JP2004275939A - 空き容器4種自動分別機 - Google Patents

空き容器4種自動分別機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004275939A
JP2004275939A JP2003073057A JP2003073057A JP2004275939A JP 2004275939 A JP2004275939 A JP 2004275939A JP 2003073057 A JP2003073057 A JP 2003073057A JP 2003073057 A JP2003073057 A JP 2003073057A JP 2004275939 A JP2004275939 A JP 2004275939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
sensor
magnetic
containers
separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003073057A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Aoki
史郎 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2003073057A priority Critical patent/JP2004275939A/ja
Publication of JP2004275939A publication Critical patent/JP2004275939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/10Waste collection, transportation, transfer or storage, e.g. segregated refuse collecting, electric or hybrid propulsion

Landscapes

  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

【課題】飲料用空き容器をアルミ缶、鉄缶、瓶、ペットボトルの4種に分別する4種自動分別機を提供する。また、この分別機複数台にホッパ部とコンベア部と容器の収納部を組み合わせて容器4種一括自動分別機とすれば高速で大量に分別処理が出来る。
【解決手段】センサ部は非磁性,非金属製のパイプの外周に磁気センサと金属センサを取り付けて、パイプ内を通過する鉄缶とアルミ缶を検知する。分別部は回転可能な左右2枚の分別板の軸端にスプリングを取り付けて常時は垂直壁面と成るように付勢する。他端には電磁石を取り付けてセンサ部からの信号により、分別板を回転し傾斜させて、鉄缶とアルミ缶を収納箱へ誘導する。また、ペットボトルは下方に数本の弾力性のある分別線条19を張架して床面とし、ペットボトルは軽いので線条の上を滑走し、瓶は重いので線条間の間隔を広げつつ下方向に落下して収納箱に入るようにした空き容器4種自動分別器を提供する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は飲料用空き容器等を自動的にアルミ缶、鉄缶、瓶、ペットボトルの4種類に分別する事が出来る空き容器自動分別機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から行われている飲料用空き容器の分別回収は、容器が投棄されるような場所にゴミ箱と共に缶、瓶、ペットボトルの回収箱を別々に設置して、人が回収箱を選んで容器を投入しているが、この方法では回収箱を設置する場所を広く取る欠点があり、人が容器を選別して回収箱に投入するので煩わしく、誤分別があり再分別の必要性があった。また、従来から容器を1カ所に集めて一括して大量に分別する場合、高速で確実に分別出来る装置は無く、先ず鉄缶を電磁石で分離した後瓶、アルミ缶、ペットボトル等は多人数の人手により1個づつ拾い集めて分別する方法が主流である。なお、従来から使われている分別回収機は鉄缶、アルミ缶、瓶の3種類に分別するものが多く、ペットボトルを加えて4種類に分別できるものは少ない。
【0003】
中でも特願平7−344769の容器分別回収装置は4種類に自動分別して圧縮減容出来るように成っているがペットボトルはその長さ(背丈)により、缶と区別するようにしている。近年背丈の短い(缶と同じ背丈)ペットボトルと背丈の長い缶(ペットボトルと同じ背丈)が出現し、この装置では原理的にペットボトルと缶の分別が不可能である。また、この装置は容器1個1個を圧縮減容しつつ缶と瓶の選別を行うので圧縮と分別に時間がかかり分別速度が遅い欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような問題点を克服して、毎日大量に排出される飲料用空き容器を原材料別に高速で大量に、しかも確実に分別回収するには。まず、本発明の容器4種自動分別機に分別回収箱を付加してゴミ箱と共に容器が投棄されるような場所に設置すれば、ゴミはゴミ箱へ、缶、瓶、ペットボトル等の容器類は4種自動分別回収機へ1個ずつ投入されるので回収箱を設置する面積を狭くすることが出来る。また、人が容器を選別して回収箱に投入する煩わしさや、誤分別がなくなり再分別の手間が省ける。次に、一カ所に集めた混在容器を一括分別する場合、図1に示した装置について、容器4種自動分別機Dの容器投入口に容器を一個ずつバケットで運ぶコンベア部Cを取り付けてセットにし、このセットを1台乃至複数台設置して、これに混在容器を一時保存するホッパ部Hと容器を材質別に収納する収納部を組み合わせた容器4種一括自動分別機として提供すれば高速で大量に分別回収が出来て回収作業が楽になり、資源回収効率を飛躍的に向上させる事ができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するためには先ず1個ずつ確実に分別出来る4種容器自動分別機を提供する。4種容器自動分別機は図2について、長方形の機台1を長手方向に2分割し、前部をセンサ部、後部を分別部とする。この機台はセンサ部が上になるように水平面に対して20度〜70度の傾斜を持って設置する。センサ部は被分別容器が通過出来る程度の内径で断面が円形又は角形の非磁性,非金属製(樹脂製等)のパイプ4で作り、パイプの中心線が機台1の長辺方向と平行になるようにして、このパイプの外周面に磁気センサと金属センサを取り付ける。このパイプの上部投入口4aから投入された被分別容器はパイプの中を通過し下部排出口4bより出て、これに連結されている分別部に入る。このパイプの中を通過した磁性容器(鉄缶)は磁気センサ5,6に、非磁性金属容器(アルミ缶)は、金属センサ7,8に感知して、鉄缶通過信号とアルミ缶通過信号を発生する。
【0006】
センサ部の下に連結して取り付けられた分別部は左右2枚の可動分別板13,16を壁面とし、この分別板に挟まれた空間の下方に数本の弾力性のある分別線条19を張架して底面とし、センサ部から排出されてくる被分別容器に対して左右の壁面と底面とで通路を形成する(通路の上部は開放されている)。 左右2枚ある分別板は金属製又は合成樹脂製の長方形の薄い板でつくり、この分別板の1長辺に軸14,17を取り付けて軸の両端付近を分別部軸受台11,12に軸止し回転出来るようにする。この軸の一端には電磁石(またはモ−タ)9,10を取り付けて電磁力により軸を回転させる。この軸の他端にはスプリング15,18を取り付けて、常時は左右2枚の分別板が向かい合って容器通路の垂直壁面と成るように付勢する。
【0007】
この通路にペットボトルが入って来るとペットボトルは軽いので通路の底面に両端を固定して張架された数本のピアノ線又は不錆鋼製の弾力性のある分別線条19の上を通路の長手方向に滑走して直進し、ペットボトル収納箱Pに入る。この際、左右2枚の可動分別板は容器通路の垂直壁面となり、ペットボトルの通路外への転落を防止する。
【0008】
この通路に瓶が入って来ると瓶は重いので通路の底面に張架された数本の弾力性のある分別線条19間の間隔を広げつつ下方向に落下して瓶収納箱Bに入る。この際、左右2枚の可動分別板は容器通路の垂直壁面となり、瓶の通路外への転落を防止する。
【0009】
センサ部パイプ4の中を通過した非磁性金属容器(アルミ缶)は金属センサ7,8に感知してアルミ缶通過信号を発生し、この信号に基づいて2枚の可動分別板のうち右側(又は左側)分別板16の軸端に取り付けた電磁石10に通電し、右側分別板は軸と共に回転し、内側に傾斜してアルミ缶に対して滑り台を提供する。アルミ缶はこの滑り台を滑落してアルミ缶収納箱Aに入る。この際、左側の分別板13は垂直面を維持しアルミ缶に対して落下防止壁と成っている。
【0010】
センサ部パイプ4の中を通過した磁性容器(鉄缶)は磁気センサ5,6に感知して鉄缶通過信号を発生し、この信号に基づいて2枚の可動分別板の内、左側(又は右側)分別板13の軸端に取り付けた電磁石9に通電し、左側分別板は軸と共に回転し、鉄缶に対して滑り台を提供する。鉄缶はこの滑り台を滑落して鉄缶収納箱Fに入る。この際、右側の分別板は垂直面を維持し鉄缶に対して落下防止壁と成っている。
【0011】
この分別機では容器が投入されてから分別して排出されるまでに要する時間(分別時間)は約0.6秒と短く、連続して容器を投入すれば1分間に約100個の分別速度が得られる。また、両電磁石9,10は、この分別時間以上通電するように調整する。
【0012】
センサ部の容器通路用パイプ4の内面に容器内の残液がこぼれて粘着性が生じ、パイプ内に容器が残留した場合、事後の分別に支障を来すので赤外線センサ10,21によりパイプ内の容器の残留を検知し、残留物があればコンベアのモ−タを自動停止して、警報を発すると共に散水口22から自動的に散水してパイプの内面を洗浄する。このためにパイプ外周面に赤外線発光器20および受光器21とパイプ上部に散水口22を取り付ける。また、散水はパイプ内面に粘着物が付着するのを予防するため一定時間をおいて定期的に行っても良い。
【0013】
以上のような構成と機能をもった4種自動分別機Dと、その容器投入口に容器を一個ずつ投入するコンベア部Cを取り付けてセットにし、このセットを1台乃至複数台設置して、これに混在容器を一時保存するホッパ部Hと容器を材質別に収納する収納部を組み合わせた容器4種一括自動分別機として構成すれば、一括投入された混在容器を資源別に高速で大量に分別処理が出来て、上記の課題を解決する事が出来る。
この分別機について、容器の分別が終了し、ホッパ部H内に被分別容器がなくなれば、ホッパ部が空である事を知らせると同時にコンベアモ−タを自動的に停止させるためにホッパ部Hの底部に容器の残存を検知する赤外線センサEを取り付ける。
また、分別された容器を収納する収納箱の上部付近に赤外線センサGを取り付けて収納箱が容器で満杯に成ったことを検知して警報を発し、コンベアモ−タを自動的に停止させるようにする。
【実施例】
【0014】
本発明の容器4種自動分別機の一実施例を図面に基づいて説明する。図2は本発明の自動分別機の斜視図である。機台1は長方形であり、これを長手方向に2分割し、前部をセンサ部とし、後部を分別部とする。機台1はセンサ部を上にして、水平面に対し20度〜70度の傾斜を持って設置する。センサ部の前面板2と後面板3のほぼ中央部にそれぞれ穴4a,4bを開けて、この両穴に非磁性,非金属製(樹脂製等)のパイプ4を挿入してパイプの中心線が機台1の長辺方向と平行になるようにして両面板2,3とパイプ4を接着する。このパイプの前方を容器投入口4aとして投入された空き容器が長手方向に1個ずつパイプ内を通過して、後方の排出口4bから排出されて分別部に移るようする。パイプの口径は投入される容器の外形よりやや大きくする。容器投入口4aの直近で樹脂等製パイプ4の外周面に磁石5と磁気センサ6を取り付けパイプの中を磁性容器(鉄缶)が通過した時磁気センサ6に鉄缶通過信号を発生する。また、磁気センサ6よりやや後部のパイプ外周面に金属センサ7,8を取り付け、パイプの中を非磁性金属容器(アルミ缶)が通過した時金属センサにアルミ缶通過信号を発生させる。
分別部前面11はセンサ部後面3の容器排出口4bと連結していて、分別部前面11とその後面12は対面し、その間に分別機構がある。分別機構はアルミ缶と鉄缶をそれぞれの収納箱に誘導する2組の分別板13,16と、ペットボトルと瓶を分離してそれぞれの収納箱に誘導するペットボトルガイド19から構成されている。
鉄缶とアルミ缶をそれぞれの収納箱に誘導する2組の分別板13,16は金属製又は合成樹脂製の長方形の薄板で作られ、長辺の1辺に軸14,17を固着し、この分別板は軸と一体になって回転する。また、2組の分別板13,16の後端は図の様にL字形に折り曲げても良い。
排出口4bの下部の両側にセンサ部パイプ4の口径よりやや広い目の間隔に2個の軸受11a,11bを配置し、これと同じように分別部後面12の同様な位置に2個の軸受け12a,12bを設ける。分別部前面11と分別部後面12に設けた1組の軸受け11a,12aに鉄缶分別板の軸14を通し、他の一組の軸受11b,12bにアルミ缶分別板の軸17を通して両軸が機台1の長辺と平行となるようにする。
【0015】
分別部に設けられた2枚の分別板13,16の両軸14,17は軸受けを中心に回転可能とし、軸と軸受の間に分別板復元用スプリング15,18が取り付けられて常時は2枚の分別板の板面が向かい合って容器通路の垂直壁面となるように付勢されている(図2は常時の状態を示す)。この軸の一端には駆動用電磁石(またはモ−タ)9,10を取り付け、電磁石の駆動力により分別板を垂直面より内側に約30度〜80度回転させて傾斜面をつくり、センサ部排出口4bから排出されるアルミ缶または鉄缶に対して滑り台を提供しアルミ缶または鉄缶の滑落方向を案内する。
【0016】
分別部に設けられた分別線条19は2組の分別板13,16の間で、その下部(床面)にピアノ線又は不錆鋼製の弾力性のある数本の線条を機台1の長手方向と平行して張架し、その両端を前面軸受台11と後面軸受台12に固定して、センサ部排出口4bから排出されるペットボトルと瓶に対して、通路を形成する。この通路に入って来たペットボトルは軽いので、この線条の上を滑ってペットボトル収納箱Pに入る。また、瓶が排出されてきた場合は瓶が重いのでこの線条と線条の間を広げつつ線条の下に落下し、瓶収納箱Bに入る。
【0017】
センサ部に取り付けた磁石5によりパイプ4の内部に定常磁界を作り、この磁界内を通過する磁性体(鉄缶)によって変化する磁界を磁気センサ6(磁気抵抗素子、ホ−ル素子、電磁誘導コイル等)によって検知し、鉄缶通過信号とする。
【0018】
センサ部に取り付けた金属センサ−は、送波用高周波コイル7によりパイプ4の内部に定常電磁界を作り、この電磁界内を通過する非磁性金属体(アルミ缶等)によって変化する電磁界を受波用高周波コイル8(このコイルは送波用高周波と共振させて電磁界の変化を鋭敏に感知させている)によって検知し、アルミ缶通過信号とする。なお、鉄缶は金属であるからこの金属センサ−に感知するが、アルミ缶通過信号よりも鉄缶通過信号を優先させて鉄缶通過信号を先に検知した時は、それに続く金属センサ−の感知信号を無視するようにする。
【0019】
以上の構成による4種自動分別機の動作を図3について説明する。図3(a)の容器投入口4aに非磁性金属容器(アルミ缶等)が投入された場合、センサ部パイプの中を通過する時金属センサ7、8に感知してアルミ缶通過信号を発生する。この信号に基づいて一定時間約0.6秒間アルミ缶分別板駆動用電磁石9に通電しアルミ缶分別板13を垂直面から30〜80度回転させて傾斜面をつくりアルミ缶に対して滑り台を提供し、アルミ缶はこの滑り台を滑ってアルミ缶収納箱Aに入る。この際、鉄缶分別板16は動作しないので、垂直の位置を保ってアルミ缶に対しては転落防止壁となる。
次に、図3(b)について容器投入口4aに磁性容器(鉄缶)が投入されて、センサ部パイプのなかを通過する時磁気センサ5,6に感知して鉄缶通過信号を発生する。 この信号に基づいて一定時間(0.6〜1.2秒)鉄缶分別板駆動用電磁石10に通電し鉄缶分別板13を垂直面から30〜80度回転させて傾斜面をつくり鉄缶に対して滑り台を提供し、鉄缶はこの滑り台を滑って鉄缶収納箱Fに入る。この際、アルミ缶案内分別板13は動作しないので、垂直の位置を保って鉄缶に対しては転落防止壁となる。
図3(C)について容器投入口4aにペットボトルが投入された場合、ペットボトルは非磁性、非金属であるから両センサに感知しないので、分別部の電磁石には通電がなく、両分別板は回転動作をしないので、両板は垂直壁面のまま床面の分別線条19と共にペットボトルの通路を形成する。ペットボトルは軽いので、この線条の上を滑って直進しペットボトル収納箱Pに入る。
容器投入口4aに瓶が投入された場合、瓶は非磁性、非金属であるから両センサに感知しないので、分別部の電磁石には通電がなく、両分別板は回転しないので、垂直壁面のまま床面の分別線条19と共に通路を形成し、瓶は重いので、この線条と線条の間を広げつつ線条の下に落下し、瓶収納箱Bに入る。
【0020】
以上のような構成と機能をもった4種自動分別機DとベルトコンベアCをセットとして組み合わせ、例えば図1のようにホッパ内の被分別容器を1個ずつ確実にベルトコンベアCのバケットに乗せて分別機の容器投入口まで運ぶようにすれば、このセット1台で1分間当たり約100個の容器を分別して容器収納部に送り込むことが出来る。
このセットを複数台設置して並行運転するため一括投入した容器を一時保存するホッパ部Hと分別された容器を材質別に入れる収納部とを組み合わせて容器4種一括自動分別機として構成すれば、一括投入された混在容器を資源別に高速で大量に分別処理をする事が出来る。
【0021】
センサ部のパイプ内を容器が通過する際、酸や糖分を含んだ残液がこぼれてその内面に粘着物が着き、パイプ内に容器が残留した場合、事後の分別に支障を来すのでパイプの内部で直径方向に赤外線を常時通過させて、これを一定時間以上遮った場合はパイプ内に残留物があると判断して、コンベアのモ−タを自動停止して、警報を発すると共にパイプ上部に設けた散水口から自動的に散水してパイプの内面を洗浄する。また、散水を定期的に行って粘着物の付着を予防しても良い。このためにパイプ外周面に穴を開けて赤外線発光器20と受光器21と散水口22を取り付ける。また、分別部の分別板13,16及び分別線条19が残液で汚れるので、これを定期的に散水して洗浄するためセンサ部の容器排出口4bの上部に散水口23を設ける。
【0022】
容器4種一括自動分別機について、容器の分別が終了してホッパ部H内に被分別容器がなくなれば、ホッパ部が空である事を知らせると同時にコンベアモ−タを自動停止するためにホッパ部Hの底部に容器の残存を検知する赤外線センサEを取り付ける。また、分別容器収納箱の上部付近に赤外線センサGを取り付け収納箱が容器で満杯に成ったことを検知して警報を発し、コンベアモ−タを自動停止するようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明の容器4種自動分別機に容器収納箱を付けて街角にある飲料水等の自動販売機の傍にゴミ箱と共に設置すれば、設置面積を狭くすることが出来る。また、すべての容器は1カ所の投入口に投入されて、後は機械が自動的に分別するので、人が容器を選別して回収箱に投入する煩わしさや、誤分別がなくなり再分別の手間が省ける。
本発明の容器4種自動分別機にコンベアをつけてセットにし、このセットを複数台平行運転して、これにホッパ部Hと容器収納部を付加して容器一括自動分別機として使用すれば容器類は混在容器のまま回収出来るので回収作業が楽になる。また、一カ所に集めて一括分別を行うので、高速で大量に分別回収が出来て資源回収効率を飛躍的に向上させる事ができる。センサは電子式で容器の材質を瞬時に感知し、電磁力によって自動選別動作をするので、高速で大量に分別処理が可能である。また、本機は容器の材質を1個ずつ検知するので、容器が変形したり、容器の中に残液があっても支障なくアルミ缶、鉄缶、瓶、ペットボトルの4種類に確実に分別する事ができる。
更に、本機の容器排出口に圧縮減容装置を付加して高速自動分別圧縮減容機とすれば容器の回収がスム−スとなり資源リサイクルの一助として経済効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器4種一括自動分別機の説明図
【図2】容器4種自動分別機の斜視図
【図3】容器4種自動分別機の分別動作説明図
【符号の説明】
A アルミ缶収納箱
B 瓶収納箱
C ベルトコンベア
D 容器自動分別機
E,G 赤外線センサ
F 鉄缶収納箱
H ホッパ−
P ペットボトル収納箱
1 機台
2 センサ部前面板
3 センサ部後面板
4 容器通路用パイプ
4a 容器投入口
4b 容器排出口
5 磁石
6 磁気センサ
7 金属センサ送波コイル
8 金属センサ受波コイル
9、10 電磁石
11 分別部前面軸受台
11a、11b 軸受
12 分別部後面軸受台
12a、12b 軸受
13 鉄缶分別板
14、 鉄缶分別板用軸
15、18 スプリング
16 アルミ缶分別板
17 アルミ缶分別板用軸
19 分別線条
20 赤外線発光器
21 赤外線受光器
22,23 散水口

Claims (2)

  1. センサ部は非磁性,非金属製(樹脂製等)のパイプの外周に磁気センサと金属センサを取り付けてパイプ内を通過する被分別容器のうち磁性容器(鉄缶)と非磁性金属容器(アルミ缶)を検知して、それぞれの通過信号を出すようにする。分別部は長方形の板の一長辺に軸を取り付け、軸の両端付近を機台に軸止して回転可能にした分別板を左右2枚作り、分別板の軸端にスプリングを取り付けて常時は左右2枚の分別板が向かい合って容器通路の垂直壁面と成るように付勢する。軸の他端に取り付けた電磁石(またはモ−タ)はセンサ部から送られて来る容器通過信号により駆動力を発生し分別板を回転させる。左右2枚ある分別板の内、一方は磁性容器案内用で他方は非磁性金属容器案内用である。また、ペットボトルと瓶に対してセンサや電磁石は動作せず左右2枚ある分別板は垂直壁面と成り、この壁面間の空間の下方に数本の弾力性のある分別線条を張架し、その両端を固定してペットボトルと瓶に対して通路を形成する。この通路においてペットボトルは軽いので線条の上を滑走し直進する。瓶は重いので線条間の間隔を広げつつ下方向に落下する。以上の動作をする機構を特長とする空き容器4種自動分別機。
  2. 請求項1の空き容器4種自動分別機の容器投入口に1個ずつ容器を投入するコンベアを組み合わせてセットにし、このセットを1台乃至複数台設置して、これに一括投入した混在容器を一時保存するホッパ部と、分別された容器を収納する収納部を組み合わせて大量の空き容器を高速で自動分別出来るようにした空き容器4種一括自動分別機。
JP2003073057A 2003-03-18 2003-03-18 空き容器4種自動分別機 Pending JP2004275939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003073057A JP2004275939A (ja) 2003-03-18 2003-03-18 空き容器4種自動分別機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003073057A JP2004275939A (ja) 2003-03-18 2003-03-18 空き容器4種自動分別機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004275939A true JP2004275939A (ja) 2004-10-07

Family

ID=33289043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003073057A Pending JP2004275939A (ja) 2003-03-18 2003-03-18 空き容器4種自動分別機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004275939A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7833087B2 (en) 2006-01-09 2010-11-16 Lumitex, Inc. Methods and systems for marring fiber optic substrates
CN105862633A (zh) * 2016-05-30 2016-08-17 湖南中威斯顿信息科技有限公司 一种智能垃圾清扫分类收集装置
CN110560380A (zh) * 2019-09-19 2019-12-13 浦江亿岩机械设备有限公司 一种钢管质量检测及流水分离设备
CN112844801A (zh) * 2020-12-07 2021-05-28 上海建工五建集团有限公司 施工现场固体废弃物的水力分选垂直运输系统及方法
CN115889243A (zh) * 2022-10-24 2023-04-04 永发印务(东莞)有限公司 一种自动检测设备

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7833087B2 (en) 2006-01-09 2010-11-16 Lumitex, Inc. Methods and systems for marring fiber optic substrates
CN105862633A (zh) * 2016-05-30 2016-08-17 湖南中威斯顿信息科技有限公司 一种智能垃圾清扫分类收集装置
CN110560380A (zh) * 2019-09-19 2019-12-13 浦江亿岩机械设备有限公司 一种钢管质量检测及流水分离设备
CN110560380B (zh) * 2019-09-19 2020-04-14 浦江亿岩机械设备有限公司 一种钢管质量检测及流水分离设备
CN112844801A (zh) * 2020-12-07 2021-05-28 上海建工五建集团有限公司 施工现场固体废弃物的水力分选垂直运输系统及方法
CN115889243A (zh) * 2022-10-24 2023-04-04 永发印务(东莞)有限公司 一种自动检测设备
CN115889243B (zh) * 2022-10-24 2023-09-15 永发印务(东莞)有限公司 一种自动检测设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2816724T3 (es) Sistema y método para clasificar materiales diferentes mediante sensor dinámico
US3888351A (en) Automatic refuse reclamation system
US5344026A (en) Method and apparatus for sorting plastic items
JP3293310B2 (ja) 金属の選別回収方法とその装置
EP0578727B1 (en) Method and apparatus of sorting plastic items
JP3327703B2 (ja) 不揃いな異種材料の分類装置
JPH06343946A (ja) 廃びん選別装置
CN101098762B (zh) 干式清洗装置
JP2015134651A (ja) 容器の分別回収装置
JP2013037538A (ja) 搬送式計数装置
JP2004275939A (ja) 空き容器4種自動分別機
WO2006130911A1 (en) A sorting apparatus
JPH0910750A (ja) ガラス瓶分類装置
JP2005342651A (ja) 選別装置
KR102160084B1 (ko) 공동주택에서 배출된 폐플라스틱을 종류별로 선별하는 시스템
JPH081040A (ja) 磁気式鉄片分離装置
JP3603353B2 (ja) 廃びんの色選別装置
JPH07178373A (ja) 廃棄ビン類の選別回収方法及び装置
JPH0734877B2 (ja) 空き缶回収装置
JP4080035B2 (ja) 気流式磁選機
CN210324348U (zh) 一种带有振动筛的箱体式硬币分类整理计数机
CN216369050U (zh) 一种双层四通道履带色选机
US5678696A (en) Aluminum can recycling
KR200212989Y1 (ko) 재활용품 선별장치
KR100406293B1 (ko) 재활용품 선별장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041203