JP2004286612A - イベント情報による家庭内機器管理システム及び家庭内機器 - Google Patents

イベント情報による家庭内機器管理システム及び家庭内機器 Download PDF

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秀樹 岡本
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Abstract

【課題】家庭内機器の設定時刻における機器の作動若しくは停止又は設定を集中的又は分散的に管理可能としながらも、それら機器の作動等時刻の設定又は設定変更を容易になし得るイベント情報による家庭内機器管理システム又はその家庭内機器を提供する。
【解決手段】計時機能を備え、設定時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段を備えた複数の家庭内機器1a〜1gと、前記家庭内機器をネットワーク接続する接続手段2と、イベント発生時刻データを含むイベント情報を管理するイベント管理手段3とから構成され、前記タイマー制御手段に、前記イベント管理手段からネットワークを介して伝達されたイベント情報に基づいて機器の作動若しくは停止又は設定を制御するイベント対応制御手段を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イベント情報による家庭内機器管理システムに関し、詳しくは、計時機能を備え、設定時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段を備えた複数の家庭内機器をネットワーク接続したイベント情報による家庭内機器管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、炊飯器、エアコンディショナー、給湯設備、コンピュータ等、家庭やオフィスといった家庭内で用いられる殆どの家庭内機器には、夫々個別に計時機能が備わり、予め設定された時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段が備わっている。
【0003】
一方、家庭内においてホームネットワーク化が図られつつあり、ハードウェア環境は整いつつあるが、冷暖房機器、給湯機器、炊飯器等の生活機器を含めたネットワーク化による個人の生活様式に基づいた生活環境の快適化が望まれている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−59404号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した機器のタイマー制御手段による機能を実現するためには、機器毎に個別に作動時刻等を設定しなければならず、一旦設定した時刻を変更する必要のある場合にはさらに個別に変更設定しなければならないという煩雑さがあり、個々の機器に対する管理の煩雑さも相俟って、せっかくの便利な機能も有効に利用されないという不都合があった。
【0006】
本発明の目的は、上述した家庭内機器の設定時刻における機器の作動若しくは停止又は設定を集中的又は分散的に管理可能としながらも、それら機器の作動等時刻の設定又は設定変更を容易になし得るイベント情報による家庭内機器管理システム又はその家庭内機器を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明に係るイベント情報による家庭内機器管理システムの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した通り、計時機能を備え、設定時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段を備えた複数の家庭内機器と、前記家庭内機器をネットワーク接続する接続手段と、イベント発生時刻データを含むイベント情報を管理するイベント管理手段とから構成され、前記タイマー制御手段に、前記イベント管理手段からネットワークを介して伝達されたイベント情報に基づいて機器の作動若しくは停止又は設定を制御するイベント対応制御手段を備えてある点にある。
【0008】
つまり、イベント管理手段にイベント発生時刻データを含むイベント情報を設定してさえおけば、家庭内機器のイベント対応制御手段がネットワークを介して得られたイベント情報に基づいて機器の作動若しくは停止又は設定を自動制御することになるので、家庭内機器毎に煩雑な設定を行なう必要がなくなるのである。ここに、イベント管理手段には、個々の機器毎の作動若しくは停止又は設定制御の時刻を設定するのではなく、互いに関連するイベント、例えば、起床、外出、帰宅、入浴、就寝といった個人の生活リズムに関するイベントの発生時刻を基準とするイベント情報を設定、管理するように構成してあるので、イベント情報の設定や管理を容易に行なうことができるのである。
【0009】
同第二の特徴構成は、同欄の請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記イベント対応制御手段は、前記イベント発生時刻データを基準とする相対時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御する点にあり、これにより、イベント発生時刻の変動による家庭内機器個別の設定変更が不要となり、設定の煩雑さを解消できるのである。
【0010】
同第三の特徴構成は、同欄請求項3に記載した通り、上述の第二の特徴構成に加えて、前記相対時刻は、家庭内機器毎に固有の値として前記イベント管理手段により管理される点にあり、一旦イベント管理手段に相対時刻を設定しておけば、イベント発生時刻が変動しても相対時刻が設定されている家庭内機器の時刻を設定変更する必要が無くなるのである。
【0011】
同様に、同第四の特徴構成は、同欄請求項4に記載した通り、上述の第二の特徴構成に加えて、前記相対時刻は、家庭内機器に固有の情報として前記家庭内機器により管理されるものであってもよい。
【0012】
同第五の特徴構成は、同欄請求項5に記載した通り、上述の第一から第四の特徴構成に加えて、前記イベント情報はさらにイベント種別データを含み、前記イベント対応タイマー制御手段は、イベント種別データに基づいて機器の制御の可否を判断するように構成してする点にあり、これにより、その機器に関係のあるイベントにのみ呼応するように構成できるので、複数の家庭内機器に対して無理なくネットワーク接続が可能となるのである。
【0013】
同第六の特徴構成は、同欄請求項6に記載した通り、上述の第一から第五の特徴構成に加えて、前記イベント情報はイベント種別データとイベント発生時刻データを含み、同一のイベント種別データに対して複数のイベント発生時刻データが設定可能に構成され、いずれのイベント発生時刻データを有効とするかを判別する判別手段を備えてある点にあり、これにより、日常の生活パターンの変動にも的確に対応できるのである。
【0014】
同第七の特徴構成は、同欄請求項7に記載した通り、上述の第一から第六の特徴構成に加えて、前記イベント管理手段により管理されるイベント情報は、外部の情報処理装置により遠隔設定又は遠隔変更設定可能に構成されている点にあり、外出先などからイベントの設定又は変更を容易に行なうことができるのである。
【0015】
同第八の特徴構成は、同欄請求項8に記載した通り、上述の第一から第七の特徴構成に加えて、前記イベント管理手段により管理されるイベント情報の一部は、外部のデータベース処理装置によるデータに基づいて自動設定可能に構成されている点にあり、このように構成することにより、当人の生活パターンの日常の細かな変動を事前に把握して細かくサポートすることが可能となるのである。例えば、データベース処理装置として気象情報処理装置に接続した場合には、雨天の時には朝の生活パターンを30分早くしたり、気温が著しく低い時には、暖房装置の運転時間を早めたり、設定温度を高めたりできるのである。
【0016】
本発明に係るイベント情報による家庭内機器の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項9に記載した通り、計時機能を備え、設定時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段を備えた家庭内機器であって、イベント発生時刻データを含むイベント情報を管理するイベント管理手段とネットワーク接続可能に構成され、前記タイマー制御手段に、前記イベント管理手段からネットワークを介して伝達されたイベント情報に基づいて機器の作動若しくは停止又は設定を制御するイベント対応制御手段を備えてある点にあり、このように家庭内機器を構成することにより、上述したネットワーク接続が可能となるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、イベント情報による家庭内機器管理システムは、計時機能を備え、設定時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段10を備えた複数の家庭内機器1として、寝室に設けた多機能時計1a、エアコンディショナー1b、キッチンに設けた炊飯器1c、コーヒーメーカー1d、リビングに設けた床暖房装置1e、エアコンディショナー1f、浴室に設けた給湯器1g、書斎に設置し、外部ネットワークと接続可能なコンピュータ1hのそれぞれを、接続手段2としての無線LANルータを用いてネットワーク接続してある。
【0018】
前記コンピュータ1hには、本発明による家庭内機器管理用のアプリケーションソフトウェアがインストールされ、イベント情報を管理するイベント管理手段3としての機能を備えており、イベント管理手段3から伝達されたイベント情報に基づいて各家庭内機器1は所定の動作を実行するように構成されている。
【0019】
前記イベント管理手段3により管理されるイベント情報は、図2に示すように、イベント種別データとしてのイベントIDデータと、イベント名称データ、そのイベント種別データに対応付けられたイベント発生時刻データと、そのイベントが発生する日付データと曜日データとからなり、同一のイベント種別データに対して、例えば日付データ又は曜日データ毎に設定可能なように、異なるイベント発生時刻を重複して設定できるように構成してあり、イベント管理手段3に設けられた入力手段(この場合にはコンピュータ1hのキーボードやマウスが相当する)から設定入力される。
【0020】
前記イベント管理手段3には、さらに、同一のイベント種別データに対して、いずれのイベント発生時刻データを有効とするかを判別する判別手段を備えてある。判別手段の具体的構成としては、コンピュータに内蔵されているカレンダ機能に基づいて該当する日付データ又は曜日データと一致するイベント情報を有効と判断するように構成することが可能であり、イベント情報に有効か無効かを判別するフラグ情報を設定し、有効フラグがセットされているイベント情報を有効と判断するように構成することもできるが、本実施形態では後者を採用している。ここで、イベント情報は、イベント種別データに対して一意に設定されるように構成することも可能で、この場合には、変更が必要なときにイベント種別データに対応したイベント発生時刻データを前記入力手段を介して書き換えることになる。
【0021】
前記イベント管理手段3は、前記判別手段により判別された有効なイベント情報を前記無線LANを介して接続されている各種の機器1(1b〜1h)に所定の時刻、例えば、新たなイベント情報が設定入力された時、少なくともイベント発生時刻前であって、イベント発生時刻より前に設定される最大相対時刻(相対時刻については後述する)よりも前の所定時刻、或いは所定時間間隔のいずれかのタイミングで配信制御するように構成してある。
【0022】
前記家庭内機器1は、図3に示すように、機器固有の機能ブロックを制御する機器制御部15と、機器制御部15の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段10と、無線LANインターフェース部16とを備え、前記タイマー制御手段10には、計時手段12と、ローカルで個別に機器の作動若しくは停止又は設定のための時刻を設定し、計時手段12により計時された時刻が設定時刻になった時に機器の作動若しくは停止又は設定変更動作を行なうローカルタイマー制御手段14と、前記イベント管理手段3から無線LANを介して伝達されたイベント情報に基づいて機器の作動若しくは停止又は設定を制御するイベント対応制御手段11と、前記ローカルタイマー制御手段14及び前記イベント対応制御手段11による所定の時刻データ等の制御データを格納するメモリ手段13を備えて構成してある。
【0023】
前記イベント対応制御手段11は、前記イベント管理手段3から配信されたイベント情報を受信した後、イベント情報に含まれるイベント種別データに基づいて自らの機器の制御に関連するイベントか否かを判断し、自らの機器に対するイベントであると認識したときに、前記メモリ手段13にイベント対応動作中である識別フラグを設定し、前記イベント発生時刻に対する相対時刻に機器の作動若しくは停止又は設定制御を実行する。
【0024】
詳述すると、前記メモリ手段13には、前記ローカルタイマー制御手段14に設けられた機器設定入力手段(図示せず)を介してマニュアル設定された作動若しくは停止又は設定データと時刻データを格納するマニュアルデータ格納部と、ネットワークを介して得られたイベント情報、及び、その機器が対応すべきイベントIDデータとそのイベントIDデータに対応した相対時刻データと作動、停止、設定の各動作モードデータを組み合わせたテーブルデータを格納するネットワークデータ格納部と、前記ローカルタイマー制御手段14による制御と前記イベント対応制御手段11による制御とのいずれの制御を有効とするのかを識別する識別フラグ領域とに領域区画されており、識別フラグにより前記イベント対応制御手段11による制御を優先するように設定されているときに上述の制御を実行する。
【0025】
ここで、イベント情報が自らの機器に関連するものであるか否かの判別データや相対時刻データなどのテーブルデータは、前記機器設定入力手段を介して機器毎に設定可能に構成して、固有の情報として各家庭内機器1により管理されるものであってもよいし、家庭内機器1毎に固有の値として前記イベント管理手段3により集中管理されるように構成してもよい。後者の場合には、テーブルデータはイベント管理手段3の入力手段から設定入力され、無線ネットワークを介してイベント情報とは別に予めメモリ手段13に設定されるように構成してもよいし、前記イベント管理手段3から伝達されるイベント情報に、対応機器を特定する対応機器IDデータと相対時刻データと作動、停止、設定のいずれかの動作モードデータを付加してイベント情報の受信によりメモリ手段13に組み込むように構成してもよい。
【0026】
このようにして、例えば、一日の朝の生活様式にそってイベント情報により設定された時刻を基準として各種の家庭内機器が制御される。例えば、イベント種別として起床時刻が6時とセットされている場合には、30分前の5時30分にエアコンディショナー1b、床暖房装置1e、エアコンディショナー1fが作動し、15分前の5時45分に炊飯器1cによりご飯が炊き上がり、起床時刻の6時に多機能時計1aによるアラームが鳴動し、15分後の6時15分にコーヒーメーカー1dによりコーヒーが抽出されるという具合である。
【0027】
さらに、イベント種別として出勤(外出)時刻が7時30分とセットされている場合には、7時30分にエアコンディショナー1b、床暖房装置1e、エアコンディショナー1fがオフされ、イベント種別として帰宅時刻が19時と設定されている場合には、その30分前に床暖房装置1e、エアコンディショナー1fがオンされ、イベント種別として入浴が22時と設定されている場合には、その時刻にお湯はりが完了するように給湯器1gが作動するのである。
【0028】
以下に別実施形態を説明する。上述したイベント情報の設定は、コンピュータ1hを介してマニュアル設定されるものを説明したが、外部の情報処理装置により遠隔設定又は遠隔変更設定可能に構成することができる。例えば、図1に示すように、コンピュータ1hが無線ルータ2を介して接続されたインターネット4を通じて、携帯電話6を対象とする無線ネットワーク5に接続され、外部の情報処理装置の一例である携帯電話6を用いて外部からイベント情報を設定又は設定変更可能に構成できる。このような構成を採用することにより、例えばイベント情報の一つである帰宅予定時刻の変動等に対応してイベント発生時刻を修正等することができるのである。
【0029】
さらに、前記イベント管理手段3により管理されるイベント情報の一部は、外部のデータベース処理装置7によるデータに基づいて自動設定可能に構成してもよい。例えば、コンピュータ1hを無線ルータ2を介してインターネット4に接続可能に構成し、インターネット4を通じて気象データベース7から翌朝の気象データを取得し、雨天の場合にはイベント種別の起床時刻を通常の時刻よりも30分早く設定したり、前記イベント管理手段3により機器の相対時刻データや他の設定データを設定できるものであれば、最低気温データを取得して、平年気温よりも低いときには相対時刻を長く設定して早めに暖房機器を作動させたり、暖房機器の設定温度を高めに変更設定する等である。つまり、本システムでは、機器の作動、停止のみならず機器の各種設定も変更可能に構成することができる。このような場合には、上述したテーブルデータをイベント管理手段3が集中管理する態様で、伝達するイベント情報に機器IDと設定データを付加することで実現できる。設定データとしては、冷暖房機器であれば設定温度や風量、給湯器であれば給湯温度や給湯量、時計であればアラームの音色、強度、メロディ等、各種の家庭内機器に固有に備えている設定可能なデータが含まれる。
【0030】
上述の実施形態では、コンピュータ1hにイベント管理手段3としての機能を備えたものを説明したが、イベント管理手段3としては専用のイベントサーバを設けて構成してもよいし、他の家庭内機器に当該機能を備えるように構成してもよいし、複数の家庭内機器にイベント種別毎に分散して備えるように構成してもよいし、さらには、インターネットを介した外部サーバーに当該機能を備えるように構成してもよい。
【0031】
上述の実施形態では、接続手段2として無線LANを採用したものを説明したが、無線LANとしてはIEEE 802.11g規格等適宜公知の規格を採用できる。また無線LANに代えて、イーサネット(登録商標)を利用した有線のLAN、家庭内の電気配線を利用した電力線を介したデータ伝送方式を採用することも可能である。さらには、家庭内機器同士を1対1の態様で接続するピア・ツー・ピア形の接続形態を採用してもよい。この場合には、ルーターのようなネットワーク管理機能を備えた別途の接続手段が無くとも、各機器に組み込まれている通信インターフェース部とそれら間を接続する通信ケーブル(無線の場合にはケーブルは不要であるが)とが接続手段となる。
【0032】
上述した実施形態では、イベント対応制御手段11は、前記イベント管理手段3から配信されたイベント情報を受信した後、イベント情報に含まれるイベント種別データに基づいて自らの機器の制御に関連するイベントか否かを判断し、自らの機器に対するイベントであると認識したときに、前記メモリ手段13にイベント対応動作中である識別フラグを設定し、前記イベント発生時刻に対する相対時刻に機器の作動若しくは停止又は設定制御を実行するものを説明したが、イベント対応制御手段は、イベントの種別を判別することなく受信されたイベント情報に単純に呼応して動作するシンプルな携帯で実現してもよいし、イベント管理手段3がイベント情報を伝達するときに対応する機器にのみ該当イベント情報を伝達するように構成してもよい。
【0033】
上述の実施形態では、主に家庭内の住人が一人(独身者や単身赴任者等)である場合に好適なものを説明したが、生活パターンが複数存在する家族に対応する場合にもイベント種別毎に機器を設定しておけば対応可能である。ここでイベント種別が家族の誰に対応するものかを認識可能にするためには、イベント名称に名前を付加するように構成すればよい。
【0034】
上述した家庭内機器はその範囲を上述の実施形態に例示したものに限定されるものではない。例えば、自家用車に適用した場合には、出勤というイベントに対応して事前にアイドリング運転を開始することもできる。又、本発明の技術思想はオフィス内に設置可能な機器にも適用できる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、家庭内機器の設定時刻における機器の作動若しくは停止又は設定を集中的又は分散的に管理可能としながらも、それら機器の作動等時刻の設定又は設定変更を容易になし得るイベント情報による家庭内機器管理システム又はその家庭内機器を提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】イベント情報による家庭内機器管理システムの構成図
【図2】イベント情報のデータ構成図
【図3】家庭内機器のブロック構成図
【符号の説明】
1:家庭内機器
2:接続手段
3:イベント管理装置
4:インターネット
6:外部の情報処理装置
7:外部のデータベース処理装置
10:タイマー制御手段
11:イベント対応制御手段
12:計時手段
13:メモリ手段
14:ローカルタイマー制御手段
15:機器制御部
16:無線LANインターフェース部

Claims (9)

  1. 計時機能を備え、設定時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段を備えた複数の家庭内機器と、前記家庭内機器をネットワーク接続する接続手段と、イベント発生時刻データを含むイベント情報を管理するイベント管理手段とから構成され、前記タイマー制御手段に、前記イベント管理手段からネットワークを介して伝達されたイベント情報に基づいて機器の作動若しくは停止又は設定を制御するイベント対応制御手段を備えてあるイベント情報による家庭内機器管理システム。
  2. 前記イベント対応制御手段は、前記イベント発生時刻データを基準とする相対時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御する請求項1記載のイベント情報による家庭内機器管理システム。
  3. 前記相対時刻は、家庭内機器毎に固有の値として前記イベント管理手段により管理される請求項2記載のイベント情報による家庭内機器管理システム。
  4. 前記相対時刻は、家庭内機器に固有の情報として前記家庭内機器により管理される請求項2記載のイベント情報による家庭内機器管理システム。
  5. 前記イベント情報はさらにイベント種別データを含み、前記イベント対応制御手段は、イベント種別データに基づいて機器の制御の可否を判断する請求項1から4のいずれか1項に記載のイベント情報による家庭内機器管理システム。
  6. 前記イベント情報はイベント種別データとイベント発生時刻データを含み、同一のイベント種別データに対して複数のイベント発生時刻データが設定可能に構成され、いずれのイベント発生時刻データを有効とするかを判別する判別手段を備えてある請求項1から5のいずれか1項に記載のイベント情報による家庭内機器管理システム。
  7. 前記イベント管理手段により管理されるイベント情報は、外部の情報処理装置により遠隔設定又は遠隔変更設定可能に構成されている請求項1から6のいずれか1項に記載のイベント情報による家庭内機器管理システム。
  8. 前記イベント管理手段により管理されるイベント情報の一部は、外部のデータベース処理装置によるデータに基づいて自動設定可能に構成されている請求項1から7のいずれか1項に記載のイベント情報による家庭内機器管理システム。
  9. 計時機能を備え、設定時刻に機器の作動若しくは停止又は設定を制御するタイマー制御手段を備えた家庭内機器であって、イベント発生時刻データを含むイベント情報を管理するイベント管理手段とネットワーク接続可能に構成され、前記タイマー制御手段に、前記イベント管理手段からネットワークを介して伝達された前記イベント情報に基づいて機器の作動若しくは停止又は設定を制御するイベント対応制御手段を備えてある家庭内機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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