JP2004269234A - 集塵機能を有するホッパ - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで効率的に集塵することができる、集塵機能を有するホッパを提供すること。
【解決手段】堆積されている粉粒体をトラックに積み込んだり、あるいはコンベアなどの搬送機器に乗せて搬送する、粉粒体の荷扱い時に使用するホッパ20であって、上下が開放され、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管21が配設され、この集塵管の少なくとも1箇所に集塵装置30に繋がる配管32が接続可能に構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】堆積されている粉粒体をトラックに積み込んだり、あるいはコンベアなどの搬送機器に乗せて搬送する、粉粒体の荷扱い時に使用するホッパ20であって、上下が開放され、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管21が配設され、この集塵管の少なくとも1箇所に集塵装置30に繋がる配管32が接続可能に構成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】
堆積されている粉粒体をトラックに積み込んだり、あるいはコンベアなどの搬送機器に乗せて搬送する、粉粒体の荷扱い時には、トラックやコンベアなどの上方に、積み込む粉粒体が周囲に飛散しないようにするためのホッパが配置されている。
【0003】
このような粉粒体の荷扱い時には、多量の粉塵が発生するので、作業環境の悪化を防ぐための方策が検討されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、ダンプトラックから排出される骨材を固定設備である貯蔵設備に搬送する装置における集塵方式が開示されている。その装置においては、ダンプトラックから排出される骨材を受けてバケットエレベータへ導入するためのホッパがバケットエレベータに直結して設けられている。このホッパには、ホッパ上部の開口を覆うカバーが配設されると共に、そのカバーには集塵装置に繋がる集塵配管が接続されている。又、カバーの一方の側には、ダンプトラックの荷台の後部を進入させるための開口が設けられている。
【0005】
この装置においては、ダンプトラックから骨材を排出してホッパに受け入れ、その骨材を順次抜き出して搬送するようになっている。骨材を排出した際に発生する粉塵はホッパのカバーに接続された集塵配管中に吸引される。
【0006】
一方、粉粒体をトラックなどに積み込んだりする荷扱い、すなわち、移動設備に対する荷扱いが行われる施設としては、例えば、都市ごみ焼却施設がある。
【0007】
図5は都市ごみ焼却残渣施設における従来の焼却残渣積み出し場を示す模式図である。図5において、10は灰ピット、11はクレーン、12はクレーンバケット、13はホッパである。そして、40は積出し用トラック、50は焼却残渣である。
【0008】
上記焼却残渣積み出し場においては、灰ピット10に堆積されている焼却灰や飛灰などの焼却残渣をクレーンバケット12で掴んでホッパ13上へ移動させ、バケット12を開いて焼却残渣を落下させてトラック40に積み込む作業が行われる。この際、バケット12から大量の焼却残渣が投下され、トラック40の上へ落下するので、多量の粉塵が発生し、周辺の環境が悪化する。
【0009】
しかし、移動設備であるトラックなどに焼却残渣を積み込む荷扱いにおいては、現状では、建屋の換気設備などによる換気が行われている程度であり、トラック上及びホッパから発生する粉塵を直接吸引する設備は設けられていない。
【0010】
【特許文献1】
特開平8−269909号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の集塵装置は、ホッパ上部がカバーで覆われているので、例えば、都市ごみ焼却施設で焼却残渣をクレーンバケットによりトラックに積み込む際に用いるホッパのような、粉粒体を上方から受け入れるホッパには適用できない。
【0012】
又、前述のように、クレーンバケットによりトラックなどに積み込む粉粒体の荷扱いにおいては、建屋換気設備などによる換気が行われているいるが、粉粒体のトラック積み込み時には、建屋内の特定の箇所から多量の粉塵が断続的に発生するので、建屋内全体を換気する除塵処理を行っても、あまり大きな効果は期待できない。又、建屋換気設備は大掛かりな設備であると共に、換気設備の取付けに際しては、その取り付け位置が制約されると言う問題もある。
【0013】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コストで効率的に集塵することができる、集塵機能を有するホッパを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の集塵機能を有するホッパは、粉粒体の荷扱い時に使用する、上下が開放されたホッパであって、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管が配設され、この集塵管の少なくとも1箇所に集塵装置に繋がる配管が接続可能に構成されたことを特徴としている。
【0015】
粉粒体をクレーンバケットによりトラックなどに積み込む際には、粉粒体をクレーンバケットからトラックの上へ落下させるが、クレーンバケットとトラックの間にはホッパが存在しているので、粉粒体はかなり高い位置から落下する。この際、粉粒体はホッパの側壁上に落下してからトラック上に落ちるものもあるが、粉粒体の多くはクレーンバケットから直接トラック上に落下する。このため、多量の微粉が粉塵となって舞い上がる。
【0016】
この問題に対処し、本発明のホッパにおいては、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管が配設されおり、ホッパ内の空気が上記吸引口から吸引されるので、ホッパ内に舞い上がっている粉塵が吸引されて集塵される。そして、ホッパ内の空気が吸引される際に、ホッパ内に上昇気流が発生するので、トラック上から舞い上がった粉塵も上昇気流とともに上昇してホッパ内へ入り、上記吸引口から吸引されて集塵される。このため、ホッパの周辺における粉塵が大幅に減少する。
【0017】
このように、ホッパ内の空気を吸引するだけで、効率よく集塵することができるので、大掛かりな設備を必要としない。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る実施の形態の一例を示す図である。図1において、12は積み出す粉粒体を運んでくるクレーンバケット、20は集塵機能を有するホッパ、21はホッパ20の上端部の内周に設けられた吸引口を有する集塵管、40はトラック、50は積み込まれた粉粒体である。そして、30は集塵管21から吸引された空気の除塵処理を行う集塵装置、32は集塵管21と集塵装置30を接続する集塵配管、31はブロワである。なお、図1おけるホッパ20の機能については後述する。
【0019】
ホッパ20について説明する。図2〜図4は本発明に係るホッパの構造を示す図で、図2はホッパの平面図、図3はホッパの断面図、図4はホッパに設けられている集塵管の一部を拡大した斜視図である。
【0020】
図2において、ホッパ20は上下が開放されており、上端部の内周に沿って、補強材としての役割を兼ねた集塵管21が配設されている。22は下部開口を示す。集塵管21の四隅の端部はフランジによる閉鎖構造になっており、取り外し可能な蓋24により閉鎖されている。このため、この四隅のどの方向からも、管内の清掃やメンテナンスを行うことができるようになっている。又、集塵装置に繋がる集塵配管32を四隅のどの箇所にも接続することができる。さらに、集塵装置に繋がる集塵配管32を複数の箇所接続し、偏りのない吸引をすることもできる。又、25は取り外し可能に設けられたジャバラであり、このジャバラ25を有することにより、集塵配管32のレイアウト等により、集塵配管32を四隅のどのフランジにも接続することができようになっている。
【0021】
図3、図4において、集塵管21には多数の開口が設けられており、この開口が吸引口23となっている。吸引口23は集塵管21の下側に設けられるが、その開口がホッパ20の側板の傾斜に沿う方向を指向する位置に設けるのが好ましい。
【0022】
次に、図1におけるホッパ20の機能について説明する。クレーンバケット12を開いてトラック50上に粉粒体を落下させると、主としてトラック50上から多量の粉塵が舞い上がるが、ホッパ20の上端部の内周に設けられた集塵管21には、下側に吸引口が設けられているので、集塵装置のブロワ31を起動すると、図中、矢印で示すように、ホッパ20内に上昇気流が発生し、トラック50上の空気がホッパ20内へ吸い込まれる。そして、トラック50上で発生した粉塵の多くは上昇気流とともに上昇して集塵管21の吸引口から吸引され、集塵装置30へ送られる。このため、トラック及びホッパの周辺に浮遊する粉塵は大幅に減少する。
【0023】
なお、図1に示す実施の形態の説明においては、クレーンバケットにより運ばれてきた粉粒体をトラックに積み込む例についてのみ記述されているが、本発明はトラックへ積み込む場合のホッパだけに適用されるものではない。上下が開放された形状のものであって、かつその直上から投下される粉粒体が滞留することなく落下するように構成されたホッパであれば、本発明を適用することができる。例えば、粉粒体を積み込むものが搬送用のコンベアであってもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明のホッパにおいては、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管が配設され、この集塵管に集塵装置に繋がる配管が接続可能に構成されており、上記吸引口からホッパ内の空気を吸引するだけで、ホッパ内及びその下方の粉塵を吸引することができる。このため、大掛かりな設備を備えることなく、低コストで効率よく集塵することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の一例を示す図である。
【図2】本発明に係る集塵機能を有するホッパを示す平面図である。
【図3】本発明に係る集塵機能を有するホッパを示す断面図である。
【図4】本発明に係る集塵機能を有するホッパに設けられている集塵管の一部を拡大した斜視図である。
【図5】都市ごみ焼却残渣施設における従来の焼却残渣積み出し場を示す模式図である。
【符号の説明】
12 クレーンバケット
20 集塵機能を有するホッパ
21 集塵管
22 下部開口
23 吸引口
24 集塵管の蓋
25 ジャバラ
30 集塵装置
31 ブロワ
32 集塵配管
40 トラック
50 粉粒体
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】
堆積されている粉粒体をトラックに積み込んだり、あるいはコンベアなどの搬送機器に乗せて搬送する、粉粒体の荷扱い時には、トラックやコンベアなどの上方に、積み込む粉粒体が周囲に飛散しないようにするためのホッパが配置されている。
【0003】
このような粉粒体の荷扱い時には、多量の粉塵が発生するので、作業環境の悪化を防ぐための方策が検討されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、ダンプトラックから排出される骨材を固定設備である貯蔵設備に搬送する装置における集塵方式が開示されている。その装置においては、ダンプトラックから排出される骨材を受けてバケットエレベータへ導入するためのホッパがバケットエレベータに直結して設けられている。このホッパには、ホッパ上部の開口を覆うカバーが配設されると共に、そのカバーには集塵装置に繋がる集塵配管が接続されている。又、カバーの一方の側には、ダンプトラックの荷台の後部を進入させるための開口が設けられている。
【0005】
この装置においては、ダンプトラックから骨材を排出してホッパに受け入れ、その骨材を順次抜き出して搬送するようになっている。骨材を排出した際に発生する粉塵はホッパのカバーに接続された集塵配管中に吸引される。
【0006】
一方、粉粒体をトラックなどに積み込んだりする荷扱い、すなわち、移動設備に対する荷扱いが行われる施設としては、例えば、都市ごみ焼却施設がある。
【0007】
図5は都市ごみ焼却残渣施設における従来の焼却残渣積み出し場を示す模式図である。図5において、10は灰ピット、11はクレーン、12はクレーンバケット、13はホッパである。そして、40は積出し用トラック、50は焼却残渣である。
【0008】
上記焼却残渣積み出し場においては、灰ピット10に堆積されている焼却灰や飛灰などの焼却残渣をクレーンバケット12で掴んでホッパ13上へ移動させ、バケット12を開いて焼却残渣を落下させてトラック40に積み込む作業が行われる。この際、バケット12から大量の焼却残渣が投下され、トラック40の上へ落下するので、多量の粉塵が発生し、周辺の環境が悪化する。
【0009】
しかし、移動設備であるトラックなどに焼却残渣を積み込む荷扱いにおいては、現状では、建屋の換気設備などによる換気が行われている程度であり、トラック上及びホッパから発生する粉塵を直接吸引する設備は設けられていない。
【0010】
【特許文献1】
特開平8−269909号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の集塵装置は、ホッパ上部がカバーで覆われているので、例えば、都市ごみ焼却施設で焼却残渣をクレーンバケットによりトラックに積み込む際に用いるホッパのような、粉粒体を上方から受け入れるホッパには適用できない。
【0012】
又、前述のように、クレーンバケットによりトラックなどに積み込む粉粒体の荷扱いにおいては、建屋換気設備などによる換気が行われているいるが、粉粒体のトラック積み込み時には、建屋内の特定の箇所から多量の粉塵が断続的に発生するので、建屋内全体を換気する除塵処理を行っても、あまり大きな効果は期待できない。又、建屋換気設備は大掛かりな設備であると共に、換気設備の取付けに際しては、その取り付け位置が制約されると言う問題もある。
【0013】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コストで効率的に集塵することができる、集塵機能を有するホッパを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の集塵機能を有するホッパは、粉粒体の荷扱い時に使用する、上下が開放されたホッパであって、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管が配設され、この集塵管の少なくとも1箇所に集塵装置に繋がる配管が接続可能に構成されたことを特徴としている。
【0015】
粉粒体をクレーンバケットによりトラックなどに積み込む際には、粉粒体をクレーンバケットからトラックの上へ落下させるが、クレーンバケットとトラックの間にはホッパが存在しているので、粉粒体はかなり高い位置から落下する。この際、粉粒体はホッパの側壁上に落下してからトラック上に落ちるものもあるが、粉粒体の多くはクレーンバケットから直接トラック上に落下する。このため、多量の微粉が粉塵となって舞い上がる。
【0016】
この問題に対処し、本発明のホッパにおいては、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管が配設されおり、ホッパ内の空気が上記吸引口から吸引されるので、ホッパ内に舞い上がっている粉塵が吸引されて集塵される。そして、ホッパ内の空気が吸引される際に、ホッパ内に上昇気流が発生するので、トラック上から舞い上がった粉塵も上昇気流とともに上昇してホッパ内へ入り、上記吸引口から吸引されて集塵される。このため、ホッパの周辺における粉塵が大幅に減少する。
【0017】
このように、ホッパ内の空気を吸引するだけで、効率よく集塵することができるので、大掛かりな設備を必要としない。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る実施の形態の一例を示す図である。図1において、12は積み出す粉粒体を運んでくるクレーンバケット、20は集塵機能を有するホッパ、21はホッパ20の上端部の内周に設けられた吸引口を有する集塵管、40はトラック、50は積み込まれた粉粒体である。そして、30は集塵管21から吸引された空気の除塵処理を行う集塵装置、32は集塵管21と集塵装置30を接続する集塵配管、31はブロワである。なお、図1おけるホッパ20の機能については後述する。
【0019】
ホッパ20について説明する。図2〜図4は本発明に係るホッパの構造を示す図で、図2はホッパの平面図、図3はホッパの断面図、図4はホッパに設けられている集塵管の一部を拡大した斜視図である。
【0020】
図2において、ホッパ20は上下が開放されており、上端部の内周に沿って、補強材としての役割を兼ねた集塵管21が配設されている。22は下部開口を示す。集塵管21の四隅の端部はフランジによる閉鎖構造になっており、取り外し可能な蓋24により閉鎖されている。このため、この四隅のどの方向からも、管内の清掃やメンテナンスを行うことができるようになっている。又、集塵装置に繋がる集塵配管32を四隅のどの箇所にも接続することができる。さらに、集塵装置に繋がる集塵配管32を複数の箇所接続し、偏りのない吸引をすることもできる。又、25は取り外し可能に設けられたジャバラであり、このジャバラ25を有することにより、集塵配管32のレイアウト等により、集塵配管32を四隅のどのフランジにも接続することができようになっている。
【0021】
図3、図4において、集塵管21には多数の開口が設けられており、この開口が吸引口23となっている。吸引口23は集塵管21の下側に設けられるが、その開口がホッパ20の側板の傾斜に沿う方向を指向する位置に設けるのが好ましい。
【0022】
次に、図1におけるホッパ20の機能について説明する。クレーンバケット12を開いてトラック50上に粉粒体を落下させると、主としてトラック50上から多量の粉塵が舞い上がるが、ホッパ20の上端部の内周に設けられた集塵管21には、下側に吸引口が設けられているので、集塵装置のブロワ31を起動すると、図中、矢印で示すように、ホッパ20内に上昇気流が発生し、トラック50上の空気がホッパ20内へ吸い込まれる。そして、トラック50上で発生した粉塵の多くは上昇気流とともに上昇して集塵管21の吸引口から吸引され、集塵装置30へ送られる。このため、トラック及びホッパの周辺に浮遊する粉塵は大幅に減少する。
【0023】
なお、図1に示す実施の形態の説明においては、クレーンバケットにより運ばれてきた粉粒体をトラックに積み込む例についてのみ記述されているが、本発明はトラックへ積み込む場合のホッパだけに適用されるものではない。上下が開放された形状のものであって、かつその直上から投下される粉粒体が滞留することなく落下するように構成されたホッパであれば、本発明を適用することができる。例えば、粉粒体を積み込むものが搬送用のコンベアであってもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明のホッパにおいては、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管が配設され、この集塵管に集塵装置に繋がる配管が接続可能に構成されており、上記吸引口からホッパ内の空気を吸引するだけで、ホッパ内及びその下方の粉塵を吸引することができる。このため、大掛かりな設備を備えることなく、低コストで効率よく集塵することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の一例を示す図である。
【図2】本発明に係る集塵機能を有するホッパを示す平面図である。
【図3】本発明に係る集塵機能を有するホッパを示す断面図である。
【図4】本発明に係る集塵機能を有するホッパに設けられている集塵管の一部を拡大した斜視図である。
【図5】都市ごみ焼却残渣施設における従来の焼却残渣積み出し場を示す模式図である。
【符号の説明】
12 クレーンバケット
20 集塵機能を有するホッパ
21 集塵管
22 下部開口
23 吸引口
24 集塵管の蓋
25 ジャバラ
30 集塵装置
31 ブロワ
32 集塵配管
40 トラック
50 粉粒体
Claims (1)
- 粉粒体の荷扱い時に使用する、上下が開放されたホッパであって、上端部の内周に沿って吸引口を有する集塵管が配設され、この集塵管の少なくとも1箇所に集塵装置に繋がる配管が接続可能に構成されたことを特徴とする集塵機能を有するホッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003066075A JP2004269234A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | 集塵機能を有するホッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003066075A JP2004269234A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | 集塵機能を有するホッパ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004269234A true JP2004269234A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33126888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003066075A Pending JP2004269234A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | 集塵機能を有するホッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004269234A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020132718A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 宇部興産機械株式会社 | 木質ペレットの再生設備及びその方法 |
-
2003
- 2003-03-12 JP JP2003066075A patent/JP2004269234A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020132718A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 宇部興産機械株式会社 | 木質ペレットの再生設備及びその方法 |
JP7147616B2 (ja) | 2019-02-15 | 2022-10-05 | Ubeマシナリー株式会社 | 木質ペレットの再生設備及びその方法 |
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