JP2004279116A - X線異物検査システム - Google Patents
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Abstract
【課題】異物混入と判定された物品と画像解析データとの照合を、従来に比して容易かつ効率的に行うことのできるX線異物検査システムを提供する。
【解決手段】検査対象物WのX線透過情報を用いて、その内部に異物が混入しているか否かを判定する画像解析手段15を備えたX線異物検査装置1に、無線通信ポート15aとそのポート15aを通じて解析データを外部に送信する送信手段を設け、その送信された解析データを受信する無線通信ポート3aを備えた携帯情報端末3を備えることにより、その携帯情報端末3を異物混入と判定されて排除された物品Wの所にまで持ち運んで該当のデータを参照することにより、容易かつ効率的に異物の混入位置等を検証することを可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】検査対象物WのX線透過情報を用いて、その内部に異物が混入しているか否かを判定する画像解析手段15を備えたX線異物検査装置1に、無線通信ポート15aとそのポート15aを通じて解析データを外部に送信する送信手段を設け、その送信された解析データを受信する無線通信ポート3aを備えた携帯情報端末3を備えることにより、その携帯情報端末3を異物混入と判定されて排除された物品Wの所にまで持ち運んで該当のデータを参照することにより、容易かつ効率的に異物の混入位置等を検証することを可能とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば食品や医薬品、あるいは衣服や寝具などの検査対象物中の異物の存在の有無を検査するためのX線透視検査装置を含んだシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
食品等に異物が混入していないか否か等を非破壊のもとに検査する装置として、互いに対向配置されたX線源とX線検出器の間に、検査対象物を搬送する搬送装置を配置し、検査対象物がX線源とX線検出器の間を通過する際に得られるX線透過情報から検査対象物のX線透視像を得て、そのX線透視像を用いた画像解析により、検査対象物の内部に異物等が存在していないか否かを判別して、その判別結果に基づいて検査対象物を選別するX線異物検査装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−145343号公報(第4−5頁,図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の従来のX線異物検査装置においては、異物が混入していると判定され、不良品として除外された物品について、どのような異物が物品のどのような位置に混入しているのかなどを検証して、製造ライン等にフィードバックする必要がある。そのためには、X線異物検査装置による画像解析データと、除外された物品とを対応させて調査する必要がある。
【0005】
ここで、この種のX線異物検査システムにおける物品の選別装置は、通常、搬送装置の途中に設けられて、異物混入と判定された物品を搬送装置上から排除する構造が採用されており、この選別装置は、ラインの構成上、X線異物検査装置とはある程度以上離れた位置に設けられる場合がある。このような場合、従来のこの種のX線異物検査装置においては、異物混入と判定されて搬送装置から除外された物品と解析結果とを比較検証する際、X線異物検査装置からビデオプリントを打ち出したり、データプリントを打ち出し、それらの用紙を搬送装置から除外された物品の所まで持ち運んで検証する必要があった。このような場合、データ数が増えると持ち運ぶべき用紙の量が増大し、紛失や損傷の危険が増大するばかりでなく、管理も煩雑になるという問題がある。
【0006】
本発明はこのような実情に鑑みてなされもので、異物混入と判定された物品と画像解析データとの照合を、従来に比して容易かつ効率的に行うことのできるX線異物検査システムの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のX線異物検査システムは、X線源とX線検出器の間に、検査対象物を搬送する搬送手段が設けられているとともに、上記X線検出器の出力に基づく検査対象物のX線透視画像を解析して当該検査対象物中の異物の有無を判定する画像解析手段を備えたX線異物検査装置と、その判定結果に基づいて検査対象物を選別する選別機構を有するシステムであって、上記X線異物検査装置に、無線通信ポートと、その通信ポートを通じて上記解析データを外部に送信する送信手段が設けられているとともに、その送信されたデータを受信する無線通信ポートを有する携帯情報端末を備えていることによって特徴づけられる(請求項1)。
【0008】
ここで、本発明においては、X線異物検査装置の送信手段による解析データの送信は、異物有りと判定された検査対象物の解析データのみであり、上記携帯情報端末には、その送信されてきた解析データを管理するソフトウエアがインストールされている構成(請求項2)を採用することができる。
【0009】
本発明は、X線異物検査装置による解析データを、携帯情報端末に無線送信して保持させることにより、その携帯情報端末を、異物混入と判定されて搬送機構外に排除された物品の位置にまで持ち運ぶことにより、所期の目的を達成しようとするものである。
【0010】
すなわち、X線異物検査装置の画像解析手段による解析データを無線通信、例えば赤外線通信(IrDA)や無線LAN等によって、PDAやノートパソコン等の携帯情報端末に対して送信することにより、携帯情報端末に解析データが記憶される。従って、解析データを受信した携帯端末情報だけを持ち運ぶことにより、任意の位置に置かれた異物混入品の検証を行うことができる。また、解析データを無線通信で転送するため、X線異物検査装置と携帯情報端末とのケーブルの接続などの手間が不要である。
【0011】
そして、携帯情報端末に送信する解析データを、異物有りと判定された物品についてのものに限り、携帯情報端末にその解析データの管理用ソフトをインストールしておけば、物品との照合に際して目的データを容易に参照することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成図で、機械的配置関係等を表す模式図と電気的構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
【0013】
X線異物検査装置1は、X線源11と、これに対向配置されたX線検出器12、これらの間で検査対象物Wを搬送するコンベア13、X線検出器12からの出力を画像処理装置14を介して取り込むパーソナルコンピュータ15を主体として構成されている。
【0014】
X線源11はファンビーム状に広がるX線を出力し、X線検出器12はそのファンビーム状のX線の広がり方向に素子が配列された1次元X線検出器アレイであり、コンベア13上の検査対象物Wを通過したX線がX線検出器12に入射する。従って、検査対象物WがX線源11とX線検出器12の間を通過し終えることにより、その検査対象物Wの2次元X線透過情報が得られる。なお、X線源11とX線検出器12およびコンベア13の一部は防護箱10内に収容されている。
【0015】
画像処理装置14はX線検出器12の出力を取り込み、検査対象物Wの2次元X線透過情報を用いた公知の画像解析により、検査対象物W内に異物が存在するか否かを判定する。パーソナルコンピュータ15は画像処理装置14より画像解析データを受け取る。
【0016】
X線異物検査装置1のコンベア13に隣接してその下流側には、選別用コンベア2が設けられている。この選別用コンベア2はコンベア本体21と振り分け装置22を含み、振り分け装置22は、パーソナルコンピュータ15から供給される駆動制御信号によって動作する。すなわち、パーソナルコンピュータ15は、上記した画像解析により異物が混入していると判定したとき、その検査対象物Wをコンベア本体21の上から取り除いて箱23内に落下させるべく、振り分け装置22に対して駆動制御信号を供給する。
【0017】
さて、パーソナルコンピュータ15には、例えばIrDAなどの規格に対応した外付けの赤外線通信ポート15aがシリアル通信バス15bを介して接続されている。また、この実施の形態においては、同じ規格の赤外線通信ポート3aを備えたPDAなどの携帯情報端末3を有している。そして、パーソナルコンピュータ15にインストールされている制御ソフトウエアは各検査対象物Wの画像解析データを管理し、そのうち、異物有りと判定した解析データについて、シリアル通信バス15bを介して赤外線通信ポート15aに送信する。この解析データは赤外線通信ポート15aで赤外線信号に変換され、携帯情報端末3に赤外線通信により転送する。携帯情報端末3では、転送されてきた解析データを受け取って内蔵するメモリに所定のフォーマットで管理するソフトウエアがインストールされている。また、これとは逆に、この赤外線通信により、携帯情報端末3からパーソナルコンピュータ15に対して各種指令を与えることもできる。
【0018】
以上の実施の形態によると、X線異物検査装置1により異物が混入していると判定された検査対象物Wは、パーソナルコンピュータ15からの駆動制御信号にに基づいて振り分け装置22によってコンベア本体21から排除される。また、このとき、その解析データが携帯情報端末3に転送される。従って、異物が混入して振り分け装置22から排除された物品を検証するに当たっては、その物品の所にまで携帯情報端末3を持ち運び、該当する解析データを呼び出せばよい。
【0019】
なお、以上の実施の形態においては、パーソナルコンピュータ15と携帯情報端末3との通信を赤外線通信により行った例を示したが、他の無線通信、例えば無線LAN等を用いてもよいことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、X線異物検査装置による検査対象物内の異物有無を解析したデータが携帯情報端末に転送されるので、異物有りと判定されて振り分けられた物品がX線異物検査装置から離れた位置にあっても、携帯情報端末を持ち運んで異物の位置等を検証することができ、効率的に異物混入箇所等を見いだすことができる。しかも、従来のプリントアウトされた用紙を持ち運ぶ場合に比して、データ量が増えても持ち運びに支承を来すことがなく、かつ、目的のデータの参照作業も容易であるとともに、データの紛失等の恐れもない。更に、通信は無線で行うため、煩雑なケーブルの接続作業が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成図で、機械的配置関係等を表す模式図と電気的構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
【符号の説明】
1 X線異物検査装置
11 X線源
12 X線検出器
13 コンベア
14 画像処理装置
15 パーソナルコンピュータ
15a 赤外線通信ポート
2 選別用コンベア
22 振り分け装置
3 携帯情報端末
3a 赤外線通信ポート
W 検査対象物
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば食品や医薬品、あるいは衣服や寝具などの検査対象物中の異物の存在の有無を検査するためのX線透視検査装置を含んだシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
食品等に異物が混入していないか否か等を非破壊のもとに検査する装置として、互いに対向配置されたX線源とX線検出器の間に、検査対象物を搬送する搬送装置を配置し、検査対象物がX線源とX線検出器の間を通過する際に得られるX線透過情報から検査対象物のX線透視像を得て、そのX線透視像を用いた画像解析により、検査対象物の内部に異物等が存在していないか否かを判別して、その判別結果に基づいて検査対象物を選別するX線異物検査装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−145343号公報(第4−5頁,図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の従来のX線異物検査装置においては、異物が混入していると判定され、不良品として除外された物品について、どのような異物が物品のどのような位置に混入しているのかなどを検証して、製造ライン等にフィードバックする必要がある。そのためには、X線異物検査装置による画像解析データと、除外された物品とを対応させて調査する必要がある。
【0005】
ここで、この種のX線異物検査システムにおける物品の選別装置は、通常、搬送装置の途中に設けられて、異物混入と判定された物品を搬送装置上から排除する構造が採用されており、この選別装置は、ラインの構成上、X線異物検査装置とはある程度以上離れた位置に設けられる場合がある。このような場合、従来のこの種のX線異物検査装置においては、異物混入と判定されて搬送装置から除外された物品と解析結果とを比較検証する際、X線異物検査装置からビデオプリントを打ち出したり、データプリントを打ち出し、それらの用紙を搬送装置から除外された物品の所まで持ち運んで検証する必要があった。このような場合、データ数が増えると持ち運ぶべき用紙の量が増大し、紛失や損傷の危険が増大するばかりでなく、管理も煩雑になるという問題がある。
【0006】
本発明はこのような実情に鑑みてなされもので、異物混入と判定された物品と画像解析データとの照合を、従来に比して容易かつ効率的に行うことのできるX線異物検査システムの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のX線異物検査システムは、X線源とX線検出器の間に、検査対象物を搬送する搬送手段が設けられているとともに、上記X線検出器の出力に基づく検査対象物のX線透視画像を解析して当該検査対象物中の異物の有無を判定する画像解析手段を備えたX線異物検査装置と、その判定結果に基づいて検査対象物を選別する選別機構を有するシステムであって、上記X線異物検査装置に、無線通信ポートと、その通信ポートを通じて上記解析データを外部に送信する送信手段が設けられているとともに、その送信されたデータを受信する無線通信ポートを有する携帯情報端末を備えていることによって特徴づけられる(請求項1)。
【0008】
ここで、本発明においては、X線異物検査装置の送信手段による解析データの送信は、異物有りと判定された検査対象物の解析データのみであり、上記携帯情報端末には、その送信されてきた解析データを管理するソフトウエアがインストールされている構成(請求項2)を採用することができる。
【0009】
本発明は、X線異物検査装置による解析データを、携帯情報端末に無線送信して保持させることにより、その携帯情報端末を、異物混入と判定されて搬送機構外に排除された物品の位置にまで持ち運ぶことにより、所期の目的を達成しようとするものである。
【0010】
すなわち、X線異物検査装置の画像解析手段による解析データを無線通信、例えば赤外線通信(IrDA)や無線LAN等によって、PDAやノートパソコン等の携帯情報端末に対して送信することにより、携帯情報端末に解析データが記憶される。従って、解析データを受信した携帯端末情報だけを持ち運ぶことにより、任意の位置に置かれた異物混入品の検証を行うことができる。また、解析データを無線通信で転送するため、X線異物検査装置と携帯情報端末とのケーブルの接続などの手間が不要である。
【0011】
そして、携帯情報端末に送信する解析データを、異物有りと判定された物品についてのものに限り、携帯情報端末にその解析データの管理用ソフトをインストールしておけば、物品との照合に際して目的データを容易に参照することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成図で、機械的配置関係等を表す模式図と電気的構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
【0013】
X線異物検査装置1は、X線源11と、これに対向配置されたX線検出器12、これらの間で検査対象物Wを搬送するコンベア13、X線検出器12からの出力を画像処理装置14を介して取り込むパーソナルコンピュータ15を主体として構成されている。
【0014】
X線源11はファンビーム状に広がるX線を出力し、X線検出器12はそのファンビーム状のX線の広がり方向に素子が配列された1次元X線検出器アレイであり、コンベア13上の検査対象物Wを通過したX線がX線検出器12に入射する。従って、検査対象物WがX線源11とX線検出器12の間を通過し終えることにより、その検査対象物Wの2次元X線透過情報が得られる。なお、X線源11とX線検出器12およびコンベア13の一部は防護箱10内に収容されている。
【0015】
画像処理装置14はX線検出器12の出力を取り込み、検査対象物Wの2次元X線透過情報を用いた公知の画像解析により、検査対象物W内に異物が存在するか否かを判定する。パーソナルコンピュータ15は画像処理装置14より画像解析データを受け取る。
【0016】
X線異物検査装置1のコンベア13に隣接してその下流側には、選別用コンベア2が設けられている。この選別用コンベア2はコンベア本体21と振り分け装置22を含み、振り分け装置22は、パーソナルコンピュータ15から供給される駆動制御信号によって動作する。すなわち、パーソナルコンピュータ15は、上記した画像解析により異物が混入していると判定したとき、その検査対象物Wをコンベア本体21の上から取り除いて箱23内に落下させるべく、振り分け装置22に対して駆動制御信号を供給する。
【0017】
さて、パーソナルコンピュータ15には、例えばIrDAなどの規格に対応した外付けの赤外線通信ポート15aがシリアル通信バス15bを介して接続されている。また、この実施の形態においては、同じ規格の赤外線通信ポート3aを備えたPDAなどの携帯情報端末3を有している。そして、パーソナルコンピュータ15にインストールされている制御ソフトウエアは各検査対象物Wの画像解析データを管理し、そのうち、異物有りと判定した解析データについて、シリアル通信バス15bを介して赤外線通信ポート15aに送信する。この解析データは赤外線通信ポート15aで赤外線信号に変換され、携帯情報端末3に赤外線通信により転送する。携帯情報端末3では、転送されてきた解析データを受け取って内蔵するメモリに所定のフォーマットで管理するソフトウエアがインストールされている。また、これとは逆に、この赤外線通信により、携帯情報端末3からパーソナルコンピュータ15に対して各種指令を与えることもできる。
【0018】
以上の実施の形態によると、X線異物検査装置1により異物が混入していると判定された検査対象物Wは、パーソナルコンピュータ15からの駆動制御信号にに基づいて振り分け装置22によってコンベア本体21から排除される。また、このとき、その解析データが携帯情報端末3に転送される。従って、異物が混入して振り分け装置22から排除された物品を検証するに当たっては、その物品の所にまで携帯情報端末3を持ち運び、該当する解析データを呼び出せばよい。
【0019】
なお、以上の実施の形態においては、パーソナルコンピュータ15と携帯情報端末3との通信を赤外線通信により行った例を示したが、他の無線通信、例えば無線LAN等を用いてもよいことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、X線異物検査装置による検査対象物内の異物有無を解析したデータが携帯情報端末に転送されるので、異物有りと判定されて振り分けられた物品がX線異物検査装置から離れた位置にあっても、携帯情報端末を持ち運んで異物の位置等を検証することができ、効率的に異物混入箇所等を見いだすことができる。しかも、従来のプリントアウトされた用紙を持ち運ぶ場合に比して、データ量が増えても持ち運びに支承を来すことがなく、かつ、目的のデータの参照作業も容易であるとともに、データの紛失等の恐れもない。更に、通信は無線で行うため、煩雑なケーブルの接続作業が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成図で、機械的配置関係等を表す模式図と電気的構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
【符号の説明】
1 X線異物検査装置
11 X線源
12 X線検出器
13 コンベア
14 画像処理装置
15 パーソナルコンピュータ
15a 赤外線通信ポート
2 選別用コンベア
22 振り分け装置
3 携帯情報端末
3a 赤外線通信ポート
W 検査対象物
Claims (2)
- X線源とX線検出器の間に、検査対象物を搬送する搬送手段が設けられているとともに、上記X線検出器の出力に基づく検査対象物のX線透視画像を解析して当該検査対象物中の異物の有無を判定する画像解析手段を備えたX線異物検査装置と、その判定結果に基づいて検査対象物を選別する選別機構を有するシステムであって、
上記X線異物検査装置に、無線通信ポートと、その通信ポートを通じて上記解析データを外部に送信する送信手段が設けられているとともに、その送信されたデータを受信する無線通信ポートを有する携帯情報端末を備えていることを特徴とするX線透視検査システム。 - 上記X線異物検査装置の送信手段による解析データの送信は、異物有りと判定された検査対象物の解析データのみであり、上記携帯情報端末には、送信されてきた解析データを管理するソフトウエアがインストールされていることを特徴とする請求項1に記載のX線異物検査システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003068485A JP2004279116A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | X線異物検査システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003068485A JP2004279116A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | X線異物検査システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004279116A true JP2004279116A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33285802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003068485A Pending JP2004279116A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | X線異物検査システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004279116A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007218749A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Hitachi Zosen Corp | 物体の判別方法および判別装置 |
JP2007309688A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Anritsu Sanki System Co Ltd | 物品検査装置 |
-
2003
- 2003-03-13 JP JP2003068485A patent/JP2004279116A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007218749A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Hitachi Zosen Corp | 物体の判別方法および判別装置 |
JP2007309688A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Anritsu Sanki System Co Ltd | 物品検査装置 |
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