JP2004281355A - 照明器具における枠と取付板の固定方法 - Google Patents
照明器具における枠と取付板の固定方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】照明器具において、枠に取付板を固定するに当たり、枠それ自体のビス穴その他の各部に多少の寸法上の誤差はあっても、確実に取付板を固定させることが可能な構成とし、又作業上の効率も向上させるようにした。
【解決手段】課題解決のため、枠と取付板の固定に使用する取付金具の形状を、上端は両側に突出する水平部、その下方は垂直部、そして下端は前方に突出する水平部を形成させ、取付板に挿通された取付金具は多少の移動は可能となるように、取付板の穴には若干の余裕を持たせると共に周縁部には切欠部を形成した。
【選択図】 図3
【解決手段】課題解決のため、枠と取付板の固定に使用する取付金具の形状を、上端は両側に突出する水平部、その下方は垂直部、そして下端は前方に突出する水平部を形成させ、取付板に挿通された取付金具は多少の移動は可能となるように、取付板の穴には若干の余裕を持たせると共に周縁部には切欠部を形成した。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術】
本発明は、照明器具における枠に取付板を固定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、照明器具において、枠に取付板を固定する場合において、この両者を取付金具を用いてビス止め固定するとき、枠のビス穴に多少とも寸法において誤差がある場合は取付板の結合は不可能であって、製品のロスを生じる恐れがあり、又、枠と取付板の結合に当たって使用する取付金具は、一般に平板状であるため、ビス止めする場合に取付金具自体も回転して作業が難しく、その他作業前には、すなわち、取付板を枠にのせる前に、取付金具が平板で滑落し易いため、予め取付金具を枠の取付部に接着剤によって固定しておくなどの数々の問題点があったものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、在来のように、枠に取付板を取付金具に用いて固定させる場合において、枠における取付部の高さや該取付部のビス穴の寸法に若干の誤差があっても取り付けを可能とし、又取付金具を使用して枠を取付板に固定する場合の作業を容易ならしめることを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、取付金具の上下端は水平状として、中央を垂直状に一体として形成し、取付金具を挿通させる取付板の穴は、取付板を取り付ける枠に若干の寸法上の誤差があっても、取り付けを可能とするよう、穴には若干の余裕を持たせると共に取付板と枠を固定したビスが、誤差により多少のずれが生じても吸収可能な切欠部を取付板に形成した。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る照明器具における枠に取付板を固定する場合に使用する取付金具(1)の全体の斜視図を示すものであり、本図に示すとおり、取付金具(1)の上端は、水平部(1)Aを形成し、その前端の中央部には、下方に向けて垂直に屈折する巾の狭い垂直部(1)Bを形成、そのため上端の水平部(1)Aは、垂直部(1)Bの両側に鍔状に突出し、そして更に、垂直部(1)Bの下端は前方に突出する水平突出部(1)Cを一体成型として形成させたものであって、該突出部(1)Cの中央には、ビス穴(1)Dを設けてなるものである。
かかる取付金具(1)を使用し、取付板(2)を枠(3)に取り付け固定するに当たっては、図2に示す如く、取付板(2)の周縁部には、対向状にそれぞれ1個づつの切欠部(2)Bと、これに近接して、穴(2)Aをそれぞれ設けるものであって、該穴(2)Aには、図3に示すように取付金具(1)の垂直部(1)Bを挿入させれば、取付金具(1)の水平部(1)Aは必然に、取付板(2)の上面を被覆し、同時に下端の水平突出部(1)Cは、穴(2)Aの下方で外方に突出する。
このように取付板(2)に取付金具(1)を挿通させた後は、取付板(2)を枠(3)にビス(4)で取付固定させるものであるが、その方法は、枠(3)に取付部(3)Aを設けると共に該取付部(3)Aにビス穴(3)Bを設け、該ビス穴(3)Bに取付金具(1)のビス穴(1)Dを合わせ、ビス(4)を切欠部(2)Bを通してから、ビス止めすればそれでよい。
【0006】
【発明の効果】
以上の構成からなる本発明は、従来は取付金具を用いて枠に取付板を固定する場合、取付金具は平板状であったため落下する恐れもあったが、取付金具の上端を水平状とすることによって、すなわち両側を鍔状に突出させることによって、該突出部が取付板を被服するから落下する恐れがなく、そのため作業者の施工が容易であり、すなわち落下を防止するために、支えるなどの手間が省かれ、更にその下方には垂直部を形成したことにより、ビスを締めるとき、すなわちねじ回しによってビスを回転締め付けても取付板の穴を挿通した取付金具の垂直部の両側が穴に当接するため、取付金具が穴の中でビスと共に同時回転することもなく、すなわち施工時の取付金具の回転を防止しており、このように取付板を枠に取り付け固定する場合の施工を極めて容易なものとしているものである。
そのほか、取付板の穴に挿通した取付金具を枠にビス止めするとき、仮に枠のビス穴に多少の位置のずれはあっても、取付板における穴の余裕と切欠部の存在によって、すなわち穴の巾だけ取付金具の前後の移動は可能のため、ビス止めを可能ならしめるものである。なお取付金具の形状は、図1に示す上記の如き形状のほかに、若干強度は弱くなるが、図5の如く水平な垂直状としてもよく、又落下防止の効果は半減するが、上端の鍔状に両側に突出する水平部は、図6の如く片側のみにこれを形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付金具全体の斜視図
【図2】取付板の一部拡大図
【図3】本発明の分解断面図
【図4】本発明の全体完成図の断面図
【図5】取付金具の斜視図
【図6】取付金具の斜視図
【符号の説明】
(1)‥取付金具 (1)A‥水平部 (1)B‥垂直部
(1)C‥突出部 (1)D…ビス穴
(2)‥取付板 (2)A‥穴 (2)B‥切欠部
(3)‥枠 (3)A‥取付部 (3)B‥ビス穴
(4)‥ビス
【発明の属する技術】
本発明は、照明器具における枠に取付板を固定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、照明器具において、枠に取付板を固定する場合において、この両者を取付金具を用いてビス止め固定するとき、枠のビス穴に多少とも寸法において誤差がある場合は取付板の結合は不可能であって、製品のロスを生じる恐れがあり、又、枠と取付板の結合に当たって使用する取付金具は、一般に平板状であるため、ビス止めする場合に取付金具自体も回転して作業が難しく、その他作業前には、すなわち、取付板を枠にのせる前に、取付金具が平板で滑落し易いため、予め取付金具を枠の取付部に接着剤によって固定しておくなどの数々の問題点があったものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、在来のように、枠に取付板を取付金具に用いて固定させる場合において、枠における取付部の高さや該取付部のビス穴の寸法に若干の誤差があっても取り付けを可能とし、又取付金具を使用して枠を取付板に固定する場合の作業を容易ならしめることを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、取付金具の上下端は水平状として、中央を垂直状に一体として形成し、取付金具を挿通させる取付板の穴は、取付板を取り付ける枠に若干の寸法上の誤差があっても、取り付けを可能とするよう、穴には若干の余裕を持たせると共に取付板と枠を固定したビスが、誤差により多少のずれが生じても吸収可能な切欠部を取付板に形成した。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る照明器具における枠に取付板を固定する場合に使用する取付金具(1)の全体の斜視図を示すものであり、本図に示すとおり、取付金具(1)の上端は、水平部(1)Aを形成し、その前端の中央部には、下方に向けて垂直に屈折する巾の狭い垂直部(1)Bを形成、そのため上端の水平部(1)Aは、垂直部(1)Bの両側に鍔状に突出し、そして更に、垂直部(1)Bの下端は前方に突出する水平突出部(1)Cを一体成型として形成させたものであって、該突出部(1)Cの中央には、ビス穴(1)Dを設けてなるものである。
かかる取付金具(1)を使用し、取付板(2)を枠(3)に取り付け固定するに当たっては、図2に示す如く、取付板(2)の周縁部には、対向状にそれぞれ1個づつの切欠部(2)Bと、これに近接して、穴(2)Aをそれぞれ設けるものであって、該穴(2)Aには、図3に示すように取付金具(1)の垂直部(1)Bを挿入させれば、取付金具(1)の水平部(1)Aは必然に、取付板(2)の上面を被覆し、同時に下端の水平突出部(1)Cは、穴(2)Aの下方で外方に突出する。
このように取付板(2)に取付金具(1)を挿通させた後は、取付板(2)を枠(3)にビス(4)で取付固定させるものであるが、その方法は、枠(3)に取付部(3)Aを設けると共に該取付部(3)Aにビス穴(3)Bを設け、該ビス穴(3)Bに取付金具(1)のビス穴(1)Dを合わせ、ビス(4)を切欠部(2)Bを通してから、ビス止めすればそれでよい。
【0006】
【発明の効果】
以上の構成からなる本発明は、従来は取付金具を用いて枠に取付板を固定する場合、取付金具は平板状であったため落下する恐れもあったが、取付金具の上端を水平状とすることによって、すなわち両側を鍔状に突出させることによって、該突出部が取付板を被服するから落下する恐れがなく、そのため作業者の施工が容易であり、すなわち落下を防止するために、支えるなどの手間が省かれ、更にその下方には垂直部を形成したことにより、ビスを締めるとき、すなわちねじ回しによってビスを回転締め付けても取付板の穴を挿通した取付金具の垂直部の両側が穴に当接するため、取付金具が穴の中でビスと共に同時回転することもなく、すなわち施工時の取付金具の回転を防止しており、このように取付板を枠に取り付け固定する場合の施工を極めて容易なものとしているものである。
そのほか、取付板の穴に挿通した取付金具を枠にビス止めするとき、仮に枠のビス穴に多少の位置のずれはあっても、取付板における穴の余裕と切欠部の存在によって、すなわち穴の巾だけ取付金具の前後の移動は可能のため、ビス止めを可能ならしめるものである。なお取付金具の形状は、図1に示す上記の如き形状のほかに、若干強度は弱くなるが、図5の如く水平な垂直状としてもよく、又落下防止の効果は半減するが、上端の鍔状に両側に突出する水平部は、図6の如く片側のみにこれを形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付金具全体の斜視図
【図2】取付板の一部拡大図
【図3】本発明の分解断面図
【図4】本発明の全体完成図の断面図
【図5】取付金具の斜視図
【図6】取付金具の斜視図
【符号の説明】
(1)‥取付金具 (1)A‥水平部 (1)B‥垂直部
(1)C‥突出部 (1)D…ビス穴
(2)‥取付板 (2)A‥穴 (2)B‥切欠部
(3)‥枠 (3)A‥取付部 (3)B‥ビス穴
(4)‥ビス
Claims (3)
- 照明器具における枠と取付板を固定する場合に使用する取付金具において、該取付金具の上端は水平部を形成し、その前端の中央部には下方に向けて巾の狭い垂直部を形成し、すなわち、該垂直部の上方に両側に鍔状に水平部は突出させ、この垂直部の下端は、中央にビス穴を有する水平突出部を一体成型として形成させ、他方、取付板の周縁部には、対向状に1個づつの切欠部とこれに近接して穴を設け、この穴に取付金具を挿通させると共に切欠部にビスを挿通した後、取付金具のビス穴と、枠の取付部に設けたビス穴を合わせてビス止めする枠と取付板の固定方法。
- 上端の水平部は、これを垂直状とした特許請求の範囲第1項記載の取付金具による枠と取付板の固定方法。
- 上端の両側に鍔状に突出した水平部は、これは片側にのみ突出させた特許請求の範囲第1項記載の取付金具による枠と取付板の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003114980A JP2004281355A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 照明器具における枠と取付板の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003114980A JP2004281355A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 照明器具における枠と取付板の固定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004281355A true JP2004281355A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33296170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003114980A Pending JP2004281355A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 照明器具における枠と取付板の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004281355A (ja) |
-
2003
- 2003-03-17 JP JP2003114980A patent/JP2004281355A/ja active Pending
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051205 |
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