JP2004270687A - エンジンシリンダバルブを作動する流体力アクチュエータ - Google Patents

エンジンシリンダバルブを作動する流体力アクチュエータ Download PDF

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Abstract

【課題】
内燃エンジンのシリンダ用の吸気又は排気バルブを作動する流体力アクチュエータを提供する。
【解決手段】
駆動ピストンはエンジンシリンダバルブを開閉するように作動可能に接続さされるようにされる。電気的に駆動される操作装置は、駆動ピストンへの流体の流れ及び駆動ピストンからの流体の流れを制御するバルブスプールを動かす。フィードバック機構は、バルブスプールに結合され、そして駆動ピストンへも駆動ピストンからも流体が流れない位置にバルブスプールを動かすことにより駆動ピストンの動きに応動する。フィードバック機構は、駆動ピストンに加えられる流体圧力の変動に関係なしに操作装置に加えられる電流の大きさに流体力アクチュエータのストロークが比例するのを確実にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体力アクチュエータに、そして特に内燃エンジンのシリンダ用の吸気又は排気バルブを作動する流体力アクチュエータに関するものである。
内燃エンジンは、クランク軸に接続されるピストンを含む多数のシリンダを備えている。各シリンダには、シリンダへの空気の流れ及びシリンダからの排気ガスの流れを制御する二つ以上のバルブが設けられている。典型的には、シリンダバルブはカム軸によって制御され、カム軸は、エンジンのクランク軸と共に回転するように機械的に接続されていた。クランク軸は歯車、チェーン又はベルトによってカム軸に結合され、それによりクランク軸及びカム軸は一致して回転する。重要な点として、各シリンダ内の燃焼サイクル中の適切なタイミングでバルブは開閉する。今まで、このタイミング関係は、クランク軸とカム軸との機械的継手によって固定されていた。
カム軸のタイミングの設定には往々にして、全てのエンジン動作速度及び状態において最良の総合動作が得られるように妥協が取り入れられてきた。しかし、バルブのタイミングがエンジン速度、エンジン負荷及びその他のファクタの関数として変化する場合に、最適なエンジン性能を得ることができると認識されてきた。
自動車における傾向として、エレクトロニクス及びマイクロコンピュータ制御システムの使用が増大する方向に向っている。これは特に、多くの機械的構成要素に代わってマイクロコンピュータで制御される電気的に作動する装置が用いられるエンジンを制御することに関して当てはまる。この傾向により、任意の所定ポイント及び時点で生じる動作状態に基いて最適なエンジンバルブタイミングを決めることが可能となってきた。該最適タイミングは、各シリンダの吸気及び排気バルブを開閉する電気制御式機構を作動するのに使用できる。
この機能のための典型的な機構では、それぞれの吸気バルブ又は排気バルブを作動するのに別個の流体力アクチュエータを使用している。シリンダバルブのステムに取付けられたピストンは、シリンダバルブを動かす制御流体によって駆動される。エンジン用の既存の潤滑油はしばしば制御流体として用いられ、別個のポンプは普通のオイルポンプより高い圧力でかかるオイルを供給する。エンジンコンピュータで作動されるソレノイドバルブは、シリンダバルブへの制御流体の流れ及びシリンダバルブからの制御流体の流れを制御する。従って、ソレノイドアクチュエータはエンジンバルブを直接駆動せずに、エンジンバルブを動かす比較的高い圧力の流体を制御するバルブ部材を駆動する。これにより、ソレノイドだけでシリンダバルブを動かす力を供給しなければならない場合より小さなソレノイドアクチュエータを使用できるようになる。
エンジンシリンダバルブを作動する流体力アクチュエータはエンジンシリンダバルブを開閉状態に動かす駆動ピストンを有している。流体力バルブは、駆動ピストン、第1の圧力で流体を移送する第1の通路及び第1の圧力より低い第2の圧力で流体を移送する第2の通路と流体連通している。例えば、第2の通路はエンジンの流体リザーバに接続され得る。流体力バルブは、第1の位置では第1の通路と駆動ピストンとの間に流体を流してエンジンシリンダバルブを開放させ、第2の位置では第2の通路と駆動ピストンとの間に流体を流してエンジンシリンダバルブを閉成させるバルブスプールを備えている。
電気的に駆動されるソレノイドのような操作装置は、バルブスプールを第1の位置及び第2の位置へ動かすように作動可能に結合される。フィードバック機構は、バルブスプールに結合される。フィードバック機構は、第1の通路も第2の通路も駆動ピストンと流体連通しない第3の位置へバルブスプールを動かすことによって駆動ピストンの動きに応動する。フィードバック機構は、第1の通路における圧力の変動に関係なしに操作装置に加えられる電流の大きさに流体力アクチュエータのストロークが比例するのを確実にする。
流体力アクチュエータの一つの実施の形態では、フィードバック機構は、駆動ピストンの動きにより生じる流体圧に応じて動くフィードバックピストンを備えている。フィードバックばねはバルブスプールと駆動ピストンとの間にのびている。別の実施の形態では、駆動ピストンは、バルブスプールと共に共通のボア内で摺動し、またフィードバック機構は、バルブスプールと駆動ピストンとの間にのびるフィードバックばねを備えている。
図1を参照すると、内燃エンジンのシリンダヘッド12には第1のボア28が設けられ、この第1のボア28内にエンジンシリンダバルブ22のステム20がのびている。バルブステム20のまわりにはコイル型のバルブばね24が同心に配置され、バルブばね24の一端はシリンダヘッド12の表面に係合し、他端はバルブステムに固定された保持リング26に係合している。バルブばね24はシリンダヘッドを通る吸気又は排気通路21に形成された座に対してエンジンシリンダバルブ22を図示閉成状態に偏倚する。
エンジンシリンダバルブ22は流体力アクチュエータ10によって作動され、流体力アクチュエータ10は流体力バルブ16を備え、流体力バルブ16は駆動ピストン18に加圧エンジンオイルを供給するようにソレノイド操作装置14によって開閉される。駆動ピストン18は第1のボア28内で往復摺動し、第1のボア28はバルブステム20から離れた駆動ピストンの側に駆動チャンバ30を形成している。駆動ピストン18はシリンダバルブステム20に当接している。駆動ピストンのヘッドは、駆動チャンバ30から離れたピストンヘッド32の側において第1のボア28内にセンサーチャンバ34を画定している。
シリンダヘッド12には第2のボア29が設けられている。ピストン通路31は第1のボア28の駆動チャンバ30を第2のボア29に接続し、そしてフィードバック通路33はセンサーチャンバ34から第2のボア29へのびている。高圧通路13、低圧通路17及びタンク通路15はシリンダヘッド12を通って第2のボア29内へのびている。低圧通路17は、エンジン構成要素を潤滑するオイルを供給する標準の油ポンプの出力に接続されている。高圧通路13は別のポンプに接続され、そして標準の油ポンプで発生される圧力に比較して高い圧力のエンジンオイルを受ける。タンク通路15はエンジンのオイルリザーバまでのびている。図示した流体力エンジンバルブアクチュエータ10はシリンダヘッド12におけるボア内に一体に設けられているが、アクチュエータ全体用にすなわちソレノイド操作装置14及び流体力バルブ16の構成要素用に別個のエンクロージャを設けてもよい。後者の場合には、シリンダヘッド及び該エンクロージャは組合わされて流体力エンジンバルブアクチュエータのハウジングを形成する。
ソレノイド操作装置14及び流体力バルブ16は一つの組立体に構成され、この組立体はシリンダヘッド12における第2のボア内に挿置される。ソレノイド操作装置14は、電磁コイル40をプラスチックのような非磁性材料の環状巻枠42に巻いた従来構造のものである。アーマチャア44は巻枠42の中心開口内に可動に受けられ、そしてアーマチャア軸46に固定されている。アーマチャアばね48はアーマチャア軸46を流体力バルブ16に向って偏倚させる。
流体力バルブ16は円筒状スプール50を備え、この円筒状スプール50はバルブスリーブ51における円形ボア53内を摺動する。バルブスリーブ51はシリンダヘッド12の第2のボア29内に受けられ、そしてソレノイド操作装置14に装着されている。バルブスリーブ51における高圧ポート60は、シリンダヘッド12における高圧通路13とボア53との間に通路を形成している。バルブスリーブ51におけるタンクポート62はボア53とタンク通路15との間に通路を形成している。また、バルブスリーブ51はピストンポート64を備え、ピストンポート64は、スリーブボア53と駆動チャンバ30に通じるピストン通路31との間に通路を形成している。バルブスプール50にはその外表面に環状ノッチ52を備え、また対向間に長手方向にのびる開口54を備えている。バルブスプール50の一端部はアーマチャア軸46の内方端部に係合し、またバルブスプール50の他端部はフィードバックばね56に当接し、このフィードバックばね56はスプールをアーマチャア軸に対して偏倚させている。フィードバックばね56はまたフィードバックピストン58に当接し、フィードバックピストン58は保持リング59によってバルブスリーブ51のボア53内に摺動可能に保持されている。
図1ではエンジンシリンダバルブ22は閉成状態で示されており、ソレノイド操作装置14は消勢されている。この状態において、アーマチャアばね48による力に比較して強いフィードバックばね56による力の作用でスプール50は、高圧ポート60を閉鎖し高圧通路13からのオイルの実質的な流れを阻止する位置に押される。この閉成状態では、バルブを通してオイルがなおある程度漏れることはある。スプール50がこの位置にあると、駆動チャンバ30からピストン通路31及びバルブスリーブボア53を通ってタンク通路15への流体路が開放される。タンク通路は実質的に大気圧であるので、駆動チャンバ30内の圧力は解放され、それによりバルブばね24の作用でエンジンシリンダバルブ22は吸気又は排気通路21に形成された座に対して押圧され、それによってシリンダバルブは閉成する。
図2を参照すると、ソレノイドコイル40に電流を流すことによりソレノイド操作装置14が作動されると、アーマチャア44及び取付けられたアーマチャア軸46はバルブスプール50に向って強制される。アーマチャア軸46が加える力は、ソレノイドコイル40に供給する電流の大きさに直接関連する。従って、オイルの流れ及びエンジンシリンダバルブの開閉度合いは、電流の変化率を制御することにより自由に変えることができる。ソレノイド操作装置14の力はフィードバックばね56による力に打ち勝ち、それにより、スプール50は、環状ノッチ52が高圧通路13とピストン通路31の間に流体路を形成する位置へ動く。この作用により、高圧オイルが駆動チャンバ30に供給され、駆動ピストン18はバルブステム20を押圧するように駆動される。その結果、エンジンシリンダバルブ22は、シリンダヘッド12における座から離れる方向に強制され、それにより吸気又は排気通路21は開放する。
スプール50を通る開口54はバルブスプールの対向側におけるスリーブボア53の部分間に通路を形成する。この通路は、エンジンオイルがバルブスプールの一側から他側へ開口54を通って流れることができるので、バルブスプール50の動きを促進させ、それによりスリーブボア53内のスプールの摺動に対する抵抗すなわち圧力の不平衡を除去する。
図3を参照すると、センサーチャンバ34、フィードバック通路33、フィードバックチャンバ70、フィードバックピストン58、及びフィードバックばね56はフィードバック機構を備え、このフィードバック機構により流体力アクチュエータ10のストロークが高圧通路13内の圧力の変動に関係なく、ソレノイド操作装置14に加えられる電流の大きさに比例することを確実にしている。駆動ピストン18が下方向へ動く際に、エンジンシリンダバルブ22は開放し、センサーチャンバ34は図1の消勢したアクチュエータと比較すると明らかなように、容積が小さくなる。駆動ピストン18のこの動きにより、センサーチャンバ34内に存在していたオイルはフィードバック通路33を通って第2のボア29の最内方部分におけるフィードバックチャンバ70へ押し進められる。低圧通路17内の第1のチェックバルブ72はフィードバックチャンバ70からの流体の流れを阻止する。その結果、フィードバックチャンバ70内の圧力は増大し、流体力バルブ16のフィードバックピストン58をバルブスリーブ51内へさらに押し進める。フィードバックピストン58のこの動きにより、フィードバックピストン56は圧縮され、それにより、ソレノイド操作装置14及びアーマチャアばね48により反対方向に作用する力に抗する大きな力がスプール50に作用する。この状態において、フィードバックチャンバ70内の圧力は、フィードバックばね50によって作用する力がソレノイド操作装置14によって作用する力と釣合い、それでスプール50の一端におけるランドが流体力バルブ16のピストンポート64を横切ってのびこのピストンポート64を閉じるようになる。その結果、圧力は、駆動チャンバ30内に保持され、それにより、エンジンシリンダバルブ22を開放状態に維持する。フィードバック力の大きさは、ソレノイド操作装置14に給電した電流の大きさ及び相応して駆動チャンバ30内のオイル圧力に直接関係する。すなわち、駆動チャンバ30内のオイル圧力が高くなればなるほど、駆動ピストン32は大きく動き、従ってフィードバック回路すなわち通路33及びチャンバ34、70内のオイルを強く圧縮する。従って、高圧通路13における圧力レベル又は電流の変動に関係なく釣り合いが生じる。シリンダバルブ速度は電流を制御された割合でランプすることにより制御できる。
流体力アクチュエータ10のこの状態は、ソレノイド操作装置14のコイル40に供給される電流が遮断され、それによりアクチュエータ10を消勢するまで維持される。この状態になると、アーマチャア44における電磁力は無くなり、そしてフィードバックばね56による力でスプール50はソレノイド操作装置14に向かって図1に示す位置へ動く。スプール50のこの位置では、流体力バルブ16を介して駆動チャンバ30からタンク通路15への通路が形成され、駆動チャンバ内の圧力を解放する。ピストン18からこの圧力が解放されると、バルブばね24はエンジンシリンダバルブ22を閉成位置へ戻す。
バルブ及び座面の磨耗及びこれら表面への炭素の堆積によって、アクチュエータ10に対してバルブステム20の位置は移動することになる。この位置移動は、閉成状態におけるセンサーチャンバ34の大きさ及び従ってシリンダバルブの開放時にフィードバックチャンバ70に加えられる圧力に影響を及ぼす。この変動はフィードバック機構の動作に悪影響し得る。さらに、空気がフィードバック回路に入ることになると、空気の圧縮性もフィードバックピストン58による力に悪影響を及ぼす。
その結果、本エンジンシリンダバルブアクチュエータ10には、フィードバック用の補償機構が設けられる。図1に示す消勢状態中、駆動チャンバ30は流体力バルブ16を介して実質的に大気圧にあるタンク通路15に接続される。その結果、第1のチェックバルブ72は開放し、低圧通路17からフィードバックチャンバ70へそしてフィードバック通路33を介してセンサーチャンバ34へオイルが流れる。センサーチャンバ34内の圧力により、第2のチェックバルブ74が開放し、駆動チャンバ30内へオイルが流れ、この流れにより、フィードバック回路及びアクチュエータチャンバから空気を追い出し、フィードバック回路をオイルで満たし、それによりシリンダバルブ位置の経時的変動による容積の変化を補償する。第2のチェックバルブ74に隣接して設けられたオリフィス75はこの流れを小さなレベルに制限して、エンジンの潤滑が実質的に影響されないようにしている。
通路13から駆動チャンバ30へ高圧オイルを供給することにより流体力バルブ16が再び作動されると、駆動チャンバがセンサーチャンバ34より高い圧力になるので、第2のチェックバルブ74は閉成する。これにより、駆動ピストン32がフィードバック回路の圧力を圧力通路17の圧力より高くし、それにより第1のチェックバルブ72を閉成するので、フィードバック回路内に存在するオイルはトラップされる。
図4を参照すると、第2の形態の流体力エンジンバルブアクチュエータ100はソレノイド操作装置102、流体力バルブ104及びシリンダバルブステム108の長手方向軸線と整列した駆動ピストン106を備えている。シリンダバルブステム108はバルブばね109によって偏倚される。流体力エンジンバルブアクチュエータ100はエンジンのバルブカバー110に装着されている。しかし、従来のバルブカバーと違って、バルブカバー110は高圧オイル通路112及び従来のオイルポンプからのエンジンオイルを搬送する低圧オイル通路114を備えている。
ソレノイド操作装置102は図1における実施の形態に関して前に説明したものと同じである。特に、ソレノイド操作装置102は電磁コイル116を備え、この電磁コイル116は付勢時にアーマチャア118を動かす磁場を発生し、アーマチャア118はアーマチャア軸120に固定されている。アーマチャアばね122はアーマチャア軸120を流体力バルブ104に向かって偏倚させ、一方、磁場は流体力バルブ104から離れる方向にアーマチャア軸120を動かす。
流体力バルブ104は一体構造を成すようにソレノイドアクチュエータ102のハウジングに取り付けられるバルブスリーブ124を備えている。バルブスリーブ124はバルブカバー110から突出している。バルブスリーブ124は内部円形ボア126を備え、この内部円形ボア126は第1のポート128を介して高圧通路112に接続され、また第2のポート130を介して低圧通路114に接続されている。
円筒状バルブスプール132はバルブスリーブ124のボア126内に摺動可能に収納されている。円筒状バルブスプール132は端から端までのびる開口134を備え、それにより円筒状バルブスプール132の対向側においてボア126内に形成されたチャンバ136、138間に流体通路を形成している。円筒状バルブスプール132の外周面のまわりに環状ノッチ140がのび、また開口142はノッチ140の底部から端から端までの開口134へのびる通路を形成している。
バルブカバー110の真下にのびるバルブスリーブ124の部分におけるボア126の部分144は大きな内径をもっている。円筒状駆動ピストン106はこの内径の大きな部分144内に摺動可能に収納され、円筒状駆動ピストン106とバルブスプール132とに係合するフィードバックばね146によってバルブスプール132から離れる方向に偏倚される。アーマチャアばね122は、アーマチャア軸120を介してバルブスプール132に、フィードバックばね146による力より大きな力を作用させる。開口148は、シリンダバルブステム108に向かって外側に面した駆動ピストン106の端部に配置されている。
開口148内にはラッシュ調整装置150が形成されている。特に、ラッシュ調整装置150はラッシュピストン152を備え、このラッシュピストン152は駆動ピストン開口148内を摺動し、この駆動ピストン開口148の底部においてラッシュチャンバ156内のラッシュばね154によって外方へ偏倚される。ラッシュチャンバ156と駆動ピストン106の外面における凹部160との間の通路にチェックバルブ158が設けられている。このチェックバルブ158は以下に説明するように、凹部160からチャンバ156へのみオイルを流す。
図4には、エンジンシリンダバルブが閉成されている消勢状態における第2の流体力エンジンバルブアクチュエータ100を示している。この状態において、バルブスプール132はばね122、146によって、ノッチ140が低圧通路114に開放している平衡位置に偏倚される。低圧のオイルはスプール開口142、134を介してバルブスプール132の対向側におけるボアチャンバ136、138へ移送される。バルブスプール132の両側におけるボアチャンバ136、138は等しい圧力にあるので、通路114から低圧が加わってもバルブスプール132は動かない。さらに、この低圧は、エンジンシリンダバルブステム108に作用するバルブばね力に打ち勝つのに十分な力を駆動ピストン160に作用させることができず、従ってシリンダバルブは閉じたままである。
図5を参照すると、ソレノイドコイル116に電流を流すことにより電磁場が発生され、アーマチャア118及びアーマチャア軸120をバルブスプール132から離れる方向に(図面の上方へ)動かす。フィードバックばね146によってバルブスプール132に作用する力は、アーマチャア軸120が動く際に、バルブスプール132をアーマチャア軸120と係合状態に保つ。従って、バルブスプール132は、ノッチ140が第1のポート128と連通する位置に動き、それにより通路112からバルブスプールの軸線方向開口134に高圧オイルが流れる。高圧オイルはチャンバ138へ供給され、駆動ピストン106に力を作用させ、バルブスリーブ124から外方へ動かすことにより応動する。この動きによって、シリンダバルブステム108の端部に力が作用し、エンジンシリンダバルブを座から離れる方向に押圧し、相応した吸気又は排気通路(図示していない)を開放する。
また、第2の流体力エンジンバルブアクチュエータ100はフィードバック機構を有し、このフィードバック機構は、駆動ピストン106のストロークが高圧通路112における圧力の変動に関係なく、ソレノイド操作装置102に供給される電流の大きさに比例することを確実にする。駆動ピストン106がバルブスリーブ124から外方向へ動く際に、フィードバックばね146は拡張し、それにより、バルブスプール132に加える力を低減する。これにより、電磁場及びアーマチャアばね122からの力に抗するフィードバックばねによる総合力が低減する。その結果、アーマチャアばね122は、フィードバックばね146が総合対抗力を十分に増大して再びアーマチャアばね力に等しくなるように圧縮されるまで、アーマチャア軸120及びバルブスプール132を駆動ピストン106に向かって押圧する。この状態になると、バルブスプール132は図6に示す新たな平衡位置となり、スプールノッチ140は第1、第2のポート128、130の間に位置する。この位置において、高圧通路112からも低圧通路114からもノッチ140へオイルは流入せず、バルブスプール132の内部へ流れない。さらに、存在するオイル圧力は流体力バルブ104のチャンバ136、138内にトラップされたままである。このトラップされたオイル圧力は、駆動ピストン106の伸長位置を維持し、ソレノイド操作装置102に電流が供給され続けている限り、エンジンシリンダバルブを開放状態に保つ。
ソレノイド操作装置102のコイル116への電流が遮断されると、アーマチャアばね122はフィードバックばね146による抗力より大きな力をアーマチャア軸120に作用させる。その結果、アーマチャア軸120はバルブスプール132を図面の下方へ押し、図4に示す位置に戻し、スプールノッチ140は再び第2のポート130と連通する。これにより、流体力バルブ104から低圧通路114へオイルが流れ、スリーブボアチャンバ136、138における比較的高い圧力を解放する。この圧力の解放により、エンジンシリンダバルブステム108と係合しているばね109は駆動ピストン106をバルブスリーブ124内へ押し戻す。バルブステム108のこの動きによりエンジンシリンダバルブは閉成される。
続けて図4を参照すると、ラッシュ調整装置150はエンジンシリンダバルブにおける磨耗及び炭素堆積の影響を補償する。前に述べたように、磨耗や炭素堆積が生じると、閉成状態におけるバルブステム108の端部の位置はアクチュエータ100に対して変化する。ラッシュ調整装置150は駆動ピストン106とラッシュピストン150の間の隙間を変えてバルブステム位置の経時的変化を補償する。流体力バルブ104の動作により駆動ピストン106に隣接したチャンバ138に比較的高圧のオイルが供給される。このオイルの幾分かは駆動ピストン106とバルブスリーブ124におけるボア126の内径との間に漏れ、そしてバルブカバー110の真下の包囲領域に入る。漏れたオイルの幾分かは駆動ピストン106の外表面の凹部160に入る。
シリンダバルブ又は共動弁座における堆積がバルブステム108を経時的に下方へ動かせる場合には、この動きの結果としてラッシュばね154の力によってラッシュピストン152は駆動ピストン106から外方向へ動くことになる。この動きでラッシュチャンバ156の容積は大きくなり、それにより部分真空が発生され、オイルを凹部160からチェックバルブ158を通りラッシュチャンバ156に流れさせる。その後、アクチュエータ100が付勢され、そして駆動ピストン106が下方向に押圧されてシリンダバルブを作動すると、チェックバルブ158は、ラッシュシリンダチャンバ156からオイルが流出するのを阻止する。
上記の説明は主として本発明の好ましい実施の形態に関するものである。本発明の範囲内で種々の変更がなされるが、当業者には本発明の実施の形態についての説明から明らかである付加的な変更を実現できる。従って、本発明の範囲は上記の説明によって限定されず、特許請求の範囲によって決められるべきである。
エンジンシリンダバルブが閉成されている本発明によるエンジンシリンダバルブのアクチュエータを示す横断面図である。 エンジンシリンダバルブが開放されているアクチュエータを示す横断面図である。 エンジンシリンダバルブが開放状態に保持されている時の休止状態のアクチュエータを示す横断面図である。 エンジンシリンダバルブが閉成されている状態における本発明による第2のアクチュエータを示す横断面図である。 エンジンシリンダバルブが開放されている第2のアクチュエータを示す横断面図である。 エンジンシリンダバルブが開放状態に保持されている時の休止状態の第2のアクチュエータを示す横断面図である。
符号の説明
10 流体力アクチュエータ
12 内燃エンジンのシリンダヘッド
13 高圧通路
14 ソレノイド操作装置
15 タンク通路
16 流体力バルブ
17 低圧通路
18 駆動ピストン
20 バルブステム
21 吸気又は排気通路
22 エンジンシリンダバルブ
24 バルブばね
26 保持リング
28 第1のボア
29 第2のボア
30 駆動チャンバ
31 ピストン通路
32 ピストンヘッド
33 フィードバック通路
34 センサーチャンバ
40 電磁コイル(ソレノイドコイル)
42 非磁性材料の環状巻枠
44 アーマチャア
46 アーマチャア軸
48 アーマチャアばね
50 円筒状スプール(バルブスプール)
51 バルブスリーブ
52 環状ノッチ
53 円形ボア(スリーブボア)
54 開口
56 フィードバックばね
58 フィードバックピストン
59 保持リング
60 高圧ポート
62 タンクポート
64 ピストンポート
70 フィードバックチャンバ
72 第1のチェックバルブ
74 第2のチェックバルブ
75 オリフィス
100 第2の形態の流体力エンジンバルブアクチュエータ
102 ソレノイド操作装置
104 流体力バルブ
106 駆動ピストン
108 シリンダバルブステム
109 バルブばね
110 エンジンのバルブカバー
112 高圧オイル通路
114 低圧オイル通路
116 電磁コイル(ソレノイドコイル)
118 アーマチャア
120 アーマチャア軸
122 アーマチャアばね
124 バルブスリーブ
126 内部円形ボア
128 第1のポート
130 第2のポート
132 円筒状バルブスプール
134 開口
136、138 チャンバ
140 環状ノッチ
142 開口
144 ボア126の部分
146 フィードバックばね
148 開口
150 ラッシュ調整装置
152 ラッシュピストン
154 ラッシュばね
156 ラッシュチャンバ
158 チェックバルブ
160 凹部

Claims (20)

  1. エンジンシリンダバルブを開閉状態に動かす駆動ピストンと;
    駆動ピストン、第1の圧力で流体を移送する第1の通路及び第1の圧力より低い第2の圧力で流体を移送する第2の通路と流体連通し、第1の位置では第1の通路と駆動ピストンとの間に流体を流してエンジンシリンダバルブを開放させ、第2の位置では第2の通路と駆動ピストンとの間に流体を流してエンジンシリンダバルブを閉成させるバルブスプールを備えた流体力バルブと;
    バルブスプールを第1の位置及び第2の位置へ動かすように作動可能に結合された操作装置と;
    バルブスプールに結合され、第1の通路も第2の通路も駆動ピストンと流体連通しない第3の位置へバルブスプールを動かすことによって駆動ピストンの動きに応動するフィードバック機構と
    を有することを特徴とするエンジンシリンダバルブを作動する流体力アクチュエータ。
  2. フィードバック機構が、駆動ピストンの動きに応じて変化する偏倚力をバルブスプールに加えるフィードバックばねを備えていることを特徴とする請求項1に記載の流体力アクチュエータ。
  3. フィードバックばねがバルブスプールと駆動ピストンとの間にのびていることを特徴とする請求項2に記載の流体力アクチュエータ。
  4. フィードバック機構がさらに、駆動ピストンの動きによって発生した圧力に応じて動くフィードバックピストンを備え、フィードバックばねがバルブスプールとフィードバックピストンとの間にのびていることを特徴とする請求項2に記載の流体力アクチュエータ。
  5. 流体力バルブが、貫通するボアをもつスリーブを備え、該ボア内にバルブスプール及び駆動ピストンが摺動可能に収納され、第1の通路及び第2の通路がボアと連通していることを特徴とする請求項1に記載の流体力アクチュエータ。
  6. フィードバック機構が、バルブスプールと駆動ピストンとの間にのびるフィードバックばねを備えていることを特徴とする請求項5に記載の流体力アクチュエータ。
  7. 駆動ピストンが外面にノッチを備え、一端に開口を備え、またノッチを開口に結合するチェックバルブを備え、
    さらに、駆動ピストンにおける開口に収納されたラッシュピストン及びラッシュピストンを駆動ピストンから外方へ偏倚させるばねを有することを特徴とする請求項5に記載の流体力アクチュエータ。
  8. 第1のボア及び第2のボアを備え、第1のボアと第2のボアの間にピストン通路及びフィードバック通路を備え、第2のボアが第1の圧力で流体を収容する第1の通路及び第1の圧力より低い第2の圧力で流体を収容する第2の通路と流体連通する、ハウジングと;
    エンジンシリンダバルブと作動接続し、第1のボア内に摺動可能に収納されてピストン通路の連通する駆動チャンバ及びフィードバック通路の連通するセンサーチャンバを形成する駆動ピストンと;
    第2のボア内に可動に収納され、第1の通路をピストン通路に接続する第1の位置及び第2の通路をピストン通路に接続する第2の位置をもつバルブスプールと;
    第2のボア内に収納され、センサーチャンバからフィードバック通路を通って第2のボア内へ運ばれる流体に応じて動くフィードバックピストンと;
    バルブスプールとフィードバックピストンとの間にのびるフィードバックばねと;
    第1の位置及び第2の位置へバルブスプールを動かすように作動可能に結合された電動型操作装置と
    を有することを特徴とするエンジンシリンダバルブを作動する流体力アクチュエータ。
  9. 流体源からフィードバック通路の連通する第2のボアの部分への方向のみに流体を流れさせる第1のチェックバルブと;
    センサーチャンバから駆動チャンバへの方向のみに流体を流れさせる第2のチェックバルブと
    をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の流体力アクチュエータ。
  10. 第2の通路がエンジンの流体リザーバに接続されていることを特徴とする請求項8に記載の流体力アクチュエータ。
  11. 駆動チャンバの膨張がセンサーチャンバを収縮することを特徴とする請求項8に記載の流体力アクチュエータ。
  12. 貫通するボアをもち、該ボアが第1の圧力で流体を収容する第1の通路及び第1の圧力より低い第2の圧力で流体を収容する第2の通路と連通する、スリーブと;
    スリーブにおけるボアの一端に摺動可能に収納されてエンジンシリンダバルブを開閉状態に動かす駆動ピストンと;
    スリーブのボア内に摺動可能に収納され、駆動ピストンとの間のボア内にチャンバを形成し、第1の通路と上記チャンバの間に流体を流れさせる第1の位置及び第2の通路と上記チャンバの間に流体を流れさせるピストン通路に接続する第2の位置をもつバルブスプールと;
    上記チャンバ内に設けられ、バルブスプールを駆動ピストンから離れる方向へ偏倚させるばねと;
    第1の位置及び第2の位置へのバルブスプールの動きを制御するように作動可能に結合された電動型操作装置と
    を有することを特徴とするエンジンシリンダバルブを作動する流体力アクチュエータ。
  13. 第2の通路がエンジンの流体リザーバに接続されていることを特徴とする請求項12に記載の流体力アクチュエータ。
  14. バルブスプールが、バルブスプールの対向側におけるボア内のチャンバ間に流体通路を形成する第1の開口及び第1の開口とバルブスプールの側面の間に流体通路を形成する第2の開口を備えていることを特徴とする請求項12に記載の流体力アクチュエータ。
  15. バルブスプールが二つの端部分及びこれら二つの端部分間の側壁を備え、側壁内にノッチがのび、端部分間に第1の開口がのび、バルブスプールの対向側におけるボア内のチャンバ間に流体通路を形成し、またノッチと第1の開口との間に第2の開口がのびていることを特徴とする請求項12に記載の流体力アクチュエータ。
  16. 駆動ピストンが外面にノッチを備え、一端に開口を備え、またノッチを開口に結合するチェックバルブを備え、
    さらに、駆動ピストンにおける開口に収納されたラッシュピストン及びラッシュピストンを駆動ピストンから外方へ偏倚させるばねを有することを特徴とする請求項12に記載の流体力アクチュエータ。
  17. 車両の構成要素を第1、第2の状態間で動かす駆動ピストンと;
    駆動ピストン、第1の圧力で流体を移送する第1の通路及び第1の圧力より低い第2の圧力で流体を移送する第2の通路と流体連通し、第1の位置では第1の通路と駆動ピストンとの間に流体を流して構成要素を第1の状態に動かさせ、第2の位置では第2の通路と駆動ピストンとの間に流体を流して構成要素を第2の状態に動かさせるバルブスプールを備えた流体力バルブと;
    バルブスプールを第1の位置及び第2の位置へ動かすように作動可能に結合された操作装置と;
    バルブスプールに係合し、駆動ピストンの動きに応動して第1の通路も第2の通路も駆動ピストンと流体連通しない第3の位置へバルブスプールを動かすフィードバックばねを備えたフィードバック機構と
    を有することを特徴とする車両の構成要素を作動する流体力アクチュエータ。
  18. フィードバックばねがバルブスプールと駆動ピストンの間にのびていることを特徴とする請求項17に記載の流体力アクチュエータ。
  19. フィードバック機構がさらに、駆動ピストンの動きによって発生した圧力に応じて動くフィードバックピストンを備え、フィードバックばねがバルブスプールとフィードバックピストンとの間にのびていることを特徴とする請求項17に記載の流体力アクチュエータ。
  20. 流体力バルブが、貫通するボアをもつスリーブを備え、該ボア内にバルブスプール及び駆動ピストンが摺動可能に収納され、第1の通路及び第2の通路がボアと連通していることを特徴とする請求項17に記載の流体力アクチュエータ。
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