JP2004270553A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御軸16を回動することにより、制御偏心カム17に取り付けられたロッカーアーム18の支持位置を変化させて、バルブリフト特性を変更・制御する。制御軸16に、軸方向油路34と制御偏心カム17の外周とを結ぶ径方向油路35を形成する。ロッカーアーム18に、一端が制御偏心カム17に対する軸受面18aに開口し、他端が潤滑部位である第2連結ピン28による連結部位へ向けて開口する第2油路36を形成する。小リフト設定状態(a)における最大リフト時▲4▼の近傍のリフト区間でのみ、径方向油路35と第2油路36とが連通する。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸・排気弁(吸気弁又は排気弁の少なくとも一方)のバルブリフト特性を変更可能な内燃機関の可変動弁装置に関し、特に、その潤滑性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なガソリン機関では、吸気通路中に設けられたスロットル弁の開度を制御することにより吸気量を制御しているが、この場合、特にスロットル弁の開度の小さな低負荷域におけるポンピングロスが大きい、という問題がある。そこで、可変動弁装置により吸・排気弁の開閉時期(特に吸気弁の閉時期)やリフト量を変化させることで、スロットル弁に依存せずに吸気量を制御しようとする試みが従来よりなされている。
【0003】
特許文献1には、本出願人等が先に提案した可変動弁装置が開示されている。この可変動弁装置は、内燃機関により回転駆動される駆動軸と吸・排気弁を作動する揺動カムとを連繋する複数のリンク部品であるロッド状リンク,ロッカーアーム,及びリング状リンクを有している。ロッカーアームは制御軸に偏心して設けられた円形の制御偏心カムに揺動可能に取り付けられている。アクチュエータにより制御軸を回動することにより、機関本体に対するロッカーアームの支持位置が変化し、吸・排気弁のバルブリフト特性が連続的に変更・制御される。
【0004】
また、上記の特許文献1には、高回転域や高負荷域で良く用いられる大リフト設定状態での潤滑性を改善するために、大リフト設定状態のときに、リング状リンクとロッカーアームとの連結部位、及びロッド状リンクとロッカーアームとの連結部位へ潤滑油を供給する技術について開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−213316号公報 (段落[0052],[0060]等)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
低負荷域で好適に用いられる小リフト設定状態では、機関のクランクシャフトにより駆動されるオイルポンプの給油圧も低いため、上述した連結部位等へ十分に潤滑油を供給することが困難であり、オイルポンプの大型化や潤滑油量の増加による燃費性能の低下を招くおそれがある。また、低回転域で良く用いられる小リフト設定状態では、クランクシャフトやリンク部品等の運動部品の動作も遅いため、クランクシャフト等によりオイルパンの潤滑油をかき上げて四方にまき散らすことにより霧状(ミスト状)にし、このミスト状の潤滑油で各部を潤滑する飛沫式の潤滑もあまり期待できず、潤滑が不十分となり易い。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、所定の潤滑部位へ適切に潤滑油を供給することができる内燃機関の可変動弁装置を提供することを主たる目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
吸・排気弁のバルブリフト特性を変化させる可変動弁機構を備える。この可変動弁機構による小リフト設定状態のときにのみ、上記可変動弁機構の所定の潤滑部位へ向けて潤滑油を供給する潤滑油供給手段を備える。
【0009】
【発明の効果】
潤滑が不十分となり易い小リフト設定状態のときにのみ、所定の潤滑部位へ向けて潤滑油を供給することにより、潤滑油量の増加やオイルポンプの大型化等を招くことなく、上記の潤滑部位を適切に潤滑することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る内燃機関の可変動弁装置の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1〜4は、吸気弁12のバルブリフト特性、詳しくはバルブリフト量及び作動角の双方を連続的に変化させる可変動弁機構11を示している。この可変動弁機構11は、内燃機関により回転駆動される駆動軸13と吸気弁12を作動する弁作動カムとしての揺動カム20とを連繋する複数のリンク部品と、複数のリンク部品の一つである可変リンク部品としてのロッカーアーム18の支持位置を変化させることにより、吸気弁12のバルブリフト特性を変化させる支持位置変更手段と、を有している。
【0012】
駆動軸13は、軸受ブラケット14等によりシリンダヘッド10に回転可能に支持されており、吸気弁12のバルブリフタ19の直上を気筒列方向に延びている。なお、図1では一つの気筒に対応する一対の吸気弁12のみを簡略的に図示している。駆動軸13は、ベルトやチェーンを介して図外のクランクシャフトと接続され、このクランクシャフトに連動して回転する。この駆動軸13には、各気筒毎に、円形の駆動偏心カム15が一体形成又は固定されている。駆動偏心カム15の中心Xは、駆動軸13の中心Yに対して偏心・オフセットしている。
【0013】
揺動カム20は、各気筒毎に、駆動軸13に揺動可能に取り付けられている。各揺動カム20は、駆動軸13に対する軸受面が形成された円筒状のジャーナル部20bと、このジャーナル部20bから径方向外方へ一体的に張り出して、吸気弁12のバルブリフタ19をそれぞれ押し下げる2つのカム本体20aと、を有している。
【0014】
上記の支持位置変更機構は、駆動軸13と平行に気筒列方向へ延び、軸受ブラケット14等により機関本体としてのシリンダヘッド10側へ回転可能に支持される制御軸16を有している。この制御軸16には、各気筒毎に円形の制御偏心カム17が一体形成または固定されている。制御偏心カム17の中心P1は、制御軸16の中心P2に対して偏心・オフセットしている。この制御偏心カム17に上記のロッカーアーム18が揺動可能に取り付けられている。つまりロッカーアーム18は、制御偏心カム17に対する軸受面18aを有し、この制御偏心カム17の中心P1を支持支点として揺動する。
【0015】
複数のリンク部品は、上記のロッカーアーム18の他、駆動偏心カム15とロッカーアーム18の一端とを連繋するリング状の第1リンク25と、ロッカーアーム18の他端と揺動カム20とを連繋するロッド状の第2リンク26と、を有している。第1リンク25の一端には、駆動偏心カム15に対する軸受面が形成されている。第1リンク25の他端とロッカーアーム18の一端とは、両者を挿通する第1連結ピン27により連結されている。第2リンク26の一端とロッカーアーム18の他端とは、両者を挿通する第2連結ピン28により連結されている。第2リンク26の他端と揺動カム20の一方のカム本体20aの先端とは、両者を挿通する第3連結ピン29により連結されている。第1連結ピン27による第1連結部位、第2連結ピン28による第2連結部位、及び第3連結ピン29による第3連結部位のいずれも、フルフロート式の連結構造となっている。
【0016】
制御軸16には、この制御軸16を回動・保持する駆動手段としてのモータアクチュエータ51が接続されている。詳しくは、モータアクチュエータ51の出力軸51aの先端に設けられたウォームギヤ52と、制御軸16の後端に設けられたウォームホイール50とが噛み合っている。このモータアクチュエータ51の動作は図外のコントロールユニットにより制御され、モータアクチュエータ51により制御軸16の回転角度を変化させることにより、ロッカーアーム18の揺動支点となる制御偏心カム17が制御軸16に対して回転変位して、ロッカーアーム18の機関本体に対する支持位置が変化し、吸気弁12のバルブリフト特性、詳しくはバルブリフト量及び作動角の双方が連続的・無段階に変更・制御される。好ましくは、制御軸16の角度を検出する角度センサ71の出力等に基づいて、バルブリフト特性つまり制御軸16の角度をフィードバック制御する。
【0017】
次に、本発明の第1実施例に係る可変動弁機構11の潤滑系統について説明する。この可変動弁機構11の中で特に潤滑を必要とする軸受部分等には、クランクシャフトにより駆動される図外のオイルポンプを利用して、シリンダヘッド10の内部油路等を経由して潤滑油が圧送される。
【0018】
例えば、駆動偏心カム15の外周面と第1リンク25の軸受面との軸受部分には、駆動軸13の内部に形成される内部油路31を経由して、潤滑油が常時供給され、この軸受部分が強制的に潤滑される。
【0019】
同様に、制御偏心カム17の外周とロッカーアーム18の軸受面18aとの軸受部分には、制御軸16の内部に形成される第1油路33を経由して、潤滑油が常時供給され、この軸受部分が強制的に潤滑される。第1油路33は、軸方向に延びる軸方向油路34と、この軸方向油路34と各制御偏心カム17の外周面とを結ぶ径方向油路35と、を有しており、軸方向油路34にシリンダヘッド側より潤滑油が供給される。
【0020】
ロッカーアーム18には第2油路36が形成されている。この第2油路36は径方向に延びており、一端がロッカーアーム18の軸受面18aに開口しているとともに、他端が第2連結ピン28による第2連結部位へ向けて開口している。
【0021】
図5の(a)は、バルブリフト量及び作動角が最大となる大リフト設定状態に対応し、この大リフト設定状態では、クランクシャフトの回転に応じてロッカーアーム18がベースサークル時▲1▼の姿勢から最大リフト時▲2▼の姿勢の範囲で揺動する。図5の(b)は、バルブリフト量及び作動角が最小となる小リフト設定状態に対応し、この小リフト設定状態(b)では、クランクシャフトの回転に応じてロッカーアーム18がベースサークル時▲3▼の姿勢から最大リフト時▲4▼の姿勢の範囲で揺動する。
【0022】
同図に示すように、小リフト設定状態と大リフト設定状態とでは制御軸16の角度がほぼ90°異なっている。ロッカーアーム18の支持支点である制御偏心カム17の中心P1が駆動軸13の中心Yに近づくほど、第2連結ピン28が揺動カム20側へ近づいて、バルブリフト量及び作動角の双方が大きくなり(つまり、大リフト設定状態へ近づき)、制御偏心カム17の中心P1が駆動軸13の中心Yから遠ざかるほど、第2連結ピン28が揺動カム20から遠ざかり、バルブリフト量及び作動角の双方が小さくなる(つまり、小リフト設定状態へ近づく)。
【0023】
図6は、制御軸16に対するロッカーアーム18の姿勢を示している。同図に示すように、制御軸16に対するロッカーアーム18の揺動範囲は、大リフト設定状態のとき▲1▼〜▲2▼と小リフト設定状態のとき▲3▼〜▲4▼とで大きく異なっている。
【0024】
そして本実施例では、図5及び図6に示すように、小リフト設定状態で、かつ、リフト区間である最大リフト時▲4▼の近傍でのみ、第2油路36が制御軸16の径方向油路35と連通するように設定されている。従って、小リフト設定状態でのリフト区間でのみ、軸方向油路34,径方向油路35,及び第2油路36を経由して、潤滑油が第2連結ピン28による第2連結部位に供給・飛散され、この連結部位を十分に潤滑することができる。
【0025】
小リフト設定状態を使用する機関運転領域では、エンジン回転数が低く、そのため、機関のクランクシャフトの回転動力を利用して作動するオイルポンプによる油圧が低く、また、クランクシャフトやリンク部品等の動作速度も遅いため、上述したミスト状の潤滑油による飛沫式の潤滑があまり期待できず、潤滑が不十分となるおそれがある。特に、この実施例では、第2連結ピン28による第2連結部位が第1連結部位に比して機関上方側に位置することが多く、潤滑油が飛散され難いため、潤滑不足となり易い。そこで本実施例では、小リフト設定状態で、かつ、潤滑の必要性が高いリフト区間のときにのみ、第2連結部位へ積極的に潤滑油を供給し、この部分を潤滑するようにしている。
【0026】
大リフト設定状態では、エンジン回転数が高く、運動部品の動作速度も速いため、潤滑油の飛沫・霧状化が促進され、この霧状の潤滑油による潤滑効果が高い。従って、敢えて油路33,36を経由して第2連結ピン28による連結部位へ潤滑油を直接的に供給しなくても、潤滑不足を招くことはない。また、大リフト設定状態では、小リフト設定状態に比して、揺動しているロッカーアーム18と制御偏心カム17との軸受部分へ作用する荷重が高いため、潤滑の必要性が高い。本実施例によれば、大リフト設定状態では、径方向油路35と第2油路36とが連通することがなく、径方向油路35を経て供給される潤滑油の全てが実質的にロッカーアーム18の軸受面18aと制御偏心カム17との軸受部分の潤滑に利用されることとなり、この軸受部分を良好に潤滑することができる。
【0027】
制御軸16の軸方向油路34及び径方向油路35は、元々ロッカーアーム18と制御偏心カム17との軸受部分へ潤滑油を供給するために形成されているものであり、制御軸16側の加工の追加は発生しない。すなわち、ロッカーアーム18に第2油路36を形成するのみで、連結ピンによる連結部位へ潤滑油を強制的に給油することができる。
【0028】
図7は、本発明の第2実施例を示している。この第2実施例では、ロッカーアーム18に形成される第2油路として、一端が軸受面18aに開口し、他端が第1連結ピン27による第1連結部位へ向けて開口する第3油路36Aと、一端が軸受面18aに開口し、他端が第2連結ピン28による第2連結部位へ向けて開口する第4油路36Bと、が形成されている。第4油路36Bは第1実施例の第2油路36と同じ位置に形成されている。また、制御軸16に形成される第1油路の径方向油路として、この第1油路の軸方向油路34と第3油路36Aとを結ぶ第1径方向油路35Aと、軸方向油路34と第4油路36Bとを結ぶ第2径方向油路35Bと、が形成されている。
【0029】
同図に示すように、小リフト設定状態で、かつ、リフト区間における最大リフト時の近傍でのみ、第1径方向油路35Aと第3油路36Aとが連通するとともに、第2径方向油路35Bと第4油路36Bとが連通するように設定されている。また、第3油路36Aと第4油路36Bとは制御偏心カム17の中心P1を挟んでほぼ反対側に配置されているため、第3油路36Aが第2径方向油路35Bに連通したり第4油路36Bが第1径方向油路35Aに連通することはない。
【0030】
このような第2実施例によれば、上記の第1実施例と同様、第2連結ピン28による連結部位へ適切に潤滑油を供給できることに加えて、この第2連結ピン28の潤滑部位と同様に、第1連結ピン27による連結部位にも適切に潤滑油を供給することができる。
【0031】
以上のように本発明を具体的な実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、排気弁のバルブリフト特性を変更する可変動弁装置に本発明を適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可変動弁機構を示す概略斜視図。
【図2】図1の可変動弁機構の断面図。
【図3】図1の可変動弁機構の側面対応図。
【図4】第1連結ピンによる連結部位の近傍の断面図。
【図5】第1実施例に係る大リフト設定状態(a)及び小リフト設定状態(b)の説明図。
【図6】第1実施例に係る制御軸に対するロッカーアームの姿勢を示す説明図。
【図7】第2実施例に係る制御軸に対するロッカーアームの姿勢を示す説明図。
【符号の説明】
10…シリンダヘッド(機関本体)
11…可変動弁機構
12…吸気弁
13…駆動軸
15…駆動偏心カム
16…制御軸(支持位置変更機構)
17…制御偏心カム(支持位置変更機構)
18…ロッカーアーム(可変リンク部品)
18a…軸受面
20…揺動カム(弁作動カム)
25…第1リンク(リンク部品)
26…第2リンク(リンク部品)
27…第1連結ピン
28…第2連結ピン
33…第1油路
34…軸方向油路
35…径方向油路
35A…第1径方向油路
35B…第2径方向油路
36…第2油路
36A…第3油路
36B…第4油路
Claims (6)
- 吸・排気弁のバルブリフト特性を変化させる可変動弁機構と、
この可変動弁機構による小リフト設定状態のときにのみ、上記可変動弁機構の所定の潤滑部位へ向けて潤滑油を供給する潤滑油供給手段と、を有する内燃機関の可変動弁装置。 - 上記潤滑油供給手段が、機関本体側より潤滑油が供給される第1油路と、一端が上記潤滑部位へ向けて開口する第2油路と、を有し、上記小リフト設定状態でのリフト区間でのみ、上記第1油路と第2油路とが連通するように設定されている請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
- 上記可変動弁機構が、内燃機関により回転駆動される駆動軸と吸・排気弁を作動する弁作動カムとを連繋する複数のリンク部品と、これら複数のリンク部品の一つである可変リンク部品の支持位置を変化させることにより、吸・排気弁のバルブリフト特性を変化させる支持位置変更機構と、を有し、
上記支持位置変更機構の内部に第1油路が形成され、
上記可変リンク部品の内部に第2油路が形成されている請求項2に記載の内燃機関の可変動弁装置。 - 上記支持位置変更機構が、機関本体に回転可能に支持される制御軸と、この制御軸に偏心して設けられた円形の制御偏心カムと、上記制御軸を回動・保持する駆動手段と、を有し、
上記弁作動カムが、駆動軸に揺動可能に取り付けられた揺動カムであり、
上記可変リンク部品が、上記制御偏心カムに対する軸受面が形成されたロッカーアームであり、
上記複数のリンク部品が、上記駆動軸に偏心して設けられた駆動偏心カムとロッカーアームの一端とを連繋する第1リンクと、ロッカーアームの他端と揺動カムとを連繋する第2リンクと、を有し、
上記潤滑部位が、ロッカーアームと第1リンクとの第1連結部位又はロッカーアームと第2リンクとの第2連結部位の少なくとも一方である請求項3に記載の内燃機関の可変動弁装置。 - 上記第1油路が、制御軸の内部を軸方向に延びる軸方向油路と、この軸方向油路と制御偏心カムの外周とを結ぶ径方向油路と、を有し、
上記第2油路の一端がロッカーアームの軸受面に開口し、他端が第1連結部位又は第2連結部位へ向けて開口している請求項4に記載の内燃機関の可変動弁装置。 - 上記第2油路が、第1連結部位へ向けて開口する第3油路と、第2連結部位へ向けて開口する第4油路と、を有し、
上記第1油路の径方向油路が、上記軸方向油路と第3油路とを結ぶ第1径方向油路と、上記軸方向油路と第4油路とを結ぶ第2径方向油路と、を有する請求項5に記載の内燃機関の可変動弁装置。
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