JP2004275240A - 車椅子 - Google Patents

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JP2004275240A
JP2004275240A JP2003067511A JP2003067511A JP2004275240A JP 2004275240 A JP2004275240 A JP 2004275240A JP 2003067511 A JP2003067511 A JP 2003067511A JP 2003067511 A JP2003067511 A JP 2003067511A JP 2004275240 A JP2004275240 A JP 2004275240A
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JP
Japan
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wheelchair
sides
casters
actuator
attached
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JP2003067511A
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Inventor
Naoki Okuyama
直樹 奥山
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】車椅子では、車道から歩道のような段差がある場所、進行方向に対して水平方向の傾斜路、進行方向に対して垂直方向の傾斜路等では、車椅子使用者の意思に反して、走行をし難くするばかりでなく不安感をもあたえるものである。また、本人だけでは勿論のこと、介添人だけでも大変なことである。これらを解決した車椅子を提供する。
【解決手段】椅子が取り付けられたフレーム11の後方下部両側に車輪31、32が取り付けられ、前方下部両側にキャスター42、44が取り付けられた車椅子1において、乗車状態において、レバーあるいはスイッチ操作により両側独立して前方下部両側のキャスターをアクチュエーター41、43により上下位置をその段差に応じて変更する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車椅子は椅子が取り付けられたフレームの後方下部両側に車輪が取り付けられ、前方下部両側にキャスターが取り付けられている。取り付けられたキャスターの上下位置は固定式もしくは乗車状態では変更できない半固定式である。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−314570号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車椅子では、平坦な場所は楽な走行が可能であるが、車道から歩道のような段差がある場所では、本人だけでは勿論のこと、介添人だけでも大変なことである。また、段差以外にも進行方向に対して水平方向の傾斜路は、走行をし難くするばかりでなく車椅子使用者に不安感をもあたえるものである。また、進行方向に対して垂直方向の傾斜路では、車椅子利用者の意思に反して傾斜方向に車椅子が進行してしまい走行し難いものとなっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するため、椅子が取り付けられたフレームの後方下部両側に車輪が取り付けられ、前方下部両側にキャスターが取り付けられた車椅子において、乗車状態において、レバーあるいはスイッチ操作により両側独立して前方下部両側のキャスターをアクチュエーターにより上下位置をその段差に応じて変更する。
【0006】
乗車状態において、車椅子の走行面に対して乗車姿勢の平行状態を検知する水平検知センサの指令により両側独立して前方下部両側のキャスターをアクチュエーターにより上下位置を傾斜に応じて変更する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1の実施の形態において、フレーム11中央部に椅子2と後方右側に車輪31、後方左側に車輪32が取り付けられる。フレーム11前方右側にアクチュエータ41とキャスター42、前方左側にアクチュエータ43とキャスター44がとりつけられる。椅子2と車輪31の空部分に制御部51とバッテリー52と水平検知センサ53がフレーム11に取り付けられる。フレーム11に車椅子利用者操作用スイッチ54、介護者操作用スイッチ55がとりつけられる。以下実際の動作を含めて本発明を詳細に説明する。
【0008】
段差上昇について説明する。図2において平地61において段差62を乗り越えるために車椅子1は右斜め前方もしくは左斜め前方から段差62に進入する。説明を簡略化するため以下右斜め前方から進入した場合を説明する。右斜め前方から進入した車椅子1は、車椅子利用者ならばスイッチ54、介護者ならばスイッチ55を操作し、前方右側アクチュエータ41を任意に縮め前方右側キャスター42を上昇させ、それと同時に前方左側アクチュエーター43を任意に伸ばし前方左側キャスターを下降させる(図2−1)。前方右側キャスター42が段差62と同じ高さになったところで車椅子1を前進させ前方右側キャスター42を段差62に乗り上げ接地させる(図2−2)。次に前方左側アクチュエータ43を任意に縮め前方左側キャスター44を上昇させる(図2−3)。前方左側キャスターが段差62と同じ高さになったところで車椅子1を前進させ前方左側キャスター44を段差62に乗り上げ接地させる(図2−4)。次に車椅子1を前進させ後方右側車輪31、後方左側車輪32を段差62に乗り上げさせ(図2−5)、その後前方右側アクチュエータ41、前方左側アクチュエータ43を伸ばし前方右側キャスター42、前方左側キャスター43を定常位置にもどす(図2−6)。
【0009】
段差下降について説明する。図3において段差62において平地61に降りるために車椅子1は右斜め前方もしくは左斜め前方から平地61に進入する。説明を簡略化するため以下右斜め前方から進入した場合を説明する。右斜め前方から進入した車椅子1は、前方右側キャスターを段差62から平地61に脱輪させる(図3−1)。車椅子利用者ならばスイッチ54、介護者ならばスイッチ55を操作し、前方右側アクチュエータ41を任意に伸ばし前方右側キャスター42を下降させ、それと同時に前方左側アクチュエーター43を任意に縮め前方左側キャスターを上昇させ前方右側車輪42を平地61に接地させる(図3−2)。車椅子1を前進させ前方左側キャスターを脱輪させる(図3−3)。前方左側アクチュエータ43を任意に伸ばし前方左側キャスター44を下降させる(図3−4)。前方左側キャスターが平地61と同じ高さになったところで車椅子1を前進させ後方右側車輪31、後方左側車輪32を平地61に下降させ(図3−5)、その後前方右側アクチュエータ41、前方左側アクチュエータ43を縮め前方右側キャスター42、前方左側キャスター43を定常位置にもどす(図3−6)。
【0010】
図4において進行方向に平行な上り傾斜71、下り傾斜72に対して車椅子1は、水平検知センサ53の指令により制御部51が椅子2が重力に対して水平になるように制御する。上り傾斜71の場合は、前方右側アクチュエータ41と前方左側アクチュエータ43を上り傾斜71の傾斜角に応じて縮め椅子2を重力に対して水平に保つ(図4−1)。下り傾斜72の場合は、前方右側アクチュエータ41と前方左側アクチュエータ43を下り傾斜72の傾斜角に応じて伸ばし椅子2を重力に対して水平に保つ(図4−2)。
【0011】
図5において進行方向に垂直な右下がり傾斜81、左下がり傾斜82に対して車椅子1は、水平検知センサ53の指令により制御部51が椅子2が重力に対して水平に近づけるように制御する。右下がり傾斜81の場合は、前方右側アクチュエータ41を右下がり傾斜81の傾斜角に応じて伸ばし椅子2を重力に対して水平に近づける(図5−1)。左下がり傾斜82の場合は、前方左側アクチュエータ43を左下がり傾斜82の傾斜角に応じて伸ばし椅子2を重力に対して水平に近づける(図5−2)。
【0012】
【発明の効果】
この車椅子により、車道から歩道のような段差がある場所では、本人だけでは勿論のこと、介添人だけでも従来よりも容易に段差を乗り越えられる。
【0013】
段差以外にも進行方向に対して水平方向の傾斜路は、車椅子を重力に対して平行に保つことにより走行を容易にし、車椅子使用者への不安感の解消に寄与する。
【0014】
進行方向に対して垂直方向の傾斜路では、車椅子利用者の意思に反する傾斜方向への車椅子の進行は解消される。特に後方車輪の回転差で操作出来ない介護者にとってはその効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車椅子の三面図を示す。
【図2】本発明の車椅子の段差上昇の動作を示す。
【図3】本発明の車椅子の段差下降の動作を示す。
【図4】本発明の車椅子の進行方向の水平傾斜時の動作を示す。
【図5】本発明の車椅子の進行方向の垂直傾斜時の動作を示す。
【符号の説明】
1 車椅子
11 フレーム
2 椅子
31 後方右側車輪
32 後方左側車輪
41 前方右側アクチュエーター
42 前方右側キャスター
43 前方左側アクチュエーター
44 前方左側キャスター
51 制御器
52 バッテリー
53 水平検知センサ
61 平地
62 段差
71 上り傾斜
72 下り傾斜
81 右下がり傾斜
82 左下がり傾斜

Claims (2)

  1. 椅子が取り付けられたフレームの後方下部両側に車輪が取り付けられ、前方下部両側にキャスターが取り付けられた車椅子において、乗車状態において、レバーあるいはスイッチ操作で両側独立して前方下部両側のキャスターを上下位置変更の可能なアクチュエータ付きキャスターとしたことを特徴とする車椅子。
  2. 請求項1記載の車椅子において、車椅子の走行面に対して乗車姿勢の平行状態を検知する水平検知センサを有することを特徴とする車椅子。
JP2003067511A 2003-03-13 2003-03-13 車椅子 Pending JP2004275240A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103536404A (zh) * 2013-11-08 2014-01-29 梁德福 一种多功能爬楼轮椅

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