JP2004271265A - Automatic analyzer - Google Patents

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JP2004271265A
JP2004271265A JP2003059880A JP2003059880A JP2004271265A JP 2004271265 A JP2004271265 A JP 2004271265A JP 2003059880 A JP2003059880 A JP 2003059880A JP 2003059880 A JP2003059880 A JP 2003059880A JP 2004271265 A JP2004271265 A JP 2004271265A
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Kenichi Yagi
賢一 八木
Kazuhiro Nakamura
和弘 中村
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi High Technologies Corp
Hitachi High Tech Corp
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an automatic analyzer for successively obtaining highly reliable analysis results without the need for an operator to ask for new measurement on an accuracy control specimen with respect to a standby reagent bottle while analyzing samples. <P>SOLUTION: In the event that a plurality of same reagent bottles are placed on one analysis unit, the accuracy control specimen placed on a buffer is automatically supplied to the analyzer when the amount of reagent in an in-use reagent bottle becomes equal to or less than a set value, and the control specimen is automatically measured with respect to a standby reagent bottle for the in-use reagent bottle. When a lack occurs of a reagent in the in-use bottle, analysis is continued by moving to a standby reagent bottle for which the control specimen has been previously measured. This analyzer makes it possible to measure the control specimen in a next used standby reagent bottle of the same item just before reagent bottle replacement takes place due to a lack of in-use reagent, and makes it possible to perform highly reliable analysis without lowering throughput. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液、尿等の生体サンプルの定性・定量分析を行う自動分析装置に係り、特に分析の定量性を維持するための精度管理試料の取り扱い方法を含む自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動分析装置は測定精度を維持するため、予め濃度のわかっている標準試料(キャリブレータ)及び精度管理試料(コントロール)を用いて装置の較正(キャリブレーション)を行う必要がある。例えば試料と試薬を反応させ、試料中の目的成分の濃度による試薬の色の変化を吸光度変化として測定する原理を用いた生化学自動分析装置では、吸光度と濃度の関係を示す較正曲線を作成して未知の試料の濃度測定を行う。この場合、標準試料及び精度管理試料を定期的に測定することにより、較正曲線の補正を行うと共に分析結果の精度管理を行う。
【0003】
特開平4−65676号公報(特許文献1)は、分析すべきサンプルをラックに載置し、ラック投入部から搬送ラインを介して分析部に搬送し、分注が終了したラックをラック回収部に回収する自動分析装置を記載している。この発明では標準液、精度管理試料を待機部で待機させ、一般試料の処理数又は経過時間が予め定めた条件に一致したときに、待機部から標準液及び精度管理試料を自動的に取り出して分析を行う。この発明により、装置の操作者が自らの判断で精度管理試料の測定依頼をしなくても装置が自動的に精度管理をすることができる。
【0004】
特開2000−171469号公報(特許文献2)は、試薬を使用して分析を行う場合に患者検体の測定開始前に時間的に余裕を持ってその試薬と同項目の待機試薬ボトルのキャリブレーションを実施する自動分析装置を開示している。この発明では、装置内に設置してある複数の同一試薬ボトルに対して、上記試薬の残分析数が設定値以下になると、同一項目の待機試薬に対してキャリブレーション実施の推奨を行う。
【0005】
この発明では、検体サンプルの分析開始時に現使用試薬ボトルの試薬切れが予想される時に、測定に使用する試薬と同項目の待機試薬ボトルのキャリブレーションを実施する。これにより、分析中に現使用試薬ボトルの試薬切れが発生しても、キャリブレーション測定を行うことなく分析を継続でき、装置全体のスループットを向上させ、オペレータの負担を軽減することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−65676号公報(特許請求の範囲)
【特許文献2】
特開2000−171469号公報(要約)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
精度管理試料の測定が必要になるのは、定期的な分析精度の管理時だけでなく、試薬の交換時にも分析結果の精度管理の観点から必要不可欠である。特許文献1記載の発明は、定期的な分析精度の管理方法について教示するものであるが、試薬交換時の精度管理については配慮されていなかった。
【0008】
また、試薬ボトルの交換後に精度管理試料の測定を行う従来の方式であれば、精度管理試料の測定に要する時間だけ一般試料の分析ができず、分析処理速度の遅延の可能性があった。また、特許文献2記載の発明は、同一項目の待機試薬に対してのキャリブレーション実施方法について教示するものであるが、オペレータが自らキャリブレータを設置し、並びに依頼することが必要である。そのため、自動化に対しては考慮されておらず、また試薬ボトル交換直後の精度管理についても考慮されていなかった。
【0009】
本発明は、オペレータによる試薬ボトル交換直後の精度管理試料の測定を不要とし、分析処理速度の向上を図った自動分析装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
自動分析装置において、複数の同一試薬ボトルが1分析装置に設置してある時、その使用試薬ボトルの試薬量が設定値以下になると、上記使用試薬ボトルの待機試薬ボトルに関する精度管理試料測定の推奨を画面に表示する。そこで、上記待機試薬ボトルに対する精度管理試料測定を自動に設定してある場合、上記待機試薬ボトルに対して、精度管理試料の測定を自動的に実行できるようにしたものである。
【0011】
上記において、好ましくは、入出力装置より任意の設定値を入力することにより待機試薬ボトルに対する精度管理測定の推奨範囲の設定を可能にした。また、好ましくは、待機試薬ボトルの精度管理の実施を推奨する時に、上記待機試薬ボトルに対する精度管理測定の依頼を自動で行うか、手動で行うかを入出力装置より設定可能にした。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例を図に従って説明する。
【0013】
(実施の形態1)以下、図1〜図5を用いて、本発明の一実施形態による自動分析システムの構成及び動作について説明する。
【0014】
最初に、図1を用いて、本実施形態による自動分析システムの全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態による自動分析システムの全体構成を示すシステムブロック図である。
【0015】
本実施形態による自動分析システムは、検体ラック投入部1と、ID読取部2と、ラック搬送装置である搬送ライン3と、再検査用搬送ライン4と、分析モジュール5,6,7,8と、検体ラック待機部9と、検体ラック回収部10と、全体管理用コンピュータ11とを備えている。
【0016】
検体ラック投入部1は、それぞれ複数個の検体(試料)を保持する複数個の検体ラックを投入する部分である。分析モジュール5,6,7,8は、搬送ライン3に沿って配置されているとともに、搬送ライン3に取り外し可能に接続されている。分析モジュールの数は任意でよく、本実施形態では、4個の場合を示している。4個の分析モジュール5,6,7,8は、2つの分析ユニットを構成している。即ち、第1の分析ユニットは、搬送ライン3の上流側の2個、即ち、分析モジュール5,6で構成され、これらは、免疫分析モジュールとされている。
【0017】
また第2の分析ユニットは、下流側の2個,すなわち,生化学分析モジュール7,8で構成される。なお、生化学分析モジュールを構成する分析モジュールの数は、2個に限らず、3個以上でもよい。
【0018】
なお、本実施形態では、生化学分析モジュールと免疫分析モジュールとの組み合わせの場合を示しているが、その他の分析モジュール、例えば、遺伝子分析モジュールとの組み合わせで構成されていても良い。
【0019】
搬送ライン3は、検体ラック投入部1からの検体ラックを、分析モジュール5,6,7,8のうち所定の分析モジュールに搬送する。また、搬送ライン3は、分析モジュール5,6,7,8での分析が終了した検体を保持する検体ラックを、検体ラック回収部10に収納するように搬送する。分析モジュール5,6,7,8は、それぞれ、引込線51,61,71,81を有している。
【0020】
検体ラックの搬送ライン3から分析モジュール5,6,7,8に対するそれぞれの搬送は、その検体ラックを引込線51,61,71,81にそれぞれ引き込むことによって行われる。再検査用搬送ライン4は、分析モジュール5,6,7,8のいずれかで分析処理した検体ラックを、再検査が必要である場合や、更に別の分析モジュールで分析する必要のある場合に、搬送ライン3の入り口に戻すためのものである。
【0021】
また、精度管理試料や検体を搭載したラックが搬送される搬送ライン3又は再検査用搬送ライン4に設置されるバッファ91は、搬送ライン3又は再検査用搬送ライン4により搬送される任意の試料を搭載したラックを任意の時間格納する。任意のタイミングにて再びラックを分析モジュールもしくは検体ラック回収部10に対して供給し、更に、精度管理試料や標準液など特定の時間に分析を行う試料を搭載し、分析モジュールに対して供給する事も可能である。
【0022】
検体ラック待機部9は、各分析モジュールで分析された検体を他の分析モジュールで更に分析する場合、各分析モジュールでの分注,分析が終ってから再検査すべきかどうかの判断結果が出るまで一時的に待機させる部分である。
【0023】
分析モジュール5,6,7,8は、それぞれの分析モジュール内の必要な処理のための制御を行う分析モジュール用コンピュータ12,13,14,15を備えている。また、検体ラック投入部1は、検体ラック投入部1,搬送ライン3,再検査用搬送ライン4、バッファ91および検体ラック回収部10内の必要な制御を行うコンピュータ16を備えている。
【0024】
更に、検体ラック待機部9は、検体ラック内の必要な制御を行うコンピュータ17を備えている。分析モジュール用コンピュータ12,13,14,15,16,17およびID読取部2は、全体管理用コンピュータ11に接続されている。コンピュータ11には、更に必要な情報を入力する入出力装置を備えた操作部18および分析結果を表示する表示部19が接続されている。
【0025】
検体ラックによって保持された検体は、検体に関する情報(受付番号,患者氏名,依頼分析項目等)を示す検体IDを有し、また、検体ラックは、ラック番号等のラック識別情報を示すラックIDを有する。検体ラック投入部1に置かれた検体ラックは、搬送ライン3によって搬送されるが、検体ラックが搬送ライン3に移った際に、検体IDや検体ラックIDが、ID読取部2で読み取られ、コンピュータ11に送られる。コンピュータ11は、その情報に基づいて、依頼された分析項目の分析がいずれの分析モジュールで行われるかを決定し、コンピュータ16や決定された分析モジュール用コンピュータ12,…,15にその情報を与える。
【0026】
次に、図2を用いて、本実施形態による分析システムに用いる免疫分析モジュールの構成について説明する。なお、図2においては、図1に示した免疫分析モジュール5を例にして説明するが、免疫分析モジュール6も、同様の構成である。また、図1と同一符号は、同一部分を示している。
【0027】
図2は、本発明の一実施形態による分析システムに用いる免疫分析モジュールの構成を示す平面図である。複数の試薬容器20は、試薬ディスク21上に円状に配列される。試薬ディスク21は、モータにより回転される。複数個の反応容器22は、恒温槽23上に円状に配置される。恒温槽23は、モータにより回転される。恒温槽23の回転動作によって、反応容器22は、反応容器設置位置24から試料分注位置25,試薬分注位置26及び反応液吸引位置27へと移動される。
【0028】
試料分注ピペッタ28は、試料吸引位置29から試料分注位置25に、モータにより移動可能である。検体ラック30が引込線51に引き込まれ、その検体ラックによって保持されて、試料吸引位置29に位置付けられた検体(試料)を試料分注位置25にある反応容器22に分注するときは、試料分注ピペッタ28のノズルの先端に使い捨てチップ31が装着される。
【0029】
試薬分注ピペッタ32は、試薬吸引位置33から試薬分注位置26に移動可能である。シッパ34は、反応液吸引位置27,緩衝液吸引位置35およびフローセル内部用洗浄位置36間で移動可能である。又、シッパ34は、チューブを介して、検出ユニット37内のフローセルまで反応液を送る機能を持っている。
【0030】
チップおよび反応容器移送機構38は、使い捨てチップ31を、チップ保管位置39からチップ装着位置55へ、また、反応容器33を、反応容器保管位置40から反応容器設置位置24へと移送する。試薬分注ピペッタ32およびシッパ34は、それぞれの洗浄位置で自身のノズルを洗浄する。
【0031】
次に、免疫分析モジュール5の動作を説明する。最初に、チップおよび反応容器移送機構38は、使い捨てチップ31をチップ装着位置55へ、また、反応容器22を反応容器設置位置24へ移送する。検体が試料吸引位置29に位置付けられると、試薬ディスク21は、その検体の分析に用いる試薬の入った試薬容器20を試薬吸引位置33に位置付けるように回転する。
【0032】
そして、試料分注ピペッタ28は、ノズルに使い捨てチップ31を装着した後、試料吸引位置29に移動し、試料(検体)を吸引する。試料吸引後、試料分注ピペッタ28は試料分注位置25に移動され、吸引した試料を反応容器22に放出する。その放出後、試料分注ピペッタ28は、チップ廃棄位置41に移動されて、先端のチップは廃棄される。
【0033】
試料が放出された反応容器22は、反応ディスク23の回転により、試薬分注位置26に移動される。試薬分注ピペッタ32は、試薬吸引位置33にある試薬を吸引し、これを試薬分注位置26に移動された反応容器22に放出される。試薬と試料との免疫反応液の入った反応容器22は、一定時間経過後、反応ディスク23の回転により、反応液吸引位置27に移動される。シッパ34は、その反応液を吸引し、さらに、緩衝液吸引位置35に移動して緩衝液を吸引し、チューブを介して検出ユニット37内のフローセルに移す。
【0034】
これによって光学的測定が行われ、免疫分析項目の分析結果が得られる。その後、シッパ34は、フローセル内部用洗浄位置36に移動され、フローセル内部用洗浄液を吸引して、チューブを介してフローセルに流し、フローセルを洗浄する。
【0035】
次に、図3を用いて、本実施形態による分析システムに用いる生化学モジュールの構成について説明する。なお、図3においては、図1に示した生化学分析モジュール7を例にして説明するが、生化学分析モジュール8も、同様の構成である。また、図1と同一符号は、同一部分を示している。
【0036】
図3は、本発明の一実施形態による分析システムに用いる生化学分析モジュールの構成を示す平面図である。
【0037】
生化学モジュール7は、複数の第1の試薬41と第2の試薬42が、それぞれ円状に配列された第1の試薬ディスク43と、第2の試薬ディスク44と、第1および第2の試薬分注ピペッタ45,46とを含む試薬系を備えている。また、試料分注ピペッタ47を含むサンプル系と、恒温槽48からの恒温槽が循環する反応ディスク49上に複数個の反応容器50が配列されている反応系と、多波長光度計52を含む測定系(分析系)とを備えている。
【0038】
検体ラック30が引込線71に引き込まれ、その検体ラックに保持されて、試料吸引位置に位置付けられた検体(試料)は、試料分注ピペッタ47により吸引され、反応ディスク49の反応容器50に試料分注位置において放出される。試料が放出された反応容器50は、反応ディスク49の回転により、第1の試薬分注位置に移動され、そこで、その反応容器50には第1の試薬ディスク43に保持されている第1の試薬41が、第1の試薬ピペッタ45により分注される。
【0039】
第1の試薬が分注された反応容器50は、攪拌位置に移動され、そこで攪拌位置53により試料と第1の試薬との攪拌が行われる。
【0040】
更に、第2の試薬の添加が必要な場合は、攪拌処理済みの反応容器50は、第2の試薬分注位置に移動され、そこで、反応容器50には、第2の試薬ディスク44に保持されている第2の試薬42が第2の試薬ピペッタ46によって分注される。分注済みの反応容器50は、攪拌位置に移動され、そこで、攪拌装置53により反応容器50内の試料,第1の試薬及び第2の試薬の攪拌が行われ、その反応液が生成される。
【0041】
反応液が入った反応容器50は、測定位置に移動され、そこで、多波長光度計52により、反応液の多波長吸光度測定が行われ、生化学分析項目の分析結果が得られる。
【0042】
次に、図4を用いて、本実施形態による自動分析システムにおける試薬が不足した際の待機試薬に交換する処理動作について説明する。なお、以下の説明では、本実施形態による自動分析システムにおいて自動分析処理の実行中に、分析モジュール5の特定試薬の残量が不足し、当該試薬の測定が継続不可能になった場合を例にして説明する。他の分析モジュール6,7,8において試薬の残量が不足し、当該試薬の測定が継続不可能となった時に当該待機試薬へ交換する場合も同様である。
【0043】
図4は、本実施形態による自動分析システムにおける当該使用試薬ボトルが試薬切れ発生時の処理動作を示すフローチャートである。
【0044】
図5は、本発明の一実施形態による分析モジュールの操作部18のCRT上に表示される待機試薬に対する精度管理試料測定の設定例を示す説明図である。
【0045】
ステップ401において、図5の項目選択501にて待機試薬ボトルを選択し、QC推奨設定502にて残テスト数もしくは試薬残量をチェックボックスより選択する。選択後エディットボックス503にて値を決定する。図5では例として、残テスト数を20テストとして設定している。
【0046】
ステップ402において、QC推奨設定値を下回ったときに、設定待機試薬ボトルに対して精度管理試料の測定を自動的に行うか、オペレータが任意のタイミングで手動依頼をするかの設定をラジオボックス504にて行う。自動に設定した場合は、項目選択501に表示する。最後に更新ボタン505を押下して設定が完了する。
【0047】
その後、設定したい待機試薬を選択し、同様の設定を行い、最後に登録ボタン506を押下して設定を終了する。そして、ステップ403において、分析モジュール用コンピュータ12〜15は、分析を実行する。
【0048】
ステップ405にて分析モジュール用コンピュータ12は、分析の途中で各試薬の残量が設定した残テスト数もしくは試薬残量を下回ったか否かを判断する。試薬が設定値以下(本実施例では、残テスト数20テスト)でない場合には、ステップ404に戻り、モジュールでの分析を続行し、試薬が設定値以下(本実施例では、残テスト20テスト)になると、ステップ406に進む。なお、以下の説明では、項目Aの当該使用試薬ボトルが残テスト20テストを下回ったものとする。
【0049】
ステップ406にて分析中に項目Aと同項目の当該使用ボトルが図5画面にて決定した設定値を下回った時、図5の画面の項目A待機試薬に対して、設定値表示501に精度管理測定推奨として、設定値表示部分の色を変えて表示する。
【0050】
その際、ステップ402にてQC測定方法504を自動に設定しておいた場合、バッファ部91に設置されている精度管理試料が、分析モジュール5に対して自動にて搬送され、上記待機試薬ボトルに対して、精度管理試料の測定が行われる。
【0051】
ステップ410にて当該使用試薬ボトルの残量が0になると、ステップ411にて精度管理試料の測定を行った項目Aの待機試薬が当該使用ボトルとなり、項目Aの分析が継続して実施可能になる。
【0052】
なお、ステップ402にてQC測定方法504を手動と設定しておいた場合、ステップ406にて同項目の待機試薬に対して設定値表示506に精度管理試料測定推奨を表示する。また、ステップ412にて、オペレータが任意のタイミングにて上記待機試薬ボトルに対して精度管理試料測定の依頼をすることも可能である。
【0053】
(実施の形態2)次に、図6〜図8を用いて、本発明の異なる実施形態による自動分析システムの構成及び動作について説明する。
【0054】
図6に、自動分析装置の全体構成を示している。間欠回転可能に設けられた反応ディスク101には、透光性材料からなる多数の反応容器120が円周に沿って装着されている。反応容器120は、恒温槽141によって所定の温度(例えば37℃) に維持される。恒温槽141内の流体は、恒温維持装置161により温度調整される。
【0055】
サンプルディスク201上には、血液又は尿のような生体サンプルを収容した多数のサンプルカップ221が載置される。可動アーム241に取り付けられたピペットノズル261は、サンプルディスク201の吸入位置に位置づけられたサンプルカップ221から所定量のサンプルを吸入し、そのサンプルを反応ディスク101上の吐出位置にある反応容器120内に吐出する。
【0056】
試薬保冷庫30A,30B内にそれぞれ配置されている試薬ディスク上には、バーコードの如き試薬識別情報を表示したラベルが貼られた複数の試薬ボトル32A,32Bが載置される。これらの試薬ボトルには、分析装置によって分析され得る分析項目に対応する試薬液が収容されている。各試薬保冷庫30A,30Bに付属されたバーコード読み取り装置は、試薬登録時に、各試薬ボトルの外壁に表示されているバーコードを読み取る。読み取られた試薬情報は、試薬ディスク上のポジションと共に後述するメモリ56に登録される。
【0057】
各試薬分注機構36A,36Bにおける試薬用ピペットノズルは、反応ディスク101上の試薬受け入れ位置に位置付けられる検査項目に応じた試薬ボトルから試薬液を吸入し、該当する反応容器120内へ吐出する。反応容器120内に収容されたサンプルと試薬の混合物は、撹拌機構38A,38Bにより撹拌される。反応容器120の列は、白色光源401と多波長光度計421とによって挟まれた測光位置を通るように回転移動される。各反応容器120内におけるサンプルと試薬との反応液は、反応ディスク101の回転動作中に測光される。サンプル毎に測定されたアナログ信号は、A/D変換器44に入力される。反応ディスク101の近傍に配置されている反応容器洗浄機構180は、使用済みの反応容器120の内部を洗浄することにより、反応容器の繰り返しの使用を可能にする。
【0058】
次に、図6の分析装置における制御系及び信号処理系について簡単に説明する。コンピュータ501は、インターフェース521を介して、サンプル分注制御部281,試薬分注制御部391,A/D変換器441に接続されている。コンピュータ501は、サンプル分注制御部281に対して指令を送り、サンプルの分注動作を制御する。また、コンピュータ501は、試薬分注制御部391に対して指令を送り、試薬の分注動作を制御する。A/D変換器441によってディジタル信号に変換された測光値は、コンピュータ501に取り込まれる。
【0059】
インターフェース521には、印字するためのプリンタ54,記憶装置であるメモリ56やフレキシブル磁気ディスクドライブ58、操作指令等を入力するためのキーボード60,画面表示するためのCRTディスプレイ100が接続されている。画面表示装置としては、CRTディスプレイの他に液晶ディスプレイなどを採用できる。メモリ56は、例えばハードディスクメモリ又は外部メモリにより構成される。メモリ56には、各操作者のパスワード,各画面の表示レベル,分析パラメータ,分析項目依頼内容,キャリブレーション結果,分析結果等の情報が記憶される。
【0060】
次に、図6の自動分析装置におけるサンプルの分析動作を説明する。自動分析装置によって分析可能な項目に関する分析パラメータは、予めキーボード60の如き情報入力装置を介して入力されておリ、メモリ56に記憶されている。操作者は、後述する操作機能画面を用いて各サンプルに依頼されている検査項目を選択する。
【0061】
この際に、患者IDなどの情報もキーボード60から入力される。各サンプルに対して指示された検査項目を分析するために、ピペットノズル261は、分析パラメータにしたがって、サンプルカップ221から反応容器120へ所定量のサンプルを分注する。
【0062】
サンプルを受け入れた反応容器は、反応ディスク101の回転によって移送され、試薬受け入れ位置に停止する。試薬分注機構36A,36Bのピペットノズルは、該当する検査項目の分析パラメータにしたがって、反応容器120に所定量の試薬液を分注する。サンプルと試薬の分注順序は、この例とは逆に、サンプルより試薬が先であってもよい。
【0063】
その後、撹拌機構38A,38Bにより、サンプルと試薬との撹拌が行われ、混合される。この反応容器120が、測光位置を横切る時、多波長光度計421により反応液の吸光度が測光される。測光された吸光度は、A/D変換器441,インターフェース52を経由して、コンピュータ50に取り込まれる。この吸光度は、検査項目毎に指定された分析法により予め測定しておいた検量線に基づき、濃度データに変換される。各検査項目の分析結果としての成分濃度データは、プリンタ54やCRT100の画面に出力される。
【0064】
以上の測定動作が実行される前に、操作者は、分析測定に必要な種々のパラメータの設定や試料の登録を、操作画面を介して行う。また、操作者は、測定後の分析結果をCRT100上の操作画面により確認する。
【0065】
次に、図7を用いて、本実施形態による自動分析システムにおける当該使用試薬ボトルが試薬切れの際に当該試薬ボトルの待機試薬ボトルの精度管理試料測定を実施し、試薬交換を可能にする処理動作について説明する。
【0066】
図7は、本実施形態による自動分析システムにおける当該使用試薬ボトルが試薬切れの際の処理動作を示すフローチャートである。
【0067】
図8は、本発明の一実施形態による分析モジュールの操作部のCRTディスプレイ100に表示される待機試薬に対する精度管理測定の設定例を示す説明図である。
【0068】
ステップ701において、図8の項目選択801にて試薬ボトルを選択し、QC推奨設定802にて残テスト数もしくは試薬残量をチェックボックスより選択する。選択後エディットボックス803にて値を決定する。図8では例として、残テスト数を20テストとして設定している。
【0069】
ステップ702において、QC推奨設定値を下回ったときに、設定待機試薬ボトルに対して精度管理試料の測定を自動にて行う。あるいは、オペレータが任意のタイミングにて手動依頼をするかの設定をラジオボックス804にて行い、自動に設定した場合項目選択801に表示する。
【0070】
最後に更新ボタン805を押下して設定を登録する。その後、設定したい項目を選択し、同様の設定を行い、最後に登録ボタン806を押下して設定を終了する。そして、ステップ703において、分析を実行する。
【0071】
そして、ステップ704にて分析用コンピュータ50は、分析の途中で各試薬の残量が設定した残テスト数もしくは試薬残量を下回ったか否かを判断する。試薬が設定値(本実施例では残テスト20テスト)以下でない場合には、分析を続行し、試薬が設定値(本実施例では残テスト20テスト)以下になると、ステップ705に進む。なお、以下の説明では、試薬Aと同一項目の当該使用試薬ボトルが設定値を下回ったものとする。
【0072】
ステップ706にて分析中に項目Aと同項目の当該使用ボトルが図8画面803にて設定した値を下回った時、図8画面の項目A待機試薬の設定値表示801に精度管理試料測定推奨として、設定値表示部分の色を変えて表示する。
【0073】
ステップ702にて予め精度管理測定実施を自動に設定しておいた場合、ディスクに設置してある精度管理試料を用いて、項目Aに関する待機試薬ボトルの精度管理試料の測定が行われる。
【0074】
ステップ708にて当該使用試薬ボトルの残量が0になると、ステップ709にて精度管理試料の測定を行った項目Aの待機試薬が当該使用ボトルとなり、項目Aの分析が継続して実施可能になる。
【0075】
なお、ステップ702にてQC自動測定を自動に設定しなかった場合には、精度管理試料測定の推奨が画面に表示されたとしても、自動的には精度管理試料測定を行わない。そして、ステップ710にてオペレータが任意のタイミングにて精度管理試料測定の依頼をすることが可能になる。
【0076】
【発明の効果】
本発明によると、複数の同一項目試薬ボトルが設置されている自動分析装置において、当該使用中の試薬切れに伴う試薬ボトル変更が発生する直前に、次に使用する同一項目待機試薬ボトルの精度管理試料測定が可能となり、より信頼性の高い分析が可能になる。加えて精度管理試料の測定を適切なタイミングにて、オペレータの依頼なしに自動で実施可能なため、現使用試薬ボトルの試薬が切れた後に精度管理試料測定を実施する事がなくなり、スループットの低下を招く事なく分析の継続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動分析システムの全体構成を示すシステムブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による分析システムに用いる免疫分析モジュールの構成を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施形態による分析システムに用いる生化学分析モジュールの構成を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施形態による自動分析システムにおける当該使用試薬ボトルが試薬切れの際の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態による待機試薬に対する精度管理測定の設定例を示す説明図である。
【図6】本発明の異なる一実施形態による自動分析装置の全体構成を示す平面図である。
【図7】本発明の異なる一実施形態による自動分析システムにおける当該使用試薬ボトルが試薬切れの際の処理動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の異なる一実施形態による待機試薬に対する精度管理測定の設定例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…検体ラック投入部、2…ID読取部、3…搬送ライン、4…再検査用搬送ライン、5,6,7,8…分析モジュール、9…検体ラック待機部、10…検体ラック回収部、11…全体管理用コンピュータ、12,13,14,15,16,17…分析モジュール用コンピュータ、18…操作部、19…表示部、51,61,71,81…引込線、91…バッファ部。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic analyzer for performing qualitative / quantitative analysis of biological samples such as blood and urine, and more particularly to an automatic analyzer including a method for handling a quality control sample for maintaining quantitativeness of analysis.
[0002]
[Prior art]
In order to maintain the measurement accuracy, the automatic analyzer needs to calibrate the apparatus using a standard sample (calibrator) and a quality control sample (control) whose concentration is known in advance. For example, in a biochemical automatic analyzer that uses the principle of reacting a sample with a reagent and measuring the change in color of the reagent due to the concentration of the target component in the sample as a change in absorbance, a calibration curve showing the relationship between absorbance and concentration is created. To measure the concentration of the unknown sample. In this case, the calibration curve is corrected and the accuracy of the analysis result is controlled by periodically measuring the standard sample and the quality control sample.
[0003]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-65676 (Patent Document 1) discloses that a sample to be analyzed is mounted on a rack, conveyed from a rack input unit to an analysis unit via a conveyance line, and the rack after dispensing is collected by a rack collection unit. Describes an automatic analyzer to be recovered. In the present invention, the standard solution and the quality control sample are made to stand by in the standby unit, and when the number of processed general samples or the elapsed time matches a predetermined condition, the standard solution and the quality control sample are automatically taken out from the standby unit. Perform analysis. According to the present invention, the apparatus can automatically control the quality without requiring the operator of the apparatus to request the measurement of the quality control sample by his own judgment.
[0004]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-171469 (Patent Literature 2) discloses a method of calibrating a standby reagent bottle having the same items as a reagent before starting measurement of a patient sample when performing analysis using the reagent. An automatic analyzer for performing the above is disclosed. According to the present invention, when the number of remaining reagents to be analyzed becomes equal to or less than the set value for a plurality of identical reagent bottles installed in the apparatus, the calibration is recommended for the standby reagent of the same item.
[0005]
According to the present invention, when it is expected that the reagent in the currently used reagent bottle runs out at the start of the analysis of the sample sample, the calibration of the standby reagent bottle of the same item as the reagent used for the measurement is performed. As a result, even if the currently used reagent bottle runs out of reagent during the analysis, the analysis can be continued without performing the calibration measurement, the throughput of the entire apparatus can be improved, and the burden on the operator can be reduced.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-4-65676 (claims)
[Patent Document 2]
JP-A-2000-171469 (abstract)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The need to measure the quality control sample is indispensable from the viewpoint of quality control of the analysis result not only during the periodic control of the analysis precision but also during the replacement of the reagent. The invention described in Patent Literature 1 teaches a method of periodically managing the analysis accuracy, but does not consider the accuracy control at the time of reagent replacement.
[0008]
Further, with the conventional method of measuring the quality control sample after replacing the reagent bottle, the analysis of the general sample cannot be performed for the time required for the measurement of the quality control sample, and there is a possibility that the analysis processing speed may be delayed. In addition, the invention described in Patent Document 2 teaches a method for performing calibration for the same reagent on standby, but it is necessary for an operator to install a calibrator by himself and make a request. Therefore, no consideration has been given to automation, and no consideration has been given to accuracy control immediately after reagent bottle replacement.
[0009]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an automatic analyzer that eliminates the need for an operator to measure a quality control sample immediately after reagent bottle replacement and improves the analysis processing speed.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In an automatic analyzer, when a plurality of identical reagent bottles are installed in one analyzer, if the amount of reagent in the used reagent bottles becomes equal to or less than a set value, the quality control sample measurement for the used reagent bottles in the standby reagent bottle is recommended. Is displayed on the screen. Therefore, when the quality control sample measurement for the standby reagent bottle is set to be automatic, the measurement of the quality control sample for the standby reagent bottle can be automatically executed.
[0011]
In the above description, it is preferable that the recommended range of the quality control measurement for the standby reagent bottle can be set by inputting an arbitrary setting value from the input / output device. Also, preferably, when it is recommended to perform the quality control of the standby reagent bottle, it is possible to set from the input / output device whether to automatically or manually request the quality control measurement for the standby reagent bottle.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0013]
(Embodiment 1) The configuration and operation of an automatic analysis system according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0014]
First, the overall configuration of the automatic analysis system according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a system block diagram showing the overall configuration of an automatic analysis system according to one embodiment of the present invention.
[0015]
The automatic analysis system according to the present embodiment includes a sample rack input unit 1, an ID reading unit 2, a transport line 3 that is a rack transport device, a transport line 4 for re-examination, analysis modules 5, 6, 7, and 8. , A sample rack standby unit 9, a sample rack collection unit 10, and a computer 11 for overall management.
[0016]
The sample rack input section 1 is a section for inputting a plurality of sample racks each holding a plurality of samples (samples). The analysis modules 5, 6, 7, and 8 are arranged along the transport line 3 and are detachably connected to the transport line 3. The number of analysis modules may be arbitrary, and the present embodiment shows a case of four analysis modules. The four analysis modules 5, 6, 7, 8 constitute two analysis units. That is, the first analysis unit is composed of two upstream units of the transport line 3, that is, the analysis modules 5 and 6, and these are the immune analysis modules.
[0017]
The second analysis unit includes two downstream analysis units, that is, biochemical analysis modules 7 and 8. Note that the number of analysis modules constituting the biochemical analysis module is not limited to two, and may be three or more.
[0018]
In this embodiment, the case of the combination of the biochemical analysis module and the immune analysis module is shown, but it may be configured by a combination with another analysis module, for example, a gene analysis module.
[0019]
The transport line 3 transports the sample rack from the sample rack input unit 1 to a predetermined one of the analysis modules 5, 6, 7, and 8. In addition, the transport line 3 transports a sample rack holding a sample that has been analyzed by the analysis modules 5, 6, 7, and 8 so as to be stored in the sample rack collection unit 10. The analysis modules 5, 6, 7, and 8 have service lines 51, 61, 71, and 81, respectively.
[0020]
Each transport of the sample rack from the transport line 3 to the analysis modules 5, 6, 7, 8 is performed by drawing the sample rack into the drop-in lines 51, 61, 71, 81, respectively. The reinspection transport line 4 is used when the sample rack analyzed by one of the analysis modules 5, 6, 7, and 8 needs to be reexamined or analyzed by another analysis module. , For returning to the entrance of the transport line 3.
[0021]
Further, the buffer 91 installed on the transport line 3 or the re-inspection transport line 4 on which the rack on which the quality control sample or the sample is mounted is transported is an arbitrary sample transported by the transport line 3 or the re-inspection transport line 4. Is stored for an arbitrary time. The rack is supplied again to the analysis module or the sample rack collection unit 10 at an arbitrary timing, and a sample to be analyzed at a specific time, such as a quality control sample or a standard solution, is mounted and supplied to the analysis module. Things are also possible.
[0022]
When the sample analyzed by each analysis module is further analyzed by another analysis module, the sample rack standby unit 9 waits until a determination result as to whether or not to retest after the dispensing and analysis in each analysis module is completed. This is the part that temporarily waits.
[0023]
The analysis modules 5, 6, 7, and 8 are provided with analysis module computers 12, 13, 14, and 15, which perform control for necessary processing in each analysis module. The sample rack input unit 1 includes a sample rack input unit 1, a transport line 3, a transport line 4 for re-examination, a buffer 91, and a computer 16 for performing necessary control in the sample rack collecting unit 10.
[0024]
Further, the sample rack standby section 9 includes a computer 17 for performing necessary control in the sample rack. The analysis module computers 12, 13, 14, 15, 16, 17 and the ID reading unit 2 are connected to the overall management computer 11. The computer 11 is further connected to an operation unit 18 having an input / output device for inputting necessary information and a display unit 19 for displaying an analysis result.
[0025]
The sample held by the sample rack has a sample ID indicating information regarding the sample (reception number, patient name, requested analysis item, etc.), and the sample rack has a rack ID indicating rack identification information such as a rack number. Have. The sample rack placed in the sample rack input unit 1 is transported by the transport line 3. When the sample rack moves to the transport line 3, the sample ID and the sample rack ID are read by the ID reading unit 2, It is sent to the computer 11. The computer 11 determines which analysis module performs the analysis of the requested analysis item based on the information, and provides the information to the computer 16 and the determined analysis module computers 12,. .
[0026]
Next, the configuration of the immune analysis module used in the analysis system according to the present embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 2, the immunity analysis module 5 shown in FIG. 1 will be described as an example, but the immunity analysis module 6 has the same configuration. The same reference numerals as those in FIG. 1 indicate the same parts.
[0027]
FIG. 2 is a plan view showing the configuration of the immune analysis module used in the analysis system according to one embodiment of the present invention. The plurality of reagent containers 20 are arranged in a circle on the reagent disk 21. The reagent disk 21 is rotated by a motor. The plurality of reaction vessels 22 are arranged in a circle on a thermostat 23. The constant temperature bath 23 is rotated by a motor. The reaction vessel 22 is moved from the reaction vessel installation position 24 to the sample dispensing position 25, the reagent dispensing position 26, and the reaction liquid suction position 27 by the rotating operation of the thermostat 23.
[0028]
The sample dispensing pipetter 28 can be moved from a sample suction position 29 to a sample dispensing position 25 by a motor. When the sample rack 30 is drawn into the drop line 51 and held by the sample rack, and the sample (sample) positioned at the sample suction position 29 is dispensed to the reaction container 22 at the sample dispensing position 25, the sample rack is dispensed. The disposable tip 31 is attached to the tip of the nozzle of the pipettor 28.
[0029]
The reagent dispensing pipetter 32 is movable from the reagent suction position 33 to the reagent dispensing position 26. The sipper 34 is movable between a reaction solution suction position 27, a buffer solution suction position 35, and a flow cell internal washing position 36. Further, the shipper 34 has a function of sending a reaction solution to a flow cell in the detection unit 37 via a tube.
[0030]
The tip and reaction container transfer mechanism 38 transfers the disposable tip 31 from the tip storage position 39 to the tip mounting position 55 and transfers the reaction container 33 from the reaction container storage position 40 to the reaction container installation position 24. The reagent dispensing pipetter 32 and the shipper 34 clean their own nozzles at the respective cleaning positions.
[0031]
Next, the operation of the immune analysis module 5 will be described. First, the tip and reaction container transfer mechanism 38 transfers the disposable tip 31 to the tip mounting position 55 and the reaction container 22 to the reaction container installation position 24. When the sample is positioned at the sample suction position 29, the reagent disk 21 rotates so as to position the reagent container 20 containing the reagent used for analyzing the sample at the reagent suction position 33.
[0032]
Then, after attaching the disposable tip 31 to the nozzle, the sample dispensing pipetter 28 moves to the sample suction position 29 and sucks the sample (sample). After aspirating the sample, the sample dispensing pipetter 28 is moved to the sample dispensing position 25 and discharges the sucked sample into the reaction container 22. After the ejection, the sample dispensing pipetter 28 is moved to the tip discarding position 41, and the tip at the tip is discarded.
[0033]
The reaction container 22 from which the sample has been released is moved to the reagent dispensing position 26 by the rotation of the reaction disk 23. The reagent dispensing pipetter 32 sucks the reagent at the reagent suction position 33 and discharges it to the reaction container 22 moved to the reagent dispensing position 26. The reaction vessel 22 containing the immunoreaction liquid of the reagent and the sample is moved to the reaction liquid suction position 27 by rotation of the reaction disk 23 after a certain period of time. The sipper 34 sucks the reaction solution, moves to a buffer solution suction position 35 to suck the buffer solution, and transfers the buffer solution to a flow cell in the detection unit 37 via a tube.
[0034]
Thus, the optical measurement is performed, and the analysis result of the immunological analysis item is obtained. Thereafter, the shipper 34 is moved to the flow cell internal cleaning position 36, sucks the flow cell internal cleaning liquid, flows through the tube through the tube, and cleans the flow cell.
[0035]
Next, the configuration of the biochemical module used in the analysis system according to the present embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 3, the biochemical analysis module 7 shown in FIG. 1 will be described as an example, but the biochemical analysis module 8 has the same configuration. The same reference numerals as those in FIG. 1 indicate the same parts.
[0036]
FIG. 3 is a plan view showing the configuration of the biochemical analysis module used in the analysis system according to one embodiment of the present invention.
[0037]
The biochemical module 7 includes a first reagent disk 43, a second reagent disk 44 in which a plurality of first reagents 41 and second reagents 42 are respectively arranged in a circle, and a first and a second reagent disks. A reagent system including reagent dispensing pipettes 45 and 46 is provided. It also includes a sample system including a sample dispensing pipetter 47, a reaction system in which a plurality of reaction vessels 50 are arranged on a reaction disk 49 in which a thermostat from a thermostat 48 circulates, and a multi-wavelength photometer 52. A measurement system (analysis system).
[0038]
The sample rack 30 is drawn into the drop wire 71, and the sample (sample) held at the sample rack and positioned at the sample suction position is aspirated by the sample dispensing pipetter 47, and is transferred to the reaction container 50 of the reaction disk 49. Released at the injection position. The reaction container 50 from which the sample has been released is moved to the first reagent dispensing position by the rotation of the reaction disk 49, where the reaction container 50 holds the first reagent disc 43 held by the first reagent disk 43. Reagent 41 is dispensed by first reagent pipettor 45.
[0039]
The reaction container 50 into which the first reagent has been dispensed is moved to the stirring position, where the sample and the first reagent are stirred by the stirring position 53.
[0040]
Further, when it is necessary to add the second reagent, the stirred reaction container 50 is moved to the second reagent dispensing position, where it is held on the second reagent disk 44. The used second reagent 42 is dispensed by the second reagent pipetter 46. The dispensed reaction vessel 50 is moved to the stirring position, where the sample, the first reagent, and the second reagent in the reaction vessel 50 are stirred by the stirring device 53, and the reaction liquid is generated. .
[0041]
The reaction container 50 containing the reaction solution is moved to a measurement position, where the multi-wavelength photometer 52 measures the multi-wavelength absorbance of the reaction solution, and obtains the analysis result of the biochemical analysis item.
[0042]
Next, the processing operation of replacing the reagent with the standby reagent when the reagent runs short in the automatic analysis system according to the present embodiment will be described with reference to FIG. In the following description, an example will be described in which the automatic analysis system according to the present embodiment is running the automatic analysis process, and the remaining amount of the specific reagent in the analysis module 5 is insufficient, so that the measurement of the reagent cannot be continued. This will be explained. The same applies to a case where the remaining reagents are insufficient in the other analysis modules 6, 7, and 8, and the measurement of the reagent cannot be continued.
[0043]
FIG. 4 is a flowchart showing a processing operation when the used reagent bottle runs out of reagent in the automatic analysis system according to the present embodiment.
[0044]
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a setting example of quality control sample measurement for a standby reagent displayed on the CRT of the operation unit 18 of the analysis module according to one embodiment of the present invention.
[0045]
In step 401, a standby reagent bottle is selected in the item selection 501 in FIG. 5, and the number of remaining tests or the remaining amount of the reagent is selected from the check box in the QC recommendation setting 502. After selection, the value is determined in the edit box 503. In FIG. 5, as an example, the number of remaining tests is set to 20 tests.
[0046]
In step 402, when the QC value falls below the recommended setting value, the radio box 504 is used to set whether to automatically measure the quality control sample for the set standby reagent bottle or to manually request the operator at an arbitrary timing. Perform at If it is set to automatic, it is displayed in the item selection 501. Finally, an update button 505 is pressed to complete the setting.
[0047]
After that, a standby reagent to be set is selected, the same setting is performed, and finally the registration button 506 is pressed to complete the setting. Then, in step 403, the analysis module computers 12 to 15 execute the analysis.
[0048]
In step 405, the analysis module computer 12 determines whether the remaining amount of each reagent is less than the set remaining test number or the remaining amount of the reagent during the analysis. If the reagent is not equal to or less than the set value (in the present embodiment, the number of remaining tests is 20), the process returns to step 404 to continue the analysis in the module, and the reagent is equal to or less than the set value (in this embodiment, the remaining test is 20 tests). ), The process proceeds to step 406. In the following description, it is assumed that the used reagent bottle of item A falls below the remaining test 20 tests.
[0049]
When the used bottle of the same item as the item A falls below the set value determined on the screen in FIG. 5 during the analysis in step 406, the accuracy is displayed on the set value display 501 for the standby reagent of the item A on the screen of FIG. 5. Change the color of the set value display part and display it as recommended for management measurement.
[0050]
At this time, if the QC measurement method 504 is set to automatic in step 402, the quality control sample installed in the buffer unit 91 is automatically conveyed to the analysis module 5, and the standby reagent bottle is set. , The quality control sample is measured.
[0051]
When the remaining amount of the used reagent bottle becomes 0 in step 410, the standby reagent of item A for which the quality control sample was measured in step 411 becomes the used bottle, and the analysis of item A can be continuously performed. Become.
[0052]
If the QC measurement method 504 has been set to manual in step 402, the quality control sample measurement recommendation is displayed on the set value display 506 for the standby reagent of the same item in step 406. In step 412, the operator can request the standby reagent bottle to perform quality control sample measurement at an arbitrary timing.
[0053]
(Embodiment 2) Next, the configuration and operation of an automatic analysis system according to a different embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0054]
FIG. 6 shows the entire configuration of the automatic analyzer. A large number of reaction vessels 120 made of a translucent material are mounted on the reaction disk 101 provided intermittently rotatable along the circumference. The reaction vessel 120 is maintained at a predetermined temperature (for example, 37 ° C.) by a thermostat 141. The temperature of the fluid in the thermostat 141 is adjusted by the thermostat 161.
[0055]
A large number of sample cups 221 containing a biological sample such as blood or urine are placed on the sample disk 201. The pipette nozzle 261 attached to the movable arm 241 sucks a predetermined amount of sample from the sample cup 221 positioned at the suction position of the sample disk 201, and transfers the sample to the inside of the reaction vessel 120 at the discharge position on the reaction disk 101. To be discharged.
[0056]
A plurality of reagent bottles 32A, 32B each having a label indicating reagent identification information, such as a barcode, are placed on the reagent disks arranged in the reagent cool boxes 30A, 30B, respectively. These reagent bottles contain reagent solutions corresponding to analysis items that can be analyzed by the analyzer. The bar code reading device attached to each of the reagent cool boxes 30A and 30B reads the bar code displayed on the outer wall of each reagent bottle at the time of reagent registration. The read reagent information is registered in a memory 56 described later together with the position on the reagent disk.
[0057]
The reagent pipette nozzle in each of the reagent dispensing mechanisms 36A and 36B draws a reagent solution from a reagent bottle corresponding to a test item positioned at a reagent receiving position on the reaction disk 101 and discharges the reagent solution into the corresponding reaction container 120. The mixture of the sample and the reagent contained in the reaction vessel 120 is stirred by the stirring mechanisms 38A and 38B. The row of the reaction vessels 120 is rotated so as to pass through a photometry position sandwiched between the white light source 401 and the multi-wavelength photometer 421. The reaction liquid between the sample and the reagent in each reaction container 120 is measured during the rotation of the reaction disk 101. The analog signal measured for each sample is input to the A / D converter 44. The reaction vessel cleaning mechanism 180 disposed near the reaction disk 101 cleans the inside of the used reaction vessel 120, thereby enabling the reaction vessel to be used repeatedly.
[0058]
Next, a control system and a signal processing system in the analyzer of FIG. 6 will be briefly described. The computer 501 is connected to the sample dispensing control unit 281, the reagent dispensing control unit 391, and the A / D converter 441 via the interface 521. The computer 501 sends a command to the sample dispensing control unit 281 to control the sample dispensing operation. Further, the computer 501 sends a command to the reagent dispensing control section 391 to control the reagent dispensing operation. The photometric value converted into a digital signal by the A / D converter 441 is taken into the computer 501.
[0059]
The interface 521 is connected to a printer 54 for printing, a memory 56 as a storage device, a flexible magnetic disk drive 58, a keyboard 60 for inputting operation commands and the like, and a CRT display 100 for screen display. As the screen display device, a liquid crystal display or the like can be adopted in addition to the CRT display. The memory 56 is composed of, for example, a hard disk memory or an external memory. The memory 56 stores information such as the password of each operator, the display level of each screen, analysis parameters, analysis item request contents, calibration results, and analysis results.
[0060]
Next, the analysis operation of the sample in the automatic analyzer of FIG. 6 will be described. Analysis parameters relating to items that can be analyzed by the automatic analyzer are input in advance via an information input device such as a keyboard 60 and stored in the memory 56. The operator selects an inspection item requested for each sample using an operation function screen described later.
[0061]
At this time, information such as a patient ID is also input from the keyboard 60. In order to analyze the test item designated for each sample, the pipette nozzle 261 dispense a predetermined amount of sample from the sample cup 221 to the reaction container 120 according to the analysis parameters.
[0062]
The reaction container having received the sample is transferred by the rotation of the reaction disk 101 and stops at the reagent receiving position. The pipette nozzles of the reagent dispensing mechanisms 36A and 36B dispense a predetermined amount of the reagent solution into the reaction container 120 according to the analysis parameters of the corresponding test item. Contrary to this example, the dispensing order of the sample and the reagent may be such that the reagent precedes the sample.
[0063]
Thereafter, the sample and the reagent are stirred by the stirring mechanisms 38A and 38B, and mixed. When the reaction vessel 120 crosses the photometric position, the multi-wavelength photometer 421 measures the absorbance of the reaction solution. The measured absorbance is taken into the computer 50 via the A / D converter 441 and the interface 52. This absorbance is converted into concentration data based on a calibration curve measured in advance by an analysis method specified for each test item. The component concentration data as the analysis result of each inspection item is output to the screen of the printer 54 or the CRT 100.
[0064]
Before the above-described measurement operation is performed, the operator sets various parameters necessary for analysis and measurement and registers a sample via the operation screen. The operator confirms the analysis result after the measurement on the operation screen on the CRT 100.
[0065]
Next, referring to FIG. 7, in the automatic analysis system according to the present embodiment, when the used reagent bottle is out of reagent, the quality control sample measurement of the standby reagent bottle of the reagent bottle is performed, and the reagent can be replaced. The operation will be described.
[0066]
FIG. 7 is a flowchart showing the processing operation when the used reagent bottle runs out of reagent in the automatic analysis system according to the present embodiment.
[0067]
FIG. 8 is an explanatory diagram showing a setting example of the quality control measurement for the standby reagent displayed on the CRT display 100 of the operation unit of the analysis module according to the embodiment of the present invention.
[0068]
In step 701, a reagent bottle is selected in the item selection 801 of FIG. 8, and the number of remaining tests or the remaining amount of the reagent is selected from the check box in the QC recommended setting 802. After selection, the value is determined in the edit box 803. In FIG. 8, as an example, the number of remaining tests is set to 20 tests.
[0069]
In step 702, when the value is lower than the recommended QC set value, the quality control sample is automatically measured for the set standby reagent bottle. Alternatively, a setting as to whether the operator makes a manual request at an arbitrary timing is made in the radio box 804, and when the setting is made automatically, it is displayed in the item selection 801.
[0070]
Finally, an update button 805 is pressed to register the settings. Thereafter, an item to be set is selected, the same setting is performed, and finally, a registration button 806 is pressed to end the setting. Then, in step 703, the analysis is performed.
[0071]
Then, in step 704, the analysis computer 50 determines whether the remaining amount of each reagent is less than the set remaining test number or the remaining amount of the reagent during the analysis. If the reagent is less than the set value (20 tests remaining in this embodiment), the analysis is continued, and if the reagent becomes less than the set value (20 tests remaining in this embodiment), the process proceeds to step 705. In the following description, it is assumed that the used reagent bottle of the same item as the reagent A has fallen below the set value.
[0072]
When the used bottle of the same item as the item A falls below the value set on the screen 803 in FIG. 8 during the analysis in step 706, the quality control sample measurement is recommended in the set value display 801 of the standby reagent of the item A on the screen of FIG. The color of the set value display portion is changed and displayed.
[0073]
If the execution of the quality control measurement is previously set to automatic in step 702, the quality control sample of the standby reagent bottle related to item A is measured using the quality control sample set on the disk.
[0074]
When the remaining amount of the used reagent bottle becomes 0 in step 708, the standby reagent of item A for which the quality control sample was measured in step 709 becomes the used bottle, and the analysis of item A can be continuously performed. Become.
[0075]
If the automatic QC measurement is not set to automatic in step 702, the quality control sample measurement is not automatically performed even if the recommendation of the quality control sample measurement is displayed on the screen. Then, in step 710, the operator can request the quality control sample measurement at an arbitrary timing.
[0076]
【The invention's effect】
According to the present invention, in an automatic analyzer in which a plurality of reagent bottles of the same item are installed, immediately before the change of the reagent bottle due to the running out of the reagent in use, the accuracy management of the same item standby reagent bottle to be used next time is performed. Sample measurement becomes possible, and more reliable analysis becomes possible. In addition, the quality control sample can be measured automatically at the appropriate timing and without the operator's request. Therefore, the quality control sample measurement is not performed after the reagent in the currently used reagent bottle runs out, and the throughput is reduced. It is possible to continue the analysis without inducing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system block diagram showing an overall configuration of an automatic analysis system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a configuration of an immune analysis module used in the analysis system according to one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view showing a configuration of a biochemical analysis module used in the analysis system according to one embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing a processing operation when the used reagent bottle runs out of reagent in the automatic analysis system according to one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a setting example of quality control measurement for a standby reagent according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a plan view showing an overall configuration of an automatic analyzer according to another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a flowchart showing a processing operation when the used reagent bottle runs out of reagent in the automatic analysis system according to another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing a setting example of quality control measurement for a standby reagent according to another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Sample rack input part, 2 ... ID reading part, 3 ... Conveyance line, 4 ... Conveyance line for reexamination, 5, 6, 7, 8 ... Analysis module, 9 ... Sample rack standby part, 10 ... Sample rack collection part , 11: Computer for overall management, 12, 13, 14, 15, 16, 17: Computer for analysis module, 18: Operation unit, 19: Display unit, 51, 61, 71, 81: Drop-in line, 91: Buffer unit.

Claims (5)

生体サンプルを分析する分析ユニットと、上記サンプルを有するラックを設置するラック投入口と、上記ラック投入口に供給された検体ラックを上記分析ユニットに搬送するラック搬送装置と、精度管理試料を設置したラックを格納可能なバッファを有し、複数の同一試薬ボトルを1分析ユニットに設置する際、当該使用試薬ボトルの試薬量が設定値以下になった時、上記バッファに設置してある精度管理試料を上記分析ユニットに供給して、該使用試薬ボトルの待機試薬ボトルに関して精度管理試料の測定を可能としたことを特徴とする自動分析装置。An analysis unit for analyzing a biological sample, a rack input port for installing a rack having the sample, a rack transport device for transporting the sample rack supplied to the rack input port to the analysis unit, and a quality control sample were installed. When a plurality of identical reagent bottles are installed in one analysis unit and the amount of reagents of the used reagent bottles becomes equal to or less than a set value, a quality control sample installed in the buffer is provided. Is supplied to the analysis unit to enable measurement of the quality control sample for the standby reagent bottle of the used reagent bottle. 生体サンプルを収納する試料容器と、精度管理試料を収納する収納部を有し、複数の同一試薬ボトルを収納部に設置する際、当該使用試薬ボトルの試薬量が設定値以下になった時、当該使用試薬ボトルの待機試薬ボトルに関して精度管理試料の測定を可能としたことを特徴とする自動分析装置。A sample container for storing a biological sample, and a storage unit for storing a quality control sample, when a plurality of the same reagent bottles are installed in the storage unit, when the reagent amount of the used reagent bottle becomes equal to or less than a set value, An automatic analyzer, wherein a quality control sample can be measured for a standby reagent bottle of the used reagent bottle. 請求項1又は2記載の自動分析装置において、当該使用試薬ボトルの待機試薬ボトルに対して精度管理試料の測定が推奨された際に、入出力装置の画面にその旨を表示する手段を有することを特徴とする自動分析装置。3. The automatic analyzer according to claim 1, further comprising means for displaying a message on the screen of the input / output device when the measurement of the quality control sample is recommended for the standby reagent bottle of the used reagent bottle. An automatic analyzer characterized by the following. 請求項1又は2記載の自動分析装置において、事前に自動的に精度管理試料測定を行うか、手動にて精度管理試料測定の依頼を行うかを、入出力装置より設定可能であることを特徴とする自動分析装置。3. The automatic analyzer according to claim 1, wherein whether the quality control sample measurement is automatically performed in advance or the quality control sample measurement request is manually performed can be set from an input / output device. Automatic analyzer. 請求項1又は2記載の自動分析装置において、待機試薬ボトルに対する精度管理測定の推奨依頼範囲を、入出力装置より任意に設定可能であることを特徴とする自動分析装置。3. The automatic analyzer according to claim 1, wherein the recommended request range of the quality control measurement for the standby reagent bottle can be arbitrarily set by the input / output device.
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