JP2004284671A - 包装用箱体 - Google Patents

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liquid
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Kazuo Yuki
和夫 由岐
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Abstract

【課題】液体がはいっている容器などをその包装用箱体にいれたままの状態で液体を利用できるようにした包装用箱体を提供する。
【解決手段】包装用箱体1の開口面を突き合わせ状態で閉じる対向する2つの側壁端部に連設された第1、第2の蓋構成体28、29の突き合わせ端部に収容物体を抱束する第1、第2の抱束部28a、29aを設けて、液体容器の排出口部を第1、第2の蓋構成体28、29を閉じることによって抱束して、包装用箱体1にいれたままの状態で液体容器内の液体を利用できるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液体容器を収容したまま、液体容器内の液体を外部へ排出できるようにした包装用箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば水やお茶、ジュースその他種々の飲料用液体などを少量ずつ飲むためにノズル付きの硬質の収納ケース内に収納し、ノズルを開いてコップなどへいれて飲用することが、従来より一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来方法では、専用の収納ケースが必要でコスト高となる。
また、収納ケースが空になると、容器に飲料用液体がはいったものを購入して、収納ケースに移しかえなければならず、この作業が煩雑である。
【0004】
本発明は液体がはいっている容器などをその包装用箱体にいれたままの状態で液体を利用できるようにした包装用箱体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の包装用箱体では、
開口面を突き合わせ状態で閉じる対向する2つの側壁端部に連設された第1、第2の蓋構成体の突き合わせ端部に収容物体を抱束する第1、第2の抱束部を設けている。
【0006】
このようにしたため、例えば液体がはいった液体容器の例えば排出口部を第1、第2の蓋構成体を閉じることによって抱束して、包装用箱体にいれたままの状態で液体容器内の液体を利用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜8は本発明の一実施形態を示している。
【0008】
図2に示すように、この実施形態の包装用箱体1は例えば段ボール紙から成り、図3に示すように形状に段ボール紙2を打抜いたものから中空長方体状の箱体を組み立てるものである。
【0009】
即ち、直線方向に連設された第1、第2、第3、第4の側壁部4、5、6、7の各境界線8、9、10において直角に折り曲げ、図2に示すように、第4の側壁部7の端部に突設された取付け片12を折曲げ線13に沿って直角に折り曲げて、この取付け片12を第1の側壁部4の端部の内面に接着あるいはその他の適宜手段で固定する。
【0010】
図3に示すように第1、第2、第3、第4の側壁部4、5、6、7の下端からは第1、2、3、4の底蓋構成片15、16、17、18が突設されていて、図4に示すように第4の底蓋構成片18を折曲げ線23において直角に内側へ折り曲げ、その上から第1、第3の底蓋構成片15、17を折曲げ線20、22において直角に内側へ折り曲げ、次に、第2の底蓋構成片16を折曲げ線21において直角に内側に折り曲げて、第4の底蓋構成片18の切欠き18aと第1、第3の底蓋構成片15、17の突出端部15a、17aとで構成された隙間25に、第2の底蓋構成片16の先端の差し込み部16aを差し込んで中空長方体の底を閉じた図5の状態にする。なお、底を閉じる構成はこれに限らず、種々の形状に底蓋構成片をすることができる。
【0011】
図3に示すように、第1、第3、第4の側壁部4、6、7の上端からは第1、第2、第3の上蓋構成片28、29、30が連設されている。
【0012】
第1、第2の上蓋構成片28、29は、図3における縦の長さが第2、第4の側壁部5、7の横の長さの半分あるいはそれより僅かに小の長さに設定され、その先端には、図2の状態から第1、第2の上蓋構成片28、29を折曲げ線31、32で直角に内側へ折り曲げて第1、第2の上蓋構成片28、29の先端を突き合わせた状態にすると1つの円を構成するように半円形の切欠きによる第1、第2の拘束部28a、29aがそれぞれ設けられている。
【0013】
第3の上蓋構成片30は、箱体1の上面を覆うように、図3における縦の長さが第1、第3の側壁部4、6の横の長さとほぼ同一に設定されている。そして、第3の上蓋構成片30には、図1に示すように、第3の上蓋構成片30を折曲げ線33で直角に内側に折り曲げたときに前記2つの半円形切欠きによる第1、第2の拘束部28a、29aが構成する円より大きな直径で同心円となる位置に、円形に穴明けするための切れ目35が設けられている。
【0014】
図2に示すように、第3の上蓋構成片30の上端には、折曲げ線37を介して差し込み部38が連設されている。
【0015】
前記第2の側壁部5の上端中央からは係止片40が突設されている。この係止片40には第1の折曲げ線41に達する切込み40a、40bが両側に設けられている。
【0016】
第3の上蓋構成片30の先端の差し込み部38には、折曲げ線37に沿って前記係止片40を差し込むための長穴状の係止穴43が設けられている。なお43aは指で係止片40を操作するための半円状の小穴である。
【0017】
このような構造の包装用箱体1内に、液体(例えば飲料水、消毒液、その他)をいれた合成樹脂製の軟質の液体容器50と、その備品のノズルキャップとを収納し、まず第1、第2の上蓋構成片28、29を閉じ、次に第3の上蓋構成片30を閉じて、先端の差し込み部38を第2の側壁部5の内側に差し込み、次に係止片40を係止穴43に差し込む。このようにして箱体1の上面の開口部を閉じて販売や輸送に供する。
【0018】
図2、図6に示すように、この合成樹脂製の軟質の液体容器50は、液体51をいれた状態で角が丸いほぼ長方体状で、上面52に一辺寄りの中央に円錐台状の軟質の膨出部53が設けられ、この膨出部53の中央に軟質の排出口部60のドーナツ状の基部61が溶着されている。
【0019】
排出口部60には、ドーナツ状の基部61とドーナツ状のフランジ部62との間に円錐筒状の首部63が設けられ、フランジ部62からは先端に排出口4aを備えた円筒部64が設けられている。円筒部64の外周にはキャップ68またはノズルキャップ70を螺着するためのねじ面65が設けられている。販売にあたって、円筒部64にはキャップ68が螺着され、ノズルキャップ70は備品として箱体1内にいれてある。
【0020】
前記第3の上蓋構成片30の円形の切れ目35による穴35aの直径は前記排出口部60のフランジ部62の外径より大に設定され、また、第1、第2の上蓋構成片28、29の半円形切欠きによる第1、第2の拘束部28a、29aによる円の直径はフランジ部62の外径より小さく、首部63の外径より僅かに大きく設定されている。
【0021】
次に、使用方法を説明する。
まず、図2に示すように係止片40を外して第3の上蓋構成片30を開き、次に第1、第2の上蓋構成片28、29を開き、箱体1の中にあるノズルキャップ70を取り出す。
【0022】
第3の上蓋構成体30の円形の切れ目35を指で押して穴35aを明ける。
液体容器50の排出口部60の円筒部64からキャップ68を外し、第3の上蓋構成片30を閉じつつ、図6に示すように切れ目35に明けた穴35aから排出口部60を外側へ引き出して、図7に示すように円筒部64にノズルキャップ70を螺着する。そして、第3の上蓋構成片30の先端の差し込み部38を第2の側壁部5の内面に差し込み、係止片40を係止穴43に差し込む。
【0023】
次に、図1、図6に示すように第1、第2の上蓋構成片28、29のいずれか一方を閉じて、半円形切欠きによる第1、第2の拘束部28a、29aのいずれか一方に排出口部60の基部61とフランジ部62の間の首部63を押し付けるようにして、第1、第2の上蓋構成片28、29の他方を閉じつつ半円形切欠きによる第1、第2の拘束部28a、29aを首部63に押し当てて、2つの半円形切欠き28a、29aの間に首部63を挟むようにして首部63を拘束する。
【0024】
なお、この操作がしやすいように第1、第2の上蓋構成片28、29のいずれか一方に図1に示すように折れ線80を予め加工しておいてもよい。
【0025】
また、第1、第2の上蓋構成片28、29を閉じた後、接着テープなどを第1、第2の上蓋構成片28、29の突き合わせ部に沿ってまたがるように外側から接着してもよい。
【0026】
そして、図8に示すように第2の側壁部5を上にして、ノズル部71の操作レバー72を操作して液体容器50内の液体をノズル部71から下方へ排出させてコップなどで受ける。
【0027】
従って、液体容器50が少しの外力でも撓むような軟質な合成樹脂製の場合でも、排出口部60が固定されているため、ノズル部71の操作レバー72の操作を支障なく行うことができ、また、液体容器50内の液体の量が減少して液体容器50がしぼんできて排出口部60が第1、第2の上蓋構成片28、29より内側へ退行しようとしても、第3の上蓋構成片30で支えられている第1、第2の上蓋構成片28、29の半円形切欠きによる第1、第2の拘束部28a、29aの縁部でフランジ部62の退行が阻止されるため、使用によって内部の液体が減っても支障なく利用できる。
【0028】
なお、前記第1、第2の上蓋構成片28、29の第1、第2の拘束部28a、29aは半円形に9限らずコの字状、多角形その他、首部63を両側から拘束できる形状であればよい。また,この第1、第2の拘束部28a、29aは予め打ち抜いた切欠きにしてもよいが、切れ目を設けて利用者が切れ目に沿って指で押し明けるようにしてもよい。
【0029】
同様に、第3の上蓋構成体30の円形の切れ目35の代りに、予め円形の穴35aを打ち抜きによって設けてもよい。また,円形に限らず,多角形などでもよい。
【0030】
なお、外観上の美観のため前記第1、第2の上蓋構成片28、29に湾曲した切欠き28b、29bを設けた例を示しているが、これは他の形状の切欠きにしてもよく、また設けなくてもよい。
【0031】
また,包装用箱体1は段ボール紙に限らず他の材質のものでもよいことは勿論である。
また、液体容器50は軟質のものでなくてもよい。
【0032】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の構成は前記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能なことは勿論である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明の包装用箱体では、開口面を突き合わせ状態で閉じる対向する2つの側壁端部に連設された第1、第2の蓋構成体の突き合わせ端部に収容物体を抱束する第1、第2の抱束部を設けたため、液体容器の排出口部を第1、第2の蓋構成体を閉じることによって抱束して、包装用箱体にいれたままの状態で液体容器内の液体を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の使用状態の要部を示す斜視図
【図2】同実施形態の使用状態を示す斜視図
【図3】同実施形態の箱体の折り曲げ前の状態を示す展開図
【図4】同実施形態の底蓋を閉じる手順を示す説明図
【図5】同実施形態の底蓋を閉じる手順を示す説明図
【図6】同実施形態の使用状態を示す要部の断面図
【図7】同実施形態の使用方法を示す斜視図
【図8】同実施形態の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 包装用箱体
4、5、6、7 第1、第2、第3、第4の側壁部
28、29、30 第1、第2、第3の上蓋構成片
28a、29a 第1、第2の拘束部
35 切れ目
穴 35a
40 係止片
43 係止穴
50 液体容器
53 膨出部
60 排出口部
61 基部
62 フランジ部
63 首部
64a 排出口
68 キャップ
70 ノズルキャップ

Claims (1)

  1. 中空長方体状で少なくとも一面の開口面が開閉されるようにした包装用箱体において、
    前記開口面を突き合わせ状態で閉じる対向する2つの側壁端部に連設された第1、第2の蓋構成体の突き合わせ端部に収容物体を抱束する第1、第2の抱束部を設けたことを特徴とする包装用箱体。
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