JP2004287850A - サービス提供方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話等の端末を利用し、ユーザにもサービス提供者にもメリットの大きなオンデマンド情報サービスを実現する。
【解決手段】ユーザ関連処理部34はユーザの属性情報を管理する。サービス関連処理部50は、加盟店のサービスの内容などサービスに関連する情報を管理する。ユーザから要求があったとき、そのユーザの属性や現在位置がユーザ関連処理部34からサービス関連処理部50へ通知される。サービス関連処理部50は現在時刻も考慮し、そのユーザに提供すべきサービスを決定する。サービスの候補を選定するとき、ユーザの要望だけでなく、予めサービス提供者がユーザに課すべきスクリーン情景を設定しておく。これによりユーザとサービス提供者のベストマッチングが実現する。
【選択図】 図2
【解決手段】ユーザ関連処理部34はユーザの属性情報を管理する。サービス関連処理部50は、加盟店のサービスの内容などサービスに関連する情報を管理する。ユーザから要求があったとき、そのユーザの属性や現在位置がユーザ関連処理部34からサービス関連処理部50へ通知される。サービス関連処理部50は現在時刻も考慮し、そのユーザに提供すべきサービスを決定する。サービスの候補を選定するとき、ユーザの要望だけでなく、予めサービス提供者がユーザに課すべきスクリーン情景を設定しておく。これによりユーザとサービス提供者のベストマッチングが実現する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、サービス提供技術に関し、とくに、複数のサービス提供者に係る複数のサービスをユーザへ提供する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種情報機器の中にあって、携帯電話の技術革新は特にめざましい。電気通信事業社協会(TCA)の調べによると、2003年2月末現在の携帯電話の加入者数は7400万を超え、そのうち、インターネット接続サービスの契約数は6000万を超える。したがって、わが国の国民の二人に一人が携帯電話のインターネット接続サービスを利用していることになる。インターネット接続サービスの契約者数の激増の背景には、携帯電話を用いた電子メール利用の高い利便性がある。特に若い人の間では直接通話するよりも、電子メールでやり取りするほうが意思疎通の円滑を図れるという風潮がある。
【0003】
一方、インターネットを利用したウェブ接続サービスについては、電子メールサービスよりも改善の余地が大きいと思われる。その最大の理由は、携帯電話の画面サイズと操作性の制約にある。無数ともいえるウェブサイトの中から必要な情報を選ぶ際、限られた画面サイズの中で情報を的確に把握することは一般に困難である。また、必要な情報にたどり着くための操作は煩瑣なことも多い。にもかかわらず、ユーザはその時々の必要に応じて、的確かつ迅速に必要な情報を探し出したい。例えば、終電がなくなりそうなときに、どのルートで帰れば確実に電車で家に帰れるか、または終電がなくなった後、いかにタクシーを早く見つけることができるかなどは、切実な問題である。このような状況においてこそ、携帯電話のインターネット接続サービスの利便性が問われるところである。
【0004】
特開2002−15040号公報(特許文献1)には、タクシーを配車するシステムが提案されている。このシステムでは、配車を希望する人は、任意の場所から携帯電話で管理システムにアクセスし、配車に関する希望条件を登録し、管理システムは、配車希望のあった人の携帯電話の位置と現在の時間と配車希望時間をもとに、空車タクシーの中から最適なタクシーを選び出す。これにより、タクシーを効率的に配車するものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−15040号公報 (全文)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、ユーザが終電に乗り遅れたとき、ユーザにはいくつかの選択肢がある。例えば、タクシーで家に帰る、ホテルに泊まる、レストランや居酒屋で始発まで過ごすなどである。したがって、ユーザがリアルタイムに望むサービスは、決してタクシーだけに限られるわけではなく、業種を超えてさまざまな分野に及ぶ。上述の特許文献1はタクシーの配車には都合が良くても、それはユーザの選択肢の一つでしかない。ユーザは、ホテルの宿泊代がタクシー代よりも安ければ、ホテルに宿泊することを選択する場合もある。こうしたユーザの要望にこたえるためには、予めいろいろな可能性を考慮し、最適なサイト構築をする必要がある。
【0007】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的はユーザがリアルタイムにサービスを必要とするようなテーマを的確に設定し、ユーザの要求にオンディマンドで応えるサービス提供技術を提供することにある。
【0008】
別の目的は、ユーザがサービスを要求するさまざまなシチュエーションを想定し、異なる分野のサービスであっても一括してユーザに提示できるサービス提供技術を提供することにある。さらに別の目的は、ユーザが予めサービスの希望を登録し、その希望に沿ったサービスを提供する技術の提供にある。
【0009】
さらに別の目的は、サービス提供者側からも自らがサービスの対象としたいユーザの選定を可能とするサービス提供技術の提供にある。本発明はさらに、携帯端末をはじめとするユーザ端末の利便性を高めることのできるサービス提供技術の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、サービス提供方法に関する。この方法は、複数のサービス提供者に係る複数のサービスを分類して記録装置へ登録するステップと、サービス提供者がユーザを選定するためのスクリーン条件をサービス提供者の指示に従い、かつコンピュータにて検索可能な形で記録装置へ登録するステップと、ユーザからネットワーク経由で発行されるサービス提供の要求を受信するステップと、受信した要求に相応しいサービスであってユーザがスクリーン条件を満たすものを記録装置から選定するステップと、選定したサービスを前記ユーザへ提示するステップとを含む。
【0011】
この構成によれば、予めスクリーン条件でサービスが絞られるため、ユーザも選択がしやすいし、サービス提供者(以下単に「加盟店」ともいう)も、自己が望む顧客の取り込みに有効である。「検索可能な形で」とは、たとえば条件を項目に分けて、各項目について選択肢を設け、加盟店に指定させる方法で実現できる。たとえば、サービスの登録時に、「ユーザの要求がいつであれば、サービスを提供しますか。」と加盟店にたずね、「1.9〜18時の間、2.それ以外」から選択させる。ユーザの要求が12時にあれば、「1.」を選択した加盟店のサービスがユーザに提示される。
【0012】
前記のサービスは、ユーザの目的を端的に示すテーマに従って分類および登録されており、ユーザの要求に相応しいサービスがテーマを手がかりとして選定されてもよい。たとえば、ユーザの目的が「電車がなくなったけれど、家に帰りたい」であれば、テーマは単に「帰りたい」のように設定できる。また、それに相応しいサービスとして、「タクシー」などをそのテーマの下に登録しておく。その結果、ユーザは自分の主観的または直観的な表現から所望のサービスを早く見つけ出すことができる。
【0013】
本発明の別の態様は、サービス提供装置に関する。この装置は、ネットワークと通信する通信部と、そのネットワーク経由でサービスを要求するユーザに関する処理を担当するユーザ関連処理部と、ユーザへサービスを提供するサービス提供者に関する処理を担当するサービス関連処理部とを含み、ユーザ関連処理部は、サービスを要求してきたユーザを特定するユーザ特定部を含み、サービス関連処理部は、サービス提供者がユーザを選定するためのスクリーン条件を各サービスに関連づけて登録するサービス登録部と、特定されたユーザに相応しいサービスであってそのユーザがスクリーン条件を満たすものを選定する提供サービス決定部とを含む。
【0014】
また、ユーザ関連処理部は、サービスを要求してきたユーザの位置を特定するユーザ位置特定部をさらに含み、提供サービス決定部は、特定されたユーザの属性および位置を前記スクリーン条件に照会してサービスを選定してもよい。
【0015】
提供サービス決定部はさらに、ユーザの要求がなされた時刻をスクリーン条件に照会してサービスを選定してもよい。
また、ユーザにサービスを提示したこと、またはそのサービスが実施されたことを契機として当該サービスを提供するサービス提供者に対する課金情報を発生する課金管理部をさらに含んでもよい。このとき、課金情報に基づく決済処理をネットワークの運営主体が有する決済手段を利用して行ってもよい。その場合、既存のインフラを利用でき、かつ高いセキュリティが期待できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は実施の形態にかかるサービス提供装置18を含むシステムの全体構成図である。ここでは、携帯端末10、12、サービス提供者端末15、およびサービスサイト16がインターネット14に接続されている。サービスサイト16はサービス提供装置18を含む。携帯端末10、12は例えばユーザの持つ携帯電話である。サービス提供者端末15は、例えばタクシー会社やホテルの端末である。サービス提供者端末15は、予め自分がユーザに提供したいサービスをサービス提供装置18へ登録する。一方、ユーザは、携帯端末10、12を介して、自分の情報をサービス提供装置18へ登録しておく。この準備により、ユーザがサービスを求めるときに、サービス提供装置18によってユーザとサービス提供者のマッチングが行われ、最適なサービスがユーザに提供される。
【0017】
本システムにおける特徴は以下の通りである。
(1)サービス提供装置18は携帯端末10、12からのサービス要求に対し、要求のあった場所や時間、およびそのユーザの属性や嗜好などのユーザ情報に対し、サービス可能な加盟店をオンディマンドで紹介する。
【0018】
(2)加盟店からのサービスは、ユーザへのリアルタイム性を持つサービスであり、加盟店からのスクリーン条件によってユーザの選択が可能である。「スクリーン条件」とは、現在時刻、ユーザの現在位置、ユーザの属性などをもとにサービスを提供したいユーザを選定するための条件をいう。例えば、タクシー会社はその営業地域を大きく外れるようなユーザからの要請には応えにくいため、地域によるスクリーン条件を設定する。
【0019】
(3)ユーザは現在時刻、自分の現在位置、自分のユーザ属性などに対して、提供されうる加盟店からのサービス一覧を参照でき、選択できる。
【0020】
(4)サービスはユーザの置かれたシチュエーションに応じて予め効果的に配列されている。例えばユーザが終電を逃したことは現在時刻から判明するため、ユーザの10の画面に「帰れない」という選択肢を表示することができる。ユーザがその項目を選択すると、その下に「ホテル」「タクシー」「サウナ」などの細分化された選択肢があらわれる。こうしたサービス情報の提示によりユーザは同じサイトの中で状況に応じて必要なサービスを的確に選択することができる。なお、「帰れない」のようなユーザの目的に直結する直感的なタイトルを「テーマ」と呼ぶ。
【0021】
(5)ユーザがサービスを要求するシチュエーションをさまざま想定し、数多くのサービスを予めサービス提供装置18へ登録する。これにより、ユーザはサービスサイト16だけでいろいろな場面のサービスを受けられ、携帯端末10の操作性が多少低くとも、サービス検索の利便性が高い。
【0022】
(6)サービス提供装置18に多様なサービスを登録することにより、ユーザのアクセス数を増やすことができる。ユーザのアクセス数が増えれば、加盟店が増える。加盟店が増えれば、サービスの提供に競争が起こり、サービスの形態に適切な棲み分けが起き、またサービス価格も下がるため、ユーザメリットが生じる。仮に同業他社が加盟店になった場合でも、前述のスクリーン条件をうまく活用することにより、ユーザ数を確保することができる。
【0023】
図2はサービス提供装置18の内部構成を示す。通信部30はインターネット14を介して携帯端末10、12、サービス提供者端末15などと通信する。フロントエンド処理部32は、携帯端末10、12およびサービス提供者端末15に対して必要な情報を画面構成として提供し、それらからの指示等を取得する。フロントエンド処理部32は例えばCGI(Common Gateway Interface)その他の機能によって実現される。
【0024】
ユーザ関連処理部34はユーザに関する処理を担当し、ユーザ特定部36、ユーザ位置特定部38、ユーザ管理部40を含む。ユーザ管理部40はユーザの属性その他の情報をユーザ情報記録部42へ登録する。ユーザ特定部36はユーザからサービスの要求があったとき携帯端末10、12の発信者番号やメールアドレスからユーザを特定する。ユーザ位置特定部38は携帯端末10、12の備えるGPS(global Positioning System)情報や携帯端末10、12が接続した基地局情報などをもとにユーザの現在位置を特定する。特定されたユーザの位置、および特定されたユーザの属性等の情報はサービス関連処理部50へ提供される。
【0025】
サービス関連処理部50は、サービス提供者、すなわち加盟店のサービスに関する情報と、課金関連処理を担当し、提供サービス決定部52、サービス登録部54、課金管理部44を含む。また、RTC(Real Time Clock)48は、現在時刻をサービス関連処理部50へ通知する。サービス登録部54は加盟店がユーザへ提供したいサービスに関する情報を加盟店からの指示に従い、サービス記録部56へ登録する。この際、サービスごとにスクリーン条件も登録する。提供サービス決定部52は、要求を出したユーザの属性その他の情報、現在位置、および現在時刻をもとに、そのユーザに提供すべきサービスをサービス記録部56から選定する。
【0026】
提供サービス決定部52は、選定したサービスをフロントエンド処理部32を介してユーザに提示し、ユーザが最終的に選択したサービスを特定する。特定したサービスについてはその詳細情報をサービス記録部56から読み出し、フロントエンド処理部32を介してユーザへ提示するとともに、そのサービス提供者へ電子メールその他の方法で即座に通知する。実際のサービスは、サービス提供者からなされるが、そのための詳細情報、例えばレストランの地図などは提供サービス決定部52からユーザへ提示されてもよい。
【0027】
課金管理部44は、ユーザが最終的にサービスを決定したこと、又はサービス提供者にその旨を通知したこと、場合によってはそのサービス提供者によってサービスが実際になされたことが検証されたことを契機として課金情報を発生する。発生した課金情報は、課金記録部58へ加盟店ごとに蓄積される。この実施の形態では、サービスサイト16はユーザにはサービス提供に対する手数料を取らず、加盟店の側にユーザの紹介料という形で課金する。決済は、例えば携帯端末10、12のキャリアである通信会社が有する決済システムによって行われる。
【0028】
図3は、ユーザ情報記録部42の内部構成を示す。ユーザ情報記録部42は、ユーザID欄62、ユーザ名欄64、年齢欄66、性別欄68、住所欄70、嗜好欄72、許容範囲欄74、購入履歴欄76を含む。ユーザIDとユーザの発信者番号の対応関係は図示しない別のテーブルで管理されている。年齢、性別などはユーザの属性である。これらの属性は、加盟店側が設定するスクリーン条件に利用される。なお、ユーザに提示すべきサービスがある程度多い場合、適宜、嗜好欄72の情報を利用してもよい。たとえば、ユーザIDが「0001」のユーザは嗜好欄72において「映画・酒・・・」が好みであることがわかるため、このユーザには、そうしたものに関連するサービスが高い優先度で表示されるなどの処理をする。
【0029】
許容範囲欄74は、ユーザが提示を求めるサービスの範囲を示す。例えばユーザIDが「0001」のユーザは、サービスを受ける場所として「東京のみ」、サービスを受ける時間として「23時〜」を指定している。また、ユーザIDが「0002」のユーザは、提示されるサービスの合計として「3通/日」とし、またサービスを受ける場所として「半径3km」としている。すなわちこのユーザは、一日に3通までのサービス提示を許可し、また自分の現在位置から3キロ以内のサービス提供場所に限ってサービスの提示を求めている。ユーザから設定可能なサービスの提示制限として、以下のようなものがある。
【0030】
a.1日や1週間などの所定期間におけるサービス提示の総数
b.配信を許す分野、例えば、レストラン、交通、宿泊、美容
c.配信を希望する時間帯
d.配信を希望する自分の現在位置
e.競業複数社が提案する場合、金額順に上位N社までに限る制限
f.サービス提供場所とユーザ現在位置の距離の上限。
【0031】
購入履歴欄76は、ユーザが最近購入した商品の一覧である。この情報はユーザにサービス提供の候補を選択する際、補助的に利用される。
【0032】
図4はサービス記録部56の内部構成を示す。サービス記録部56は、サービスID欄82、提供者欄84、提供内容欄86、スクリーン条件欄88、詳細欄90、登録位置欄92を含む。提供者欄84はユーザが最終的にサービスを決定したとき、そのサービス提供者に通知するために利用される。そのため、図示しない電話番号や電子メールが提供者欄84に関連付けられている。提供内容欄86はユーザがサービスをキーワード検索などするときに利用される。ただし、登録位置欄92において、テーマ名の下にサービスが登録されている場合、ユーザはテーマから検索するため、その場合、提供内容欄86は必須ではない。
【0033】
スクリーン条件欄88は、サービス提供者がサービスの対象としたいユーザに求めるスクリーン条件を登録する。たとえば、サービスIDが「0001」の場合、スクリーン条件として「(A地区)×(23時〜)×(20才〜)×(サービス可能)」である。ここで「(A地区)」はユーザの現在位置、「(23時〜)」は現在時刻、「(20才〜)」はユーザの年齢、「(サービス可能)」は例えば特定の同業他社が同時にサービスを提案している場合には提案を控えるといった個別の条件である。
【0034】
したがって、サービスID「0001」のサービスは、ユーザがA地区にいて、23時以降にタクシーの配車を要求したとき、そのユーザが20歳以上であり、かつタクシー業者であるABCタクシーがサービス可能と判断した場合、ユーザに「ABCタクシー」が提示される。そのとき仮に、ユーザがABCタクシーの詳細を知りたければ、詳細欄90に記載されたリンクをたどり詳細情報を得ることができる。なお、登録位置欄92はABCタクシーが自社のサービスをサービス提供装置18のいずれのカテゴリーに登録するかを示すもので、詳細は図5で説明する。
【0035】
以上、図3に示すユーザ情報記録部42および図4に示すサービス記録部56の情報をもとに、提供サービス決定部52はユーザとサービス提供者のマッチングをとる。なお、サービス提供者はスクリーン条件とともに割引などの特別サービス情報を設定してよい。例えば、23時以降のサービス要求に対しては10パーセントの割引、24時以降のサービス要求に対しては30パーセントの割引というように、スクリーン条件を段階的に設定し、それぞれの条件に対応付けて割引やクーポンなどの特別サービスを設定および提示してもよい。これによりサービス提供者はより細かい営業戦略、ユーザ取り込みの戦略を組み立てることができる。
【0036】
図5はサービス記録部56に登録されるサービスのツリー構造を示す。この構造はユーザに、サービスが提示されるときに利用される。ここでは「日常」の下に「帰れない」「空腹」「みんなでワイワイ」の3つの分類がテーマとされている。ユーザが「帰れない」というテーマを選択したとき、そのシチュエーションに応じ、「ホテル」「タクシー」「サウナ」の3つの選択肢があらわれる。
【0037】
これらの分類の下には、それぞれ予め提供サービス決定部52がユーザに提示すべく選択した候補が準備されており、例えばユーザが「タクシー」を選択すると、図4の「ABCタクシー」などが表示される。ユーザとサービス提供者のマッチングは、ユーザには暗黙的に行われており、ユーザの希望とサービス提供者の希望の合致したサービスだけが提示される。図5のごとく、サービスを予めユーザのシチュエーションに応じてテーマごとに分類し、たとえ異なる業種であっても同一の階層に配置することにより、ユーザの利便性を高めることができる。このサービス情報のツリー構造については以下の点に配慮すべきである。
【0038】
(1)同図において、「帰れない」のうしろに(1.0)が座標のように記述されている。これはツリー構造のノードを座標指定するための付属情報であり、こうした座標による記述を利用する場合、図4の登録位置欄92は座標表示となる。
【0039】
(2)加盟店はサービスを登録する際、テーマやカテゴリーを新たに登録することができるものとする。これにより、加盟店の工夫によって営業的な余地が生ずる。ただし、テーマ等があまりにも多すぎると、かえってユーザの利便性を損なうため、サービスサイト16の運営者は適宜ツリー構造の検証をすることが望ましい。
【0040】
(3)サービスサイト16の運営者は、図5に示すものの他に、予めユーザのシチュエーションを想定し、テーマの追加をすることが望ましい。例えば、テーマとして「事故」「気分が悪い」「映画が見たい」など、ユーザが直感的に要求するサービスを選定および登録することが望ましい。
【0041】
図6は以上の構成によるサービスの決定に関する手順を示す。まずユーザは携帯端末10、12によりサービスの要求を出す(S10)。サービスの要求は音声発話でもよいし、電子メールでもよいし、ウェブサイトの指示に従う入力によってなされてもよい。
【0042】
サービス提供装置18はこの要求を受信する(S12)。つづいて、ユーザ特定部36によってユーザを特定し、(S14)、ユーザ位置特定部38がユーザの現在位置を特定する(S16)。これらの情報、およびユーザ情報記録部42から読み出されたそのユーザの属性等の個人情報は、サービス関連処理部50へ提供される。一方、サービス関連処理部50は現在時刻を特定し(S18)、提供サービス決定部52がユーザとサービス提供者のマッチングをもとに、そのユーザに提供可能なサービスを選定する(S20)。選定されたサービスはフロントエンド処理部32および通信部30を経て提示され(S22)、携帯端末10、12の画面に表示される(S24)。
【0043】
ユーザは表示されたサービスの中から自分が希望するサービスを選択し(S26)、この指示を送信する。送信された指示はサービス提供装置18で受信され(S28)、そのサービスの詳細情報が存在する場合には、これをユーザへ提供する(S30)。詳細情報は、携帯端末10、12において表示される(S32)。
【0044】
この後、選択されたサービスが最終決定であれば、その旨がそのサービスのサービス提供者へ通知される(S34)。ユーザには、図示しないサービス提供者から、たとえば電話による確認がなされ、その上でユーザへサービスが提供され、ユーザがサービスを享受する(S38)。サービス提供装置18は、サービス提供者への通知をもって一連の処理を終了したものとみなし、そのサービス提供者へユーザを紹介したことに対する課金を記録する(S36)。以上の一連の処理を終了する。
【0045】
以上、実施の形態を説明した。この実施の形態は例示であり、その様々な変形例も本発明に含まれることは当業者には理解されるところである。そうした例を挙げる。
【0046】
実施の形態ではいろいろな条件をスクリーン条件として例示した。しかし、スクリーン条件は複数の組合せである必要はなく、いずれかひとつの条件を単独で利用することもできる。組合せの場合も、その数に制約はない。
【0047】
たとえば、ふたつの条件を組み合わせる際、なんらかの形で「時刻」と「場所」という概念による絞り込みは有用である。実施の形態では、時刻は「現在時刻」としたが、単に現在時刻といっても、「要求のあった時刻」「要求を受け付けた時刻」「要求に対して応答した時刻」など、いろいろな意味を含んでいる。また、「時刻」を現在時刻に限る必要はなく、「未来の時刻」を条件としてもよい。たとえば、「実際にサービスが可能な予定時刻」「ユーザがサービスの実施を望む時刻」などを条件としてもよい。
【0048】
一方、「場所」についても、実施の形態ではユーザの現在位置やサービス可能な地域などを中心に説明したが、当然これらに限られない。たとえば、ユーザがサービスを望む場所も考えられる。したがって、「東京駅に明日の20時で」というような、ユーザの指定に係る場所と未来の時刻の組合せを条件とすることもできる。
【0049】
実施の形態では、テーマごとにサービスの候補が提示されるとした。しかし、サービスが多数登録されている場合、候補が非常に多くなり、ユーザの利便性が低くなるおそれがある。そのため、提供サービス決定部52およびフロントエンド処理部32の協働により、ユーザによるテーマ検索を実現してもよい。
【0050】
例えば、ユーザがテーマを指定しない場合、検索の開始点を図5のルートである「日常」と定め、そのノードよりも下に位置するテーマ名を一覧表示する。図5の場合、「帰れない」「空腹」「みんなでワイワイ」が表示される。以下、ユーザはテーマをクリックしていくことで、深い階層に移ることができる。一方、ユーザが最初に「帰れない」をテーマ指定したとき、検索の開始点が「帰れない」になり、このノードよりも下にあるテーマ、すなわち「ホテル」「タクシー」「サウナ」が表示される。いずれの場合も、ユーザは目的のサービスに到達しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るシステムの全体構成図である。
【図2】実施の形態に係るサービス提供装置の構成図である。
【図3】サービス提供装置が有するユーザ情報記録部の内部構成図である。
【図4】サービス提供装置が有するサービス記録部の内部構成図である。
【図5】サービス記録部に登録されているサービスのツリー構造図である。
【図6】ユーザがサービス提供装置を利用してサービスの提供を受けるまでの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,12 携帯端末、 18 サービス提供装置、 30 通信部、 34ユーザ関連処理部、 36 ユーザ特定部、 ユーザ位置特定部38 ユーザ位置特定部、 40 ユーザ管理部、 42 ユーザ情報記録部、 44 課金管理部、 50 サービス関連処理部、 52 提供サービス決定部、 54 サービス登録部、 56 サービス記録部、 58 課金記録部。
【発明の属する技術分野】
この発明は、サービス提供技術に関し、とくに、複数のサービス提供者に係る複数のサービスをユーザへ提供する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種情報機器の中にあって、携帯電話の技術革新は特にめざましい。電気通信事業社協会(TCA)の調べによると、2003年2月末現在の携帯電話の加入者数は7400万を超え、そのうち、インターネット接続サービスの契約数は6000万を超える。したがって、わが国の国民の二人に一人が携帯電話のインターネット接続サービスを利用していることになる。インターネット接続サービスの契約者数の激増の背景には、携帯電話を用いた電子メール利用の高い利便性がある。特に若い人の間では直接通話するよりも、電子メールでやり取りするほうが意思疎通の円滑を図れるという風潮がある。
【0003】
一方、インターネットを利用したウェブ接続サービスについては、電子メールサービスよりも改善の余地が大きいと思われる。その最大の理由は、携帯電話の画面サイズと操作性の制約にある。無数ともいえるウェブサイトの中から必要な情報を選ぶ際、限られた画面サイズの中で情報を的確に把握することは一般に困難である。また、必要な情報にたどり着くための操作は煩瑣なことも多い。にもかかわらず、ユーザはその時々の必要に応じて、的確かつ迅速に必要な情報を探し出したい。例えば、終電がなくなりそうなときに、どのルートで帰れば確実に電車で家に帰れるか、または終電がなくなった後、いかにタクシーを早く見つけることができるかなどは、切実な問題である。このような状況においてこそ、携帯電話のインターネット接続サービスの利便性が問われるところである。
【0004】
特開2002−15040号公報(特許文献1)には、タクシーを配車するシステムが提案されている。このシステムでは、配車を希望する人は、任意の場所から携帯電話で管理システムにアクセスし、配車に関する希望条件を登録し、管理システムは、配車希望のあった人の携帯電話の位置と現在の時間と配車希望時間をもとに、空車タクシーの中から最適なタクシーを選び出す。これにより、タクシーを効率的に配車するものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−15040号公報 (全文)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、ユーザが終電に乗り遅れたとき、ユーザにはいくつかの選択肢がある。例えば、タクシーで家に帰る、ホテルに泊まる、レストランや居酒屋で始発まで過ごすなどである。したがって、ユーザがリアルタイムに望むサービスは、決してタクシーだけに限られるわけではなく、業種を超えてさまざまな分野に及ぶ。上述の特許文献1はタクシーの配車には都合が良くても、それはユーザの選択肢の一つでしかない。ユーザは、ホテルの宿泊代がタクシー代よりも安ければ、ホテルに宿泊することを選択する場合もある。こうしたユーザの要望にこたえるためには、予めいろいろな可能性を考慮し、最適なサイト構築をする必要がある。
【0007】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的はユーザがリアルタイムにサービスを必要とするようなテーマを的確に設定し、ユーザの要求にオンディマンドで応えるサービス提供技術を提供することにある。
【0008】
別の目的は、ユーザがサービスを要求するさまざまなシチュエーションを想定し、異なる分野のサービスであっても一括してユーザに提示できるサービス提供技術を提供することにある。さらに別の目的は、ユーザが予めサービスの希望を登録し、その希望に沿ったサービスを提供する技術の提供にある。
【0009】
さらに別の目的は、サービス提供者側からも自らがサービスの対象としたいユーザの選定を可能とするサービス提供技術の提供にある。本発明はさらに、携帯端末をはじめとするユーザ端末の利便性を高めることのできるサービス提供技術の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、サービス提供方法に関する。この方法は、複数のサービス提供者に係る複数のサービスを分類して記録装置へ登録するステップと、サービス提供者がユーザを選定するためのスクリーン条件をサービス提供者の指示に従い、かつコンピュータにて検索可能な形で記録装置へ登録するステップと、ユーザからネットワーク経由で発行されるサービス提供の要求を受信するステップと、受信した要求に相応しいサービスであってユーザがスクリーン条件を満たすものを記録装置から選定するステップと、選定したサービスを前記ユーザへ提示するステップとを含む。
【0011】
この構成によれば、予めスクリーン条件でサービスが絞られるため、ユーザも選択がしやすいし、サービス提供者(以下単に「加盟店」ともいう)も、自己が望む顧客の取り込みに有効である。「検索可能な形で」とは、たとえば条件を項目に分けて、各項目について選択肢を設け、加盟店に指定させる方法で実現できる。たとえば、サービスの登録時に、「ユーザの要求がいつであれば、サービスを提供しますか。」と加盟店にたずね、「1.9〜18時の間、2.それ以外」から選択させる。ユーザの要求が12時にあれば、「1.」を選択した加盟店のサービスがユーザに提示される。
【0012】
前記のサービスは、ユーザの目的を端的に示すテーマに従って分類および登録されており、ユーザの要求に相応しいサービスがテーマを手がかりとして選定されてもよい。たとえば、ユーザの目的が「電車がなくなったけれど、家に帰りたい」であれば、テーマは単に「帰りたい」のように設定できる。また、それに相応しいサービスとして、「タクシー」などをそのテーマの下に登録しておく。その結果、ユーザは自分の主観的または直観的な表現から所望のサービスを早く見つけ出すことができる。
【0013】
本発明の別の態様は、サービス提供装置に関する。この装置は、ネットワークと通信する通信部と、そのネットワーク経由でサービスを要求するユーザに関する処理を担当するユーザ関連処理部と、ユーザへサービスを提供するサービス提供者に関する処理を担当するサービス関連処理部とを含み、ユーザ関連処理部は、サービスを要求してきたユーザを特定するユーザ特定部を含み、サービス関連処理部は、サービス提供者がユーザを選定するためのスクリーン条件を各サービスに関連づけて登録するサービス登録部と、特定されたユーザに相応しいサービスであってそのユーザがスクリーン条件を満たすものを選定する提供サービス決定部とを含む。
【0014】
また、ユーザ関連処理部は、サービスを要求してきたユーザの位置を特定するユーザ位置特定部をさらに含み、提供サービス決定部は、特定されたユーザの属性および位置を前記スクリーン条件に照会してサービスを選定してもよい。
【0015】
提供サービス決定部はさらに、ユーザの要求がなされた時刻をスクリーン条件に照会してサービスを選定してもよい。
また、ユーザにサービスを提示したこと、またはそのサービスが実施されたことを契機として当該サービスを提供するサービス提供者に対する課金情報を発生する課金管理部をさらに含んでもよい。このとき、課金情報に基づく決済処理をネットワークの運営主体が有する決済手段を利用して行ってもよい。その場合、既存のインフラを利用でき、かつ高いセキュリティが期待できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は実施の形態にかかるサービス提供装置18を含むシステムの全体構成図である。ここでは、携帯端末10、12、サービス提供者端末15、およびサービスサイト16がインターネット14に接続されている。サービスサイト16はサービス提供装置18を含む。携帯端末10、12は例えばユーザの持つ携帯電話である。サービス提供者端末15は、例えばタクシー会社やホテルの端末である。サービス提供者端末15は、予め自分がユーザに提供したいサービスをサービス提供装置18へ登録する。一方、ユーザは、携帯端末10、12を介して、自分の情報をサービス提供装置18へ登録しておく。この準備により、ユーザがサービスを求めるときに、サービス提供装置18によってユーザとサービス提供者のマッチングが行われ、最適なサービスがユーザに提供される。
【0017】
本システムにおける特徴は以下の通りである。
(1)サービス提供装置18は携帯端末10、12からのサービス要求に対し、要求のあった場所や時間、およびそのユーザの属性や嗜好などのユーザ情報に対し、サービス可能な加盟店をオンディマンドで紹介する。
【0018】
(2)加盟店からのサービスは、ユーザへのリアルタイム性を持つサービスであり、加盟店からのスクリーン条件によってユーザの選択が可能である。「スクリーン条件」とは、現在時刻、ユーザの現在位置、ユーザの属性などをもとにサービスを提供したいユーザを選定するための条件をいう。例えば、タクシー会社はその営業地域を大きく外れるようなユーザからの要請には応えにくいため、地域によるスクリーン条件を設定する。
【0019】
(3)ユーザは現在時刻、自分の現在位置、自分のユーザ属性などに対して、提供されうる加盟店からのサービス一覧を参照でき、選択できる。
【0020】
(4)サービスはユーザの置かれたシチュエーションに応じて予め効果的に配列されている。例えばユーザが終電を逃したことは現在時刻から判明するため、ユーザの10の画面に「帰れない」という選択肢を表示することができる。ユーザがその項目を選択すると、その下に「ホテル」「タクシー」「サウナ」などの細分化された選択肢があらわれる。こうしたサービス情報の提示によりユーザは同じサイトの中で状況に応じて必要なサービスを的確に選択することができる。なお、「帰れない」のようなユーザの目的に直結する直感的なタイトルを「テーマ」と呼ぶ。
【0021】
(5)ユーザがサービスを要求するシチュエーションをさまざま想定し、数多くのサービスを予めサービス提供装置18へ登録する。これにより、ユーザはサービスサイト16だけでいろいろな場面のサービスを受けられ、携帯端末10の操作性が多少低くとも、サービス検索の利便性が高い。
【0022】
(6)サービス提供装置18に多様なサービスを登録することにより、ユーザのアクセス数を増やすことができる。ユーザのアクセス数が増えれば、加盟店が増える。加盟店が増えれば、サービスの提供に競争が起こり、サービスの形態に適切な棲み分けが起き、またサービス価格も下がるため、ユーザメリットが生じる。仮に同業他社が加盟店になった場合でも、前述のスクリーン条件をうまく活用することにより、ユーザ数を確保することができる。
【0023】
図2はサービス提供装置18の内部構成を示す。通信部30はインターネット14を介して携帯端末10、12、サービス提供者端末15などと通信する。フロントエンド処理部32は、携帯端末10、12およびサービス提供者端末15に対して必要な情報を画面構成として提供し、それらからの指示等を取得する。フロントエンド処理部32は例えばCGI(Common Gateway Interface)その他の機能によって実現される。
【0024】
ユーザ関連処理部34はユーザに関する処理を担当し、ユーザ特定部36、ユーザ位置特定部38、ユーザ管理部40を含む。ユーザ管理部40はユーザの属性その他の情報をユーザ情報記録部42へ登録する。ユーザ特定部36はユーザからサービスの要求があったとき携帯端末10、12の発信者番号やメールアドレスからユーザを特定する。ユーザ位置特定部38は携帯端末10、12の備えるGPS(global Positioning System)情報や携帯端末10、12が接続した基地局情報などをもとにユーザの現在位置を特定する。特定されたユーザの位置、および特定されたユーザの属性等の情報はサービス関連処理部50へ提供される。
【0025】
サービス関連処理部50は、サービス提供者、すなわち加盟店のサービスに関する情報と、課金関連処理を担当し、提供サービス決定部52、サービス登録部54、課金管理部44を含む。また、RTC(Real Time Clock)48は、現在時刻をサービス関連処理部50へ通知する。サービス登録部54は加盟店がユーザへ提供したいサービスに関する情報を加盟店からの指示に従い、サービス記録部56へ登録する。この際、サービスごとにスクリーン条件も登録する。提供サービス決定部52は、要求を出したユーザの属性その他の情報、現在位置、および現在時刻をもとに、そのユーザに提供すべきサービスをサービス記録部56から選定する。
【0026】
提供サービス決定部52は、選定したサービスをフロントエンド処理部32を介してユーザに提示し、ユーザが最終的に選択したサービスを特定する。特定したサービスについてはその詳細情報をサービス記録部56から読み出し、フロントエンド処理部32を介してユーザへ提示するとともに、そのサービス提供者へ電子メールその他の方法で即座に通知する。実際のサービスは、サービス提供者からなされるが、そのための詳細情報、例えばレストランの地図などは提供サービス決定部52からユーザへ提示されてもよい。
【0027】
課金管理部44は、ユーザが最終的にサービスを決定したこと、又はサービス提供者にその旨を通知したこと、場合によってはそのサービス提供者によってサービスが実際になされたことが検証されたことを契機として課金情報を発生する。発生した課金情報は、課金記録部58へ加盟店ごとに蓄積される。この実施の形態では、サービスサイト16はユーザにはサービス提供に対する手数料を取らず、加盟店の側にユーザの紹介料という形で課金する。決済は、例えば携帯端末10、12のキャリアである通信会社が有する決済システムによって行われる。
【0028】
図3は、ユーザ情報記録部42の内部構成を示す。ユーザ情報記録部42は、ユーザID欄62、ユーザ名欄64、年齢欄66、性別欄68、住所欄70、嗜好欄72、許容範囲欄74、購入履歴欄76を含む。ユーザIDとユーザの発信者番号の対応関係は図示しない別のテーブルで管理されている。年齢、性別などはユーザの属性である。これらの属性は、加盟店側が設定するスクリーン条件に利用される。なお、ユーザに提示すべきサービスがある程度多い場合、適宜、嗜好欄72の情報を利用してもよい。たとえば、ユーザIDが「0001」のユーザは嗜好欄72において「映画・酒・・・」が好みであることがわかるため、このユーザには、そうしたものに関連するサービスが高い優先度で表示されるなどの処理をする。
【0029】
許容範囲欄74は、ユーザが提示を求めるサービスの範囲を示す。例えばユーザIDが「0001」のユーザは、サービスを受ける場所として「東京のみ」、サービスを受ける時間として「23時〜」を指定している。また、ユーザIDが「0002」のユーザは、提示されるサービスの合計として「3通/日」とし、またサービスを受ける場所として「半径3km」としている。すなわちこのユーザは、一日に3通までのサービス提示を許可し、また自分の現在位置から3キロ以内のサービス提供場所に限ってサービスの提示を求めている。ユーザから設定可能なサービスの提示制限として、以下のようなものがある。
【0030】
a.1日や1週間などの所定期間におけるサービス提示の総数
b.配信を許す分野、例えば、レストラン、交通、宿泊、美容
c.配信を希望する時間帯
d.配信を希望する自分の現在位置
e.競業複数社が提案する場合、金額順に上位N社までに限る制限
f.サービス提供場所とユーザ現在位置の距離の上限。
【0031】
購入履歴欄76は、ユーザが最近購入した商品の一覧である。この情報はユーザにサービス提供の候補を選択する際、補助的に利用される。
【0032】
図4はサービス記録部56の内部構成を示す。サービス記録部56は、サービスID欄82、提供者欄84、提供内容欄86、スクリーン条件欄88、詳細欄90、登録位置欄92を含む。提供者欄84はユーザが最終的にサービスを決定したとき、そのサービス提供者に通知するために利用される。そのため、図示しない電話番号や電子メールが提供者欄84に関連付けられている。提供内容欄86はユーザがサービスをキーワード検索などするときに利用される。ただし、登録位置欄92において、テーマ名の下にサービスが登録されている場合、ユーザはテーマから検索するため、その場合、提供内容欄86は必須ではない。
【0033】
スクリーン条件欄88は、サービス提供者がサービスの対象としたいユーザに求めるスクリーン条件を登録する。たとえば、サービスIDが「0001」の場合、スクリーン条件として「(A地区)×(23時〜)×(20才〜)×(サービス可能)」である。ここで「(A地区)」はユーザの現在位置、「(23時〜)」は現在時刻、「(20才〜)」はユーザの年齢、「(サービス可能)」は例えば特定の同業他社が同時にサービスを提案している場合には提案を控えるといった個別の条件である。
【0034】
したがって、サービスID「0001」のサービスは、ユーザがA地区にいて、23時以降にタクシーの配車を要求したとき、そのユーザが20歳以上であり、かつタクシー業者であるABCタクシーがサービス可能と判断した場合、ユーザに「ABCタクシー」が提示される。そのとき仮に、ユーザがABCタクシーの詳細を知りたければ、詳細欄90に記載されたリンクをたどり詳細情報を得ることができる。なお、登録位置欄92はABCタクシーが自社のサービスをサービス提供装置18のいずれのカテゴリーに登録するかを示すもので、詳細は図5で説明する。
【0035】
以上、図3に示すユーザ情報記録部42および図4に示すサービス記録部56の情報をもとに、提供サービス決定部52はユーザとサービス提供者のマッチングをとる。なお、サービス提供者はスクリーン条件とともに割引などの特別サービス情報を設定してよい。例えば、23時以降のサービス要求に対しては10パーセントの割引、24時以降のサービス要求に対しては30パーセントの割引というように、スクリーン条件を段階的に設定し、それぞれの条件に対応付けて割引やクーポンなどの特別サービスを設定および提示してもよい。これによりサービス提供者はより細かい営業戦略、ユーザ取り込みの戦略を組み立てることができる。
【0036】
図5はサービス記録部56に登録されるサービスのツリー構造を示す。この構造はユーザに、サービスが提示されるときに利用される。ここでは「日常」の下に「帰れない」「空腹」「みんなでワイワイ」の3つの分類がテーマとされている。ユーザが「帰れない」というテーマを選択したとき、そのシチュエーションに応じ、「ホテル」「タクシー」「サウナ」の3つの選択肢があらわれる。
【0037】
これらの分類の下には、それぞれ予め提供サービス決定部52がユーザに提示すべく選択した候補が準備されており、例えばユーザが「タクシー」を選択すると、図4の「ABCタクシー」などが表示される。ユーザとサービス提供者のマッチングは、ユーザには暗黙的に行われており、ユーザの希望とサービス提供者の希望の合致したサービスだけが提示される。図5のごとく、サービスを予めユーザのシチュエーションに応じてテーマごとに分類し、たとえ異なる業種であっても同一の階層に配置することにより、ユーザの利便性を高めることができる。このサービス情報のツリー構造については以下の点に配慮すべきである。
【0038】
(1)同図において、「帰れない」のうしろに(1.0)が座標のように記述されている。これはツリー構造のノードを座標指定するための付属情報であり、こうした座標による記述を利用する場合、図4の登録位置欄92は座標表示となる。
【0039】
(2)加盟店はサービスを登録する際、テーマやカテゴリーを新たに登録することができるものとする。これにより、加盟店の工夫によって営業的な余地が生ずる。ただし、テーマ等があまりにも多すぎると、かえってユーザの利便性を損なうため、サービスサイト16の運営者は適宜ツリー構造の検証をすることが望ましい。
【0040】
(3)サービスサイト16の運営者は、図5に示すものの他に、予めユーザのシチュエーションを想定し、テーマの追加をすることが望ましい。例えば、テーマとして「事故」「気分が悪い」「映画が見たい」など、ユーザが直感的に要求するサービスを選定および登録することが望ましい。
【0041】
図6は以上の構成によるサービスの決定に関する手順を示す。まずユーザは携帯端末10、12によりサービスの要求を出す(S10)。サービスの要求は音声発話でもよいし、電子メールでもよいし、ウェブサイトの指示に従う入力によってなされてもよい。
【0042】
サービス提供装置18はこの要求を受信する(S12)。つづいて、ユーザ特定部36によってユーザを特定し、(S14)、ユーザ位置特定部38がユーザの現在位置を特定する(S16)。これらの情報、およびユーザ情報記録部42から読み出されたそのユーザの属性等の個人情報は、サービス関連処理部50へ提供される。一方、サービス関連処理部50は現在時刻を特定し(S18)、提供サービス決定部52がユーザとサービス提供者のマッチングをもとに、そのユーザに提供可能なサービスを選定する(S20)。選定されたサービスはフロントエンド処理部32および通信部30を経て提示され(S22)、携帯端末10、12の画面に表示される(S24)。
【0043】
ユーザは表示されたサービスの中から自分が希望するサービスを選択し(S26)、この指示を送信する。送信された指示はサービス提供装置18で受信され(S28)、そのサービスの詳細情報が存在する場合には、これをユーザへ提供する(S30)。詳細情報は、携帯端末10、12において表示される(S32)。
【0044】
この後、選択されたサービスが最終決定であれば、その旨がそのサービスのサービス提供者へ通知される(S34)。ユーザには、図示しないサービス提供者から、たとえば電話による確認がなされ、その上でユーザへサービスが提供され、ユーザがサービスを享受する(S38)。サービス提供装置18は、サービス提供者への通知をもって一連の処理を終了したものとみなし、そのサービス提供者へユーザを紹介したことに対する課金を記録する(S36)。以上の一連の処理を終了する。
【0045】
以上、実施の形態を説明した。この実施の形態は例示であり、その様々な変形例も本発明に含まれることは当業者には理解されるところである。そうした例を挙げる。
【0046】
実施の形態ではいろいろな条件をスクリーン条件として例示した。しかし、スクリーン条件は複数の組合せである必要はなく、いずれかひとつの条件を単独で利用することもできる。組合せの場合も、その数に制約はない。
【0047】
たとえば、ふたつの条件を組み合わせる際、なんらかの形で「時刻」と「場所」という概念による絞り込みは有用である。実施の形態では、時刻は「現在時刻」としたが、単に現在時刻といっても、「要求のあった時刻」「要求を受け付けた時刻」「要求に対して応答した時刻」など、いろいろな意味を含んでいる。また、「時刻」を現在時刻に限る必要はなく、「未来の時刻」を条件としてもよい。たとえば、「実際にサービスが可能な予定時刻」「ユーザがサービスの実施を望む時刻」などを条件としてもよい。
【0048】
一方、「場所」についても、実施の形態ではユーザの現在位置やサービス可能な地域などを中心に説明したが、当然これらに限られない。たとえば、ユーザがサービスを望む場所も考えられる。したがって、「東京駅に明日の20時で」というような、ユーザの指定に係る場所と未来の時刻の組合せを条件とすることもできる。
【0049】
実施の形態では、テーマごとにサービスの候補が提示されるとした。しかし、サービスが多数登録されている場合、候補が非常に多くなり、ユーザの利便性が低くなるおそれがある。そのため、提供サービス決定部52およびフロントエンド処理部32の協働により、ユーザによるテーマ検索を実現してもよい。
【0050】
例えば、ユーザがテーマを指定しない場合、検索の開始点を図5のルートである「日常」と定め、そのノードよりも下に位置するテーマ名を一覧表示する。図5の場合、「帰れない」「空腹」「みんなでワイワイ」が表示される。以下、ユーザはテーマをクリックしていくことで、深い階層に移ることができる。一方、ユーザが最初に「帰れない」をテーマ指定したとき、検索の開始点が「帰れない」になり、このノードよりも下にあるテーマ、すなわち「ホテル」「タクシー」「サウナ」が表示される。いずれの場合も、ユーザは目的のサービスに到達しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るシステムの全体構成図である。
【図2】実施の形態に係るサービス提供装置の構成図である。
【図3】サービス提供装置が有するユーザ情報記録部の内部構成図である。
【図4】サービス提供装置が有するサービス記録部の内部構成図である。
【図5】サービス記録部に登録されているサービスのツリー構造図である。
【図6】ユーザがサービス提供装置を利用してサービスの提供を受けるまでの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,12 携帯端末、 18 サービス提供装置、 30 通信部、 34ユーザ関連処理部、 36 ユーザ特定部、 ユーザ位置特定部38 ユーザ位置特定部、 40 ユーザ管理部、 42 ユーザ情報記録部、 44 課金管理部、 50 サービス関連処理部、 52 提供サービス決定部、 54 サービス登録部、 56 サービス記録部、 58 課金記録部。
Claims (17)
- 複数のサービス提供者に係る複数のサービスを分類して記録装置へ登録するステップと、
前記サービス提供者がユーザを選定するためのスクリーン条件を前記サービス提供者の指示に従い、かつコンピュータにて検索可能な形で記録装置へ登録するステップと、
ユーザからネットワーク経由で発行されるサービス提供の要求を受信するステップと、
受信した要求に相応しいサービスであって前記ユーザがスクリーン条件を満たすものを記録装置から選定するステップと、
選定したサービスを前記ユーザへ提示するステップと、
を含むことを特徴とするサービス提供方法。 - 請求項1に記載の方法において、
前記サービスは、ユーザの目的を端的に示すテーマに従って分類および登録されており、ユーザの要求に相応しいサービスがテーマを手がかりとして選定されることを特徴とするサービス提供方法。 - 請求項1に記載の方法において、
前記スクリーン条件として、前記ユーザに関連する場所および時刻が論理積の条件として設定されることを特徴とするサービス提供方法。 - 請求項2に記載の方法において、
前記スクリーン条件として、前記ユーザに関連する場所および時刻が論理積の条件として設定されることを特徴とするサービス提供方法。 - 請求項3または4に記載の方法において、
前記ユーザに関連する場所はユーザの現在位置であり、前記時刻は現在時刻であることを特徴とするサービス提供方法。 - 請求項項3または4に記載の方法において、
前記ユーザに関連する場所はユーザが指定する場所であり、前記時刻は前記ユーザが指定する未来の時刻であることを特徴とするサービス提供方法。 - 請求項3〜6のいずれかに記載の方法において、
前記スクリーン条件として、前記ユーザに関連する場所および時刻に加え、前記ユーザの属性が論理積の条件として設定されることを特徴とするサービス提供方法。 - ネットワークと通信する通信部と、
前記ネットワーク経由でサービスを要求するユーザに関する処理を担当するユーザ関連処理部と、
前記ユーザへサービスを提供するサービス提供者に関する処理を担当するサービス関連処理部とを含み、
前記ユーザ関連処理部は、サービスを要求してきたユーザを特定するユーザ特定部を含み、
前記サービス関連処理部は、
前記サービス提供者がユーザを選定するためのスクリーン条件を各サービスに関連づけて登録するサービス登録部と、
特定されたユーザに相応しいサービスであってそのユーザがスクリーン条件を満たすものを選定する提供サービス決定部と、
を含むことを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項8に記載の装置において、
前記ユーザ関連処理部は、サービスを要求してきたユーザの位置を特定するユーザ位置特定部をさらに含み、
前記提供サービス決定部は、特定されたユーザの属性および位置を前記スクリーン条件に照会してサービスを選定することを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項9に記載の装置において、
前記提供サービス決定部はさらに、ユーザの要求がなされた時刻を前記スクリーン条件に照会してサービスを選定することを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項8〜10のいずれかに記載の装置において、
前記サービス登録部は、ユーザの目的を端的に示すテーマに従ってサービスを分類して登録することを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項8〜11のいずれかに記載の装置において、
ユーザにサービスを提示したこと、またはそのサービスが実施されたことを契機として当該サービスを提供するサービス提供者に対する課金情報を発生する課金管理部をさらに含むことを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項12に記載の装置において、
前記課金情報に基づく決済処理を前記ネットワークの運営主体が有する決済手段を利用して行うことを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項8〜13のいずれかに記載の装置において、
前記スクリーン条件として、前記ユーザに関連する場所および時刻が論理積の条件として設定されることを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項14に記載の装置において、
前記ユーザに関連する場所はユーザの現在位置であり、前記時刻は現在時刻であることを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項14に記載の装置において、
前記ユーザに関連する場所はユーザが指定する場所であり、前記時刻は前記ユーザが指定する未来の時刻であることを特徴とするサービス提供装置。 - 請求項14〜16のいずれかに記載の装置において、
前記スクリーン条件として、前記ユーザに関連する場所および時刻に加え、前記ユーザの属性が論理積の条件として設定されることを特徴とするサービス提供装置。
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