は前記第2のコネクタを介して供給される電力を利用して、情報の記録及び/又は再生動作を行うことを特徴とするものである。
【0023】
以上のように構成された本発明の請求項6に係る携帯電話用記憶装置は、携帯電話又はコンピュータ装置に対して送受信するデータを記憶手段に記録再生するに際して、この携帯電話又はコンピュータ装置から供給される電力を利用することができる。したがって、動作に必要な電力を確保するために電池などを本体ケース内に搭載することが不要となり、装置構成を簡略化して、小型・軽量化、及び低コスト化を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、図1に示す構造とされた携帯電話用記憶装置10について説明する。
【0025】
携帯電話用記憶装置10は、図1に示すように、例えば樹脂材料を成型することによって略直方体形状に形成された本体ケース11を有しており、この本体ケース11の一側に携帯電話のデータ通信用コネクタに接続自在とされた携帯電話用コネクタ12が配設され、この携帯電話用コネクタ12が配設された一側とは反対側に位置する本体ケース11の別の一側に、いわゆるパーソナルコンピュータ装置(以下、パソコンと称する。)に設けられたデータ通信用のコネクタに接続自在とされたパソコン用コネクタ13が配設されている。
【0026】
なお、本例において、パソコン用コネクタ13は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したコネクタである。携帯電話用記憶装置10は、パソコン用コネクタ13がこのような構成とされていることにより、パソコンに広く搭載されているUSB規格に準拠したコネクタに対して接続することが可能となり、コンピュータ装置に対する接続の互換性を確保することができる。また、USB規格に準拠していることにより、安定して高速にデータを送受信することができる。また、このようなコネクタは、他の各種コネクタに対して比較的小型で簡便な構造であるだけでなく、データの送受信に必要となるインターフェースも低価格で提供されているため、携帯電話用記憶装置10の小型化や低コスト化に寄与することができる。
【0027】
ただし、パソコン用コネクタ13は、USB規格に準拠したものとすることに限定されるものではなく、例えば、IEEE1394規格に準拠したコネクタであってもよいし、いわゆるミニDINタイプのコネクタであってもよい。また、パソコンに対して接続してデータの送受信を行うことができれば、他の特殊な形状とされたコネクタであってもよい。
【0028】
また、携帯電話用記憶装置10は、図2に示すように、携帯電話用コネクタ12及びパソコン用コネクタ13に接続され、これら携帯電話用コネクタ12及びパソコン用コネクタ13を介して送受信するデータを制御する制御回路14と、制御回路14の動作クロックを規定する所定の周波数のクロック信号を生成する発振器15と、制御回路14に接続され、この制御回路14によって送受信されたデータを記憶するメモリ16とを本体ケース11の内部に備えている。
【0029】
制御回路14は、例えば半導体チップによって構成されており、携帯電話用コネクタ12を介して携帯電話との間で行うデータの送受信、及びパソコン用コネクタ13を介してパソコンとの間で行うデータの送受信を実現するインターフェースとしての機能を有している。また、制御回路14は、発振器15によって生成されたクロック信号が供給されており、このクロック信号によって示される動作クロックに基づいて制御処理を行う。
【0030】
メモリ16は、例えば書き換え可能な半導体記憶素子によって構成され、制御回路14に対してデータバス又はアドレスバスを介して接続されており、制御回路14によって送受信されたデータを記憶する機能を有している。メモリ16としては、各種のRAM(Random Access Memory)を用いることができるが、例えばいわゆるフラッシュメモリのように、記憶したデータの保持に電力を消費しない不揮発性RAMを用いることが望ましい。これにより、携帯電話用記憶装置10は、データ保持用電源としての電池などを搭載することが必要でなくなり、装置全体を小型軽量化できるだけでなく、装置構成を簡略化して低コスト化を図ることができる。
【0031】
また、制御回路14、発振器15、及びメモリ16は、後述のように携帯電話又はパソコンに対して接続された状態で、携帯電話用コネクタ12又はパソコン用コネクタ13を介してこれら携帯電話又はパソコンから供給される電力を利用して動作し、データの送受信処理やメモリ16に対するデータの記録再生処理を行うよう構成されている。なお、図2においては、電力が供給される電力線を符号Vccで示し、アース線を符号GNDで示す。
【0032】
携帯電話用記憶装置10は、携帯電話又はパソコンから供給される電力を利用してデータの送受信処理や記録再生処理を行う構成とされていることから、内部に電源としての電池等を搭載することが不要である。これにより、装置全体を小型軽量化できるだけでなく、装置構成を簡略化して低コスト化を図ることができる。ただし、例えば、電力の供給が行われないコネクタを用いて携帯電話又はパソコンに対して接続する構成とする場合には、各部の電源としての電池を本体ケース11内に備えるとすればよい。
【0033】
以上のように構成された携帯電話用記憶装置10は、図3に示すように、携帯電話用コネクタ12を携帯電話50のデータ通信用コネクタ51に接続した状態で、携帯電話50から供給された電力を利用して制御回路14、発振器15、及びメモリ16が動作し、携帯電話50内に搭載されたメモリに記憶されたデータをメモリ16に転送して記憶する。
【0034】
このとき転送するデータとしては、電話番号に関する電話番号データ、携帯電話50によって受信したメールのメッセージに関するメールデータ、携帯電話50で取得又は撮像した静止画像や動画像に関する画像データ、或いは、いわゆる着信メロディ(着メロ)等に関する音楽・音声データなどである。
【0035】
そして、所望とするデータの転送が完了した時点で、このデータのバックアップ(複製保存)が完了する。また、メモリ16に記憶されたデータは、携帯電話用記憶装置10を携帯電話50から取り外した状態でも保持される。
【0036】
なお、携帯電話用記憶装置10のメモリ16にバックアップされたデータを携帯電話50に対して書き戻す(復元する)際には、再び携帯電話用コネクタ12と携帯電話50のデータ通信用コネクタ51とを接続して、メモリ16から携帯電話50の内蔵メモリに対してデータを転送する処理が行われる。
【0037】
一方、携帯電話用記憶装置10は、図3に示すように、パソコン用コネクタ13をパソコン60のデータ通信用コネクタ61に接続した状態で、メモリ16に記憶されたデータをパソコン60に搭載された記憶装置に対して送受信することも可能とされている。
【0038】
したがって、上述したようにして携帯電話50からデータをメモリ16にバックアップした後に、この携帯電話用記憶装置10をパソコン60に接続することによって、メモリ16内に記憶されたデータをさらにパソコン60にバックアップすることができる。また、この操作と逆の手順を行うことにより、例えばパソコン60に記憶されたデータを一度携帯電話用記憶装置10のメモリ16に転送し、さらにメモリ16に転送されたデータを携帯電話50に転送することも可能である。
【0039】
以上で説明したように、携帯電話用記憶装置10は、携帯電話用コネクタ12を携帯電話50のデータ通信用コネクタ51に接続するといった簡便な操作で、この携帯電話50の内蔵メモリに記憶された各種データをメモリ16にバックアップすることが可能とされている。また、携帯電話50が紛失や盗難されたり、或いは落下による損傷や故障した場合であっても、メモリ16に記憶されたデータを携帯電話に対して書き戻すことができ、ユーザのデータを元の状態に復元することができる。
【0040】
また、携帯電話用記憶装置10は、パソコン用コネクタ13をパソコン60のデータ通信用コネクタ61に接続することによって、メモリ16とパソコン60側の記憶装置との間でデータを送受信することが可能とされていることから、例えば、複数の携帯電話内に記憶されたデータをそれぞれパソコン60側へ転送したり、大容量のデータを幾度かのバックアップ操作に分けてパソコン60側へ転送するなどの柔軟な利用を行うことが可能である。
【0041】
なお、携帯電話用記憶装置10においては、携帯電話用コネクタ12及びパソコン用コネクタ13を配設する位置を任意とすることができるが、図1及び図3に示すように、携帯電話用コネクタ12を本体ケース11の一側に設け、パソコン用コネクタ13を本体ケース11の別の一側に設けることが望ましい。これにより、携帯電話50とコンピュータ装置60とのそれぞれに対して接続する向きを明確化することができ、接続ミスの発生を防止することができる。
【0042】
また、携帯電話用記憶装置10は、パソコン60に対して接続された状態で、メモリ16がパソコン60の外部記憶装置として認識されるよう構成しておくことが望ましい。これにより、バックアップ操作を行うに際して特別なアプリケーション・ソフトウエアやドライバ・ソフトウエアをパソコン60側に用意する不要とすることができる。このため、コンピュータ装置に搭載されたオペレーション・ソフトウエア上で通常のファイルコピー操作と同様な操作によりバックアップを行うことができ、操作が煩雑になることがない。また、バックアップ操作を行うに際して特別なソフトウエアが不要であることから、製品価格の低コスト化を図ることができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明に係る携帯電話用記憶装置は、携帯電話に接続した状態で、この携帯電話の内蔵メモリに記憶された情報を記憶手段にバックアップすることが可能であるだけでなく、携帯電話から取り外してコンピュータ装置と接続した状態で、記憶手段に記憶された情報を、さらにコンピュータ装置の記憶領域へバックアップすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す携帯電話用記憶装置の概略斜視図である。
【図2】同携帯電話用記憶装置の内部に備えられる回路の一例を示す概略図である。
【図3】同携帯電話用記憶装置を携帯電話又はコンピュータ装置(パソコン)に接続する場合の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 携帯電話用記憶装置
11 本体ケース
12 携帯電話用コネクタ
13 パソコン用コネクタ
14 制御回路
15 発振器
16 メモリ
Claims (6)
- 携帯電話のデータ通信用コネクタに接続される第1のコネクタと、
コンピュータ装置のデータ通信用コネクタに接続される第2のコネクタと、
前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを介して前記携帯電話及び前記コンピュータ装置との間で送受信される情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする携帯電話用記憶装置。 - 前記第1のコネクタは、各部を収容する本体ケースの一側に設けられ、
前記第2のコネクタは、前記本体ケースの別の一側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯電話用記憶装置。 - 前記記憶手段は、フラッシュメモリであることを特徴とする請求項1記載の携帯電話用記憶装置。
- 前記第2のコネクタは、USB規格に準拠したコネクタであることを特徴とする請求項1記載の携帯電話用記憶装置。
- 前記記憶手段は、前記第2のコネクタを介して前記コンピュータ装置に対して接続された状態で、当該コンピュータ装置によって外部記憶装置として認識されることを特徴とする請求項1記載の携帯電話用記憶装置。
- 前記記憶手段は、前記携帯電話又は前記コンピュータ装置から前記第1のコネクタ又は前記第2のコネクタを介して供給される電力を利用して、情報の記録及び/又は再生動作を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯電話用記憶装置。
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JP2008518364A (ja) * | 2004-10-27 | 2008-05-29 | ヴェリサイン インコーポレイテッド | 携帯端末におけるデータの管理方法及び装置 |
JP2009123177A (ja) * | 2007-11-11 | 2009-06-04 | E-Gensolution Co Ltd | バッテリバックアップ装置 |
JP2014165419A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Stanley Electric Co Ltd | p型ZnO系半導体層の製造方法、ZnO系半導体素子の製造方法、及び、n型ZnO系半導体積層構造 |
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2003
- 2003-03-24 JP JP2003079709A patent/JP2004289541A/ja not_active Withdrawn
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