JP2004270448A - 海水給水ポンプ装置 - Google Patents

海水給水ポンプ装置 Download PDF

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博文 中山
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Abstract

【課題】特殊で且つ高価なポンプや機器を用いることなく、海水に対して高い耐食性があり、安価で且つ信頼性の高い海水給水ポンプ装置を提供すること。
【解決手段】吸込み口に海水給水管101、101が接続される海水給水ポンプ11、11、該海水給水ポンプ11、11の吐出口に接続された吐出し管16、16及び吐出しヘッダー管17を具備し、海水給水ポンプ11、11を起動し、海水給水管101から流れ込む海水を吐出しヘッダー管17に接続された吐出し配管102を通して所定の場所に給水する海水給水ポンプ装置において、海水に接する接液部に樹脂ライニングを施すか及び/又は該接液部を樹脂材で構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は海水を養魚場や水族館に給水するための海水給水ポンプ装置に関し、特に海水給水ポンプの吸込口に海水を流し込むタイプの海水給水ポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
養魚場や水族館等の海水を必要とする場所に海水を供給する海水給水ポンプ装置として、例えば所定の高所に設置された貯水タンクや貯水池に貯水された海水を給水ポンプにより所定の場所に送水するように構成した、所謂流し込みタイプの海水給水ポンプ装置がある。このような海水給水ポンプ装置は、取扱水が海水であるため、ポンプや各機器の接液部が海水に対して耐食性が高く、特殊な材料を用いる必要があるため、ポンプや各種機器が高価となり、装置全体が高価なものとなるという問題があった。また、鋳鉄製の表面をナイロンコーティングした機器もあるが海水中に含まれる砂等の影響により、ナイロンコーティングが短期間に剥れ易く、耐久性及び耐食性に問題がある。また、流量計に可動部を有するものを使用するため、耐食性及び信頼性に問題がある。また、圧力タンク等も耐食性で問題があると共に、漏水に対する対策等においても問題があり、信頼性に欠ける傾向があった。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−162095号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、特殊で且つ高価なポンプや機器を用いることなく、海水に対して高い耐食性があり、安価で且つ信頼性の高い海水給水ポンプ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、吸込み口に海水給水管が接続される少なくとも1台の給水ポンプ、該給水ポンプの吐出口に接続された吐出し管を具備し、給水ポンプを起動し、海水給水管から流れ込む海水を吐出し管に接続された吐出し配管を通して海水を所定の場所に給水する海水給水ポンプ装置において、海水に接する接液部に樹脂ライニングを施すか及び/又は該接液部を樹脂材で構成したことを特徴とする。
【0006】
上記のように海水給水ポンプ装置の接液部に樹脂ライニングを施すか及び/又は該接液部を樹脂材で構成したので、海水に対する耐食性を有する特殊な給水ポンプや機器、材料を用いることなく耐食性を有し、信頼性を向上させることができると共に、装置全体を安価に構成できる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の海水給水ポンプ装置において、吐出し管を流れる流量を検出する流量計として樹脂製の流量検出管を具備する超音波流量計を用いることを特徴とする。
【0008】
上記のように流量計として樹脂製の流量検出管を具備する超音波流量計を用いることにより、吐出し管に流れる海水の流量に応じて流量検出管に流れる海水流量を超音波流量計で計測して吐出し管に流れる流量を測定するので、接液部が樹脂となり耐食性が向上すると共に、可動部がない構成となるから、信頼性の高い流量測定が可能となる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の海水給水ポンプ装置において、過負荷状態を検出する過負荷検出手段及び/又は無送水状態を検出する無送水検出手段を設け、該過負荷検出手段及び/又は無送水検出手段が過負荷及び/又は無送水を検出したら給水ポンプを停止する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
上記のように過負荷検出手段及び/又は無送水検出手段が過負荷及び/又は無送水を検出したら給水ポンプを停止する制御手段を設けたので、エアロック等の事故の発生が防止でき信頼性の高いものとなる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2又は3に記載の海水給水ポンプ装置において、接液部に樹脂ライニングを施したプラダ型の圧力タンクを吐出し管に接続して設け、該プラダの漏水を検出するプラダ漏水検知器を設けたことを特徴とする。
【0012】
上記のようにプラダ型の圧力タンクの接液部に樹脂ライニングを施したので、圧力タンクの海水に対する耐食性が向上すると共に、プラダの漏水を検出するプラダ漏水検知器を設けることにより、万一漏水が発生してもそれを検出するから、適切な対策をとることができ、信頼性が向上する。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の海水給水ポンプ装置において、給水ポンプは複数台であり、該複数台の給水ポンプの並列交互運転を行う制御手段を設けたことを特徴とする。
【0014】
上記のように複数台の給水ポンプの並列交互運転を行う制御手段を設けたので、信頼性が更に向上する。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の海水給水ポンプ装置において、給水ポンプの回転軸はフライフォイールカップリングを介して直接又は間接的に駆動モータの回転軸に結合されていることを特徴とする。
【0016】
上記のように給水ポンプの回転軸はフライフォイールカップリングを介して直接又は間接的に駆動モータの回転軸に結合されているので、給水ポンプは遅速スタート及び遅速停止の性能を有するから、停電時であっても給水ポンプは急速に停止することなくフライフォイールの慣性により回転し続け、徐々に減速して停止するから、水撃の発生を回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明に係る海水給水ポンプ装置の構成例を示す図であり、図1は平面図、図2は図1のA−A断面矢視図、図3は立面図である。図4は海水給水ポンプ装置のフローシートを示す図である。図において、10は共通ベースであり、該共通ベース10上に海水給水ポンプ11、11、ポンプ制御盤12、圧力タンク13及びモータ14、14等が搭載されている。
【0018】
海水給水ポンプ11、11の吸込み口11a、11aは海水給水管101、101が接続され、海水給水ポンプ11、11の吐出し口11b、11bにはスイング式逆止弁15、15を介して吐出し管16、16が接続され、該吐出し管16、16はバタフライ弁22、22を介して吐出しヘッダー管17に接続され、吐出しヘッダー管17の吐出口17aには吐出し配管102が接続されている。吐出しヘッダー管17にボール弁18を介して圧力タンク13が接続されている。
【0019】
海水給水ポンプ11、11の回転軸はそれぞれフライフォイールカップリング21、21を介してモータ14、14の回転軸に連結されている。このフライフォイールカップリング21、21は停電時の水撃対策用である。即ち、フライフォイールカップリング21、21を設けることにより、給水ポンプ11、11は遅速スタート及び遅速停止の性能を有するから、停電時であっても給水ポンプは急速に停止することなくフライフォイールの慣性により回転し続け、徐々に減速して停止するから、水撃の発生を回避することができる。
【0020】
圧力タンク13にはドレン弁23を介してドレン管24が接続されている。吐出し管16、16にはそれぞれ後に詳述するように分流オリフィス19、19を介在させて流量検出管20、20が接続されている。また、吐出しヘッダー管17には空気抜き弁25を介して空気抜き管26が接続されている。
【0021】
後に詳述するように、圧力タンク13はタンク本体13−1の内部にプラダ13−2を具備するプラダ型の圧力タンクであり、タンク本体13−1内の圧力は圧力スイッチ27で検出され、その検出出力はポンプ制御盤12に伝送されるようになっている。また、圧力タンク13には漏水を検知するためのプラダ漏水検出器28が設けられ、その検知出力はポンプ制御盤12に伝送されるようになっている。ポンプ制御盤12は圧力スイッチ27の検出出力により、定圧給水制御を行うようになっている。
【0022】
吐出し管16に接続された流量検出管20は、図5(a)に示すように吐出し管16の途中に分流オリフィス19を介在させ、該分流オリフィス19の両側の吐出し管16に流量検出管20を接続した構成であり、図5(b)に示すように、該流量検出管20の両端部に超音波パルスの発信・受信を交互に行う圧電素子20a、20bが流量検出管20の管口径全体をカバーする大きさで装着された構成としたものである。流量検出管20内には吐出管16内に流れる海水流量に比例した流量の海水が矢印Aに示すように流れる。また、流量検出管20の管本体は樹脂製(PVC)である。
【0023】
上記構成の流量検出管20において、液体(海水)の音速C、流速V、圧電素子20aと圧電素子20bの間の距離Lとすると、上流側圧電素子20aから下流側圧電素子20bへ到着する超音波パルス(平面波)の伝搬時間Tは、
=L/(C+V) (1)
下流側圧電素子20bから上流側圧電素子20aへの伝搬時間Tは、
=L/(C−V) (2)
(1)、(2)から流速Vは、
V={(T−T)/(T×T)}・(L/2) (3)
となり、簡単で信頼性の高い流速が測定できる。従って、流量検出管20を用いることで可動部がなく簡単な構成で信頼性の高い流量を測定できる。
【0024】
なお、上記例では、吐出し管16に流れる流量を検出する流量検出計を流量検出管20の両端部に超音波パルスの発信・受信を交互に行う圧電素子20a、20bを配置する構成としたが、流量検出管20の流量を検出するための圧電素子の配置構成はこれに限定されるものではなく、要は流量検出管20の流量を可動部がなく超音波パルスを用いて測定できる構成であればよい。また、流量検出管20は各吐出し管16、16に設ける必要はなく、吐出しヘッダー管17に分流オリフィスを介在させその両側の吐出しヘッダー管17に接続して設けても良い。
【0025】
図6は海水給水ポンプ11の構成例を示す縦断面図である。ここでは海水給水ポンプ11として渦巻ポンプを用いている。海水給水ポンプ11は吸込み口11−1a、吐出し口11−1b(図1乃至図3では吸込み口11a、吐出し口11b)を有するポンプケーシング11−1を具備し、該ポンプケーシング11−1にグランドカバー11−7、11−8を介在させて軸受ケーシング11−2が一体的に固定されている。主軸11−3は玉軸受11−4、11−5で回転自在に支持され、ポンプケーシング11−1、グランドカバー11−7、11−8及び軸受ケーシング11−2を貫通して配置されている。主軸11−3の先端部には羽根車11−6がナット11−9で固定されている。ポンプケーシング11−1、グランドカバー11−7及びナット11−9はペンタム樹脂製であり、主軸11−3はステンレス鋼製(例えば、SUS316製)である。
【0026】
グランドカバー11−7にはメカニカルシール11−10が配置され、主軸11−3には該メカニカルシール11−10に対応してメカニカルシール用スリーブ11−11が設けられている。また、グランドカバー11−7の反羽根車11−6には、メカニカルシールカバー11−12が取付けられている。メカニカルシール11−10のシール部はSiC、メカニカルシール用スリーブ11−11はチタンからなる。また、11−13は水切り板、11−14はオイルシール、11−15はオイルシール、11−16は油面計である。主軸11−3の後端は図1に示すようにフライフォイールカップリング21、21を介してモータ14、14の回転軸に連結される。
【0027】
モータ14を起動することにより、フライフォイールカップリング21を介して海水給水ポンプ11の羽根車11−6が回転し、ポンプケーシング11−1の吸込み口11−1aに接続された海水給水管101を通して流れ込んだ海水はポンプケーシング11−1内に流れ込み、吐出し口11−1bから吐出し管16に吐出され、吐出しヘッダー管17の吐出し口17aに接続された吐出し配管102を通して所定の目的場所に送水される。
【0028】
図7は圧力タンク13の構成を示す図である。圧力タンク13はSS400製からなる圧力タンク本体13−1内に布入ゴム製のプラダ13−2が収容され、圧力タンク本体13−1の底部にプラダ13−2内に連通する給・送水口13−3が設けられた構造である。なお、接液面には樹脂ライニングを施している。圧力タンク本体13−1内には気体封入弁13−4を介して気体が封入されており、圧力スイッチ27、27には配管13−5を介して圧力タンク本体13−1内の気体が導かれ、圧力タンク13内の圧力が印加されるようになっている。
【0029】
また、13−7は圧力計であり、圧力タンク本体13−1の圧力を確認するときは計器元バルブ13−6を開いて圧力タンク本体13−1内の気体を該圧力計13−7に導き、圧力タンク本体13−1内の圧力を確認できるようになっている。13−8はプラダ13−2の漏水を検出する超音波レベルセンサである。
【0030】
図1乃至図3に示す構成の海水給水ポンプ装置において、取扱水が海水であることから、耐食性・耐久性を図るため、接液部を樹脂製とするか又は樹脂ライニングを施す等下記のような対策を取っている。
【0031】
▲1▼海水給水ポンプ11には、軸封にSiC/SiCのメカニカルシールを用いた渦巻ポンプを用い、該ポンプのケーシング及び羽根車をペンタム樹脂製とし、主軸をステンレス鋼製(例えば、SUS316製)としている。
▲2▼モータ14には、全閉型のモータを用いている。
▲3▼スイング式逆止弁15、15、流量検出管20、20、バタフライ弁22、22、ボール弁18、ドレン弁23等は樹脂製(例えば、PVC製)とし、吐出し管16及び吐出しヘッダー管17等は樹脂製(例えば、HIVP+FRP補強/PVC製)としている。
▲4▼圧力タンク13には、プラダ型を用い、接液部に樹脂ライニングを施している。
▲5▼共通ベース10には、SS400を用いその外表面に溶融亜鉛めっきを施している
【0032】
ポンプ制御盤12は2台の海水給水ポンプ11を自動交互運転で運転し、1台が故障したときは他方が自動起動するようにする。海水給水ポンプ11等の装置の運転状態はポンプ制御盤12に表示する。なお、上記例では圧力タンク13を設ける場合を説明したが、圧力タンクを設けない場合もある。また、ポンプ制御盤12はモータ14の電流を監視し、海水給水ポンプ11が過負荷、無送水となった場合、海水給水ポンプ11の運転を停止するようになっている。
【0033】
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように各請求項に記載の発明によれば下記のような優れた効果が得られる。
【0035】
請求項1に記載の発明によれば、海水給水ポンプ装置の接液部に樹脂ライニングを施すか及び/又は該接液部を樹脂材で構成したので、海水に対する耐食性を有する特殊な給水ポンプや機器、材料を用いることなく、耐食性を有し、信頼性を向上させることができると共に、装置全体を安価に構成できる海水給水装置を提供できる。
【0036】
請求項2に記載の発明によれば、流量計として樹脂製の流量検出管を具備する超音波流量計を用いることにより、吐出し管に流れる海水の流量に応じて流量検出管に流れる流量を超音波流量計で計測して吐出し管に流れる流量を測定するので、接液部が樹脂材となり耐食性で可動部がない構成となるから、信頼性の高い流量測定が可能となる。
【0037】
請求項3に記載の発明によれば、過負荷検出手段及び/又は無送水検出手段が過負荷及び/又は無送水を検出したら給水ポンプを停止する制御手段を設けたので、エアロック等の発生等の防止ができ信頼性の高いものとなる。
【0038】
請求項4に記載の発明によれば、プラダ型の圧力タンクの接液部(主にプラダの内壁面)に樹脂ライニングを施したので、圧力タンクの海水に対する耐食性が向上すると共に、プラダの漏水を検出するプラダ漏水検知器を設けることにより、万一漏水が発生してもそれを検出するから、適切な対策をとることができ、信頼性が向上する。
【0039】
請求項5に記載の発明によれば、複数台の給水ポンプの並列交互運転を行う制御手段を設けたので、信頼性が更に向上する。
【0040】
請求項6に記載の発明によれば、給水ポンプの回転軸はフライフォイールカップリングを介して直接又は間接的に駆動モータの回転軸に結合されているので、給水ポンプは遅速スタート及び遅速停止の性能を有するから、停電時であっても給水ポンプは急速に停止することなく、フライフォイールの慣性により回転し続け徐々に減速して停止するから、水撃の発生を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海水給水ポンプ装置の構成例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面矢視図である。
【図3】本発明に係る海水給水ポンプ装置の構成例を示す平面図である。
【図4】本発明に係る海水給水ポンプ装置のフローシートを示す図である。
【図5】本発明に係る海水給水ポンプ装置に用いる流量計の構成を示す図である。
【図6】本発明に係る海水給水ポンプ装置に用いる海水給水ポンプの構成を示す図である。
【図7】本発明に係る海水給水ポンプ装置に用いる圧力タンクの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 共通ベース
11 海水給水ポンプ
12 ポンプ制御盤
13 圧力タンク
14 モータ
15 スイング式逆止弁
16 吐出し管
17 吐出しヘッダー管
18 ボール弁
19 分流オリフィス
20 流量検出管
21 フライフォイールカップリング
22 バタフライ弁
23 ドレン弁
24 ドレン管
25 空気抜き弁
26 空気抜き管
27 圧力スイッチ
28 プラダ漏水検出器

Claims (6)

  1. 吸込み口に海水給水管が接続される少なくとも1台の給水ポンプ、該給水ポンプの吐出口に接続された吐出し管を具備し、前記給水ポンプを起動し、前記海水給水管から流れ込む海水を前記吐出し管に接続された吐出し配管を通して海水を所定の場所に給水する海水給水ポンプ装置において、
    前記海水に接する接液部に樹脂ライニングを施すか及び/又は該接液部を樹脂材で構成したことを特徴とする海水給水ポンプ装置。
  2. 請求項1に記載の海水給水ポンプ装置において、
    前記吐出し管を流れる流量を検出する流量計として樹脂製の流量検出管を具備する超音波流量計を用いることを特徴とする海水給水ポンプ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の海水給水ポンプ装置において、
    過負荷状態を検出する過負荷検出手段及び/又は無送水状態を検出する無送水検出手段を設け、該過負荷検出手段及び/又は無送水検出手段が過負荷及び/又は無送水を検出したら前記給水ポンプを停止する制御手段を設けたことを特徴とする海水給水ポンプ装置。
  4. 請求項1又は2又は3に記載の海水給水ポンプ装置において、接液部に樹脂ライニングを施したプラダ型の圧力タンクを前記吐出し管に接続して設け、該プラダの漏水を検出するプラダ漏水検知器を設けたことを特徴とする海水給水ポンプ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の海水給水ポンプ装置において、
    前記給水ポンプは複数台であり、該複数台の給水ポンプの並列交互運転を行う制御手段を設けたことを特徴とする海水給水ポンプ装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の海水給水ポンプ装置において、
    前記給水ポンプの回転軸はフライフォイールカップリングを介して直接又は間接的に駆動モータの回転軸に結合されていることを特徴とする海水給水ポンプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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