JP2004275803A - 処理容器及びその搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークを収容し薬液処理、洗浄処理または貯留を行う処理容器において、ワークの漏れや排出時のワークの変形を防止し、またこの処理容器を搬送するための自動搬送設備を提供する。
【解決手段】ワーク収容時には、容器本体1の自重により容器本体1の円形の排出口1cが底蓋3の円錐形部3aの円錐面3cに接し、排出口1cが閉じられる。この時、補強リング1dにより容器本体1と底蓋3の密閉が強化されているためワークの漏れを防止できる。ワークを排出する際には、容器本体1の漏斗部1bを排出シュート等で支持することにより、底蓋3が吊棒2とともにその自重によって下降し、底蓋3の円錐面3cが排出口1cから離れ、排出口1cが開かれるため、ワークが変形することはない。また、処理容器10の吊棒2の上端に設けられた連結部2aを搬送設備の昇降装置と連結することにより自動搬送が可能である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬貨等のサイズの小さい製品または部品を収容し、薬液処理、洗浄処理、または一時保管等の貯留を行う処理容器及びこれを搬送するための搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
造幣局における硬貨製造ラインでは、例えば数百kg単位の一定量の硬貨(ワーク)を処理容器に収容し、薬液処理や洗浄処理、または液中での浸漬保管等を行い、大量のワークを同時に処理することが行われる。従来、造幣局で用いられている処理容器は、例えばバケツ型の容器の底蓋が開閉式となっており、ワークを容器上方から投入し、薬液処理や洗浄処理等を施した後、排出の際には底蓋に接続された押上板を押し上げることにより底蓋を開き、ワークを排出していた。また、容器上部にはクレーンで吊るための吊具が設けられており、処理容器の搬送はクレーン等を用いて行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の処理容器では、ワークを排出する際に底蓋がワークを押し退けながら上方へ上がるため、ワークが変形したり、処理容器の隙間からワークが漏れるという問題点があった。また、処理容器内のワークの偏りを修正したり搬送装置と処理容器の連結を行う作業、またはワーク排出時の排出確認等に、人の介在が必要であった。さらに、薬液処理または洗浄工程、液中での浸漬保管工程等の水や薬品を使用する工程においては、搬送設備の腐食対策が必要であり、使用できる材質や機器が限られるため、クレーン等を用いて設備間を搬送せざるを得ず、自動化が困難であった。
【0004】
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、ワークを収容しワークの薬液処理、洗浄処理または貯留を行う処理容器において、処理容器の隙間からのワーク漏れやワーク排出時に発生するワークの変形を防止する改良された処理容器を提案するものである。
また本発明はこの処理容器を自動搬送するための搬送設備を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わる処理容器は、容器本体と吊棒と底蓋とを備え、被処理品を収容し被処理品の薬液処理、洗浄処理または貯留を行う処理容器であって、容器本体は、上方が開口した円筒部とこの円筒部の下方に連続して形成された漏斗部とを有しこの漏斗部の底部に円形の排出口が形成されており、吊棒は円筒部の中心軸上に配置され容器本体がこの吊棒に沿って相対移動可能に組み合わされており、底蓋は吊棒に取り付けられこの吊棒と容器本体との相対移動に伴い排出口を開閉するように構成され、さらに底蓋は、排出口に対向する円錐形部を有しこの円錐形部が漏斗部内に突出し円錐形部の円錐面が排出口に接した状態で排出口を閉じ、また容器本体と吊棒との相対移動により円錐形部の円錐面が排出口から離れた状態で排出口を開くものである。
【0006】
このように構成されたこの発明による処理容器は、容器内部が全て円筒状や円錐状の曲面であるため、被処理品が容器内に残留するのを防止でき、また被処理品を排出する際に被処理品に何ら影響を与えないため被処理品の変形を防止できる。また、容器本体と底蓋が密着しているため容器の隙間から被処理品が漏れるのを防止できる。
【0007】
また、本発明に係わる処理容器の搬送設備は、被処理品を収容し被処理品の薬液処理、洗浄処理または貯留を行う処理容器を搬送するための搬送設備であって、処理容器は、容器本体と吊棒と底蓋とを備え、容器本体は、上方が開口した円筒部とこの円筒部の下方に連続して形成された漏斗部とを有しこの漏斗部の底部に円形の排出口が形成されており、吊棒は円筒部の中心軸上に配置され容器本体がこの吊棒に沿って相対移動可能に組み合わされており、底蓋は吊棒に取り付けられこの吊棒と容器本体との相対移動に伴い排出口を開閉するように構成されている。また搬送設備は、複数の処理ステーションと、吊棒の上端に結合する連結機構を有し処理容器を上下方向に移動させる昇降手段と、昇降手段に保持された処理容器を複数の処理ステーション間で水平方向に移動させる走行手段と、処理容器を所定のステーションに設置する際の位置決め手段と、被処理品を処理容器から排出した後の処理容器の重量を測定し被処理品の残留の有無を確認する排出残留確認手段と、被処理品の偏荷重による処理容器の傾きを抑える傾斜補正手段とを備えたものである。
【0008】
この発明による処理容器の搬送装置では、処理容器の吊棒と連結する昇降手段とこれを水平方向に移動させる走行手段及び処理容器を所定のステーションに設置する際の位置決め手段を備えることにより処理容器の自動搬送が可能となり、また、排出残留確認手段により被処理品の残留を容易に確認することができるため被処理品が容器内に残留するのを防止できる。さらに、傾斜補正手段により被処理品の偏荷重による処理容器の傾きを抑制することができるため、安全、確実に容器を搬送することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1である造幣局の硬貨製造ライン等で用いられる処理容器を説明する図であり、(a)は硬貨(ワーク)収容時、(b)はワーク排出時の状態を示している。本実施の形態における処理容器10は、被処理品であるワークを収容し、薬液処理、洗浄処理、および一時保管等の貯留を行うものであり、ワークを収容する容器本体1と、吊棒2と、この吊棒2に取り付けられ容器本体1の排出口1cを開閉する底蓋3がその主な構成要素となっている。
【0010】
容器本体1は、上方が開口した円筒部1aとこの円筒部1aの下方に連続して形成された漏斗部1bを有する。この漏斗部1bの底部に円形の排出口1cが形成されている。この円形の排出口1cの周縁には、ステンレスで構成された補強リング1dが嵌め込まれている。この補強リング1dは、排出口1cを補強し、またこの排出口1cが底蓋2で閉じられるときに、すり合わせにより、底蓋2との密着性を強化し、ワークの漏出を阻止する。
吊棒2は、円筒部1aの中心軸上に配置されており、容器本体1に対してこの吊棒2が相対移動可能に組み合わされている。吊棒2の上部は容器本体1上方の開口部1eより突出しており、その上端には搬送設備(図2参照)との連結部2aが、他の部分よりも細く形成されている。なお搬送設備については実施の形態2で詳しく説明する。
【0011】
底蓋3は、円錐形部3aを有し、この円錐形部3aの頂部3bが容器本体1の内部に向くように配置され、この円錐形部3aの円錐面3cは円形の排出口1cと対向している。底蓋3は、その頂部3bにおいて吊棒2に取り付けられており、吊棒2と容器本体1との相対移動に伴い円錐面3cが排出口1cを開閉するように構成されている。具体的には、底蓋3は、その円錐形部3aが漏斗部1b内に突出し円錐面3cが排出口1cの補強リング1dに当接した状態で排出口1cを閉じる。一方、容器本体1と吊棒2との相対移動により円錐形部3aの円錐面3cが排出口1cの補強リング1dから離れた状態で排出口1cを開く。底蓋3の円錐形部3aの底部外周には、環状の排出部3dが形成され、排出口1cから排出されたワークはこの排出部3dを経て排出される。
【0012】
処理容器10を構成している容器本体1及び底蓋3が全て円筒状や円錐状の曲面で形成されているのは、ワークが容器本体1および底蓋3の内面に密着するのを防止し、ワークが処理容器10内に残留するのを防止するためである。
また、円錐面3cと円形の排出口1cの補強リング1dとの接合により、排出口1cを閉じるので、それらの接合面がそれらの磨耗により中心から少しずれても、それらを確実に接合し、ワークの漏出を防止することができる。
【0013】
また、処理容器10には、容器本体1と底蓋3を支持する4本の板状の支持脚4が設けられる。これらの支持脚4は底蓋3の下部に配置され、図4に示すように、互いに90度の角度間隔で吊棒2に取り付けられている。この各支持脚4は円錐形部3aに対向する支持部4aと、環状排出部3dに対向する仕切部4bを有する。支持部4aは三角形状に構成され、円錐形部3aの内部に突出して、円錐形部3aの内周面に接触してこれを支持する。仕切部4bは支持部4aに連続して形成されて環状排出部3dの下部に延長されており、環状排出部3dを仕切る。仕切部4bの上端、すなわち環状排出部3dと対向する上端には、傾斜面4cが形成され、仕切部4bにワークが残留しないようにされている。環状排出部3dからのワークは、4つの支持脚4の相互の間隙から排出される。底蓋3および支持脚4は、ともに吊棒2に取り付けられ、吊棒2とともに移動する。なお、本実施の形態では、支持脚4を4本としたが、支持脚4の本数及び形状は特に限定するものではない。支持脚4の本数は処理容器10の転倒を防止するためには、4本以上とすることが望ましい。以上の容器本体1と吊棒2、底蓋3及び支持脚4は全て耐薬品性の材料、例えばステンレスSUS304を用いて製造されている。
【0014】
実施の形態1は、さらに昇降ガイド5を有し、この昇降ガイド5は上部サポート機構6と、支持脚スライドガイド7を含む。これらの上部サポート機構6と支持脚スライドガイド7は、吊棒2を円筒部1a、漏斗部1bの中心軸上に保持し、また吊棒2、底蓋3および支持脚4の上下方向移動を案内する。上部サポート機構6は、円筒部1aの中心軸上に吊棒2を位置決めし、吊棒2を上下方向に移動可能にガイドする。この上部サポート機構6は、図3にも示すように、容器本体1の上部の開口部1eの内周面を均等に3分割する位置から容器本体1の中心に向かって伸びた3本の丸棒6aと、これらの丸棒6aによって支持された軸受6bを有し、この軸受6bと吊棒2との間の樹脂軸受を介して吊棒2を支持し、その上下方向の移動を案内する。なお、上部サポート機構6の丸棒6aの本数は3本に限定するものではなく、例えば4本でも良い。
【0015】
また、支持脚スライドガイド7は、吊棒2に取り付けられた支持脚4の上下方向の移動をガイドする。この支持脚スライドガイド7は、4本の支持脚4をそれぞれ外側からガイドし、吊棒2が容器本体1の中心軸からずれないように滑らかに昇降させるものである。支持脚スライドガイド7は、円筒状の支持筒7aと、この支持筒7aの外周の4箇所から嵌め込まれた4つの支持脚ガイド7cを有し、この支持脚ガイド7cはその内面に設けた樹脂ガイドにより、4本の支持脚4の外側端面に取り付けられた摺動部7bをガイドし、支持脚4を滑らかにその上下方向に移動可能にガイドする。支持筒7aの上端は、漏斗部1bの外周面に溶接などにより固定され、その下端は環状のフランジ9に固定されている。このフランジ9は容器本体1の排出口1cを開くときに、図示しない支持部材に載置され、この状態で、吊棒2、底蓋3および支持脚4がそれらの自重によって降下することにより、排出口1cが開かれる。これらの上部サポート機構6及び支持脚スライドガイド7は、耐薬品性のステンレスで製造され、耐久性に優れている。
【0016】
本実施の形態における処理容器10の動作について説明する。ワーク収容時には、容器本体1の自重により容器本体1の排出口1cの補強リング1dが底蓋3の円錐形部3aの円錐面3cに接触し、排出口1cが閉じられた状態となっている。処理容器10を搬送設備の処理ステーション等に設置した状態では、容器本体1の重量は、底蓋3及び支持脚4にて支えられている。また、処理容器10を搬送する場合、吊棒2の上端に設けられた連結部2aを搬送設備の昇降装置と連結して搬送するが、その際も容器本体1の自重により排出口1cが閉止されているので、処理容器10に収容されたワークが漏れ出ることはない。
【0017】
一方、フランジ9が図示しない支持部材に載置されて、容器本体1の自重による移動が阻止された状態においては、底蓋3が吊棒2および支持脚4とともにその自重によって下降し、底蓋3の円錐形部3aが排出口1cから離れ、排出口1cが開かれる。このため、ワークを排出する際には、フランジ9を排出シュートまたは受け取り側容器(いずれも図示せず)等の支持部材で支持し、容器本体1の自重による移動を阻止することにより、底蓋3が吊棒2および支持脚4とともにその自重によって下降し、排出口1cが開口され、ワークを排出することができる。なお、上部サポート機構6と支持脚スライドガイド7の作用により、吊棒2及び底蓋3の昇降は滑らかに行われるが、何らかの理由で底蓋3の下降がスムーズでない場合、搬送設備の昇降装置によって吊棒2を下方に押し下げて底蓋3を下降させることができるように構成される。
【0018】
以上のように、実施の形態1では、容器本体1と吊棒2と底蓋3とを備え、ワークを収容しワークの薬液処理、洗浄処理または貯留を行う処理容器10において、容器本体1は、上方が開口した円筒部1aとこの円筒部1aの下方に連続して形成された漏斗部1bとを有しこの漏斗部1bの底部に円形の排出口1cが形成されており、吊棒2は円筒部1aの中心軸上に配置され容器本体1がこの吊棒に沿って相対移動可能に組み合わされており、底蓋3は吊棒2に取り付けられこの吊棒2と容器本体1との相対移動に伴い排出口1cを開閉するように構成され、さらに底蓋3は、排出口1cに対向する円錐形部3aを有しこの円錐形部3aが漏斗部1b内に突出し円錐形部3aの円錐面3cが排出口1cに接した状態で排出口1cを閉じ、また容器本体1と吊棒2との相対移動により円錐形部3aの円錐面3cが排出口1cから離れた状態で排出口1cを開くものである。
【0019】
このように構成された処理容器10においては、容器内部が全て円筒状や円錐状の曲面であるため、ワークが容器内に残留するのを防止でき、また、容器本体1と底蓋3が密着するため排出口1cの隙間からワークが漏れるのを防止できる。
また、排出口1cが閉じられる状態では、容器本体1の自重により容器本体1の排出口1cが底蓋3の円錐形部3aの円錐面3cに接し、この容器本体1の自重による移動が阻止された状態、すなわち例えばフランジ9を排出シュートや受け取り側容器等で支持した状態で、底蓋3が吊棒2とともにその自重によって下降し、底蓋3の円錐形部3aが排出口1cから離れ、排出口1cが開かれるので、ワークを排出する際にワークに何ら影響を及ぼさず、従来の処理容器で発生していたワークの変形を防止することができる。
【0020】
さらに、排出口1cを開く際に底蓋3と吊棒2の自重による下降がスムーズでない場合、吊棒2を下方に押し下げて底蓋3を下降させることができるように構成されているので、ワークの偏荷重や処理容器10のばらつきにより底蓋3と吊棒2の下降がスムーズでない場合でも速やかにワークを排出することができる。なお、これは吊棒2として従来のワイヤ、チェーン等の吊下具ではなく、剛性の高い材質の棒を採用したことで可能となった。
また、排出口1cの周縁に、底蓋3の円錐面との密閉を強化するための補強リング1dを設けたので、容器本体1と底蓋3の隙間からのワークの落下を確実に防止することができる。
【0021】
また、吊棒2が昇降ガイド5により円筒部1aの中心軸上に保持され、この昇降ガイド5により上下移動可能に支持されるので、吊棒2を円筒部1aの中心軸上に確実に保持し、しかも円滑に上下移動できる。昇降ガイド5は上部サポート機構6を有し、この上部サポート機構6により円筒部1aの中心軸上に位置決めされ、この上部サポート機構6に対して相対移動可能とされているので、吊棒2及び底蓋3の昇降の位置精度を確保することができ、容器本体1と底蓋3の隙間からワークが落下しない信頼性の高い処理容器10が得られる。さらに、この上部サポート機構6を耐久性に優れた耐薬品性のステンレスなどで製造することにより、長期間の使用においても上記効果が持続する。
【0022】
また、容器本体1と底蓋3を支持する支持脚4が設けられ、この支持脚4が吊棒2に取り付けられているため、ワーク排出時には吊棒2及び底蓋3とともに支持脚4も下降しワーク排出の妨げにならず、ワーク収容時には容器本体1を搬送設備の処理ステーション等に安定して設置することができる。また、支持脚4の移動をガイドする支持脚スライドガイド7を設けたので、吊棒2はより正確に円筒部1aの中心軸上に保持される。またこの支持脚スライドガイド7を耐久性に優れた耐薬品性のステンレスなどで製造することにより、長期間の使用においても支持脚4の昇降の位置精度を確保することができ、容器本体1と底蓋3の隙間からワークが落下しない信頼性の高い処理容器10が得られる。また、吊棒2は、その上端に搬送設備との連結部2aを有するので、処理容器10の自動搬送が可能となる。
【0023】
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2である処理容器の自動搬送設備を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。処理容器10については上記実施の形態1において説明したものと同様であるので説明を省略する。本実施の形態における自動搬送設備100には、ワークの投入、貯留、薬液処理または洗浄処理、排出を行うための5つの処理ステーション11が設けられている。5つの処理ステーション11とは、図2に示すように、投入ステーション11a、第一の貯留ステーション11b、第二の貯留ステーション11c、第一の排出ステーション11d、第二の排出ステーション11eである。このうち、投入ステーション11a、第一の貯留ステーション11b及び第二の貯留ステーション11cは水平面内で旋回する旋回機構20上に設けられ、任意に切り替えができるようになっている。
【0024】
これらの処理ステーション11における処理容器10及びワークの流れについて説明する。まず、投入ステーション11aにて処理容器10の上方からワークを投入し、第一の貯留ステーション11bまたは第二の貯留ステーション11cにおいて薬液処理槽19に浸漬し、薬液処理と液中一時保管を行う。その後、第一の貯留ステーション11bまたは第二の貯留ステーション11cに設置された任意の処理容器10を旋回機構20にて選択し、第一の排出ステーション11dまたは第二の排出ステーション11eに搬送し、排出シュート25または受け取り側容器26にワークを排出する。
【0025】
このような処理容器10の移動は、処理容器10の吊棒2の上端に結合する連結機構21を有し処理容器10を上下方向に移動させる昇降装置16と、この昇降装置16に保持された処理容器10を所定の処理ステーション11間で水平方向に移動させる走行装置17によって行われる。走行装置17は、各処理ステーション11の両側に設けられた走行レール18に沿って水平に走行する。
【0026】
昇降装置16の連結機構21と処理容器10の連結部2aとの連結方法を図3を用いて説明する。処理容器10の吊棒2の上端には、他の部分よりも細く形成された連結部2aが設けられている。また、連結機構21のフレーム22上には、一対のチャック爪23及びチャック爪ガイド24が設けられており、一対のチャック爪23はチャック爪ガイド24に沿って移動して開閉し、フレーム22の穴22aを通り抜けて出てきた連結部2aを挟み込む。このチャック爪23の開閉は、エアシリンダまたは電動機構等を用いて行われる。なお、チャック爪23は、フレーム22上において図3に示す矢印方向のみでなく、矢印方向に垂直な方向にも若干動くことができるようにフレーム22との噛み合わせに余裕を持たせた設計となっており、処理容器10の連結部2aの位置が微妙に変動した場合でも、連結部2aを確実に挟み込むことができる。これにより、容器寸法や処理ステーション11との位置決め精度をそれほど厳密にする必要がなく、処理容器10及び自動搬送設備100を安価に製造することができる。
【0027】
また、本実施の形態における自動搬送設備100には、処理容器10の傾きを抑える傾斜補正手段である押棒27が設けられ、ワークの偏荷重等により処理容器10が傾いた際にこれを抑制し、安全、確実に搬送が行える機構となっている。本実施の形態では、図3に示すように、3本の押棒27が処理容器10上方の外縁部を押さえるように昇降装置16に取り付けられている。押棒27は、処理容器10がワークの偏荷重等により傾いた際にそれ以上傾かないように抑えるための棒であり、エアシリンダ等により処理容器10の傾きを修正できる程度の力で処理容器10を押さえるものである。これにより、処理容器10の傾きを抑えるとともに、底蓋3と排出口1cの密閉性を高めることができる。処理容器10内の荷重がバランス良く容器が水平であれば、処理容器10と押棒27の間には若干の隙間が開いている。なお、押棒27の本数は3本に限定するものではなく3本以上であってもよい。また、搬送中に処理容器10が回転し不具合が生じる場合には、押棒27の先端に回り止め金具(図示せず)を取り付け、処理容器10の回転を防止することも可能である。
【0028】
次に、処理容器10を自動搬送設備100の所定の処理ステーション11に設置する際の位置決め手段について図4を用いて説明する。本実施の形態では、位置決め手段として処理容器10の底部に円錐形状の位置決め用窪み8を設けるとともに、自動搬送設備100の所定の処理ステーション11(図2では投入ステーション11a、第一の貯留ステーション11b、第二の貯留ステーション11c)に、処理容器10の位置決め用窪み8と合致する略円錐形状の位置決め用突起28を設けている。処理容器10を所定の処理ステーション11に設置する際には、昇降装置16により処理容器10を位置決め用突起28上に降下させ、処理容器10底部の位置決め用窪み8を嵌め込むことで、搬送中の微妙な位置ずれや傾きの修正を行いながら処理容器10を確実に設置することができる。また、これら所定の処理ステーション11には、処理容器10の4本の支持脚4を受ける座板29が置かれている。座板29はライナ等の薄い板で高さを調整でき、処理容器10の寸法の誤差を補正できるため、処理容器10の寸法精度を高めなくても良く、安価に製造することができる。また、処理容器10の4本の支持脚4のうちの1本を回転方向位置決めガイド30で固定することにより、1本の吊棒2で吊り下げられた処理容器10の回転を止めて速やかに設置することができる。
【0029】
また、本実施の形態における自動搬送設備100には、ワーク排出後の処理容器10の重量を測定しワークの残留の有無を確認する排出残留確認手段(図示せず)が設けられている。この排出残留確認手段は、処理容器10を吊り下げた状態でチャック爪23(図3)にかかる重量をロードセル等にて測定し、処理容器10内のワークの残留確認を行うものである。さらに、複数の処理ステーション11のうち、ワークの排出が行われる所定のステーション(図2では第一の排出ステーション11d及び第二の排出ステーション11e)に設けられた排出シュート25または受け取り側容器26に、ワークの排出完了を感知するセンサ(図示せず)を取り付けても良い。センサは光電管やロードセルタイプのもので、ワークの有無を検知し、排出完了やワーク詰まり等の異常を確認することができる。
【0030】
以上のように、実施の形態2では、ワークを収容しワークの薬液処理、洗浄処理または貯留を行う処理容器10を搬送するための自動搬送設備100において、自動搬送設備100は、複数の処理ステーション11と、吊棒2の上端に結合する連結機構21を有し処理容器10を上下方向に移動させる昇降手段16と、昇降手段16に保持された処理容器10を複数の処理ステーション11間で水平方向に移動させる走行手段17と、処理容器10を所定のステーション11に設置する際の位置決め用突起28を備えることにより、処理容器10の自動搬送が可能となった。特に従来困難であった薬液処理または洗浄工程、液中での浸漬保管工程等の水や薬品を使用する工程における処理容器10の自動搬送が可能となった。また、ワークを処理容器10から排出した後の処理容器10の重量を測定しワークの残留の有無を確認する排出残留確認手段によりワークの残留を容易に確認することができるため、ワークが容器内に残留するのを防止できる。さらに、ワークの偏荷重による処理容器10の傾きを抑える傾斜補正手段である押棒27を備えているので、安全、確実に容器を搬送することができる。
【0031】
また、実施の形態2において、位置決め手段として、処理容器10の底部に円錐形状の位置決め用窪み8を設けるとともに、所定の処理ステーション11に位置決め用窪み8と合致する円錐形状の位置決め用突起28を設けこと、処理容器10の連結部2aと結合する昇降装置16の連結機構21に自由度の大きいチャック爪22を採用したこと等により、処理容器10の寸法のばらつきや処理ステーション11との位置決め精度をそれほど厳密にする必要がなく、処理容器10や自動搬送設備100を安価に製造することができる。また、ワークの排出が行われる所定の処理ステーション11(第一の排出ステーション11d、第二の排出ステーション11e)に設けられる排出シュート25または受け取り側容器26に、ワークの排出完了を感知するセンサを取り付けたので、排出時のワークの詰まり等の異常を確認することができる。さらに、2つ以上の処理ステーション11(投入ステーション11a、第一の貯留ステーション11b、第二の貯留ステーション11c)を、水平面内で旋回する旋回機構20上に設け、任意に切り替えができるようにしたので、走行装置17との組み合わせにより任意の処理容器10を所望の処理ステーション11に自在に搬送することが可能である。
【0032】
実施の形態3.
実施の形態2で示した処理容器10の自動搬送設備100の他の構成例を実施の形態3として、図5(a)〜(d)を用いて説明する。なお、図5(a)〜(d)において、図1から4と同一、または相当部分には同一符号を付しており、各構成要素及び動作等の説明は省略する。
図5(a)は、7つの処理ステーション12を備えている例であり、ワークの投入ステーション12aと2つの貯留ステーション12b、12cを旋回機構20上に設け、また4つの排出ステーション12d、12e、12f、12gを走行装置17の走行レール18内に連続して設けた例であり、排出ステーションが多数あるためラインの切替等に利用できる。また、図5(b)は、6つの処理ステーション13を備えている例であり、2つの投入ステーション13a、13bと2つの貯留ステーション13c、13dを旋回機構20上に設け、また2つの排出ステーション13e、13fを走行レール18内に設けた例である。この例では、旋回機構20上に4つの処理容器10を備えることができるため、ワークストック数を増やしたり、2つの投入ステーション13a、13bでワーク投入を行うことができるため効率的である。
【0033】
また、図5(c)及び図5(d)は、旋回機構20に代わってパレットチェンジャー31によって処理容器10を水平方向に移動させるものである。図5(c)は、8つの処理ステーション14を備えている例であり、7つの投入または貯留ステーション14a、14b・・・14gと1つの排出ステーション14hを設けている。図5(d)は、走行装置17の走行軸をXY方向の2軸とし、7つの投入または貯留ステーション15a、15b・・・15gと3つの排出ステーション15h、15i、15jを設けている。この例では、パレットチェンジャー31にて処理容器10を所望の位置に水平移動でき、さらに走行装置17がXYの2軸方向に移動可能なため、ワークの投入位置や薬液処理層の位置等を設定する際の自由度が高く、様々なレイアウトが可能である。
【0034】
なお、上記実施の形態1〜実施の形態3では、硬貨の製造ラインにて用いられる処理容器10及びその搬送設備100について説明したが、本発明における処理容器10及びその搬送設備100は、他の製品の製造ラインにおいても広く用いることができる。対象としては、排出時に処理容器10の排出口1cに詰まらない形状の製品であれば良く、機械部品の他、粉体や粒塊状の製品等、多様多種の製品に適用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明の処理容器によれば、被処理品を排出する際の被処理品の変形を防止でき、また容器本体と底蓋が密着しているため容器の隙間から被処理品が漏れない処理容器が得られた。
【0036】
また、本発明による処理容器の搬送設備によれば、処理容器の自動搬送が可能となり、また、この搬送設備は排出残留確認手段により、被処理品が容器内に残留するのを防止でき、さらに傾斜補正手段により被処理品の偏荷重による処理容器の傾きを抑制し、安全、確実に容器を搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である処理容器を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態2である処理容器の自動搬送設備を示す上面図及び側面図である。
【図3】本発明の実施の形態2である昇降装置の連結機構と処理容器との連結部分を説明する図である。
【図4】本発明の実施の形態2である処理容器と自動搬送設備の設置位置との位置決め手段を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3である自動搬送設備の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 容器本体、1a 円筒部、1b 漏斗部、1c 排出口、1d 補強リング、1e 開口部、2 吊棒、2a 連結部、3 底蓋、3a 円錐形部、3b頂部、3c 円錐面、3d 環状排出穴、4 支持脚、5 昇降ガイド、6 上部サポート機構、7 支持脚スライドガイド、8 位置決め用窪み、9 フランジ、10 処理容器、11、12、13、14、15 処理ステーション、16 昇降装置、17 走行装置、18 走行レール、19 薬液処理層、
20 旋回機構、21 連結機構、22 フレーム、22a 穴、23 チャック爪、24 チャック爪ガイド、25 排出シュート、26 受け取り側容器、27 押棒、28 位置決め用突起、29 座板、30 回転方向位置決めガイド、31 パレットチェンジャー、100 自動搬送設備。

Claims (13)

  1. 容器本体と吊棒と底蓋とを備え、被処理品を収容し被処理品の薬液処理、洗浄処理または貯留を行う処理容器であって、前記容器本体は、上方が開口した円筒部とこの円筒部の下方に連続して形成された漏斗部とを有しこの漏斗部の底部に円形の排出口が形成されており、前記吊棒は前記円筒部の中心軸上に配置され前記容器本体がこの吊棒に沿って相対移動可能に組み合わされており、前記底蓋は前記吊棒に取り付けられこの吊棒と前記容器本体との相対移動に伴い前記排出口を開閉するように構成され、さらに前記底蓋は、前記排出口に対向する円錐形部を有しこの円錐形部が前記漏斗部内に突出し前記円錐形部の円錐面が前記排出口に接した状態で前記排出口を閉じ、また前記容器本体と前記吊棒との相対移動により前記円錐形部の円錐面が前記排出口から離れた状態で前記排出口を開くことを特徴とする処理容器。
  2. 請求項1記載の処理容器であって、前記排出口が閉じられる状態では、前記容器本体の自重により前記容器本体の排出口が前記底蓋の円錐形部の円錐面に接し、またこの容器本体の自重による移動が阻止された状態で、前記底蓋が前記吊棒とともにその自重によって下降し、前記底蓋の円錐形部が前記排出口から離れ、前記排出口が開かれることを特徴とする処理容器。
  3. 請求項1記載の処理容器であって、前記排出口を開く際に前記底蓋と前記吊棒の自重による下降がスムーズでない場合、前記吊棒を下方に押し下げて前記底蓋を下降させることができるように構成されたことを特徴とする処理容器。
  4. 請求項1記載の処理容器であって、前記排出口の周縁に、前記底蓋の円錐面との密閉を強化するためのリング状の補強材を設けたことを特徴とする処理容器。
  5. 請求項1記載の処理容器であって、前記吊棒は、昇降ガイドにより前記円筒部の中心軸上に位置決めされ、この昇降ガイドに対して相対移動可能とされていることを特徴とする処理容器。
  6. 請求項5記載の処理容器であって、前記昇降ガイドとして、前記容器本体上方で前記吊棒を前記容器本体の中心に位置決めし滑らかに昇降させる上部サポート機構を設けたことを特徴とする処理容器。
  7. 請求項1記載の処理容器であって、前記容器本体と前記底蓋を支持する支持脚が設けられ、この支持脚が前記吊棒に取り付けられたことを特徴とする処理容器。
  8. 請求項7記載の処理容器であって、前記支持脚の移動をガイドする支持脚スライドガイドを設けたことを特徴とする処理容器。
  9. 請求項1記載の処理容器であって、前記吊棒は、その上端に搬送設備との連結部を有することを特徴とする処理容器。
  10. 被処理品を収容し被処理品の薬液処理、洗浄処理または貯留を行う処理容器を搬送するための搬送設備であって、
    前記処理容器は、容器本体と吊棒と底蓋とを備え、前記容器本体は、上方が開口した円筒部とこの円筒部の下方に連続して形成された漏斗部とを有しこの漏斗部の底部に円形の排出口が形成されており、前記吊棒は前記円筒部の中心軸上に配置され前記容器本体がこの吊棒に沿って相対移動可能に組み合わされており、前記底蓋は前記吊棒に取り付けられこの吊棒と前記容器本体との相対移動に伴い前記排出口を開閉するように構成され、
    また前記搬送設備は、複数の処理ステーションと、前記吊棒の上端に結合する連結機構を有し前記処理容器を上下方向に移動させる昇降手段と、前記昇降手段に保持された前記処理容器を前記複数の処理ステーション間で水平方向に移動させる走行手段と、前記処理容器を所定の前記ステーションに設置する際の位置決め手段と、被処理品を前記処理容器から排出した後の前記処理容器の重量を測定し被処理品の残留の有無を確認する排出残留確認手段と、被処理品の偏荷重による前記処理容器の傾きを抑える傾斜補正手段とを備えたことを特徴とする処理容器の搬送設備。
  11. 請求項10記載の処理容器の搬送設備であって、前記位置決め手段として、前記処理容器の底部に円錐形状の窪みを設けるとともに、前記複数の処理ステーションの中の所定の処理ステーションに前記窪みと合致する円錐形状の突起を設けたことを特徴とする処理容器の搬送設備。
  12. 請求項10記載の処理容器の搬送設備であって、前記複数の処理ステーションのうち、被処理品の排出が行われる所定のステーションに設けられる排出シュートまたは受け取り側容器に、被処理品の排出完了を感知するセンサを取り付けたことを特徴とする処理容器の搬送設備。
  13. 請求項10記載の処理容器の搬送設備であって、前記複数の処理ステーションのうち、2つ以上のステーションを、水平面内で旋回する旋回機構上に設け、任意に切り替えができるようにしたことを特徴とする処理容器の搬送設備。
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