JP2000344302A - 廃棄物分別収納箱及びそれを装備した廃棄物分別収集装置 - Google Patents

廃棄物分別収納箱及びそれを装備した廃棄物分別収集装置

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JP2000344302A
JP2000344302A JP15238799A JP15238799A JP2000344302A JP 2000344302 A JP2000344302 A JP 2000344302A JP 15238799 A JP15238799 A JP 15238799A JP 15238799 A JP15238799 A JP 15238799A JP 2000344302 A JP2000344302 A JP 2000344302A
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JP
Japan
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glass
waste
storage
crushing
unit
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Pending
Application number
JP15238799A
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English (en)
Inventor
Toyoyuki Okamoto
豊之 岡本
Tokichi Fujimoto
藤吉 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo System Plants Co Ltd
Original Assignee
Toyo System Plants Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/60Glass recycling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で生産性やメンテナンス性に優れ
た廃棄物分別収納箱の提供を目的とする。 【解決手段】 ガラス処理装置,缶処理装置,ペットボ
トル類処理装置の内いずれか1以上を有した廃棄物処理
装置部に脱着自在に連結される廃棄物分別収納箱1であ
って、廃棄物処理装置部側に位置するガラス収納部3
と、ガラス収納部3の上部壁に形成され前記ガラス処理
装置の排出口が脱着自在に接続されるガラス投入口4
と、ガラス収納部3の側壁に形成されたガラス排出部5
と、長手方向がガラス収納部3の側壁と略直角に位置し
た種別収納部10,11と、種別収納部10,11の短
手方向側の側壁に形成され前記缶処理装置又は前記ペッ
トボトル類処理装置の排出口が脱着自在に接続される種
別投入口12と、種別収納部10,11の側壁に形成さ
れた種別排出部14,15と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や公共施設等
の種々の生活空間から排出される空きビンや空き缶,ペ
ットボトルの各種廃棄物を、種類別に分別して収納する
廃棄物分別収納箱、及び空きビンや空き缶,ペットボト
ルを破砕,圧縮等により処理した後、廃棄物分別収納箱
に種類別に収納する廃棄物分別収納箱を装備した廃棄物
分別収集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、清涼飲料水等の普及にともな
い、空きビンや空き缶のゴミが増加しており、近年で
は、空きビンや空き缶の再利用のために、空きビンや空
き缶を資源ゴミとして分別収集している。また、近年で
は、ペットボトルの普及にともない、ペットボトルのゴ
ミも増加しており、再利用のためにペットボトルも資源
ゴミとして分別収集されている。
【0003】従来、家庭や公共施設等から排出された空
きビンや空き缶,ペットボトルは、ゴミ収容箱を有した
ゴミ収集車により回収されてゴミ処理施設へと搬送さ
れ、ゴミ処理施設において、ビン類,缶類,ペットボト
ルの種類別に分別されて各々処理されている。しかしな
がら、ゴミ処理施設に集められた空きビンや空き缶,ペ
ットボトルは多種多様であるとともに大量であり、種類
毎の分別作業に多大の手間と労力,時間を要すという課
題を有していた。
【0004】そこで、近年では、家庭や公共施設等から
排出される空きビンや空き缶,ペットボトルを種類別に
収納する廃棄物分別収納箱や、廃棄物分別収納箱を装備
した廃棄物分別収集装置として種々のものが開示されて
いる。
【0005】例えば、特開平5−319505号公報
(以下、イ号公報という)には、内部が仕切板で車幅方
向に並列する複数の分別収集室に区画され、各分別収集
室は後方開口部の上部にゴミ供給口を有し、下部にゴミ
排出口を有する収容箱と、収容箱の各分別収集室内の上
部空間に配置され、分別収集室のゴミ供給口から供給さ
れたゴミを分別収集室の前方へと移動させるスクリュー
コンベアと、収容箱の各分別収集室のゴミ排出口の各々
に上下に開閉揺動可能に装着されたゴミ排出口開閉用の
蓋体と、各分別収集室の各蓋体を独自に開閉駆動する蓋
駆動機構と、収容箱の後方開口部に上下に開閉揺動可能
に装着され、収容箱後方開口部の閉成時に収容箱の各分
別収集室のゴミ供給口にゴミを投入する積込みコンベア
を分別収集室に対応して複数並列に内蔵した投入箱と、
収容箱を後方にダンプさせるダンプ機構とを具備した分
別ゴミ収集車、が開示されている。
【0006】特開平8−277004号公報(以下、ロ
号公報という)には、自走する車両の荷台に搭載したボ
ックス状のハウジングユニットを回収室と動力室とに区
画し、前記回収室内に、外部からの空き缶と空き瓶を有
する第1次分別対象物を空き缶と空き瓶とに分別して回
収する分別回収機構を設け、前記動力室内に、少なくと
も前記分別回収機構を作動させる油圧装置及び電源装置
等の動力装置を設けた移動式空き缶空き瓶分別回収車、
が開示されている。
【0007】特開平10−175703号公報(以下、
ハ号公報という)には、車体枠上に搭載された荷箱に各
種ゴミを回収するゴミ回収車において、前記荷箱が前後
もしくは左右に区画されるとともに、荷箱の後方もしく
は側方にはバケットに収容されたゴミを該荷箱の上方か
ら投入する投入装置が設けられる一方、前記荷箱の上部
には上記バケットから投下されるゴミを前記左右もしく
は前後の一方の室をまたいで他方の室に導くシュートが
設けられるとともに、該シュートが反転されたバケット
の上方に退避する位置まで傾動自在に構成されたゴミ回
収車、が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の廃棄物分別収納箱や廃棄物分別収納箱を装備した廃
棄物分別収集装置は以下のような課題を有していた。
【0009】イ号公報に記載の分別ゴミ収集車では、収
容箱,ゴミを移動させるスクリューコンベア,ゴミ排出
口の蓋体を駆動する蓋駆動機構,ゴミを投入する投入
箱,収容箱をダンプさせるダンプ機構を備え、構造が複
雑で該分別ゴミ収集車の生産性に欠けるとともに、メン
テナンス性に欠け、また、小型化が困難である。また、
投入箱の内部にゴミを分別収集室に投入する積込みコン
ベアを備えているとともに、複数の分別収集室に対応し
て複数の投入箱や積込みコンベアを備えているので、構
造が複雑で生産性やメンテナンス性に欠ける。また、分
別収集室が車幅方向に並列に区画されているため、投入
箱から投入されたゴミを分別収集室の前方へ移動させる
ためにゴミ搬送用のスクリューコンベアを要し、構造が
複雑で生産性やメンテナンス性に欠けるとともに、該分
別ゴミ収集車が大型化する。更に、空きビンや空き缶を
破砕等の処理を行わずに収集するため、空きビンや空き
缶が嵩張り分別収集室が大型化するとともに、収集能力
が小さく、ゴミ処理場を何度も往復せねばならず作業性
に欠ける。という課題を有していた。
【0010】ロ号公報に記載の移動式空き缶空き瓶分別
回収車では、投入口から回収室内に投入される空き缶や
空き瓶は、投入コンベアや供給コンベアにより回収室内
に運ばれるため、投入動作に手間や時間がかかり作業性
に欠けるとともに、複数のコンベアを使用しているた
め、生産性やメンテナンス性に欠け、また、該移動式空
き缶空き瓶分別回収車の小型化が困難である。投入後に
空き缶や空き瓶の分別を行っているため、回収室内に分
別回収機構を要し、回収室内の構造が複雑でメンテナン
ス性に欠ける。更に、回収室内に各種コンベアや、分別
回収した空き缶を圧壊してブロック化するプレス装置
等、各種装置を備えているため、回収室内の構造が複雑
で生産性やメンテナンス性に欠けるとともに、回収室が
大型化する。という課題を有していた。
【0011】ハ号公報に記載のゴミ回収車では、空き缶
や空きビンを投入装置で荷箱の上方から投入するため、
空き缶や空きビンの投入時に投入装置の駆動を要し、投
入作業に手間がかかるとともに、投入装置のメンテナン
スを要し利便性に欠ける。また、空き缶や空きビンの分
別回収のために、投入時に投入装置とともに、シュート
を移動させる必要があり、構造が複雑でメンテナンス性
に欠けるとともに、該ゴミ回収車の生産性に欠ける。ま
た、各種ゴミの排出時には、荷箱の区画毎に排出作業を
要し、特に、荷箱を前部室と後部室とに区画した場合、
後部室内のゴミを排出した後でしか前部室のゴミを排出
できず、ゴミの排出作業性に欠ける。更に、荷箱に圧縮
装置や破砕装置を設けた場合、圧縮装置や破砕装置で処
理されたゴミを荷箱の各区画に投入するため移送コンベ
ア等の移送装置を要し、荷箱内の構造が複雑で生産性に
欠けるとともに、メンテナンス性に欠け、また、荷箱が
大型化する。という課題を有していた。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡単な構造で空き缶や空きビン,ペットボトル等を
分別して種別に収納できるとともに、生産性やメンテナ
ンス性に優れ、更に、既存のトラック等の車両の荷台に
搭載可能な廃棄物分別収納箱の提供、及び、簡単な構造
で小型化を図ることができ既存のトラック等の車両の荷
台に搭載でき、種々の場所での空き缶や空きビン,ペッ
トボトルの収集処理に利用でき使用性に優れ、また、空
き缶や空きビン,ペットボトルの処理後、種別に収納で
きるとともに、種別に容易に排出することができる廃棄
物分別収納箱を装備した廃棄物分別収集装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明における廃棄物分別収納箱及びそれを装
備した廃棄物分別収集装置は、以下の構成を有してい
る。
【0014】本発明の請求項1に記載の廃棄物分別収納
箱は、ガラス処理装置,缶処理装置,ペットボトル類処
理装置の内いずれか1以上を有した廃棄物処理装置部に
脱着自在に連結される廃棄物分別収納箱であって、前記
廃棄物処理装置部側に位置するガラス収納部と、前記ガ
ラス収納部の上部壁又は側壁に形成され前記ガラス処理
装置の排出口が脱着自在に接続されるガラス投入口と、
前記ガラス収納部の側壁又は底壁に形成されたガラス排
出部と、長手方向が前記ガラス収納部の側壁と略直角に
位置した1以上の種別収納部と、前記種別収納部の短手
方向側の側壁又は上部壁に形成され前記缶処理装置又は
前記ペットボトル類処理装置の排出口が脱着自在に接続
される種別投入口と、前記種別収納部の側壁又は底壁に
形成された種別排出部と、を備えた構成を有している。
【0015】これにより、ガラス収納部が廃棄物処理装
置部側に位置するため、ガラス処理装置とガラス収納部
の距離を短くでき、ガラス処理装置での破砕や分別等の
処理後、ガラス収納部へ容易にガラス処理済物を搬送で
きるとともに、ガラス処理済物の搬送に要する搬送装置
の小型化を図ることができるという作用を有する。ま
た、ガラス収納部の上部壁又は側壁にガラス投入口を有
しているため、比重の重いガラス処理済物をガラス収納
部に容易に均一に投入し、偏在するのを防止することが
でき、ガラス収納部の収納効率を高めるという作用を有
する。また、ガラス収納部の側壁と略直角に種別収納部
が位置しているため、該廃棄物分別収納箱にデットスペ
ースを形成することなく、ガラスや缶,ペットボトル等
の各処理済物を分別して収納することができるととも
に、該廃棄物分別収納箱の小型化を図ることができると
いう作用を有している。更に、比重の軽い缶やペットボ
トル等の処理済物が収納される種別収納部が、比重の重
いガラス処理済物が収納されるガラス収納部を介して廃
棄物処理装置部と接続されるため、特に、缶やペットボ
トル等の処理済物を風力等で吹き飛ばして種別収納部へ
搬送する場合、ガラス処理済物の搬送,缶やペットボト
ルの処理済物の搬送、のいずれの搬送装置も簡単な構造
で小型化を図ることができるという作用を有する。
【0016】また、該廃棄物分別収納箱が、廃棄物処理
装置部と完全に分かれているため、該廃棄物分別収納箱
に駆動部等を要さず簡単な構造で各収納部を形成できる
という作用を有する。更に、各収納部毎に各排出部を備
えているため、排出する収納部の排出部だけを開けて種
別毎に排出することができるという作用を有する。
【0017】ここで、ガラス収納部や種別収納部として
は、内側壁をガラス排出部や種別排出部側に向けて傾斜
した傾斜壁にするのが好ましい。これにより、ガラス投
入口や種別投入口から投入されたガラスや缶,ペットボ
トル等の各処理済物を、各排出部側に自然に集めること
ができ、排出時にスムーズに各処理済物を排出できる。
また、内側壁の所定高さから各収納部の底壁にかけて傾
斜部を形成、又は、内側壁と底壁との接合部に底壁へ向
けて傾斜部を形成してもよい。これにより、各収納部に
投入されたガラスや缶,ペットボトル等の各処理済物が
各収納部内の隅部に溜まるのを防止できる。尚、傾斜壁
や傾斜部としては、ガラスや缶,ペットボトル等の各処
理済物の安息角より大きく形成される。これにより、各
収納部への各処理済物の投入後、自然に底壁側に各処理
済物を移動させることができ、特に、安息角より小さい
傾斜の場合、傾斜壁や傾斜部に各処理済物が滞留し各処
理済物を自然にスムーズに排出部側に集めることができ
ず、また、傾斜が安息角より大き過ぎる場合、収納部の
高さが高くなり該廃棄物分別収納箱が大型化する傾向が
有り、いずれも好ましくない。
【0018】ガラス投入口や種別投入口としては、各収
納部に穿設された開口孔部等で形成される。また、特
に、種別収納部の短手方向側の側壁に種別投入口を形成
する場合、ガラス収納部の高さを種別収納部の高さより
低く形成するのが好ましい。これにより、種別収納部の
廃棄物処理装置部側の側壁に種別投入口を容易に形成す
ることができ、種別収納部と廃棄物処理装置部との接続
距離を最短にすることができる。
【0019】ガラス排出部や種別排出部としては、各収
納部の側壁又は底壁に形成された開口部と、開口部に開
閉自在に配設された開閉扉と、を有したもの等が用いら
れる。更に、開閉扉に被係合部を形成し、開閉扉の開状
態時に被係合部が係合される係合部を各収納部の外周壁
等に形成してもよい。これにより、各収納部内の処理物
の排出時に開閉扉の開状態を維持でき、排出作業が安全
にできる。
【0020】各収納部としては、上部壁や側壁に窓部を
形成してもよい。これにより、各収納部内を外部から見
ることができ、各収納部内に収納された各処理物の量を
外部から容易に確認することができる。
【0021】該廃棄物分別収納箱の上部壁や側壁等に略
U字状の部材やアイボルトやアイナット等の吊上げ部を
配設してもよい。これにより、クレーンのフックやワイ
ヤ等を吊上げ部に係合,挿通して該廃棄物分別収納箱を
クレーン等で吊り上げることができ、特に、各収納部の
各排出部と対向した位置に吊上げ部を配設して該廃棄物
分別収納箱の一部だけを吊り上げた場合、各収納部毎に
各収納部内の処理済物を各排出部から容易に排出するこ
とができる。また、クレーン等で該廃棄物分別収納箱を
移動させてトラック等の車両の荷台等に載せることもで
きる。
【0022】また、該廃棄物分別収納箱の廃棄物処理装
置部側に、嵌合凹部や嵌合凸部,フック部の係合部等か
らなる連結部を形成してもよい。これにより、該廃棄物
分別収納箱を廃棄物処理装置部と連結できる。
【0023】該廃棄物分別収納箱の下面に車輪を配設し
てもよい。これにより、該廃棄物分別収納箱の移動が容
易にでき、特に、廃棄物処理装置部との連結や取り外し
が容易にできる。また、車輪としては、該廃棄物分別収
納箱を一方向にのみ移動できる一方向車輪が好ましい。
これにより、該廃棄物分別収納箱をトラック等の車両の
荷台等に載せて搬送する際に該廃棄物分別収納箱が揺動
するのを防止できる。更に、該廃棄物分別収納箱の下面
に車輪よりも内側で車輪の径よりも高さが低く形成され
たレール状等に形成されトラック等の車両の荷台等に当
接する荷台設置部を形成してもよい。これにより、特
に、該廃棄物分別収納箱を車両で搬送する際に、荷台と
荷台設置部を当接させて該廃棄物分別収納箱を安定して
荷台に載せることができ、廃棄物分別収納箱の下面に車
輪を有している場合でも、廃棄物分別収納箱を揺動させ
ることなく安全に搬送することができる。また、特に、
該廃棄物分別収納箱をトラック等の車両の荷台に載せて
搬送する場合、荷台に連結固定できるフック等からなる
連結固定部や、荷台に配設されたフック部に係合される
ワイヤ等の係合部等を該廃棄物分別収納箱に配設しても
よい。これにより、該廃棄物分別収納箱の搬送時に該廃
棄物分別収納箱がトラック等の車両の荷台上で移動する
のを確実に防止でき搬送時の安全性を向上できる。
【0024】本発明の請求項2に記載の廃棄物分別収納
箱は、請求項1に記載の発明において、前記ガラス収納
部が、1以上の仕切壁で区画された2以上の収納室と、
各前記収納室に各々形成された前記ガラス投入口及び前
記ガラス排出部と、を有し、及び/又は、前記種別収納
部の上部壁及び/又は側壁に形成された空気抜き部、を
備えた構成を有している。
【0025】これにより、ガラス収納部が2以上の収納
室を備えているため、各収納室に色等の種類別にガラス
処理済物を各々収納することができ、他種類のガラス処
理済物を混在させることなく収納することができるとい
う作用を有する。
【0026】また、種別収納部に空気抜き部を形成した
場合、種別収納部内の空気を抜くことができるため、缶
やペットボトル等の各処理装置で破砕や圧縮,分別等の
処理がされた処理済物を風力等で吹き飛ばして種別収納
部へ搬送することができるという作用を有する。
【0027】ここで、ガラス収納部としては、仕切壁で
区画して収納室を形成する代わりに、複数の収納室を個
別に作製し、これらを連結してガラス収納部としてもよ
い。
【0028】空気抜き部としては、種別収納部の上部壁
及び/又は側壁に穿設された空気抜き開口部と、空気抜
き開口部に連設された筒状体と、空気抜き開口部及び/
又は筒状体端部に覆設された網状体と、を有したもの等
が用いられる。尚、筒状体としては、種別収納部内の風
向等に応じて、風向きと略平行となる形状にするのが好
ましい。これにより、スムーズに種別収納部内の空気を
抜くことができる。また、網状体としては、種別収納部
内に収納される処理済物の粒径より目の細かいものが好
適に用いられる。これにより、処理済物が空気抜き部か
ら排出されるのを防止できる。また、特に、種別収納部
に収納される処理済物が微細な場合、網状体の代わりに
フィルタを用いてもよい。これにより、空気抜き部から
粉塵が出るのを防止できる。
【0029】本発明の請求項3に記載の廃棄物分別収納
箱を装備した廃棄物分別収集装置は、a.請求項1又は
2に記載の廃棄物分別収納箱と、b.ガラス破砕部と、
前記ガラス破砕部の下方に略漏斗状に形成された破砕物
排出部と、前記ガラス破砕部の上方に形成されたガラス
供給口と、を有したガラス破砕装置と、c.前記ガラス
供給口側に傾斜した傾斜底部と、側壁に形成された投入
開口部と、前記投入開口部に開閉自在に配設された蓋部
と、を有し、前記ガラス破砕装置の上方に配設され前記
ガラス供給口に連通したガラス投入部と、d.投入口側
が前記ガラス破砕装置の前記破砕物排出部に連通し、排
出口側が前記廃棄物分別収納箱のガラス収納部のガラス
投入口に脱着自在に接続される破砕物搬送装置と、を備
えた構成を有している。
【0030】これにより、ガラス投入部に投入された空
きビン等のガラスをガラス破砕装置で破砕することがで
き、また、破砕処理されたガラス破砕物を破砕物搬送装
置でガラス収納部へ搬送することができ、空きビン等の
ガラスを破砕してガラス収納部に収納でき、ガラス収納
部内でガラス処理済物が嵩張るのを防止でき収納効率を
向上できるという作用を有する。また、ガラス破砕装置
の破砕物排出部が略漏斗状に形成されているため、ガラ
ス破砕部で破砕処理されたガラス破砕物が破砕物排出部
に滞留するのを防止できスムーズに破砕物搬送装置に供
給できるという作用を有する。
【0031】ガラス投入部が、側壁に形成された投入開
口部と傾斜底部を有し、ガラス破砕装置のガラス供給口
に連通しているため、投入開口部から空きビン等を投入
するだけで、容易にガラス破砕装置へ空きビン等を供給
することができるという作用を有する。
【0032】ここで、ガラス破砕装置のガラス破砕部と
しては、一対の櫛歯状の破砕具を回転させて破砕具間で
空きビン等のガラスを破砕するもの、押圧破砕具で空き
ビン等のガラスを押圧して破砕するもの、上面側に破砕
刃を有した破砕具を底部で回転させ上方からガラスを投
入して破砕するもの、周壁に回転軸と略平行に配設され
た複数の破砕刃を有した略円筒状の回転体を回転させ回
転体の内部にガラスを投入して回転体の遠心力により破
砕刃でガラスを破砕するもの、複数のチェーンの一端を
各々回転軸に接続して回転軸を回転させることによりチ
ェーンでガラスを破砕するもの、等が用いられる。
【0033】破砕物排出部としては、壁面の傾斜角度が
ガラス破砕物の安息角より大きく形成される。これによ
り、ガラス破砕物を滞留させることなく自然に破砕物搬
送装置に供給できる。特に、ガラス破砕物の安息角より
傾斜が小さい場合、ガラス破砕物が破砕物排出部の側壁
に滞留する傾向が有り、また、傾斜が大き過ぎる場合、
破砕物排出部の高さが高くなる傾向が有りガラス破砕装
置が大型化し、いずれも好ましくない。
【0034】ガラス投入部の傾斜底部としては、空きビ
ン等のガラスがガラス破砕装置へ容易に供給できる傾斜
角度であればよい。また、蓋部としては、蓋部の開状
態,閉状態を検知する開閉検知手段を配設してもよい。
これにより、蓋部が閉状態の場合にしかガラス破砕装置
が駆動しないように制御することができ、蓋部の開状態
時にガラス破砕装置が駆動するのを防止でき、安全性を
向上できる。尚、開閉検知手段としては、近接センサ,
光電センサ,リミットスイッチ,ボタンスイッチ等が用
いられる。特に、近接センサの場合、蓋部を鉄製等の磁
性体で形成するだけで蓋部の磁気で蓋部の開閉を検知す
るので光電センサのように埃や汚れで誤作動を引き起こ
すことがなく耐環境性を有し、また、リミットスイッチ
やボタンスイッチのように錆等による故障が少なく耐久
性に優れるので、近接センサが好適に用いられる。
【0035】破砕物搬送装置としては、桟付きコンベア
やスクリューコンベア等が用いられる。また、廃棄物分
別収納箱のガラス収納部のガラス投入口と、破砕物搬送
装置の排出口との接続部としては、排出口をガラス投入
口の上方に位置させるだけでもよく、また、排出口とガ
ラス投入口との間にカバーを配設してもよい。これによ
り、ガラス破砕物の排出時に排出口とガラス投入口との
間から粉塵が排出されるのを防止できる。
【0036】本発明の請求項4に記載の廃棄物分別収納
箱を装備した廃棄物分別収集装置は、a.請求項1又は
2に記載の廃棄物分別収納箱と、b.破砕部と、前記破
砕部に連通した吸引部と、一端が前記破砕部に連通し他
端が前記種別収納部の短手方向側の側壁又は上部壁に形
成された種別投入口に脱着自在に接続される破砕物吐出
部と、を有した1以上の破砕処理装置と、を備えた構成
を有している。
【0037】これにより、缶やペットボトル等の処理物
を吸引部で吸引して破砕部に供給することができ、破砕
部への処理物の供給が容易にできるという作用を有す
る。また、破砕部で破砕された破砕物を破砕物吐出部か
ら吐出させて種別投入口から種別収納部へ吹き飛ばして
排出することができ、破砕物の搬送装置を要さず容易に
破砕物を種別収納部へ収納できるという作用を有する。
更に、破砕物吐出部を種別収納部の短手方向側の側壁に
形成された種別投入口に接続した場合、種別収納部内に
吹き飛ばして排出された破砕物が種別投入口と対向する
側壁に強く衝突して跳ね返るのを防止できるという作用
を有する。
【0038】ここで、破砕部としては、例えば、特開平
10−137617号公報に開示されているような、缶
やペットボトル等の処理物を破砕部の内側壁に誘導する
羽根車と、羽根車を囲繞する位置に配設された破砕刃
と、内側壁と破砕刃との間に形成され破砕物吐出部と連
通した破砕物誘導部と、を有したもの等、処理物を吸引
して供給し、破砕部で破砕して破砕物を吹き飛ばして排
出できるもの(例えば、株式会社ハイネット製,商品名
「瞬砕」)が用いられる。特に、破砕部に羽根車を配設
した場合、羽根車の遠心力により、吸引部を介して缶や
ペットボトル等の処理物を破砕部へ吸引して供給するこ
とができるとともに、破砕刃で破砕処理でき、更に、破
砕物誘導部と破砕物吐出部を介して種別収納部に破砕物
を収納できる。尚、破砕物を吐出する吐出力(風量)と
しては、破砕処理装置の吸引部や破砕物吐出部の径,接
続された種別収納部の大きさ,缶やペットボトル等の処
理物の重さにより適宜決定される。吐出力が小さ過ぎる
と、破砕物を破砕物吐出部から吐出できず、大き過ぎる
と、種別収納部の側壁に破砕物が強く衝突し、いずれも
好ましくない。
【0039】破砕物吐出部と種別収納部の種別投入部と
の接続としては、破砕物吐出部の端面に形成された凹部
や孔部又は凸部等と、種別投入部の端面に形成された凸
部又は凹部や孔部とを嵌合又は係合するものや、ネジ等
で螺合するもの等が用いられる。また、種別収納部とし
ては、種別投入部から種別収納部内に向けて筒状体を突
設し収納誘導部を形成してもよい。これにより、破砕物
吐出部から吹き飛ばされて排出された破砕物を種別収納
部の種別投入部の下方に落下するのを防止し、種別投入
部から離れた位置から順に破砕物を収納できる。
【0040】本発明の請求項5に記載の廃棄物分別収納
箱を装備した廃棄物分別収集装置は、a.請求項3に記
載のガラス破砕装置,ガラス投入部,破砕物搬送装置を
有したガラス処理装置と、前記ガラス処理装置の側部に
配設された駆動部と、前記破砕物搬送装置の側部に配設
された請求項4に記載の1以上の破砕処理装置と、を有
した廃棄物処理装置部と、b.請求項1又は2に記載の
廃棄物分別収納箱と、を備え、前記破砕物搬送装置の排
出口と前記破砕処理装置の破砕物吐出部が同一方向に位
置し、前記廃棄物分別収納箱がガラス収納部側を前記廃
棄物処理装置部側に位置して前記廃棄物処理装置部に脱
着自在に連結された構成を有している。
【0041】これにより、請求項1乃至4の作用に加え
て、ガラス処理装置のガラス破砕装置で空きビン等のガ
ラスを破砕処理し、破砕物搬送装置でガラス破砕物をガ
ラス収納部に収納することができるとともに、缶やペッ
トボトル等を各々破砕処理装置で破砕処理して種別に種
別収納部に収納することができ、空きビンと缶やペット
ボトル等の少なくとも2以上の処理物を該廃棄物分別収
集装置で種別に処理できるという作用を有する。また、
廃棄物分別収納箱が、廃棄物処理装置部に脱着自在に連
結されているため、廃棄物分別収納箱内にガラスや缶,
ペットボトル等の破砕物が充填された際に、廃棄物分別
収納箱を廃棄物処理装置部から取り外して廃棄物分別収
納箱内の破砕物を種別に排出することができるという作
用を有する。
【0042】破砕物吐出部が破砕物搬送装置の排出口と
同一方向に位置しているため、廃棄物処理装置部と廃棄
物分別収納箱との連結が容易にでき、また、破砕処理装
置への缶やペットボトル等の処理物の投入と、ガラス投
入部への空きビン等のガラスの処理物の投入を同一方向
からでき、作業性を向上できるという作用を有する。ま
た、破砕処理装置が、破砕物搬送装置の側部に配設され
ているため、廃棄物処理装置部に大きなデッドスペース
ができるのを防止できるという作用を有する。更に、ガ
ラス処理装置の側部に駆動部を配設しているため、ガラ
ス処理装置の高さが高くなるのを防止でき、コンパクト
化を図ることができるとともに、ガラス処理装置のガラ
ス投入部の位置が高くなるのを防止でき、空きビン等の
ガラスの処理物の投入作業性を向上できるという作用を
有する。
【0043】廃棄物分別収納箱がガラス収納部側を廃棄
物処理装置部側に位置して脱着自在に連結されるため、
空きビン等のガラスを破砕処理したガラス破砕物をガラ
ス収納部まで搬送する搬送距離を短くすることができ、
破砕物搬送装置のコンパクト化を図ることができるとい
う作用を有する。
【0044】ここで、廃棄物処理装置部と廃棄物分別収
納箱との連結としては、廃棄物処理装置部の外周壁に形
成された嵌合凸部又は嵌合凹部と、廃棄物分別収納箱の
外周壁に形成された嵌合凹部又は嵌合凸部と、からな
り、嵌合凸部と嵌合凹部を嵌脱自在に嵌合したものや、
フック等の係合部を用いて脱着自在に係合したもの等、
任意のものが用いられる。また、嵌合凸部と嵌合凹部で
連結する場合、嵌合凸部にフランジ状の嵌合止め部を形
成してもよい。これにより、常に所定位置まで嵌合凸部
を嵌合凹部に嵌合でき、廃棄物処理装置部と分別収納部
との位置決めが容易にできる。
【0045】また、廃棄物処理装置部のガラス投入部の
蓋部側や破砕処理装置の吸引部側に、該廃棄物処理装置
部で処理する空きビンや空き缶,ペットボトル等の処理
物を載せる供給台を配設してもよい。更に、供給台上を
1乃至複数の分別供給部に区画してもよい。これによ
り、処理物を分別供給部に種別に載せることができ、複
数の種類の処理物を混在させることなく種別に破砕処理
することができる。
【0046】本発明の請求項6に記載の廃棄物分別収納
箱を装備した廃棄物分別収集装置は、請求項3又は5に
記載の発明において、前記破砕物搬送装置が、スクリュ
ーコンベアからなる構成を有している。
【0047】これにより、ガラス破砕装置で破砕された
ガラス破砕物の搬送中に、更に、スクリューコンベアで
破砕物の粒径を小さくすることができるという作用を有
する。また、低い高さでかつ、短距離でガラス破砕物を
搬送することができ、破砕物搬送装置の小型化を図るこ
とができるという作用を有する。
【0048】ここで、スクリューコンベアとしては、軸
の周囲にスパイラルねじ状の羽根を取り付けたスクリュ
ーと、スクリューが内蔵されたパイプと、を有したもの
が用いられ、スクリューとしては、鉄製や耐摩耗性鋼板
製,又は表面に耐摩耗性の溶射加工を施したもの等の耐
摩耗性に優れたものが用いられ、また、パイプとして
は、SGP,STPG等の配管用炭素鋼鋼管や内部に耐
摩耗性の溶射加工を施したもの等の耐摩耗性に優れたも
のが用いられる。これにより、スクリューコンベアの耐
久性を向上できる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態で詳細
に説明する。尚、当然のことながら、本発明は以下の実
施の形態に限定されるものではない。
【0050】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
おける廃棄物分別収納箱について、以下図面を用いて説
明する。図1は実施の形態1における廃棄物分別収納箱
の一部断面平面図である。図1において、1は空きビン
等のガラス類,缶類,ペットボトル類を種別に収納する
実施の形態1における廃棄物分別収納箱、2a,2bは
廃棄物分別収納箱1内を区画した略T字状の区画壁、3
は区画壁2aで区画され廃棄物分別収納箱1の短手方向
を長手方向としたガラス収納部、3aはガラス収納部3
内の底壁、3bは底壁3aにかけて傾斜したガラス収納
部3内側壁の傾斜壁、4はガラス収納部3の上部壁に穿
設されたガラス投入口、5はガラス収納部3の長手方向
の側壁(廃棄物分別収納箱1の短手方向の側壁)に形成
されたガラス排出部、6aはガラス収納部3の長手方向
の側壁に形成されたガラス排出部5の開口部、6bは開
口部6aに開閉自在に配設されたガラス排出部5の開閉
扉、7aは開閉扉6bに形成された孔部を有した被係合
部、7bは廃棄物分別収納箱1の長手方向の側壁に配設
され開閉扉6bの開状態時に被係合部7aに係合される
フックを有した扉止め係合部、8は開閉扉6bを掛止す
る掛止部、8aは掛止部8の把手、9はガラス収納部3
の上部壁に形成された窓部、10は区画壁2a,2bで
区画され長手方向がガラス収納部3の長手方向側壁と直
角に位置しガラス収納部3より高さが高く形成された缶
用種別収納部、11は区画壁2a,2bで区画され長手
方向がガラス収納部3の長手方向側壁と直角で缶用種別
収納部10と並列に位置しガラス収納部3より高さが高
く形成されたペットボトル用種別収納部、10a,11
aは各種別収納部10,11内の内側壁と底壁との接合
部に底壁に向けて傾斜して形成された傾斜部、12は缶
用種別収納部10,ペットボトル用種別収納部11のガ
ラス収納部3側の各側壁の上部に形成された筒状の缶
用,ペットボトル用の種別投入口、12aは各種別収納
部10,11内に突出した筒状体からなる種別投入口の
収納誘導部、13は種別投入口12のフランジ状の端面
に突設された接続凸部、14,15は各種別収納部1
0,11の種別投入口12と対向した短手方向の側壁
(廃棄物分別収納箱1の短手方向の側壁)に形成された
缶用,ペットボトル用の種別排出部、16aは種別排出
部14,15の開口部、16bは種別排出部14,15
の開閉扉、17aは開閉扉16bに形成された孔部を有
した被係合部、17bは廃棄物分別収納箱1の長手方向
の側壁に配設され開閉扉16bの開状態時に被係合部1
7aに係合される扉止め係合部、18は開閉扉16bを
掛止する掛止部、18aは掛止部18の把手、19は各
種別収納部10,11の上部壁に形成された空気抜き
部、20aは種別排出部14,15側の上部略中央に配
設された略U字状の吊上げ部、20bはガラス排出部5
側の上部両端に配設されワイヤ等が挿通される挿通孔部
を有した吊上げ部である。
【0051】尚、区画壁2a,2bで廃棄物分別収納箱
1内を区画してガラス収納部3,缶用種別収納部10,
ペットボトル用種別収納部11を形成する代わりに、各
々単体で形成された各収納部を連結して廃棄物分別収納
箱1を構成してもよい。これにより、各収納部毎に分割
できるので、交換が必要な収納部だけを分離することが
でき、処理済物が充填された収納部毎に空の収納部と交
換できる。また、収納誘導部12aは、種別投入口12
から掛止部18側から順に処理済物を収納することがで
きる場合は、形成しなくてもよい。
【0052】図2は実施の形態1における廃棄物分別収
納箱の一部断面側面図であり、図3は実施の形態1にお
ける廃棄物分別収納箱のガラス排出部側側面図であり、
図4は実施の形態1における廃棄物分別収納箱の種別排
出部側側面図である。図中、19aは各種別収納部1
0,11の上部壁に穿設された空気抜き部19の空気抜
き開口部、19bは空気抜き開口部19aに連設された
略L字型の筒状体、19cは筒状体19b内に傾斜して
配設され空気抜き開口部19aから流出した空気を筒状
体19bの上方へ誘導する誘導板、19dは空気抜き開
口部19a及び筒状体19bの上方端部に覆設された網
状体、21はガラス収納部3,各種別収納部10,11
の側壁に形成された窓部、22は廃棄物分別収納箱1の
下面の四隅に配設された車輪、23は廃棄物分別収納箱
1の下面の車輪22より内側に長手方向に配設され両端
部に傾斜面23aを有し車輪22の直径より高さが低く
形成された荷台設置部、24はガラス収納部3側の廃棄
物分別収納箱1の短手方向側面で傾斜壁3bの背面側の
デットスペース3cに形成され後述の廃棄物処理装置部
と脱着自在に連結される嵌合凹部である。ここで、車輪
22としては、実施の形態1では、廃棄物分別収納箱1
の長手方向にだけ廃棄物分別収納箱1を移動することが
できる一方向車輪を用いている。これにより、廃棄物分
別収納箱1をトラック等の車両の荷台等で搬送する際の
揺動等を防止でき、安全性を向上できる。
【0053】次に、実施の形態1における廃棄物分別収
納箱を装備した実施の形態2における廃棄物分別収集装
置について、以下図面を用いて説明する。
【0054】(実施の形態2)図5は実施の形態2にお
ける廃棄物分別収集装置の廃棄物処理装置部の要部断面
平面図である。図中、25は実施の形態2における廃棄
物分別収集装置のハウジング内に設置された廃棄物処理
装置部、26は廃棄物処理装置部25のハウジング、2
6aはハウジング26の投入側壁、26bは投入側壁2
6aと対向したハウジング26の排出側壁、26cはハ
ウジング26の側部や上部の所定部に開閉自在に形成さ
れた点検扉部、27はハウジング26の内周面に配設さ
れた防音材、28はハウジング26の排出側壁26bに
突設され実施の形態1の廃棄物分別収納箱1の嵌合凹部
24に嵌脱自在に嵌合される先細状の嵌合凸部、29a
は嵌合凸部28の外周面にフランジ状に形成され嵌合凹
部24の外周の廃棄物分別収納箱1の側壁に当接する嵌
合止め部、29bは嵌合凸部28の上面に配設され後述
の破砕物吐出部37の排出口37aを保持する円筒状の
保持部、30は投入側壁26a側に配設されたガラス処
理装置のガラス破砕装置、30aはガラス破砕装置30
の側部に配設されたガラス破砕装置30の破砕駆動部、
31はガラス破砕装置30の上部に配設されガラス破砕
装置30に連通したガラス処理装置のガラス投入部、3
2はガラス破砕装置30に接続されガラス破砕装置30
の下方から排出側壁26bにかけて配設されたスクリュ
ーコンベアからなるガラス処理装置の破砕物搬送装置、
32aは破砕物搬送装置32のスクリュー(図示せず)
を回転させる搬送駆動部、33は破砕物搬送装置32の
側部に配設された缶用破砕処理装置、34は缶用破砕処
理装置33と併設して破砕物搬送装置32の側部に配設
されたペットボトル用破砕処理装置、35は各破砕処理
装置33,34の破砕部、36は破砕部35に接続され
吸引口36aが投入側壁26aから突出したダクト状の
吸引部、37は破砕部35に接続され排出口37aが排
出側壁26bから突出した可撓性を有したダクト状の破
砕物吐出部、37bは排出口37aの端面に形成された
フランジ部に穿設された孔部、38は各破砕処理装置3
3,34の破砕駆動部、39は投入側壁26a側に突設
され吸引口36aの下方に位置した供給台、39a,3
9b,39cは複数に区画された供給台39の分別供給
部である。
【0055】次に、実施の形態2における廃棄物処理装
置部のガラス処理装置の動作について、以下図面を用い
て説明する。
【0056】図6は図5のA−A線要部端面断面図であ
る。図中、40はガラス破砕装置30のガラス破砕部、
40a,40bはガラス破砕部40内に回転自在に配設
された一対の櫛歯状の破砕具、41はガラス破砕部40
の下方に漏斗状に形成された破砕物排出部、41aは破
砕物排出部41の下方の破砕物排出口、42はガラス破
砕部40の上方に開口されたガラス供給口、43はガラ
ス供給口42側に傾斜したガラス投入部31の傾斜底
部、44はガラス投入部31の側壁に形成された投入開
口部、45は投入開口部44に開閉自在に配設された蓋
部、45aは蓋部45に配設された把手、45bは蓋部
45の閉塞時に蓋部45が当接する位置に配設された開
閉検知手段、46はガラス破砕装置30の破砕物排出口
41aに連通した破砕物搬送装置32の投入口、47は
破砕物搬送装置32の排出口である。
【0057】尚、実施の形態2では、漏斗状の破砕物排
出部41の壁面の傾斜角度はガラス破砕装置30の設置
面から約45°〜60°に形成している。これにより、
ガラス破砕装置30の高さを高くすることなく、かつ、
ガラス破砕部40で破砕したガラス破砕物を自然に破砕
物排出口41aへ移動させることができる。また、実施
の形態2では、スクリューコンベアからなる破砕物搬送
装置32は、破砕物搬送装置32の設置面から約15°
〜45°の傾斜角度で配設されている。破砕物搬送装置
32の傾斜角度が15°より小さくなるにつれ、所定高
さまでガラス破砕物を搬送する際に、ガラス破砕物の搬
送距離が長くなり該廃棄物処理装置部が大型化する傾向
が有り、また、傾斜角度が45°より大きくなるにつ
れ、ガラス破砕物の搬送時にガラス破砕物が下方へ落下
し易くなり搬送ロスが生じる傾向が有り、いずれも好ま
しくない。更に、実施の形態2では、開閉検知手段45
bとして、磁気近接センサを用い、投入開口部44の蓋
部45の少なくとも開閉検知手段45bと対向する部分
を鉄製等の磁性体で形成している。これにより、蓋部4
5の磁気を検知して蓋部45の開閉を確実に検知できる
とともに、磁気近接センサが耐環境性を有しているた
め、開閉検知手段45bの故障が少なく耐久性を向上で
きる。
【0058】空きビン等のガラス(以下、空きビンとい
う)を破砕処理する場合、ガラス投入部31の蓋部45
の把手45aで蓋部45を開けて投入開口部44からガ
ラス投入部31内に空きビンを投入して蓋部45を閉塞
する。ここで、開閉検知手段45bにより、蓋部45の
閉状態が検知され、ガラス破砕装置30の破砕駆動部3
0a,破砕物搬送装置32の搬送駆動部32aの駆動が
開始される。ガラス投入部31内に投入された空きビン
は、傾斜底部43によりガラス供給口42からガラス破
砕装置30のガラス破砕部40内に供給され、ガラス破
砕部40の破砕具40a,40bにより破砕処理され
る。破砕処理されたガラス破砕物は、破砕物排出部41
を介して破砕物排出口41aから排出され、破砕物搬送
装置32の投入口46を介して破砕物搬送装置32内に
供給される。スクリューコンベアからなる破砕物搬送装
置32内において、ガラス破砕物が破砕物搬送装置32
のスクリューにより搬送されて排出口47から排出され
る。
【0059】尚、実施の形態2では、開閉検知手段45
bを備えているため、蓋部45の開閉状態を開閉検知手
段45bで検知し、蓋部45が開状態の場合は、ガラス
破砕装置30及び破砕物搬送装置32が駆動できないよ
うに制御されている。これにより、空きビン投入時の誤
動作を防止し、安全性を向上できる。また、蓋部45の
閉状態の検知とともに各駆動部30a,32aを自動的
に駆動開始する代わりに、蓋部45を閉塞した後、手動
で各駆動部30a,32aの駆動を開始させてもよい。
また、破砕物搬送装置32はガラス破砕装置30と略同
時に駆動を開始し、駆動の停止はガラス破砕装置30の
駆動停止後、破砕物搬送装置32内のガラス搬送終了見
込み時間経過後に駆動停止をするようにタイマーでセッ
トしてもよく、または、破砕物搬送装置32のみを駆動
することができる搬送駆動スイッチ(図示せず)を備え
てもよい。これにより、ガラス破砕装置30による破砕
処理が終了した後、破砕物搬送装置32のみを駆動させ
て破砕物搬送装置32内に滞留している破砕物を排出さ
せることができる。
【0060】次に、実施の形態2における廃棄物処理装
置部の缶用破砕処理装置の動作について、以下図面を用
いて説明する。尚、ペットボトル用破砕処理装置は、缶
用破砕処理装置と同一なので、説明を省略する。
【0061】図7は図5のB−B線要部端面断面図であ
る。図中、48は破砕部35内に回転自在に配設された
羽根車、49は羽根車48を囲繞する位置に配設された
破砕刃、50は破砕部35の内側壁と破砕刃49との間
に形成され破砕物吐出部37に連通した破砕物誘導部で
ある。
【0062】空き缶を破砕する場合、空き缶を供給台3
9の分別供給部39cに載せる。次いで、破砕駆動部3
8を駆動して缶用破砕処理装置33の駆動を開始する
と、破砕部35の羽根車48が回転を開始し、吸引口3
6aから分別供給部39c上の空き缶が吸引されて吸引
部36を介して破砕部35内に供給される。破砕部35
内に供給された空き缶は、羽根車48を囲繞した破砕刃
49側へ押しつけられて破砕刃49により破砕された
後、破砕物が破砕物誘導部50を介して破砕物吐出部3
7へ排出され、排出口37aから羽根車48の風力によ
り吹き飛ばされて排出される。ここで、実施の形態2に
おける缶用破砕処理装置33で破砕処理された破砕物を
吐出する吐出力(風量)としては、吸引口36aの直径
を200mm,排出口37aの直径を150mmとした
場合で、約10m3 /min〜40m3 /minとして
いる。これにより、破砕物を確実に吸引口36aから吸
引して破砕処理し、排出口37aから吐出させることが
できる。尚、排出口37aは、缶用破砕処理装置33の
未使用時には、保持部29bに外嵌され保持されるの
で、破砕物吐出部37に過度の負担をかけることがな
く、耐久性を向上させる。
【0063】次に、実施の形態1における廃棄物分別収
納箱1を実施の形態2における廃棄物処理装置部25に
連結した廃棄物分別収集装置について、以下図面を用い
て説明する。
【0064】図8は実施の形態2における廃棄物分別収
集装置の要部側面図である。廃棄物分別収納箱1を廃棄
物処理装置部25と連結する場合、廃棄物分別収納箱1
のガラス収納部3側を、廃棄物処理装置部25の排出側
壁26b側へ位置させて、廃棄物処理装置部25の嵌合
凸部28と廃棄物分別収納箱1の嵌合凹部24を嵌合し
て廃棄物分別収納箱1と廃棄物処理装置部25を連結す
る。ここで、嵌合凸部28が嵌合止め部29aを有して
いるため、嵌合凸部28を嵌合凹部24に嵌合した際
に、嵌合止め部29aが嵌合凹部24の外周の廃棄物分
別収納箱1の側壁に当接して、廃棄物処理装置部25に
対する廃棄物分別収納箱1の位置決めがされる。
【0065】廃棄物分別収納箱1と廃棄物処理装置部2
5を連結すると、図8に示すように、破砕物搬送装置3
2の排出口47が、ガラス収納部3のガラス投入口4の
上部に位置する。また、缶用破砕処理装置33,ペット
ボトル用破砕処理装置34の各破砕物吐出部37の排出
口37aは、排出口37aの端面に形成されたフランジ
部に穿設された孔部37bを、缶用種別収納部10,ペ
ットボトル用種別収納部11の各種別投入口12のフラ
ンジ状の端面に突設された接続凸部13に係合すること
により、図8に示すように、各種別収納部10、11と
接続される。
【0066】次に、空きビンや空き缶,ペットボトルの
各破砕処理を行う場合、ガラス破砕装置30,缶用破砕
処理装置33,ペットボトル用破砕処理装置34の前方
の分別供給部39a,39b,39cに種別に処理物を
載せて、各破砕処理装置30,33,34により種別に
破砕処理が行われる。ここで、実施の形態2では、缶用
破砕処理装置33,ガラス破砕装置30,ペットボトル
用破砕処理装置34の内、いずれか1つの装置しか駆動
できないようにしている。これにより、各装置の駆動に
要する総電力量を減少させることができ、特に、廃棄物
処理装置部25をトラック等の車両の荷台等に設置して
移動式にした場合、多くの電力を必要とせず利便性を向
上できる。尚、各装置を同時に駆動できるようにしても
よい。
【0067】空きビンや空き缶,ペットボトルは、ガラ
ス破砕装置30,缶用破砕処理装置33,ペットボトル
用破砕処理装置34により、各々前述した動作で破砕処
理が行われ、各排出口47,37aが接続された各収納
部3,10,11に、破砕物が種別に収納される。ここ
で、各収納部3,10,11内の破砕物の量は、窓部
9,21により外部から確認できる。
【0068】次に、各収納部3,10,11内に破砕物
が充填されると、廃棄物分別収納箱1を廃棄物処理装置
部25から引き離して、各収納部3,10,11内の破
砕物が種別毎に排出される。ガラス収納部3内のガラス
破砕物を排出する場合、ガラス排出部5の開閉扉6bを
開き、開閉扉6bの被係合部7aに扉止め係合部7bを
係合して開閉扉6bを開状態にする。次いで、クレーン
のフック等を吊上げ部20aに係合して種別排出部1
4,15側を吊り上げて開口部6aからガラス収納部3
内のガラス破砕物を排出する。また、缶用種別収納部1
0内の缶破砕物を排出する場合、ガラス破砕物の排出時
と同様に、開閉扉16bを開状態にした後、吊上げ部2
0bの挿通孔部にワイヤ等を挿通してワイヤ等をクレー
ンのフック等で吊り上げて廃棄物分別収納箱1の開口部
16a側を下方に傾斜させて開口部16aから缶破砕物
を排出する。尚、ペットボトル用種別収納部11内の破
砕物を排出する場合、缶破砕物と同様に種別排出部15
の開口部16aから排出される。
【0069】以上のように実施の形態1における廃棄物
分別収納箱及びそれを装備した実施の形態2における廃
棄物分別収集装置は構成されているので、以下の作用を
有する。
【0070】(1)廃棄物処理装置部と廃棄物分別収納
箱が脱着自在に連結されているので、廃棄物分別収納箱
に駆動部等を有さず構造が簡単で、廃棄物分別収納箱の
生産性やメンテナンス性に優れる。 (2)廃棄物処理装置部で空きビン等のガラスや空き
缶,ペットボトル等を種別に破砕処理することができる
とともに、破砕物を種別に廃棄物分別収納箱に収納する
ことができ、簡単な構造で空きビンや空き缶、ペットボ
トル等を嵩張らせることなく分別収集でき、また、破砕
して収集するので嵩張らず、多量の缶等を一度に収集で
き収集作業の作業性を向上できる。 (3)ガラス収納部が該廃棄物分別収納箱の短手方向を
長手方向にした直方体状に形成されているとともに、缶
用種別収納部とペットボトル用種別収納部が、長手方向
をガラス収納部の長手方向と直角に位置しているため、
各収納部間にデットスペースが生じず該廃棄物分別収納
箱をコンパクト化できる。 (4)ガラス収納部内に傾斜壁を有しているため、ガラ
ス収納部内に投入されたガラス破砕物を自然にガラス排
出部側に集めることができる。 (5)各種別収納部の内周壁と底壁との接合部に傾斜部
を有しているため、排出時に少ない持ち上げ角度で各々
を排出でき、各種別収納部の隅部に破砕物が滞留するの
を防止できる。 (6)各開閉扉に被係合部を有し、開閉扉の開状態時に
被係合部に係合される扉止め部を有しているので、各収
納部内の破砕物の排出時に開閉扉が閉塞されるのを防止
でき、確実かつ安全に破砕物を各収納部から排出でき
る。 (7)各収納部の上部壁や側壁に形成された窓部を有し
ているので、各収納部内を外部から見ることができ、各
収納部内に収納された破砕物の量を確認でき、該廃棄物
分別収納箱の交換の要否が容易に確認できる。 (8)各種別収納部の種別投入口が、各種別収納部内に
突出した収納誘導部を有しているので、各破砕処理装置
から吹き飛ばされて排出された破砕物が種別投入口の下
方に落下するのを防止し、各種別投入口から離れた各種
別排出部側(奥側)から順に収納することができ、該種
別収納部への収納効率を上げることができる。 (9)各種別収納部の種別投入口が、ガラス収納部側の
短手方向側壁に形成されているため、各破砕処理装置で
破砕され吹き飛ばして排出された破砕物が各種別収納部
の種別投入口に対向した側壁に強く衝突するのを防止で
きる。 (10)廃棄物処理装置部と廃棄物分別収納箱が嵌合凸
部と嵌合凹部で嵌脱自在に連結されているので、廃棄物
処理装置部と廃棄物分別収納箱を容易に脱着でき、特
に、廃棄物処理装置部だけをビルの地下等に設置し、廃
棄物分別収納箱だけをトラック等の車両で搬送,交換す
ることもできる。 (11)廃棄物分別収納箱の下面に長手方向に配設され
た荷台設置部を有しているので、廃棄物分別収納箱をク
レーン等で吊り上げてトラック等の車両の荷台等に安定
して設置することができ、廃棄物分別収納箱の搬送時の
安全性を向上できる。 (12)ガラス処理装置により、空きビン等のガラスを
投入,破砕,搬送してガラス収納部にガラス破砕物を収
納することができるとともに、特に、破砕物搬送装置に
スクリューコンベアを用いているため、ガラス破砕装置
で破砕されたガラス破砕物の粒径をスクリューコンベア
のスクリューによる搬送時に更に小さくすることができ
る。 (13)ガラス破砕装置の破砕駆動部がガラス破砕装置
の側部に配設されているので、ガラス投入部の投入開口
部の位置が高くなるのを防止でき投入作業性を向上でき
るとともに、各破砕処理装置が破砕物搬送装置の両側部
に配設されているため、該廃棄物処理装置部のコンパク
ト化を図ることができる。 (14)廃棄物分別収納箱のガラス収納部側が廃棄物処
理装置部の排出側壁側に位置しているため、ガラス破砕
物の搬送距離を短くすることができ、破砕物搬送装置の
小型化を図ることができるとともに、該廃棄物分別収集
装置のコンパクト化を図ることができる。 (15)缶やペットボトルの各破砕処理装置の破砕部
が、羽根車を有しているので、羽根車の遠心力により、
缶やペットボトルの処理物を吸引して破砕部で破砕し、
破砕物を吹き飛ばして排出することができ、破砕物の排
出に他の搬送装置を要さず、廃棄物処理装置部のコンパ
クト化を図ることができる。 (16)各種別収納箱が空気抜き部を有しているため、
缶やペットボトル用の各破砕処理装置で破砕した破砕物
を吹き飛ばして各種別収納箱に収納することができる。 (17)空気抜き部に網状体を有しているため、空気抜
き部から粉塵が排出されるのを防止でき、また、空気抜
き部を該種別収納部の奥側に形成した場合は、破砕物が
空気に同伴されるので、該種別収納部の奥から順に破砕
物を収納することができる。 (18)廃棄物処理装置部の投入側壁側に複数に区画さ
れた分別供給部を有した供給台を配設しているため、空
きビン等のガラスや空き缶,ペットボトル等を種別に分
別供給部に載せて各破砕装置に供給することができ、分
別作業性を向上できる。 (19)廃棄物処理装置部のハウジングに防音材を配設
しているので、廃棄物処理装置部内に配設された各破砕
装置の騒音を抑えることができ、使用性を向上できる。 (20)廃棄物処理装置部のハウジングに点検扉部を有
しているので、廃棄物処理装置部内に配設された各破砕
装置のメンテナンス性を向上できる。 (21)廃棄物分別収納箱に形成され廃棄物処理装置部
の嵌合凸部と連結される嵌合凹部が、ガラス収納部側の
廃棄物分別収納箱の短手方向側面で、ガラス収納部の傾
斜壁の外側に形成されたデットスペースに形成されてい
るため、デットスペースを有効に利用して嵌合凹部を形
成でき、廃棄物分別収納箱の小型化を図ることできる。
【0071】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おける廃棄物分別収納箱について、以下図面を用いて説
明する。図9は実施の形態3における廃棄物分別収納箱
の要部断面平面図である。尚、実施の形態1と同様のも
のには同一の符号を付して説明を省略する。図中、60
は実施の形態3における廃棄物分別収納箱、61は区画
壁2aで区画され廃棄物分別収納箱60の短手方向を長
手方向としたガラス収納部、62はガラス収納部61内
の短手方向に配設されガラス収納部61を区画した仕切
壁、63a,63bは仕切壁62で区画された収納室、
64a,64bは各収納室63a,63bの上部壁に形
成されたガラス投入口、65a,65bは各収納室63
a,63bの廃棄物分別収納箱60の短手方向の側壁に
形成されたガラス排出部、66a,66bは各収納室6
3a,63bの上部壁に形成された窓部である。
【0072】以上のように構成された実施の形態3にお
ける廃棄物分別収納箱60は、実施の形態1と同様に廃
棄物処理装置部と接続される。尚、ガラス処理装置とし
ては、廃棄物処理装置部に複数のガラス処理装置を配設
して各収納室63a,63bと各々接続してもよく、ま
た、1台のガラス処理装置を色ガラスと無色ガラス,ガ
ラスと陶器等のように、ガラス等の種類別等に応じて各
収納室63a,63bのいずれかに接続を切り換えて使
用してもよい。尚、実施の形態3における空きビン等の
ガラスや空き缶,ペットボトル等の処理物の処理動作
は、実施の形態1と略同様なので、説明を省略する。
【0073】以上のように実施の形態3における廃棄物
分別収納箱は構成されているので、実施の形態1,実施
の形態2の作用に加えて、ガラス収納部内が複数の収納
室に区画されているため、ガラスの色等の種類別に処理
したガラス処理済物を種別に各収納室に収納することが
でき、ガラス処理済物を更に細かく分別することができ
るという作用を有する。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明における廃棄物分別
収納箱及びそれを装備した分別収納装置によれば、以下
の優れた効果を実現できる。
【0075】請求項1に記載の発明によれば、 (1)ガラス収納部が廃棄物処理装置部側に位置するた
め、ガラス処理装置とガラス収納部の距離を短くできる
とともに、比重の重いガラス処理済物が収納されるガラ
ス収納部が廃棄物処理装置部側に位置するので、ガラス
処理装置での処理後、ガラス処理済物の搬送に要する搬
送装置を小型化することができ、該廃棄物分別収納箱の
コンパクト化を図ることができるとともに、該廃棄物分
別収納箱を既存のトラック等の車両の荷台等に搭載して
種々の場所へ移動させることもでき使用性に優れる。 (2)比重の軽い缶やペットボトル等の処理済物が収納
される種別収納部が、比重の重いガラス処理済物が収納
されるガラス収納部を介して廃棄物処理装置部と接続さ
れるため、特に、比重の軽い処理済物を風力等で吹き飛
ばして種別収納部へ搬送する場合、ガラス処理済物の搬
送,缶やペットボトルの処理済物の搬送、のいずれの搬
送装置も簡単な構造で小型化を図ることができる。 (3)該廃棄物分別収納箱が、廃棄物処理装置部と完全
に分かれているため、該廃棄物分別収納箱に駆動部等を
要さず簡単な構造で各収納部を形成でき生産性やメンテ
ナンス性に優れる。 (4)該廃棄物分別収納箱が複数の各収納部を有してい
るため、種別に分別して収納することができるととも
に、各収納部が各々排出部を有しているため、各収納部
毎に種別に処理済物を排出することができる。
【0076】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、 (5)ガラス収納部が2以上の収納室を備えた場合、各
収納室に色等の種類別にガラス処理済物を各々収納する
ことができ、複数種類のガラス処理済物を混在させるこ
となく分別して収納することができ、更に細かくガラス
処理済物を種別に分別できる。 (6)種別収納部に空気抜き部を形成した場合、種別収
納部内の空気を抜くことができるため、各処理装置で破
砕や圧縮、分別等の処理が行われた缶やペットボトル等
の処理済物を風力等で吹き飛ばして種別収納部へ搬送す
ることができる。
【0077】請求項3に記載の発明によれば、 (7)ガラス投入部に投入された空きビン等のガラスを
ガラス破砕装置で破砕することができ、また、破砕処理
されたガラス破砕物を破砕物搬送装置でガラス収納部へ
搬送することができ、空きビン等のガラスを破砕してガ
ラス収納部に収納でき、ガラス収納部内でガラス処理済
物が嵩張るのを防止でき、多量の空きビン等のガラスを
一度に収集,収納でき、ガラスの収集作業やガラス処理
済物の収納率に優れる。 (8)ガラス破砕装置の破砕物排出部が略漏斗状に形成
されているので、ガラス破砕部で破砕処理されたガラス
破砕物が破砕物排出部で滞留するのを防止でき、スムー
ズにガラス破砕物を破砕物搬送装置に供給できる。 (9)ガラス投入部が、側壁に形成された投入開口部と
傾斜底部を有し、ガラス破砕装置のガラス供給口に連通
しているため、投入開口部から空きビン等を投入するだ
けでガラス破砕装置へ空きビン等を供給することがで
き、ガラス投入部に駆動部等を有さず、簡単な構造で空
きビン等のガラス投入作業ができ、作業性に優れる。
【0078】請求項4に記載の発明によれば、 (10)缶やペットボトル等の処理物を吸引部で吸引し
て破砕部に供給することができ、破砕部への処理物の供
給が容易にでき、処理物の供給作業性に優れる。 (11)破砕部で破砕された破砕物を破砕物吐出部から
吐出させて種別投入口から種別収納部内へ吹き飛ばして
排出することができ、破砕物の搬送に複雑な搬送装置を
要さず、容易に破砕物を種別収納部へ搬送・収納でき
る。 (12)破砕物吐出部が種別収納部の短手方向側壁に形
成された種別投入口に接続されているので、種別収納部
内に吹き飛ばして排出された破砕物が種別投入口と対向
する側壁に強く衝突するのを防止でき、破砕物の跳ね返
りや種別収納部の内壁の損傷を防止できる。
【0079】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
乃至4に記載の効果に加えて、 (13)ガラス処理装置で空きビン等のガラスを破砕処
理してガラス破砕物をガラス収納部に収納することがで
きるとともに、缶やペットボトル等を各々破砕処理装置
で破砕処理して種別に破砕物を種別収納部に収納するこ
とができ、種別に破砕処理及び分別収納処理ができる。 (14)廃棄物分別収納箱が廃棄物処理装置部に脱着自
在に連結されているので、廃棄物分別収納箱内に破砕物
が充填された際に廃棄物分別収納箱を廃棄物処理装置部
から取り外して容易に排出できるとともに、廃棄物分別
収納箱の交換が容易にできる。 (15)廃棄物分別収納箱と廃棄物処理装置部が脱着自
在に連結されているので、廃棄物処理装置部をビルの地
下等に設置し、廃棄物分別収納箱をトラック等の車両で
搬送して廃棄物処理装置部に連結して使用することもで
き、また、廃棄物処理装置部と廃棄物分別収納箱とを各
々トラック等の車両の荷台に設置して移動式の廃棄物分
別収集装置として使用することもでき、使用性に優れ
る。 (16)破砕物吐出部が破砕物搬送装置の排出口と同一
方向に位置しているため、破砕処理装置への缶やペット
ボトル等の処理物の投入と、ガラス投入部への空きビン
等のガラスの処理物の投入が同一方向からでき、作業性
に優れる。 (17)破砕物処理装置が、ガラス処理装置の破砕物搬
送装置の側部に配設されているため、廃棄物処理装置部
内に大きなデットスペースができるのを防止でき、廃棄
物処理装置部のコンパクト化を図ることができるととも
に、既存のトラック等の車両の荷台等に搭載して種々の
場所へ移動して使用することができ使用性に優れる。 (18)ガラス処理装置の側部に駆動部を配設している
ため、ガラス処理装置の高さが高くなるのを防止でき、
コンパクト化を図ることができるとともに、ガラス処理
装置のガラス投入部の位置が高くなるのを防止でき、空
きビン等のガラス処理物の投入作業性に優れる。 (19)廃棄物分別収納箱が、ガラス収納部側を廃棄物
処理装置部側に位置して連結されるため、ガラス破砕物
の搬送距離を短くすることができ、破砕物搬送装置のコ
ンパクト化を図ることができる。
【0080】請求項6に記載の発明によれば、請求項3
又は5の効果に加えて、 (20)破砕物搬送装置がスクリューコンベアからなる
ため、ガラス破砕装置で破砕されたガラス破砕物の搬送
中に、更に、スクリューコンベアで破砕物の粒径を小さ
くすることができる。 (21)低い高さでかつ、短距離でガラス破砕物を搬送
することができ、破砕物搬送装置の小型化を図ることが
できるとともに、廃棄物処理装置部の小型化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における廃棄物分別収納箱の一部
断面平面図
【図2】実施の形態1における廃棄物分別収納箱の一部
断面側面図
【図3】実施の形態1における廃棄物分別収納箱のガラ
ス排出部側側面図
【図4】実施の形態1における廃棄物分別収納箱の種別
排出部側側面図
【図5】実施の形態2における廃棄物分別収集装置の廃
棄物処理装置部の要部断面平面図
【図6】図5のA−A線要部端面断面図
【図7】図5のB−B線要部端面断面図
【図8】実施の形態2における廃棄物分別収集装置の要
部側面図
【図9】実施の形態3における廃棄物分別収納箱の要部
断面平面図
【符号の説明】
1,60 廃棄物分別収納箱 2a,2b 区画壁 3,61 ガラス収納部 3a 底壁 3b 傾斜壁 3c デットスペース 4,64a,64b ガラス投入口 5,65a,65b ガラス排出部 6a,16a 開口部 6b,16b 開閉扉 7a,17a 被係合部 7b,17b 扉止め係合部 8,18 掛止部 8a,18b 把手 9,21,66a,66b 窓部 10 缶用種別収納部 11 ペットボトル用種別収納部 10a,11a 傾斜部 12 種別投入口 12a 収納誘導部 13 接続凸部 14,15 種別排出部 19 空気抜き部 19a 空気抜き開口部 19b 筒状体 19c 誘導板 19d 網状体 20a,20b 吊上げ部 22 車輪 23 荷台設置部 23a 傾斜面 24 嵌合凹部 25 廃棄物処理装置部 26 ハウジング 26a 投入側壁 26b 排出側壁 26c 点検扉部 27 防音材 28 嵌合凸部 29a 嵌合止め部 29b 保持部 30 ガラス破砕装置 30a 破砕駆動部 31 ガラス投入部 32 破砕物搬送装置 32a 搬送駆動部 33 缶用破砕処理装置 34 ペットボトル用破砕処理装置 35 破砕部 36 吸引部 37 破砕物吐出部 37b 孔部 38 破砕駆動部 39 供給台 39a,39b,39c 分別供給部 40 ガラス破砕部 40a,40b 破砕具 41 破砕物排出部 41a 破砕物排出口 42 ガラス供給口 43 傾斜底部 44 投入開口部 45 蓋部 45a 把手 45b 開閉検知手段 46 投入口 47 排出口 48 羽根車 49 破砕刃 50 破砕物誘導部 62 仕切壁 63a,63b 収納室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E023 AA13 AA19 DA07 MA05 MB03 4D004 AA10 AA18 AA27 CA03 CA04 CA08 CB03 CB13 CB15 CB42 CB43 CB45

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス処理装置,缶処理装置,ペットボ
    トル類処理装置の内いずれか1以上を有した廃棄物処理
    装置部に脱着自在に連結される廃棄物分別収納箱であっ
    て、 前記廃棄物処理装置部側に位置するガラス収納部と、前
    記ガラス収納部の上部壁又は側壁に形成され前記ガラス
    処理装置の排出口が脱着自在に接続されるガラス投入口
    と、前記ガラス収納部の側壁又は底壁に形成されたガラ
    ス排出部と、長手方向が前記ガラス収納部の側壁と略直
    角に位置した1以上の種別収納部と、前記種別収納部の
    短手方向側の側壁又は上部壁に形成され前記缶処理装置
    又は前記ペットボトル類処理装置の排出口が脱着自在に
    接続される種別投入口と、前記種別収納部の側壁又は底
    壁に形成された種別排出部と、を備えていることを特徴
    とする廃棄物分別収納箱。
  2. 【請求項2】 前記ガラス収納部が、1以上の仕切壁で
    区画された2以上の収納室と、各前記収納室に各々形成
    された前記ガラス投入口及び前記ガラス排出部と、を有
    し、及び/又は、前記種別収納部の上部壁及び/又は側
    壁に形成された空気抜き部、を備えていることを特徴と
    する請求項1に記載の廃棄物分別収納箱。
  3. 【請求項3】 a.請求項1又は2に記載の廃棄物分別
    収納箱と、 b.ガラス破砕部と、前記ガラス破砕部の下方に略漏斗
    状に形成された破砕物排出部と、前記ガラス破砕部の上
    方に形成されたガラス供給口と、を有したガラス破砕装
    置と、 c.前記ガラス供給口側に傾斜した傾斜底部と、側壁に
    形成された投入開口部と、前記投入開口部に開閉自在に
    配設された蓋部と、を有し、前記ガラス破砕装置の上方
    に配設され前記ガラス供給口に連通したガラス投入部
    と、 d.投入口側が前記ガラス破砕装置の前記破砕物排出部
    に連通し、排出口側が前記廃棄物分別収納箱のガラス収
    納部のガラス投入口に脱着自在に接続される破砕物搬送
    装置と、 を備えていることを特徴とする廃棄物分別収納箱を装備
    した廃棄物分別収集装置。
  4. 【請求項4】 a.請求項1又は2に記載の廃棄物分別
    収納箱と、 b.破砕部と、前記破砕部に連通した吸引部と、一端が
    前記破砕部に連通し他端が前記種別収納部の短手方向側
    の側壁又は上部壁に形成された種別投入口に脱着自在に
    接続される破砕物吐出部と、を有した1以上の破砕処理
    装置と、 を備えていることを特徴とする廃棄物分別収納箱を装備
    した廃棄物分別収集装置。
  5. 【請求項5】 a.請求項3に記載のガラス破砕装置,
    ガラス投入部,破砕物搬送装置を有したガラス処理装置
    と、前記ガラス処理装置の側部に配設された駆動部と、
    前記破砕物搬送装置の側部に配設された請求項4に記載
    の1以上の破砕処理装置と、を有した廃棄物処理装置部
    と、 b.請求項1又は2に記載の廃棄物分別収納箱と、 を備え、前記破砕物搬送装置の排出口と前記破砕処理装
    置の破砕物吐出部が同一方向に位置し、前記廃棄物分別
    収納箱がガラス収納部側を前記廃棄物処理装置部側に位
    置して前記廃棄物処理装置部に脱着自在に連結されるこ
    とを特徴とする廃棄物分別収納箱を装備した廃棄物分別
    収集装置。
  6. 【請求項6】 前記破砕物搬送装置が、スクリューコン
    ベアからなることを特徴とする請求項3又は5に記載の
    廃棄物分別収納箱を装備した廃棄物分別収集装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002332103A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Toyo Syst Plant:Kk 廃棄物分別収集車
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CN111703762A (zh) * 2020-06-19 2020-09-25 齐齐哈尔大学 一种智能多功用自动分类垃圾箱
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CN114987974A (zh) * 2022-05-30 2022-09-02 河北省胸科医院 一种医疗废弃物回收装置

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