JP2004276319A - インクジェット式被服印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被服印刷装置において、位置決めが正確且つ容易で、かつ印刷時の被服の汚れを防止できる構成を提供する。
【解決手段】この装置1は、被服の表面に対しインクを吐出するインクジェットヘッド5と、前記被服(Tシャツ)tをセット可能であって、セットしたときに前記インクが吐出される表面を形成するプラテン14と、を備える。前記インクジェットヘッド5と前記プラテン14とは所定の距離g1を維持しながら相対的に移動することにより、前記プラテン14にセットされた前記被服tの表面に所望の画像を印刷する。前記プラテン14は、前記被服tをその首部又は肩部の少なくとも一方(首部tn)によって位置決めする位置決め部を、前記所定の距離g1よりも大きい距離g2だけ前記インクジェットヘッド5から離隔して備える。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット式被服印刷装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット式被服印刷装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
この被服印刷装置(10)は、装置の前後方向(矢印E方向)に往復移動可能なプラテン(16)を備えている。また、Fig.1に示すように、被服としてのTシャツ(A)を装置の前側からプラテン(16)にセットし、Fig.2に示すようにプラテン(16)上のTシャツ(A)にインクジェットヘッド(22)で印刷を行い、Fig.3に示すようにTシャツ(A)を装置の前側から取り出す構成となっている。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第6,095,628号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記Tシャツ(A)のプラテン(16)に対する位置決めは、単に目視で位置決めしているに過ぎなかったので、インクジェットヘッド(22)による印刷が位置ズレしてしまう可能性が高く、不良品が少なからず発生していた。
【0005】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、被服をプラテンに容易に且つ正確に位置決めしてセットできる、インクジェット式被服印刷装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
即ち、請求項1においては、被服の表面に対しインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記被服をセット可能であって、セットしたときに前記インクが吐出される表面を形成するプラテンと、を備え、前記インクジェットヘッドと前記プラテンとが所定の距離を維持しながら相対的に移動することにより、前記プラテンにセットされた前記被服の表面に所望の画像を印刷するインクジェットヘッド式被服印刷装置において、前記プラテンは、前記被服をその首部又は肩部の少なくとも一方によって位置決めする位置決め部を、前記所定の距離よりも大きい距離だけ前記インクジェットヘッドから離隔して備えたものである。
【0008】
請求項2においては、前記プラテンには、その端縁に相当する部分に湾曲面が形成されているものである。
【0009】
請求項3においては、前記位置決め部には、その端縁に相当する部分に湾曲面が形成されているものである。
なお、請求項3において位置決め部の「端縁」とは、位置決め部の、被服の首部または肩部を当接させる側の端縁をいう。
【0010】
請求項4においては、前記位置決め部の輪郭線は、前記プラテンの印刷幅方向の中心線に対し、対称とされているものである。
なお、請求項4において位置決め部の「輪郭線」とは、位置決め部の、被服の首部または肩部を当接させる側の端縁の輪郭線をいう。
【0011】
請求項5においては、前記位置決め部は、前記プラテンに対する相対位置を変更可能であるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る被服印刷装置の全体的な構成を示した正面図、図2は同じく側面図である。
【0013】
図1の正面図に示すように、インクジェット式被服印刷装置1は枠体状のフレーム2を備えている。このフレーム2は、装置の底部に位置する水平部2hと、当該水平部2hの正面視両端から垂直に立ち上がる垂直部2vと、を有している。
【0014】
左右の垂直部2vの上部同士を連結するように、スライドレール3が水平に支架される。スライドレール3にはキャリッジ4が、当該レールの長手方向に沿って摺動自在に備えられる。このキャリッジ4の下面には、四色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のインクを噴射させるために各色ごとに配設された、計四個の圧電式のインクジェットヘッド5が設けられている。
【0015】
左右の前記垂直部2vにはそれぞれプーリ6・7が支持され、一側のプーリ6には、前記垂直部2vによって支持されるキャリッジモータ8のモータ軸が連結されている。両プーリ6・7の間には無端ベルト9が架け渡されており、前記キャリッジ4は、この無端ベルト9の適宜の部分に固定される。
【0016】
以上の構成により、一側のプーリ6がキャリッジモータ8の駆動により正逆回転されると、それに伴ってキャリッジ4が前記スライドレール3の長手方向(主走査方向)に沿って直線往復駆動され、この結果、インクジェットヘッド5の往復移動が行われる。
【0017】
左右の前記垂直部2vのそれぞれには、インクタンクを着脱可能に搭載する、搭載部10が形成される。二つの搭載部10は二色ずつのインクタンクを装着できるようになっており、このインクタンクの内部に形成されているインク溜まりが、可撓性の図示しないチューブによって、前記インクジェットヘッド5と接続される。
【0018】
前記フレーム2の水平部2hの上にはスライド機構11が設置され、このスライド機構11の上にスライド基部12が支持される。スライド基部12の上面には支柱13が立設され、この支柱13の上端にプラテン14が固設される。
【0019】
このプラテン14の上面には水平で平坦な作業面が形成されており、この作業面には、被服を、その印字したい部分が当該作業面に来るように位置決めして、かつ、ピンと張ったシワのない状態でセットできるようになっている(詳細は後述する)。本実施形態の装置は、縫製済みのTシャツにインクジェット印刷を行うものである。
【0020】
プラテン14の下面には、前記Tシャツを位置決めするためのガイド板(位置決め部部)17が取り付けられている。このガイド板17は図2に示すように、プラテン14から装置前方へ突出するように設けられており、また当該突出部分の端縁は、要部斜視図である図3に示すように、平面視「V」字状に形成されている。
【0021】
Tシャツをセットするときは、ガイド板17とプラテン14にTシャツを前方から被せ、図4に示すように、上記ガイド板17の「V」字状の端縁に、Tシャツtの首部tnと肩部tsが当接するようにする。このようにセットすることで、Tシャツtを、その印刷したい部分(例えば、胸部や背中部)が前記プラテン14の作業面上に来るように位置決めすることができる。
【0022】
そして上述のプラテン14を、図1の紙面垂直方向(スライド機構11におけるスライド方向であって、印刷装置の副走査方向)に往復移動させるために、図2に示すようなプラテン搬送機構が配設される。
【0023】
このプラテン搬送機構は、装置1の前後端に一つずつ支持されたプーリ21・22と、両プーリ21・22間に架け渡された無端ベルト23と、一方のプーリ22を駆動するプラテン搬送モータ24と、前記スライド基部12を前記無端ベルト23の適宜の位置に固定する固定部材25と、を有している。
【0024】
以上の構成でプラテン搬送モータ24を駆動することにより、プラテン14を、装置の前後水平方向(副走査方向)に往復移動させることができる。
【0025】
フレーム2に固設されるケーシング15は、上記インクジェットヘッド5を駆動する前記無端ベルト9の部分や、スライド機構11や、前記プラテン搬送機構等を覆って保護できるようになっている。なお図1においては、ケーシング15の内部の様子を詳細に示すために、ケーシング15を鎖線で描いて透視的に図示している。
ケーシング15の前面の適宜位置には、液晶表示部や操作キーを備える操作パネル16が配設される。
【0026】
以上の構成の被服印刷装置1を用いた印刷の方法について説明する。
この被服印刷装置1は図示しない上位装置(本実施形態では、パーソナルコンピュータ)に接続されており、当該上位装置からの印字指令(印字すべきデータの内容を含む)を装置1が受信すると、装置1内部の制御部が前記プラテン搬送モータ24を駆動して、図5のように、プラテン14を装置前方に突出させた状態とする。
【0027】
この状態でユーザは、図5に示すように、プラテン14上にTシャツtをセットする。セット作業が完了した様子が図6に示され、このときは上述のように、Tシャツtの首部tnや肩部tsがガイド板17の端縁に当接することで、Tシャツtが正確に位置決めされる(図4参照)。
【0028】
図6の状態で、ユーザは、前記操作パネル16の適宜のキーを押す。この操作が検出されると、装置1の制御部は前記プラテン搬送モータ24を駆動し、図7に示す黒塗り矢印方向(副走査方向)にプラテン14を1ライン幅ずつ間欠的に送りながら、キャリッジモータ8を正逆駆動してキャリッジ4を主走査方向に往復移動させるとともに、インクジェットヘッド5の圧電素子に電圧を加えて、1ライン分の印刷を行う。これを反復することで、所望の画像の形成がインクジェットヘッド5により行われる。
【0029】
なお、印刷動作中で前記プラテン14が送られる際は、当該プラテン14は、前記インクジェットヘッド5に対し所定の距離(図7に示す距離g1)を維持しながら送られる。
【0030】
この距離g1は、Tシャツtの布地の厚みよりは大きくしなければならないが、あまり大きくし過ぎるとTシャツtの表面とインクジェットヘッド5との間の隙間が過大となって、インクジェットヘッド5により形成される画像の画質が低下してしまう。従って、一般には上記距離g1は、Tシャツtの布地の厚みを考慮しながら、Tシャツtの表面とインクジェットヘッド5との間の隙間量が小さい値となるように(例えば、隙間量が3ミリメートル程度となるように)、定められる。
【0031】
しかし、Tシャツtのような縫製済みの被服は、その首部tnに折返し縫い等がなされ、その表面が盛り上がり状となっていることが多い。また、肩部tsにも縫い目が存在し、盛り上がりを呈することが多い。
【0032】
このような盛り上がり部分が前記印刷動作時にインクジェットヘッド5の下方を通過する際は、インクジェットヘッド5とプラテン14との間の距離g1が小さいこともあって、インクジェットヘッド5に擦れて汚れてしまう心配がある。
【0033】
しかし本実施形態の構成では、首部tnや肩部tsを位置決めする前記ガイド板17はプラテン14の下方に取り付けられている。即ち、ガイド板17は、前記所定の距離(即ち、プラテン14とインクジェットヘッド5との間の距離)g1より大きい距離g2だけ、インクジェットヘッド5から離隔して備えられている(g2>g1)。
【0034】
従って、ガイド板17とインクジェットヘッド5との間に形成される大きい隙間(g2の隙間)に前記盛り上がり部分(首部tnや肩部ts)が入る形となるので、当該盛り上がり部分とインクジェットヘッド5との接触を回避でき、Tシャツtが汚れたりTシャツtが詰まって故障したり等のトラブルを防止できる。
【0035】
また図2や図3に示すように、本実施形態のプラテン14には、その端縁(四辺)に相当する部分に、円弧面状の湾曲面14cが形成されている。
【0036】
従って、プラテン14の作業面の端縁部分での被服の盛り上がりを防止できる。
即ち、仮にこのような湾曲面14cがない場合、Tシャツtは端縁部分で鋭く折り曲げられる形となるので、図8(a)に示すように、作業面の端縁部分で盛り上がってしまい(p部分)、インクジェットヘッド5と擦れて汚れてしまうおそれがある。
この点、前記湾曲面14cが形成されている本実施形態では、図8(b)に示すように、Tシャツtは端縁部分で湾曲面14cに沿って緩やかに曲がりながら垂れ下がるので、プラテン14の作業面上に盛り上がりを呈することがなく、インクジェットヘッド5との接触によるTシャツtの汚れを回避できるのである。
【0037】
また、本実施形態においては、ガイド板17にも、その「V」字状の端縁に相当する部分(即ち、首部tnや肩部tsを当接させる部分)に、円弧面状の湾曲面17cが形成されている。
【0038】
従って、ガイド板17の端縁が鋭利に尖らないので、Tシャツtの首部tnや肩部tsを押し当てて位置決めする際に、Tシャツtを損傷させることがない。
【0039】
更には、前記ガイド板17の「V」字状の端縁の輪郭線は、前記プラテン14の印刷幅方向の中心線(図3に示す一点鎖線)に対し、対称となっている。
【0040】
従って、Tシャツtは一般に左右対称に縫製されていることから、ガイド板17で位置決めしたときに、その中心を出すことが容易かつ確実である。この結果、印刷の位置ズレを確実に回避できる。
【0041】
なお、ガイド板17は、プラテン14に対し相対位置を変更可能に構成することもできる。
この構成が図9の変形例に示され、当該変形例において、プラテン14の下面には、ネジ軸31が垂直に突設されている。一方、ガイド板17’には、前記ネジ軸31を挿通させる長孔32が形成されている。この長孔32は、印刷動作時におけるプラテン14の送り方向に平行な方向の長手方向を有している。ネジ軸31の、前記長孔32を挿通して下方に突出した部分には、蝶ナット33が螺合されている。
【0042】
以上の構成において蝶ナット33を緩めれば、ガイド板17’を前記長孔32の長手方向にスライドさせることができ、所望の位置で再び蝶ナット33を締め付けて固定することができる。
このようにガイド板17’のプラテン14に対する相対位置を変更可能に構成することで、デザイン上の事情などによるTシャツtへの印刷位置の変更や、サイズの異なるTシャツtへの印刷などにも柔軟に対応することができる。
【0043】
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の構成に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、様々な変容が可能である。
【0044】
(1)例えば、本実施形態の被服印刷装置1はTシャツへの印刷用であるが、本発明は印刷対象をTシャツに限定せず、首部あるいは肩部を有する縫製済みの被服である限り、Tシャツ以外のものへの印刷にも適用可能である。
【0045】
(2)また、前記湾曲面(14c,17c)は、円弧面状に構成されているが、これに限らず、例えば楕円弧面状に形成されていても良い。
【0046】
(3)前記ガイド板17の端縁(首部tnや肩部tsを当接させる部分)の輪郭線は、前記実施形態では「V」字状とされているが、これに限らず、例えば輪郭線が円弧を呈するように構成されていても良い。
また、前記位置決め部は、ガイド板17のような板状に限らず、例えばブロック状に構成されていても良い。
【0047】
(4)ガイド板17’のプラテン14に対する相対位置を変更可能な構成は、図9の変形例のような長孔32を用いたものに限られない。例えば、プラテン14の下部にレールを固定し、このレールに前記ガイド板を設けて摺動自在とする構成が考えられる。また、スライド式に限らず、プラテン14からガイド板17をいったん取り外して位置をずらして再びプラテン14に取り付けるといった方法でも良い。
【0048】
(5)ガイド板17は、プラテン14に対し着脱可能とされていても良い。この場合は、ガイド板17を取り外すことで、縫製済み被服以外の布帛への印刷にも対応できるメリットがある。
【0049】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0050】
即ち、請求項1に示すように、被服の表面に対しインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記被服をセット可能であって、セットしたときに前記インクが吐出される表面を形成するプラテンと、を備え、前記インクジェットヘッドと前記プラテンとが所定の距離を維持しながら相対的に移動することにより、前記プラテンにセットされた前記被服の表面に所望の画像を印刷するインクジェットヘッド式被服印刷装置において、前記プラテンは、前記被服をその首部又は肩部の少なくとも一方によって位置決めする位置決め部を、前記所定の距離よりも大きい距離だけ前記インクジェットヘッドから離隔して備えたので、
被服の首部や肩部をガイド部に押し当ててセットすることで、確実かつ簡単に被服の位置決めができる。
被服の首部や肩部には盛り上がり部(折返し部や縫い目部分)が存在するために、印刷時に当該盛り上がり部がインクジェットヘッドと擦れて汚れてしまい易い。この点、本構成によれば、ガイド部とインクジェットヘッドとの間に形成される大きい隙間に当該盛り上がり部が入る形となるので、盛り上がり部とインクジェットヘッドとの接触を回避でき、盛り上がり部の汚れを防止できる。
【0051】
請求項2に示すように、前記プラテンには、その端縁に相当する部分に湾曲面が形成されているので、
プラテンの端縁部分での被服の盛り上がりを防止でき、インクジェットヘッドと擦れることによる汚れを回避できる。
【0052】
請求項3に示すように、前記位置決め部には、その端縁に相当する部分に湾曲面が形成されているので、
位置決め部の端縁が鋭利に尖らないので、被服の首部や肩部を押し当てる際に当該被服を損傷させることがない。
【0053】
請求項4に示すように、前記位置決め部の輪郭線は、前記プラテンの印刷幅方向の中心線に対し、対称とされているので、
左右対称に縫製された被服を容易にセットでき、その中心を出すことが容易かつ確実である。従って、印刷の位置ズレを確実に回避できる。
【0054】
請求項5に示すように、前記位置決め部は、前記プラテンに対する相対位置を変更可能であるので、
位置決め部の位置を変更することで、デザイン上の事情などによる被服への印刷位置の変更や、被服のサイズの変更などにも、柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る被服印刷装置の全体的な構成を示した正面図。
【図2】同じく側面図。
【図3】プラテンとガイド板の構成を示す斜視図。
【図4】図3の状態からプラテンにTシャツをセットした様子を示す斜視図。
【図5】Tシャツをプラテンにセットする作業を示す側面図。
【図6】Tシャツがプラテンにセットされた様子を示す側面図。
【図7】インクジェットヘッドによる印刷動作中の様子を示す側面図。
【図8】プラテンの端縁に湾曲面がある場合の効果を示す要部側面図。
【図9】ガイド板がプラテンに対して移動可能な変形例を示す側面図。
【符号の説明】
1 被服印刷装置
5 インクジェットヘッド
14 プラテン
14c 湾曲面
17 ガイド板(位置決め部)
17c 湾曲面
t Tシャツ(被服)
g1 プラテンとインクジェットヘッドとの距離
g2 ガイド板とインクジェットヘッドとの距離

Claims (5)

  1. 被服の表面に対しインクを吐出するインクジェットヘッドと、
    前記被服をセット可能であって、セットしたときに前記インクが吐出される表面を形成するプラテンと、
    を備え、
    前記インクジェットヘッドと前記プラテンとが所定の距離を維持しながら相対的に移動することにより、前記プラテンにセットされた前記被服の表面に所望の画像を印刷するインクジェットヘッド式被服印刷装置において、
    前記プラテンは、前記被服をその首部又は肩部の少なくとも一方によって位置決めする位置決め部を、前記所定の距離よりも大きい距離だけ前記インクジェットヘッドから離隔して備えたことを特徴とする、
    インクジェット式被服印刷装置。
  2. 請求項1に記載のインクジェット式被服印刷装置であって、前記プラテンには、その端縁に相当する部分に湾曲面が形成されていることを特徴とする、インクジェット式被服印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のインクジェット式被服印刷装置であって、
    前記位置決め部には、その端縁に相当する部分に湾曲面が形成されていることを特徴とする、インクジェット式被服印刷装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のインクジェット式被服印刷装置であって、
    前記位置決め部の輪郭線は、前記プラテンの印刷幅方向の中心線に対し、対称とされていることを特徴とする、インクジェット式被服印刷装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか一項に記載のインクジェット式被服印刷装置であって、
    前記位置決め部は、前記プラテンに対する相対位置を変更可能であることを特徴とする、インクジェット式被服印刷装置。
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