JP2004282726A - 通信システム内のトランシーバの役割をするオートネゴシエーション - Google Patents

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    • H04L5/1438Negotiation of transmission parameters prior to communication

Abstract

【課題】接続先の同位トランシーバの機能に応じて中央ユニットとして動作するか遠隔ユニットとして動作するかを自在にかつ自動的に選択することが可能なトランシーバユニットを提供すること。
【解決手段】このトランシーバユニットは最初に、ハンドシェーク手続きを開始するために同位装置が送信する可能性のある信号を傍受する。そのような信号は事実上同位装置を遠隔ユニットまたは中央ユニットと識別し、かつトランシーバユニットが適切な役割りを選択することを可能にする。信号が検出されない場合、トランシーバはハンドシェーク手続きを開始することを試み、同位装置から入る相応の信号を待ち受ける。第1の実施形態では、トランシーバは遠隔ユニットのみとしてハンドシェーク手続きを開始することを試みる。第2の実施形態では、トランシーバは中央ユニットと遠隔ユニットの両方としてハンドシェーク手続きを開始することを試みる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、
−物理的媒体から第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と第1のアップストリームハンドシェーク開始信号を検出するように構成された受信ユニット、
−前記物理的媒体上に第2のアップストリームハンドシェーク開始信号を送信するように構成された送信ユニット、
−前記トランシーバユニットを中央ユニットまたは遠隔ユニットとして識別するように構成された自己識別モジュールを含むトランシーバユニットに関する。
そのようなトランシーバユニットは、たとえば2001年2月にInternational Telecommunication Union(ITU)によって事前発表された「Handshake Procedures for Digital Subscriber Line(DSL) Transceivers」というタイトルの勧告、参照G.994.1から、当該技術ですでに知られている。
この勧告は機能を交換し、かつオペレーションのコモンモードを選択するためにDigital Subscriber Line(xDSL)トランシーバのための柔軟なメカニズムを提供している。これはハンドシェーク手続きとして知られている。ハンドシェーク手続きに関すると、トランシーバユニットはHandShake Termination Unit(HSTU)と称される。
中央の位置(たとえば中央局)に配備されるトランシーバユニットはHSTU−Cと称される。遠隔の位置(たとえば顧客の住宅)に配備されるトランシーバユニットはHSTU−Rと称される。ダウンストリームは中央ユニットから遠隔ユニットへと流れる信号を称し、アップストリームは遠隔ユニットから中央ユニットへと流れる信号を称する。
ハンドシェーク手続きは特定のハンドシェーク開始および確認信号の送信と検出で始まり、その構成とタイミングは、オペレーションの全2重モードについては11章の1(p.78〜79)、オペレーションの半2重モードについては11章の2(p.79〜80)に明記されている。
送信と受信のスペクトル、信号の構成とタイミング、状態遷移図などは中央ユニットと遠隔ユニットで異なる。その結果、トランシーバユニットはハンドシェーク手続きの開始の前にそれ自体を中央ユニットとして、または(専用の)遠隔ユニットとして識別するはずである。普通では、これはハード/ソフトで構成されたデータによって、たとえばメモリ内の特定の場所からトランシーバユニットが組み込まれる収納機器のタイプを読み取ることによって達成される。
先行技術の解決策は慎重な機器選択および/または手動型の機器構造を必要とする。もしもネットワークの素子が或る点では中央ユニットとして、他の点では遠隔ユニットとして動作しなければならない、たとえば中間の階層レベルのアクセス集信装置の場合、この解決策はさらに冗長ですらある。
International Telecommunication Union(ITU)によって事前発表された「Handshake Procedures for Digital Subscriber Line(DSL) Transceivers」というタイトルの勧告、参照G.994.1
本発明の目的は、接続先の同位トランシーバの機能に応じて中央ユニットとして動作するか遠隔ユニットとして動作するかをトランシーバユニットが自在にかつ自動的に選択することを可能にすることである。
本発明によると、この目的は自己識別モジュールが受信ユニットと送信ユニットに結合され、さらに
−第1の時間間隔内で第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と第1のアップストリームハンドシェーク開始信号のいずれかの検出を待ち受け、
−前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号のいずれも第1の時間間隔内で検出されない場合に第2のアップストリームハンドシェーク開始信号を送信するように前記送信ユニットに要求し、第2の時間間隔内で前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号の検出を待ち受け、
−前記第1の時間間隔内または前記第2の時間間隔内で前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号が検出されるとトランシーバユニットを遠隔ユニットとして識別し、
−前記第1の時間間隔内で前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号が検出されると前記トランシーバユニットを中央ユニットとして識別するように構成されるということによって達成される。
いったんトランシーバユニットがそれ自体を遠隔ユニットまたは中央ユニットとして識別してしまうと、それは遠隔ユニットまたは中央ユニットとしてそれぞれするであろうハンドシェーク手続きを続行する。
本発明は、たとえば機器の立ち上げに引き続いて互いにシェークハンドするために物理的媒体上で信号を交換するどのようなタイプのトランシーバユニットにも適用することが可能である。
本発明によるトランシーバユニットは次の同位装置のいずれとも接続および相互動作することが可能である。
−中央ユニットのみとして動作することが可能であり、かつハンドシェーク手続きを開始することを目的とする同位装置、
−中央ユニットのみとして動作することが可能であり、かつ通信を可能にする信号を待っている同位装置、
−中央ユニットと遠隔ユニットの両方として動作することが可能であり、さらに中央ユニットとしてハード/ソフトの面で構成され、かつハンドシェーク手続きを開始することを目的とする同位装置、
−中央ユニットと遠隔ユニットの両方として動作することが可能であり、さらに中央ユニットとしてハード/ソフトの面で構成され、かつ通信を可能にする信号を待っている同位装置、
−遠隔ユニットのみとして動作することが可能であり、かつハンドシェーク手続きを開始することを目的とする同位装置、
−中央ユニットと遠隔ユニットの両方として動作することが可能であり、さらに中央ユニットとしてハード/ソフトの面で構成され、かつハンドシェーク手続きを開始することを目的とする同位装置、
−中央ユニットと遠隔ユニットの両方として動作することが可能であり、かつ本発明に従ってその動作モードを選択する同位装置。
相互動作可能性のさらなるレベルは請求項2に述べたトランシーバユニットによって達成されることが可能である。
この実施形態では、前記受信ユニットはさらに物理的媒体からアップストリームハンドシェーク確認信号を検出するように構成され、前記送信ユニットはさらに前記物理的媒体上に第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号を送信するように構成され、かつ自己識別モジュールがさらに、
−もしも前記第1の時間間隔内で前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号のいずれも検出されない場合に前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号を送信するように前記トランシーバユニットに要求し、第3の時間間隔内で前記アップストリームハンドシェーク確認信号の検出を待ち、
−前記第3の時間間隔内で前記アップストリームハンドシェーク確認信号を検出すると前記トランシーバユニットを中央ユニットとして識別するように構成される。
このトランシーバユニットはさらに、次の同位装置のいずれとも接続および相互動作することが可能である。
−遠隔ユニットのみとして動作することが可能であり、かつ通信を可能にする信号を待っている同位装置、
−中央ユニットと遠隔ユニットの両方として動作することが可能であり、さらに遠隔ユニットとしてハード/ソフトの面で構成され、かつ通信を可能にする信号を待っている同位装置。
実行の順序がさらに請求項3と4で取り扱われている。
請求項3では、前記自己識別モジュールはさらに、前記第2の時間間隔内で前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号が検出されないならば、前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号を送信するように前記送信ユニットに要求するように構成される。
すなわち、最初は信号が送信されず、前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号または前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号が待ち受けられ、次に前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号が送信され、前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号が待ち受けられ、最後に前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号が送信され、前記アップストリームハンドシェーク確認信号が待ち受けられる。
もしも期待された信号が検出されない場合、接続が為され得るまでこのサイクルが繰り返される。
請求項4では、前記自己識別モジュールはさらに、前記第3の時間間隔内で前記第1のアップストリームハンドシェーク確認信号が検出されないならば、前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号を送信するように前記送信ユニットに要求するように構成される。
すなわち、信号が送信されず、前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号または前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号が待ち受けられ、次に前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号が送信され、前記アップストリームハンドシェーク確認信号が待ち受けられ、最後に前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号が送信され、前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号が待ち受けられる。
もしも期待された信号が検出されない場合、接続が為され得るまでこのサイクルが繰り返される。
信号が衝突する、たとえばトランシーバユニットが両側で同時にスイッチオンされる時の問題点はさらに請求項5と6で取り扱われている。
請求項5では、前記自己識別モジュールはさらに、もしも期待された信号が検出されないならば、ランダムまたは擬似ランダムの時間的期間の間待機するように構成される。
トランシーバユニットが新たなサイクルに入ると信号が衝突する可能性は低下する。
このランダムまたは擬似ランダムの時間的期間が始まる時間、たとえば前記第2の時間間隔の最後、などは未決定に保たれる。
このランダムまたは擬似ランダムの時間的期間に前記自己識別モジュールが為すこと、たとえば前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号または前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号を待ち受けることなどもやはり未決定に保たれる。
請求項6では、前記第1の時間間隔または前記第2の時間間隔のいずれの長さもランダムまたは擬似ランダムの数である。
最初のサイクルの間でさえ、信号が衝突する可能性は同等に低く保たれる。
本発明の他の特徴的な実施形態は請求項7、8、9に記載される。それらの実施形態はxDSLトランシーバユニットに適用することが可能である。
全2重モードでは、前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号はC−TONES信号であり、前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号はR−TONES−REQ信号であり、前記アップストリームハンドシェーク確認信号はR−TONE1信号である。
C−TONES、R−TONES−REQおよびR−TONE1信号の定義は引用した参考資料に与えられている。
C−TONESおよびR−TONES−REQ信号が、対応する信号が検出されるまで妨害されることなく送信され、その一方でトランシーバユニットがダウンストリームもしくはアップストリームの帯域それぞれでいかなる信号を検出することも阻止することは注目に値する。
半2重モードでは、前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号はC−TONES信号であり、前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号はR−TONES−REQ信号であり、前記アップストリームハンドシェーク確認信号はR−FLAG1信号である。
R−FLAG1信号の定義は引用した参考資料に与えられている。
やはり請求項中でも使用される「含む」という用語がその後に記載される手段に限定されると解釈されるべきでないことに留意すべきである。したがって、「手段AとBを含む装置」という表現の範囲は構成要素AとBだけから成る装置に限定されるべきではない。それは、本発明に関して、装置の該当構成要素がAとBであることを意味する。
同様に、やはり請求項中でも使用される「結合される」という用語が直接的な接続だけに限定されると解釈されるべきではないことに留意すべきである。したがって、「装置Aに結合される装置B」という表現の範囲は装置Aの出力部が装置Bの入力部に直接的に接続される装置もしくはシステムに限定されるべきではない。それは、Aの出力部とBの入力部の間に経路が存在してそれが他の装置もしくは手段を含む経路である可能性があることを意味する。
添付の図面と関連させた実施形態の下記の説明を参照することによって、本発明の上記およびその他の目的および特徴がさらに明らかになり、本発明それ自体が最も理解されるであろう。
図1に描いたように、トランシーバユニットTUは次の物理的素子を含む。
−処理ユニットPROC、
−受信ユニットRX、
−送信ユニットTX。
トランシーバユニットTUはさらに、当業者に知られているような必要な素子すべてを含む。それらの素子は本発明に関連して述べられるに値しない。
処理ユニットPROCは、たとえばアドレス/データバスを経由して受信ユニットRXと送信ユニットTXに結合される。
本発明の好ましい実施形態では、トランシーバユニットTUは4.3125kHzの信号発信系を使用して全2重モードで動作するxDSLトランシーバユニットである。しかしながら本発明はそれに限定されない。
本発明に関すると、受信ユニットRXは、
−周波数指標9、17および25を含むA43アップストリームの搬送波セットを傍受すること、
−周波数指標40、56および64を含むA43ダウンストリームの搬送波セットを傍受すること、
−A43ダウンストリームの搬送波セットにわたってC−TONES信号の受信を検出すること、
−A43アップストリームの搬送波セットにわたってR−TONES−REQ信号の受信を検出すること、
−A43アップストリームの搬送波セットにわたってR−TONES1信号の受信を検出することが可能である。
受信ユニットRXは信号の受信を処理ユニットPROCに通知する(図1、受信_信号参照)。
受信ユニットRXはさらに、処理ユニットPROCがどの搬送波セット(アップストリーム、ダウンストリームまたは両方)を傍受すべきか選択することを可能にするプログラム可能なレジスタREG(図示せず)を処理ユニットPROCに供給する(図1、書き込み_レジスタ参照)。
本発明に関すると、送信ユニットTXは、
−A43ダウンストリームの搬送波セットにわたってC−TONES信号を送信すること、
−A43アップストリームの搬送波セットにわたってR−TONES−REQ信号を送信することが可能である。
信号は、処理ユニットPROCからの要求で送信/遮断/切り換えをされる(図1、送信_信号、遮断_信号、切り換え_信号参照)。
処理ユニットPROCは自己識別モジュールSIMを収納しており、それが受信ユニットRXおよび送信ユニットTXの両方と通信し、かつ本発明に従ってトランシーバユニットTUを中央ユニットまたは遠隔ユニットとして識別するように構成される。
自己識別モジュールSIMは、その状態遷移の図式が図2に作図されている有限状態の機械を導入する。この状態遷移の図式で、中央ユニットに関する状態は楕円HSTU−Cで囲まれ、遠隔ユニットに関する状態は楕円HSTU−Rで囲まれる。実線は状態について使用され、そこではHSTUはまだHSTU−RまたはHSTU−Cとして識別されておらず、それに関して反対側への(おそらくサイレント状態を経由した)遷移がまだ可能である。破線は規格化されたG.994.1状態について使用され、HSTUはHSTU−Rまたは(専用の)HSTU−Cとして識別されており、その後はG.994.1のそれぞれの信号の構成とタイミングを遵守する。
初期的には、自己識別モジュールSIMはS_SILENT状態(図2参照)にある。この状態では、自己識別モジュールSIMは受信ユニットRXがA43アップストリーム搬送波セットとA43ダウンストリーム搬送波セットの両方を傍受するようにレジスタREGをプログラムする。その後すぐに、自己識別モジュールSIMは第1のタイマT1を始動させる。
状態S_SILENTでは次の事象が予期される。
−C−TONESが検出され、
−R−TONES−REQが検出され、
−タイマT1が切れる。
C−TONES信号が検出されれば、自己識別モジュールSIMはトランシーバユニットTUをHSTU−Rと識別し、適用可能なG.994.1の状態機械、S_R−TONE1 G.994.1 HSTU−R状態へとジャンプする。
R−TONES−REQ信号が検出されれば、自己識別モジュールSIMはトランシーバユニットTUをHSTU−Cと識別し、適用可能なG.994.1の状態機械、S_C−TONES G.994.1 HSTU−C状態へとジャンプする。
タイマT1が切れれば、自己識別モジュールSIMはS_R−TONES−REQ’状態に入る。
S_R−TONES−REQ’状態では、自己識別モジュールSIMはさらなる通知があるまでR−TONES−REQ信号を送信するように送信ユニットTXに要求し、受信ユニットRXがA43ダウンストリーム搬送波セットだけを傍受するようにレジスタREGをプログラムする。その後すぐに、自己識別モジュールSIMは第2のタイマT2を始動させる。
S_R−TONES_REQ’状態では次の事象が予期される。
−C−TONES信号が検出され、
−タイマT2が切れる。
C−TONES信号が検出されれば、自己識別モジュールSIMはトランシーバユニットTUをHSTU−Rと識別し、適用可能なG.994.1の状態機械、S_R−SILENT1 G.994.1 HSTU−R状態へとジャンプする。
タイマT2が切れれば、自己識別モジュールSIMはS_C−TONES’状態に入る。
S_C−TONES’状態では、自己識別モジュールSIMはさらなる通知があるまでC−TONES信号を送信するように送信ユニットTXに要求し、受信ユニットRXがA43アップストリーム搬送波セットだけを傍受するようにレジスタREGをプログラムする。その後すぐに、自己識別モジュールSIMは第3のタイマT3を始動させる。
S_C−TONES’状態では次の事象が予期される。
−R−TONE1信号が検出され、
−タイマT3が切れる。
R−TONE1信号が検出されれば、自己識別モジュールSIMはトランシーバユニットTUをHSTU−Cと識別し、適用可能なG.994.1の状態機械、S_C−GALF1 G.994.1 HSTU−C状態へとジャンプする。
タイマT3が切れれば、自己識別モジュールSIMはランダムの時間的期間について待機する。
あらゆる状態に関して、どのような不測の事象も自己識別モジュールSIMに自己識別手続きを中断させ、初期のS_SILENT状態に再度入らせる。
別の選択肢となる実施形態では、トランシーバユニットTUは4kHzと4.3125kHz信号発信系の両方をサポートし、かつ/または複数の搬送波セット(オペレーションの複数のDSLモード)をサポートする。
別の選択肢となる実施形態では、待ち受けられる追加のランダムの時間的期間はない。その代わりに、T1、T2またはT3の継続時間のいずれもがランダムまたは擬似ランダムの数である。
最後の注釈は、本発明の実施形態が機能ブロックの観点から以上に説明されているということである。これらのブロックの機能上の上記の説明から、どのようにしてこれらのブロックがよく知られている電子部品から製造されることが可能であるかは電子デバイスを設計する当業者にとって明らかであろう。したがって、機能ブロックの内容の詳細な構造物は与えられない。
特定の装置と結びつけて本発明の原理を以上で説明してきたが、この説明が範例の方式のみで為され、添付の特許請求の範囲に規定する本発明を限定するものでないことは明確に理解されるべきである。
本発明に関するトランシーバユニットを示すブロック図である。 自己識別モジュールの状態遷移を示す図である。
符号の説明
TU トランシーバユニット
RX 受信ユニット
TX 送信ユニット
SIM 自己識別モジュール
PROC 処理ユニット
HSTU−C 中央に配備されるトランシーバユニット
HSTU−R 遠隔に配備されるトランシーバユニット

Claims (9)

  1. トランシーバユニットであって、
    物理的媒体から第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号(C−TONES)と第1のアップストリームハンドシェーク開始信号(R−TONES−REQ)を検出するように構成された受信ユニット(RX)、
    前記物理的媒体上に第2のアップストリームハンドシェーク開始信号(R−TONES−REQ)を送信するように構成された送信ユニット(TX)、
    前記トランシーバユニットを中央ユニットまたは遠隔ユニットとして識別するように構成された自己識別モジュール(SIM)を含み、
    前記自己識別モジュールが前記受信ユニットと前記送信ユニットに結合され、前記自己識別モジュールが、さらに
    第1の時間間隔(T1)内で前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号のいずれかの検出を待ち受け、
    前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号のいずれも前記第1の時間間隔内で検出されない場合に前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号を送信するように前記送信ユニットに要求し、第2の時間間隔(T2)内で前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号の検出を待ち受け、
    前記第1の時間間隔内または前記第2の時間間隔内で前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号が検出されると前記トランシーバユニットを遠隔ユニットとして識別し、
    前記第1の時間間隔内で前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号が検出されると前記トランシーバユニットを中央ユニットとして識別するように構成されることを特徴とするトランシーバユニット(TU)。
  2. 前記受信ユニットがさらに、前記物理的媒体からアップストリームハンドシェーク確認信号(R−TONE1)を検出するように構成されること、
    前記送信ユニットがさらに、前記物理的媒体にわたって第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号(C−TONES)を送信するように構成されること、
    および自己識別モジュールがさらに、
    前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号のいずれも第1の時間間隔内で検出されない場合に前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号を送信するように前記送信ユニットに要求し、第3の時間間隔(T3)内で前記アップストリームハンドシェーク確認信号の検出を待ち受け、
    前記第3の時間間隔内で前記アップストリームハンドシェーク確認信号が検出されると前記トランシーバユニットを中央ユニットとして識別するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のトランシーバユニット。
  3. 前記自己識別モジュールがさらに、前記第2の時間間隔内で前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号が検出されない場合に前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号を送信するように前記送信ユニットに要求するように構成されることを特徴とする請求項2に記載のトランシーバユニット。
  4. 前記自己識別モジュールがさらに、前記第3の時間間隔内で前記第1のアップストリームハンドシェーク確認信号が検出されない場合に前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号を送信するように前記送信ユニットに要求するように構成されることを特徴とする請求項2に記載のトランシーバユニット。
  5. 前記自己識別モジュールがさらに、前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号のいずれも第1の時間間隔内で検出されない場合、および前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号が前記第2の時間間隔内で検出されない場合にランダムまたは擬似ランダムの時間の間待機するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のトランシーバユニット。
  6. 前記第1の時間間隔または前記第2の時間間隔のいずれの長さもランダムまたは擬似ランダムの数であることを特徴とする請求項1に記載のトランシーバユニット。
  7. 前記トランシーバユニットがデジタル加入者回線のトランシーバユニットであること、および前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号がITU勧告G.994.1によるC−TONES信号であり、前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号がITU勧告G.994.1によるR−TONES−REQ信号であることを特徴とする請求項1に記載のトランシーバユニット。
  8. 前記トランシーバユニットがデジタル加入者回線のトランシーバユニットであること、および前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号がITU勧告G.994.1によるC−TONES信号であり、前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号がITU勧告G.994.1によるR−TONES−REQ信号であり、前記アップストリームハンドシェーク確認信号がITU勧告G.994.1によるR−TONE1信号であることを特徴とする請求項2に記載のトランシーバユニット。
  9. 前記トランシーバユニットがデジタル加入者回線のトランシーバユニットであること、および前記第1のダウンストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のダウンストリームハンドシェーク開始信号がITU勧告G.994.1によるC−TONES信号であり、前記第1のアップストリームハンドシェーク開始信号と前記第2のアップストリームハンドシェーク開始信号がITU勧告G.994.1によるR−TONES−REQ信号であり、前記アップストリームハンドシェーク確認信号がITU勧告G.994.1によるR−FLAG1信号であることを特徴とする請求項2に記載のトランシーバユニット。
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