JP2004274517A - 描画装置 - Google Patents

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Masamichi Haijima
Makoto Wada
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Abstract

【課題】文字、図形、イラスト、画像等を描画して提示するための装置の利便性をより高める。
【解決手段】駆動信号をきっかけとして表示内容が変化する表示体1に対し、画像を描画するためのものであって、前記表示体1に表示されている内容を読み取るための読み取り手段と、前記表示体1に駆動信号を付与して表示体1に描画するための描画手段とを、前記表示体1に対して自由に移動可能である本体23に設け、その本体23を前記表示体1の画面に対して走査動作させるための把持部29を該本体23に設けてなる描画装置2を構成した。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字、図形、イラスト、画像等を描画して提示するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
色素を内包し、該色素を磁気力で変位させることで画面に前記色素を以て表示し得るボードが既知である(例えば、下記特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)。これらは、ボードの画面に沿って左右に走行する描画ユニットに磁気ヘッドを実装してなるもので、この磁気ヘッドにより画像の描画が可能となっている。
【0003】
【特許文献1】特許第3351626号公報
【特許文献2】特公平7−111616号公報
【特許文献3】特開平9−076694号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記例の如き既存のものでは、ボードの画面の保存や再描画は専ら画面全体を単位として行われ、画面の一部分のみを取り込んでデータ化したり、あるいは画面における所望の領域を選択して画像を描画したりすることについては何ら考慮されていなかった。
【0005】
以上の問題に鑑みて、本発明は、文字、図形、イラスト、画像等を描画して提示するための装置に関し、その利便性をより高めることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決すべく、本発明では、駆動信号をきっかけとして表示内容が変化する表示体に対し、画像を描画するためのものであって、表示体に表示されている内容を読み取るための読み取り手段と、前記表示体に駆動信号を付与して表示体に描画するための描画手段とを、前記表示体に対して自由に移動可能である本体に設け、その本体を前記表示体の画面に対して走査動作させるための把持部を該本体に設けてなる描画装置を構成した。このようなものであれば、ユーザが把持部を把持して本体を操作し、表示体の画面の所要の一部分のみを走査して当該領域に表示されている文字、図形等を読み取ることができる。なおかつ、表示体の画面における所望の領域に、画像を描画することができる。従って、表示体の利便性が大いに高まる。なお、読み取り対象となる表示体と描画対象となる表示体とが別個のものであることを妨げない。さらに、本発明に係る描画装置が、一般的なディスプレイに表示されている画像を読み取り、その読み取った画像を上記の如き駆動信号をきっかけとして表示内容が変化する表示体に描画するものであってもよい。
【0007】
より具体的に述べると、色表示要素を内包し、該色表示要素を電気力若しくは磁気力で変位させることで画面に前記色表示要素を表示し得る表示体に対し、画像を描画するためのものであって、描画すべき画像を規定する画像データを基に前記表示体に電場若しくは磁場を付与する描画手段を備える本体に、ユーザが把持して前記描画手段を前記画面における所要の描画対象領域に位置づける操作を行うことを可能とする把持部を設けたものである。
【0008】
前記本体が、前記画面に表示されている内容を読み取る読み取り手段をも備えており、ユーザが前記把持部を把持して前記読み取り手段を前記画面における所要の読み取り対象領域に位置づける操作を行うことが可能であるならば、一体の描画装置が読み取り機能と書き込み機能とを両備するものとなり、望ましい。
前記描画手段は、描画すべき画像の一部若しくは全部をなす帯状の範囲を一時に描画するものであり、ユーザが前記把持部を把持して前記本体を前記画面に略沿って移動させる操作を行うことで前記画面に描画すべき画像の全体を描画できるものであれば、本体を徒に大型化させることがない。同様に、前記読み取り手段は、読み取るべき画像の一部若しくは全部をなす帯状の範囲を一時に読み取るものであり、ユーザが前記把持部を把持して前記本体を前記画面に略沿って移動させる操作を行うことで読み取るべき画像の全体を読み取ることができるものであることが好ましい。
【0009】
さらに、前記読み取り手段が一時に読み取る範囲を調整する読み取り範囲調整手段をさらに具備するものであれば、読み取りたい領域が小さいときあるいは大きいときに、その読み取り対象領域に対応して読み取り手段の有効範囲を設定でき、より簡便なものとなる。
【0010】
前記読み取り手段が読み取った内容を画像データとして格納する画像データ格納手段を具備し、前記描画手段が、前記画像データ格納手段が格納する画像データにより規定される画像を描画できるものであれば、該描画装置単体でコピー&ペースト、カット&ペーストが可能となる。また、描画すべき画像に係る画像データを予め画像データ格納手段に格納しておくことにより、スタンプのように使用することもできる。
【0011】
そして、前記表示体が自立性を有するボードであるならば、会議、講義、プレゼンテーション等、複数人に情報を提示する装置として好適に利用できるものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。表示体1は、複数人が同時に閲覧することが可能であるような寸法を有する画面を備えており、ユーザはこの画面に種々の情報、即ち文字、記号、図形、イラストや画像その他を描画して提示することができる。表示体1は、自立性を有するものであることが好ましい。本実施形態における表示体1は、駆動信号Hを受けることによりその表示内容が変化するものである。例えば、電気力若しくは磁気力を受けて変位する色表示要素を内包してなり、外方より(特に、画面側より)駆動信号Hたる電気信号、磁気信号H若しくは電磁波等を受けることで画面に前記色表示要素を表示し得る。典型的には、図1に示すように、ハニカム構造をなす多数の表示用セル11を縦横に配列してなるもので、各セル11内には流体12と磁性粒13とを封入してある。そして、磁性粒13のN極とS極とに、相異なる色素を着色し、これらの色素を色表示要素としている。色表示要素の色(黒色、白色でもよい)は特に限定されないが、ここでは一方の極の側を白色、他方の極の側を緑色若しくは黒色とする。磁性粒13は、セル11内で流体12中におかれ、外方より磁場(磁気信号H)を受けることで回転する。この結果、色表示要素が変位して画面側に表出する状態となる。色表示要素は、描画される文字、図形等を構成する要素となる、あるいは、描画される文字、図形等以外の背景を構成する要素となる。従って、磁石を筆先に配した筆記具を使用すれば、表示体1の画面に文字、図形等を描画することができ、筆記具とは逆の極性を有する磁石を使用すれば描画した文字、図形等を消去することができる。因みに、該表示体1は、緑色若しくは黒色の背景に白色で描画する黒板としても、白色の背景に緑色若しくは黒色で描画するホワイトボードとしても利用可能である。さらに、本実施形態では、PETフィルムに代表される、表示体1の表面に透光性及び透磁性を有するフィルムを貼付してあり、一般的なマーカーペン等を使用して表示体1の表面に描画することも可能となっている。
【0013】
他方、描画装置2は、表示体1に描画するためのものであって、表示体1の画面表示内容を変化させる駆動信号Hを出力し得るように構成される。本実施形態では、磁性粒13を駆動するための磁気信号Hを駆動信号Hとすることから、描画装置2が、図2、図3に示すように、励磁コイルや該励磁コイルに電圧を印加する回路等を包含する描画ヘッド21を少なくとも具備する。また、表示体1の画面に表示されている内容を読み取り得るように、光学センサ22をも具備している。この光学センサ22は、磁性粒13に付した色表示要素により表現される文字、図形等の描画内容と、マーカーペン等によって描画された描画内容との双方を読み取り可能なものである。即ち、描画ヘッド21の機能を利用して描画手段が構成され、かつ、光学センサ22の機能を利用して読み取り手段が構成される。描画ヘッド21、光学センサ22は、制御部24により制御される。制御部24は、プロセッサやメモリ、I/Oインタフェース、その他を内包してなる。なお、制御部24のI/Oインタフェースには、ユーザによる操作入力を受け付ける入力デバイス25や、メモリカードに代表される補助記憶デバイス26、ユーザに各種の情報を提示するディスプレイ27、外部の装置と通信するための通信デバイス28(特に、無線通信デバイス)等を接続する。これらのハードウェア資源を、描画装置2の本体23に実装している。
【0014】
図4ないし図7に示すように、描画装置2の本体23は比較的長尺なものであり、前記描画ヘッド21や前記光学センサ22はこの本体23の長手方向に沿って配列してある。本体23は、表示体1とは別体をなし、表示体1に対して自由に移動可能である。しかして、ユーザが把持することができる把持部29を、本体23の長手方向の略中央部位に設けている。つまり、該描画装置2はちょうどワイパー(窓拭き)の如き形状をなし、ユーザが把持部29を把持して表示体1の画面における所要の領域を容易に走査し得るものとなっている。因みに、把持部29を把持したユーザの手指が近接する位置に、前記入力デバイスの一である押下ボタン25を配置しておくことが好ましい。
【0015】
表示体1の画面に表示されている内容を読み取るときには、ユーザが把持部29を把持し、押下ボタン25を押下しながら読み取り手段を画面における所要の読み取り対象領域に位置づける。しかる後、押下ボタン25を押下したまま本体23を前記画面に略沿って移動させる操作を行う。この様子を図4に示す。読み取り手段は、本体23の長手方向に沿って延伸する帯状の領域を一時に読み取るものであり、ユーザが本体23を移動させることで所要の読み取り対象領域を走査する。このとき、制御部24は、既存の光学式マウスまたは機械式(ボール)マウスと同様の原理で本体23の表示体1に対する変位を検出しつつ、光学センサ22を介して読み取った内容を画像データとして制御部24のメモリまたは補助記憶デバイス26に格納する。即ち、ここに言うメモリまたは補助記憶デバイス26が、画像データを格納する画像データ格納手段として機能する。同時に、制御部24が、読み取った画像をリアルタイムでディスプレイ27に表示し、読み取り状況をユーザに提示することが好ましい。因みに、本体23の変位を精確に検知できるように、表示体1の表面に予めグリッドライン若しくは特殊なパターン(表示体1の表面における単位領域毎に、当該単位領域の座標値を表すパターン)を印刷しておき、該グリッドライン若しくはパターンを光学センサ22に感知させることが好ましい。特に、現在読み取り手段が臨んでいる、表示体1の画面における座標(領域)を制御部24が検知できるように構成するならば、読み取り対象領域をさらに複数の部分に分けて部分毎に読み取ることとしても、これら部分のデータを事後的に一の画像データに統合可能となる。ユーザが押下ボタン25の押下を止めると、あるいは本体23を表示体1より離間させると、画像読み取り動作が終了する。読み取った画像データは、通信インタフェースを介して通信可能に接続している外部のコンピュータ等に送信することも可能である。
【0016】
なお、制御部24が読み取り範囲調整手段として機能し、ユーザの意志に応じて、読み取り手段が一時に読み取る範囲Rを調整する、言い換えるならば、光学センサ22を有効にする範囲を制御するものとしてもよい。ユーザは、読み取りを開始する前に、入力デバイス25(本体23に設けたボタン、ダイアル等)を介して、読み取り手段の有効範囲を設定する。例えば、図6、図7に示すように、本体23の長手方向に沿って広がる最大の読み取り可能幅よりも狭い範囲を読み取り得るように設定できる。有効読み取り範囲は、例えば、本体23に設置したランプ20等で確認できるようにする。ランプ20がボタンになっているような場合には、ユーザが該ランプ20のうち所要のものを押下することで、制御部24がその押下されたランプ20に対応する範囲を読み取り範囲として設定するものとすることもできる。
【0017】
表示体1の画面に描画するときには、ユーザが把持部29を把持し、押下ボタン25を押下しながら描画手段を画面における所要の描画対象領域に位置づける。しかる後、押下ボタン25を押下したまま本体23を前記画面に略沿って移動させる操作を行う。描画手段は、本体23の長手方向に沿って延伸する帯状の領域を一時に描画するものであり、ユーザが本体23を移動させることで所要の描画対象領域を走査する。このとき、制御部24は、既存の光学式マウスと同様の原理で本体23の表示体1に対する変位を検出しつつ、メモリまたは補助記憶デバイス26に格納されている、描画すべき画像データを基に描画ヘッド21を制御して駆動信号Hたる磁気信号Hを出力させる。同時に、制御部24が、描画した部分をリアルタイムでディスプレイ27に表示し、描画状況をユーザに提示することが好ましい。因みに、既に述べたように、本体23の変位を精確に検知できるように、表示体1の表面に予めグリッドライン若しくは特殊なパターンを印刷しておき、該グリッドライン若しくはパターンを光学センサ22に感知させることが好ましい。特に、現在描画手段が臨んでいる、表示体1の画面における座標を制御部24が検知できるように構成するならば、描画すべき画像をさらに複数の部分に分けて部分毎に描画できる。ユーザが押下ボタン25の押下を止めると、あるいは本体23を表示体1より離間させると、画像描画動作が終了する。描画すべき画像に係る画像データは、通信インタフェースを介して通信可能に接続している外部のコンピュータ等より供給されるものとしてもよい。加えて、メモリまたは補助記憶デバイス26に一若しくは複数の画像に係る画像データを予め格納しておき、ユーザの任意に応じてこれらの画像のうち何れかを選択的に描画するようなことが可能である。さらには、画像データを格納している補助記憶デバイス26が本体23より着脱可能であるような場合には、該補助記憶デバイス26を適宜に取り替えることで、異なる画像を描画できるものとなる。
【0018】
ところで、表示体1の画面に表示されている所要の画像を読み取る際に、描画手段をも制御して、読み取り対象の画像を消去するようにしても構わない。また、描画手段が画像を描画する際に、描画対象領域に既に存在する画像の上に重ね書きしてもよく、あるいは描画対象領域に存在する画像を消去しながら新たな画像を描画するようにしてもよい。
【0019】
本実施形態によれば、駆動信号Hをきっかけとして表示内容が変化する表示体1に対し、画像を描画するためのものであって、前記表示体1に表示されている内容を読み取るための読み取り手段と、前記表示体1に駆動信号Hを付与して表示体1に描画するための描画手段とを、前記表示体1に対して自由に移動可能である本体23に設け、その本体23を前記表示体1の画面に対して走査動作させるための把持部29を該本体23に設けてなる描画装置2を構成したため、ユーザが把持部29を把持して本体23を操作し、表示体1の画面の所要の一部分のみを走査して当該領域に表示されている文字、図形等を読み取ることができる。なおかつ、表示体1の画面における所望の領域に、画像を描画することができる。結果として、表示体1の利便性が大いに高まる。
【0020】
色表示要素を内包し、該色表示要素を電気力若しくは磁気力で変位させることで画面に前記色表示要素を表示し得る表示体1に対し、画像を描画するためのものであって、描画すべき画像を規定する画像データを基に前記表示体1に電場若しくは磁場を付与する描画手段を備える本体23に、ユーザが把持して前記描画手段を前記画面における所要の描画対象領域に位置づける操作を行うことを可能とする把持部29を設けたものであるため、既知の表示体1に対して適用可能である。
【0021】
前記本体23が、前記画面に表示されている内容を読み取る読み取り手段をも備えており、ユーザが前記把持部29を把持して前記読み取り手段を前記画面における所要の読み取り対象領域に位置づける操作を行うことが可能であるため、一体の描画装置2が読み取り機能と書き込み機能とを両備するものとなっている。
【0022】
前記描画手段は、描画すべき画像の一部若しくは全部をなす帯状の範囲を一時に描画するものであり、ユーザが前記把持部29を把持して前記本体23を前記画面に略沿って移動させる操作を行うことで前記画面に描画すべき画像の全体を描画できるものであるため、並びに、前記読み取り手段は、読み取るべき画像の一部若しくは全部をなす帯状の範囲を一時に読み取るものであり、ユーザが前記把持部29を把持して前記本体23を前記画面に略沿って移動させる操作を行うことで読み取るべき画像の全体を読み取ることができるものであるため、本体23を徒に大型化させることがない。
【0023】
さらに、前記読み取り手段が一時に読み取る範囲Rを調整する読み取り範囲調整手段をさらに具備するものであるため、読み取りたい領域が小さいときあるいは大きいときに、その読み取り対象領域に対応して読み取り手段の有効範囲を設定でき、より簡便なものとなる。
【0024】
前記読み取り手段が読み取った内容を画像データとして格納する画像データ格納手段を具備し、前記描画手段が、前記画像データ格納手段が格納する画像データにより規定される画像を描画できるものであるため、該描画装置2単体でコピー&ペースト、カット&ペーストが可能となる。また、描画すべき画像に係る画像データを予め画像データ格納手段に格納しておくことにより、スタンプのように使用することもできる。
【0025】
そして、前記表示体1が自立性を有するボードであるため、会議、講義、プレゼンテーション等、複数人に情報を提示する装置として好適に利用できるものとなる。
【0026】
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。特に、表示体は、上記実施形態におけるようなものには限られない。例えば、表示体が、物体の近接若しくは接触を感知するタッチパネルと、該タッチパネルが物体の近接若しくは接触を感知した部位に対応する画面上の座標に画素を表示する画像表示用のディスプレイとを重ね合わせてなるものであってもよい。この場合、描画装置に実装すべき描画手段は、前記タッチパネルに刺激を与えるための電気信号H、磁気信号、電磁波信号若しくは機械的(物理的)刺激を駆動信号として出力するものとする。
【0027】
読み取り手段が、表示体の画面に表示されている内容を光学的に読み取るとは限られない。よって、表示体が内包している磁性粒の磁極を感知するマグネットセンサを用いて読み取り手段を構成し、表示体に描画されている内容を磁気的に読み取るものとすることもできる。あるいは、光学センサとマグネットセンサとを併用するものとしても構わない。
【0028】
読み取り手段が読み取った画像を描画手段が描画するとき、制御部において当該画像の拡大、縮小、回転等の処理を実行した上で描画することを妨げない。
【0029】
その他各部の具体的構成は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明によれば、文字、図形、イラスト、画像等を描画して提示するための装置の利便性をより高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における表示体を模式的に示す図。
【図2】同実施形態における描画装置を模式的に示す図。
【図3】同描画装置が具備するハードウェア資源を示す図。
【図4】同描画装置の使用例を説明する図。
【図5】同描画装置の使用例を説明する図。
【図6】同描画装置の使用例を説明する図。
【図7】同描画装置の使用例を説明する図。
【符号の説明】
1…表示体
2…描画装置
23…本体
29…把持部
H…駆動信号

Claims (8)

  1. 駆動信号をきっかけとして表示内容が変化する表示体に対し、画像を描画するためのものであって、
    表示体に表示されている内容を読み取るための読み取り手段と、前記表示体に駆動信号を付与して表示体に描画するための描画手段とを、前記表示体に対して自由に移動可能である本体に設け、
    その本体を前記表示体の画面に対して走査動作させるための把持部を該本体に設けてなる描画装置。
  2. 色表示要素を内包し、該色表示要素を電気力若しくは磁気力で変位させることで画面に前記色表示要素を表示し得る表示体に対し、画像を描画するためのものであって、
    描画すべき画像を規定する画像データを基に前記表示体に電場若しくは磁場を付与する描画手段を備える本体に、ユーザが把持して前記描画手段を前記画面における所要の描画対象領域に位置づける操作を行うことを可能とする把持部を設けた描画装置。
  3. 前記本体が、前記画面に表示されている内容を読み取る読み取り手段をも備えており、
    ユーザが前記把持部を把持して前記読み取り手段を前記画面における所要の読み取り対象領域に位置づける操作を行うことが可能である請求項2記載の描画装置。
  4. 前記読み取り手段は、読み取るべき画像の一部若しくは全部をなす帯状の範囲を一時に読み取るものであり、ユーザが前記把持部を把持して前記本体を前記画面に略沿って移動させる操作を行うことで読み取るべき画像の全体を読み取ることができるものである請求項1又は3記載の描画装置。
  5. 前記読み取り手段が一時に読み取る範囲を調整する読み取り範囲調整手段をさらに具備する請求項1、3又は4記載の描画装置。
  6. 前記読み取り手段が読み取った内容を画像データとして格納する画像データ格納手段を具備し、
    前記描画手段が、前記画像データ格納手段が格納する画像データにより規定される画像を描画できる請求項1、3、4又は5記載の描画装置。
  7. 前記描画手段は、描画すべき画像の一部若しくは全部をなす帯状の範囲を一時に描画するものであり、ユーザが前記把持部を把持して前記本体を前記画面に略沿って移動させる操作を行うことで前記画面に描画すべき画像の全体を描画できるものである請求項1、2、3、4、5又は6記載の描画装置。
  8. 前記表示体が自立性を有するボードである請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の描画装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5974140B1 (ja) * 2015-06-12 2016-08-23 株式会社タカラトミー 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

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