JP2004279018A - 冷風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷風効果に優れ、衛生的に管理することができる冷風機を提供する。
【解決手段】外部から空気を流入させ、これを送風するためのスクリューファン60と、流入した空気が有する熱を水分により奪い取るための気化フィルター40と、後方の一方側に設けられ、着脱可能な水タンク10と、水タンク10から流入する水を溜め、気化フィルター40から落下する水を溜める水受け容器20と、水受け容器20に溜まった水を気化フィルター40の上方に移送させるポンプ80と、ポンプ80を介して水受け容器20に溜まった水を吸い込むための回転式吸収部90と、多数のノズル130を設け、それらのノズル130を通してスプレー式に水を自然落下して気化フィルター40を濡らせる水供給筒50とを備え、気化フィルター40を、温度低減効果が極大化するように、スクリューファン60の前面に取り付けた冷風機。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は冷風機に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷風機は、風のみが吹き出るようになっている扇風機に比べ、外部から流入する空気が有する熱を気化フィルターを介して吸収することが可能であり、より涼しい風が得られることで、現在広く普及しつつある。また、夏季のエネルギー需給問題を考える上で、今後その需要は、さらに増大すると予測される。
【0003】
通常、冷風機は、下方に別の水筒を備え、これに冷却パックを入れて水の温度をさらに低くした後、この水を上方の水筒へポンプを用いて移動させ、気化フィルターを介して下方に流すようにする方式、気化フィルターに別のモータを備え、モータの回転によって下部側の水筒で濡らされた気化フィルターの一側が、モータの回転によって全体の気化フィルターにわたって濡らされるようにする方式、および、冷風機の上部側に氷を溜めておく筒を備え、この氷が漸次溶けながら気化フィルターの上部側から氷水が濡らされるようにする方式のいずれかを採用している。たとえば、特許文献1は、負の融解熱を発生する冷熱材を用いた冷風機を開示している。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−213850号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の冷風機は、冷風効果がやや劣ることを補うために、別の氷や氷パックを用いており、それも氷が完全に溶け終わった後には、エアコン風のような清涼感を期待しにくく、さらに、気化フィルターが冷風機の空気流入口側に取り付けられていることから、構造上、いずれの空気が気化フィルターを介して流入されず、冷風効率が少し低下するという問題があった。
【0006】
また、冷風機内部に水を溜める溜まり部が本体から取り外しにくい構造となっており、一定の期間の間で使用した後、これを取り外して洗浄するなど、衛生的に管理するに煩わしさがあるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、冷風効果に優れた冷風機を提供することを目的とする。また、本発明は、衛生的に管理することができる冷風機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の冷風機は、外部から空気を流入させ、これを送風するためのスクリューファンと、前記流入した空気が有する熱を水分により奪い取るための気化フィルターを有し、前記冷風機の後方の一方側に着脱可能に設けられた水タンクと、前記水タンクから流入する水を溜め、前記気化フィルターから落下する水を溜める水受け容器と、前記水受け容器に溜まった水を気化フィルターの上方に移送するポンプと、前記ポンプにより水受け容器に溜まっている水を吸い込むための回転式吸収部と、複数のノズルが設けられ、それらのノズルを通してスプレー式に水を自然落下して、前記気化フィルターを濡らせる水供給筒とを備え、前記気化フィルターを、温度低減効果が極大化するように、前記スクリューファンの前面に取り付ける。
【0009】
また、本発明の実施の形態によると、前記水受け容器は、前記冷風機の下方に取り外し可能に設けられ、冷風機本体から容易に取り外しできるように、取っ手溝、底溝、係止突起を備えている。
【0010】
さらに、本発明の他の実施の形態によると、前記回転式吸収部は、水受け容器の水を吸い込むための吸い込み部と、前記水受け容器を本体から取り外すか、あるいは取り付ける際に、前記吸い込み部を回転可能にするヒンジ部及びリブ型突起と、前記吸い込み部に復元力を与えるための弾性部とを備える。
【0011】
また、本発明による気化フィルターの形状は、露出断面積を極大化するために、鋸歯になっていることが好ましい。
【0012】
このように、本発明によれば、スクリューファンの前面に露出断面積を極大化した形状となる気化フィルターを設け、下方の水受け容器が容易に取り外しできるようすることにより、相対的に気化能力が向上すると共に衛生的な管理も可能な冷風機を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態の冷風機について、添付図面に基づいて詳しく説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る冷風機の水タンク10、水受け容器20、前面パネル部30、気化フィルター40、水供給筒50、スクリューファン60、後面パネル部70、ポンプ80、回転式吸収部90、及び操作部100などをそれぞれ分解して示す図である。図示のように、冷風機の前面パネル部30は、冷やされた空気を送風する冷風口32が設けられており、冷風口32には、送風される空気の方向を調節するための複数のガイド34が取り付けられたグリルが備えられている。従って、ガイド34を介して送風方向を上下に調節することが可能となる。本実施例の冷風機において、冷風口32の大きさは、スクリューファンの送風能力などを考慮して、最適の大きさになるように設定することが好ましい。
【0015】
前面パネル部30は、本体55の下方に取り付けられる水受け容器20の直上方で本体55と締め付け、係合されるように構成される。冷風機の前面パネル部30の内側には、冷風機本体の後面から流入した空気が有する熱を水分により奪い取り、より低い温度の空気にするための気化フィルター40が取り付けられる。気化フィルター40と隣接する上方には、水供給筒50が設けられている。
【0016】
冷風機本体55の下部側には、水タンク10から流れ降りる水を溜めたり、気化フィルター40から落下する水を溜めるための水受け容器20が備えられる。水受け容器20は、図1に示すように、前面に設けた取っ手溝27に手をかけて冷風機本体55から容易に取り外し可能に構成されており、各種の異物質などによる汚染時に容易に取り外して洗浄することが可能となる。取り外し可能な水受け容器20は、図3を参照して、以下においてさらに説明する。
【0017】
冷風機内部の中央には、流入した空気を気化フィルター40へ送風するためのスクリューファン60が設けられ、内部の一方側には、下方の水受け容器20の水を吸い込むための吸い込み部21を有する回転式吸収部90と、吸い込み部21を通して水を上方の水供給筒50に移送するためのポンプ80とがそれぞれ取り付けられている。これらの内部構造は、前面パネル部30と共に後面パネル部70により覆われる。本体の後方の一方側には、水を外部から内部の水受け容器20に供給するための水タンク10が着脱可能に取り付けられる。
【0018】
また、冷風機本体の上端面には、冷風機を操作するための各種操作ボタンや陰イオン放出表示ランプ、水位表示器のような種々の表示器などが設けられた操作部100が配置されており、これにより、冷風機の状態を一目で把握したり、各機能を調節することが可能となる。
【0019】
以上、図示するように、本発明による冷風機は、上記構成要素を最適化して配置することにより、優れた冷風効果を得ながらもコンパクトな構造を備える。
【0020】
図2は、本発明の実施の形態による冷風機の内部構造を詳しく示す図であり、スクリューファン60と、ポンプ80と、回転式吸収部90と、安全装置110と、モータ120と、殺菌ランプ140とが設けられ本体55の下方は、水受け容器の装着可能な空間56が設けられている。
【0021】
本発明によるスクリューファン60は、冷風機の中央部のケーシング内部に取り付けされ、スクリューファン60を駆動するためのモータ120がその一方側に取り付けられて、前面パネル部に設けられた冷風口に空気を送風するようになっている。スクリューファン60の下方には、水受け容器の取り付けられる空間56が設けられており、その一方側には、回転式吸収部90が取り付けられる。回転式吸収部90の上方は、ポンプ80と連結されており下方の水が上方の水供給筒50に持続的に供給されるようになる。
【0022】
一方、本発明による水受け容器(図1の20)は、図1に示すように、冷風機本体55の下部において、前方へ着脱可能であり、このように、取り外しまたは取り付けを容易にするために、回転式吸収部90が設けられている。即ち、回転式吸収部90は、吸い込み部21と、吸い込み部21を回転自在にするヒンジ部22と、リブ型突起26と、吸い込み部21に復元力を与えるための弾性部23とを備えている。吸い込み部21は、図2に示すように、水を吸い込むための別のホースまたは管が付けられやすいように、一方側が開放されている構造となっている。弾性部23は、好ましくは、コイルスプリングからなる。
【0023】
このような構成の回転式吸収部90は、水受け容器20が本体から取り外された場合には、弾性部23により、図示するように、吸い込み部21が上方に上がった状態に保持される。一方、水受け容器20を本体の前方から嵌め込む場合には、水受け容器20の側面が回転式吸収部90に設けられたリブ型突起26を押すことにより、回転式吸収部90が一定の角度だけ回転する。その結果、一体に設けられた吸い込み部21もやはり下方に回転して、水受け容器20内の水の中に浸されるようになる。再び、必要に応じて、水受け容器20を本体から取り外すと、吸い込み部21は、弾性部23の復元力によりヒンジ部22を中心に上方向に回転し、上がった状態を維持する。このように、回転可能な回転式吸収部90を使用することにより、本発明による水受け容器20は、冷風機本体との取り外しまたは取り付けの過程がより簡単となる。
【0024】
一方、水受け容器20の上部側には、溜まった水を殺菌処理するための少なくとも一つ以上の殺菌ランプ140が取り付けられる。殺菌ランプ140としては、通常の殺菌処理装置に使用されるUVランプを用いる。また、冷風機本体55の枠の一方側には、冷風機の動作中に、前面パネル部30が冷風機本体55から取り外される場合に備えて、自動に電源を遮断する安全装置110を取り付けて、異常事態の発生時、冷風機の作動が止まるようになっている。
【0025】
従って、本発明に係る冷風機は、本体から取り外し可能な水受け容器を使用し、洗浄がより容易となり、さらに、殺菌処理を行うことで、より衛生的な管理が可能となるという利点がある。
【0026】
図3は、図2の回転式吸収部90を含む冷風機本体55の底面を詳しく示す図である。本発明に係る冷風機は、図1に示すように、水受け容器(図1の20)が本体から取り外し可能なように構成される。このために、冷風機本体55の底面には、固定レール24が設けられ、かつ、水受け容器20の底面には、固定レール24に対応する位置に所定の深さを有する底溝が設けられている。さらに、本体55の底面には、係止溝25が設けられ、係止溝25に係り止められるための係止突起が水受け容器20の底面に形成されている。この構造により、水受け容器20が完全に装着される位置で係止突起が係止溝25に係り止められて、ある程度の衝撃を受けても水受け容器20が外れることがない。水受け容器20の底面に設けられる底溝や係止突起の形状は、冷風機本体55の底面に設けされた固定レール24と係止溝25とにそれぞれ対応する形状であればよく、詳細な図示は省略する。このような構成にすることによって、水受け容器20と冷風機本体55とのスライディングが円滑になり、水受け容器20の取り外しまたは取り付けを容易に行うことが可能となる。
【0027】
これに加えて、水タンク10が冷風機本体55の一方側に取り付けられている場合、水受け容器20が本体から取り外すことができないように、取り外し防止部(図示せず)をさらに備える。これは、水タンクの下方の注入口が水受け容器20に設けられた孔に係り止められることにより、水タンク10を取り外すことができないようにするためのものである。
【0028】
つまり、本発明に係る冷風機は、従来の冷風機とは異なり、回転式吸い込み部を備え、かつ、本体と取り外し可能な水受け容器を使用することにより、使用上の便宜さを図り、より衛生的な管理が可能となるという利点を備える。
【0029】
図4は、水タンク10を着脱する過程を示す冷風機の後方の外観である。図示するように、後方の一方側には、本体と着脱可能な水タンク10が設けられており、必要な水を容易に入れて供給することができる。水タンク10に満たされた水は、下方の接触式開閉バルブ31を介してさらに下方の水受け容器20に流れ込み、流入される空気の熱を奪い取る媒体として使用される。また、水タンク10の他に、後面には外部から空気が流入する流入口150が後方パネル部に設けられており、流入口150には、流入する空気に含まれている各種異物質をフィルタリングする空気フィルターが一体的に備えられている。
【0030】
図5は、下面に多数のノズル130が設けられている水供給筒50と、水供給筒50の下面に取り付けられる気化フィルター40を示す詳細図である。ノズル130を通して、水供給筒50の水は、スプレー式に気化フィルター40に落下され、気化フィルター40の全体を濡らせる。
【0031】
通常、冷風機の気化性能を決定する重要な因子としては、ノズルやフィルターの形状が挙げられる。水供給筒50の下面に一定の間隔を置いて設けられている下部の水受け容器20から水が供給されるとき、水供給筒50の水位を一定に保持しながら、全体として均一に気化フィルター40に流れ込むようにノズル130の形状を設計することが非常に重要である。
【0032】
さらに、気化フィルター40の形状は、気化能力を左右することから、冷風機において最も重要な因子ということができる。気化能力をより向上するためには、フィルターと空気との接触面積、即ち、露出断面積を最大限大きくするのが良い。しかし、露出断面積が大き過ぎると、気化フィルターの目が、細かくなりすぎ、むしろ風速減少や風量減少に繋がり、好ましくない結果を招く。
【0033】
本発明では、冷風口32の面積と気化フィルター40が占める面積との比を変数として、適当に可変しながら前述の問題を解決し、これにより、最適の気化フィルター形状を得て取り付けることができる。本発明による気化フィルター40では、フレームの役割を有する仕切り板41を用いて区間を左右に適宜に仕切り、このように仕切られた各区間に短冊状のフィルター42を詰め込む。このとき、できる限り露出断面積を極大化するために、全体形状を、好ましくは、鋸歯状になるようにして縦方向に詰め込む。このような構成の気化フィルター40は、水供給筒50の下方空間、即ち、ノズル130直下に取り付けられる。このようにフィルターの露出断面積を極大化する場合、気化フィルターを通して排出される空気は、微細な大きさで多量の湿潤を相対的に多く含有することになり、その結果、周囲空気の気化熱をより多く奪い取ることで、温度をさらに低下させる効果を発揮する。これは、気化能力の極大化につながり、冷風口から吐き出される空気の清涼感を増す結果を生み出す。
【0034】
また、冷風機内部に流入する空気がスクリューファン60を通過する過程で乱流の形成が促進される。これにより、鋸歯状で露出断面積を極大化した気化フィルター40と共に、上昇作用を起こして空気が有する熱の吸収がより活発に行われるようになる。これに加えて、スクリューファンの前面に気化フィルター40が取り付けられていることから、構造的に冷風機の外部に放出されるいずれの空気も必ず気化フィルター40を介して吐き出されるようになり、冷風効率もより良くなる。
【0035】
従って、前述のことから、同一の容量の冷風機に比べて、相対的に温度低減の効果が高くなり、効率良い冷風機を提供することができる。
【0036】
気化フィルター40に使用されるフィルター42は、水分の吸収が良く、通風性の良い材質を選択するのが重要であり、種々の繊維材を使用した結果、抗菌処理された人造絹糸を選択してフィルターを形成することが好ましい。
【0037】
以上のように、本発明においては、スクリューファンの前面に気化フィルターを取り付けるが、このとき、気化フィルターは、気化能力を極大化する形状とし、かつ、下方の水受け容器が本体と容易に取り外し可能にして、冷風機の衛生的な管理を容易にすることを基本的な技術思想としている。このような本発明の基本的な技術思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者にとっては、他の多くの改変が可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る冷風機によれば、露出断面積を極大化した気化フィルターを形成し、これをスクリューファンの前面に設けることにより、冷風効果に優れた冷風機を提供することが可能となる。
【0039】
また、本発明による冷風機によれば、回転式吸収部を取り付けることにより、水を溜める水受け容器が本体から容易に取り外し可能となる。このため、本体内部の汚染物質や異物質などを容易に洗浄することができる。さらに、殺菌ランプを用いることにより、より厳密な衛生管理が可能となる。
【0040】
従って、本発明による冷風機は、効率性や管理の面および製品の信頼性に優れ、製品として高い購買力を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷風機の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1の冷風機の内部構造を示す後方斜視図である。
【図3】図2の回転式吸収部を包含する冷風機本体の底面の斜視図である。
【図4】図1の冷風機の後方外観を示す斜視図である。
【図5】図2に示した気化フィルターの取り付け状態と水受け容器の下方に設けられたノズルを示す例示斜視図である。
【符号の説明】
10 水タンク
20 水受け容器
21 吸い込み部
22 ヒンジ部
23 弾性部
24 固定レール
25 係止溝
26 リブ型突起
27 取っ手溝
30 前面パネル部
31 接触式開閉バルブ
32 冷風口
34 ガイド
40 気化フィルター
41 仕切り板
42 フィルター
50 水供給筒
55 本体
56 空間
60 スクリューファン
70 後面パネル部
80 ポンプ
90 回転式吸収部
100 操作部
110 安全装置
120 モータ
130 ノズル
140 殺菌ランプ
150 流入口

Claims (5)

  1. 外部から空気を流入させ、これを送風するためのスクリューファンと、前記流入した空気が有する熱を水分により奪い取るための気化フィルターを有する冷風機であって、
    前記冷風機の後方の一方側に、着脱可能に設けられた水タンクと、
    前記水タンクから流入する水を溜め、前記気化フィルターから落下する水を溜める水受け容器と、
    前記水受け容器に溜まった水を気化フィルターの上方に移送するポンプと、
    前記ポンプにより水受け容器に溜まっている水を吸い込むための回転式吸収部と、
    複数のノズルが設けられ、それらのノズルを通してスプレー式に水を自然落下して、前記気化フィルターを濡らせる水供給筒とを備え、
    前記気化フィルターを、温度低減効果が極大化するように、前記スクリューファンの前面に取り付けた冷風機。
  2. 前記水受け容器は、前記冷風機の下部に取り外し可能に設けられ、冷風機本体から容易に取り外しできるように、取っ手溝と、底溝と、係止突起とを備えている請求項1に記載の冷風機。
  3. 前記回転式吸収部は、水受け容器の水を吸い込むための吸い込み部と、前記水受け容器を本体から取り外すか、あるいは取り付ける際に、前記吸い込み部を回転可能にするヒンジ部及びリブ型突起と、前記吸い込み部に復元力を与えるための弾性部とを備えている請求項1に記載の冷風機。
  4. 前記気化フィルターの形状は、露出断面積を極大化するために、鋸歯状になっている請求項1に記載の冷風機。
  5. 前記水受け容器の上側に、溜まっている水を殺菌処理するための殺菌ランプが取り付けられている請求項1に記載の冷風機。
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